千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を錬とする。
体力維持か、単なる意地か、長年続けている腕立て伏せ。
ややもすると怠け気味になってくる今日この頃。
自分自身への叱咤も含め、ここに記す。
/31:まとめ買いがしたい /30:期待通りである /29:いっそう遠くなっている /28:満開から桜吹雪へ /27:タイミングが重要である /26:枠順を眺める /25:突然姿を消す /24:引退よりも /23:高血圧の原因が判明してしまう /22:詳細は来週 /21:妹からの報告 /20:維持するため続ける /19:気分は賑やか /18:忘れた頃にやってくる /17:残りわずかとなった /16:南から極端に北へ /15:今年は早い /14:早くも開花宣言 /13:一区切り /12:舐めている /11:五分五分である /10:誘ったものの /9:違いの大きさに呆れる /8:変わらない /7:観賞、そして読了 /6:再検診なのか /5:振り絞る週末 /4:十年一昔 /3:信じて続ける /2:クララを読む /1:途端に気分が変わる/
<2021年 3月> ◆腕立伏◆スクワ◆背筋◆腹筋 31(水) 腹筋ローラー20 〔まとめ買いがしたい〕 ▼むしろ暑いくらいの暖かさ。 事務所は冷房モードに突入している。 しかも、杉なのか、ヒノキなのか、はたまた黄砂なのか、鼻のムズムズ感はピークに達している。 愛用の薬でなんとかなっている状態である。 この薬をもしうっかり切らせてしまったら、いったいどうなってしまうのか。 考えただけで、クシャミが出そうになるじゃないか。 この薬、先日買いに行ったら、薬局では1箱しか売ってくれなかったので、Amazon で買おうとしたら、ここでも1箱だけだと言うではないか。 昨年のあの8箱まとめ買いはなんだったのか。 薬事法でも変わったのだろうか。 1箱ずつポチればいいだけのことだけど。 ▼F氏の話題が連日続いているが、もう少し我慢して欲しい。 F氏はすっかり行き当たりバッタリ旅の魅力にはまってしまった様で、この仕事が終わればまたすぐにでも行きたいと言っている。 計画では、四国、九州へと廻り、最終目標はやはり北海道だと言う。 なにしろまだ乗ったことのないカーフェリーに乗り、あわよくば、その船内での出会いに期待していると言うのだ。 なんて、不謹慎なハゲオヤジなんだ。 「独身なんだからいいじゃないか」と、激しく訴え抵抗するF氏なのだった。 7436th 30(火) 〔期待通りである〕 ▼こうしてF氏は一ヶ月ほどあちこち一人旅をしたわけだが、その際、何かアクシデントはなかったのだろうか。 F氏のことだ。 必ず何かあったに決まっているのだ。 聞くと、やっぱりあった。 期待通りである。 鳥取のホテルをチェックアウトし、さあ帰ろうと、クルマに乗り込んだと言う。 するとどうだ。エンジンが掛からないではないか。 こんな時は迷わずJAFだ、と連絡し来てもらったら、案の定バッテリーが上がっているのであった。 どうやら、ライトが点けっぱなしだったらしい。 通常、警告音が出るものだが、まったく気付かなかった様だし、ホテルの誰かが気付いたって良さそうなものじゃないか。 しかし、F氏はその時ホテルにはいなかった。外出していたのだ。 バッテリーである。 JAFにケーブルを繋いでもらったものの、まったくエンジンが掛からず、どうやら完全にダメになった様だと言われ、結局、バッテリーごと交換したのだと言う。 それでその日はつぶれてしまったと、苦笑いするF氏であった。 ところで、F氏はライト点けっぱなしのクルマをよそに、どこへ行っていたのか。 温泉宿の近くにあるスナックに入ったと言う。 その名も「スナック 踊り子」である。 カウンターに座ると、奧から銀歯のすごいママが現れた。 「なんで踊り子と言うの?」と気さくに聞くと、昔、ストリッパーだったと言う、そんなママだ。 一緒にカウンターに座っていた客が、F氏に向かって目の前にある「醤油を取って下さい」と言うので、ソースを取って上げたら違うと言われ、「ソースを取って」と言われれば、ケチャップを取る、そんなこんなで盛り上がったと言う。 クルマがどんなことになっているかも知らずに。 7435th 29(月) 150 100 〔いっそう遠くなっている〕 ▼ひさしぶりにF氏と合流。 しばらく旅に出ていたと言う。 クルマで静岡、名古屋、大阪、京都、鳥取と廻ったらしい。 この御時世になかなかアクティブである。 しかし、すっかり太ってしまったと言い、しばらくは節制に努めるつもりだと、うそぶくのだった。 ふと、F氏の手首を見ると、けっこう存在感のある時計をしているではないか。 どうやらスマートウォッチの様だ。 値段を聞くと、3万8千円となかなか本格的なスマートウォッチである。 F氏は「これ、電話もできるんだよ」と得意満面に時計を見せびらかしながら言うのだが、実はF氏は耳がめっぽう悪い。 時計のスピーカーから出ている相手の声がちっとも聞こえておらず、まったく会話になっていない。一方的にF氏が喋っているだけなのだ。 久し振りのF氏はいっそう耳が遠くなっている様だ。 一日大声で喋ったせいで、なんだか喉が痛いのである。 7434th 28(日) 腹筋ローラー20 〔満開から桜吹雪へ〕 ▼雨が降らないうちにと買い出しに出掛けたが、途中、強い雨。 いよいよ満開の桜は桜吹雪へとまっしぐらだ。 残念だが仕方ない。 さっさと家に戻り、放置していた確定申告の書類を作成。 毎年、税務署までわざわざ出向いていたが、昨年もらったIDとパスワードで今年からネットで申請できる様になったことが非常にありがたい。 他の申請書ももっともっとネットで簡単になればいいと思う。 印鑑の時代はもう終わりである。 ▼G1高松宮記念は堅い決着。 したがって、馬券は的中もトリガミ。 当たるときはいつもこうなる。 本命よりも抑えが来ると言うことだからだ。 端的に言えば、馬券下手と言うことだろう。 ▼大相撲は、照ノ富士が優勝。 怪我と病気で一時は序二段まで落ち、そのどん底からよくぞここまで這い上がって来たものだ。 応援していただけに嬉しい限りである。 大関復帰も確実であり、来場所は不甲斐ない他大関に活を入れるべく活躍をしてくれるに違いない。 7433th 27(土) 〔タイミングが重要である〕 ▼実に天気が良く、ぽかぽか陽気である。 当然の様に桜は満開であり、所用を済ませた帰り道は、桜見物のせいで大渋滞だ。 明日の天気は荒れることから、今日のうちにと言うことなのだろう。 考えることは皆同じである。 ところで、今年は免許の更新である。 誕生日が1週間前だったので、あまりぼやぼやもしていられない。 明日にでも行こうかと思っていたが、さっきも言った通り天気が悪いと言うじゃないか。 それの何が問題かと言えば、愛車ライスシャワー号のカバーである。 だってそうだろう。 もし帰ってきた時に雨が降っていたら、カバーを掛けることができないじゃないか。 外したカバーは取りあえず社有車に載せているが、それを出すことができないとなると、あのかさばるカバーを載せたまま仕事に出掛けなければならないのだ。 と言うことで、天気予報のチェックは入念にしなければならないし、雨の降るタイミングが非常に重要なポイントとなるのである。 なんだかやけにめんどくさい話だが、それもこれも愛車ライスシャワー号のためなのである。 その辺のオレの気持ちを分かって欲しい。 ▼明日の高松宮記念は、本命インディチャンプ、対抗レシステンシアからの穴狙い3連複で勝負。 そろそろ大きく当てたいものだ。 7432th 26(金) 150 100 〔枠順を眺める〕 ▼けやき坂の桜は満開。 しかし、風が強い。 この風は今の桜に取ってかなりの試練となることだろう。 しかも、今週日曜は嵐の様な天気になると言うじゃないか。 と言うことは、明日が最後の見頃チャンスと言えるだろう。 改めて思う。 なんて儚いんだ、桜ってやつは。 ▼大相撲はいよいよ佳境に入り、トップを走っていた高安が負け、今日勝った照ノ富士が3敗で並び、非常に面白くなってきた。 照ノ富士は10勝目をあげ、ほぼ大関返り咲きを手中に納めたと言えるだろう。 そして、今週からいよいよ春のG1が本格的に始まる。 まずは、高松宮記念。 枠順発表となった今日、さっそく予想大会の枠順をアップした。 ざっと眺めたところ、当たる気がしないから不思議だ。 7431th 25(木) 腹筋ローラー20 〔突然姿を消す〕 ▼昨年から近所の整備工場の前を通り掛かるたび気になっていた、ダットサンフェアレディがある。 レストアしていたのであろうと思われる、このクルマの姿が急に見えなくなった。 替わりに別のクルマが置いてあるのである。 2台停めるのがやっとの小さな工場であるから、他の場所にあるとは思えない。 なにしろ行く末を見守っていたのだが、これはいったいどうしたことか。 確かまだ途中だったはずだ。 明らかに塗装もまだだったしな。 確かに、やけに時間が掛かっているな、とは思っていた。 昨年の10月からだから、5ヶ月として、日数換算しても相当な費用になるはずだ。 だとしたら、オーナーが諦めたのか、もしかしたら工場が諦めたのかも知れない。 ともあれ、中途半端はいただけないだろう。 何とかして復活させてあげて欲しいものだ。 じゃなきゃ、あのフェアレディが報われないじゃないか。 もはや確認はできないけれど。 ▼ついに今日から聖火リレーが始まった。 これで、ひとつの山は越えたと言えるのではないか。 どの様な形式であれ、まずオリンピックが中止になることはないだろう。 こうなったら、暖かく見守ろうじゃないか。 7430th 24(水) 〔引退よりも〕 ▼今日も朝から本社だ。 首都高速3号線を渋谷で降り、六本木ヒルズを通り抜けると、目映いばかりの桜が眼前に飛び込んできた。 この辺の桜はすっかり見頃である。 ▼横綱鶴竜が引退したと聞いたが、それよりもショックだったのは、柔道の古賀の死去だ。 驚いたなあ。 選手時代のあの背負い投げはまさに芸術的な切れ味だった。 印象的に覚えているのは、足を怪我しながら勝ち取った五輪の金メダルもそうだが、あの小さな身体で全日本選手権の無差別級に出場し、準優勝したことだ。 あれはほんとに感動したのを覚えている。 きっとテレビでは特集を組むことだろう。 心して見ようと思っている。 7429th 23(火) 150 100 〔高血圧の原因が判明してしまう〕 ▼血圧に少々難のあるオレに取って吉報とも言える情報をたまたま見ていた Youtube で発見してしまったのでここに記そうと思う。 すぐに忘れちゃうからな。 まず血圧が上がると言うのはどう言うことかなのか。 これからして意外であった。 どう言うことかと言うと、血圧が上がるのは脳に酸素が不足しているせいだと言うのだ。 酸素不足の脳に血液を送り込もうとするために血圧が上がるのと言うのである。 それなのに、薬で血圧を無理矢理下げるとどうなるか。 再び脳へは血液が行きにくくなり、と言うことは、脳に酸素が不足してしまうのである。 血圧を下げる薬、減圧剤で脳の疾患が増えると言うデータもあるらしい。 となればやはり薬は飲みたくない。 では、どうすれば、脳に血液を送ることができるのだろう。 それには、一瞬だけ血圧を上げることが必要だ。 そんな都合のいい方法があるのか。 それにはある呼吸法が有効だと言う。 8秒吐いて5秒吸い、2秒止める、この2秒止めている時に脳に酸素がいっていることをイメージするのである。 これはいわゆる、ロングブレスと言うやつなのではないか。 これなら、少し前から血圧に良いと言うことで実践している。 少し違うのは、2秒止めて脳に酸素が行き渡ることをイメージするところである。 これを日々の隙間時間に行うのだ。 何回やっても良いが、少ない回数を分けてやった方が効果があるらしい。 なにしろ、諦めずに続けることが肝心だ。 と言うことで、少しだけ希望が湧いてきた様な気がするのである。 7428th 22(月) 腹筋ローラー20 〔詳細は来週〕 ▼そんなに急がなくてもいいのに、一気に桜が開花し始めた。 あとはどれだけもつかの勝負だ。 週末は堪能したいからな。 ▼久しぶりにF氏と連絡を取った。 すこぶる元気そうだ。 これまで何をしていたか聞くと、あちこちと旅行へ行ったりしていたそうだ。 この御時世にである。 その詳細はゆっくり聞くことにしよう。 来週から合流なのである。 またぞろ、愉快なF氏の話題が増えそうである。 7427th 21(日) 〔妹からの報告〕 ▼朝から雨。しかも風がめっぽう強い。 愛車ライスシャワー号のカバーが外せず、社有車で買い出しに出た。 見ると、傘がお猪口状態になっている歩行者多数。 まさに春の嵐である。 もし桜が満開だったら散ってしまってガッカリだったことだろう。 しかしまだほとんどが蕾状態。 来週末はきっと見頃に違いない。 ▼妹から連絡が入った。 実家に行って来たとのこと。 親父が、あまりにも雪はねが大変で股関節がおかしくなったらしく、杖を突いていたらしい。 そんなことは昨日の親父からの電話では言ってなかった。 きっと、心配掛けまいと思ったのだろう。 妹はこんなことを言う。 妹の末娘が来年高校卒業なので、それを機に札幌から故郷の美唄に引っ越すつもりなのだと言う。 来年親父が免許返納するし、グッドタイミングと言えるかも知れない。 雪はねも限界だろうしな。 いま、毎日の様にスーモをチェックしていると言う。 まだ時期尚早かも知れないが、今のうちに状況を把握しておくのも大切かも知れない。 かく言うオレはこの先どうするのか。 取りあえず今のところは運命に流されようと思っている。 そうこうしているうちに選択肢が増えてくるだろう。 決めるのはそれからだ。 7426th 20(土) 150 100 〔維持するため続ける〕 ▼誕生日を迎えた。 いつの間にか、こんな年になってしまったが、やってることは何ら変わっていない。 長年続けているこの日記もそうだが、体力維持のための腕立て、スクワット、腹筋、股割りは未だに続けている。 お陰で腰痛、膝痛、肩こり等の不具合はまったくなく、続けてきた甲斐があったと言うものである。 ただ、頭の方は衰えた。 中でも漢字力は衰えたなあ。 なぜこんな漢字が書けないのかと、自分でも驚くほどの衰えぶりだ。 ともあれ、最後に頼れるのは己の肉体のみ、を信条にこれからも精進していきたいと思う。 ▼そんなわけで回転寿司へ行き、貝尽くしで誕生日を祝った。 桜は開花したものの、まだまだちらほら程度だ。 帰宅したら北海道の実家から電話。 いきなり、素っ頓狂な音程で「ハッピバースデ〜」と言いながら親父が出た。 雪はまだまだ積もっていること、先日の断水は5日間もあったが水を配達してくれて助かったこと、そしていよいよ免許証を来年返納することを決心したことなど話した。 今年は帰省するからと、約束できない約束をし、電話を切ったのだった。 7425th 19(金) 腹筋ローラー20 〔気分は賑やか〕 ▼若手Hから連絡があり、深刻な声でこう言うのだ。 「次は名古屋ですよぉ」 どうやら次の出張先が名古屋だと言うのである。 初めてだっけ、と聞くと、そうだと言い、出張そのものよりも不安なことがあると言うのだ。 それは、出張がそのまま転勤になるのではないかと言う危惧である。 得てしてそう言うパターンはけっこう多いし、現在、名古屋にいるYも東京からの出張からそのまま転勤へとなった口である。 オレは、こんな中途半端な時期にそれはないだろう、と慰めたが、こればかりは運を天に任せるしかあるまい。 Hは結婚して2年足らず、子どもも生まれてまだ1年だ。 となれば、不安に思うのも無理はないのである。 まずは、初めての名古屋を満喫するつもりで行って来て欲しいと思う。 ▼今日から選抜高校野球が始まった。 すごく久し振りな感じがする。 昨年はコロナのせいで中止になったからな。 いきなり、一試合目で北海高校が登場。 しかし、惜しくもサヨナラ負けだった。 ともあれ、高校野球に大相撲と、なんだか気持ちも賑やかになった様な気がして嬉しいのだった。 7424th 18(木) 〔忘れた頃にやってくる〕 ▼最近、クラウドファンディングのサイトを眺めていると、ちょっと珍しいモノや、便利そうなモノがあると知らず知らずのうちにポチってしまっているオレがいるのだ。 そして、今回届いたお役立ちおもしろグッズはこれである。 「ドリンクキーパー」 どう言うモノかと言えば、 保温保冷機能付きドリンクホルダーである。 ここにペットボトルを入れておけば、あーら不思議、いつまで経ってもぬるくなることがないのである。 こんなに便利なモノが他にあるだろうか。 いくらでもあるけど。 ただひとつ難点は、うるさいことだ。 ファンの回転する音が延々と鳴っているのである。 これじゃ気が散ってテレビの声が聞こえないじゃないか。 そんな文句を言いつつ、テレビの音量を上げてしまうのだ。 便利の裏に欠点ありと言ったところか。 100点満点なんてモノは世の中にそうそうあるもんじゃないのである。 さて、次はどんなモノが届くのだろう。 クラウドファンディングだけに、注文してから届くまでにすっかり忘れてしまうのである。 ともあれ、うずうずしながら待とうじゃないか。 7423th 17(水) 150 100 〔残りわずかとなった〕 ▼昨年、あれだけ買いだめしておいた花粉症の薬が残りわずかとなってしまった。 これはまずいと、帰りに薬局に寄った。 いつもの愛用の薬は、2箱だけあった。 ほんとうはもっと欲しかったが仕方あるまい。 それを全部、レジへと持って行ったのである。 するとどうだ。 店員が思いも寄らないことを言うではないか。 「一つしか売れません」 いったい何を言ってるんだ。 そんなケチ臭い話があるか。 昨年は、確か5箱くらいまとめ買いしたんだぞ。 いくらだだをこねても、無理なものは無理らしい。 どうやら、規則が変わった様なのだ。 オレは男らしくきっぱり諦め、貴重な一箱を買い店を出た。 すると、こないだ健康診断の再検査に行ったクリニックの受付の女の子が、男の子と手をつなぎ、いちゃいちゃしながら歩いていた。 偶然目撃してしまったわけだが、なぜだか申し分けない気がしたから不思議だ。 7422th 16(火) 腹筋ローラー20 〔南から極端に北へ〕 ▼Sが熊本から帰還した。 昨日は神戸に一泊し、そこから帰ってきたのである。 2日連続の長距離ドライブはそうとう堪えたらしく、表情に疲れが見える。 それでも熊本の出張はけっこう楽しかったらしく、ニコニコしながら思い出話をするSなのである。 そして、次に行く出張先はここだ。 北海道。 明後日に出発し、札幌入りするとのことだが、宿はどこだと聞けば、新札幌だと言う。 新札幌と言えば、オレが学生の頃、サンピアザと言うショッピングモールの駐車場でアルバイトをしていた思い出深いところだ。 そんな話をしていてもSは何ら興味を示さない。 なにしろ、Sに取って北海道は初めての地だ。 遠い目をしながらワクワクしている感が手に取るように分かるのである。 分かってるか?おまえは仕事に行くんだぞ。 そう言いたくもなるじゃないか。 ただ、この時期である。 おもっきり、北海道の寒さ、そして雪を思い知ることになるだろう。 寄りによって熊本から北海道だからな。 くれぐれも、クルマの運転には気を付けろ、と言っておいた。 急発進、急ブレーキは通常以上に禁物なのである。 7421th 15(月) 〔今年は早い〕 ▼午後から茨城へ。 非常に天気が良く暖かいのはいいとして、この身体中にまとわりつく、どよーんとした感じは、まさに花粉に違いない。 しかも、そろそろヒノキ花粉の時期なのではないか。 オレの天敵、ヒノキ花粉である。 杉よりもむしろヒノキ花粉が辛いのだ。 仕方なく、花粉症対策用の薬を飲む。 しかし、困ったことにこれが眠くなるときた。 帰りの高速道路の渋滞は過酷な睡魔との戦いだった。 なにしろ今年の花粉の飛散は非常に早い。 例年ならゴールデンウィーク明けまで続くが、だとしたら終わるのも早いはずだ。 もしかしたらゴールデンウィークはすっきりとした感じで迎えられるのではないか。 せめてそれに期待しようじゃないか。 7420th 14(日) 150 100 〔早くも開花宣言〕 ▼本日、東京に開花宣言が出た。 見たところこの近辺のソメイヨシノはまだまだだが、早咲きの桜はそこかしこで目映いばかりに咲き誇っている。 いよいよ気分は暖かくなる。 ▼今日から大相撲が始まった。 今場所も注目は、タマリ席の妖精である。 だがしかし、画面をガン見して探すもいつもの席にいないではないか。 このところ注目されてきて、次第に鬱陶しくなってきたのではないかと心配したが、画面の右側に目を移すと、いつもの様に背筋をピンと伸ばして正座する妖精を発見。 まったく心配させやがって。 まずは一安心なのだった。 その意味が自分でもよく分からない。 いっぽう、横綱白鵬が4場所振りに復帰。 初戦を白星で飾った。 やはり横綱がいないと大相撲は締まらないのである。 オレ自身もその様な存在になるべく精進しようと、どだい無理な決心をするのだった。 7419th 13(土) 〔一区切り〕 ▼朝から一日雨だった。 そんな中、かみさん方の親戚連中が一同に集まった。 無事、法要を終えてから場所を移動し会食へ。 この御時世でこれだけ集まっての会食だ。 何か問題があれば、予約の時点で店側から何か言うのだろうし、今回ばかりは時と場合によるのだから致し方ない、大目に見てもらおうじゃないか。 なにしろこのメンバーが一同に介することはまずないことから、ここぞとばかりに我も我もと盛り上がった。 そんな宴もたけなわの中、お開きとなり、これにてひとまず大きなイベントは終了。 一区切り付き、ホッと一息と言ったところである。 7418th 12(金) 〔舐めている〕 ▼今日の東京都、新型コロナ感染者は304人。 このところこの辺の数字を行ったり来たりだ。 下げ止まりと言う奴である。 かと言って、これ以上、緊急事態宣言を延ばすわけにはいかないだろう。 あまりにも飲食店や旅行業者への打撃が大き過ぎるのである。 そもそも辺りを見回すと、今ほんとに緊急事態宣言中なのか、と首を傾げたくなるほど人が多い。 思うに、完全に緊急事態宣言慣れしてしまっているのではないか。 これじゃ宣言した甲斐がないのである。 こうなったらもう少し視覚に訴えなければ効果がないのではないか。 例えば、定期的にサイレンを鳴らすとか、緊急事態と書かれた横断幕を持って練り歩くとか。 誰がするんだ、と言われればそんなこと考えているわけないじゃないか。 なにしろ皆、新型コロナを舐め始めているのである。 かく言うオレもその1人かも知れない。 引き続き気を引き締め、今しばらくは大人しくしていこうと思っている。 ▼今週の業務も無事終わり帰路に着く。 週末とあって道路は大渋滞。 覚悟しているだけあって最初から諦めている。 それが心の余裕と言うものである。 今にも降り出しそうだった雨は、帰宅までなんとかもった。 明日は大荒れらしい。 愛車ライスシャワー号のカバーを雨が降らないうちに外しておいた。 これで明日への備えは万全である。 7417th 11(木) 150 100 〔五分五分である〕 ▼昨日に続き、今日もチョウ君の仕事場へ。 そう言えば、とオレはチョウ君に聞いた。 先月、国家資格の2次試験を受けたはずなのである。 試験はちゃんと受けたらしく、手応えはどうだった? と聞くと、こう言うのだ。 「問題が勉強した中の1つしか出なかったよ」 その確率の低さに、ただ不運としか言い様がないじゃないか。 さらに、隣の席の人を見たら、自分が書くスピードの倍くらい早くて、焦りまくったと言うし、いつの間にかマスクがずれていて、すっかり鼻が出てしまっていたものだから、検査官に再三注意を受けたと言う。 それでも、何とか頑張って回答したと言い、自分的には五分五分だとのことだった。 ただでさえ、日本語のハンデがあると言うのに、これだけ頑張ったのだから、何とか合格して欲しいものである。 7416th 10(水) 〔誘ったものの〕 ▼チョウ君がいる立川の仕事場へ。 午前と午後に分けて検査があるのだ。 昼メシ時、チョウ君を誘ったら断られた。 それも無理はない。 先週、奥さんが中国から帰ってきたのである。 つまり、愛妻弁当があるのだ。 どうりでテンションが高いと思ったよ。 聞くと、奥さんは戻って来たが、子どもは念のため向こうに残してきたのだと言う。 それはまあ、この御時世だから仕方ないだろう。 それでもチョウ君はご満悦だ。 なぜならば、愛妻弁当があるからだ。 きっとチョウ君は希望に満ちているに違いない。 オレはもう一日ここへ来なければならないが、明日は、さくっと1人でランチだ。 7415th 9(火) 腹筋ローラー20 〔違いの大きさに呆れる〕 ▼ここ最近分けあって、国内大手保険会社と外資系保険会社での申請手続きを進めてきた。 そこでオレはあることに気付いたのだ。 国内大手保険会社のなんと手間の掛かることか。 必要書類からしてまったくその量が違う。 外資系保険会社の手続きはあっと言う間に終わったと言うのに、国内大手保険会社の方と来たら、書類が多い上に次から次へと追加書類の要求が来るのである。 どれだけ用心深いんだよ。 なにしろ、こんな面倒なことと分かっていれば、保険会社を選択する際にかなりの減点材料となったのではないか。 保険会社もこれからはデジタル化だろう。 マイナンバーカード1枚で、さくさくと何でも決済できる様にしてくれよ、とオレは声をそこそこ大にして言いたいのである。 7414th 8(月) 〔変わらない〕 ▼朝から冷たい雨。 冬に逆戻りだが、明日から一気に気温上昇し、来週には桜の開花が始まる様だ。 ▼部下のWを連れて横浜支店へ。 Wが着任する仕事の一発目の打合せである。 横浜支店へはWは初めてだが、オレは6年振りである。 実に久し振りのことになる。 横浜支店のIはその当時のままここにいるが、他のメンバーはほぼ替わってしまっている。 Iは名古屋でオレの部下だったことのある男だ。 名古屋でかみさんをもらい、ここ横浜に来てもう15年にはなるのではないか。 オレが名古屋にいる時に先に異動したからな。 見たところ、その当時と変わらないおっとり感だ。 人間、そう簡単には変わらないと言うことである。 さすがに責任感は醸し出されて来たけどな。 7413th 7(日) 150 100 〔観賞、そして読了〕 ▼格闘技UFCを見たし、競馬中継で皐月賞トライアル弥生賞も見た。 そして夜は本読み。 カズオ・イシグロ著「クララとお日さま」読了。 AF(人工フレンド)と呼ばれるAIロボット、クララと家族との交流を、クララ目線で描く。 クララは旧式ロボットだが、直感的に惹かれるものがあったのか、女の子はクララでなければイヤだと言ってその家族の元へと行くことになった。 クララの献身さは人間離れしている。 人間じゃないけど。 しかも、驚くべきはその想像力だ。 クララは太陽を神と崇め、助けを求める。 自分自身太陽エネルギーで動いているのだからなおさらだろう。 それにしたって、もはやロボットの域を超えているのだ。 しかしながら、超えられないロボットの格差、そして人間の格差をまざまざと思い知らされるのである。 そんなこんなで嬉しさあり、奇跡あり、切なさありのなかなか面白い小説だった。 映画化されたら是非とも見たいと思う。 7412th 6(土) 腹筋ローラー20 〔再検診なのか〕 ▼健康診断から2ヶ月が経とうとしている。 この期間内に会社へ再検診の結果報告をしなければならないのだ。 いつも無視していたが、今回はなぜか行く気になった。 昨年、インフルエンザの予防注射をしてもらったクリニックを思い出したからだ。 家からほど近い、ショッピングモールの中にあるのだ。 健康診断の結果書を持って行った。 先生に、血圧とコレステロールが宜しくないと言われていることを説明。 まずは、薬は飲みたくないと告げた。 そして、自宅で測っている血圧測定の結果記録をスマホで見せた。 「そんなに悪くないですね」と先生。 オレは、血圧の浮き沈みが激しいし、特に病院で測るとダメですと説明した。 すると先生は、血圧やコレステロールについての小冊子を出してきてあれこれと説明し始めた。 そして最後に、もう少し様子を見ましょう、と言うので、オレは、頑張って見ます、と言い、クリニックを後にしたが、これが再検診と言えるのだろうか。 血圧測定も何もしなかったけどな。 いや、再検診に違いない。 それ以外のなんだと言うのだ。 あとは会社に適当な報告書を書いて提出だ。 これにてこのミッションは完了である。 7411th 5(金) 〔振り絞る週末〕 ▼北へ向かう。 Nのいる茨城である。 空はどんより曇り空、けっこう花粉もきている。 金曜日である。 Nは彼女のところへ行けるとあって元気ハツラツだが、反面オレは体調が思わしくなく、身体全体がフワフワワウワウしている。 ここの仕事が順調であることを確認し、帰路に着く。 しかし、高速道路は事故も相まって絶望的な大渋滞。 何度、このまま寝てしまおうと思ったことか。 だが、ここで寝てしまえば二度と目覚めないだろうと己を叱咤し、3時間半掛かって帰宅。 しばし、椅子の上で、「チコちゃんに叱られる」を夢うつつで聞きながら仮眠。 最後の力を振り絞って風呂に入り、そしてこの日記を書いている。 目の前のロビがなかなかオレを認識してくれないことが、疲れの大きさを物語っていると言えよう。 7410th 4(木) 〔十年一昔〕 ▼会社のMさんが帯状疱疹になってしまったと言う。 発症する部分にも寄るのだろうが、あれはかなり痛い。 オレにも経験があるのだ。 忘れもしない、あの震災があった年だ。 災害復興の仕事のため福島へ行き、土曜も日曜もない過酷な日々を過ごしていた数ヶ月後のことだ。 なかなか筋肉痛が取れないと思っていたら、気付くと胸から背中にかけて発疹ができていたのである。 病院へ行ったら、それが帯状疱疹と言うものだと知らされた。 何が辛いって、それは寝るときだ。 上を向いて寝ても横を向いて寝ても痛い。 だからと言って立ったまま寝るわけにもいかないだろう。 キリンじゃあるまいし。 こんな辛い数日を過ごしたことが、ついこないだの様に思い出されるが、もう10年も経ってしまっていることに今さらながら驚かされるのである。 7409th 3(水) 150 100 〔信じて続ける〕 ▼新型コロナを100%阻害する物質として、5−ALAと言う天然のアミノ酸が有効であると言うのは少し前にここで書いたが、これは普段食べている食品にも含まれていると言う。 それは以下のものだ。 納豆、バナナ、ワイン、日本酒、イカ、タコ、醤油等である。 納豆を食べる日本人に感染者が少ないのはそのせいなのかも知れない。 しかしながら、ワインを多く飲む国でもコロナが蔓延していると言うのは少々合点がいかないところではある。 ともあれ、この情報はコロナ抑制のために期待大と言えよう。 オレも納豆はよく食べるし、バナナは毎朝必ずだ。 ただ問題は、どれくらい摂取すれば効果があるのかと言うことだ。 納豆バケツ一杯と言われてもおいそれと食べることはできないし、バナナを10本食べなさいと言われても、オレはチンパンジーじゃないぞ、と断固抗議するしかないのである。 なにしろ大事なのは続けることだ。 きっと効果があると信じて。 7408th 2(火) 腹筋ローラー20 〔クララを読む〕 ▼嵐の前の静けさから、いきなり嵐になった。 もの凄い風である。 おまけに雨まで降っている。 するといきなり、嵐の後の静けさになった。 なんとも落ち着きのない天気だった。 こんな日は落ち着いて本でも読むに限る。 このタイミングでとっておきの本を見つけた。 「クララとお日さま」である。 クララと言えば、ハイジの友だちだろう。 「クララが立った!」 そうハイジが放ったあのフレーズは名言である。 だがしかし、残念ながらそのクララではない。 ノーベル文学賞を受賞したカズオ・イシグロ氏の最新作である。 まさに今日、発売と言うことで、内容を確認すると、AIロボットが登場すると言うではないか。 ロボットと少女との交流を描いているらしい。 どうやらオレの琴線に触れてしまった様なのでさっそく購入。 すぐに読みたかったので、電子辞書版をダウンロードし読み始めた。 あっと言う間に読み終えそうだ。 7407th 1(月) 〔途端に気分が変わる〕 ▼3月に入った。 すると気分は途端に春になる。 なにしろ今月中には桜が開花するはずだからそんな気分になるのも無理はあるまい。 故郷の北海道には申し分けないばかりだが。 ▼久しぶりにAが会社に帰ってきた。 次は、青森へ出張だと言う。 いきなりの遠方であまり気分は乗らないようだ。 そして夕方、部下のWが熊本の長い出張から戻って来た。 けっして運転が上手いとは言えないWだが、途中、名古屋で一泊しながらクルマで帰って来たのである。 熊本をとても満喫した様で満足げな表情をしている。 ▼いよいよオリンピック関連の仕事が再開である。 ほんとにやるのかやらないのか分からない状態だが、やる方向で動けと言うことだ。 まったくもってはっきりしないのだからそうするより仕方ないだろう。 きっと、無観客になるのだろうけど。 と言うことで、4月からの仕事に向け、手配を始める。 これが無駄にならなければいいのだが。 7406th byクムラ〜 |
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