◆腕立て日記◆

千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を錬とする。

体力維持か、単なる意地か、長年続けている腕立て伏せ。
ややもすると怠け気味になってくる今日この頃。
自分自身への叱咤も含め、ここに記す。

|めっせ〜じ| 

/31:有り難みを感じる /30:逼迫感などあるわけがない /29:ぴったりな特技を見た /28:ワイパーは直ったか /27:愛車のために最善を尽くす /26:今日が眠いわけ /25:オヤジが二人の最悪の事態 /24:ひとり加わる /23:ドローン発進 /22:とんだ勘違いに呆れる /21:持ち腐れを避ける /20:長年探した部品がついに見つかる /19:包帯のわけ /18:どうなってるんだ /17:全開を見た /16:バナナを食べる暇もない /15:平常な日々へ向けて /14:スカイラインの聖地へ /13:愛車は万全に /12:弱肉強食のメダカ /11:弟帰省の状況を聞く /10:そろそろ来ると思っていたトラブル /9:目的地は競馬場 /8:勧めても拒否をする /7:肩胛骨の上から二分目を刺される /6:一周忌での再会 /5:北の大地へ送り出す /4:秘訣はハードルを低くすること /3:こだわりの時代遅れ /2:夏休みの計画は /1:さらに増え続けている/

<2022年 8月>

     ◆腕立伏◆スクワ◆背筋◆腹筋

31(水) 

〔有り難みを感じる〕

▼午前、客先と会議、午後も社内、そして客先と会議と、なかなか忙しく充実した暑い一日だったので、あっと言う間に今日と言う日が過ぎ去った。
そして8月も終わりだ。

▼注文していたスカイラインのパーツが届いた。
ワイパー下に装着するカウルトップカバーだ。
先日、ワイパーモーターを交換した時に劣化が判明したのである。
つくづく思うのだ。
ネットの有り難さを。
だってそうだろう。
ネットがなければこんなにも簡単にパーツを手に入れることは不可能だろう。
しかも、すでに絶版されていてもおかしくないモノばかりだ。
良かったよほんと、この時代に生まれて。
さあ、明日にでもディーラーに電話しようじゃないか。
取り付けはとことん他力本願なのである。

7954th


30(火) 150 100

〔逼迫感などあるわけがない〕

▼急に涼しくなった。
夏の終わりのハーモニーを感じるのである。
せっかくそんな風流な思いを抱いていたと言うのに、F氏はパンツのゴムが切れたと言って騒いでいる。
いったいどんなパンツを履いてるんだよ。
今どき、パンツのゴムが切れるなどと言う非常事態は聞いたことがないのである。
仕事の方は次第に大変なことになってきたが、F氏のお陰でまったくもって逼迫感など微塵もないのである。
朝の天気予報では雨が降るなんてこれっぽっちも言ってなかったが、帰りはしっかり雨模様でさらに高速は渋滞。
台風が来ないだけまだいい。
沖縄は大変そうだ。
被害がないことを祈る。

7953th


29(月) 

〔ぴったりな特技を見た〕

▼TOEIC 900点男、新入社員Tが昼休みにせっせと iPad で何かをやっている。
覗いて見ると、絵を描いていた。
それがなかなかうまいのだ。
どんな絵かと言えば、女の子の絵だ。
女の子と言っても主題はそこにあるのではなく、じゃあ何なんだと聞けば、ファッションだと言う。
そこには、様々な模様で色とりどりの服を纏った女の子が描かれていた。
とどのつまり、ファッションをデザインするのが好きなのだと言う。
もうすでに何百と言う作品がインプットされているらしい。
英語の他にそんな特技があったとはな。
とは言え、意外かと言えばそうでもない。
物静かで繊細そうなTには、ジャストフィット、ぴったりな特技と言えるだろう。

7952th


28(日) 

〔ワイパーは直ったか〕

▼愛車スカイラインHCR32のワイパーモーター交換のため、ディーラーへ。
部品は中古を持ち込みだ。
中古であるゆえ、まず作動するかどうかが心配である。
1時間半ほど待って作業終了。
スタッフの顔色がいまいちだ。
ダメだったのか。
「ワイパーは動きました」
それを聞いてまずは一安心した。
だがしかし問題がないわけではない。
ワイパーの下にある、カウルトップカバーなるものが劣化していると言う。
一見すると何も問題がない様に見えるが、確かに良く見ると変形しているのだ。
ただ、使用するには特に問題はないとのこと。
樹脂製のパーツはどうしても劣化は避けられない。
逆に、よくぞここまでもったと感心する。
まずは、ワイパーが正常になったことが喜ばしい。
この雨も試運転にはうってつけじゃないか。
帰宅し、すぐにカウルトップカバーをネットで探した。
あった。
即注文。
また取り付けに行かねばなるまい。
こうして、我が愛車は少しずつリフレッシュしていく。
因みに今回の取り付け工賃8千円なり。
見事、キーンランドカップの馬券で回収した。
ライス馬券と呼んでいる愛車ライスシャワー号のナンバーをもじった馬券で購入したのだ。
さすがライスシャワー号、自分のことは自分で稼ぐ。
なかなか気の利く奴なのである。

7951th


27(土) 腹筋ローラー20

〔愛車のために最善を尽くす〕

▼愛車スカイラインHCR32はこれまでかなりの部品を交換しているが、それでもまだ交換していない部品はある。
その部品のひとつである、パワトラ(パワートランジスタ)を手に入れた。
メルカリでだ。
もちろん中古で動くかどうかも分からないが、たったの3、300円。
ダメもとってことだ。
パワトラの調子が悪くなると、エンジンの点火がうまく制御されなくなり、フケが悪くなったり、最悪止まったりしてしまうのである。
今のが正常に動いている限りは交換しないけどな。
そして明日、ワイパーモーターを交換する。
楽天で買った中古のワイパーモーターだ。
またまたダメもとってことだ。
しかしオレは愛車のことなら最善を尽くす。
どう最善を尽くすと言うのか。
「どうかちゃんと動きます様に」
そう祈念するしかないじゃないか。

7950th


26(金) 

〔今日が眠いわけ〕

▼今日はどうも眠い一日だなあ、と思い、よくよく記憶を辿ってみたら、左ふくらはぎが痛いことに気付いた。
夜中にこむら返りをしたのだった。
たいていはこむらが返る直前に回避できるのだが、今回は容赦なく我がこむらに襲い掛かったのである。
ところで、こむら返りとは何だ。
どうして、ふくら返りとは言わないのか。
百歩譲って、こむら返りなら許そう。
オレが子どもの頃はこう言っていたはずだ。
こぶら返り。
なんだ、こぶらって。
まるで語源がわからないじゃないか。
ヘビ使いじゃあるまいし。
それはそうと、オレのこぶらはまだ疼いている。

7949th


25(木) 150 100

〔オヤジが二人の最悪の事態〕

▼F氏がこんなことを言い出した。
「VANのTシャツを間違えて2枚買っちゃったんで1枚あげるよ」
いきなり何を言い出すのかと思ったが、申し分けないがきっぱりとお断りした。
それはなぜか。
言わなくてもわかるだろう。
こんないいオヤジが二人、万が一ペアルックなんて事態になったらいったい誰が責任を取ってくれると言うのか。
想像しただけでゾーッとするじゃないか。

7948th


24(水) 腹筋ローラー20

〔ひとり加わる〕

▼今日からこの仕事場にTが加わった。
今年入社したばかりの新入社員である。
出身は大阪とのことだが、非常に物静かだ。
聞いたところによれば、英語が堪能だと言う。
TOEICはなんと900点と言うではないか。
ピンとこないけど。
この話題は4月頃にした様な気もする。
ともあれ、噂の男が来たと言うことだ。
そんな噂の男に向かって、彼女はいるのか、酒は好きなのか、と、F氏はお構いなしだ。
さっそくF氏の洗礼を浴びてしまったTはただニヤニヤと笑うだけなのである。
いったいどう思っただろうか。
どちらにせよ、そのうち慣れることだろう。
いや、慣れてもらわなければ困るのである。

7947th


23(火) 

〔ドローン発進〕

▼ドローン発進である。
さっそく電源の入れ方を忘れてしまった。
スイッチを2度押しするのだった。
おっと、その前にプロペラの取り付けを忘れてはいけない。
なぜならば、プロペラがないと飛ばないからだ。
そして、プロペラガードをはめ込む。
これまでこれを付けることはなかったが、飛行申請の際の条件に今後これが加わったのだ。
これで準備OK。
操縦機のスティックを2本同時に下に倒し、プロペラ始動。
そしておもむろに左スティックを上に倒し一気に上昇。
飛行制限の120mまであっと言う間だ。
移動しながら動画や静止画を撮影。
ホームボタンを押せば勝手に戻って来る賢い奴だ。
撮影したデータをパソコンで確認。
そして、プロッターでA1に印刷。
さすが4K、実に綺麗だ。
これが非常に役に立つ。
俯瞰で見ると一目瞭然だからだ。
今日からこれが日々の日課となる。
まずはけっして落とすまいと肝に銘じる。

7946th


22(月) 150 100

〔とんだ勘違いに呆れる〕

▼週の初めは気温30度とそこそこ。
これくらいなら十分耐え抜いていける。
夏の終わりを感じさせる陽気なのである。

最近昼は、F氏と2年生のNと近くの居酒屋へ行っている。
居酒屋と言っても真っ昼間から一杯やるわけではない。
ここはランチをやっているのだ。
けっこう種類が豊富なので重宝している。
F氏は相変わらず、魚介類がダメだ。
小鉢のシラス丼でさえダメなのである。
さらに貝類もからきしダメであり、魚の卵なんかもってのほかだと言う。
それじゃあ、ウニは? と聞くと、F氏はこう言い放った。
「ウニなんてダメに決まってるじゃん。だって、貝の卵でしょ?」
好きとか嫌いとか以前の問題じゃないか。
まったくもって手の掛かる呆れたオヤジ、それがF氏なのである。

7945th


21(日) 腹筋ローラー20

〔持ち腐れを避ける〕

▼ドローンを飛ばすには最低限、飛行許可申請と機体登録が必要なことになっている。
そして今回、ドローン保険に入った。
保険は必須ではないが、何かあったら一大事だ。
久しぶりに仕事で使おうと思ったからで保険は4年ぶりである。
4年前に入った一番安いプランは、年間 12、000円だったが、保険のサイトを見ると値下がりしているではないか。
需要が増えたせいかも知れない。
これは歓迎すべきことと言えるだろう。
なにしろ仕事で使うと言うのに自腹だからな。
その料金、年間 7、200円なり。
入ったからには活用しなければ損だ。
と言っても、活用するのはあくまでもドローンであり、保険を活用する事態は絶対に避けたい。
だったら無理に使うなよ。
そう言いたいのも無理はないが、せっかくあるモノ使わなきゃ損じゃないか。
とは言え、他にも宝の持ち腐れは、腐るほどあるけどな。

7944th


20(土) 

〔長年探した部品がついに見つかる〕

▼愛車スカイラインHCR32は先日オルタネーターを交換し、もっかのところ絶好調である。
ただ完全かと言えばそうでもない。
ワイパーの調子がいまいちなのだ。
動かないわけではない。
間欠ワイパーが時々止まってしまうのである。
しかも、中途半端な位置で止まってしまうため、けっこう鬱陶しいのである。
数年前からこの不具合は続いており、すぐにでも修理をしたいところだが、如何せん部品がないときた。
ディーラーもお手上げ状態の様だ。
となれば自力で探すしかないだろう。
しかし、そう簡単に見つかるわけもなく、気長に待つしかなかったのだが、いつもの様にネットを検索していたら、ついに見つかったのだ。
今日、その品物が届いた。
けっこうな中古品ではあるが、品番はまさしく同じワイパーモーターである。
果たしてちゃんと動いてくれるだろうか。
すぐにでも自分で交換してみたいところだったが、危ない橋は渡るまい。
オレの不器用さはオレ自身が一番知っている。
さっそくいつものディーラーに電話し、今すぐにでもやってくれと言ったが流石にそれは無理だった。
オレも大人だ無茶は言うまい。
来週末交換してもらうこととなった。
今から待ち遠しいったらないのである。

7943th


19(金) 150 100

〔包帯のわけ〕

▼朝、仕事場にいる警備員を見ると、鼻の下に絆創膏を貼っていた。
良く見ると、目の横も赤くなっており、さらに左前腕には包帯が巻かれているではないか。
これはただ事ではないだろう。
昨日の仕事終わりは元気に帰って行ったと言うのにいったい何があったのか。
どこかで転んだのだろうか?
転んだだけでこんなになるわけがない。
さしずめ、酔っぱらって階段から転げ落ちたに違いない。
しかし、いくら聞いても笑ってごまかすだけなのだ。
これはきっと、とても人に言えない様な恥ずべきことが原因なのかも知れない。
オレはそう察し、それ以上の言及はしなかった。
ただ、これだけは言った。
「頼むからここでは絶対に転ばないで欲しい」と。
何かと面倒なことになるからな。
そう言った意味では、F氏が一番危険人物かも知れない。
何度も豪快に転んでいる姿をこの目で目撃しているのである。
その度、ありがたくネタにさせてもらっているわけだけれども。

7942th


18(木) 

〔どうなってるんだ〕

▼今日から2年生のNが合流もいきなり遅刻。
いっぽうのF氏は腰が痛いので遅刻すると連絡があった。
どうなってるんだよ、二人とも。
午前中あれだけ降っていた雨は午後になるとすっかり止んで、むしろ太陽が一方的に照り付けるとても暑くて、目まぐるしい天気となった。
お盆も開けたというのに夏バテ気味じゃないか。
どうなってるんだよ、この天気。
いつまで待っても来ないF氏から再び連絡が入った。
今日は休ませて欲しいと言う。
メロンを食べ過ぎてお腹を壊したらしい。
のっけからこれかよ。
この先の波瀾万丈が思いやられる。

7941th


17(水) 腹筋ローラー20

〔全開を見た〕

▼今日からF氏と合流した。
しばし、一緒に仕事をすることとなるのだ。
まず近況を聞いたところ、この夏休み中は散々だったと言う。
甥っ子がコロナ感染したため、濃厚接触者として5日間の自宅待機となってしまったからだ。
本人は至って無症状だっただけに、お盆中は自宅で悶々としていたらしい。
検査の結果が陰性だったのがせめてもの救いと言えよう。
陽性だったらここにも来られなかっただろうからな。
続いて、今回のプロジェクトについて説明した。
F氏はこれまでになく真剣に聞いている。
もしやと思い、F氏の耳元を見ると、なんと補聴器をしているではないか。
一見、イヤホンの様にも見えるお洒落なやつだが、それにしてもあれほど嫌がっていたのにいったいどうしたと言うのだ。
どうやら、マスクのせいらしい。
ただでさえ聞こえにくいのに、マスクのせいでさっぱり聞こえず、これではさすがにまずいと思ったらしい。
ともあれ、これでこっちも必要以上に大声を張り上げなくても良くなったことは喜ばしく、話にもいっそう力が入ると言うものだが、ふと見ると、社会の窓が全開はないじゃないか。
説明しよう。
社会の窓とは、とどのつまり、ズボンのチャックのことである。
そんなわけで、初日から社会の窓よろしく、F氏の能力もいきなり全開なのだった。

7940th


16(火) 

〔バナナを食べる暇もない〕

▼まだ夏休み期間中なのだろう、朝の高速道路は非常に空いていていつもの半分、30分も掛からずに会社に着いてしまった。
いつもは渋滞が始まるとおもむろにバナナを食べ始めるのだが、その暇もなかったのである。
休み明け初日の今日も一番乗りだが、予定表を見るとこのフロアーはまだ大半が夏休みなのだった。
久々にパソコンを開けると膨大な数の未読メール。
まずはこれをひとつひとつ処理していかなくてはならない。
それだけでけっこうな時間が掛かりそうだ。
それが長期休暇の代償でもあるので仕方ない。
開けた窓からは、まだまだ勢いを留まることを知らないセミがこれでもかと言わんばかりに嘶いている。
本日も相変わらず熱中症アラート。
明日からは天気が崩れるらしい。
そのタイミングで久しぶりの現場。
そして、F氏との合流。
またぞろ、てんやわんやの日々が始まる。

7939th


15(月) 150 100

〔平常な日々へ向けて〕

▼夏休みも最終日。
あっと言う間のことに驚くばかりだ。
つくづく、ずっと夏休みだったらいいと思う。
そうなったらそうなったで、あっと言う間に人間がぐだぐだになるだろうけどな。
昨日撮っておいた大河を観たり、うっかりレッドクリフを観てしまったり、はたまたスカイラインミュウジアムで買ったステッカーを愛車に貼ったりなど、お言葉に甘えて今日はぐだぐだに過ごした。
これで思い残すことはない。
明日からの平常な日々に向け気合い一発だ。
とは言えやっぱり空回りである。
取りあえずは、早寝をしよう。
それが平常な明日への第一歩なのだ。

7938th


14(日) 

〔スカイラインの聖地へ〕

▼長野県にあるスカイラインミュウジアムへ行った。
15年ぶりである。
近くのやまびこ公園の駐車場に愛車スカイラインを停め、こんなに遠かったかと思いながら長い上り坂をかみさんを乗せた車椅子を押していたら、後ろからスクーターに乗った男性が「手伝います」と言って手を貸してくれたではないか。
聞くと、スカイラインミュウジアムの職員とのこと。
障害者用の駐車場がミュウジアムの近くにあるので使って下さい、と言うのでお言葉に甘えてスカイラインを取りに行き、近くの駐車場に停めさせてもらったのだった。
すでにかみさんは入館していた。
中に入ると、すぐに15年前の記憶が蘇った。
所狭しと歴代のスカイラインが展示してあるさまはその時の印象と変わらない。
1台1台じっくりと見学し、昔の日本グランプリの映像を観たりなどし、上の階に戻って、ショップでTシャツやらステッカーやらをしこたま買ったのだった。
まずはスカイラインの聖地に来たと言う満足感。
それにしては、駐車場に1台もスカイラインを見掛けることはなかった。
帰りはUターンラッシュの波にもまれながら帰還。
お盆を実感したのである。

7937th


13(土) 腹筋ローラー20

〔愛車は万全に〕

▼雨が降りしきる中、10時の開店に会わせ、愛車ライスシャワー号ことスカイラインHCR32をディーラーに納車。
一刻も早くやって欲しかったのだ。
オルタネーターの交換である。
代車を借りていったん帰宅。
車は日産リーフ。
初めて乗るクルマだし、もちろん電気自動車も初めてだ。
ドアの握り玉の様なシフトレバーに戸惑う。
一瞬、どっち側に動かせばドライブでどっち側がバックか分からなくなるのだ。
考えてみれば形状が違っているだけで通常のオートマと変わりなく、ニュートラルの上がバック、下がドライブなのである。
しかし、シフトレバーの形が変わるだけでこんなにも感覚が違ってくる。
高齢者のブレーキの踏み間違えは、実はシフトレバーの入れ間違えも多いのではないか。
そんな気がするのである。
それにしても静かだ。
電気自動車なのだから当たり前と言えば当たり前だ。
演出でもいいからエンジン音を出してくれないと、ほんとに動いているのかどうか心配になるのである。
さらに驚いたのは加速力だ。
アクセルをちょっと踏むだけで、ギュンっ、と背中を押し出されるかの様に力強く加速するのである。
雨なのであまり無理はできなかったが、これはかなりのものと見た。
一度、高速道路で実力を試してみたいものである。
そんな機会は絶対ない。

自宅で待機していると思いのほか早く作業終了の連絡が来た。
すぐに受け取りに向かう。
ピカピカのオルタネーターを確認し、支払いを完了、さっさとディーラーを出た。
堅い乗り心地に心地よさを感じながら帰路に着く。
今日は余計なところへは行かない。
まもなく台風上陸だからだ。
ともあれ、これでひとまずライスシャワー号は安心だ。
まだ交換していない部品、クランク角センサーやパワトラが少々心配ではあるけど。

7936th


12(金) 

〔弱肉強食の中のメダカ〕

▼我が家のメダカである。
全部で8匹いるのだが、その中の1匹に非常に凶暴なのがいる。
その強さからゼットンと名付けているのだが、他の7匹に比べがたいが大きく、常日頃から他の個体を追いかけ回しているのだ。
種類は「紅帝」
よく見ると、やられているのはいつも「みゆき」である。
「みゆき」は3匹いるのだが、身体は白く、それに対し「紅帝」は赤い。
明らかに白組対紅組であり、敵対心を持ってもおかしくないだろう。
それにしてもゼットンの暴れん坊ぶりは目に余るものがある。
このままでは「みゆき」は滅びてしまうのではないか。
一匹は明らかに疲弊しているのが分かる。
どうしたらこのゼットンを落ち着かせることができるのか。
こう言う輩はいくら言ってもダメなことはわかっている。
すでに確固たる性分が出来上がってしまっているからだ。
逆に言えば、頼もしいと言えば頼もしい。
しかし、集団生活においてはやはり協調性も重要なのである。
いっそルールを作り、それを貼り出しても良いかも知れない。
「水槽内は他のメダカに迷惑にならぬ様ゆっくり落ち着いて泳ぐこと」
「弱いものイジメはけっしてしないこと」
「エサは慌てずゆっくり噛んで食べること」
メダカ三ヶ条である。
ただ難点は、メダカは字が読めないことだ。
これは如何ともし難い。
出来るものならやって見ろと言いたい。
こうなったら隔離することも考えたが果たしてそれがいいのかどうか。
メダカの世界も厳しい弱肉強食の世界、それが自然なのである。

7935th


11(木) 150 100

〔弟帰省の状況を聞く〕

▼休みだと言うのに愛車ライスシャワー号に乗れないのは実に寂しいものがある。
オルタネーターの交換まで辛抱だ。
仕方ないので社有車を使い、近くのアピタまでピザとパスタを食べに行った。
ゴルゴンゾーラのはちみつ入りがうまいのでここではいつもこれを注文する。
腹一杯満足し、スーパーで買い出しして今日は終わり。
なにしろ遠出できないのが辛い。
まあ、こんなまったりな夏休みもたまにはいいだろう。
そう言えば、今日は弟が故郷美唄に行くことになっていたはずだ。
10年ぶりの帰省である。
無事に到着しているだろうか。
オレは妹にLINEをした。
弟にLINEしても返って来ないことは明かだからだ。
すると妹からこんな返事がかえってきた。
いくら待っても連絡がなく、やっと19時頃電話が来たかと思ったら、いま隣町で友人と飲んでいると言うではないか。
まったく人の心配も知らない相変わらずなやつだな。
すっと待っている親父とおふくろの身にもなってみろと言うのだ。
普通ならとっくに寝ている時間だぞ。
いくら言っても無駄だけど。
せめて明日からは親子水入らずで団らんして欲しいものだ。
逐一妹からの報告を待つことにしようじゃないか。

7934th


10(水) 腹筋ローラー20

〔そろそろ来ると思っていたトラブル〕

▼それは、昨日の浦和競馬場からの帰り、首都高大橋ジャンクションの渋滞にはまっていた時のことである。
ふと、クルマのインパネを見ると警告灯が点いているのに気が付いた。
それは、ブレーキを踏むと点灯し、離すと消える、その繰り返しだ。
なんの警告灯だったかと言えば、バッテリーである。
その瞬間オレは、ついに来たかと思った。
警告灯のサインはバッテリーだが、原因がそれでないことはわかっている。
15年前にも同じ経験をしているし、時期的にそろそろかと思っていたからだ。
何が原因なのか。
オルタネーターである。
寿命を迎えたのだ。
なにしろ、いつ動かなくなるかわからない。
帰宅しすぐに部品の調達方法を考えた。
ネットで調べると、代替品があることはある。
しかし、うちのスカイラインは寒冷地仕様だ。
はたして通常のオルタネーターとは仕様が違うのだろうか。
現在付いているモノの品番を見ると、どうやら特別なモノではなさそうだ。
ネットで即日配送してくれるところがあったので、もしディーラーで手に入らなければここに注文することにしようと決め、翌日である今日の朝、さっそく問い合わせてみた。
調べてもらうと、辛うじて在庫が1個だけあったと言うではないか。
なんとか土曜日なら作業もできると言うのですぐに依頼した。
ほんとに良かったと胸を撫で下ろした次第だ。
ところで、前回オルタネーターの不具合に気が付いたのは、15年前のまさしく今日、8月10日だった。
その時は、北海道行きの前日であり、部品も間に合うわけもなく、結局、中止となったのである。
出発してから不具合が発生しなくて良かったと、つくづくホッとしたことを思い出す。
今回も夏休み中と言うことで、遠距離ドライブで城巡りも計画していたこともあり、何だか非常に不思議な運の良さを感じるのであった。

7933th


 9(火) 

〔目的地は競馬場〕

▼埼玉方面へ行ったのだった。
目的地は浦和競馬場である。
首都高速の渋滞を抜け、13時頃到着。
大きな駐車場が2つあり、今日はどちらも余裕がある様だ。
コロナの署名をして入場。
なにしろ、浦和競馬場は初見参である。
地方競馬場よろしく、非常にこじんまりとした場内だ。
入るなり、カツカレーで腹ごしらえ。
やけに量が多くてのっけから腹一杯になってしまった。
最終は20時だが、そこまでいるつもりはないので、5レースから10レースまで一気に馬券を購入。
あとはゆっくり観戦することにした。
それにしても暑い。
喉が渇いたのでお茶を買いに自販機へ行く。
ところがどうだ。
どこの自販機にも、はたまた売店にも、ペットボトルの飲料水がないのだ。
あるのは紙コップ飲料ばかり。
これじゃ、ごくごくと飲めないじゃないか。
それでも背に腹は代えられない。
自販機で買おうとすると、今度はほとんど売り切れときた。
一応、塩タブレットは置いているが、これでは熱中症対策は手落ちと言われても仕方ないだろう。
お陰で馬券は全滅だったよ。
関係ないけど。
ともあれ、浦和競馬場に足跡を残すことができたことは満足なのだった。
関東競馬場は残すところ船橋競馬場のみだ。

7932th


 8(月) 150 100

〔勧めても拒否をする〕

▼盆明けに仕事復帰するのはF氏である。
なにしろ久しぶりなのだが、それにしたって必要以上に大張り切りだ。
逆にそれが不安なのである。
電話で話をしていても、こっちは大声を張り上げなければならないのは相変わらずだ。
さらに悪化している様にも感じる。
F氏は耳が遠いのである。
したがって、F氏と内緒話などできるはずがないし、何度も聞き直すのでこっちも次第にいらついてくる。
これはなんとかしなければと、いくら補聴器を勧めても頑として拒否をする。
格好が悪いと言うのだ。
最近の補聴器は、一見イヤホンで音楽を聴いている様にしか見えないんだよ、と言ってもダメだ。
こうなったらいっそのこと、でっかいヘッドホンをするのはどうか。
まるで耳当てをしているかの様な奴だ。
そして、小刻みに身体を揺らし、時には鼻歌混じりに指パッチンするのも効果的だろう。
これじゃ仕事にならないじゃないか。
先が思いやられるのである。

7931th


 7(日) 腹筋ローラー20

〔肩胛骨の上から二分目を刺される〕

▼昨日がけっこう大変だったので、今日は自宅でまったりと過ごした。
夕方、買い出しに近所のスーパーまで歩いたが、こんなに蒸し暑かったのかと改めてエアコンの有り難さを再認識した次第だ。
そんな折り、オレははたと気付いた。
どうやら蚊に刺された様だ。
オレとしたことが迂闊だった。
ただ刺されただけならそれほど問題とはならないだろう。
なぜならば、掻けばいいからだ。
だかしかし、今回はそんな簡単な問題ではなかった。
それは刺された場所だ。
肩胛骨の上から二分目辺りだろうか、実を言えばこの部分はオレに取ってのデッドゾーンであり、つまり、手が届かないエリアなのだ。
下半身の柔軟性に比べて、肩の柔軟性は昔から難があるのがオレの身体的特徴のひとつなのだ。
なにしろ痒くても掻けないこのもどかしさと言ったらないだろう。
もう少し考えて刺してくれたらどうなんだ。
今さらそう言ったところで、その蚊はすでにここにはいない。
今頃、ほくそ笑んでいるかと思うと少々腹立たしい。
ともあれ、こんな時はどうするか。
これしかないだろう。
「孫の手」
どんなに文明が発達しても、背中を掻くにはこれだ。
ハイパーヨーヨーとかハイパーベーゴマとかは聞いたことがあるが、ハイパー孫の手なるものは未だ聞いたことがないのである。
背中が痒くなったら、孫の手をサッと取り出し背中を掻く、これに尽きるのだ。
お出かけの際は、腰のベルトに差しておくのがもっともスマートなスタイルだろう。
実用性の面からは最初から背中に差しておくのも有効かも知れない。
少々スマートさに欠けるのが難点ではあるが、掻くときの素早さはこれに勝るモノはないと言える。
なにしろ、歩いていても、自転車に乗っていても、電車に乗っていても、掻くときはワンアクションだ。
さっきまでの苦悶の表情が一瞬にして恍惚の表情に変わるのである。
心配がないことはないが、よもや銃刀法違反に処されることはなかろう。
断言はできないけれど、きっとわけを話せばわかってくれるはずだ。
オレはそう信じている。

7930th


 6(土) 

〔一周忌での再会〕

▼お義母さんの一周忌なのだった。
遠くは金沢、そして埼玉、千葉から来てもらった。
今日は比較的涼しい一日だったので非常に助かった。
お坊さんは30分ほど遅刻したものの、つつがなく一周忌は終わった。
夜は近くの木曽路で会食。
義理の従兄弟のKとはちょっとどうかと思うほど久し振りの再会であり、Kが早稲田大学在学中にプロレス研究会にいた関係で、学祭で催された前田日明のトークショーに招待してもらったのだが、それ以来なのだった。
前田日明と言うだけでどれほど昔のことなのか想像が付くと言うものだろう。
と言うわけで今日は長い一日だったが、非常に良い一周忌だったのではないか。
こう言う形で集まるのは来年の三回忌でひとまず一段落だ。
その時の再会を楽しみに、と言ってお開きとなった。

7929th


 5(金) 150 100

〔北の大地へ送り出す〕

▼札幌へ転勤が決まったHが最後の挨拶に会社に来た。
Hに取っては初めての転勤であり、埼玉出身としてはいきなりの北海道と言う遠方に不安は隠しきれない。
いっぽうの奥さんは実に楽しみにしているそうだ。
田舎暮らしに憧れているのだと言う。
とは言え、北海道の冬はそんなにあまいものじゃない。
きっとこの冬は身に染みて感じるに違いない。
「1年もすれば慣れるよ」
下手な慰めだと思うかも知れないが、とどのつまり「行くときに泣き、そして出るときにも泣く」経験者はみなそう言うのだ。
それが北海道なのである。
どうか思う存分、北の大地を満喫して欲しい。

7928th


 4(木) 

〔秘訣はハードルを低くすること〕

▼何か新しいことに挑戦しなければならなくなったとしよう。
そのとき、初めの一歩を踏み出すには面倒くさかったり不安だったりすることがままある。
ややもすれば、そのハードルの高さに気が遠くなりなかなか手がつけられないと言ったこともあるだろう。
しかし、始めなければ何も始まらない。
そこでどうするか。
ハードルを低くするのである。
極端に言えば、幼稚園児でも乗り超えられるくらいにだ。
目の前のやるべきことのハードルを下げることにより瞬時に気が楽になり、行動の足かせが外れるのである。
いったん始めれば、その勢いのまま次のステップにもう一段階進める。
その繰り返しでいつの間にか目標に達成していると言う寸法だ。
気が長いようでいて意外とその方が早く達成したりするのである。
肝心なのは継続だ。
時間が掛かると言ってやめてしまっては元も子もない。
ほんのゆっくりでも続けることが大切なのである。
あまり深く考えすぎないこと、それが長続きのこつかも知れない。
大局は抑えつつも、ちょっと先のことは敢えて考えない。
ときには心を無にすることも大事なのだ。
とは言え、なかなか新しいことが見つからない今日この頃。

7924th


 3(水) 腹筋ローラー20

〔こだわりの時代遅れ〕

▼なぜ未だにこんな時代遅れのパソコン、HP200LX を使っているのか。
時代に捕らわれない男になりたいからである。
言わば、不変だ。
スマホは3年も使えば電池がダメになって交換だし、パソコンも5年使えば性能的に厳しくなってくるだろう。
なにしろ廻りがどう変わろうとこれだけは変わらないと言うモノを持っていたいのだ。
そのひとつがこの、HP200LX なのである。
なんと言っても、これ以上進化することがないと言う安心感があるしな。
さくっと、時代遅れと言われてしまえば返す言葉もないわけだけど。
この日記もこの時代遅れのマシンで書き続けているのである。
それにしてもさらに凄いのは、この HP200LX の記憶媒体として使っているコンパクトフラッシュメモリーだ。
このコンパクトフラッシュの裏面に記されている購入日付を見ると、驚くなかれ、2004年5月22日となっている。
つまりすでに18年も経っているのだ。
コンパクトフラッシュって、こんなに長持ちするモノなのか。
そうは言っても、いつどこでクラッシュするかわからない。
その日は突然やってくるかも知れないのだ。
だから、まめなバックアップが必須なのはオレが言うまでもない、ったらない。

7923th


 2(火) 

〔夏休みの計画は〕

▼事務所の窓は換気のため常に開けている。
自ずとBGMはセミの大合唱だ。
六本木くんだりでもこんなにいるんだな、セミってやつは。
ともあれ、まさに夏真っ盛りを感じさせるのだ。
最高気温37度となっているが、実際はもっとあるに違いない。
熱中症アラートが全国的に発令されている。
会社の夏休みは交代制であり、すでに始まっている者もいて社内は閑散然としている。
オレの夏休みは後半。
まだ計画は未定。
未定のままだと非常にまずいパターンだ。
そのまま夏休みに突入してしまえば、ただ、のんべんだらりとした結局何もしなかった最悪の事態になるからだ。
だから、無理矢理にでも計画は立てねばなるまい。
まっさきに思い付くのは城だし、そして競馬場だ。
そして、準備だけは万端なキャンプにもそろそろ行きたいのだ。
だがしかし、のんべんだらりとした夏休みもまた魅力的なのである。

7925th


 1(月) 150 100

〔さらに増え続けている〕

▼同じ部署からコロナ感染者が1名と濃厚接触者が2名。
抗原検査キットを総務から受け取り、濃厚接触者のうちの一人、Kが会社に取りに来たので駐車場で手渡した。
本人はまったくもって無症状、ピンピンしている。
しかしながら感染者と先週の土曜まで一緒だったと言うことで今日のところは自宅待機となった。
そもそも抗原検査は無症状の者にはまず陽性が出ない。
したがって、症状がない場合はPCR検査と言うことになるのだろうが、現在まったく検査不可能状態になっているとのこと。
濃厚接触者の待機期間については、都の指針によれば、陽性者と最後に接触した日を0日目として、抗原定性検査キットにより2日目と3日目に検査をして陰性を確認できれば、3日目から待機を解除できるとのことだ。
と言うことは、Kの場合、陽性者と最後に接触したのが先週の土曜だから、2日目の今日と明日検査して陰性なら明日から復帰ができると言うことなので、だとすれば残念ながらほぼ休みはなし。
いつの間にかずいぶん緩和された様だが、そもそもが何の根拠もなかったと言うことだろう。
潜伏期間なんて人によって違うんだからな。
それなのに今になってこんな中途半端な緩和だ。
もう少し思い切ったことができないものなのか。
良くも悪くもこれが日本人気質と言うものなのかも知れない。

7924th




byクムラ〜




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