■たわごとですかーっ!!■



▼02/01/05【正月気分】

「正月気分」
この時期人々はこのことで散々苦労する。
そう、正月気分を抜くことである。
「そろそろ正月気分も抜かなきゃなあ」
どこからともなくそんな声が方々から聞こえるが、そう簡単に抜けないの が正月気分なのである。
素人がダイコンを抜こうたって、なかなか抜けないだろう。
それと一緒だと思ってはいけない・・・誰も思っちゃいないよ。
正月、それは確かにめでたい。しかしそれ以上に人間を堕落させる悪魔的な力も持っているのである。
それでも人々は正月気分を抜くために様々な努力をする。
しかし、それはちょっと違うんじゃないか?と常々オレは思うのである。
では、正月気分を抜くために人々はどうすればいいと言うのか。
まず言えることは、どんなにそんな気分になったとしても、またその日が絶好の日よりであったとしても、ましてや、あちらこちらから誘いの声が掛かったとしても、けっして、
「タコを上げてはならない」
油断するとついタコを上げてしまうのも分からないでもない。しかし、タコを上げたら最後、一気に正月気分に逆戻りだ。
明日から仕事始め、気分も一新して頑張ろう、という時に、ついふらふらとタコに手が伸び、気が付いたら上げている。
せっかく覚め掛けてた正月気分もこれでは台無しである。このままでは、禁ダコ運動が始まってもおかしくないだろう。そうなったら手遅れである。なにしろここが意志の強さの見せ所なのではないか。
また中にはこう言う人もいるだろう。
「コマはどうだ」と。
心を鬼にして言おう。
もってのほかだ。
タコに比べ、コマのそのお手軽さは、なおいっそうの危険をはらんでいるの ではないか。なにしろコマはお盆ほどのスペースさえあればいいのだ。 そのお手軽さは脅威的とさえ言えよう。
ほっとけばコマ中毒にならないとも限らない。禁ゴマドロップなんか発売されたらそれこそ、ジャパネット○田の思う壷じゃないか。

一番問題なのは、そんな正月気分を最近見たことも聞いたことないことだ。

さらにも増して問題なのは、そんなことを問題提議するオレだと言うことは、ここだけの話にしてもらいたい。


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