◆腕立て日記◆

千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を錬とする。

体力維持か、単なる意地か、長年続けている腕立て伏せ。
ややもすると怠け気味になってくる今日この頃。
自分自身への叱咤も含め、ここに記す。

|めっせ〜じ| 

/30:頭上を知らぬ間に /29:継続か切り替えか /28:Windows11である /27:白熱の日曜日 /26:上半期最後である /25:応援するに決まっている /24:疑惑の再抽選 /23:3匹のうち2匹が /22:流れに乗せられない /21:入場者数決まる /20:貫禄のKO /19:さらに仲間が増える /18:水槽に謎の訪問者 /17:愛車のリフレッシュ作戦 /16:いいことがあったと言って喜ぶ /15:スカイラインの終焉 /14:後ろからサイレン /13:判明する /12:メダカをセッティングする /11:山場を終える /10:プレゼントを2本 /9:久しぶりに生き物を飼う /8:象はいない /7:異色の試合を観る /6:思ったよりも降らなかった /5:雨で予想する /4:名馬の命日である /3:それでもベンツ /2:まずは睡眠である /1:聞いてしまう/

<2021年 6月>

     ◆腕立伏◆スクワ◆背筋◆腹筋

30(水) 腹筋ローラー20

〔頭上を知らぬ間に〕

▼一日天気悪し。
意外と涼しい。
朝から方々を廻る。
まず山北と言う神奈川の一番静岡寄りのところへ。
山間部に入ると、もはやラジオも入らない。
それでも携帯は繋がるから最近の電話はたいしたものである。
S氏のいる仕事場へ。
明日、S氏が検査のため病院へ行くと言うので、代わりに明日オレがここへ来ることになったのである。
朝は246号がずいぶん混むらしいので、気合いを入れて行かないとな。
それにしても周辺は何もない。
金太郎がクマに乗って出て来そうなところだ。
確かにすぐそこは足柄だからな。
そのあと、この近くにいるTの仕事場へ。
順調そうで一安心である。
そして、チョウ君のいる足柄へ。
元気にやっているようだ。
どこに泊まってるのか聞くと、旅館を日替わりで渡り歩いているらしい。
毎日、旅館のおばちゃんと触れ合うのがとても楽しいと言っている。
そして、最後に桜木町の横浜支店へ向かった。
するとどうだ。
みなとみらいから桜木町へと行く道中、信号待ちをしていると、頭上に何か妙な気配がしたので見ると、なんとロープウエイが通っているではないか。
こんな街中のど真ん中でである。
ついこないだまでなかったはずだ。
いつの間にできたのだろう。
支店の人間に聞くと、つい最近らしい。
新たな横浜名物にするつもりなのか。
一回くらい乗ってもいいな。
こうして、横浜での打合せを無事終え、今年も半分の業務を終了したのだった。

7527th


29(火) 

〔継続か切り替えか〕

▼自動車保険の更新ハガキが来た。
いつもは何も考えず、引き続き同じところで同じ条件で更新手続きしていたのだが、今年は違う。
そもそもチューリッヒを選んだのは、ロードサービスの内容が良かったからだ。
なにしろオレのクルマは古い。
どこでどうなるか分かったもんじゃない。
となれば、ロードサービスが充実していないとダメだろう。
ポイントはレッカー距離だ。
どんな辺鄙なところでエンコするか分からないのである。
そこでオレは比べた。
すると、チューリッヒが抜きんでて良かった。
レッカー距離が、100 km まで無料だと言うのだ。
それからと言うもの、何も考えずチューリッヒで決めていのたのだが、今回ちょっと見直してみた。
もしかしたらサービスの状況が変わっているかも知れないと。
最近、CMで良く見るのは、ソニー損保である。
事故ったらセコムが駆けつけてくれると言うのだから、非常に魅力的じゃないか。
試しに、ソニー損保のロードサービスを調べてみた。
するとどうだ。
レッカー距離は、ソニー損保が指定する修理工場までなら無制限と言うではないか。
こっちが指定した工場でも、100 km まで無料だと言うのだ。
いつの間にこんなにサービスが良くなっていたのか。
試しに見積りをしてみた。
オレはちょっと驚いた。
その金額、20.640円/年と出たのだ。
因みに同じ条件で記された継続保険料は、38.820円/年だ。
どうしてこんなにも違うんだ。
何か裏があるのじゃないかとじっくりと見ても取り立てて違いは見当たらない。
となれば、迷う必要もないだろう。
なにしろ、何かあったらセコムが飛んで来るのだ。
とは言え、そう言う事態になることは絶対に避けなくちゃな。

7526th


28(月) 

〔Windows11である〕

▼Windows11が発表されると言う。
たしか、Windows10が最後のバージョンだと言っていたのにな。
まるで引退したプロレスラーが簡単に復帰する様なもんじゃないか。
微妙に違うか。
ともあれ、Windows10からは無償アップデートされると言うことなので文句は言うまい。
いつもそうだが、問題は現行ソフトの互換性である。
ソフトあってのパソコンなのだから、これまで使っていたソフトが問題なく動かなくては本末転倒なのである。
そんなことよりも、噂ではandroid アプリが動作すると言うじゃないか。
これは朗報である。
正式リリースは年内とのことらしい。
それまで期待して待とうじゃないか。

▼タコの刺身を買って帰る。
このところ、タコやイカを意識して食べるようにしている。
それもこれも、打倒新型コロナのためだ。
タコやイカには新型コロナを100パーセント阻害すると言われる、5−ALAが豊富に含まれているのだ。
気休めと言われても構わない。
信じるバカ者だけが救われるのだ。

7525th


27(日) 

〔白熱の日曜日〕

▼日曜の今日、まずはボクシングで注目の一戦。
中谷正義がロマチェンコと夢の対戦である。
場所は先週の井上尚弥戦に続いてラスベガス。
しかし、ロマチェンコの牙城は高かった。
9ラウンド、TKO負け。
しかし、この舞台に立つことがまずもって快挙。
なにしろ相手は史上最高傑作ボクサーと言われるロマチェンコだ。
前試合でタイトルを失ったとは言え、まだまだ実力は最高峰と言っていいだろう。
ロマチェンコはオレが好きなボクサーの一人だ。
次戦は王座を奪われた相手と雪辱戦のリマッチとなるのだろう。
きっと、王座返り咲きを果たしてくれるに違いない。
中谷そっちのけの話になってしまった。

▼そして、宝塚記念。
クロノジェネシスはやっぱり強かった。
現役最強と言われる馬にルメールが乗れば盤石と言うことだ。
2着に伏兵ユニコーンライオンが入ったものの、堅い決着となり、馬券は当たったが、たいそうなトリガミとなってしまったのだった。
これにて上半期のG1は終了。
馬券成績を振り返ってみると、収支 ー1、090円と黒字にはならなかったが、まずまずの結果と言えるのではないか。
今年は、プラス収支を目標に掲げ、秋G1には必勝態勢で挑むつもりだ。
夏競馬ですってんてんになるかも知れないけどな。
いや、なるだろう。

7524th


26(土) 150 100

〔上半期最後である〕

▼明日は上半期G1総決算、宝塚記念である。
今年は出走頭数13頭と少々寂しいものがあるが、その分、当てやすいと言うものだ。
そう簡単にはいかない。
今回の3強はすべて牝馬だ。
しかしながら、この3頭がすべて来るとは限らない。
むしろ、この中の1頭は飛ぶことだろう。
目下1番人気のクロノジェネシスはグランプリ連勝中だ。
これは外せないだろう。
2番人気のレイパパレは、前走名だたる実力馬を前にして大阪杯を勝利。
しかもいまだ負けなしだ。
これは外せないだろう。
3番人気のカレンブーケドールは勝ち切れないまでも実に手堅いレースをしている。
これは外せないだろう、って、結局全部抑えるつもりじゃないか。
そうでもしなきゃ当たるわけがないのである。
それでも本命馬を抜擢しなくてはならない。
そこで今回ちょっとひねりを加えて、本命を4番人気のアリストテレスとした。
ここ2戦は惨敗しているが、距離が合わないことは明白。
菊花賞を2着していることから実力は本物だし、これまでまったく大崩れもしていないのである。
勝つとしたら今回だろう。
「この馬の実力は本物だった〜!」と言う実況が思い浮かんで仕方ない。
対抗はやはりクロノジェネシス。
外そうにもこの馬を無視するわけにはいくまい。
そして単穴に、モズベッロ。
馬場が悪くなればもしかしたら頭もあるかも知れない。
なにしろ最後はバシッと当てて締めくくりたいのである。

▼余談だが、メダカのともだち、ヤマトヌマエビが全滅した。
もしかして、ともだちじゃなかったのか。
ともだちだったら、もう少し何とかしてくれてもいいじゃないか。
横たわるエビを尻目にほったらかしなのである。
なにしろ原因は不明だ。
苔不足と言うことも考えられる。
もう少し、水槽が苔むしてから、エビは入れた方が良さそうだ。
またひとつオレの経験値はアップした。

7523th


25(金) 腹筋ローラー20

〔応援するに決まっている〕

▼名古屋へ出張に行っている、若手Tがピンチに陥っている様だ。
まったくもって余裕のない状況は声のうわずり加減で分かる。
どうやら行かねばなるまい。
11年ぶりに仕事のために行く名古屋だ。
日帰りだけどな。

▼陸上日本選手権、100メートル決勝は予想外の結果に。
優勝は、多田修平。
持ち前のロケットスタートからそのまま逃げ切り初優勝。
オリンピック代表を勝ち取った。
いっぽうの日本記録保持者、山縣は3位だったが、何とかオリンピック代表に。
桐生、そしてサニブラウンは残念ながら馬券外となった。
人間の競争だよ、これ。
2位には初見の選手が入ったが、オリンピック参加記録を持っていないため、残り一枠の選考が注目される。
こんな真剣勝負を見ていると、やはりオリンピックはいいな、と思ってしまう。
知らず知らずのうちに、己の体内にアドレナリンが出ているのがわかるのだ。
東京五輪本番はきっと、ガンバレニッポンと大声で応援するに決まっているのである。

7522th


24(木) 

〔疑惑の再抽選〕

▼東京五輪の入場者数の上限が半分、もしくは1万人となり、再抽選となったわけだが、どうにも解せないのである。
てっきり全競技が再抽選の対象だと思ったが、そうではなく、オレが観戦権限を持っているバレーボール、レスリング、ハンドボールはおろか、多くのチケットは抽選対象に入っていないのだ。
これはいったいどう言うことなんだ。
あの時、どうか当たりますようにと願って当たったチケットは、実は半分も売れていなかったと言うことなのか。
おかしいじゃないか。
そもそも、なぜ先にキャンセルを受け付けないんだ。
きっと、キャンセルしたいと思っている人はごちゃまんといるはずだ。
キャンセルを受け付けたあとに再抽選すればいいじゃないか。
その方が本当に行きたい人にチケットが行き渡ると言うものだろう。
実際のところ、再抽選する必要がないほどキャンセルが出たりしてな。
どうせ再抽選と言ったって、高いチケットは残して安いチケットを外れにするに決まっているのだ、そう思ってしまうのは勘ぐり過ぎか。
ともあれ、これで事実上オリンピック観戦は決定である。
気が乗らなくても行かねばなるまい。
金をどぶに捨てるわけにはいかないのだ。

7521th


23(水) 150 100

〔3匹のうち2匹が〕

▼久しぶりの本社はなかなか息が詰まるのである。
それが一日じゅうときたものだから、終わる頃にはすっかり疲弊してしまった。
今週はこんな感じである。
そのうち慣れるのである。

▼絶賛、レストア中のダットサンフェアレディは、塗装も終わりに近付いたのか、ずいぶん綺麗になった。
あとは、各パーツを取り付け、エンジン調整をすれば完成といったところか。
1年越しのレストアもあともう少しだ。
どこの誰のか知らないけど。

▼いっぽうの、ヤマトヌマエビである。
実を言うと3匹いたエビは、2匹死んだ。
昨日、最後の1匹が死んだと思ったら、それは脱皮のあとだった。
まったく紛らわしいことしやがって。
2匹の死因はまったく分からない。
エサはメダカのエサの残りがあったはずだし、これだけメダカが元気なのだから水質にも問題ないはずだ。
とすれば原因はひとつ。
他殺だ。
犯人は誰か。
きっとこの中にいるに違いない。
そりゃそうだろうよ。
ヤマトヌマエビどうしの仲間割れか、それともメダカの集中リンチに遭ったのか。
今となっては証拠もなにも消滅しているため手掛かりがないが、犯人探しをしたところで何になると言うんだ。
なにしろ、貴重な1匹である。
見たところ元気いっぱいだ。
もしこれが死んだら犯人は明かだろう。
ともあれ、次は不慮の事態を考慮し、思い切って5匹くらい買ってくるとするか。

7520th


22(火) 腹筋ローラー20

〔流れに乗せられない〕

▼新人Nと共に残務整理をする。
余裕で終わると思ったが、Nに託した仕事がなかなか終わらず、結局手を貸した。
Nは言う。
「甘く見てました」
仕事は時間配分が重要なのである。
なんとか、ちょっとの残業で仕事を終え、新人Nとはひとまずこれを持ってオレの元から離れる。
明日からは別天地で頑張ってもらうのである。

▼新型コロナウイルスワクチン接種券が届いた。
意外と早かったな。
だがしかし、オレは打たないつもりだ。
少なくとも、治験の終わったワクチン意外はな。
そもそも接種するのが当たり前の様な報道がどうかしている。
まるで、余らせたらもったいないかの様にただただ無闇に勧めているとしか思えないのだ。
きっと、何年かして何かあったとしても国は補償なんかしてくれないだろうし、生命保険だって降りないかも知れない。
なにしろ、まだ治験中のワクチンだからだ。
ファイザー社自身が言っている。
本当はまだ治験の終わっていないワクチンだけど、非常事態なのでどうしても今すぐ欲しいと言われたので仕方なく提供した、と。
どうか何事もありません様に、とファイザー社自身が願う様にして世に出したモノだ。
いたたまれなくなったファイザー社の副社長は、会社を辞めたと言うではないか。
そして、裏情報を流し、その後の姿は見ていない。
ただ、このワクチンを打つと、感染しても重症化はしないと言うことだから、当面は効果が見て取れるのかも知れない。
年寄りには有効だろう。
だがしかし、子どもにまでバンバン打たせ様としてるなんて、ほんとどうかしてる。
今さらながらとんでもないウイルスを作ってくれたな、まったく。
変異を繰り返すたびに凶暴になっていくウイルスなんか、人工で作ったに決まっているのだ。
そう言うことらしい。
まだまだ言いたいことはあるが、切りがないのでやめておこうじゃないか。
あくまでもワクチンを打つ打たないは個人の判断。
まずは、妙な世の流れには乗せられないようにしなくてはなるまい。
その上で自分自身でよく考え、決めるのだ。

7519th


21(月) 

〔入場者数決まる〕

▼チョウ君を足柄へと連れて行ったのである。
天気は抜群、富士山もよく見えるのである。
次のチョウ君の仕事は、足柄で仕事をしているTとWの応援なのである。
3週間ほど泊まり掛けで滞在することになるが、当のチョウ君は毎日旅館に泊まれると言ってワクワクしている。
旅行気分かよ。
ともあれ、無事チョウ君を送り届け、打ち合せも済ませた。
きっとチョウ君はここでも活躍してくれることだろう。
オレはそう期待したい気持ちでいっぱいなのである。

▼東京五輪の入場者数が決まった。
半分、若しくは1万人を上限とするらしい。
個人的には無観客を期待していたのだが。
ともあれ問題は、その入場者をどうやって決めるかだ。
抽選なのか。
しかし、今から抽選で決めたとして果たして間に合うのか。
チケットを持っているオレとしては非常に気になるところであり、早く決めてくれないと、夏休みの計画が立てられないじゃないか。
オレはそう訴えたい気持ちでいっぱいなのである。

7518th


20(日) 150 100

〔貫禄のKO〕

▼井上尚弥のラスベガス決戦。
放送開始の10時半から WOWOW を点ける。
とは言え、井上の試合はまだまだ先だ。
30分ほど掴みの放送を見てから買い出しに出掛けた。
さっさと帰宅し、再び放送を見る。
試合開始は13時半。
いよいよだ。
昨年とは違い、会場は観客あり。
相手は、同級1位のダスマリナスと言うフィリピンの選手。
一発があるらしいので要警戒だ。
1Rは取りあえず様子見も、2R、井上がわき腹へのパンチで早くもダウンを奪う。
これで完全に腰が引けてしまったダスマリナス。
そして3R、再びわき腹へのパンチが決まり、ダウン。
なんとかカウント9で立ち上がるも、すでに戦意喪失気味。
最後もわき腹へ、あばらが折れたのではと思うほどのパンチがもろに決まり、KO。
まったく、井上の相手ではなかった。
次回はいよいよ4団体統一へ向け、ドネアとカシメロの勝者と激突するのだ。
これもまた楽しみで仕方ないのであった。
これでまた明日から頑張れる。

7517th


19(土) 腹筋ローラー20

〔さらに仲間が増える〕

▼朝から雨。
一日降った。
いまさらながら、梅雨だからである。

▼ペットショップへ行った。
と言えば、メダカに決まっている。
昨日、水槽内でタニシを発見し、苔対策に有効であると言うことを述べたわけだが、如何せんサイズが小さすぎる。
これでは心許ないことに気付いてしまったので、オレはペットショップへと走ったわけである。
オレがここで買い求めたのはこれだ。
「ヤマトヌマエビ」
ミナミヌマエビでも良かったのだが、このエビはほっとくとやたらと増えるらしい。
それはそれで困りそうなので、検討した結果、ヤマトヌマエビをチョイスしたわけである。
何匹入れれば良いのか判断に迷ったが、現在いるメダカは3匹と言うことで、ヤマトヌマエビも3匹にした。
専門的に言えばマンツーマンならぬ、メダツーエビと言うことである。
水槽の苔取り、メダカのエサの食べ残しは、この3匹に掛かっていると言えよう。
オレは大いに期待しているのである。
ところで、オレはペットショップで衝撃の事実を知ってしまった。
エビよりもメダカの方が安いと言うことを。
この際、メダカ達には伏せておこうと思う。
ショックで死んだら大変だからな。

▼明日の楽しみは、井上尚弥だ。
ラスベガスで防衛戦があるのだ。
それが今から楽しみで仕方ないのだった。

7516th


18(金) 

〔水槽に謎の訪問者〕

▼メダカの水槽を眺める。
何かがガラス面に貼り付いていることに気付いた。
最初はちっちゃい葉っぱでも付いているのだろうくらいにしか思っていなかった。
しかし、良く見ると動いているのだ。
水に揺られて動いているのではない。
明らかに自ら動いている、いや這っていると言った方がいいかも知れない。
それにしてもあまりにも小さくてそれが何かわからない。
それでもオレは諦めない。
ありったけの集中力で目を凝らし、その何かをじっと見つめた。
そしてそれが何であるか、オレはこう結論付けたのだ。
「タニシ」
直径3ミリほどしかないが、それは明らかにタニシだ。
昔、田んぼで良く見掛けたやつだ。
それにしてもいったいどこから入って来たのか。
タニシは飛ぶことができないことは有名な話だ。
このオレでも知っている。
するとどう言うことか。
メダカの無精卵と思っていたモノが、実はタニシの卵だったのか。
謎は深まるばかりだが、タニシである。
水槽の苔を取るには最高のお供と言えよう。
ちょうど、タニシかエビか、入れてやろうと思っていたのだ。
まずはこれで苔対策は万全と言えるだろう。
こんなちっこいタニシで大丈夫なのか。
あまり当てにしてはいけないと思った。

7515th


17(木) 150 100

〔愛車のリフレッシュ作戦〕

▼いきなり外から叩き付ける様なけたたましい音がし始めた。
豪雨である。
「大丈夫かなあ」とオレが言うと、新人Nは事も無げにこう言った。
「大丈夫です、靴以外は…」
その瞬間、みな脱兎の如く外へ走った。
靴が外にあることに気付いたのである。
靴を確認するもすでに遅し。
びっしょりである。
何もなかったかの様に雨は止んだ。

▼愛車であるライスシャワー号こと、スカイラインHCR32は目に見えないところにあちこちガタが来ている。
そのため、オレはある作戦を立てているのだ。
メルカリである。
キーワードを設定し、それに関する商品が出品されるとメールで知らせてくれることになっているのだ。
すぐに売れてしまうため、ボヤボヤしているわけにはいかないのである。
そして今回、購入したブツはこれだ。
「ウインカー」
左側のである。
少し前から取り付け部分のプラスチックが割れてしまっており、滑り止めシートを挟んで応急手当をしているのである。
しかしいつこれが取れてしまうか分からない。
そこで今回のウインカーである。
見つけた途端に購入した。
何度も言うが、ボヤボヤしているわけにはいかないのである。
ブツはすぐに届いた。
新品ではないが、各部分、特に取り付け箇所はしっかりしている。
これで一安心。
まずは、ウインカーリフレッシュ作戦は成功と言ったところだ。
いつ付けるか分からないけど。

7514th


16(水) 腹筋ローラー20

〔いいことがあったと言って喜ぶ〕

▼チョウ君が朝来るなり、いいことがあったよ、と言って喜んでいる。
いったい何があったのか。
国家試験に合格したのである。
中国の国家試験ではない、日本の国家試験だ。
たいしたもんだな、しかし。
チョウ君が見せてくれた答案用紙には、日本語がびっちりと書かれている。
そもそもどうして答案用紙がここにあるんだ?
聞くと、試験が終わって帰宅後、思い出して書いたのだと言う。
それもまた凄いな。
内容を読むと、下手すれば日本人にも書けない様な文章じゃないか。
とても、メダカで喜んでいる男には見えないのである。
いま、喜んでいるのはオレだけどな。
ともあれ、これでますます自信を持って仕事に励むことだろう。

そんなチョウ君は少し困った顔で言うのだ。
うちの奥さん、日本語能力検定試験の2級がなかなか取れないんだよ、そう言って嘆いているのだ。
当のチョウ君は1級を持っていると言い、どんな試験なのか分からないが、もしかしたら日本人でも難しいのではないか。
きっとそうだ。
チョウ君を見ていると無性にそんな気がして仕方ないのだ。

7513th


15(火) 

〔スカイラインの終焉〕

▼日産スカイラインが開発中止と言うではないか。
現行車で最も歴史のあるクルマだが、13代目をもってついにその幕を閉じるのである。
これも時代の流れなのか。
そもそもこのクルマ、いつの間にかでっかくなったし装備も豪華、結果的に少々高価になり過ぎた。
こうして元来のコンセプトから次第にかけ離れ、それと共に本来の客層が離れていったのではないか。
売れなくなるのももっともだろう。
となれば、オレの使命はただひとつ、我が愛車スカイラインHCR32をどれだけ維持していけるか、ただそれだけだ。

7512th


14(月) 150 100

〔後ろからサイレン〕

▼いつも帰りに立ち寄るショッピングモール近くで、突然後ろからサイレンの音が。
ルームミラーを見ると、覆面パトカーが血相を変えてこっちに向かって来るではないか。
オレはいったい何をしたと言うのだ。
さっきの左折で少しスピードを出し過ぎてしまったのか。
いまいち見に覚えがないが、半ば観念し、ファザードを点けて道路脇に停めようと思ったら、あーら不思議、オレの脇を通り抜けて行ってしまったではないか。
どうやらオレじゃなかったようだ。
まったく、驚かせやがって。
帰りに再びその道を通ると、パトカーに捕まったRV車が。
それを見てオレは目が覚めた。
と言っても居眠りをしていたわけではない。
これを機に安全運転に対する気持ちの緩みをいっそう引き締めようと心に誓ったのだ。
そんなことよりも、ほんと良かったよ、捕まらなくて。

7511th


13(日) 

〔判明する〕

▼今日もまずはメダカ。
判明したことがあるのだ。
3匹ともメスでした。
てっきり1匹はオスだと思っていたのだが、よくよく調べてみるとオスの特徴が一匹も見当たらないのだ。
だかしかし冷静に考えてみると、これで良いのかも知れない。
迂闊に増やすと大変なことになりそうだからだ。
それに稚魚が6匹いる。
これが大きくなればきっと賑やかになることだろう。
それがいつになるのかは分からないけれど。

百均で画期的なメダカグッズを見つけた。
水槽に浮かべるエサ置きだ。
エサを落下させない様にするのである。
これで掃除が楽になると言うものだ。
しかしながら、メダカたちは見慣れないモノが急に入って来たのでしばし警戒。
なかなか、中のエサを食べてくれないのだった。
きっと腹が減れば諦めて食べてくれるだろう。

▼昼はUFC、夜は RAIZIN と格闘技三昧だった。
朝倉未来の失神一本負けは衝撃だった。
相手は日系ブラジル人の柔術の選手。
久しぶりにMMAにも柔術の時代が来たのかも知れない。
知らないけど。

7510th


12(土) 腹筋ローラー20

〔メダカをセッティングする〕

▼今日は休みだと言うのに、いつもの早朝に起きてしまった。
なんてことだ。
うっかり目覚ましを切るのを忘れていたのだ。
まいったなあ。
そのせいで一日眠かったのである。
しかし、ボヤボヤ寝ているわけにはいかない。
メダカだ。
メダカの水槽とか、その中に入れるモノとか、いろいろと調達しなければならないのだ。
ホームセンターへ行き、魚コーナーへ。
色々あって迷うったらない。
1時間くらいウロウロし、まったくもって怪しい客だったのではないか。
仕方ないじゃないか、初心者なんだから。
結局、水槽は10リッターサイズを選択。
他に、敷石、水草、エサ、水替えホース、スポイトを揃えた。
帰宅しさっそくセッティング。
うっかり忘れてしまったのは、メダカをすくう網だ。
仕方ないので、ハーゲンダッツのフタを代用品として使った。
メダカすくいがこんなに難しいとは思わなかったよ。
かくして、メダカのお宿が無事完成。
それにしても、このサイズの水槽にメダカ3匹は無性に寂しい感じがする。
できれば、あと5匹ほど欲しいところだが、当人達に取ってはこの方が広々としていいのだろうか、それとも賑やかな方がいいのだろうか。
いくらジッと見ていても、メダカ初心者のオレにはメダカの気持ちなど分かろうはずもないのだった。

7509th


11(金) 

〔山場を終える〕

▼この物件も今日でひとつの山場を終えた。
いよいよ来週で終了であり、F氏、チョウ君、そして新人Nとも別れ別れとなる。
そう思うと何だか寂しい気分になるのである。
F氏は非常事態宣言の明ける20日過ぎから旅に出ると言う。
どこへ行くのか聞くと、四国を廻ると言うのだ。
下道をのんびりとクルマで行くとのことだ。
四国へ渡るには下道はないのでくれぐれも注意して欲しいものだ。
黙ってたら海に入って行きかねないからな。
なにしろ安全運転で無事の帰還を願うばかりである。

▼こんな時間に? と言う時間に部下のNAから電話が入った。
「何かあったのか?」と聞くと、何かあったのだと言う。
言ってみろ、と聞いてみた。
すると、恐る恐るこう言うのだ。
「事故っちゃいました」
さしずめ、そんなことだろうと思ったよ。
詳細を聞くと、帰宅途中の渋滞で割り込んで来たクルマと接触したのである。
相手は40代くらいの主婦で、双方とも怪我かなかったのが幸いだ。
警察を呼び、互いの名前、連絡先を交換し、そして保険屋に連絡することを指示。
破損部の写真を撮って、あとは、たとえスマホをいじっていたとしても余計なことは言うなと釘を刺して置いた。
なにしろ帰りは気を付けるよう叱咤激励したのである。
さあ、これを機に、オレも気を付けるとしよう。

7508th


10(木) 150 100

〔プレゼントを2本〕

▼昨日誕生日で不在だったF氏にウィスキーを2本、プレゼントした。
これくらいしか思い付かなかったし、銘柄もまったく詳しくないので適当に選んだが、この中の1本は名前が気に入って買った。
「ゴールデンホース 武蔵」
なんていい名前なんだ。
ゴールデンホースと来て、武蔵だ。
それがどんなウィスキーなのか皆目分からないが、一目見てこれに決めたのである。
F氏は喜んで受け取ってくれた。
毎晩、これを炭酸で割り、つまりハイボールにして飲むそうだ。
口に合えばいいのだが、きっと酔っぱらえば何でもいいに決まってる。
オレはそう断言するのである。

7507th


 9(水) 腹筋ローラー20

〔久しぶりに生き物を飼う〕

▼今日、チョウ君からもらったモノがある。
メダカである。
成魚3匹、稚魚6匹である。
ヒメダカと言う種類でボディはオレンジだ。
稚魚が6匹と言ってもあまりにも小さくて、本当に6匹いるのかは定かではないし、本当にこれがメダカなのかも良く分からない。
チョウ君に、実はボーフラなんてことはないだろうな、と言ったら、あるわけないよ、と一蹴されてしまった。
なにしろ久しぶりの生物である。
4年前に飼っていたノコギリクワガタ以来だ。
これから少しずつ、育て方を調べ、グッズも揃えなくてはなるまい。
違う種類のメダカを入れて、交配するのも楽しいかも知れない。
まずは、この稚魚を元気に育てなくてはなるまい。
それがオレの目下の使命なのだ。
因みに、中国にメダカはいないらしい。
いや、いるかも知れないが、チョウ君は日本に来て初めてメダカと言う魚の存在を知ったのである。

7506th


 8(火) 

〔象はいない〕

▼いま、中国で象の移動による被害のニュースが話題になっているが、F氏がいきなりこんなことを言い出した。
「なんで日本には野生の象がいないんだろうね?」
するとチョウ君はこう言ったのだ。
「えっ、日本には野生の象がいないあるか?」 いると思っていたのである。
日本には野生の象はおろか、馬もいないよ。
そのやり取りを聞いていた新人のNは、得意満面な顔でこう言ったのだ。
「昔は日本にもいたんですよ、マンモスと言う象が」
いったい何年前のことを言っているんだ。
日本列島が存在していたかどうかもわからない時代のことをドヤ顔で言ってもらっても、ほとほと困るのである。

7505th


 7(月) 150 100

〔異色の試合を観る〕

▼ボクシング元世界5階級制覇王者のフロイド・メイウェザーと米国人ユーチューバーのローガン・ポールが戦った。
ボクシングルールの8回戦だ。
ちょうど昼時だったので、スマホで見ることができた。
この試合、体重差で20キロ近く、身長差で20センチあり、通常のボクシングでは考えられない対戦だが、メイウェザーはすでに引退しているし、ローガン・ポールはボクサーとは言え、ユーチューバーだ。
しかし、メイウェザーに取っては非常にリスクの大きい試合と言えよう。
もし万が一負けなどしたら、リセールバリューは一気に落ちる、と言うか、ほぼゼロになるからだ。
対峙するとやはり体格差は明かだ。
試合序盤は、ポールが積極的に手を出していたが、難なくメイウェザーは交わす。
ラウンドが進むに連れ、ポールのスタミナは切れてきたが、メイウェザーの決定打もなかなか出ない。
万事そんな感じで試合は進み、最終ラウンド終了。
この試合はエキジビションマッチであり、判定はなし。
判定を付けるとすれば、メイウェザーのフルマークだったろうが、ポールは十分健闘したと言えるだろう。
できれば、挑戦者らしくがむしゃらな攻めを見せて欲しかったし、本当はメイウェザーにスカッとKOしてもらいたかったんだけどな。
ちょっと不完全燃焼なのだった。
ともあれ、ポールは株を上げたことだろう。
ますますYoutubeの会員数が増えるのではないか。
ところで、どんなことやってるユーチューバーなんだよ。
調べる気にもならないのだった。

7504th


 6(日) 腹筋ローラー20

〔思ったよりも降らなかった〕

▼朝から雨。
世間の人々はどこにも行く当てがないのか、買い出し先のショッピングモールはけっこうな混み具合。
今日は奮発して、ウナギ弁当を買って帰った。
なぜならば、これから安田記念があるからだ。
すでに当てる気まんまんなのである。
雨は思ったよりも降らず、競馬場の馬場は良馬場。
これがひとつ予想外であり、微妙な結果のずれを生んだのかも知れない。
さて、結果はどうだったのか。
グランアレグリアが2着だったのは想定内だった。
だったら普通、1着はインディチャンプに決まっているじゃないか。
だがしかし、最後の最後に跳んできたのは、伏兵ダノンキングリーだった。
せめてインディチャンプが3着に来てくれればと言ったところだったが、困ったことに4着と言う結果なのだった。
しかしながら言わせてもらえば、オレ的には十分健闘したと言えるのではないか。
次に繋がる予想をしたと言えるだろう。
そんなわけで、次の宝塚記念で上半期G1も終了。
このレースで有終の美を飾り、秋からのG1へと気持ち良く突入したいと目論んでいるのである。

7503th


 5(土) 

〔雨で予想する〕

▼昨日の雨はすっかり上がり、今日は朝からすこぶる天気が良い。
そう言えば、梅雨入り宣言がまだの様だが、このままの調子で行くとややもすれば、梅雨入りなしよ、と言うことになるのかも知れない。
一見嬉しい様でいて、実はその裏にはとても困った事態が待ち受けているに違いないのだ。
その気になる明日の天気だが、どうやら東京はあまり思わしくない様だ。
これはちょっと困る。
何がって、競馬の予想に決まっているだろう。
明日は安田記念である。
基本的に、芝の良馬場と重馬場では予想ががらっと変わってしまうのだ。
断然の1番人気は、グランアレグリア。
しかし、断然と言ってもオッズは1倍台後半と意外と高い。
これは雨予報を懸念してのことなのか、それともローテーション的な不安から来るものなのか。
どちらにせよ、この馬に取ってこのデータは黄色信号であろう。
それでも絶対的能力で勝っちゃうかも知れないが、馬券的妙味からは◎印は打てないのである。
そこで今回のオレの本命は、インディチャンプを抜擢しようと思う。
メンバー的に見ても、グランアレグリアを負かすのはこの馬しかいないのではないかと思っている。
対抗はグランアレグリアで仕方ないとして、伏兵として上げたいのは、カテドラル、ダノンキングリーも面白いところだ。
そして明日、もし雨が降って馬場が重くなったら、最低人気のトーラスジェミニを抑え様じゃないか。

7502th


 4(金) 150 100

〔名馬の命日である〕

▼今日はライスシャワー号の命日である。
ライスシャワーと言っても我が愛車ライスシャワー号のことではない。
愛車はまだ健在なのである。
サラブレッドのライスシャワーのことである。
1995年、今から26年前のことだ。
オレは、名古屋から愛車で東京の友人宅へ遊びに行っていた。
ライスシャワーが出走する宝塚記念が気になったが、帰宅してからゆっくりビデオで見ようと思っていたのだ。
だがしかし、オレは目撃してしまったのだ。
帰りに立ち寄ったサービスエリアの伝言板に書かれていた文字を。
「ライスシャワー昇天」
うそだろ、、、
うそではなかった。
帰宅し見たビデオには、ライスシャワー号がレース中に骨折し転倒する悲惨な姿が映っていた。
しばし呆然と画面を見つめるオレ。
そしてふと我に返り、決めたのだ。
たった今から我が愛車は、ライスシャワー号だと。
それ以来、そのレースは一度も見ていない。
サイレンススズカが散った天皇賞もそうだが、2度も3度も見られるわけがないじゃないか。

▼安田記念の枠順が発表になった。
兎にも角にもみな無事に走り終えて欲しい、そしてできれば馬券も当たって欲しい、そう願うばかりなのである。

7501th


 3(木) 

〔それでもベンツ〕

▼チョウ君のマイカーはベンツだと言う。
なかなかやるじゃないか。
C200と言うタイプらしく年式は10年落ちで、買った時の値段は110万だったと言う。
それでもベンツはベンツ。
腐ってもベンツとは良く言ったものだ。
不具合はないのか聞くと、昨年の夏、こんな困ったことが起きたと言う。
エアコンの吹き出し口から時々熱風が出るため、ディーラーに持って行くとちゃんと動いてしまい、そんなことが何回かあって困ってしまったと言うのだ。
「証拠として写真を撮って持って行こうかとおもたよ」とチョウ君は言うが、まったく意味がないことに気付いてやめたのだと言う。
賢明な判断だったと言えよう。
エアコンの不具合はオレの愛車ライスシャワー号にも良くあったことだが、ベンツも同じなんだな。
少し安心したのである。
それにしてもこれから夏本番に向け、エアコンの不具合は困りものである。
保証はないのか聞くと、2年保証があると聞いていたのだが、なぜか保証書みたいなものはなく、その営業マンは自分が保証するので大丈夫と言うので信用して買ったものの、エアコンの不具合を見てもらおうと行ったら、直せないと言い出したので、怒ったチョウ君は、あの時の営業マン呼んで来い、と言ったら、やめました、と言われ、ちゃんちゃんだったらしい。
チョウ君は言う。
もう二度とベンツなんて買わないあるよ。
次は、軽自動車買うある、日本のクルマが一番あるよ、と真剣な眼差しで言うのだった。
賢明な判断であるとオレはひしひしと思うのだった。

7500th


 2(水) 腹筋ローラー20

〔まずは睡眠である〕

▼しょっちゅう居眠りをしているのは、新入社員のNだ。
どうしてそんなに眠いのか。
聞くと、特段、夜更かしをしているわけではない様だが、夜中に目が覚めてしまうのだと言う。
つまり、熟睡していないのだ。
原因はそれである。
オレ自身は一度寝ると朝まで目を覚まさないタイプなのだが、6時間は寝ないとダメである。
したがって、何かの拍子に夜中、目が覚めてしまったりすると、明くる日こんな事態が待ち受けているのである。
「1日眠い」
これでは仕事に支障が出ることうけあいである。
ともあれ、睡眠の質は重要と言うことだ。
Nのそれは、もしかしたら慣れない日々にまだ気を張っている状態なのかも知れない。
けっこう神経質そうだしな。
そんな折り、「あっ」と、いきなりNが声を上げた。
どうしたんだ? と聞くと、どうやらExcelで作成していた日報を保存せず終了ボタンを押してしまった様だ。
オレは、「終了する前には必ず上書きボタンを押す習慣を付けよ」と今日の一口アドバイスをした。
ともあれ、寝ぼけ眼でやるからそんなことになるのである。
Nがシャキッとするまでもう少し時間が掛かりそうだ。

7499th


 1(火) 

〔聞いてしまう〕

▼ベッドの単位は「台」でいいとして、じゃあ、マットレスは何て言えばいいんだろ?とチョウ君に聞いたら、「枚じゃない? でもボクに聞かないでよ」と言われた。
思わず聞いてしまったのだ、中国人のチョウ君に。

中国と言えば、漢方である。
チョウ君に聞いたところによると、新型コロナに効く漢方があるのだと言う。
何という漢方だ? と聞いても、なんと言っているのか皆目分からない。
なぜならば、中国語だからだ。
字で書いてもらった。
なんと書いてあるのか分からない。
なぜならば、中国語だからだ。
なんだか自分が情けない気がしてきた。
なぜならば、オレはまったく中国語の分からない日本人だからだ。

7498th




byクムラ〜




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