◆腕立て日記◆

千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を錬とする。

体力維持か、単なる意地か、長年続けている腕立て伏せ。
ややもすると怠け気味になってくる今日この頃。
自分自身への叱咤も含め、ここに記す。

|めっせ〜じ| 

/30:あのポップコーンを発見する /29:思い掛けないドライブ /28:GWの予定を聞く /27:映画館の思い出を語る /26:刻々と変わる計画 /25:アメリカは収束なのか /24:いつもの週末は今日まで /23:どうでも良くなってくる /22:奇跡の目覚め /21:無理な言い分 /20:実は難しいことに気付く /19:ついに身近である /18:自信満々の結果 /17:プチの送別会である /16:週末のうっかり /15:肝心が肝心 /14:今日で100日 /13:ちょっと不安な新入社員 /12:偉業に喜ぶ /11:悔しい桜花と美味しいトースト /10:羨ましいレストア /9:予約の甲斐はあるのか /8:晴れ舞台である /7:お下がりである /6:運転初日の思い出 /5:これはおやつである /4:過酷な更新 /3:動く座席 /2:身に覚えのないモノ /1:真似できない/

<2021年 4月>

     ◆腕立伏◆スクワ◆背筋◆腹筋

30(金) 150 100

〔あのポップコーンを発見する〕

▼有給を取り、平日でなければできない申請手続きに廻った。
ここ3ヶ月ほどバタバタとしていたこう言った関係の手続きもようやく一段落着いた。
近所の大型商業施設で昼飯でもと思い廻ったが、やはりほとんどの飲食店は休業しており、仕方ないので弁当を買って外のベンチで食べた。
その後、施設内を歩いていたら、数年前にわざわざ原宿まで行って買ったギャレットポップコーンを発見。
チーズコーン味とココアヘーゼルナッツ味を買って帰った。
普通のポップコーンにはない重厚感があるし、やっぱりうまい。
そうそう食えないけどな、高価で。

▼愛車ライスシャワー号のウインカーがぐらついて来たので見てみると、ビスが留まっている部分が割れていた。
このまま放置すると完全に外れてしまいかねないだろう。
オレは、ない知恵を働かせ、ホームセンターで部品を調達し、さっそく作業。
ビスを外してワッシャーを噛ませ、補強するだけだが、その割には効果は抜群だ。
これで、走行中にウインカーが飛ぶと言う恥ずかしい心配もなくなり、ひとまず一安心である。

7466th


29(木) 

〔思い掛けないドライブ〕

▼祝日である。
休みの間は警備員に仕事場を巡回してもらうことになっているのだが、朝、その警備員から電話が入った。
何かあったのか。
聞くと、建物の何ヶ所かがカギが掛かっていないと言うし、窓も開いているところがあると言い、しかも電気まで点けっぱなしの部屋があると言うではないか。
完全にチェックミスである。
そもそもどうしてオレに電話してくるんだ。
打合せでは、何かあった時に一番に電話する先は、チョウ君だったはずだ。
もしかしたら、チョウ君、電話を無視したのか。
ともあれ、こうなったら行くしかあるまい。
これはドライブだと自分に言い聞かせ、愛車ライスシャワー号で仕事場に向かった。
雨がけっこう凄いことになっていたが、高速道路は信じられないほど空いていた。
仕事場に着くと、ちょうど警備員が巡回に来ていたので、一緒に見て廻った。
カギの掛け忘れが2ヶ所、窓の開けっ放しが1ヶ所、電気の点けっぱなしが1ヶ所だった。
ここからチョウ君に連絡すると、申し訳なさそうにこう言った。
「いま、寅さんを見てました」
平和である。
ともあれ、これで安心して連休を満喫することができると言うものだ。

7465th


28(水) 

〔GWの予定を聞く〕

▼「チョウ君はゴールデンウィークに何するの?」 と聞いてみた。
「近所の河川敷を散歩するあるよ」
それだけか? と言うと、実は河川敷を散歩しながらいつもすることがあると言う。
いったいどんなイベントなのか。
オレは興味津々に聞いてみた。
石拾い。
なんだそれ?
どうやらただの石拾いではない様だ。
いい感じの形でいい感じに苔の生えている石を拾うのだと言う。
そしてその石を持ち帰り、水槽に入れるのだ。
その水槽で何を飼っているのかと言うと、メダカを20匹と金魚を5匹、そしてちっちゃいエビが5匹である。
このエビに苔を食べてもらうのだと言う。
この水槽を眺めていると、エビどうしがケンカしたり巣に戻ったりと時間を忘れていつまでも見ていられると言うのだ。
なんて、うやうやしいゴールデンウィークなんだ。
この御時世にぴったりである。

7464th


27(火) 腹筋ローラー20

〔映画館の思い出を語る〕

▼映画の話になった。
記憶を呼び戻す。
初めて映画館で映画を見たのは確か中学生の頃だったと思う。
映画館である。
年齢的にも非常に贅沢な行為だったに違いない。
それでもどうしても見たい映画があったのである。
映画は2本立て。
1本は「地上最強の空手」だったと記憶するが、もう1本はどうしても思い出せない。
どちらにせよ、封切りから半年ほど経った作品だったと思う。
田舎はそんなものである。
その当時あった地元の映画館へ行ったのだが、その日は真冬でもあり、もう寒いのなんのって。
防寒着を着て、白い息を吐きながら、弟と二人で見たのである。
その映画館はとうの昔に閉館されており、少し前まであった建て屋も雪で押し潰されたと聞く。
札幌の大学に通うようになってから初めて札幌で見た映画は、はっきり覚えている。
「少林寺」もしくは「ET」だ。
どっちが先かは良く覚えていない。
なにしろ館内は混んでいて、どっちも立ち見だったのははっきり覚えている。
今では考えられない映画鑑賞なのだった。

因みにF氏に初めて映画館で見た映画を聞くと、小学生の頃、モスラを目当てで行って、2本立てのもうひとつの若大将が殊の外面白く、それから若大将シリーズが大好きになったのだと言う。
小学生が見るには渋すぎる。
そして、チョウ君にも聞いてみた。
中国にも映画館はあるのか?
映画館はあるけど行かなかったあるよ。
映画館へ行くのは子どもだけある。
自分が良く行ったのは劇場で、芝居を見たあるよ。
これもまたお国柄である。

7463th


26(月) 

〔刻々と変わる計画〕

▼3回目の緊急事態宣言が発令されて初めての月曜。
高速道路はまったく変わらない混雑。
第一回目の時は、ほんとに閑散としていて走りやすかったのにな。

▼F氏の姪っ子の結婚式は延期になった。
したがって、F氏のバージンロードでずっこけると言う晴れ舞台はお預けになった。
当のF氏は「せっかく服買ったのに、ふざけてるよなあ」と文句を言っている。
あれだけ嫌がってたのにな。
それ以上に残念がっているのは、旅行である。
ゴールデンウィークに予約していた群馬の四万温泉の旅館からコロナのため臨時休業と言う連絡があったのである。
そもそも自分だけ羽を伸ばそうとしたってダメである。
往生際良く大人しくしていた方がいいよ、と言うと、こうなったら、伊東の別荘にこもるしかない、とF氏は素っ頓狂な顔をして言うのだった。

7462th


25(日) 150 100

〔アメリカは収束なのか〕

▼早めに買い出しに出掛けた。
いつもは空いているこの時間帯だが、薬局のレジに行列ができている。
すわっ、もしかしてトイレットペーパーがないのか。
一瞬、焦ったが、そう言うことはなく、みな、行くところがないのでサクッと買い出しを済まそうと言うことだったのかも知れない。
次に、最寄りのショッピングセンターへ行ったが、意外と人が多かった。
飲食店はやっているからかも知れない。
散歩がてら施設を一周。
今日も天気が良く、風が心地良い。
いつものスーパーで買い出しをし、すぐに帰った。

▼あとは家でまったりすごす。
格闘技番組のUFC観戦。
開催地はアメリカのフロリダだが、すっかり観客を動員している。
満員御礼状態だ。
しかも驚いたことに、客のほとんどがマスクをしていないし、歓声が凄い。
アメリカは完全に収束したと言うことなのだろうか。
にわかに信じがたいのだった。
そして、試合ですごいものを見てしまった。
ローキックを放った方の選手のスネがポッキリ折れてしまい、あってはならない方向に足が折れ曲がってしまったのだ。
関節が外れて逆に曲がると言うことはままあるが、骨が折れて逆にいくって言うのは、見ている方も痛いわ。
数年前にも同じ様なことがあったが、その時チャンピオンだったその選手は骨折の大怪我から復帰したものの、結局、それまでのパフォーマンスは出せなくなり引退してしまった。
そして今回、骨折した選手は、なんとその相手だった選手だ。
奇しくも、今度は自分が同じ部分を骨折してしまったのである。
格闘技は筋肉も大事だが、同時に骨も鍛えねばならないと言うことだ。
基本はやっぱり牛乳だな。

7461th


24(土) 

〔いつもの週末は今日まで〕

▼朝から愛車ライスシャワー号でいつもの様に週末の用事足しに廻る。
このところの唯一のドライブだ。
それにしても良い天気である。
最後に買い出しのため、近所のショッピングモールへ。
人出が多い。
しかし明日からはここも閑散とするのだ。
また昨年の緊急事態宣言の時の様に寂しい日々となるのである。
確か昨年の今頃はこれを機にと段捨離をしていたはずだ。
またこれを機にやるとするか。

帰宅するとどう言うわけか途端に体調が思わしくなくなって来た。
やろうと思っていた競馬どころではない。
気が付くと終わっていたのである。
一週間の疲れが今頃出て来たのだろうか。
横になって目が覚めると、すっかり夜になっていた。
最後の気力を振り絞り、日記をつけた。

7460th


23(金) 腹筋ローラー20

〔どうでも良くなってくる〕

▼東京、大阪、京都、兵庫の緊急事態宣言が決まった。
東京は3度目である。
しかしながらなんとも中途半端な感が否めない。
4月25日から5月11日だ。
それもこれもオリンピックを睨んでのことに違いない。
7月の開会に向け、万が一6月中にさらに感染者が増えていたとしたら致命傷となることは間違いないだろう。
だから、何としても表向きだけでも感染者が減ったことを示し、IOC会長に東京五輪の安全性をアピールしたいのだ。
それにしても時間がなさ過ぎる。
しかしながら小手先だけの策を練ったところでたかが知れているのではないか。
やればやるほど陳腐に見えてくるのだ。
もし緊急事態宣言解除後も感染者数が劇的に減らなかったとしよう。
その状態で五輪を開催すれば、五輪閉幕後には感染者数は大爆発するのではないか。
オリンピックは開催したが、パラリンピックは中止と言う最悪な事態にならないとも限らないのだ。
そんなことを考えていたら、次第にオリンピックなんかどうでもいいと思い始めるのだった。
やれば、そりゃあ観に行くけどな。

7459th


22(木) 

〔奇跡の目覚め〕

▼朝、ふと目が覚め、あとどれくらい寝られるのだろうと時間を見たら、いつも起きる時間を少々過ぎているではないか。
オレは飛び起きた。
どうやらスマホの目覚ましアラームが鳴らなかった様だ。
システムのアップデートがあったのである。
それにしても、よくぞ、時間通りに起きたものだと我ながら感心した次第だ。
一歩間違えれば大寝坊だったに違いなく、F氏、そしてチョウ君への威厳は途端になくなったことだろう。

そんな折り、会社から依頼が飛び込んできた。
今年も頼む、と言って依頼されたことは、なんとなくそんな気がしたがこれである。
新入社員の面倒を見る。
この職場に連休明けから来ると言うのである。
思えばこれで、3人連続なのではないか。
昨年のSは、なかなかパンチの効いた生きのいい奴だったが、果たして今年はどうだろう。
不安でもあり、楽しみでもあるのだった。

7458th


21(水) 150 100

〔無理な言い分〕

▼来月、姪っ子の結婚式でバージンロードを歩くことが決まっているF氏だが、姪っ子からは、くれぐれも着るものはちゃんとして欲しいと言われている。
F氏はそれに対し、こう言ったのだ。
「だったら、結納金を半分くれよ、普通、親にくれるものなんだよな結納金って。それで服を買うからさ」
確かに、すでに父親のいない姪っ子に取っては、F氏は親代わりと言うことになるのだろうが、だからって結納金をせしめることはないじゃないか。
それ以前に誰がどう考えても、F氏のそれは無理な言い分である。
そんな中、東京に緊急事態宣言が出ると言う情報。
F氏は、これじゃきっと結婚式は中止だな、と、ちょっと期待混じりに言った。
するとこのタイミングで姪っ子からF氏のスマホにLINEが入った。
そこにはこう書いてあった。
「結婚式は予定通り行うので、それまでくれぐれも遊び回らずに体調万全でお願いします」
それを読んでグーの音も出ないF氏。
危ないのはコロナよりもむしろF氏であることは誰もが認める事実なのである。

7457th


20(火) 

〔実は難しいことに気付く〕

▼2週間ほど他へ行っていたチョウ君が戻って来た。
そっちでの客先の評判は非常に良く、営業からも感謝の連絡があった。
さすがチョウ君である。
今日からこの仕事場に戻り、いきなり張り切っているのである。

▼チョウ君の奥さんはコンビニで働き始めたと言う。
やはりけっこう苦労しているらしい。
アメリカンドック、あらびきソーセージ、からあげ串等…
いま、商品の名前を一生懸命覚えているのだ。
チョウ君は呆れた顔でこう言う。
奥さんの数の数え方についてである。
「いっポン、にポン、さんポン、よんポン…」
全部「ポン」あるよ。
日本語学校に1年半も通ったのに、と、がっかりしながらチョウ君は言うのだが、うちらは普段何気なく使っているこれも、なるほど、考えてみるとそれはけっこう難しい使い分けかも知れない。
それをパーフェクトに使い分けるチョウ君はたいした中国人である。
こんな旦那がいれば、きっと奥さんはすぐに日本語をマスターするに違いない。

7456th


19(月) 

〔ついに身近である〕

▼会社のH氏が打合せのため訪れた。
先月、娘さんがコロナに感染したらしい。
H氏は濃厚接触者と言うことで、2週間、自宅待機になったとのことだ。
H氏自身は検査の結果、陰性だったらしいが、詳細を聞くと、娘さんは最初に熱が出て、なかなか下がらなかったため、PCR検査をしたら陽性だったと言うことで、ホテルで2週間缶詰となったらしい。
治療は特になく、ただひたすら自然治癒を待っている状態で、なにしろ部屋から出るのは、1日3回配給される弁当を取りに行くときだけ。
2週間もの間、部屋に閉じこもりっきりとは、想像しただけで息が詰まりそうだ。
今はすっかり体調も良くなったそうだが、味覚がまだ戻っていないそうだ。
きっと、何を食べても美味しくないのだろう。
新型コロナの恐さはここだな。
ワクチンはもとより、早いところ治療法を確立して欲しいものだ。
そんなわけで、この度初めて新型コロナを身近に感じたのであった。

7455th


18(日) 150 100

〔自信満々の結果〕

▼昨日の雨とは一転、最高の天気。
まん延防止などどこ吹く風、近所のショッピングモールは多くの人で賑わっている。
巨大スヌーピーなんかぐったりしているじゃないか。
明日からの感染者数もきっと増えるに決まっている。
それでもオレは、ただたんたんと仕事をこなしていくだけだ。

▼そんなことよりも今日の皐月賞だ。
かなりの自信があったのである。
しかも、本命を穴馬から行くという大胆不敵さだ。
オレのその本命馬レッドベルオーブは抜群の手応えで最後の直線を迎えた。
その勢いのままきっと他馬を牛蒡抜きするとオレは確信した。
だがしかし、そこからずるずると後退し、結果8着。
当然、馬券も惨敗である。
桜花賞のソダシに続き、今回の皐月賞も無敗の馬、エフフォーリアが制した。
昨年に続き、今年も無敗がキーポイントなのかも知れない。
来週はG1がないし、ここはひとまず一息入れて立て直そうではないか。
そうは言っても、なんら手だてはないわけだが。

7454th


17(土) 

〔プチの送別会である〕

▼先輩の送別会。
会社で大々的にできないのでプチ送別会である。
4人が集った。
時短営業で20時までと言うことで予定よりも30分早く、18時から集まった。
退職する先輩は北海道出身であり、大学の先輩でもある。
もっとも入社して知ったのだが。
入社した時、同じ部署にいて、そして最後も同じ部署で終わったのである。
その間、先輩もあちこちに転勤で廻った。
改めて先輩の顔を見ると、髪の毛は真っ白だし、さらに眉毛も真っ白となっており、すっかり老け込んでしまった。
改めて、リタイヤしたのだと実感する。
それでも、仕事をやめた開放感からか、すごく元気だ。
北海道へ帰るのかと思いきや、今住んでいるところを拠点として、北海道の遠軽にある実家へ行ったり来たりするのだと言う。
一人暮らしのお父さんの様子を見るためである。
あまり調子が良くないらしい。
いっそ、奥さんと二人で北海道に移住したらいいじゃないですか、と言ったら、かみさんが行きたがらないんだよ、と笑いながら言う。
それにしても、仕事もせず、年金受給まであと2年あるのにやっていけるのだろうか。
落ち着いたらうちの会社でアルバイトでもやるのだと冗談混じりに言う。
それが賢明だと思う。
暇してても身体と頭が弱るばかりだからな。
そんなこんな話をしていたらあっと言う間に2時間は経ってしまった。
住んでいるところは基本的に同じなのだからまた集いましょう、と言って送別会をお開きとしたのである。

▼明日の皐月賞は、絶対の人気馬がいないと言うことで、ここは穴馬から入って行きたい。
自信の本命は、16番レッドベルオーブ。
人気は10番手を行ったり来たりのいい感じだ。
きっと、雨も味方してくれることだろう。

7453th


16(金) 

〔週末のうっかり〕

▼朝からF氏が非常に寝癖を気にしている。
毛が横にしかないのにだ。
本人にして見れば、それが肝心なのだと言う。
少ない髪の毛が通常と違う動きをしていると、なおいっそう目立つと言うのだ。
なるほどそう言うものなのかも知れないが、本人ほど他人は気にしていないものである。
世間はそう言うものなのだ。

▼帰り際、うっかりまたやってしまった。
Windows の更新である。
しかも何か不具合があったらしく、「以前のバージョンの Windows を復元しています…」と言ったきり、延々とくるくる回っているのだ。
電源を切るわけにもいかず、ひたすらじっと画面を凝視し待ち続けること30分、やっとWindowsが立ち上がるや否や、速攻でシャットダウンし仕事場を出たのだった。
とんだ無駄な時間を過ごしてしまったぜ、と思いつつ、湾岸線に乗るとすぐに渋滞だ。
週末の金曜日だからだ。
しかしながらこの風景を見ていると、現在が「まん延防止」とは到底思えないのである。
もっと他の手を使わないとどうしようもないことははっきりしているのだった。

明日は朝から天気が悪いそうなので、今夜のうちにライスシャワー号のカバーを外しておいた。
これほど準備万端な男もいないだろう。
大袈裟に言えば。

7452th


15(木) 150 100

〔肝心が肝心〕

▼朝、うっかり Windows の更新を始めてしまったら1時間半も掛かった。
この間、まったく仕事にならず。
今後、要注意である。
今さらだけど。

▼新型コロナウィルスの変異型が猛威を振るっているらしく、あと1ヶ月もすれば逆転すると言うじゃないか。
これを聞いて気になることは、現在接種が始まっているワクチンが、この変異型に効くのかどうかと言うことだ。
しかしながら、この辺のことはまったくと言っていいほど話題にされていない。
不自然なほどだ。
と言うことは、きっと効き目が怪しいと言うことなのではないか。
もしそんな懐疑的な情報が広まれば、ワクチンを接種する人間は一気に減ることだろう。
そんなことになったらこんなにたくさん準備したワクチンはどうなるか。
無駄になってしまうだろう。
だから、この話題については触れないようにしているに違いないのだ。
単なる思い過ごしだと良いのだが。
ともあれ、肝心なことを報道しないテレビはほんとダメだなと思う。

7451th


14(水) 腹筋ローラー20

〔今日で100日〕

▼今日で100日。
東京五輪開催までの日数である。
相変わらず、新型コロナの感染者は増え続けているが、IOCははっきり開催すると言い切っている。
IOCにしてみれば中止なんてことになると、収入源である放映権のスポンサー料が入ってこなくなるので、どんな形であれ開催しなければ、おまんまが食えなくなるのである。
粛々と聖火ランナーも走っており、開催することはまず間違いないだろう。
ここだけの話だが実を言うと、オレは東京五輪を観戦することになっている。
3競技、2日間だ。
すでにチケット代は支払い済みであるが、チケットは手元にない。
的中したのは義理の妹であるからだ。
しかしながら、今一つ現実味がないのは、東京五輪を開催したとしても、ほんとに観客を入れるのかと言うことだ。もし入れたとしても半分とか1万人限定とか、そんな制限があるのではないか、オレはそう勘ぐってしまうのである。
今のところその辺の情報がまったくないと言うことは、100日前にしてまだ決まっていないと言うことなのだろう。
そんなモヤモヤした気分のまま五輪を迎え、そして終えるのかも知れない。
前代未聞のオリンピックである。

7450th


13(火) 

〔ちょっと不安な新入社員〕

▼新入社員9名がこの仕事場へ見学に来た。
そのうちの一人が体調が悪いとのことで事務所でずっと横になっていた。
他の連中はやがて会社に戻って行った。
聞くと岐阜から出て来たらしく、あまりもの環境の変化に精神的に追いついていかなかったのだろう。過呼吸になってしまったらしい。
歩くのもやっとの状態だ。
数時間してなんとか体調も回復し、起き出して来たので少し会話をした。
配属は地元を希望しているのか、と聞くと、東京に憧れているのでこっちを希望したいと言うが、果たして大丈夫なのか。
その新入社員はこんなことを言い出した。
「道路がこんな高いところにたくさんあるなんて凄いですね」
おまえはサンコンか。
とても日本人とは思えない言い草である。
さらにこんなことを聞いてきた。
「東京に慣れるのにどれくらいかかりましたか?」
そんなの覚えてるわけないじゃないか。
これから先のこの新入社員のことを思うと一抹の不安を覚えたが、とにかく頑張れよ、と一言声を掛け、最寄りの駅まで送り届けたのである。

7449th


12(月) 150 100

〔偉業に喜ぶ〕

▼F氏が朝から目をしょぼしょぼさせている。
聞くと、3時から起きてテレビを見ていたのだと言う。
どうやら、マスターズを見ていたそうだ。
もしかしたら松山が優勝するかも知れないと、先週からワクワクしていたのである。
最後まで予断の許さない緊迫した試合だったが、ついに松山英樹は優勝し、F氏はたいそう喜んでいた。
そして、ふと我に返った様にF氏は言うのだ。
「と言っても、うちらには何も関係ないんだけどね」
それを言ったら身も蓋もないのである。
そんなF氏にちょっとした情報を提供した。
「知ってる?松山って松山出身なんだって」
それを聞いたF氏は至極納得した顔でこう言った。
「あ、だから松山って言うんだ」
単なる偶然だよ。
ともあれ、アジア人初のマスターズ優勝と言う歴史的瞬間をF氏と共に目撃したのだった。

7448th


11(日) 腹筋ローラー20

〔悔しい桜花と美味しいトースト〕

▼桜花賞、オレの本命馬メイケイエールは痛恨のビリ。
武から横山に乗り替わったのが何となくイヤな予感がしていたが、その通りとなった。
スタート出遅れで、慌てて先頭に出るものの、それですっかり脚を使ってしまい、最後の直線ではいつもの力はひとつも残っていなかった。
さらに惜しかったのは、対抗に上げていたファインルージュだ。
この馬がもし2着に来ていれば、▲○で馬単が当たっていたのだ。
なのになんだ。
ルメールが怒涛の追い込みで2着に来やがった。
ダメなんだよ、3着じゃ。
こうなるともう自分の馬券下手に笑うしかないじゃないか。

▼クリームボックスである。
クリームをたっぷり塗りたくったトーストなのだが、福島県は郡山のソウルフードであり、数年前に福島出張へ行ったときにこの存在を知ったのだが、結局、食べることは適わずすっかり忘却の彼方へと去っていたのだが、ふいにこのクリームボックスを発見したのだった。
だとしたらこのチャンスを逃すわけにはいくまい。
オレは迷わず、店のお姉さんに言った。
「クリームボックスを2枚、そしてダブルチョコワッフルをください」
クリームボックスだけだとちょっとしょぼい気がするじゃないか。
よってワッフルを追加したのである。
ちょっと見栄を張ってしまいました。
ところで味はどうか。
クリームは見た目に比してそれほど甘くない。
癖になりそうな絶妙な味加減だ。
ただ、これで250円はちょっと高い気がする。
地元だときっとこんなにしないのだろう。
やはり、ソウルフードは地元で食べるに限ると言うことだ。

7447th


10(土) 

〔羨ましいレストア〕

▼日差しが気持ちいいし、しかも涼しいと言う文句の付け様のない天気だ。
花粉は相変わらずだが。
朝から愛車ライスシャワー号で用事足しに廻る。
ただの用事足しだが、ライスシャワー号でドライブできると言うだけで喜びを感じるのである。
女優の伊藤かずえが30年乗っている愛車のシーマを日産が無償でレストアしてくれることになったと言うのが話題になっているが、ずるいと言うしかないじゃないか。
我が愛車ライスシャワー号だって30年だ。
ただ、オレのクルマをレストアしたからって、日産にはなんのメリットもないけどな。
それにしたって羨ましい限りだ。
100万円でやってくれないかな。
そんなじゃ到底無理だろうけど。

▼昨日、送別会のため予約した店の営業時間は、時短とは言え21時までやっている様だ。
気になっていたが、ひとまず一安心。
頼むからこれ以上時短しないでくれよ。

▼明日は今年のクラシック第一弾、桜花賞である。
ここ2年的中している験のいいレースだ。
今年は、メイケイエールで勝負しようと思う。
非常に気性の難しい馬だが、きっとやってくれると信じている。

7446th


 9(金) 150 100

〔予約の甲斐はあるのか〕

▼退職する先輩とのメシ会の予約をした。
来週の土曜、質素な4人での送別会だ。
店を18時半に予約。
方々から来るのでどうしてもこのくらいの時間になってしまうのだ。
だがしかし、困った事態となった。
なんだよ「まん延防止」って。
どうやら来週から東京でも施行されるらしいのだが、緊急事態宣言とどう違うのか。
緊急事態宣言を出すと、またかよ、と言われるので名称を変えただけなのではないか。
そしてまた飲食店は20時までなのである。
これじゃ、積もる話もできやしないじゃないか。
この時期、別れを告げる人はなんと可哀想なことか。
いったいいつまで続くのか。
今さらながら思うのである。

▼ここ一週間ほど体調が勝れず、ふと見ると左目がかなり充血していたのでもしやと思い血圧を測ると異様に高かった。
体調が悪かったから血圧が高かったのか、血圧が高くて体調が悪かったのか、考えれば考えるほど分からなかったが、もしかしたらこれも花粉のせいなのかも知れない。
そう言う結論に達した。
ともあれ、ようやくオレの生命レベルも正常に戻り、今日から腕立て伏せも再開となった。
ヒノキ花粉もそろそろピークを過ぎたのかも知れない。
いよいよオレの季節がやって来る。

7445th


 8(木) 

〔晴れ舞台である〕

▼来月、F氏の姪っ子が結婚するらしく、そのバージンロードを姪っ子と共に入場するのはなんとF氏だと言うではないか。
姪っ子の父親はすでに他界しており、その弟に当たるF氏に白羽の矢が立ったと言うわけなのである。
F氏は何度も断ったらしいが、ついに諦め、その大役を担うことになったのだが、着るものはどうしようかとか、せめて髪を金髪にしようか、などと、訳の分からないことを言いつつ今からそわそわして落ち着かないのである。
果たしてそのバージンロードでどんなハプニングが待ち受けているのか、当日確認できないのが非常に残念だが、それは出席者の目撃談で確認しようじゃないか。
ともあれ、一世一代の晴れ舞台はF氏ではなく、花嫁であることを決して忘れてはいけないと言うことをF氏に忠告しておいたが、聞いちゃいない。

7444th


 7(水) 

〔お下がりである〕

▼乗っている社有車がリースアップと言うことで本日交換となったのだが、今回は新車ではなく、お下がりとなった。
退職した人間がいたため、そのクルマが余ったからであるが、困ったことに良く見るとあちこち凹んでいるし、ホイールなんかも曲がっているではないか。
こんなの、のちのちオレのせいにされても困るな。
しかも、このクルマの使用者は喫煙者だったため、車内が臭いのなんの、目が痛くなるくらいなのだ。
きっと家に帰れば身体からニコチンの臭いがぷんぷんするに違いない。
そのうち慣れるのかも知れないが、それがいつになるのか分からない。
気が遠くなりそうだ。
しかし、けっして文句は言えない。
なぜならば、このクルマに乗っていた退職する人と言うのは、オレが新人の頃、とてもお世話になった人だからだ。
その当時、何も分からないオレは、毎日この人の家に寄ってあれこれと教えてもらったのである。
そしてついに退職と言うわけだ。
来週あたり、送別会でもしようと思っている。
盛大にはできないけれど。

7443th


 6(火) 

〔出社初日のほろ苦い思い出〕

▼「チョウ君は、会社からクルマ与えられてるの?」とF氏がチョウ君に聞いた。
「クルマ乗ってるよ」とチョウ君。
車は3年目から与えられるのである。
それを聞いてオレは苦い新入社員の頃を思い出した。
新入社員としてこの会社に入社し、本社に配属となったその日のことだ。
緊張した一日も終わり、さあ帰ろうと席を立ったその時だ。
上司がいきなりこう言うではないか。
「明日はクルマで移動するから、クルマ乗って帰れ」
何を言ってるんだ。
ろくにクルマを運転したこともないと言うのに、しかも北海道の田舎から出て来ていきなり大都会のど真ん中をクルマで帰れはないじゃないか。
しかし、上司に逆らえるわけもなく、オレはクルマに乗って、六本木から寮のある墨田区へと向かったのだった。
しかし、その当時、ナビなんてモノがあるわけもなく、道はちんぷんかんぷんだし、しかもふと見ると、ガソリンが残りちょっとではないか。
暗い大都会の中をガソリンスタンドを探しつつ、帰り道を探りながら走る。
もう頭の中は真っ白だ。
果たしてどうやって辿り着いたのかまったく記憶にないが、なんとか帰ることができた。
きっとその時の達成感はよほどのものだったに違いない。
そして次の朝、クルマを停めた場所に行くと困った事態が発生した。
クルマがないのである。
どうやらそこは駐車禁止の場所だったらしい。
そんな概念はその当時あるわけもなく、あるはずのモノがないと言うそのショックで呆然と立ち尽くしたのを覚えている。
そんな、華麗なる出社初日のほろ苦い思い出なのだった。

7442th


 5(月) 腹筋ローラー20

〔これはおやつである〕

▼F氏がチョウ君に「おやつ買って来て」と言ってお金を渡した。
チョウ君は「わかりました!」とニコニコしながら買いに行った。
30分ほどしてチョウ君は戻って来た。
キュウリを3本持って。
F氏は確かにおやつと言ったはずだ。
だがしかし、チョウ君が買って来たのはキュウリだった。
今日の3時のおやつはキュウリってことはないじゃないか。
チョウ君はその指摘に不思議そうな顔をしている。
中国ではキュウリはおやつの範ちゅうらしい。
「これ、おやつあるね」
そう言いながら、ぽりぽりと美味しそうにキュウリを丸かじりするチョウ君なのだった。

7441th


 4(日) 

〔過酷な更新〕

▼花粉なのか黄砂なのか、身体がけだるく絶不調だったが、意を決し、免許の更新へ行った。
さっさと終わらせようと気合いを入れ、早めに行ったが、なんたることか駐車場がいっぱいで入れないではないか。
何度か行き来したが結局諦め、コインパーキングへ。
そこから歩いて免許センターへ行くも、なんだか様子がおかしい。
外へ長蛇の列なのだ。
どうやら入場制限をしているらしい。
これはそうとう時間が掛かりそうだ。
2時間掛かってやっと講習に辿り着いた。
睡魔と戦いながら、2時間の講習は無事終了。
次回の更新は、きっと平常に戻っていることだろう。
そう信じたい。

7440th


 3(土) 

〔動く座席〕

▼オレは使徒ではなく、睡魔と戦っていた。
久しぶりに映画を観に行ったのである。
「シン・エヴァンゲリオン」
やっと、このシリーズも終わりだ。
今回初めて、4DX2Dと言う座席で観たわけだが、これがなかなか予想以上に激しく動くわ、風は出るわ、水は顔に掛かるわで、お陰で熟睡せずに済んだのだった。
あれじゃ地震が起きてもきっと気付かないな。
ともあれ、エヴァンゲリオンである。
内容的に言えば、オレにはちょっと難解過ぎたよ。
終わった瞬間、オレはこう言うしかなかったのだ。
「なんのこっちゃ」
これからゆっくりと復習せねばなるまい。

7439th


 2(金) 

〔身に覚えのないモノ〕

▼身に覚えのないモノが楽天から届いた。
7、992円と、なかなかの価格だが、すでに引き落としまで済んでいる。
これは怪しいと、血眼になって説明書を読んでいたら、ハッと思い出した。
「5−ALA(アミノレブリン酸)」である。
なんなんだ、それ。
新型コロナの抑制に効果があると言うことが発見されたとして、オレはさっそくそれに飛びつき、サプリを探したらここに行き当たったものの、すでに完売となっており、それでも諦めきれず注文したのだった。
それが忘れた頃に届いたと言うわけである。
なにしろ、新型コロナをぶっとばせ、である。
もしかしたらこれを飲めばワクチンは必要ないかも知れない。
気休めかも知れないが、オレはそれを信じようじゃないか。
あれからまったく話題に上らないのが気になるけど。

7438th


 1(木) 150 100

〔真似できない〕

▼今日から、チョウ君が合流。
オレはいつも7時には仕事場に着いており、たいてい一番乗りなのだが、今朝はすでにチョウ君が来ていた。
カギの在処を知らせていなかったので、朝が来るまでオレが来るまでクルマでくるまって待っていた。
佐野元春かよ。
初日なのでかなり気合いを入れて家を出て来たようだ。
いつも慣れるとぎりぎりなわけだが。
仕事場の状況を一通り説明していたら、あっと言う間に昼になった。
チョウ君はいつもの様に愛妻弁当だ。
オレとF氏はコンビニ弁当である。
セブンイレブンから出て来たら、F氏が慌てた様子で再び店へと入って行った。
少しして、戻って来たF氏は、驚くべきことを言うのだ。
「まいったよ、冷たいソバかと思ったら暖かいソバなんだよ、ほんと困ったもんだ」
如何にもコンビニの方が悪い様な言い分だが、困ったのはきっとコンビニの店員である。
一度、店から出たと言うのに、わざわざ戻って商品を交換するとは、オレには絶対真似できない芸当なのである。
結局、今日もF氏の話題になってしまった。

7437th




byクムラ〜




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