◆腕立て日記◆

千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を錬とする。

体力維持か、単なる意地か、長年続けている腕立て伏せ。
ややもすると怠け気味になってくる今日この頃。
自分自身への叱咤も含め、ここに記す。

|めっせ〜じ| 

/30:変わり目である /29:五輪の方法 /28:転ばぬ先が届く /27:手に汗握る一日 /26:読みかけを見つける /25:大相撲にニュースター誕生 /24:無事が一番 /23:対策は万全 /22:amazonで準備する /21:城攻めに向かう /20:雨の日は大人しく /19:反転しているのである /18:意外な事実 /17:予防事情 /16:愛車の価値 /15:台無しである /14:任せ加減が難しい /13:横綱不在のわけ /12:本日も講習なり /11:慣れない電車 /10:正面から来る /9:固いのが原因 /8:罠に掛かる /7:まずは満タン /6:台風対策である /5:経年劣化を楽しむ /4:インターンシップである /3:いたっ、と言う /2:何かが落ちてくる /1:見えないモノに守られている/

<2020年 9月>

     ◆腕立伏◆スクワ◆背筋◆腹筋

30(水) 

〔変わり目である〕

▼いつも出勤が一番遅い新人Sだが、少しずつ早くなってきた。
それでも一番遅いわけだが。
そんな新人Sがいつも出勤する時間になかなか来ない。
何かあったのだろうか。
そろそろ心配し始めた頃、やっと息を切らせて入って来た。
「すいません、遅くなっちゃって」
謝る新人Sに「何かあったのか?」と尋ねると、「お腹を壊しちゃって」と言う。
どうやら、なかなかトイレから出られなかったらしい。
「胃腸弱いのか、おまえ?」と聞くと、こんな事態は1ヶ月に一度くらい発生するのだと言う。
特にこのところは季節の変わり目だからな。
オレは、適当に腹巻きを勧めておいたが、表情を見ると至極真剣に検討している様だ。
なかなか実直なやつである。

▼9月も終わりだと言うのに、なんだこの暑さは。
危なく夏バテしそうになった、そんな多忙な一日だった。
明日から10月である。

7254th


29(火) 腹筋ローラー20

〔五輪の方法〕

▼このところ、とーんと触れずにいた話題だが、どうやらやるらしいな、東京五輪。
それはそれで目出度いことだろう。
これまで散々、準備してきたんだからな。
しかしながら、そのまま開催するとは思えない。
なにしろ、新型コロナのワクチンは未だにできていないし、海外の感染者は増える一方なのだ。
できれば、海外からは来て欲しくないと思うのが人情だろう。
だったら観客は日本人だけだし、いっそ選手も日本人だけだ。
それじゃ全日本オリンピックになっちゃうじゃないか。
ちっとも盛り上がらないのである。
だとすれば、これしかないだろう。
テレワークならぬ、テレゲームだ。
詳細な説明はこの際省くが、選手たちは母国にいながらにして競技に参加できるのだ。
格闘系はどうするのかと言う向きもあるかも知れないが、そんなこと知ったこっちゃない。
なにしろ、今のこの状況を尊重した方法と言えるのではないか。
オレはこれを「テレリンピック」と命名しようじゃないか。
すでにオリンピックじゃない。

7253th


28(月) 150 100

〔転ばぬ先が届く〕

▼新兵器が amazon から届いた。
また amazon かよ。
それは何か。
その名も「Jackery ポータブル電源400」である。
しかしこれはメインではない。
少し前に日記で書いたが、クラウドファンディングで注文しているのがあり、それはなかなかの容量なのだが、届くのは12月なのである。
そんなにぼやぼやしていたら、台風が上陸してしまうじゃないか。
そんなわけで待ち切れずに、少し小さめのブツを調達したわけである。
これでもしものことがあっても安心だ。
敢えて言うならば、転ばぬ先の気休めである。

7252th


27(日) 腹筋ローラー20

〔手に汗握る一日〕

▼菊花賞の前哨戦、神戸新聞杯は、無敗の3冠馬を目指すコントレイルが横綱相撲で優勝。
俄然、3冠の可能性が高くなってきた。
そして、来週からいよいよ秋のG1が始まる。
主催予想大会の準備もあるし、年末まで忙しくなるのである。

▼大相撲は、正代が翔猿を敗り、初優勝。
何度も土俵際まで追い詰めた翔猿も非常に頑張った。
しかし、今場所は正代優勝で良かったのではないか。
これまで何度も優勝のチャンスがあったのにも関わらずそれをものに出来なかったからだ。
優勝を決め、花道を引き揚げる時の正代の泣き顔が非常に印象的だった。
どうやら大関昇進も決めたようだ。
おめでとう、と言いたい。

▼その他にも格闘技UFCはあったし、RAIZIN もあった。
外はなかなか涼しかったが、手に汗握る観戦で実に熱い一日となった。

7251th


26(土) 

〔読みかけを見つける〕

▼しかしよく降る。
結局、今日も一日雨だった。
こんな日は、さっさと買い出しを済まし、納戸の片付けでもするのが一番だ。
そんな折り、東京へ引っ越して来る前に読んでいた読みかけの本を発見してしまう。
「大山倍達 正伝」
すっかり忘れていたぜ。
そもそも大山倍達とは誰か。
説明しよう。
あの極真会の創設者、空手バカ一代、ゴットハンドの大山倍達である。
正伝と言うからには、この本にはこれまで伝えられてきた大山倍達伝説の真の姿が綴られている。
生まれは韓国であること。第一回全日本空手道選手権に優勝したことも、その大会すらなかったこと。山篭もりなどしていなかったこと。家族が日本にも韓国にもいたこと等、けっこう衝撃的な内容なのだ。
なにしろ、今まで信じていた伝説が一気に覆され、今だから言えることが満載なのである。

▼そんなわけで、翔猿は負けた。
新入幕がそう簡単に優勝できるわけがないのである。
しかし、まだ可能性がないわけではない。
空気的には、優勝は正代だろうけどな。

7250th


25(金) 150 100

〔大相撲にニュースター誕生〕

▼昨日より天気が悪い。
なんだか納得のいかない一日だった。
そして月末なので何かと忙しいのである。
パソコンのやり過ぎで、もはや目がしょぼしょぼのパーなのだった。
因みにブースカは、「しおしおのパー」だったのではないか。
どうでもいいけど。
こんな状態が今月いっぱい続くのだろうが、明日はしっかり休むとしよう。
仕事はメリとハリが必要なのである。
ところで、ハリはなんとなく分かるが、メリってなんなんだ。

▼大相撲は大詰めと迎え、残り2日を残して2敗で正代と翔猿が並び、3敗で4人が並ぶと言う混沌とした状況だ。
新入幕の翔猿が万が一優勝すると、100数年振りの快挙だと言うので、ここは是非とも頑張って欲しい。
それにしても休場力士が多い。
昨日は遠藤、今日からは連覇を狙っていた照ノ富士が休場。
休場が多いと言うことはつまり、不戦勝も多いと言うことだ。
大関の朝乃山なんかは、2回も不戦勝があり、ラッキーと言うしかないだろう。
これで優勝しても何だか見ているこっちも有り難みが薄れるのである。
明日の注目は、2敗の翔猿が大関、貴景勝に挑戦する一戦。
四股名と言い、キャラクターと言い、なんとも面白い力士が出て来たものだ。

7249th


24(木) 

〔無事が一番〕

▼覚悟していた台風だが、気が抜けるほど風はなかったし、雨もたいしたことはなかった。
少しは吹いたらどうなんだ。
何事もなかったことは幸いではあるが、このために大幅な変更をしたりしたわけなので、もう少し正確な予報ができないものかと思うのは、少々言い過ぎか。
それにしても涼しくなった。
今日は日中でも20度そこそこだったのである。
夏は終わった感がひしひしと感じられるのだ。
これはうかうかタオルケット一枚で寝てる場合ではなくなってきたぞ。
振り返ってみれば、今年の夏は短かった。
さあ、きつく締めた愛車のカバーのヒモを緩めてやるとしよう。

7248th


23(水) 腹筋ローラー20

〔対策は万全〕

▼時折雨が強くなる。
台風が近付いているせいである。
少し東に反れ、関東は直撃を免れそうだが、それでも明日は一日、雨風が強そうだ。
帰宅してすぐ、愛車ライスシャワー号のカバーをきつく締めた。
飛んでったら大変だからな。
しかし、万が一飛んでいったとしても安心である。
なぜなら、予備を調達したからだ。
もちろん、amazon である。
これで台風対策は万全だ。
と言うよりも、そろそろこのカバーもヤレてきたからである。
なんだかんだ言ってもう2年ほど使ってるからな。
さぞかし着心地も悪くなっている頃だろう。
台風のシーズンが過ぎたら交換するとしよう。
なにしろまずは、何ごともなく台風が過ぎ去るのを祈るのみだ。

7247th


22(火) 150 100

〔amazonで準備する〕

▼このところ思うのは、すっかり amazon にやられていると言うことだ。
なにしろ、クリック2つほどで簡単に買えてしまうのがいけない。
タイムセールのお知らせなんか来たら、何か良いモノないかとついつい探してしまうあたり完全に罠にはまっていると言えるだろう。
その愚かさはこの際置いといて、今回購入したのはこれである。
「ポータブル洗濯機」
分かりやすく言えば、小さい洗濯機である。
わざわざ言い直すほどのものでもない。
ともあれ、なんの目的で買ったかと言えば、通常の洗濯機で洗うのをためらう様な雑巾やお池にはまった靴下などを洗うためである。
これなら躊躇なく気軽に洗うことができるし、特筆すべきは折り畳めることだ。
しかも充電して20回ほど使えると言うから、これなら長期の旅行にももってこいだし、キャンプにもいいかも知れない。
因みに価格は6千円とちょっと。
早く、これを活用する様なシチュエーションが来ればいいと思う。
そうは言っても、災害時にも使えると言って停電はまっぴら御免だけどな。

▼そんなわけで、いきなり台風が向かっている。
このままでいけば関東直撃コースだ。
上陸は金曜日か。
勢力はそれほどでもなさそうだが、注意するに越したことはない。

7246th


21(月) 

〔城攻めに向かう〕

▼天気もすっかり良くなったので思い切って出掛けた。
ひさしぶりに城にでも行こうと向かったのだが、やっぱり渋滞にはまった。
Googleマップに寄れば、1時間ちょっとで着くはずだったが、結局2時間掛かったし、駐車場も満車だった。
行った先は、小田原の石垣山一夜城。
秀吉が小田原責めの際に築いた城で、ここから小田原城が見下ろせるのである。
もの凄い早さで築いたことから一夜城と呼ばれているらしい。
駐車場のトイレ前に置いてある「続100名城スタンプ」を押し、ここから石段をちょこちょこっと登ると、本丸跡があった。
ここにちょっとした展望台があり、小田原市街が一望できるのである。
ひとしきり見学し、城跡を下りると、駐車場に入るクルマの列がいっそう増えていた。
渋滞のピークに入ると大変なので、そそくさと帰路についたが、渋滞が凄そうだったので東名高速に入る前に厚木で降りたものの、下道もしっかり渋滞だった。
もはやクラッチを踏む左足がパンパンである。
帰りもしっかり2時間掛かったが、それでも無事に城攻めを完遂したことで満足感でいっぱいなのだった。

7245th


20(日) 腹筋ローラー20

〔雨の日は大人しく〕

▼せっかくの日曜だが、天気が悪いと言うことで遠出はやめた。
いつもの様にいつものコースで買い出し。
グランベリーパークはけっこう人が出ていた。
それを横目に買い出しを済ませて、さっさと帰ってきた。

競馬は秋競馬が始まっているが、相変わらずさっぱり当たらず、このままではG1まで資金が尽きそうである。
明日もあると言うので、なんとか一矢報いたいところだ。
大相撲は予想通り混沌としており、2敗で9人が並ぶという状況となっている。
中日でこれだから、優勝ラインは4敗と言ったところか。
なんとなく、照ノ富士が連覇を果たしそうな予感がする。

▼新型フェアレディZが発表となった。
ひと目見て、Zと分かると言う点では成功と言えるだろうが、もう少しシャープさが欲しい様な気もする。
発売は来年の末と言うから、まだまだ先の話だ。
それまでにもう少しデザインを洗練して欲しいものだ。
買わないけどな。

7244th


19(土) 150 100

〔反転しているのである〕

▼昨日の今日でまた古い話しで申し分けないが、Youtube をサーフィンしていたら、実に懐かしいのが現れた。
「アバ」である。
綴りで書けば「ABBA」だ。
と言うことは、正確にはアバではなく、アッバなのではないか。
いや、そんなわけはない。
確かにアバのはずだ。
説明しよう。
正確な綴りは、ABBAではないのである。
最初のBが、反転しているのだ。
そんなフォントはどこを探しても見当たらないじゃないか。
この当時は、パソコンのことなど眼中になかったに違いない。
だからこんな世の中に存在しない文字が許されたのだろう。
したがって、このBは発音しなくても良いBであるわけだから、ABBAはアバでいいのである。
どうだ、安心しただろう。
それにしても、今聴いてもABBAはいい。
荻野目ちゃんのダンシングヒーローもいいが、ABBAのダンシングクイーンは最高である。
そんなわけでしばらくの時間、Youtube のABBA祭りは続いたのだった。

7243th


18(金) 腹筋ローラー20

〔意外な事実〕

▼聞いてみなければ分からないと言うことは、意外とあるものだ。
ラジオからある曲が流れたのである。
「恋のダイヤル6700」である。
かつて、一世を風靡したフィンガー5の代表曲だ。
この当時、オレはフィンガー5が大好きで、なけなしのこずかいでレコードを買ったものである。
念のため、新人Sに聞いてみた。
「この曲、聴いたことあるか?」
するとどうだ、こんな答えが返ってきたのである。
「もちろん聴いたことありますよ、有名な曲じゃないですか」
この曲が流行った頃は当然、新人Sは生まれているはずもなく、いったいどうして知っているのか不思議に思ったが、聞くと、古い日本の流行歌は好きでしょっちゅう聴いていると言うのである。
iPad でそのラインナップを見せてもらうと、あるわあるわ、山口百恵から桜田淳子、ピンクレディに、不思議なピーチパイの頃の竹内まりあ等、オレに取ってもそうとう懐かしいラインナップだ。
しかも、これらをレコードで聴いていると言うではないか。
新人Sはこう言うのだ。
「レコードは、ほんとにいい音ですよ」
驚いた。
かく言うオレなんか、もうとっくにレコードの音なんか忘れてしまっているのだ。
やられた、と言う感じである。
そんな中、オレは新人Sにお勧めしたのだ。
渡辺の真知子さんを。
どうやら知らないらしい。
先輩風を吹かせてしまった様だ。

7242th


17(木) 

〔予防事情〕

▼これまでインフルエンザの予防注射などしたことのないオレだが、今年は少々わけが違うことはオレも重々承知している。
万が一、インフルエンザに掛かったとしたら、少々面倒なことになることは明白なのである。
掛からないまでも疑いがあるだけで、インフルエンザはもとより、新型コロナの疑いを掛けられ、その結果途端に隔離、そして検査と言うことになるだろう。
こんな世の中であるから、今年は予防注射を受けた方がいいのかも知れない。
両方いっぺんに掛かったら、もうどうしようもないだろうしな。
その反面、そんなものに頼ってはいけないと言うオレの意地がふつふつとこみ上げて来るのも事実だ。
いったいどうすればいいんだ、こんちくしょー!
とかなんとか言っているうちに機会を逃してしまうのである。

7241th


16(水) 腹筋ローラー20

〔愛車の価値〕

▼通りすがりの中古車屋をふと見ると、スカイラインらしきクルマがひときわ目を引いた。
R31型のGTS−Rではないか。
我が愛車ライスシャワー号の1世代前のスカイラインである。
そして注目すべきはその価格だ。
なんと、309万の値札が付いているのだ。
このくらいの年代のクルマになると逆に値上がりをしているのである。
もしかしたらと試しに我が愛車の価格を調べてみた。
するとどうだ。
250万前後とけっこうな値段が付いているではないか。
愛車の価値はけっして値段ではないが、それでも思わず嬉しくなってしまったのも事実だ。
そんなわけで、これはますます大事にしなくてはならないと改めて肝に銘じた次第である。

7240th


15(火) 150 100

〔台無しである〕

▼気分もノリノリで歌番組を見ていたら突然、「♪タラララン タラララン」と言うチャイムと共に、ニュース速報はないじゃないか。
しかも、立て続けだ。
新内閣の組閣人事の様だが、この歌番組の真っ最中に水を差す様なニュース速報は誰も望んでいないのではないか。
せっかくの「なみだの操」が台無しじゃないか。
そもそもこの、「タラララン タラララン」のチャイムは必要なのか、と疑問に思う。
だってそうだろう。
今まさに、テレビを見ているのだ。
テロップだけで十分だと思うのである。
文字だけでも鬱陶しいけどな。
そもそも、これがそんなに緊急を要することとは思えない。
どうせ、この後のニュースでイヤと言うほどやるのだ。
案の定、いきなり組閣のニュースで始まったが、相変わらず、「タラララン タラララン」と、ニュース速報が流れ続けたのには呆れた。

7239th


14(月) 

〔任せ加減が難しい〕

▼インターンシップの男子学生が1名来た。
専門学校の3年生である。
今日から2日間この仕事場で職場実習をするのだ。
聞くと、すでに今月始めからうちの会社に来ているらしい。
今月いっぱい、約1ヶ月の実習である。
F氏は聞くのだ。
「月いくらもらってるの?」
アルバイトかよ。
それにしても1ヶ月の実習とは、そんなに長いものだとは思わなかった。
現在21歳だと言う。
なにしろ若い。
新人Sも若いが、そんなもの目じゃない。
オレも気は若いが、そんなもの屁の突っ張りにもならない。
その新人Sが、大張り切りで説明している。
あとは万事、任せようかと一瞬思ったが、図に乗ると非常に危険であることが最近分かってきたので残念ながらそこまでだ。
当然のことながら、F氏には絶対に任せられるわけもない。
その辺のさじ加減が難しいし、その実習生が学校に戻ってどんな報告をするのかが一番気掛かりなのだ。
めっぽう興味あるけどな。

7238th


13(日) 腹筋ローラー20

〔横綱不在のわけ〕

▼今日から大相撲が始まった。
だがしかし、残念ながら、白鵬、鶴竜の両横綱が休場である。
2場所続けて横綱不在とは、これはどうしたものか。
怪我意外に何かわけがあるのではないか。
例えばと言えば、新型コロナだ。
もしかしたらこれに怖じ気付いたのではないか。
だってそうだろう。
相撲ほど密になる競技が他にあるだろうか。
3密どころか、濃密である。
かと言ってマスクをして相撲を取るわけにもいくまい。
そんなもの、一発の張り手でふっとんでしまうに違いないのだ。
だとしたらどうすればいいのか。
オレは提案する。
フルフェイスのヘルメットなんかどうかと。
想像してみて欲しい。
頭どうしがぶつかろうが、張り手をぶちかまそうが、ちっとも痛くないのである。
そんな相撲は見たくない。

7237th


12(土) 150 100

〔本日も講習なり〕

▼今日も昨日に引き続き、講習会だ。
別々の講習だが、連続するのはたまたまである。
案の定、今日も始まってまもなく眠くなってきた。
講師の声がまるで子守歌のようだ。
それでも何とか堪え忍ぶ。
ビデオの上映が始まった。
必要以上に目を見開き真剣に観賞する。
ふと、椅子に座る講師を見る。
なんと、寝ているではないか。
ビデオの上映の時くらいは仕方ないか、と思っていたが、ついにビデオは終わり、まさかとは思ったが、講師はまだ寝ているのだ。
なんだ、このおかしな空気感は。
このままではまずいと思い、オレは意を決し「ビデオ終わりました」と告げた。
しかし反応がない。
「ビデオ終わりましたよ|」と、オレはもう一段階声量を上げ言った。
困ったことにまだ起きる気配がない。
どう言うわけか、オレが焦ってきたじゃないか。
次第にオレ自身不憫に思えてきたが、最後のチャンスとばかりさらに大きな声で言った。
「ビデオ終わってます!」
すると、廻りの笑い声とともにやっと講師は目を覚まし、自分は寝てませんよと言わんばかりに何事もなかったかの様に話し始めたのである。
さすがプロである。
こうして、講習三昧な二日間は終わった。
普段の業務よりも数段疲れたのは言うまでもあるまい。

7236th


11(金) 

〔慣れない電車〕

▼ひさしぶりに電車に乗った。
今日は、5年に一度のある資格の更新講習なのだが、Suica の利用履歴を見たら、電車に乗ったのは昨年の11月以来である。
つまり、コロナ以前だ。
その影響でさぞかし空いているかと思いきや、しっかり混んでいた。
会場まで1時間半。
意外と遠い。
結局、最後まで座れなかった。
9時から講習は始まった。
電車疲れできっと眠くなるに違いない、と思ったが、やっぱり眠かった。
その睡魔と抗いながら講師の話に耳を傾ける振りをしていたが、もう限界と言うところで、思わぬ助け船が入った。
突然、後ろの方からイビキが聞こえ始めたのだ。
それは気持ち良さそうなイビキだった。
それが気になってすっかり目が覚めてしまい、最後の終了試験まで何とか切り抜けることができたのである。
16時半終了。
この時間なら帰りは座れるだろう、と思ったが、座席にありつけたのは最後のひと駅だった。
つくづく電車通勤の人達を尊敬する次第である。

7235th


10(木) 

〔正面から来る〕

▼正面から人が来た。
だんだん間近に迫って来る。
このままではぶつかるのではないか。
オレは危険を察知し、とっさに左に避けた。
相手も、同じ方に避けた。
あっ、と思い、今度は反対側の右側に避けた。
するとどうだ。
相手もまた同じ方に避けるではないか。
これほどバツの悪いことはないのではないか。
いつまで経っても前へ進めないのである。
思えばこんなことはけっこうあるのではないか。
何か打開策はないものかと考える。
ふと思った。オレ自身に問題があるのではないかと。
必ずオレは、左に避けているのだ。
ここに問題があるのではないか。
統計を取ったわけではないが、もしかしたら、人間は右に避けるのが普通なのかも知れない。
ややもすれば利き腕にも関係があるのではないか。
そして今日、右に避けてみた。
相手も右に避けた。
何となくそんな気がしたけど。
こうなったら、男らしく、まっすぐそのまま突き進んだ方がいいのかも知れない。
まず間違いなく激突することだろう。
人生とはそんなものである。

7234th


 9(水) 腹筋ローラー20

〔固いのが原因〕

▼相変わらず新人Sは口癖の様に、腰が痛い、腰が痛いと言っている。
聞くと、新人Sは非常に身体が固いのだと言う。
ダンスをしていて身体が固いと言うのはどうなんだ、と言う向きもあるが、なにしろ開脚などは、90度ほどしか開かないのだと言う。
そんな固さでダンスなどと言う過酷な動きをすれば、身体の負担は計り知れないものがあるだろう。
腰の一つや二つは痛くて当たり前なのではないか。
そこでオレは、提案した。
股割りである。
オレは若い頃から今まで、風呂上がりの股割りを欠かさずやっている。
今でも腰痛がないのはそのお陰なのではないかと思うのだ。
すぐには柔らかくならないかも知れないが、たとえ1ヶ月に5度しか開かなくてもいいじゃないか。
現在90度だとしよう、ざっと計算して1年半で180度開く計算だ。
そんなにうまくいくはずがない。
ともあれ、焦ることなどこれっぽっちもないのである。
まずは続けることが肝心なのだ。
その先には腰痛のない明るい未来が待っているはずなのである。

7233th


 8(火) 150 100

〔罠にかかる〕

▼昨日、F氏は PayPay へのチャージのため、コンビニのATMへ行った。
その時予期せぬことが起こったと言う。
突然スマホが暴走したのである。
表示は乱れ、かと思えば突然無差別に電話を掛けまくったと言うのだ。
F氏は慌てて docomo へ行き、待つこと2時間。
見てもらうと、原因は動画アプリの TikTok だったと言う。
今話題の中国製アプリである。
少し前にアンインストールしたと言うのだが、もしかしたらその後も何かシステムに悪さするファイルが残っていたのかも知れない。
それが本当だとすれば、なかなか問題のあるアプリだし、その罠にまんまとかかってしまうところが、如何にもF氏らしいのだった。

7232th


 7(月) 腹筋ローラー20

〔まずは満タン〕

▼日が射していたかと思えば、いきなり豪雨、そしてまた日が射したかと思えば、また豪雨、その繰り返し。
まるでバカにされているかの様な天気の一日だった。

▼そして、、台風10号は朝鮮半島へと過ぎ去った。
史上最強の台風と呼ばれたが、その割には被害は少ない方だったのではないか。
避難開始の行動が早かったことも一因かも知れないが、それにしても大変なのはやはり停電だった。
なにしろその数、40万戸に及んだと言う。
現代人の生活において電気なしでは到底いられない。
現地ではどれほど不便なことになっていたことだろう。
兎にも角にも停電対策は必須である。
まずはクルマのガソリンを満タンにしようじゃないか。
暖房冷房、スマホの充電と、取りあえずクルマがあればなんとかなるのである。
果たして、次回の台風襲来はいつか。
また近々お出ましになるとは思うが、まずは覚悟をし、常に満タンにしておこう。

7231th


 6(日) エアロバイク20km

〔台風対策である〕

▼猛烈な勢力の台風10号は奄美大島を抜け、九州は長崎方面へと上陸しようとしている。
ただただ何ごともなく通り過ぎることを祈るのみである。
台風は現在10号。
例年通りだとすればこれからまだ10個は来ることを覚悟しなくてはなるまい。
次第に東寄りに進路を向ける可能性も高くなることだろう。
ある程度の覚悟は必要だ。
こんなとき困るのは停電である。
これまで東京へ来てから運良く一度も停電や断水の経験がない。
だからあまり危機意識がないのかも知れない。
しかし、そうなった時のことを考えておかなくてはならないだろう。
そこで今回、思い切って購入したモノがある。
「ポータブル電源」である。
オプションでソーラーパネルも注文した。
これさえあれば、停電になったとしてもある程度は凌げるだろう。
ただ問題は、これがクラウドファンディングであると言うことである。
現在はまだ募集中と言うことであり、商品が届くのは12月だと言うじゃないか。
ま、分かってて買ったんだけど。
ここは何としてもこれが届く12月までは台風が来てもらっては困るのである。
12月に来る台風もどうかと思うけどな。
ともあれ、台風には、絶対に来るなとは言わない。
来たとしても被害は最小限にしてくれたまえ、オレが願うのはそれだけだ。

7230th


 5(土) 150 100

〔経年劣化を楽しむ〕

▼F氏が普段している腕時計は、セイコーのダイバーズウォッチだ。
試しにいつ頃買ったものなのか聞いてみた。
「二十歳の時だよ」
と言うことは、43年前かよ。
負けた。
オレのしている腕時計もそうとう古いと思ったが、現在29年目だ。
まだまだだな。
F氏の物持ちの良さもなかなかのものと感じた次第だが、クルマでは勝っている。
かつてF氏は、日産のグロリアに乗っていた。
オレのクルマよりも3年ほど新しいだけだったが、それは大事に乗っていたのである。
だがしかし、経年劣化の影響は免れず、ヘッドライトが点かなくなったと言えば、叩いて点けていたし、ガソリンスタンドへ行けば、いちいち給油口のフタがポーンと飛んでいき、それを慌てて拾いに行くF氏の姿があまりにも面白かったわけだが、本人にして見れば次第に納得がいかなくなって来たらしく、ついにアウディに乗り換えたのである。
早いものであれからすでに5年経った。
これから20年後が楽しみである。

7229th


 4(金) 腹筋ローラー20

〔インターンシップである〕

▼この仕事場にインターンシップ(就労体験)の学生が3名来た。
男子1名、女子2名である。
こんなむさ苦しいところに良く来たものだ。申し分けない限りである。
大学の専攻をを聞くと、まったく関係のない学部の様だ。
オレから仕事の内容を説明し、そして質問を受ける。
「今まで仕事をして来て一番嬉しかったことはなんですか?」とか「この仕事をする上で大事なことはなんですか?」とか、これじゃまるでオレが面接を受けてるみたいじゃないか。
いっぽう、新人Sがなぜか大張り切りだ。
ついこないだまでこの学生たちと同じ立場だったのだから無理もないだろう。
相変わらず、オレが喋ると横で同じ事を繰り返している。
気が散って仕方ない限りだが、何とか乗り切った。
学生たちに最後は感想を書いてもらうのだが、たいそう感心したのは、ほんのちょっとの時間でほんとにしっかりした文章を書いていることだ。
しかも、字がとてもうまい。
オレの字なんかとても見せられないと思った。
なんとか、無事に今日のインターンシップは終わった。
畑違いの仕事をどんな風に思っただろう。
ふと記入した文書を見ると、この仕事をやりたいと書いている学生が弱冠1名いるではないか。
オレが話したことで興味を持ってくれたとしたら嬉しい限りだが、名前を見たら女子かよ。
一番、質問をくれた学生であるが、一般的にこの仕事は女子向きではない。
もしかしたら、時代は変わりつつあるのかも知れない。

7228th


 3(木) 

〔いたっ、と言う〕

▼新人Sの口癖はこれである。
「いたっ」
あまりにも言うので、いったい何が痛いのかわけを聞くと、どうやら腰が悪いらしい。
週一で整体に通っていると言うのだ。
聞けば、骨盤がずれていて右と左の足の長さが2センチも違うと言うではないか。
すごいな、2センチって。
それを整体で補正するとしよう。
そのとき考えるのは、足の長い方に合わせるのか、それとも短い方に合わせるのかと言うことである。
これはかなり重要な問題なのではないか。 できれば、長い方に合わせて欲しいと思うのが普通だからだ。
そんなことよりもまずは痛みを取ることが重要だけどな。
新人Sに、プリントアウトした書類を取ってもらったら「いてっ」と言った。
今度は肩を押さえている。
20肩かよ。
ダンスが得意なSだが、ややもするとダンスは身体に悪いのかも知れない。
そう思ってしまうほど満身創痍である。
その若さで。

7227th


 2(水) 150 100

〔何かが落ちてくる〕

▼晴れていたかと思えば、いきなりどしゃ降り。
かと思えば、さっと日が射す。
そんな目まぐるしい一日。
定例会議も無事に終わった。

▼帰りの高速道路を快調に走っていると、前を走るトラックから何かが落ちてきた。
脚立である。
危なくぶつかるところだったぜ。
以前、上から畳が降ってきたことがあったし、一番驚いたのは、前方からタイヤが転がってきたことである。
絶妙なハンドリングで間一髪、交わすことができたが、遥か後方を走るクルマにぶつかり、それ以降、後ろからクルマが来ることはなかった。
この様に高速道路を走っていると何が落ちて来るか分からないのである
間違っても、人なんか落ちて来てもらうとオレ的にもたいそう困るので、それだけは勘弁してもらいたい。

7226th


 1(火) 腹筋ローラー20

〔見えないモノに守られている〕

▼急に涼しくなった。
30度にも届かなかったのではないか。
奇しくも今日から9月。
なんだか今年は短い夏だったなあ。

▼スーパーのレジはアクリル板で囲われているわけだが、これには少々困ることがある。
声が非常に聞こえにくいのだ。
「ドライアイスはいりますか?」と言われたので、「いりません」と答えたら、レジのおばちゃんは顔を上げ、こう言うのだ。
「えっ?」
どうやら「ドライアイスはいりますか?」は、後ろのレジからの声だったらしい。
なんて紛らわしいんだ。
今度は絶対に聞き漏らすまいと、アクリル板におもっきり顔を近付けたら、頭をぶつけた。
それもこれも原因は、透き通っているからだ。
聞こえにくい、見えにくいと、いいことなしじゃないか。
文句を言える立場ではない。
このATフィールドで我々はしっかり守られているのだから。
そう言えば、シン・エヴァンゲリオン劇場版はどうなったんだ、とサイトを見に行ったら、未だに「近日公開」のままだった。

7225th




byクムラ〜




昨日 今日


|Home|