■武蔵を語る■


【第2回 お前を守る!】

ここで一気にストーリーは急展開を見せる。まだ2回目だけど。
又八のトホホ振りがおもっきり発揮される。その優柔不断さは見ていてもいらいらするのだ。
結局、お甲にたぶらかされ、お通を捨てることになる又八。しかし、後悔の念はゆく先々で頭をよぎる。
その又八のせいで武蔵とお通は又八のお袋、お杉婆に有らぬ誤解を受け、村を追い立てられる。二人の運命の逃避行の始まりである。
それにしても、お杉婆役の中村玉緒だ。その憎たらしさといい、気の強さといい、ちょっとはまりすぎだよ、あんた。
この回の展開は原作に比べ、非常に早い。武蔵が山へ逃げ込んで沢庵とお通の前に姿を現すまでにかなりの期間があったはずだし、その後武蔵は沢庵により千年杉に吊されるのだが、実際お通が助けるまでにもかなりの日数を要したはずだ。それがものの数十分である。ドラマだからね。
ま、確かにこんな場面でもたもたしていては、ストーリー展開的にも退屈になってしまうのだろう。
お通がこっそりと吊された武蔵を逃がす場面。
沢庵が慌てて呆然とするお通に掛け寄る。そして沢庵はお通に向かいこう言ったのだ。
「なぜ行かなかったんだ、武蔵と…」
これには笑ったなあ。


<沢庵和尚>
沢庵和尚はあのたくあん漬けの由来となったたくあんである。元々は臨済宗の禅僧なのだが、かなり武家らにも顔が利くほどの実力者だったらしい。
実際、武蔵と接点があったかどうかは不明らしいのだが、同年代にいた人物だったことに間違いはないようだ。

byクムラ〜



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