◆腕立て日記◆

千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を錬とする。

体力維持か、単なる意地か、長年続けている腕立て伏せ。
ややもすると怠け気味になってくる今日この頃。
自分自身への叱咤も含め、ここに記す。

|めっせ〜じ| 

/31:季節の終わり /30:走って出る /29:変わり目である /28:聞かれてしまう /27:走ると思うこと /26:一息付いたら夕方 /25:果たして満開は /24:花粉の飛び交う休日 /23:送別する /22:今年は飛行機で /21:土俵を考える /20:書き綴り続ける /19:異国の地は心細い /18:ロビ製作は折り返し /17:LDLを打倒する /16:卒業式を思う /15:いつも一番 /14:理由の分からない痛み /13:初めて食す /12:困ったときの110番頼み /11:ゴムを通す /10:ポイントカードの困難 /9:一生に一度の /8:誕生日会 /7:それぞれの価値観 /6:絶対に外せない /5:意外とない /4:ロビの両腕両足完成 /3:欲しくなった /2:新年会からの /1:ルートに悩む/

<2018年 3月>

     ◆腕立伏◆スクワ◆背筋◆腹筋

31(土) 腹筋ローラー20

〔季節の終わり〕

▼この辺の桜も散り始めているが、それはそれでなかなか見応えがある。
桜吹雪の舞い散る中、わけもなくクルマを走らせる。
目の前に広がるこの景色はドライブレコーダーがしっかりと捕らえてくれているはずだ。
良いのが撮れていたらアップしよう。
帰宅するとすぐ、いつもの様に愛車ライスシャワー号へボディカバーを被せる。
愛車を労るためにここ最近の習慣となっている。
部屋に戻って気が付いた。
ドライブレコーダーのメモリーカードを忘れてしまったぞ。
ボディカバーを被せてしまうと、そう簡単にクルマに入ることはできないのだ。
それが難点ではある。
明日だ、明日は持って出よう。
きっと明日も忘れていることだろう。
こうして桜の季節も終わりを告げる。

▼明日のG1大阪杯を真剣に検討する。
G1馬多数の豪華なメンバーとなったが、ここは敢えてこの2頭を推す。
トリオンフとダンビュライト。
この2頭がくればたいてい高配当となる。
まず当たらない。

6340th


30(金) RUN5.26km 30:29 

〔走って出る〕

▼今日も異様な暖かさ。
桜はすでに散り始め、桜吹雪が舞い踊る。

▼そんなわけで今日からF氏がここに着任した。
あまりにも個性的なF氏にチョウ君は大ウケ。
早くもF氏ワールドに浸食され掛かっているようだ。
賑やかな職場になりそうである。

▼夜、走った。
さすがにTシャツ一枚では無理があるかと思ったが、まったく問題ないどころか、走り終われば汗だく状態。
おまけに、花粉を吸い込み過ぎたせいか、鼻血が出た。
このところもったいぶることなく良く出る。
かと言ってマスクをして走るわけにはいくまい。
それは、ただ怪しい男が走っているだけだからだ。

6339th


29(木) 150 100

〔変わり目である〕

▼今日は気温26度とますます暖かい。
鼻血が出た。
この暑さでのぼせたわけではない。
つまり、変わり目なのだ。
何が?って、決まっているだろう。
杉花粉からヒノキ花粉への変わり目だ。
もともとオレはヒノキ花粉に良く反応する体質なのだが、今年は杉にも良く反応した。
これからの季節がオレに取って花粉の本番なのだ。
そのサインが、この鼻血と言うわけだ。
どうだ、便利だろう。
早く、終わりのサインも出て欲しいものだ。

▼ここへ来るはずのMの仕事が長引いているらしく、このままだといつになるのか皆目分からず、そうなると仕事の負担も次第に大きくなっていくため、ついに最終手段を講じることにした。
うすうす感じているかも知れないが、そうである。
F氏に登場して頂くことにしました。
最初は、二の足を踏んでいたF氏も、1分ほど説得すると快く承諾してくれたのである。
これでまたわけもなく無駄に賑やかになりそうである。

6338th


28(水) 腹筋ローラー20

〔聞かれてしまう〕

▼まるで初夏を思わせる様な暖かさだった。
仕事場がある練馬区の桜はすでに散り始めている。

▼ここ数年、特茶を愛飲している。
出た頃から毎日の様に飲んでいるので、相当量飲んでいると言えよう。
いつもの様にコンビニに寄り特茶をレジに持って行くと、店員がいきなりこんなことを言い出した。
「特茶ってにがいですか?」
「いや、そんなことはない。確かに開けてしばらくすれば苦くなるけど、すっきりしていて飲みやすいよ」と答えたら「実際に飲んでいる人の意見を聞くのが一番と思いまして、そしたら僕も試してみようかな」と言うものの、ちょっとまて。
オレがいつも特茶を買うものだから目を付けたのかも知れないが、よく考えたら、店員が客に商品のことを聞くことはないじゃないか。
しかも見るからに店長である。
そうやって、客に優越感を与える常套手段なのか。
そんな器用なオヤジには見えなかったけど。
ともあれ、オレのアドバイスが役に立ってくれれば本望と思うことにした。

6337th


27(火) RUN4.4km 25:13 

〔走ると思うこと〕

▼しばらく中国へ帰っていたチョウ君の奥さんが昨日、日本へ戻って来たとのこと。
さぞかし嬉しいことだろうと思ったら浮かぬ顔をしている。
どうしたんだ、と聞くと、昨日奥さんを東京駅まで迎えに行ったのだが道に迷い、ついUターン禁止の道路をUターンしてしまい、捕まってしまったのだそうだ。
減点1、罰金6千円。
それくらいで済んで良かったじゃないか、と慰めた。
それにしても、いまチョウ君の親も来ているし、奥さんはさぞかし気を使うんじゃないかと思ったら、やっぱりそうだった。
他人事だが、そろそろ親は帰した方がいいんじゃないかと思うのである。

▼夜、張り切って走った。
桜など一切無い質実剛健なコースだ。
走っているとふと思うことがある。
それは何か。
オリンピック然り、大相撲然り、見ていて、どうしてもっと頑張れないのかと勝手に言っている自分の愚かさである。
たったこれだけ走るだけでこんな反省をしてしまうほど、きついのである。
それだけでも走ることには価値があるのではないか。
走り終われば、清々しく綺麗さっぱり忘れてしまうけどな。

6336th


26(月) 150 100

〔一息付いたら夕方〕

▼朝から文句の付けようがないほど天気は良いし暖かい。
しかし、それに水を差すほどの渋滞。
高速はいつものことだから仕方ないとしても環八の渋滞のひどさにはまいった。
ラジオの情報によれば、人身事故による渋滞とのことだったので、思い切って大きく環七へと迂回するコースを取った。
それでもやっぱり時間通りに練馬区の仕事場には着かず、業者のみなはしびれを切らして待っていた。
しかも、今日はチョウ君が休みと言うタイミングの悪さ。
そんなだから朝からバタバタと忙しく、午後からは客先との打ち合わせもあって、あっと言う間の一日であった。
夕方、やっと一息付いて、ふと外を見ると桜が満開。
上弦を少し過ぎた月をバックになかなか良い写真が撮れたと、ひとりごちたのだった。

6335th


25(日) 腹筋ローラー20

〔果たして満開は〕

▼開店するなり、ぎょうざの王将で腹を満たしたあと、桜を見ようとクルマで向かったのは、環状4号である。
オレはこの時期ここを「環状4号桜並木」と言っており、16号を突っ切って十日市場を過ぎた辺りまで延々と桜並木が続いているのである。
しかし、見たところ残念ながら満開にはほど遠いようだ。
近所の桜もまだ満開ではないし、このタイミングでいくと満開は明後日頃か。
となると、来週末、果たして桜は保っているのだろうか。
そんな心配してる場合じゃないだろうけど。

▼いよいよ今週から競馬のG1は本格的に始まった。
今日は高松宮記念。
ここは手堅くゲットしたいところだ。
馬券あるあるとしてオレ自身良くあるのは、散々考えた挙げ句、点数を絞るために最後に切った買い目が来ると言うことだ。
オレは今回、自信満々に1番人気の馬はまず馬券内に来るだろうと言うことで、この馬の入っていない馬券は切った。
するとどうだろう。
驚いたことに、直前に切った馬券が来たではないか。
つまり、1番人気はまったく来なかったのだ。
ここまで、合致すると感心するしかないじゃないか。
感心してる場合じゃないけど。
早いうちに、この馬券あるあるから脱しなければと思う次第である。

6334th


24(土) RUN4.4km 26:44 

〔花粉の飛び交う休日〕

▼花粉が飛び交う中意を決し、行ったのは床屋である。
実に105日ぶりだ。
よくぞここまでもったものだ。
前回から担当はMさんにしてもらっている。
実に腕のいい女性だ。
取り留めのない話をしながらあっと言う間に終わった。
これでまた3ヶ月以上はもつに違いない。

▼東京の桜は満開だが、この辺りはまだ五分咲きと言ったところか。
昨年は福島へ出張に行っており、その際に見に行った三春桜の見事さと言ったらなかった。
今年はそんな天然記念物は見に行けそうにないが、なにしろ楽しみはこれからである。

▼大相撲は結局、千秋楽を待たずして横綱鶴竜が優勝した。
絶対横綱、白鵬のいない今だからこそ、日本人力士のチャンスだったと言うのに、いったい何をやってるんだ、と言う思いである。

▼花粉の飛び交う中、夜も意を決し、走った。
河川敷を走る途中、3名とすれ違い、その足取りの軽さに感心する。
しかし、オレの目的は早さではない。
敵を倒すためだ。
オレの敵は悪玉LDLなのだ。

6333th


23(金) 

〔送別する〕

▼今日もいつもの様に練馬へ向かう。
ひときわ混む高速道路。
花金なのである。
その流れで夜は、送別会なのだった。
この部署から出る者6名のうち今日の送別会出席者は4名。
送別会お決まりのパターンで派手な蝶ネクタイやふざけたメガネなどで仮装する面々。
これで送られる人間が一目瞭然なのである。
そして、みな揃って言うことは、すぐに戻って来ると言うことだ。
そんなに甘いものではないと思うが、みなそう思いたいのである。
気持ちは痛いほどわかる。
盛り上がったまま最後に、女子社員から贈呈品を渡され、一本締めでお開きとなった。
一転、来月は歓迎会が待っていることだろう。
外に出ると雨。
テレビ朝日横にある毛利庭園の桜が見頃を迎えていた。

6332th


22(木) 150 100

〔今年は飛行機で〕

▼今日も朝から雨が降り、あれだけ肌寒かったと言うのに、午後になるといきなり晴れ渡り、すっかり暖かくなった。
窓から外を見て「ちょういい天気あるよ」と喜んでいるのは、チョウ君に他ならない。

▼札幌にいる姪っ子から結婚式の招待状が届いたのだった。
いつもは北海道への帰省と言えばクルマなのだが、今回は5月の連休最終日と言うこともあり、さすがにクルマで戻って来るには日程的に無理があるため、飛行機で行くことになった。
何年振りだろうな、飛行機での帰省は。
親父には、オレが美唄から札幌の結婚式会場まで運転して行くからと言ったら、途端に安心していた。
なにしろ、札幌まで運転するのは不安なのである。
慣れていないし、歳が歳だしな。
その頃、北海道はちょうど桜が満開だろうか。
東京の咲きかけの桜を見て思うのだった。

6331th


21(水) 

〔土俵を考える〕

▼春分の日の今日、外に出たらおもっきし雪が降っていた。
きっと、咲き始めた桜もびっくりしていることだろう。
近くの焼肉屋でランチを食べ、その後買い出しに行き、積もらないうちにとっとと帰って来た。
こんな日は、家でじっとしているに限る。

▼絶賛、大阪場所開催中である。
今場所も休場者が非常に多く、とりわけ横綱が二人休場してるものだから、優勝争いは俄然面白くなっている。
しかしながら、これ以上休場力士が増えるのも困りものだ。
そもそも怪我人が多く出るのは何か根本的な原因があるのではないか。
ややもすると、あの土俵自体に問題があるのではないかと思うのだ。
だってそうだろう。勢い良く押し出されたら真っ逆さまに落ちるのだ。
稀勢の里の怪我もこれが原因だった。
あの高さからまともに落ちたらそりゃ痛いだろう。
飛び降りるだけでも足がどうにかなりそうだ。
だったら怪我を防止するにはどうしたら良いのか。
こうしたらどうだろうとオレは提案する。
土俵の周囲にスポンジを敷き詰める。
落ちない様に砂かぶりと土俵の高さを同じにする。
土俵の廻りを池にする。
いっそ、周囲にロープを張る。
等々考えられるが、どれもこれも歴史ある国技の大相撲を何だと思ってるんだ。
まるで台無しじゃないか。
迂闊に伝統を変えることなど無理に決まっているのである。

6330th


20(火) 腹筋ローラー20

〔書き綴り続ける〕

▼朝から冷たい雨。
まるで冬に逆戻りしたかの様な寒さ。
これじゃ、走る気も起きない。
まだ脚が痛くてそれどころじゃないけどな。

▼今日も暖房のない事務所で、チョウ君と一緒だ。
寒くて昼寝なんかできないよ、と嘆くチョウ君。
体型の割りに寒がりである。
ふと、少し酒臭いことに気付いた。
もう酒に溺れているのかよ。
どうやらそうではないらしい。
聞くと、昨晩、お父さんが中国から持って来た酒で晩酌をしたのだと言う。
今日は日本酒を買って帰る約束なのだと言う。
親子水入らずを満喫しているようである。

▼そして今年も無事、一丁前に誕生日を迎えることができた。
こうして毎日、だらだらとただ書き並べているだけの駄文を書き続けてこられたのも、我慢して読んでくれている人がいると思うからこそである。
そして、明日からもまた、日々性懲りもなく書き綴っていくつもりなので覚悟して頂きたいと思いつつ感謝する次第である。

6329th


19(月) 150 100

〔異国の地は心細い〕

▼朝からどんより曇り空。
いつ雨が降り出してもおかしくない。
しかしながら花粉は楽だった。
薬は飲まなかったからな。

▼先週からチョウ君の両親が中国から来ているわけだが、自宅に迎えた日、部屋に入るなりチョウ君は両親にこう叫んだと言う。
「ダメあるよ!」
そう言うのも無理はない。
両親の足下を見ると、そこはすでに居間であるのにも関わらず靴を履いたままだったからだ。
両親は、自分たちがなぜ怒られているのか分からないと言うような顔をしていたと言う。
いきなり文化の違いが出たのである。
そして今日、チョウ君はこんなことを言い出した。
「先週末は泣きそうになったよ」
詳しく訳を聞くと、やはり原因は両親のことであり、土曜日に仕事から帰ると両親の姿が見当たらず、すぐに戻ってくるだろうと思っていたが、何時間経っても帰って来ないので、これは大変だと、110番しようと携帯を手に取った瞬間、電話が鳴った。
出た相手は学生らしく、すぐに両親に替わった。
どうやら道に迷ったらしく、たまたま通り掛かった学生を捕まえて、メモ帳に筆記して伝えたのだと言う。
漢字なのでなんとなく伝わったのだろう。
学生はチョウ君に電話をし、こうして無事再会を果たしたのである。
両親の顔を見て泣きそうになった気持ちもわかる。
しかし、異国の地で連絡手段がないと言うのはほんとに困るな。
オレはチョウ君に言った。
「連絡先を書いたSOSカードを持たせたまえ」
ま、これに懲りて、両親も無理な冒険はしないことだろう。

6328th


18(日) 腹筋ローラー20

〔ロビ製作は折り返し〕

▼昨日の今日で軽く脚が筋肉痛。
そのお陰なのか、痛かった左上腕痛が急激に回復した。
さっそく今日から腹筋ローラーを再開する。

▼コレステロール対策に何か良いものはないかと薬局を物色し、ナットウキナーゼEPA DHAと言うサプリを買った。
気休めなのか。
いや、オレは信じる。

▼週刊ロビは、40号と41号。
ついに折り返しである。
まずは、両脚を腰フレームに取り付ける。
これがなかなか難しかった。
配線を通そうとすると脚が腰から外れるし、脚を付け直すと配線が抜けるしで、けっこう腹が立つじゃないか。
こんなときこそ冷静でなくてはいけない。
この先、これ以上の試練が待ち受けているかも知れないのだ。
気を取り直し、心を落ち着けて作業する。
その甲斐あって今回も完璧な出来映えだ。
自画自賛がオレのモットーである。

6327th


17(土) RUN4.4km 26:58 

〔LDLを打倒する〕

▼健康診断から1ヶ月。
LDLコレステロールの値が高かったことを受けて、本日、病院へ検査へ行った。
初診受付を済ませて待つこと2時間。
診察は10分だった。
数値だけで判断するのは早計じゃないかと少々納得がいかなかったものの、動脈硬化による心筋梗塞や脳梗塞になるリスクが通常の2倍であり、とにかくLDLコレステロールは下げなければならないらしく、取りあえず、食事と運動療法で1ヶ月後に再検査し、その結果思わしくなければ投薬になると言う。
オレは決心した。
こうなったら是が非でも下げてやると。
1ヶ月後ダメでも、もう1ヶ月チャンスをもらうつもりだけど。
さっそく、走った。
いくら腕立てやスクワットをやってもダメだろう。
コレステロールを下げるにはやはり有酸素運動なのだ。
走るのは昨年の10月以来ぶりである。
だから、脚が重いことといったらない。
昼、車中はクーラーでも夜になるとまだまだ風が冷たい。
走り終われば汗が吹き出し、心地良い倦怠感に襲われる。
これが打倒コレステロールへの道の第一歩だ。
一歩で終わらないことを祈りたい。

6326th


16(金) 

〔卒業式を思う〕

▼花粉の猛威は止まらない。
目が霞むほどの威力だ。
杉は今週がピークだが、次にヒノキが手ぐすね引いて控えているときた。

▼外が賑やかなので事務所の窓から覗いてみると、中学校のグランドで人が大勢集まり、何かイベントをやっていた。
父兄や下級生たちが卒業生を暖かく賑やかに送り出しているのだ。
きっと彼らに取って良き思い出になるに違いない。
かく言う自分の卒業式はどうだったか。
思い出そうにもまったく思い出せない。
きっと、あまりいい学校生活ではなかったのかも知れない。
当然、中学校の卒業式を覚えてなければ、小学校のも覚えてるわけはなく、考えてみたら高校もどうだったか覚えてないぞ。
オレの中で卒業と言うものは人生におけるイベントとしてはたいしたポジションにはないのかも知れない。
むしろ、入学だ。
どう言うわけか、小学校の入学の頃の印象が強く残っているのだった。

6325th


15(木) 

〔いつも一番〕

▼暖かいと言うか、むしろ暑く感じられるほどの陽気だった。
聞けば、高知では桜が開花したと言うではないか。
いつも一番はここだ。
標本木をこっそり暖めてるんじゃないかと勘ぐりたくもなるが、そんなバカなことあるわけないじゃないか。

▼本日チョウ君は休み。
両親が中国から来るので成田まで迎えに行くと言うのだ。
もうすぐ桜も咲くのでタイミング的にも良いのではないか。
気が済むまで滞在するらしいが。
聞けばまずもって行きたいところは、ここだと言う。
「靖国神社」
中国人に取ってどちらかと言えば行きたくないところだと思ったが、中国国内でも知らない人がいないと言うほど有名なこの場所に一度は行ってみたいと言うのだ。
感情的なことよりもむしろ感覚はミーハーである。
ともあれ、滞在中は日本の良さをとことん思い知って欲しいと思う。

6324th


14(水)     100

〔理由のわからない痛み〕

▼花粉症対策のマスクが実に苦痛に感じるほど、暖かい一日だった。

▼数週間前から左上腕の付け根辺りが痛いのだった。
理由は分からない。
それでも無理して腕立てをやっていたが、一向に良くなる気配がないのでしばし休むことにした。
ちょっと気になったので調べてみたら、心筋梗塞の前兆の可能性もあると書いてあった。
少々大袈裟な気もするが、健康診断でのコレステロールの件で会社から再検査する様にも言われているため、今週末、病院へ行って診てもらうことにした。
面倒だが仕方あるまい。
何もなければそれで安心するのだ。

6323th


13(火) 

〔初めて食す〕

▼暖かい一日だった。
今年は例年よりも桜の開花が早いらしく、東京は3月18日にも咲き始めるそうだ。
あと5日後のことである。
いよいよ春だ。
そして花粉はいまが絶賛ピーク中。

▼チョウ君はいつも水筒で何かを飲んでいる。
「それ何が入ってるんだ?」とオレは聞いてみた。
すると、チョウ君はこう言った。
「ナツメあるよ」
そう言われてもオレはそれが何なのかよく分からなかったし、チョウ君もどうしてこれがわからないんだ、と言うような不思議そうな顔をしている。
どうやら果物らしく、中国ではごく普通に食べられているようだ。
スーパーで買うのか、と聞くと、中国から親がどっさりと送ってくるらしい。
確かに、日本のスーパーじゃあまり見掛けない気がする。
オレが知らないだけかも知れないけど。
そして今日、チョウ君はそのナツメとやらを持って来たのである。
タッパーのふたを開けると、何やら独特な匂いが漂い始めた。
見た感じは、ライチに似ているが、これはどうやら干したものらしいし、皮ごと食べられるのだと言う。
勧められるまま食べてみると、なんだかぱさぱさしていて妙な食感だが味はそれほど悪くない。
確かこれと似た様な味の果物を食べたことがある。
プルーンである。
そう言えば、なんとなく佇まいも似ている感じがする。
中国ではこのナツメを身体に良いからと言って年がら年中食べているそうだが、オレはもう二度とこれを食べることはないだろう。
チョウ君にはちょう悪いけど。

6322th


12(月) 

〔困ったときの110番頼み〕

▼最近たびたび登場する中国人のC君の名前はここだけの話、チョウ君と言うのだが、そのチョウ君の口癖は、「チョウ疲れたあるよ」である。
それはともかく、チョウ君は昨日の休み、110番に電話したと言う。
いったい何があったのか.
チョウ君の説明に寄れば、昨日スーパーへ買い物に行った際、うっかりトイレにサイフを忘れてしまい、慌てて取りに行ったがすでにサイフはなく、それが全財産であったため途方に暮れた挙げ句、110番に電話したと言うのだ。
警察は来たものの、そう簡単にサイフがみつかるわけもなく、チョウ困っているチョウ君を可哀想と思ったのか、その警察官は千円貸してくれたのだと言う。
取りあえずその千円で凌ごうかと思ったが、ダメ元でスーパーの隣にある洋服屋へ入り、そのレジに行ってみると、なんとそこにチョウ君のサイフがあったではないか。
しかも、中身はそっくりそのままだったと言う。
「さすが日本です。中国ではあり得ません」とチョウ君は感心した様に言い、さらに付け加える様にこう言った。
「今まで5回とも、そっくりそのまま戻って来たんですよ」
落とし過ぎだろ、おまえ。
わざとやっていると思われても仕方ないほど、チョウゆるい感じのチョウ君なのだった。

6321th


11(日) 

〔ゴムを通す〕

▼台北で買った北投石のブレスレットのゴムがそろそろ限界に近付いている。
すでに5年近くしっぱなしなのだから無理もないだろう。
なにしろ切れたら、ぶちまけた石を拾うのが大変だからな。
調べると、ゴムにはテグスゴムとオペロンゴムの2種類あるらしく、繊維状になっているオペロンゴムの方が丈夫らしいので、そっちをチョイスした。
帰宅して早速作業に取り掛かる。
石の小さな穴にゴムを通すのはけっこう大変な作業だ。
それでも慣れてくるとすいすいと進んでいく。
しかし、あまり調子に乗っていると、気が付けば、石を一つ飛び越えてゴムを通してしまっているじゃないか。
なんとかこれで我慢しようと思ったが、やはり完璧を目指すオレには不満が残る。
こう言う作業は焦らずじっくりとやるべきだと実感する。
かくしてゴムの換装は無事終了。
万全を期して、ゴムを4本通した。
これなら相当丈夫に違いないと満足し、オレはひとりごちたのだった。

▼今日から大相撲大阪場所が始まった。
今場所も2横綱が休場すると言う異常事態であるが、一人横綱の鶴竜は無事白星発進。
しかしながら2大関は揃って黒星だ。
なんとなく今場所は逸ノ城がやってくれそうな気がする。

6320th


10(土) 150 100

〔ポイントカードの困難〕

▼休日出勤の土曜日である。
高速はさぞかし空いているだろうと思ったが、案外いつも通り渋滞していた。
午前中はたいそう寒かったが、午後からは日も射して暖かくなった。
なんだかありがたい。
花粉は心配だが。

▼朝の行きがけ、コンビニに寄り昼の弁当を買った。
レジでいつもの様にポイントカードを出す。
店員がそれにバーコードリーダーをかざした。
しかし、反応しない。
これはたまにあることだ。
もう一度、かざしてもらった。
やっぱりダメだ。
いったいどうしたと言うんだ。
このままだとポイントが加算されないじゃないか。
半ば諦め掛けたその瞬間、店員はおもむろにこう言うではないか。
「お客さん、それポンタカードです」
なんてことだ。
そうである。ここはいつものローソンではなく、ファミマだったのだ。
あまりにも堂々と出すポンタカードに店員もついバーコードを当ててしまったようだ。
つくづくそそっかしい店員である。
一番そそっかしいのはオレだけど。
ともあれ、習慣と言うものは時に、かくも恐ろしく恥ずかしい事態を招くものなのである。

6319th


 9(金) 

〔一生に一度の〕

▼今日も朝から天気が悪い。
午後、雨が上がるも気温は上がらず。

▼明日は、C君は休み、オレが休日出勤。
C君は明日、大きな用事があるのだ。
一生に一度の買い物である。
と言えば、だいたい想像は付くだろう。
「生え際自然な男性用かつら」
確かにこれもなかなかのものではあるが、それにしたって一生に一度の買い物が、かつらってことはないじゃないか。
そもそも、いつまで経っても白髪も生えない真っ黒な頭髪は如何なものか。
そんなことよりもC君の一生に一度である。
C君のそれと言うのは、家である。
明日それを不動産屋と一緒に見に行くと言うのだ。
その値段3千万円。
意外と安いのは築20年の中古物件であり、C君が心配するのはその辺りで、果たしてこれから35年のローンを組むとして、この家がそれまでもつのかどうかと言うことである。
その頃には築50年以上になっているわけで、そう考えると、それまでちゃんと家として機能しているのかどうかは疑わしいのは確かだ。
取りあえず、今の家の状態をこと細かくチェックした方が良いぞと忠告しておいた。
特に、床下が問題となることが多いから、できれば見て点検できるといいのだけどな。
それを聞いてC君はこう言うのだ。
「お金払いますから見てくれませんか」
何を言ってるんだ、おまえ。
床下にもぐるなんてことは、まっぴらごめんだぞ。
そもそもどうして自らもぐろうとしないんだ。
それにしてもたいしたものである。
異国の日本でそんなどでかい買い物をしようってんだからな。
中国人の金銭感覚は日本人とは少々違うのか。
もしかしたら、家は一生に一度の買い物ではないのかも知れない。

6318th


 8(木) 腹筋ローラー

〔誕生日会〕

▼自宅から現在仕事場のある練馬まではクルマで約1時間45分でほぼ確定した感がある。
今日はいったん練馬まで行き、そして六本木本社までわざわざ行った。
昼から社長主催の誕生日会があるのだ。
今日は、3月生れの誕生日会なのである。
会議室で弁当を食べながら社長と雑談するのだ。
今回は欠席者が多く、たったの8名しか集まらなかった。
なんとなくそんな予感がしたが、始まるなり話し掛けられたのはオレだ。
いまどこにいるんだ、から始まり、花粉症の話、エネルギーの話、果てはロボットの話にまで至った。
気が付けば、喋っていたのはオレと、同じ部署のSくらいなもんじゃないか。
終了後、Sと共に健闘を称え合ったのだった。

▼終わって再び練馬に戻る。
ますます雨は強くなってきた。
C君と明日の仕事の確認をし、今日の業務は終了。
ここからまた1時間45分掛けて帰るのだ。
計算すると今日1日で6時間以上走っていた。
どうりで疲れたわけだ。

6317th


 7(水) 150 100

〔それぞれの価値観〕

▼いま一緒に仕事をしている中国人のC君の両親が来週から日本へやって来ると言う。
滞在期間は気が済むまでと言うが、親はいったいなんの仕事をしているのか聞いてみた。
するとC君はこう言った。
「炭鉱で働いています」
「炭鉱夫なのか」とオレが聞くと、どうやらそうではないらしく、炭鉱の経営者なのだと言う。
従業員は200名ほどいるとのことである。
凄いじゃないか。
だからそんなに長く日本にいられるのか。
ところで、C君は親の跡を継がないのか、と聞くと、まったく興味がないし、石炭産業がこれから伸びることはないと思うと言う。
日本の歴史から考えても、まあそう言うことだろうな。
それでも何となくもったいない様な気がして仕方ないのだった。

6316th


 6(火) 腹筋ローラー20

〔絶対に外せない〕

▼今日も花粉が強烈だ。
マスクはミルマスカラスなみに絶対外せない。
しかしながら、マスクマンのマスクは花粉症に効果があるのかどうかは疑わしい。
なぜなら、目も鼻も出ちゃってますから。
花粉症のマスクマンの苦悩が偲ばれるのである。

▼今回の人事異動は意外な者の異動も多く、中でも驚いたのは、2年前に名古屋へ行ったばかりの同期Iが再び群馬に戻ると言う人事である。
何があったのかは知らないが、たった2年の転勤は異例なのではないか。
果たして、本人は良かったのだろうか、それとも不服なのだろうか。
その思いを聞いてみたい気もするが、なんとなく電話がしにくいのだった。
ともあれ、今頃はさぞかし慌ただしい思いをしていることだろう。
転勤はともかく、引っ越しはほんとに大変だからな。

6315th


 5(月) 150 100

〔意外とない〕

▼練馬区の気温は高め。午後から雨が降り出し、風も強くなった。
きっと明日は花粉が凄いことになっているのだろう。

▼昼食は近くのスーパーまで買いに行っているのだが、これがけっこう面倒だ。
こんなときは仕出し弁当に限るだろう。
GoogleMAP を開いて検索し、手当たり次第に電話するがそのほとんどが高齢者向け宅配弁当サービスだ。
意外とないものである。
どこかの業者がここを嗅ぎつけてくれれば良いのだが。

▼帰りはC君を最寄りの駅まで送り、試しに今日は一般道で帰ってみた。
しっかり、2時間15分掛かった。
そう簡単に近道など見つかるはずがないと言うことだ。
要はシンプルイズベスト。
明日は素直に高速道路を使って往復しよう。

6314th


 4(日) 

〔ロビの両腕両足完成〕

▼いつも混むカフェに早めに繰り出し早めのランチを摂ることから1日は始まった。
薬局、電気屋、スーパーと今日はもっぱら買い出しの一日だった。
本屋では、「司馬遼太郎で学ぶ日本史」と言う、非常にためになりそうな本を買った。
因みに先日買った京極夏彦の「ヒトごろし」と言う、まるで嫌がらせの様な分厚い小説は、現在やっと半分まで辿り着いたところだ。
まだ先は見えない。

▼何十年かぶりに永谷園の「あさげ」を買い、飲んでみた。
こんなに薄かったかと言うくらいに味が薄い。
もしかしたら、こんなものだったかも知れないと思い直したが、よく見たら、別に味噌の袋があるじゃないか。
どうりで薄いわけだ、と納得したが、昔、あったかな、こんな味噌袋。

▼暖かかったが非常に風の強い一日だった。
どうやら花粉が凄いことになっている。

▼今日届いた週刊ロビは、第38号と39号。
さっそく作業に取り掛かる。
38号でついに左足が完成し、これで両腕、両足が完成したことになる。
そして39号から新しい工程に入った。
充電ケーブルをヒップカバーに取り付ける作業だ。
ビス2本留めるだけで終わった。
次週40号でちょうど半分なのだった。

6313th


 3(土) 

〔欲しくなった〕

▼先週行ったのにも関わらず再び東急ハンズに行ってまで購入したモノは、ペンである。
先週見掛けてどうしても欲しくなってしまったのだ。
このペン、「文房具屋さん大賞」を受賞したらしいし、「進化するペン」と書かれた文字に非常に惹かれたのだ。
真鍮製のボディで使うほどに味が出ると言うのである。
そのペンの名前は、「SAKURA craft_lab 001」と言う。
なんて覚えにくい名前だ。
もう少し、シンプルな名前にしたらどうなんだ。
取りあえずオレ的には、真鍮ねじりペンと言うしかないのである。
因みにねじりと言うのは、ペン先を出すときに頭をねじるからである。
ともあれ、なくさない限り長年使うつもりではいるが、果たしてこれ用のインクが永遠に存在するのかが甚だ疑問ではある。

▼鼻から血が出た。
どうやら花粉を吸い込み過ぎたようで、オレの敏感なセンサーが反応したらしい。
そんなわけだから今季初、薬を飲んだ。
なんとなく、昨年よりも花粉量が多い気がするのは、毎年のことか。

6312th


 2(金) 

〔新年会からの〕

▼久しぶりの午前様。
今日は、のびのびになっていた新年会、からのYとOの送別会であった。
もちろん、F氏が楽しい仲間達のである。
計6名で新宿の中華料理屋に集合し、賑やかに1次会を終え、そのあとカラオケスナックへとなだれ込むパターンはいつものことである。
F氏はいつもなぜかカラオケバトルをやりたがる。
それが不思議で仕方ない。
なぜなら、まずもってF氏に負けるものなどいないからだ。
それでも、いつも気合いが入っているF氏であり、席に着くなりこう言うのだ。
「今日こそは、ギャフンと言わせてもらうからな」
ああ、そうだろう、そうだろうともさ。
案の定、ことごとく点数勝負で負け続け、それでも諦めが着かなかったのか、今度はちょっと趣向を替え、「歌いきりまショー」と言う、最後まで歌い切ることができるかと言うモードに替えた。
歌がやばくなってくると、次第に画面の上からバーが降りてきて、下まで落ちてこなければ完唱と言うゲームである。
なにしろ歌い始めると少しずつバーが降りてきてハラハラするのだが、ギリギリ完唱できる者、惜しいところで涙を呑む者と様々だ。
そしてF氏の出番がやってきた。
自信だけは満々である。
するとどうだろう。
音程はいつもの様にひどいものだが、一小節目が終わり、二小節目へと無事に突入するも、上から危険バーは現れない。
本人は気分良く歌っている。
そして、三小節目へと入った瞬間のことだ。
いきなり、バーが落ちてきて曲が終了したではないか。
ポカンと口を開けたままのF氏。
普通は、バーは徐々に落ちてくるものだが、F氏の場合、まるで機械が気分を害したかのようになんの前触れもなく容赦なく落ちて来たのだ。
突然のことに一瞬、何が起こったのかみな分からなかったが、一拍置いて大爆勝の渦となった。
F氏は、サビが歌えなかった、と言って非常に悔しがっている。
こんな風にいつもの様にF氏のお陰で楽しい飲み会となったのだった。

6311th


 1(木) 腹筋ローラー20

〔ルートに悩む〕

▼ここ町田から練馬へのルート選びに非常に悩むのだった。
地理的には東京を端から端まで縦断するのだが、これがまたいい具合の幹線道路がないときた。
高速を使ったとしても、すぐに降りてあの渋滞の温床である環八を使うはめになるし、延々と一般道を行こうものならいつになった着くのかも分からない。
初日の今日、無理矢理に高速道路を使うルートで行ってみた。
多少遠回りでもスピードが速い分、有効なのではないかと考えたからだ。
東名高速に乗り、海老名ジャンクションから圏央道に入り、関越へと向かった。
だかしかし、遠すぎるよ、遠すぎる。
渋滞がないのは良いが、これじゃ朝から走り甲斐がありすぎるじゃないか。
そんなわけだからたっぷり2時間は掛かったのだった。
明日は、実直に最短ルートで行くことにしよう。

6310th




byクムラ〜




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