◆腕立て日記◆

千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を錬とする。

体力維持か、単なる意地か、長年続けている腕立て伏せ。
ややもすると怠け気味になってくる今日この頃。
自分自身への叱咤も含め、ここに記す。

|めっせ〜じ| 

/31:観に行っていたはず /30:仕事終わってやっぱり五輪 /29:クールである /28:大台を超える /27:最後にあんかけスパ /26:懐かしの味 /25:今日も目が離せない /24:メダル第1号を見る /23:東京2020開幕 /22:自食に期待する /21:今年もメロン /20:3日後を認識する /19:老化を防ぐ方法 /18:白鵬時代は続くのか /17:脱炭素化への疑問 /16:マスクの効果に疑念を抱く /15:思い込みは危険である /14:点検結果を心して聞く /13:乗るや否や降りた /12:夢を聞いてしまう /11:疑惑の自粛 /10:ついに発見する /9:2週間前の決定 /8:名古屋ミッション終了 /7:懐かしい名古屋へ /6:ただじゃおかない /5:正体を突き止める /4:今場所を長く語ってしまう /3:コメダスタイル /2:ゴホンを聞く一日 /1:混沌とする感染者数と観戦者数/

<2021年 7月>

     ◆腕立伏◆スクワ◆背筋◆腹筋

31(土) 150 100

〔観に行っていたはず〕

▼本来であれば今日、東京五輪を観戦に行っているはずだったのである。
なのになんだ、無観客だと。
東京都の今日の新規感染者数はついに 4000人超え。
無観客は正解だったと言えよう。

▼気晴らしに甘味処へ。
コメダには、おかげ庵と言う和風喫茶がある。
オレはそこで、ざるそばとぜんざいのセットを食べたのだ。
暑いからな。

▼そして東京五輪。
柔道混合団体決勝は、残念ながら日本はフランスに敗れ、銀メダル。
なにしろこの団体戦で、阿部詩、大野将平、新井千鶴、ウルフアロンら、日本の金メダリストが次々と敗れる波乱。
フランスに対しては素根の1勝しかできず、惨敗と言っても良い内容だった。
最後の最後に悔しい敗戦なのだった。

それでも、野球はメキシコに勝って予選リーグ1位通過だし、男子サッカーはニュージーランドにPK戦の末勝って、ベスト4入りだ。
まだまだ楽しみは続く。

7558th


30(金) 腹筋ローラー20

〔仕事終わってやっぱり五輪〕

▼今日も終日社内で仕事。
外はどんより曇り空だ。
足柄のTから、雨が凄いことになっていると連絡が入る。
ゲリラ豪雨があちらこちらで発生している様だ。
社内はまったく平和で申しわけない気分である。
だがしかし、息が詰まって仕方ない。
そして今週も無事業務終了。
帰りの高速はなかなかごった返している。
もしかしたら東京から脱出しようとしているのかも知れない。
なるほど、東京にいたってオリンピックが見られるわけじゃないからな。
帰宅するとすでに柔道は終わっていたが、今日も金メダルだった様だ。
男子100キロ超級の原沢は残念だったが、女子78キロ超級の素根がやってくれた。
ほんとに強い金メダルだった。
こうして連日の日本の金メダルで個人戦は終了。
明日の団体戦で柔道はいよいよ最終日である。

帰宅のタイミングでサッカー女子を最初から最後まで観たが、残念ながら準々決勝で敗退。
なでしこジャパンの実力は世界で戦うにはまだまだの様だ。
今回のサッカーは男子に期待である。

7556th


29(木) 

〔クールである〕

▼一日会社にいると外の暑さが分からないが、実は非常に暑いのだった。
聞くと、北海道も同じ様に暑いらしく、エアコンも扇風機もない実家の両親はさぞかしバテているのではないかと少々心配になるのである。
そんな折り、ラジオからこんなモノが耳に入った。
「ダイソン Cool」
これだ!
クールと言うからには、きっと涼しいのだろう。
絶対に、クールなダイソンさんのことではないはずだ。
調べてみると、ここ以上に安いところはなかった。
さずが、ジャパネットたかたである。
しかしながら、値引き期間は31日まで。
だったらぼやぼやしているわけにはいかないだろう。
オレはさっそく注文した。
届け先は北海道だ。
知っての通り、いくら暑いと言っても北海道の夏は短い。
なんとか暑いうちに届いてくれと祈りながら、羽のない扇風機に一抹の不安を覚えるのだった。

▼東京オリンピックである。
今日の柔道は、男女共金メダルだ。
ウルフアロン、そして濱田尚里である。
生で見たかったなあ。

7556th


28(水) 150 100

〔大台を超える〕

▼東京の新型コロナ感染者数がついに大台の3千人を超えた。
この頃の人出を見たら、時間の問題だと思ったけどな。
相変わらず疑問なのは、その感染者数についてだ。
単なる陽性者を感染者としてカウントしているのではないか。
PCRと言うアバウトな検査で陽性として結果が出たからと言って、それらをすべて感染者とするのはちょっとどうかと思うのである。
いま肝心なのは発症者であり、重傷者ではないか。
マスコミが無闇に煽るのはよろしくないし、その煽りもすでに効果がなくなっていることに気付かなくてはならない。
明日はさしずめ3、400人と言ったところだろうな。

▼連日続いていた男子柔道の金メダルはついに途絶えてしまったが、女子柔道がやってくれた。
70 kg 級の新井千鶴が金メダル獲得だ。
まだまだ日本柔道の快進撃は続く。
昨晩のソフトボール金メダルも感動したしな。

7555th


27(火) 

〔最後にあんかけスパ〕

▼T村の仕事も来週いっぱいで何とか終えそうだ。
最後の確認をし、「無事、帰って来いよ」と一声掛け、ここを後にする。

▼昼は、名古屋在住G氏の誘いで、あんかけスパゲティー屋へ。
名古屋のソウルフードである。
数ある中から、ミラネーズを注文。
ウインナー、ベーコン、マッシュルームの入ったピリッと辛いあんかけスパだ。
名古屋にいた頃、けっこうこれを食べていた記憶がある。
考えてみれば、G氏との付き合いは長い。
優に30年以上になるだろう。
したがって、思い出話はいくらでも出てくるのである。

▼帰りの高速は、眠いったらなかった。
渋滞がなかったのが幸いだったが、幾たびと睡魔に襲われ、仕方なく途中のSAで仮眠。
その時、ふと気が付いた。
うっかりガソリンを入れてくるのを忘れてしまったのだ。
絶対に東京まではもたないだろう。
どこかのSAで入れれば済むのだろうが、調べると新東名の上りSAには、出光がひとつもないのだ。
会社のカードは出光なのである。
仕方なく、途中の静岡あたりで降りて給油。
そんな時間のロスをしながら無事に帰還した。

▼オリンピック男子柔道は今日も金メダル。
これで4日連続だ。
凄いったらないな。
ただただ感心するしかないのである。

7554th


26(月) 

〔懐かしの味〕

▼つい3週間ほど前に来たが、再び名古屋である。
部下であるT村の仕事も大詰めを迎えており、その確認に来たのだ。
そこでまた10数年ぶりに再会したのだ。
その当時の呼称でそのまま言えば、一人は「Mくん」だし、もう一人は「Hちゃん」である。
遠くから見れば、その佇まいは当時のそのままだし、歩き方も変わっていないが、Mくんは顔の皺がたいそう増えた。
Hちゃんに至っては「オレ、ぜんぜん変わってないでしょ」と言うその笑顔に歯がまったくないのだった。
「そうだね」と笑顔で返したものの、やはり10数年の時は確実に経過していることを思い知ったのである。

それはそうと、名古屋は暑い。
気温は東京とそれほど変わらないのかも知れないが、この蒸し返す様な暑さはいったいなんだろう。
その昔、東京から名古屋に転勤となった時、この暑さにたまらなくなり、それまでなかったエアコンをついに付けたことを思い出した。

昼は、名古屋で有名なラーメン店、本郷亭へ行った。
その当時はまだ2店舗ほどしかなかったはずだが、今は7店舗ほどあるらしい。
やっぱり変わらず混んでいた。
客席の真後ろに並行に並ぶ落ち着かない感じもまったく変わっていない。
チャーシューも変わらず旨かった。
懐かしの味を堪能したのである。
本当は、もっと好きなラーメン屋があったのだが、すでにないのだった。

T村との打合せも終わり、夜、支店へ。
みなと少し話をし、忙しそうだったのでさっさとホテルへ向かった。
今回の宿もアパホテル。
非接触型チェックインを徹底している。
安いし衛生的なのがいい。
部屋で、今日見られなかったオリンピックをおさらいするのだった。
どうやら柔道男子は今日も金メダルを獲った様だ。

7553th


25(日) 

〔今日も目が離せない〕

▼相変わらずオリンピックから目が離せないのである。
忙しいったらありゃしないと言えよう。
柔道は、注目の阿部兄妹が登場。
まずは妹の阿部詩が金メダル獲得。
勝った瞬間の歓喜の涙は感動ものだった。
そして、兄の一二三も金メダル。
なんて凄い兄妹なんだ。
ソフトボールも銀メダル以上が確定したし、大坂なおみの初戦も余裕の勝利。
まだまだ日本の快進撃は続きそうだ。
このまま毎日見続けたいが、明日から仕事だ。
明日はまた名古屋出張だしな。
噂によれば、台風が近付いていると言うではないか。
先日、名古屋へ到着した時はどしゃ降りだった。
そして今回は台風だ。
雨男とはけっして言われたくないのである。

▼我が家のメダカである。
2匹とも元気だし、清掃係のタニシ5匹も元気だ。
タニシの面々は、最近は食べ残しのエサだけではなく、あげたばかりのエサまで食べるという、何ともずうずうしい存在になっている。
そして、肉眼で探すのも大変なくらい小さかった稚魚6匹も、今では1.5センチばかりとずいぶん大きくなり、成魚との合流のタイミングを図っている今日この頃なのである。

7552th


24(土) 

〔メダル第1号を見る〕

▼昨晩はまさかとは思ったが、大坂なおみ最終ランナーと言うなんとも言えない開会式となり、それだったら、大坂なおみからの最終ランナー、長嶋・王へのバトンタッチで拍手喝采だったじゃないかと思うわけであり、組織委員会のセンスのなさを思い知ったが、起きてしまったことは仕方ない。
今日から本格的に競技は始まり、こうなったら素直に楽しもうではないか。
それにしても、いったいどれを見たらいいのか、迷うったらないのである。
どれもこれも気になるのだ。
いい場面に来たら自動でチャンネルを切り換えてくれる有り難い機能はないのもなのか。
そこまで来たらITも本物である。

日本のメダル第一号は、女子柔道48キロ級の渡名喜だった。
だがしかし、残念ながら銀メダル。
それでも十分立派であるが、やはり柔道は金メダルでなければならない。
そう言う使命なのだ。
いっぽうの男子60キロ級は、日本の高藤が決勝で反則勝ち。
シャキッとした勝ち方ではなかったが、勝ちは勝ちだ。
これが日本の金メダル第一号となった。
東京五輪はまだ始まったばかり、それでもあっと言う間に終わってしまうのだろう。

7551th


23(金) 150 100

〔東京2020開幕〕

▼東京五輪の開幕である。
せっかくなので東京2020グッズ売場へとわざわざ行き、Tシャツやポロシャツなど買ったのだった。
記念だからな。

▼20時、いよいよ開会式が始まる。
1年延期となり、いったいどうなることかと気を揉んだ東京オリンピックがついに開幕である。
開会式直前にテレビでは過去の聖火台点火の模様を放送していたが、あまりにも豪華過ぎて果たして今回の演出はどうなるものが、何かちょっとイヤな予感がした。
だってそうだろう。
直前に演出家が首になるし、そもそもとてもあんなスケールのでかいものなんか、この御時世にできるわけないじゃないか。
豪華にすればするほど非難されるそんな世の中なのである。
そんな一抹の不安を覚えつつ、開会式を見る。
日の丸を過去のオリンピア達が運んできた。
そして、国旗掲揚と共に国歌独唱の大役を担ったのは、大方の予想通りミーシャだ。
日本屈指の歌唱力、日本が誇るボーカリストによる君が代である。
聞き惚れてしまうのだった。
選手入場が始まった。
それにしても、選手入場がこんなにも時間が掛かるものだったのか。
参加国205もあるのだから無理もないだろう。
その間、この後始まる注目の聖火ランナー最終走者、つまり最終点火者を妄想する。
レスリングの吉田沙保里、伊調、柔道の野村、はたまた、イチロー等、あれこれ考えたが、復興五輪と言う意味合いからも、東日本大震災に関係するアスリート、例えば、羽生結弦あたりも十分考えられるのではないか。
頼むから、大坂なおみはやめてくれよ。
そんな楽しい想像をしながら、その時を待つのだった。

7550th


22(木) 

〔自食に期待する〕

▼連休初日は過酷な暑さ。
そのせいか、最寄りのショッピングモールは比較的空いていた。
みな、足取りが重い。
手に持ったアイスがあっと言う間に溶けた。

▼オレの通常体重は65キロ前後だが、現在62キロと非常に低い数値を示している。
このところ意識して食べる量を減らしているのである。
朝は、バナナ1本だし、昼はサラダとおにぎり1個だ。
とは言っても、ダイエットをしているわけではない。
断食とは言わないまでも、食べる量を減らすことで、オートファジー効果、つまり体内の古くなった細胞の入れ替えにより、病や老化を遠ざけると言う魂胆だ。
常に食べて栄養を摂っていれば良いと言うものでもないのである。
消化と言う作業だけでも肉体は相当のエネルギーを必要とし、よって細胞の刷新まで手が回らない状態となるのだ。
なにしろオートファジー(自食)だ。
万が一、新型コロナに感染したとしても、悪くなった細胞の入れ替えをしてくれるかも知れない。
本当は、16時間の空腹時間があって初めてオートファジーが活性化するらしい。
だがしかし、そんなに食べないとなると、夏バテしちゃうじゃないか。
オレのこんな、なんちゃってオートファジーだが、恐れ多くも期待しちゃうのである。

▼昨日から始まっている東京五輪の予選試合。
女子ソフトボールは今日も勝ったし、今日からは男子サッカー予選も始まった。
初戦は南アフリカ戦。
なかなかゴールが決まらず、じれったい展開が続く。
後半に目の覚める様な久保のゴールが決まり、その1点を守り切った日本が勝利。
勝ち点3をもぎ取った。
そしていよいよ明日、東京オリンピックが開幕する。

7549th


21(水) 腹筋ローラー20

〔今年もメロン〕

▼若手Nが、今朝おかしなことがあったと神妙な面持ちで言う。
いったい何があったと言うのか。
こう言うことがあったらしい。
寝ていると、いきなり「ピンポ〜ン」とチャイムが鳴った。
気付いたNは眠い目を擦りながら時計を見た。まだ5時だ。
何かの間違いだろうと、寝直しすると、また「ピンポ〜ン」と鳴った。
しかも1回ではない。
2回3回とそれは一定間隔で鳴るので、仕方なく起き、いったい誰なのかと、インターホンのモニターを見ると、そこには、坊主頭の中年男性が無表情でチャイムのボタンを押しているのだった。
Nがインターホン越しに「どちらさまですか?」と聞くと、その男はこう答えたのだと言う。
「さおりさんはいますか?」
彼女と同棲中のNは、彼女の名前がさおりではないことを再確認し、「いません」と言うと、その中年男性は無表情で行ってしまったと言う。
ピンポンダッシュではなく、普通にピンポンであるところに何かしらの不気味さを感じるのだった。
明日は誰を訪ねに来るのか、動向が注目される。

▼今年も北海道からメロンが送られて来た。
実家に電話した。
おふくろが元気な声で出た。
親父は風呂に入っていると言う。
聞くと、2回目のワクチン接種も無事終わり、副反応もなかったらしく、取りあえず一安心。
しかしながら、連日猛暑が続き、庭の野菜や花らに水をやるのが大変だと言う。
実家にはエアコンはおろか、扇風機もなかったはずなので少々心配ではある。
北海道も以前の夏の暑さとはレベルが違うのだ。
まずは二人とも無事にこの夏の猛暑を過ごして欲しいと思う。

▼開幕目前の東京五輪は今日からぼちぼち予選が始まり、ソフトボールは貫禄のコールド勝ちだったし、女子サッカーは、なんとか後半に同点のゴールを決め、まずますの初日となった。
明日は、男子サッカーの初戦だ。
次第に気分も盛り上がって来るのである。

7548th


20(火) 

〔3日後を認識する〕

▼朝6時、六本木本社へ向かう。
東名高速の青葉インターを過ぎた辺りでいきなり渋滞。
東京五輪の交通規制であることは明らかだ。
こんな朝早くからやらなくてもいいものを。
川崎インター少し手前で1車線減少、そして東京インターでゲート規制。
ETCが2つと一般が1つしか開いてないじゃないか。
いったいこれはどう言う意味があると言うんだ。
ゲートをくぐるとまったく渋滞なく、六本木まで辿り着いた。
そう言うことなのか。
よく分からないけど。

▼社内は先日、新型コロナワクチンを職域接種した者が大勢いる。
やはりみな、けっこうな副反応があったらしく、多くの者が打ったその日はぐったりしていたそうだし、未だに腕が上がらない者、頭痛がひどい者と様々だ。
そんな中、同じくワクチン接種した巨漢のK田は言う。
「ボクは眠たくて仕方ないんですよ」
それは副反応ではない。
単なる居眠りである。

▼終日社内で仕事をし、今度は帰路だ。
果たして道路状況はどうなっているのだろうか。
どうやらいつも乗る首都高5号線の池尻は、閉鎖となっている様だ。
だったら、いつもは渋滞で避けていたひとつ前の渋谷から乗るしかない。
するとどうだ。
まるで嘘の様に空いているじゃないか。
こんなのは通常、夜中しか考えられないだろう。
これが 1、000円上乗せの威力なのか。
こうして3日後、いよいよ東京五輪は開幕する。

7547th


19(月) 150 100

〔老化を防ぐ方法〕

▼今日は一日、足柄方面へ行ったのだが、東京ほどではないにせよ、こちらもなかなかの暑さだった。
部下のW、そしてTの仕事場へ。
どちらも大詰めを迎えている。
Tに昨日のワクチン接種はどうだったか聞いた。
「実はまだ腕が痛いんですよ」と言う。
まだまだ若い証拠じゃないか、とからかったが、さらにオレはこう言った。
「2回目はやめたらどうだ?」
「何を言ってるんですか、せっかく1回目打ったんだから2回目も打たないと意味ないじゃないですか」
そりゃそうだよな。
ワクチンは2回でその役目を果たすと言われているからだ。
そんなTにオレは、取りあえずこんなアドバイスをした。
「ワクチン接種によって失われるグルタチオンを摂取せよ」と。
グルタチオンは、人間の酸化、つまりさびつきを防いでくれる物質であるが、このワクチンを接種することによりグルタチオンが急激に失われると言うのである。
果たしてどんな食品に含まれていると言うのか。
ここに列記してみよう。
牛肉、レバー、ほうれんそう、小麦胚芽、キウイ、アボガト、アスパラガスなどだ。
これらを普段から意識して摂れば、きっと老化も防ぐことができるのだろうが、はっきり言ってどれもあまり食べていない食品ばかりだ。
取りあえずこの中で一番手軽そうな、キウイをどしどし食べることにしようじゃないか。
いつの間にか、オレ自身の話になっているのだった。

7546th


18(日) 腹筋ローラー20

〔白鵬時代は続くのか〕

▼千秋楽なので相撲の話である。
北青鵬と言う力士がいる。
今場所、幕下優勝を果たし、来場所十両昇進間違いなしと言うことだが、これまでの戦績が凄い。
昨年デビューし、序の口で優勝、そして序二段で優勝、さらに三段目も優勝、そして今場所幕下優勝と完璧な成績なのだ。
なにしろ体格が凄い。
身長は2mあるし、体重は170キロと堂々たる体格だ。
出身は北海道と言う。
久々に期待の日本人力士かと思い、調べると、本名はこうだった。
アリューナー・ダワーニンジ。
なんて日本人離れした名前なんだ。
それもそのはず、出身地は札幌となっているが、出生地はモンゴルなのだ。
やっぱり、モンゴルかよ。
出身地と出生地の違いがよく分からないことになっているのだった。

▼応援している宇良が10勝目を上げた。
よく頑張ったと思う。
しかし、残念ながら三賞はなし。
解説の北の富士がおかしい、と言っていたが、オレも同意する。
今日の勝利を条件に敢闘賞くらい上げても良かったのではないか。
ともあれ、幕内復帰を好成績で終えたことは良かったと思う。
来場所も怪我なく活躍を期待している。

▼そして優勝争いは結局、モンゴル人二人。
他の連中が不甲斐ないと言うことか。
白鵬と照ノ富士の全勝決戦である。
結果、優勝は白鵬。
見事な復活優勝だ。
あのエルボー気味のカチ上げはどうかと思うが、勝利への執念と言うしかないし、そもそも来るのが分かっているのだから、いつもいつも何も対策せずにやられる方がどうかと思う。
ともあれ、まだまだ白鵬の時代は続くのだろうか。
もしかしたらいきなり引退と言うことも考えられる。
照ノ富士の横綱昇進は間違いないだろうしな。
しかし、照ノ富士にしてみれば、勝ち逃げはされたくない気持ちだろう。
自らの手で白鵬に引導を渡したいに違いないのだ。
そう簡単にはいかないだろうけど。

7545th


17(土) 

〔脱炭素化への疑問〕

▼脱炭素化の計画がオレの許可なしに勝手に進んでいる。
最新の情報によれば、2035年にはガソリン車の販売が禁止となると言う。
この様な政策が次々と発表されるわけだが、本当に大丈夫なのか。
言うだけただだぞ。
そもそも疑問に思うのは、クルマだけに焦点が当てられているが、他にも炭素燃料を使っている交通手段はあるのではないか。
たとえば、旅客機はどうするんだ。
あんなでかいもの、化石燃料以外で飛ばせると言うのか。
その辺の言及がまったくされていないのではないか。
政府は、2050年までに温室効果ガスをゼロにするとか大きなことを言っているが、言ってる本人らはその頃もういないのではないか。
まったくもってとぼけているとしか言い様がないのである。
さて、我が愛車ライスシャワー号である。
言わずと知れたガソリン車、しかもハイオク仕様だ。
燃費は悲しいほど悪い。
しかしながらまだまだ頑張って走ってもらわなければならないわけだが、心配なのは、脱炭素化が進むに連れ、果たしていつまでガソリンが普通に供給できるかと言うことである。
どこかのタイミングで価格高騰するのではないか。
リッター500円なんてことになったらしびれるな。
果たして15年後のガソリン車がどうなっているのか。
愛車ライスシャワー号がどうなっているのか。
興味は尽きないが、そもそもオレ自身がどうなっているのか、それが一番問題である。

7544th


16(金) 150 100

〔マスクの効果に疑念を抱く〕

▼どの道路もちょっとどうかと思うくらいの大混雑だ。
場合によっては倍くらいの時間を見て置かなくてはならないくらいの渋滞なのである。
東京五輪を目前にして、その前にやってしまおうと皆躍起になっているに違いない。
少し前に、大会期間中は首都高の休日割引がなくなることを書いた。
実は、それどころではなかった。
期間中の通行料を 1、000円上乗せすると言うではないか。
いったい何を考えているんだ。
都心への流入を減らすと言うことなのだろうが、そもそも無観客になったのだから、それだけでずいぶん減っているはずじゃないか。
これでは一般道路へ流れ込むクルマの渋滞は避けられないだろうし、かと言って、規制の掛かった高速道路も大混雑に違いない。
それを見越した人達が、いま動いているのだ。
だから今のこの大混雑なのである。
これじゃ、期間中、東京はきっと仕事どころじゃないな。
休めないけど。

▼そして、梅雨明けである。
いよいよ夏本番。
ここぞとばかりの猛暑だ。
まず気を付けねばならないのは、熱中症だろう。
だからと言って、かき氷ばかり食べていてはダメだ。
必ずしも、この暑さに逆らうことが良いとは限らない。
水風呂なんかもってのほかだ。
熱い風呂に入ってこそ、上がったときの涼しさを感じるのだ。
それにしても、この暑さにマスクは辛い。
どうにかならんもんか、このマスク。
そもそも本当に効果があるのだろうか。
ウイルスが人間の大きさだとすれば、マスクの穴の大きさは、40メートルあると言うじゃないか。
つまり、自由に出入り可能と言うことだ。
だがしかし、ウイルスを運ぶ飛沫は、40メートル以上あるのだ。
と言うことは、効果はあるのだろう。
仕方ない、もう少し我慢しようじゃないか。

7543th


15(木) 腹筋ローラー20

〔思い込みは危険である〕

▼横浜へ行ったら、車は最寄りのコインパーキングに入れる。
金額が高いのもあれば安いのもある。
支店から一番近い駐車場は、24時間まで2,400円打ち切りとなっていた。
しかもそこは現金のみだ。
もっとお得なところがあるはずだ。
その一本裏に、1,800円と言うところがあった。
カードも使えるし、600円の差は大きいだろう。
会社の若手にも、得意満面にここの駐車場を勧めたのである。
そして、仕事も終わってさあ帰ろうと精算機で金額を表示すると、我が目を疑った。
驚いたことにその金額、3,600円と出ているではないか。
1,800円どころではない。その倍の金額がそこに表示されていたのだ。
何かの間違いじゃないかと自分の停めた番号と入力した番号を確認した。
しかし間違いはない。
そこでオレは看板を確認してみた。
するとどうだ。
24時間1,800円と思っていたが、よく見ると、6時間1,800円じゃないか。
それ以降は20分200円なのだ。
どうりで高いわけだ。
なんだか騙された様でいまいち納得がいかない。
騙されたオレが悪いのか。
ともあれ、思い込みは危険であると言うことをつくづく思い知らされたのである。

7542th


14(水) 

〔点検結果を心して聞く〕

▼今日も横浜で仕事。
自宅からは六本木本社よりもよほど近いのである。
町田が神奈川県と勘違いされるのももっともな話だろう。
非常に微妙な位置関係にあるのが町田なのである。
しかし、意外と気に入っているのである。

▼ディーラーから連絡があった。
愛車ライスシャワー号を6ヶ月点検に出しているのである。
さて、点検の結果、どんな感じだったのだろうか。
最近はちょっとやそっとのことでも驚かないのである。
オレは、心してスタッフの発言に耳を澄ました。
もしものことがあったら心臓に悪いからな。
スタッフはこう言った。
「まったく問題ありませんでした」
オレは冷静を装いつつも、心の中でこう叫ばずにいられなかった。
ブラボー!
ライスシャワー号は今が絶好調である。
しかし油断はできない。
1年の間に何かしらの大きなトラブルが発生するからだ。
そろそろオルタネーターあたり、危ないと思っている。
だいたいの察しが付くくらいになってるからな。

7541th


13(火) 150 100

〔乗るや否や降りた〕

▼早朝から葛西方面の仕事をサクッと終え、湾岸道路で横浜へ向かう。
都内はそろそろ東京五輪の予行演習なのか、交通規制があちこちでされており、そのせいでやたらと混んでいる。
来週からいよいよ開催なわけだが、果たして本番のその時、この辺の交通状況はどうなっていることだろう。
そう言えば、期間中の高速料金の休日割引はなくなると言うではないか。
そんなバカな話があるか。
できるだけ都心への流入をなくそうと言う魂胆だろうが、なにもみな、好きで高速道路を使っているわけではない。
必要に迫られ使っているのだ。
まったくもって御上の考えることはおかしなことばかりである。

▼横浜である。
高速をみなとみらいで降り、桜木町へ向かう。
少しボーっとしていたら、いつも曲がる道をうっかり通り過ぎてしまった。
それでもオレは慌てない。
迂回しようと鼻歌混じりに次の道を左折し、元の道へ復帰する道を探している途中、電話が鳴った。
ハンズフリーのボタンを押す。
業者からだが、何だかややこしい話をしている。
それでもオレはサクッと話をまとめ、電話を切った。
ふと前方を見ると、思っても見なかった道路に入っていることに気付いた。
ここはどこなんだ。
高速道路のゲートをくぐりました。
なんてこった。
寄りによってこんな時に、そんなややこしい電話をしてくるものだから、乗る予定もない高速道路に颯爽と乗ってしまったじゃないか。
だったらすぐに降りるしかないだろう。
そのまま行こうと思えば、どこまでも行けるが、目的地とはまったく違うところへ行ってしまうだろう。
オレは乗ってすぐに右へウインカーを出した。
通行区間は800メートル。
なんて贅沢なドライブなんだ。
それもこれもあの間の悪いテレフォンのせいだ。
そうでも思わなきゃ、自分の愚かさに目を瞑ることなどできないのである。

7540th


12(月) 腹筋ローラー20

〔夢を聞いてしまう〕

▼天気は不安定だが、今日も非常に暑い一日だった。
そうこうしているうちに梅雨も明けそうである。
足柄にいるWのお義父さんが亡くなったとのことで急遽、Wは兵庫県へと旅立った。
留守番をしているチョウ君の様子を見に行った。
相変わらず、出張生活を楽しんでいる様だ。
見るからに平和そうである。
そんなチョウ君は将来の夢を語るのだ。
果たしてどんなでっかい夢なんだ。
こう言う夢らしい。
自宅の庭に大きなもみの木を植え、その木の枝に鳥かごをぶら下げる。中にはカナリヤだ。
その樹の下には池があり、金魚やメダカが気持ち良さそうに泳いでいる。
そのさまをチョウ君は、ロッキングチェアをくゆらせながら眺めているのだ。
それがチョウ君の夢である。
でっかい様でいて慎ましさを感じさせる、如何にもチョウ君らしい夢なのだった。

▼会社からワクチン接種の希望者を募る連絡があったと聞いた。
オレに連絡がないのは、ワクチンを接種しないことを公言しているからだろう。
あれこれと理由を言っても、バカだと思われる御時世なので詳細は敢えて言わない。
ただ、99.4 パーセントは非陽性者の日本で、治験の終わっていないワクチンを健康な体に入れたくないだけだ。
どのみち、人数に制限がある様だから希望者に優先してあげると良いだろう。

▼ライスシャワー号こと、スカイラインHCR32が6ヶ月点検のためディーラーへ。
帰宅したら、ライスシャワー号の駐車場にいつもの「ZERO・Emission」カーが居座っていた。
黄色のボディがやけに目に染みる。
なにしろ、大きな問題なく帰ってきて欲しいと、いつもの様に願うのみだ。

7539th


11(日) 

〔疑惑の自粛〕

▼4度目の緊急事態宣言開始を目前にして、今のうちにと、街中はもの凄い人だかりとなっている。
緊急事態宣言と言ったって、もはや真剣に考えている人などいないだろう。
自粛自粛とバカの一つ覚えしか言わない政府にみな呆れているのだ。
なにしろ飲食店が可哀想で仕方ない。
日本だからみな大人しくしてるが、他の国だったら暴動が起きても仕方ないレベルだ。

▼話は呆れるほどガラッと変わり、大相撲である。
名古屋場所は中日を迎え、横綱白鵬と大関照ノ富士は共に全勝を守り勝ち越しで折り返しとなったものの、昨日いたはずのタマリ席の妖精が今日はいなかったことは、残念しきりなのだった。
東京へ帰ってしまったのだろうか、それとも急用ができたのだろうか。
東京から名古屋である。
もしかして、自粛なのか。

7538th


10(土) 150 100

〔ついに発見する〕

▼聞けば、今年最高の暑さと言うじゃないか。
呑気にタニシなんか探してる場合じゃないだろう。
だがしかし、いたのである、タニシが。
前回、ホームセンターを2件廻っていなかったので、ダメ元であまり行くことのないホームセンターへ行ったら、熱帯魚コーナーの水槽の一角にそれはいたのである。
目当ての「ヒメタニシ」ではなく、単に「タニシ」だったが、それでもいい。
サカマキガイに比べれば、雲泥の差だ。
まさか、タニシをこんなに有り難いと思う日が来るとはな。
5匹のタニシを水槽に入れた。
2匹のメダカは見慣れぬ新入りに興奮し、泳ぎまくっている。
タニシにはこれから水槽内の清掃係と言う重要な役目が待っているのだ。
くれぐれも頼んだぞ。
聞いちゃいない。

▼あれはもしかしたらと、テレビの画面を血眼になって探した。
そしてついに、タマリ席の妖精を発見。
白い洋服、そして一糸乱れぬ凛とした正座姿。
まさしくあの、タマリ席の妖精だ。
さすがに地方場所までは来ないのだろうと思っていたが、来ていたのだ、名古屋場所に。
お陰で興味のない取組の時間も、楽しく画面を見ることができると言うものだ。
しかし、ほんと何者なんだ?

7537th


 9(金) 

〔2週間前の決定〕

▼4回目の緊急事態宣言発令。
結局、東京五輪は1都3県無観客となった。
そんなことだろうと思ったよ。
開幕2週間前にしてやっとである。
遅い、遅すぎる。
ともあれ、これにてオレの東京五輪観戦計画はなくなったわけである。
せいせいはしたものの、夏休みの日程をこのために調整したのである。
どうしてくれるんだよ。
計画はおじゃんである。
最低でもキャンセルくらいはちゃんと対応して欲しいものである。

▼スーパーの一角に発見したのは、一蘭のカップラーメンだ。
残り3個しかないことから、きっと我先にと売れていったのだろう。
となれば、買わない手はない。
そう言うものである。
さっそく食した。
なかなか良く再現されているのではないか。
さすが、1個500円のカップラーメンだ。
もう買わない。

7536th


 8(木) 

〔名古屋ミッション終了〕

▼名古屋の宿はアパホテルだった。
1泊 3、800円とやけに安い。
駐車場も近くのパーキングに停めれば一泊 600円だ。

若手Tの仕事場へ行き、最後の打合せ。
あと一ヶ月の辛抱と叱咤激励する。
たぶん、大丈夫だろう。
昼でここを出た。

▼30年来の知り合いであるG氏と落ち合い、回転寿司へ。
10数年の間に起こった積もった話を聞く。
肺ガンで死にそうになったこと、新型コロナで死にそうになったこと、原因不明の扁桃腺の腫れで死にそうになったことと、なかなか波乱な10年を過ごして来た様だが、出た結論はこうである。
人間は死ぬと思ってもなかなか死なない。
そう言うことだ。
お互い見た目は変わっても、話せばまったく昔と変わらないと言うことを実感する再会だった。

▼5月に急死したYの自宅を年賀状の住所を元に探す。
お通夜に出られなかったのでせめて香典を渡そうと思ってだ。
しかしながら奥さんが仕事でいないことが分かっているので、ポストに投函しようと思った。
何とか自宅を探し当てた。
クルマがないのでやはり出掛けている様だ。
香典をポストに入れる。
少し前に頼まれていた同期のIの分も入れた。
Iに電話し、無事香典を投函したことを言うと、思いも掛けないことを言い出した。
昨日、送ったと言うのだ。
オレは慌ててポストに戻り、Iの分の香典袋を取り出そうと、ポストに手を突っ込んだ。
取れそうで取れない、もし奧へ行ってしまうとアウトだ。
そして何とか摘むことに成功。
だがしかし、手首が挟まって抜けなくなってしまったではないか。
ここでもし香典袋を離したら、二度と取り出すことは不可能だろう。
オレは必死にもがいた。
端から見ると完全に怪しい男である。
通報されないかとハラハラしながら、何とか取り出すことに成功。
手首に付いたポストの跡はしばらく消えなかった。
これにて名古屋でのミッションは終了。
雨の中、高速に乗り、帰路に着いた。

7535th


 7(水) 

〔懐かしい名古屋へ〕

▼名古屋へ向かう。
天気は相変わらず悪い。
渋滞なく名古屋到着。
コインパーキングにクルマを停め、Tのいる仕事場へ向かう途中、これでもかと言うほどのどしゃ降り。
傘なんて関係ない。
完全にずぶ濡れになった。
これじゃまるでオレが雨を連れて来たみたいじゃないか。
そんな状態で到着すると、その通りのことを言われた。
ここで懐かしい面々と会ったのだった。
みな、十数年ぶりなのだ。
会うなり「ぜんぜん変わってないじゃん」と嬉しいことをみな言ってくれるのだった。
懐かしさで、積もる話が延々と続き、肝心のTとの打ち合わせは二の次になってしまった。
いったいオレは何しに来たんだ。
しかし、Tは意外と元気だったので取りあえず安心したのである。
夕方、支店へ。
ほとんどは初対面だが、オレがいた頃からいる面々が3人ほどいるので、これまた懐かしい話に花が咲いた。
残念なのは本当はいるはずだった、Yがいないことだ。
5月に急死したのである。
未だにピンと来ないのだ。
ずっと昔からYと一緒だったIは、そのことで元気がないのである。

いつもしているだろう残業を今日はオレのために早々に切り上げてくれ、みなで近くの焼鳥屋へ行った。
現状、そして懐かしい話でやっぱり盛り上がった。
時短営業なので少々物足りなかったが、密度の濃い再会であった。
明日、もう一度、Tの仕事場へ顔を出して帰京することとしよう。

7534th


 6(火) 腹筋ローラー20

〔ただじゃおかない〕

▼突然のことで恐縮だが、メダカが一匹お亡くなりになった。
一番大きいやつである。
原因は不明。
心当たりがあるとすれば、この一番でかいのは普段、他の小さいのをいじめていたと言う事実だ。
自分の身体がでかいことを良いことに、二匹を追いかけ回しているところをたびたび目撃している。
そして、ついにその小さい二匹は結託したのだろう。
つまり、報復である。
寝込みを二匹で襲ったのかも知れない。
いくら力があっても、急襲されればひとたまりもないだろう。
そんなわけで二匹になってしまったわけだが、見たところ非常に平和そうだ。
いつも二匹一緒にいるのだ。
メダカにもメダカなりに複雑なメダカ関係があることを知ったのである。

▼明日、名古屋へ行く。
11年ぶりの名古屋支店だ。
そもそも行く発端となったのは、若手TからのSOSである。
そのSOSがどの程度のものなのか確かめなくてはなるまい。
たいしたことがなかったら、ただじゃおかないつもりだし、もし、手の施しようのない状態だったら、、、
ただじゃおかないつもりだ。
さて、荷造りでもするか。

7533th


 5(月) 

〔正体を突き止める〕

▼メダカの水槽に日増しに増えているのは、タニシである。
だがしかし、新たな事実が発覚したのだ。
タニシだと思っていたこの巻き貝、実はタニシではなかったのである。
タニシと言えば、苔取りやメダカのエサの食べ残し処理で重宝されるのであるが、この巻き貝は、縦横無尽に水槽内を泳ぎ回るし、エサの食べ残しはおろか、メダカにあげたばかりの新鮮なエサをずうずうしくも我先にと食べているではないか。
これが果たしてタニシと言えるのだろうか。
疑念を持ったオレは調べた。 するとどうだ。
タニシだと思っていたその巻き貝は、サカマキガイだと言うじゃないか。
この貝は非常に厄介らしい。
苔はあまり食べないし、繁殖力の凄さは半端ないらしく、あれよあれよと言う間に増えると言うのだ。
果たしてどこから入ったのだろう。
どうやら、購入した水草に卵が付着していることが多いらしい。
もしかしたら、買って来た水草に付いていたのかも知れない。
水槽に入れる前にはやっぱり洗うべきなのである。
そうとなったら駆除だ。
取りあえず、目に付くサカマキガイを全て取り出すのだ。
オレは割り箸を水槽に突っ込み、つまみ出す作戦に出た。
それにしても、難しい。
大豆を箸でつまむよりも数段難しいのではないか。
それでも何とか、計6匹をつまみ出し、ポイすることに成功した。
もしかしたらまだ出てくるかも知れないが、しばしこの作業を続けるしかないだろう。
迅速に駆除しないと、増える一方だからな。
となれば、本物のタニシが必要である。
少し小さめのタニシで、ヒメタニシと言うのがいるらしい。
さっそく、ペットショップへ調達に行った。
だがしかし、いないと言うではないか。
2店舗廻ったがどちらにもいない。
どうやら人気で品薄状態らしい。
困った、このままだと水槽に苔が付いてしまう。
その前になんとかせねばなるまい。
ごしごしと顔を真っ赤にして洗うのはゴメンだからな。

7532th


 4(日) 150 100

〔今場所を長く語ってしまう〕

▼今日から大相撲が始まった。
だがしかし、いないのだ。
タマリ席の妖精である。
いつも同じタマリ席で姿勢をピンと正し、正座の足はけっして崩さず、上品に観戦しているさまを見るに付け、ある意味、癒しとなっていたのだが、いったいどうしてしまったんだ。
名古屋だからである。
さすがにいないよな。
久しぶりの地方場所なのである。
今場所の注目は、まずは横綱白鵬の復帰だろう。
進退を賭け挑む今場所は果たして千秋楽まで取ることができるだろうか。
そして、綱取りを目指す照ノ富士だ。
今場所優勝すれば文句なしで横綱昇進であり、本人に取っては人生最大の勝負と言うことになるのだろう。
そしてもう一人楽しみにしているのは、再入幕の宇良だ。
ひざを大怪我し、どん底を味わってきただけに、是非とも頑張って、まずは勝ち越ししてもらいたいものだ。
最近個人的に応援している力士に、若隆景がいる。
小兵ながら足腰は粘り強いし、非常に力強い相撲を取るのである。
今場所、初の三役入りを果たし、活躍が期待されるのだ。
それにしても、若隆景である。
試しに声に出して言ってみよう。
わかたかかげ…
言いにくいったらないじゃないか。
誰だ、こんな四股名を付けた不届き者は。
聞けば、お爺さんは元小結の若葉山と言う力士だったと言うではないか。
こうなったら、早いところ、この若葉山と言う四股名を継いで欲しいものである。

今日の結果は、若隆景は残念だったが、白鵬、照ノ富士、宇良は白星発進。
しかし、白鵬はまったく余裕のない内容だった。
このまま勝っていったとしても、内容によってはいきなり休場、そして引退と言うことも考えられる、
そんな予断の許さない状況だが、場所を盛り上げるためにも最後まで優勝争いに絡んで欲しいと思うのである。
珍しく、白鵬を応援するオレがいるのだった。

7531th


 3(土) 腹筋ローラー20

〔コメダスタイル〕

▼明日は都議選があるので、市役所へ行き期日前投票をする。
当日の投票所は微妙に遠く、駐車場もないので、最近はいつも期日前投票だ。
投票を済ませ、スッキリしたところで、コメダ珈琲に入った。
時間的にきっと混んでいるだろうと思ったが、思いのほか空いていてなんだか妙だった。
きっとみな、明日の投票に行った後、家族で行くつもりなのだ。
確か、昔そんな歌あったな?
昼時だったので、腹も減ったし、オレはミートソースを食べたのだった。
ドリンクはいつもの、アイスミルクコーヒーだ。
昔、アイスモーニングと言っていた、あれだ。
どうでもいい情報である。
因みに、アイスミルクコーヒーを注文すると、必ず聞かれることがある。
「ガムシロップは入れますか?」
オレは迷わず「入れます」と言う。
それにしても、アイスコーヒーの場合のガムシロップはセルフなのに、なぜ、アイスミルクコーヒーは事前申告なのか。
何十年も前からそうなのである。
きっとそれが受け継がれたスタイルなのだろう。
是非ともそのコメダスタイルをこの先も変わらず大事にして頂きたいと思うのだ。
そう言った先からあっさり変わったりして。

7530th


 2(金) 

〔ゴホンを聞く一日〕

▼今日も朝から雨。一日豪快に降った。
そんな中、四六時中横で咳の音を聞きながら移動する一日だった。
咳の主はK部長である。
オレが運転する助手席に座っているのだが、ゴホンゴホンを1日聞かされる身にもなってみろ。
龍角散のひとさじでも飲んでみたらどうだ。
「ゴホンと言ったら龍角散だろ」
聞くと、そのゴホンは風邪と言うわけではなく、もともとヘビースモーカーでその頃から咳が出ていたらしいのだが、病院に診てもらうと、肺がニコチンでそうとう荒れていると言われ、これはまずいと2年前から禁煙をしているそうだが、咳は一向に良くならないらしい。
この御時世だ。
そこら辺であまり咳をすると白い目攻撃がよほど痛いに違いない。
万が一、新型コロナに感染しているとすれば、その咳の威力は半端なく、このオレもさぞかし危険にさらされていることだろう。
聞けば、先日新型コロナワクチンの2回目を打ったらしい。
それはそれで本人に取っては安心だろうが、けっして油断をしてはいけないのではないか。
ワクチンは完全じゃないのだ。
確かに、打った本人は、重症化リスクが減ったと言って喜んでいるかも知れないが、もしウイルスが体内に入れば、そのウイルスがワクチンと接触することにより変異し、さらに強化されたウイルスが体内から飛散されるかも知れないじゃないか。
これが単に杞憂であることを願いたい。
そしてランチタイムがやってきた。
よりによってしゃぶしゃぶである。
K部長と同じ鍋をつついたのである。
まったく、対策なしなのか、ここのしゃぶしゃぶ屋は。
これが単に杞憂であることを願いたい。

7529th


 1(木) 150 100

〔混沌とする感染者数と観戦者数〕

▼朝から猛烈な雨の中、神奈川の山奥へと入って行く。
無事到着するも雨の勢いは衰えず、周辺の山をふと見ると、
「こんなの崩れてきたらひとたまりもないな」
そんな大袈裟なことを妄想するほどなのだ。
それでも午後には雨も弱くなり、気分的にも少し楽になった。
梅雨だから仕方ないとは言え、少しは加減して欲しいものだ。
そして無事、本日の業務は終了した。
問題なく代役を果たせたことにホッとしている次第である。

▼東京の新型コロナ感染者数は着実に増え続けている。
前の週の同じ曜日で100人ずつ増えている状況だ。
この分だと東京五輪は再び無観客と言う可能性が出て来たのではないか。
抽選結果が出たあとに無観客、なんて言ったら、みなさん怒るだろうけどな。
その時、みんな口々に言うのだろう。
「だから言ったじゃないか」
とにかく、早くはっきりして欲しいものだ。
五輪観戦日に合わせて休み取ってるんだからな。

▼そして今日も夜は「水曜どうでしょう」観戦だ。
いったい、なん循環見てるんだろうな。
なん循環もやるんだから見てしまうのは当たり前じゃないか。
今週からまた初期の作品が始まっている。
サイコロの旅と来て、湯痔の旅だ。
この頃の大泉洋は、変な駆け引きがなくて面白かった。
ミスターも目力があった。
そんなことを思いながらしみじみと見るのもまた面白いのである。

7528th




byクムラ〜




昨日 今日


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