千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を錬とする。
体力維持か、単なる意地か、長年続けている腕立て伏せ。
ややもすると怠け気味になってくる今日この頃。
自分自身への叱咤も含め、ここに記す。
/31:切符で思い出す /30:次第に緊迫する /29:外出自粛である /28:桜を惜しむ /27:相次ぐ臨時休業 /26:話題の5Gである /25:何度でも見てしまう映画 /24:旅行記が好きなのである /23:さらに気を付けること /22:静かな千秋楽 /21:8名集まる /20:決心を告げる /19:気になる不可解 /18:現実を告げる /17:新たな一面を見る /16:優勝とコロナの行方 /15:やるかやらないかである /14:雪が降っても開花 /13:ますます体調は万全にせよ /12:開花前夜 /11:その名前は目を引いた /10:誰にも特別なモノはある /9:NHKにプラスのサービス /8:一つもないし一人もいない /7:先手必勝である /6:ちょっと違う感覚 /5:犯人は誰だ /4:油断ならない /3:段ボールが6箱送られてきた /2:中途半端だから痛いのである /1:品切れに呆れる/
<2020年 3月> ◆腕立伏◆スクワ◆背筋◆腹筋 31(火) 腹筋ローラー20 〔切符で思い出す〕 ▼納戸にある本を整理中、パラパラとページをめくっていたら、しおりが落ちた。 拾うとそれは切符だった。 汽車の乗車切符である。 美唄から100km まで、700円とある。 日付を見ると、「58.12.21」 つまり、昭和58年12月21日だ。 この日、いったいどこへ行ったのだろう。 曜日を調べると水曜日だ。 普通であれば、札幌の大学へ行っているはずだが、この日は冬休みと思われ、したがってどこか別のところへ行ったのだろう。 そもそも、定期券を使っていないのはなぜか。 切符が手元にあると言うことは、目的地に着いて駅を出るときは定期券で出たと言うことだろう。 なにしろ、美唄駅で切符を購入し汽車に乗って定期券で出た、その理由が分からないのだ。 ちょっと待てよ。 よく見たら、急行券じゃないか、これ。 急行に乗るために乗車券とは別に必要な券だ。 これで合点がいった。 ところで、そんなに急いでどこへ行くつもりだったのか。 さしずめ、アルバイトだろうな。 その当時、新札幌のサンピアザと言うショッピングモールで駐車場のアルバイトをやっていたのである。 1日8千円とその当時としてはなかなかおいしい仕事だった。 切符1枚でその当時の情景がまざまざと思い出されたのだった。 7071th 30(月) 〔次第に緊迫する〕 ▼いつもと変わらない一週間が始まった。 朝礼で、密集、密接、密閉の場所には十分気を付ける様、ここで一人でも感染者が出ればここにいる全員が濃厚接触者となり仕事がストップするのだ、と偉そうに訓示を垂れる。 オレがそう言わざるを得ないほど、事態は緊迫し始めているのだ。 ▼そして、信じられないことが起こった。 志村けんが亡くなってしまったのだ。 衝撃である。 それもこれも新型コロナの仕業だ。 もちろん知人ではないが、一方的な顔見知りと言えるのではないか。 だってそうだろう。 幼少の頃から見ていたのだ、「8時だよ、全員集合!」を。 志村けんがドリフターズの見習いでテレビに出ていた時から見ているし、ついこないだだってテレビで見たばかりなんだぞ。 どうしたってピンとこないじゃないか。 日本人で初めてラップを披露したのは、志村けんだと言う。 あの「東村山音頭」だ。 なにしろこれだけの有名人である。 これまで軽く考えていた若者も考えを改め、軒並み自粛する様になるだろう。 それほどの影響力があるに違いないのだ。 この死をけっして無駄にしてはいけない。 今一度、油断せず気を引き締めることを誓うのである。 7070th 29(日) 166 100 〔外出自粛である〕 ▼10時間も寝てしまった。 やることがないとこんなざまだ。 なにしろ、寝過ぎると身体が痛いのである。 カーテンを開け外を見ると、ちょっとどうかと思うくらいの雪が降っている。 まるで、「外出するな」と天が言っているかの様だ。 その言葉に従い、今日は一歩も外へ出なかったのである。 雪は午後3時頃まで降り続き、中山競馬場は2レースで中止、中京競馬場で行われるG1高松宮記念は無事行われ、ホッとする。 その高松宮記念である。 1着に大穴クリノガウディが来た時は、きっぱりと諦めたが、どうやらこの馬、斜行し他馬を妨害したらしく、正面からの映像を見ると確かに上位の馬がおもっきり影響を受けている。 しかしながら、これまで審議になっても覆ることはなかなかなく、あまり期待せずに長い審議を待っていたら、なんと1着入線のクリノガウディが降着し4着。 かくして、オレの馬券は見事的中。 3連複の万馬券を獲得することができたのである。 肝心の自分主催予想大会は的中とならなかったのが微妙なところだが、買い目を半分ほどに絞っているので致し方あるまい。 次回、大阪杯は会心のダブル的中といきたいところだ。 ▼さあ、明日からの一週間はどんな世界情勢となっているのだろう。 予想もできない混沌とした日々となっているが、東京五輪は来年の7月23日開催に決まり、ひとつ目標、と言うか、目安ができた感じがするのである。 7069th 28(土) 腹筋ローラー20 〔桜を惜しむ〕 ▼近所のドラッグストアへ行きがてら、桜をしげしげと眺める。 毎年恒例の桜祭りは当然やっていないので例年に比べれば人通りは少ない。 それでも、桜を惜しむ人達が橋の上から桜を眺めている。 せっかくなので、クルマで桜並木を廻ることにした。 246号を突っ切り、海軍道路に出る。 ここから環状4号に続くコースが実に良い桜並木になっているのだ。 少々散り始めてはいるが、まだまだ艶やかな姿を見せてくれている。 クルマの窓から、次々と流れる桜を目に焼き付ける。 なんて忙しない花見なんだ。 来年はきっと、ゆったりと花見が出来る様になっている、そんな当たり前なことを願うのだった。 7068th 27(金) 〔相次ぐ臨時休業〕 ▼非常に暖かい一日。 気温は20度はあるのではないか。 しかしこの風で桜は散ってしまいそうである。 明日から天気は下り坂であるし、そもそも花見などしていたら注意されそうな状況にあるのでまず諦めは付くだろう。 帰りの道路は相変わらずクルマが多いし、さらに事故や故障車がやけに多いため、それによる渋滞にも拍車が掛かっている。 昨日、外出自粛が発表され、スーパーの混雑が凄かったが、今日はそうでもなかった。 しかし、昨日も今日も肝心のバナナが一本もないのだ。 誰だ、買い占めするチンパンジーみたいなことをする奴は。 バナナの人気のほどが分かるのである。 明日と明後日は、行き付けのここグランベリーパークが臨時休業らしい。 ますます寂しい感じになるな。 週末はG1、高松宮記念があるのだが、相変わらずの無観客開催である。 しかしながら競馬場はまだいいだろう。 大幅に売上は下がるものの、馬券はネットで買えるため、その分の売上があるからだ。 ともあれ、週末はろくに出掛けることもできなさそうなので、せめて競馬の予想に渾身の力を振り絞ろうじゃないか。 力を入れれば入れるほど当たらないのが競馬である。 7067th 26(木) 157 100 〔話題の5Gである〕 ▼昨日は疲れからか非常に体調がおもわしくなく、この日記を書いたあと、倒れる様に寝てしまったのだった。 朝起きたら何事もなかったかの様に回復していた。 この時期、熱なんて出したら、途端に隔離されてしまうだろうからな。 そんなわけにはいかないのである。 ▼東京都から週末の外出自粛要請が出たことを受け、この仕事場も土曜を全休にすることにした。 首都閉鎖なんて物騒な話もあるが、そんなことになったらコロナどころじゃなくなるのではないか。 経済活動が停止することにより、瀕死の人達が出そうな気がするのである。 そんなわけで、さっそく、日曜に予定していた歯医者をキャンセルした。 ▼先日サービスが始まった5Gが話題になっている。 4Gに比べ、ネットの通信速度が飛躍的に早くなると言うのだ。 F氏は言う。 「5Gってそんなに凄いの?結局、早いだけだよね」 まあ、そう言うことだけど。 さらにF氏はこう訴えるのだ。 「そんなことになったら、電話なんか早過ぎて聞き取れないじゃん」 通信速度が早くなったからと言って、早口になるわけではないのである。 つくづく残念な勘違いをしているのだった。 7066th 25(水) 〔何度でも見てしまう映画〕 ▼若手Sが、合間を見ては参考書を広げている。 3ヶ月後に資格試験があるのだ。 ずいぶん焦っている様だが、ちょっと待て。 試験は予定通り行われるのか。 まだその辺の発表はないとのことなので、取りあえずは頑張るしかないのだろう。 こんなところにもコロナの影響は出ているのである。 ▼Youtube を見ていたら、映画「幸せの黄色いハンカチ」が目に入ったのでクリックしたら、うっかり全部見てしまったじゃないか。 この映画は、何度でも見てしまう映画のひとつなのである。 笑いあり、涙ありの名作と言えるだろう。 さらに嬉しいことにこの映画には我が故郷が出てくる場面がある。 出てくると言っても映像として出てくるのではない。 高倉健のセリフとして出てくるのである。 こう言うのだ。 「オレ悪いけど、美唄から汽車で行くから…」 たったこれだけである。 しかし、あの高倉健の口から「美唄」が出てくるだけでも嬉しいではないか。 この映画、この先まだまだ何回も見ることだろう。 7065th 24(火) 腹筋ローラー20 〔旅行記が好きなのである〕 ▼天気は良いが、けっこう寒い一日だった。 仕事場周辺の桜は満開。 それだけでも気分は明るくなる。 ▼オレは旅行記小説が好きなのである。 この度、面白い旅行記を見つけた。 「珍夜特急」 深夜特急と言えば、沢木耕太郎の名作であり、ちょくちょく読み返すほど好きな小説なのだが、なにしろこれは「珍夜特急」である。 一瞬、深夜特急のパロディかと思うほど文庫本の表紙もそっくりなのだが、内容は違う。 深夜特急はバスで世界中を旅する話だが、これは、バイクだ。 日本から持ち込んだバイクで世界中を巡ると言う小説なのである。 これはなかなか面白そうじゃないか。 さっそく、AMAZONプライムを利用して読み始めた。 ▼安部首相が正式にIOC会長に東京五輪、1年延期の打診をした。 ようやくと言った感じだ。 まずは中止にならなくて良かった。 これで取りあえずは進むべき道は決まったと言うことである。 後は、新型コロナの収束を願うばかりだ。 7064th 23(月) 〔さらに気を付けること〕 ▼日々、東京五輪開催の状況は変化しているが、やっとIOCが延期に向けて動き始めた。 ただ、その時期はまだ分からない。 4週間以内に決定すると言う。 しかしながら、中止ではなく延期と発表したことは、それだけでも非常に大きいと言えるだろう。 1年後なのか、2年後なのかは、影響の少ない方と言うことになるのだろうが、個人的には1年後がいいな。 なんとなく2年後に落ち着く様な気もするが、ともあれ少しずつ状況は固まりつつある。 ▼こんな状況でF氏は先週末新宿へ飲みに行ったらしい。 案の定、人はまばらだし、感染防止からカラオケも歌わせてもらえなかったと言って非常に残念がっていた。 そしてF氏は一転こう言い始めた。 「こんな時は、オレオレ詐欺に気を付けた方がいいよ。コロナをネタに年寄りをだますんだよ」 たまには良いこと言うなあ、と思ったわけだが、さらにF氏は心配そうな顔をして、オレに向かってこう言ったのだ。 「両親は健全なの?」 それを言うなら「健在」だと思うが、「そうだよ」と言うと、オレの親がオレオレ詐欺に騙されないかテストした方が良いと言うのだ。 オレが実家に電話する、そしてこう言うのだ。 「オレだけど…」 「ああ、おにいちゃんかい、どうした?」 これの何の意味があると言うんだ。 なぜならばそれは、オレの成りすましでも何でもなく、オレ自身だからだ。 しかし、気を付けるにこしたことはないと改めて思うのだった。 7063th 22(日) 150 100 〔静かな千秋楽〕 ▼東京都心は桜満開の様だが、ここ町田は8分咲きと言ったところ。 しかしこの陽気である。 一気に満開になりそうだ。 果たして来週末までもつだろうか。 当然、桜花賞の頃には完全に散っている。 ▼薬局でいまだに限定1個のトイレットペーパーを買った後、久しぶりに本屋に立ち寄り、ぶらぶらと見て歩いていたら、愛読書「GT roman」を発見。 この漫画、なにしろいつ出るか分からないので見つけても良く確認しないと、気付いたらすでに読んだ刊だった、なんてことになる。 新刊であることをしっかり確認し、購入。 これを読むと、改めてクルマで走ることが好きになるのである。 ▼大相撲春場所千秋楽は、白鵬の優勝で幕を閉じた。 いつもと違う表彰式は客がいないだけではなく、幕内力士全員が整列する中での八角理事長の挨拶で始まった。 時折、声を詰まらせながらの八角理事長。 今場所の開催がどれだけ大変だったかが分かる。 国歌斉唱は当然関係者だけ。 見ていると、なんだか日本の終わりじゃないかと思うほどの寂しさを感じた。 こんな事態での千秋楽は、白鵬の優勝で正解だったのかも知れない。 平幕優勝じゃ、なおいっそうの不安感を掻き立てられるからな。 表彰式は、優勝旗授与、そして内閣総理大臣杯、たったこれだけ。 あっさりしたもんである。 それでも少し明るいニュースがあった。 どうやら朝乃山の大関昇進が決まりそうなのである。 1勝足りない気もするが、大関が一人しかいないこともあり、特例と言うことになるのだろう。 果たして、来場所はどうなっているのか。 無観客でもいいからせめて開催していればいいのだが。 7062th 21(土) 〔8名集まる〕 ▼金沢から義妹親子が来ていると言うので義実家に集まった。 姪っ子は先日小学校を卒業し、現在春休み中だが、そもそも3月から登校していない。 火曜日からこっちへ来ているものの、いつもならディズニーランドへ行くのだが、今回行くところがなくて時間を持て余しているようだ。 そして今日、総勢8名が集まり宴会と相成ったわけである。 いきなり、ケーキが出て来て早いおやつと思いきや、思い掛けずオレの誕生日を祝ってくれると言うのだった。 恥ずかしながらローソクの灯火を吹き消した。 その後、ろくにできもしないマージャンをしたり、ご馳走を食べたりして夜遅くまで盛り上がった。 気付けば男はオレ一人なのだった。 7061th 20(金) 〔決心を告げる〕 ▼歯医者へ。 親不知の抜歯を決心し行ったのだった。 そして、その決心を告げたのであるが、様子を見ましょうはないじゃないか。 ホッとしたけど。 良く検査してもらったら、奥歯の7番目に虫歯らしきものが見つかり、この治療をすることになったのである。 今のこのタイミングがチャンスなので往生際良く歯医者通いをしようと思う。 ▼この暖かさで桜は一気に五分咲きまできた。 日に日に変わる風景に血沸き肉踊るのだった。 7060th 19(木) 150 100 〔気になる不可解〕 ▼若手Sが、昨夜、なんとも不可解なことがあったと言い出した。 Sは会社の寮に住んでいるのだが、入口に置いてある靴が片方だけ濡れていたのだと言う。 濡れていたどころか、靴の中がずぶ濡れである。 雨が吹き込んだんじゃないのか、と言ったら、雨が吹き込む様なところじゃないと言うし、雨漏りは? と言うと、上の階があるので雨漏りは考えられないと言う。 そもそも、床に濡れた跡はないと言うのだ。 なにしろ、いくら考えてもその理由が分からないと言う。 誰かが入って意図的に靴の中に水を入れたとしか考えられないのだ。 確かに摩訶不思議な話だ。 その原因が分かるまで、枕を高くして寝るわけにはいかないだろう。 なんとも酷な話だが。 ▼帰りの渋滞がひどい。 明日から3連休と言うこともあるだろうが、きっとこれは新型コロナの影響だろう。 電車を避けてクルマで移動しているに違いないのだ。 お陰でいつもの倍の時間が掛かったよ。 週末はいつもこうだと思うと、コロナがにくいぜ。 7059th 18(水) 50 〔現実を告げる〕 ▼F氏にポール牧がすでに他界していることを告げた。 するとどうだ。 「うっそー、いつ?」 「15年前だよ」 「じゃあ、こないだ見に行ったのは15年以上前だったんだ? 月日が経つのは早いなあ」 と言うか、そもそもどこからコンサートの話が出て来たのか。 聞くところによると、同級生で芸能界に繋がりのある人がいて、先日、同窓会の連絡があったらしいのだが、その時にポール牧のコンサートにまた行こうと誘われたと言うのだ。 その人が、ポール牧がすでのこの世にいないことを知らずに言ってるのか、もしかしたら冗談のつもりでF氏をからかったのかも知れない。 とすれば、F氏はすっかり騙されたと言うわけである。 ある意味F氏は15年間タイムトリップしたとも言えるのかも知れない。 なにしろ、15年前のことをついこないだのことの様に指パッチンするのだ。 まったく、曜日感覚どころか、年感覚のないF氏なのだった。 ▼聞き捨てならないことを聞いた。 五輪が万が一中止になっても、チケットの払い戻しはないと言うじゃないか。 規約がそうなっているらしい。 こう言う情報はもっと大々的に流すべきではないか。 これをみな知ったら、絶対に中止なんてことは言わないと思うのだ。 それどころか、抗議が殺到するのではないか。 そして、延期を要望する声が急激に大きくなるに違いない。 ▼桜の開花はちょぼちょぼ、ちょっと足踏みと言ったところか。 この分だと、来週末頃が見頃だろう。 せめて桜で気分を盛り上げたいものだ。 7058th 17(火) 腹筋ローラー20 〔新たな一面を見る〕 ▼すこぶる天気の良い穏やかな一日だった。 明日はますます暖かくなるとのことだ。 桜も一気に咲き始めるのだろうが、いよいよヒノキ花粉も本番かも知れない。 ▼大相撲、千代丸の新型コロナ検査は陰性だったとのことで取りあえずホッと一息と言ったところだろう。 しかしながらまだ油断は禁物であるし、そもそも中止となった場合のルールをまだ明確にしてくれていないじゃないか。 その辺だよ、大相撲協会のまずいところは。 ▼F氏が、とても悔しそうにしている。 どうしたのか聞くと、コンサートが延期になったのだと言う。 この状況だから仕方ないと言えば仕方ないが、よほど楽しみにしていたのだろう。 非常にガッカリしているのだ。 ところで誰のコンサート? と聞くと、F氏はこう言った。 「ポール牧のだよ」 ポール牧、ってあの指パッチンのか? 「4月だからどうかなあ、と思ってたんだけどなあ」とF氏。 それにしても、ポール牧である。 コンサートとは思えないのだが、F氏がそう言うのだから認めようじゃないか。 ところで、どこが面白いの? と聞くと、F氏はちょっと困った顔をしてこう言った。 「どこが面白いって言われても困るけども、あまりにもくだらなくて気分転換になるんだよ」と言いながら、指パッチンのポーズを決めた。 そんなわけで、F氏の新たな一面を垣間見たわけだが、帰宅しこの日記を書いたあと、ポール牧の写真を取り込もうとググったら、思い掛けない事実を知った。 15年前に他界していたのだった。 F氏はいったい誰のコンサートに行くつもりだったのか。 確かにオレは、F氏が指パッチンしているのを見たのだ。 明日、問い詰めようと思う。 7057th 16(月) 〔優勝とコロナの行方〕 ▼天気は良いが風が非常に強い一日だった。 ホームレスのテントがいまにも飛ばされそうである。 ▼大相撲、大阪場所は9日目。 ここへ来て、千代丸が熱を出して休場。 今場所に限っては単なる休場ではない。 もし、新型コロナウィルスの検査をして陽性だったとしたら、今場所はその途端に中止となるのだ。 そう言った場合、果たして優勝はどうなるのだろうか。 もし優勝を決めるのであれば、やはりその時点で勝ち星の多い力士が優勝となるのだろうが、その辺の説明がないじゃないか。 朝乃山は大関昇進が掛かっているが、それもどうなるのか。 万が一、ノーコンテスト、すなわち、無効場所になんてことになったら、力士たちは途端に脱力するに違いないだろう。 中には喜ぶのもいるかも知れないが。 特に先場所優勝した徳勝龍なんかそうだろう。 まだ1勝しかしてないからな。 何をやってるんだよ、まったく。 ともあれ、すべては千代丸に掛かっている。 7056th 15(日) 150 100 〔やるかやらないかである〕 ▼朝一番で床屋へ向かった。 途中にある薬局の前で行列。 開店まで2時間もあるが、すでに20人ばかりが並んでいるのだ。 マスクか、それともトイレットペーパーか。 帰りにこの薬局に寄ったら、すでにトイレットペーパーはなかった。 いつまで続くんだよ。昨日買っておいて良かった。 床屋へは開店15分前に着いた。 まだ誰も並んでいない。 まもなく、客が集まりだし、10人ほどの待ち人となった。 前回いなかったスタッフのMさんは今日はいてホッと一安心。 やはり他のスタッフにやってもらうのとは仕上がりも、もちも違うのである。 話題はやっぱりコロナだった。 その影響はここにもある様だ。 最近、めっきり客が少なくなったと言う。 確かに今日も帰る頃には、ずいぶん客が減っていた様に見えた。 ともあれ、頭はさっぱりし、清々しい気分で店を出た。 次、ここに来るときはこの世はいったいどんなことになっているのだろう。 コロナは終息しているのか、オリンピックはどうなっているのか。 ▼延期はない、あるとすれば、やるかやらないかの2択の様な気がしてきた。 自分的には、中止なんてとんでもないことで、せめて1年延期の線で進めて欲しいと思っている。 たがしかし、もし1年延期だとすれば、人件費や建物の維持などの面から考えてもそうとうの負担になるに違いなく、さらに他のイベントとの調整があまりにもありすぎて、冷静に考えればそれはちょっと不可能に近いのではないかと思う。 簡単に1年延期と言っても、実際はそう簡単なことではないのだ。 したがって、やる、やらない、のどちらかしかないと思うし、はっきり言って世界のこのコロナの状況から言って、まともに開催することは不可能だろう。 よって、ほぼ中止と言っていいのではないか。 もしかしたら、すでに中止は決まっているのかも知れない。 もしそうだとしたら、中止を発表したあと、今後この国をどんな風にフォローしていくのか、政府はいま懸命に考えている最中なのではないか。 5月に発表するつもりの様だが、腹が決まればもう少し早めに発表するのかも知れない。 こうなったら、中止後の様々な問題や影響を最小限に食い止めるための方策を今のうちに準備しておいた方が良さそうだ。 オレ自身、中止なんてことになったら仕事面からも大変面倒なことになりそうな気がする。 できれば延期でもやって欲しいと言うのが本音だ。 それにしても、中国はやってくれたよ、まったく。 これで、のうのうと北京オリンピックを開催してたら腹が立つな。 7055th 14(土) 腹筋ローラー20 〔雪が降っても開花〕 ▼朝から雨が降りしきる中、ついに念願かなってゲットすることができた。 何がって、トイレットペーパーに決まってるじゃないか。 1人1個と言うことだったので薬局を2軒廻り、すなわち2個ゲットしたのだった。 これで取りあえずは安心である。 ▼いつしか雨は雪になっていた。 けっこうな降りっぷりである。 そんな状況で東京は開花宣言。 ▼歯医者へ行った。 予定通り無事、不具合だった歯に被せモノが入った。 少し違和感があるが、すぐに慣れるだろうとのことだ。 ホッと一安心と言ったところだが、安心するのはまだ早い。 次の問題が発覚したのだ。 先生はこう言うのだ。 「親不知が危ない」 オレは、耳を疑った。 すでにオレには親不知はないものだと思っていたからだ。 過去に2本、抜いたことがあるのだが、生え方が悪く、それは大変な作業だった。 その思いをまたするのかと思うと気詰まりがするのです。 そのことを先生に言うと、この親不知なら5分もあれば抜けます、と言うではないか。 少々安心し、腹は決まったわけだが、次回までに検討することにした。 まだしばし歯医者通いは続きそうである。 7054th 13(金) 〔ますます体調は万全にせよ〕 ▼今日も異様に暖かい一日だった。 明日は一転、冷たい雨らしい。 体調に気を付けねばなるまい。 風邪なんか引いたら、ややこしいことになる今日この頃だからな。 聞いたところによると、先日、会社のSが熱を出したらしく、病院へ行ったらコロナを疑われ、ここでは診れないからとコロナ指定の病院へ行き、診察室に入って、顔色を見た途端、先生にこう言われたと言う。 「あ、それ風邪だね」 ろくに診察もせずに風邪ってことはないじゃないか。 まるでコロナ患者をここで出したくないのが見え見えではないか。 こんなだから、正確なコロナ患者の数が分からないのである。 ▼無事に一週間の業務が終わった。 明日の休日出勤当番は、F氏である。 なにぶん、花粉症が辛そうだ。 両鼻にはティッシュのつっぺを堂々としているし、目薬も幾度となく差しているが、相変わらずのコントロールの悪さで、たまに口に入れたりして咳き込んでいる。 こんなんで明日の業務は大丈夫だろうか。 そう言った意味では、明日の雨は恵みの雨になることだろう。 ▼オレの明日の計画は、歯医者の仕上げだし、明後日は是非とも床屋に行こうと腹を決めている。 帰りに立ち寄ったグランベリーパークの駐車場は殊の外閑散としているのだった。 7053th 12(木) 150 100 〔開花前夜〕 ▼この職場でも新型コロナウィルス対策をしている。 朝礼時のラジオ体操をやめているのだ。 だがしかし、来週から再開することにした。 どう考えても、屋外で感染するなんてことはないと思ったからである。 万が一感染したとしても、宝くじに当たるよりは少ないだろう。 冷静に考えれば、身近で感染したと言う話は一切聞いたことはないし、話に寄れば感染したとしても重症化するのは高齢者だと言う。 あとは、感染したとしても知らないうちに治ってしまっていると言うのがほとんどだと言うではないか。 すなわち風邪とそれほど変わらないのである。 用心するに越したことはないが、必要以上に気にするのもどうかと思うのだ。 そうは言っても現実的には世界がそうとう気にしているのも事実だ。 そのせいで、経済がとんでもなく急降下している。 しかし、こんなことはいつまでも続くものではない。 来年の今頃は何事もなかったかの様に通常の日常に戻っているに違いない。 オレはそう信じるのだ。 ▼今日も一日暖かだった。 ずいぶんつぼみが膨らんできたなあ、と桜の木を眺めていると、3輪ばかり開花しているのを見つけた。 標準木の桜が5〜6輪咲くと開花宣言を出すらしいから、明日辺り開花宣言となるのではないか。 この辺り限定だろうけど。 なにしろ、このところ暗い話ばかりだから、せめてこの開花を機に気分を盛り上げていきたいと思うのだ。 7052th 11(水) 〔その名前は目を引いた〕 ▼すっかり雨も上がって日差しも眩しい天気となった。 ラジオからは、桜特集の曲が流れる。 すっかり春めいている。 ▼そして、3.11。 あの震災後、現地へ赴いたまるで幻の様な過酷な2ヶ月が蘇る。 一番、過酷なのは被災者であることを目の当たりにする日々だった。 あれからもう9年も経つのか。 あの時は現地で放射能の驚異を危惧していたが、今はコロナで危惧している。 どちらも目に見えない驚異だし、手強い相手に違いない。 こんなことを思うのだ。 放射能とコロナが戦って互いを滅ぼし合ってくれないか、と。 ▼昨日からこの仕事場に中途入社で入ってきたO氏が研修のためやってきた。 名刺を見るとそこに記された名前がひときわ目を引いた。 「博文」である 聞くところによると、親がその時たまたま持っていた千円札を見て名付けたと言う。 その当時の千円札の肖像画は、伊藤博文だったのである。 もしその時持っていたのが1万円札だったとしたら、どうだろう。 「太子」と言う名が付いていたのではないか。 だがしかし、それだと女の子と間違われるかも知れないし、仮に女の子だとしても「ふとこ」ってことはないじゃないか。 ここは素直に「聖徳」とした方がいいのではないか。 なにぶん、名前負けして辛い人生を歩みそうなのである。 7051th 10(火) 腹筋ローラー20 〔誰にも特別なモノはある〕 ▼結局、一日雨。 意外と降った。 帰りは風も強くなり、横浜ベイブリッヂの横風でハンドルを握る腕にも力が入った。 明日の天候は一転するらしい。 あまり極端なことはやめて欲しいのである。 ▼衝動買いをしてしまう。 断捨離をしていると言うのにだ。 今回、メルカリで買ったのは、マグカップである。 マグカップと言ってもただのマグカップではない。 20年以上愛用しているポケットパソコン、HP200LXのマグカップである。 ただのマグカップじゃないか。 それにしても、こんなモノがあったとはな。 どうやらその当時、ノベルティとして配布されたモノらしい。 これがつい目に付いてしまったのである。 となれば、長年のユーザーとして、買わないわけにはいかないだろう。 と言うことで、思わずポチってしまったわけである。 普通は誰も見向きもしない様な代物だろうけどな。 オレには特別なのである。 世の中は多種多様、狭いようで広くて深い。 ▼相変わらずの新型コロナの状況だが、明後日辺り、重大発表がある様な気がする。 12日から聖火リレーが始まるのだ。 その前になんらかの動きがある様な気がするのである。 7050th 9(月) 〔NHKにプラスのサービス〕 ▼ちょっとどうかと思うほどの暖かい一日だった。 一転、明日は一日雨だと言うので残念に思う。 ▼NHKプラスと言うサービスが始まった。 どんなサービスかと言うと、NHKの現在放送中の番組や見逃し番組を無料で見られると言うものだ。 ネット環境さえあれば、パソコンでもスマホでもテレビが見られると言うのだから便利なことこの上ないだろう。 そんなわけでさっそく申し込んだわけである。 すぐに設定は完了。 やっと、真面目に受信料を払うことによる見返りを感じることができたと言うものである。 さっそく目の前にテレビがあるのにわざわざパソコンでNHKを見ると言う意味不明なことをする。 どうやらテレビの放送よりも1分ほど遅れて表示されるようだ。 と言うことは、取りあえず1分なら見逃しても大丈夫と言うことだ。 大丈夫じゃないと思うけど。 ともあれ、これまで大相撲中継は、仕事場ではパソコンで abemaテレビで見ていたが、これからは、NHKの放送を見ることができそうだ。 我ながら、だからどうしたと言う感じである。 7049th 8(日) 150 100 〔一つもないし一人もいない〕 ▼いの一番に勇んで行ったのは薬局だった。 だがしかし、入口の前で判明したのだ。 トイレットペーパーがないと言うことを。 いったいどうなってるんだ。 テレビではすでにこの問題は解決している様なことを言ってたじゃないか。 どうやらまだ、買い占めする大バカ者がたくさんいるようだ。 結局、ショッピングモールにもなく、仕方ないのでここでこの時期限定の、カキそばを美味しく頂きました。 ▼今日から大相撲大阪場所が始まった。 なにしろ会場はがらーんとしている。 観客が一人もいないのだ。 それでも客席は作らなければならないのか。 人形でも置いといたらどうなんだ。 少しは気分も違うのではないか。 そんなのただの気休めである。 呼び出しの声が場内に大きくこだまする。 清め水もない。 さしずめ、エアー清め水だ。 ひしゃくを受け取り、飲んだ振りをするのだ。 なんだか間が抜けて見える。 さすがに三役からはあったけど。 たんたんと進行する取組。 大きな波乱もなく、初日は終わった。 ある意味、貴重なものを見せてもらったという気分だ。 それにしても、もし力士からコロナウィルス感染者が出たらどうなってしまうのだろう。 きっとその時点で今場所は終わってしまうのだろうが、優勝力士はどうやって決めるのか、それとも無効場所となってしまうのか。 なにしろ、なんとか無事に千秋楽まで終えて欲しいと願うばかりなのだった。 7048th 7(土) 〔先手必勝である〕 ▼朝方降っていた雨は午前中には止み、一日どんよりとした、それでいて過ごしやすく暖かな、そんなややこしい休日出勤となった。 ▼新型コロナウィルスは収束するどころか、日増しにその猛威は勢いを増しており、とてもじゃないがオリンピック開催なんてことは言ってられない事態となっているのではないか。 いまや世界を席巻する伝染病により、中国、米国、ロシアがオリンピックをボイコットする可能性が高いと思われ、となれば、オリンピックを開催する意義と言うか価値が激減すると言えるだろう。 もし、中止となれば日本に取っては大打撃であり、しばらく景気は沈んだままとなるに違いない。 となれば、中止という最悪な事態を避けるためにも、早いうちに来年に延期と言う選択肢を検討、提案した方が良いように思う。 決定は早ければ早いに越したことはないだろう。 これまで、後手後手を踏んできたのだから、これくらいは先手を打っても良いのではないか。 聖火リレーが始まってからでは遅いのである。 いつだっけ、聖火リレー? そんな真面目なことをお気楽に考えつつ休日出勤の1日は終わり、今週も無事に業務終了と相成った。 今日の道路は空いている、と意気込んで帰路に着いたが、いきなり16号バイパスが事故渋滞。 いつもよりしっかり時間が掛かったのだった。 7047th 6(金) 〔ちょっと違う感覚〕 ▼これ以上ないくらいに天気が良く、気温的には絶好のちょうど良さだ。 しかしながら、花粉もこれ以上ないくらいに飛びまくっており、F氏も若手Sも大変なことになっている。 それに比べればオレの症状はないに等しい。 マスクもまだ装着していないのである。 このままこの状態が続いてくれると嬉しい限りだ。 そんなに甘いもんじゃないけどな。 ▼F氏は、粉ものが大好きで最近はコンビニの冷凍たこ焼きにはまっているらしく、1日置きに買っていると言う。 きっと、そのコンビニでは、F氏のことを、たこ焼きおじさんと言っているに違いない。 ある日、F氏は新宿のたこ焼き屋台に立ち寄ったと言う。 その時、注文したその額は、1万円分。 たこ焼きに1万円はないじゃないか。 するとどうだ。後ろに並んでいる客からブーイングの嵐だったらしい。 F氏は言う。 なんで怒られたのか分からなかったよ。 むしろ、その感覚が分からないのである。 ▼今日は金曜日だが、仕事は明日もう一日ある。 オレの休日出勤当番だからだ。 何事もなく終わってくれればと思う。 帰りに立ち寄った駅直結のアウトレットモールがなんだか寂しげに見えた。 このところ、早仕舞いだからに他ならない。 7046th 5(木) 150 100 〔犯人は誰だ〕 ▼朝、若手Sが血相を変え、こう言いながら事務所に入ってきた。 「ゴミのコンテナに自転車が捨ててあります!」 コンテナを覗くと、確かに自転車が横たわっている。 昨日帰る時にはそんなモノはなかったと言う。 と言うことは、誰かが夜中に侵入し、捨てて行ったと言うことか。 昨日の窓開き事件といい、何やら不穏な空気が漂う。 事務所に入ってきたF氏にそのことを言った。 すると、驚きもせずこう言うのだ。 「あ、それオレ、いらないから捨てさせてもらった」 防犯カメラの録画映像には、犯人の決定的瞬間がしっかりと映っていた。 ▼非常に風の強い一日だった。 花粉も渦を巻くように豪快に飛んでいる様だ。 若手Sが辛そうにくしゃみを堪えているし、2階の窓から見えるホームレスのテントが飛ばされそうにたなびいている。 あんなの飛んでクルマになんか当たったら大変だな。 ややもすると、うちのせいにされるかも知れない。 そんなことを思いながら、何とか持ち堪えてくれと願う、それでいて何だか長閑な仕事場なのだった。 7045th 4(水) 〔油断ならない〕 ▼仕事場にある建設中の建物の窓が1ヶ所開いていた。 若手Sは昨日全部締めて帰ったと言うのにだ。 ただし、この窓だけクレセントの調子が悪くて施錠していなかったと言う。 しかし、締めたことは締めたと言っている。 だとすれば、誰かが場内に入って開けたとしか考えられない。 幸い、室内を荒らされたり、入った気配はない。 だがしかし、次の計画のための下見の可能性もなきにしもあらずだ。 事務所内に防犯カメラは設置しているが、外部監視用にもう一台設置する事にした。 まったくもって油断のならない今日この頃なのだった。 ▼帰りにいつも立ち寄るスーパーへ行くと張り紙が。 営業時間短縮とあるではないか。 いきなりである。 時計を見るとすでに19時を過ぎている。 なんてこった。 念のため行ってみた。 肝心のスーパーはまだやっていた。 ここは時間短縮対象外だった様だ。 まったく、驚かせやがって。 新型コロナの影響は次第に広がりつつある。 まったくもって油断のならない今日この頃なのだった。 7044th 3(火) 〔段ボールが6箱送られてきた〕 ▼天気も良く暖かな1日だった。 この分だと予想通り、あと2週間もすれば開花しそうだ。 明日は、冷たい雨だそうだけど。 日も長くなった。 5時と言うのにこんなに明るいのだ。 明日は暗そうだけど。 ▼夕方、事務用品宅配業者から段ボールが6箱送られてきた。 箱を開けると、チリ取りが6個入っていた。 もうひとつ開けてみた。 チリ取りが6個入っていた。 試しにもうひとう開けてみた。 チリ取りが6個入っていた。 残りを一気に開けてみたら、全部チリ取りってことはないじゃないか。 どうやら、チリ取りを6個買うつもりが、6個入りのを6箱買ってしまったようだ。 詰まるところ、合計36個である。 若手Sの仕業である。 F氏のことを笑ってはいられない事態となった。 オレもこの結果を鑑み、肝に銘じようと心に誓うのだった。 7043th 2(月) 150 100 〔中途半端だから痛いのである〕 ▼F氏が苦痛に顔を歪めている。 歯が痛いと言うのだ。 なにしろ、F氏は歯医者が嫌いで、今までどうしようもなくなって歯医者へ行っても中途半端なままドタキャン、その繰り返しだと言う。 結局、歯がぐらぐらになるまでほっといて、最後は歯に糸を結び、もう一方をドアの取っ手に付けて、ドアをおもっきり締め歯を抜くと言う、そんなことを何度も繰り返していると言うのだが、むしろその方が痛くないか? 昨日、ついに歯医者へ行ったらしく、あまりにも痛かったので、もう行かない、と相変わらずのことを言っているが、それにしても非常に痛がっている。 諦めて歯医者行ったら?と言っても頑として首を縦に振らない。 いったいその歯医者でどんな治療をしたのか。 聞くと、いきなり初診で抜かれたのだと言う。 痛いわけだ。 正露丸を歯に詰めて歯医者に行ったら、開口一番先生に、くっせえな、と言われたと言うし、治療の最中は、涙は出るわ、足の指は開きっぱなしだわ、悲鳴を上げれば怒られるわで、散々だったらしい。 なにしろ、その歯医者には二度と行かないと言っている。 そしてこの期に及んで一生懸命パソコンで歯医者を探しているのだ。 「あ、ここにしよ」 F氏のパソコンを覗くと、そこには2人の若い女性の歯科医師が笑顔で映っていた。 F氏は言うのだ。 「これなら少しぐらい痛くても我慢できるじゃん」 開いた口が塞がらなくて困った。 7042th 1(日) 〔品切れに呆れる〕 ▼今日の注目は東京マラソン。 現日本記録保持者の大迫と前記録保持者の設楽との対決。 勝負は決した。 大迫が日本新記録で五輪代表に大きく前進したのである。 しかしながら、まだ選考レースは終わっていないらしく、琵琶湖毎日マラソンで今日のこの大迫の日本記録を上回る選手が出てこなければ大迫が最後の五輪マラソン代表となるのである。 ほぼ大迫で決まりだろう。 インタビューで感極まり、言葉を詰まらせる大迫。 このレースに掛けた心中が察しられた。 それにしても、あんなに見物客が集まっちゃって、大丈夫なのか。 ▼歯医者へ。 被せモノは白いのにして下さいと言った。 白い歯は、セラミックかジルコニアというのがあるらしい。 奥歯なのでそれほど白くなくてもいい。 ジルコニアにした。 88、000円也。 保険対象外なのでカードが使える様だ。 有り難い。 今日はその被せモノをするための土台作り。 滞りなく準備完了。 2週間後、いよいよ被せるのである。 ▼日曜日恒例の買い出しへ。 いつもの薬局へ行くと、なんとトイレットペーパーがないではないか。 ニュースで聞いてはいたが、目の当たりにしてようやく実感した。 その後、3店舗廻ったが、どこも売り切れだ。 店員は「デマのせいです、すいません」と言うばかり。 なんてことだ。 石油ショックの時のトイレットペーパー騒ぎからなんら進歩してないじゃないか。 ただただ呆れるしかないのだった。 ▼気晴らしに競馬を見る。 競馬場は異様な雰囲気である。 閑散としているのだ。 無観客の競馬場のなんと寂しいことか。 メインの馬券を3レース買うも撃沈。 気晴らしにならなかった。 大相撲春場所は、無観客開催に決定した。 思わず、オリンピックの無観客を想像してしまうのだった。 7041th byクムラ〜 |
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