■たわごとですかーっ!!■



▼【そこに新聞がある】 04/05/11

新聞である。
それはごく身近に存在する代表であり、まさに読んで字のごとし、「新しく聞く」である。
もしかして、ラジオじゃないのか、それ。
だがしかし、それはまさに新聞である。

通常、新聞は読む物である分けだが、他の活用法について考えたことはあるだろうか。
昔で言えば、弁当箱を包んだり、トイレットペーパーにしたりと有効に活用したものだが、鼻紙代わりにと、つい新聞紙など使ってしまうと、鼻の頭を黒くしたまま学校に行ったりなんかして、とたんに人気者になったりもしたものだ。
なにしろ、新聞はそれほど日常的なものであり、だからゆえ、それは色々なものに活用される。ちょっとした小道具などにも使われるだろう。

例えば、刑事の張り込みである。たいていの場合、犯人を張り込む刑事が持っているものは、新聞である。新聞を読む振りをしながら、犯人の動向を伺う。
だが、例えばそれが新聞ではなくチラシだったとしよう。チラシの穴から犯人を覗く刑事は誰がどう見てもちょっとどうかしており、犯人よりも怪しいのである。

そしてまた、最近見かけなくなったものに、新聞紙で作った兜があるのではないか。
「やっぱり夏は、兜だよなあ」などと言いつつ、子供達は新聞紙で作った兜を被る。
そんな子供はいまいない。なんとも寂しい限りである。
それならば復活させようと自ら被ろうと試みるが、何かがオレを引き止める。
新聞紙の兜を被る。
そんなオレを見て、皆はこう言うに違いない。
「よほどの事情があるんだろう」

目に見えない妨害。
それが、現代における新聞兜の障壁なのだ。

byクムラ〜


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