■たわごとですかーっ!!■



▼【年賀状を書く】 04/12/23

ついに師走である。と言うか、師走もいいところである。
となれば、この時期、年賀状だろう。
いったいいつ頃から始まった風習か知らないが、日本人は年賀状を書く人種である。暑中見舞いは書かないが、年賀状は書く、と言う人は多い。
その年賀状も人それぞれである。
一枚一枚手書きで書く人もいれば、はんこを押して終わりと言う人もいるだろう。
そんな中、一時期大ブレークした年賀状はこれだ。
「芋版」
いったいいつの話だ。
大ブレークしたと言えば、やはり「ぷりんとごっこ」なのではないか。
パソコンが普及する以前は、年賀状の代表と言えば、「ぷりんとごっこ」だったのである。
「ごっこ」とは言え、それはちょっとバカにできないほど優れた「ごっこ」である。印刷とは言え、手書きの良さを残した味わいがあるのだ。
しかし、パソコンがすっかり一般化したいま、ぷりんとごっこの出番は激減した。
それでもやはりパソコンは苦手と言う人はまだかなり存在し、更に手書きも苦手だと言う向きには、テプラーと言う選択肢もあるだろう。
シールに名前とか文字を印刷してくれる機械だが、見たことないぞ、テプラーの年賀状。
それとよく似たものに新聞紙の切り文字と言う手もあるだろうが、なんだか危なくないか、それ。

そしてまた、年賀状の紙質にこだわる人もいる。
和紙の年賀状などは、なかなか趣があるのだが、一歩間違えて藁半紙などはどうだろう。藁半紙の年賀状は、なかなかこれも味があるかも知れないが、何かしら、わびしさが漂うし、そもそも配達されて原型が留めているのかも分からない。
なにしろ、よれよれの年賀状は、気分的に優れないし、さっぱりめでたさを感じないのだ。
藁半紙の取り扱いには注意が必要だろう。

この様に印刷による年賀状は確かに簡単でいいのだが何か味気ない。しかし、一言手書きのコメントを入れるだけで、ぐっと親近感が増すのではないか。
ただ、コメントも何を書いたらいいのか分からないような間柄なら、次の様な当たり障りのない一言を添えることになる。
「風邪など引かぬように」
「お餅を食べ過ぎるな」
「一日一膳」
「けつは痒いうちにかけ」
ほんとに意味のない一言ばかりだ。

年賀状一つ取っても種々様々だと言うことがわかるが、そんなことよりもまず、そんなバカなことを考えてる暇があったら、たまには期日通り出したらどうだ、と、己に問いつめたい気分でいっぱいなのだった。

byクムラ〜


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