■たわごとですかーっ!!■



▼【過熱する四股名】 04/07/19

大相撲には四股名(しこな)という習わしが存在し、それは先代から受け継がれるものもあれば、まったくオリジナルのものまであり、力士は四股名をもらうことによって、相撲取りとしての自覚と喜びを得るのである。
だがしかし、序の口や序二段くらいのペーペーの力士に至っては、なかなかそうはいかない。彼らの四股名は得てしてこのようなものである。
「山田」「横山」
少々無理をすれば、「さんでん」とか「おうざん」とか読めないこともないが、一般的には、「やまださん」と「よこやまさん」である。
思わず、「さん」付けで呼んでしまうあたり、四股名と言うか、はっきり言わせて貰えば、本名だよ、それ。
下位の力士にはこのように四股名のない力士も多く、四股名をもらって初めて一人前と言えるのではないか。

そしていま、四股名は実にバラエティにとんでいる。
それは、外人力士の台頭にも原因があると考えられ、出身地にちなんだ四股名もまた数多く見受けらる。
たとえば、グルジア出身の黒海。グルジアに黒海と言う海があるに違いないのだろう。琴欧州などは、まさにヨーロッパ出身なのだろうし、把瑠都(ばると)などは近所にバルト海があったのだろうが、少々やり過ぎの感は否めない。
確かに分かりやすいに違いないが、なんでもかんでも出身地を無理矢理四股名に納めるのは如何なものか。

その点、これなんかはどうだ。
「阿夢露」
いきなりきたか。
字だけ見れば、なにやら重厚感のある厳かな雰囲気さえも漂わせるが、ひとたび口に出せば、そのイメージは風の藻屑と消え去る。
だって、アムロだよ、アムロ。
フンドシ締めて、「アムロ、行きま〜す」はないじゃないか。
当て字にするにもほどがある。

だったら暴走族出身の力士であれば、「琴 夜露死苦(ことよろしく)」と付けるべきなのだろうし、ネオン街出身ならば、「琴 来夢来人(ことらいむらいと)」と付けるべきなのではないか。
そうとなれば、更にオリジナリティは加速し、留まるところを知らない。
ちょっと行司を困らせてみようと、付けた四股名はこうだ。
「琴 生麦生米生卵」
念のため言っておくが、「こと なまむぎなまごめなまたまご」である。
他にも、
「琴 バスガス爆発」
念のため言っておくが、「こと ばすがすばくはつ」である。

行司は軍配を上げ、その力士に勝ち名乗りをあげる。
「ことぉ ばす… が…がす ばが… すす…」
誰だ、こんな四股名付けたやつは。
見れば、行司は半べそである。

そもそも、なぜみんな「琴」なんだ。
「琴」と言えば佐渡嶽部屋だが、そんなことは気にしないでください。

もしもこのオレが相撲取りだったとしたら、さしずめこんな四股名だろう。
「琴クムラ〜」
やっぱりカタカナかよ。しかもなんだその後ろの、うね、ってやつは。
だったら、かつて千代の富士ファンだったオレとしては、「千代のクム」ってのはどうだ。
威張ることないけど。

とにかく、四股名は度が過ぎてはいけない。

byクムラ〜


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