◆腕立て日記◆

千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を錬とする。

体力維持か、単なる意地か、長年続けている腕立て伏せ。
ややもすると怠け気味になってくる今日この頃。
自分自身への叱咤も含め、ここに記す。

|めっせ〜じ| 

/31:ふらっと熱海 /30:この階級に相手はいない /29:元旦に届くのか /28:仕事を納める /27:今夜中に買う /26:まずは骨だ /25:ついに交換を決意 /24:キタサンブラック、そしてロビ右足完成 /23:今年最終日 /22:奄美を眺める /21:食べ過ぎる /20:甘いのか /19:奄美に溶け込む /18:明日はすまい /17:半分ぐるっと /16:カメとハブ /15:聞いたこともないネタを食べる /14:年の瀬のせいなのか /13:実感する /12:掛け持ち /11:予習的復習 /10:ボクシング、競馬、そしてロビの組立 /9:ガリガリカッチリ /8:師走の東京 /7:察知される /6:ゆかりの地だった /5:肉不足対策 /4:見当たらない /3:こもる /2:雨、そして雨 /1:同じ日本である/

<2017年12月>

     ◆腕立伏◆スクワ◆背筋◆腹筋

31(日) 

〔ふらっと熱海〕

▼愛車ライスシャワー号の走り納めと言うことで、ふらっと熱海までのつもりだったが、小田原厚木道路に入ったら大渋滞じゃないか。
あんたたち、こんな日にいったいどこに行くつもりなんだ、と文句を言ったところでオレもその当事者なのだから文句は言えない。
そんなこんなで到着したところは城である。
城と言っても小田原城ではない。
小田原城はもう3回も行ってるからな。
そこはどこかと言えば、熱海城である。
まさか熱海に城があるとは思わなんだ。
見たところ、非常に立派な天守閣がそびえているが、実を言えば歴史的に存在した城ではない。
単なる観光施設である。
しかしながらすでに60年近くの歴史があるらしく、中の資料館やゲームセンターなどは実に昭和チックだ。
最上階の展望台からは熱海の町が一望でき、その眺めは見事である。
3階は春画展示コーナーなのだが、はっきり言ってこれ置くの、近くにある秘宝館の方が相応しいんじゃないのか。
ちゃんと見たけどさ。
復路は海老名辺りでお決まりの渋滞があったが難なく帰還。

▼帰宅するなり、テレビを点ける。
なんとか間に合った。
格闘技RIZINである。
2017年も、手に汗握りながら暮れていくのである。

6250th


30(土) 150 100

〔この階級に相手はいない〕

▼取りあえず、昨日不在票が入っていた郵便物を取りに郵便局へ。
なぜか駐車場は凄く混んでいた。
こんな押し迫った日にいったいみな、何をしに来ているのだろう。
謎は深まるばかりである。

▼今日も喫茶店で一服。
一服と言えば、たいてい珈琲なのだろうが、オレはお洒落にフレッシュストロベリージュースを飲む。
ただそれだけである。

▼夜はボクシング。
年末毎度お馴染みとなった井上尚弥の防衛戦。
14戦14勝12KOと言う圧倒的な強さでこれまで戦ってきた井上尚弥。
果たして今日はどんな強さを見せてくれるのかと期待したが、やっぱり井上尚弥は強かった。
相手のボアイヨをまったく寄せ付けず、3ラウンドTKO勝ち。
こうなるともう憎らしいほどの強さと言うしかない。
来年からはバンタム級に階級を上げるとのこと。
相手は強敵揃いだ。
だからこそ面白いのである。

6249th


29(金) 

〔元旦に届くのか〕

▼朝起きたら9時半だったことに驚く。
昨晩、年賀状を作って寝たのが0時半だから、実に9時間も寝ていたのだ。
爆睡もいいところである。
そして無事今日、年賀状を投函した。
果たして元日に届くのだろうか。
神のみぞ知る、だ。
郵便局に聞けよ。

▼年賀状投函と言う一仕事をしたところで、コメダ珈琲で一服。
タバコは吸わないけどな。
店舗限定メニューの小倉ホイップサンドを食す。
因みに小倉トーストは名古屋の名物なのである。
どうでもいいけど。
その後、大井競馬場にでも行こうかと思ったが、絶対混んでいると怖じ気付き、その足はカラオケボックスへ。
軽く歌うつもりが、気付けば40曲近くも歌ってるじゃないか。
どうりで声がおかしいわけだ。
こんな風にまったりな感じで年は暮れていくのである。

6248th


28(木) 腹筋ローラー SW

〔仕事を納める〕

▼今日が仕事納め。
一足早い年越しそばを食べるつもりなのだろうか。
麻布十番商店街のそば屋には行列ができている。
この様に世間はすっかり正月休みモードであり、こうなったら仕事なんかまったくやる気なしだ。
時間が長く感じる。
そしてようやく終業のベルが鳴り、17時より終礼。
本社での仕事納めはすごく久し振りのような気がする。
社長の訓示を聞き、顔を合わせた皆と挨拶し、これにて本年の業務は終了。
今年は福島の出張を終えた後、奄美大島出張と相変わらず落ち着きのない生活だったが、自分的には非常に充実した1年であった様に思う。
来年もまたあっと言う間に過ぎ去るのだろうが、きっとまた良い年になるに違いない、オレはそう決め付けているのだ。

6247th


27(水) 150 100

〔今夜中に買う〕

▼最高気温7度と東京もかなりの寒さだったが、終日社内で仕事だったので外の寒さが分からなかった。

まだ奄美が終わっていないが、次の仕事を宣告された。
どうやらしばらく都内の様だ。
場所は練馬区。
ここ町田からは滅法便が悪い。
高速がない上に還八に近い。
還八は絶対に通ってはならない道だ。
一度、入り込めばいったいどれだけ時間が掛かるか分からない悪魔の道なのだ。
これからじっくりとルートを検討しなくてはな。

▼今頃慌て始めたのは年賀状である。
昨年は驚くほど早く投函したのだが、今年はどうだ。
まだ何も手を付けていないではないか。
元旦到着は諦めるしかないな。
それよりも競馬だ。
明日、今年最後のG1があるのだ。
危なく忘れるところだったぜ。
明日、仕事中に買ってるわけにもいくまい。
今夜中に買っておくとしよう。

6246th


26(火) 

〔まずは骨だ〕

▼上司の奥さんが手首を複雑骨折したとのこと。
原因は包丁である。
なにやらぶっそうな匂いがするが、いったいどう言う状況だったんだ。
聞くところに寄れば、包丁でカボチャを切ろうとしてやってしまったらしい。
カボチャと聞けば納得できないこともない。
オレの頭より硬いからな、カボチャは。
それにしても、まさか手首の骨がカボチャに負けるとは夢にも思わなかったに違いない。
昔、腕相撲で上腕の骨をもの凄い音を立てて折ったのを見たことがあるが、あれは痛そうだったなあ、、、
それに匹敵するのではないか。
つまり、力に骨が付いていかないのである。
骨粗鬆症の可能性もなきにしもあらずだが、口が廻らなくて声に出して言えない。
兎にも角にもまずは骨を強くしなくてはならないだろう。
それには牛乳を飲むことだ。
基本中の基本だが、オレはそう思うのだ。

6245th


25(月) 150 100

〔ついに交換を決意〕

▼3日ほど前、奄美の焼鳥屋にいる時に電話の着信があったことを思い出し、ディーラーに電話した。
きっとそうだろうと思ったが、やっぱり点検の件であった。
今回、愛車ライスシャワー号のマフラーの交換を依頼していたのである。
なにしろ、26年間もの間、同じマフラーだ。
数年前に一度、マフラーが落ちたことがあり、それからも騙し騙し使っていたが、ついに騙し通せなくなり、前回の点検で、もうそろそろ限界ですと言われ、ついに交換を決心した次第である。
しかしながら基本的に我が愛車はトラブルなく元気いっぱいです。
そんなわけで1月の奄美出張中にやってもらうことにした。

▼今日はクリスマスだが、そんな気分を味わえるようなところへは行かなかったし、そう言えば、山下達郎のクリスマスイブもめっきり聴かなくなったな。

6244th


24(日) 腹筋ローラー15 SW250

〔キタサンブラック、そしてロビ右足完成〕

▼東京帰還、まずはマクドナルドへ。
マック的に時期が時期なのでグラコロバーガーにした。
いつの間にか「超」グラコロってことになっていたが、どの辺が超なのかよく分からなかった。

▼愛車ライスシャワー号を洗車。
しばらくほっといたせいで埃まるけになっていたのである。
因みに「まるけ」とは名古屋弁で「だらけ」と言う意味である。
洗車場での洗車は久し振りだ。
それほど汚れていたと言うことで、居ても立ってもいられなかったのである。
綺麗になった愛車を見て、オレ自身の気分も実に気持ち良くさっぱりした。
明日の予報に傘マークが付いているが、敢えて無視することにする。

▼今年の競馬の総決算、有馬記念だった。
注目はなんと言ってもキタサンブラックだ。
スタートは実に良かったし、たんたんとしたペースは明らかにキタサンブラックのペース。
最後の直線はもうひと延びし、なんの危なげもなく逃げ切って優勝。
感動の一瞬であった。
キタサンブラックはこれで引退。
来年はどの馬が主役になるのか、今から楽しみである。
馬券は、ちょっとだけ儲かった。贅沢は言うまい、それで良しとしよう。

▼週刊ロビの28号と29号を組み立てる。
ようやく、右足が出来上がった。
日記を確認すると、右足を作り始めたのは 10月15日だ。
したがって、2ヶ月以上を費やしたことになる。
これからやっと左足なのだ。
そう考えるとほんとに気の長い作業だ。
一気に作ってしまいたいのは山々だが、焦っちゃダメだ。
じっくりと魂を込めて作り上げるのだ。

6243th


23(土) 

〔今年最終日〕

▼天気良し。気温は20度超え。
奄美滞在も今年最終日である。
飛行機の時間まで余裕があったので、あちこち寄って廻った。
原ハブ屋と言う、ハブグッズ専門店で買ったのは、ハブの皮をラミネートしたお守りだ。
確かこないだ、ハブセンターで買った様な気もするが今回のお守りは趣向がちょっと違う。
「毒走競馬」
つまり馬券のお守りである。
これで明日の有馬記念はバッチリだろう。

奄美パークで昼を食べてから、さらに北へ向かう。
以前行ったことのある海岸へあちこち足を向ける。
中でも土盛海岸から見る海は、どうしてこんなに青いのか、ってくらいに目映い青さだ。
きっと、シーズンになるとクルマも停められなくなるくらい混むんだろうな。

レンタカーを返却し、いつもの便で東京へ。
飛行機の窓からは夕陽をバックにした富士山が実に綺麗だった。
東京は意外と暖かかった。

6242th


22(金) 

〔奄美を眺める〕

▼気が付けば冬至である。
まったくそんな感じがしないのは、ここが奄美だからだろう。
気温は19度。
太陽がサンサンにと言うほどではないが、たいそう天気が良くなった。
明日、東京へ戻る前に奄美の海、そしてガジュマルの樹を眺める。
むき出しの根っこも凄いが、まったく添え木がないのにも関わらず、これだけ枝が横に広がっていることに力強さを感じるのである。

▼ホテルの部屋からはフェリー乗り場がよく見える。
夜になるとフェリーが着岸し、その中にクルマが入って行くのを眺めていると、ふと想像するのだ。
愛車ライスシャワー号とともに、この奄美大島へ上陸するさまを。

6241th


21(木) 

〔食べ過ぎる〕

▼午前中は龍郷で書類を仕上げ、午後は瀬戸内へ廻った。
次第に天気が回復しつつあり、気分も上がってきた。

▼夜、5人で飲みに行こうと言うことになり、名瀬に集合。
最初に集まったのは4人。
そのメンバーで焼鳥屋で飲んでいたが、もう一人のO氏がなかなか来ない。
電話をしても出ないので、さあそろそろ出ようかと腰を上げ掛けたら、O氏から道に迷っているとの電話。
それから5人で再び飲み直していたら、すっかり遅くなってしまい、飲まないオレは焼き鳥の食べ過ぎで腹はパンパンだ。
話は盛り上がって面白かったけどな。

▼ホテルに戻るや否や、主催競馬予想大会の枠順をアップ。
絶対に今日、アップしなければならないとの使命感で目も虚ろにキーボードを打った。
なにしろ年に一度の大一番、有馬記念だからな。

6240th


20(水) 150 100

〔甘いのか〕

▼今日も相変わらず太陽が出ない。
早く、奄美らしい風景を見せて欲しいものだ。

▼イオンのフルーツコーナーでこちらの産地だと言う、ドラゴンフルーツなるものを探したが残念ながらなかった。
一度食してみたいと思ったが、いまシーズンじゃないのかも知れない。

▼ホテルのレストランで食べたカレーがまったく辛くないのだった。
確か、少し前に泊まった旅館のカレーも辛くなかった。
オレはそれほど辛さに強いわけではないが、甘口にもほどがある。
こうまで辛くないとカレーとして納得できないじゃないか。
果たして、こっちのカレーはみなこうなのだろうか。
たいてい何処にでもあるココイチがないので残念がっていたが、名瀬の街中を走っていたら、なんとこんなところにゴーゴーカレーがあるではないか。
今度は是非ともここへ行き、ここのカレーが甘いのかどうか確認せねばなるまい。

6239th


19(火) 

〔奄美に溶け込む〕

▼久しぶりに太陽が出た、と喜んだのも束の間、それはほんの15分ほどのことだった。
そんなわけで今日も寒い一日だった。

▼奄美の方言、「ありがっさまりょうた」に続き、もうひとつ方言を覚えた。
「うがみんしょーらん」
読んで字のごとし、「こんにちは」と言う意味である。
どこが読んで字のごとしだ。原型を留めてないじゃないか。
ともあれ、これでずいぶん奄美に溶け込んだと言えるのではないだろうか。
たった二つの方言でか。

▼エアコンを付けっぱなしで寝て朝起きたら、のどがガラガラだった。
今日から付けっぱなしはやめようと強く誓った。

6238th


18(月) 

〔明日はすまい〕

▼これじゃ、奄美の甲斐がないじゃないかってくらい、さすがの奄美もかなりの冷え込み。
ぎりぎりまで堪えたがついに暖房を入れた。
もう少し奄美らしくしたらどうなんだ。
そう文句も言いたくなる様な寒さだった。

▼龍郷の仕事場へ。
さあ、気合いを入れて仕事だ、とパソコンを開けたらふと気が付いた。
電源ケーブルがないじゃないか。
マイパソコンはけっこう古い機種なので、電池は2時間ともたないのである。
1時間半ほど作業をし、これ以上は仕事にならないので、昼時、ホテルへ取りに戻った。
往復1時間。まったくもって無駄な時間なのだった。
明日は絶対に忘れない様にしよう。
電源ケーブルは持ったがパソコンを忘れた、なんてベタなネタは絶対にすまい。

6237th


17(日) 150 100

〔半分ぐるっと〕

▼雨は上がったが空はどんよりと曇り空。
ホテルにじっとしていても仕方ないので、今日は瀬戸内に向かってクルマを走らせた。
ホノホシ海岸やヤドリ浜を廻る。
海に入っている家族がいたが、奄美とは言え今日はけっこう寒い。
案の定、寒い寒いと震えながら海から上がってきた。
ここまで来て諦めきれなかったんだろうな。

そのまま瀬戸内中心部へ。
そこにある「せとうち海の駅」で昼にした。
シーフードメニューが豊富である。
マグロウニ丼を注文した。1、500円と格安な上に相当旨かった。
ここ瀬戸内は、クロマグロの養殖日本一の町なのである。
こないだ見たブラタモリで知りました。

そして、高知山展望台へと登る。
ここから瀬戸内の町、そして海の向こうに加計呂麻島が一望できる。
まさに絶景だ。
帰りは東シナ海廻りで帰ることにした。
滝の看板を発見。
だとしたら行くしかあるまい。
わざわざUターンして行ってみる。
アランガチの滝とある。
意味は分からないが、意外としっかりとした滝だ。
マイナスイオンを感じるには少々寒い。

けっこう時間を取ってしまった。今更だが先を急いだ。
今日は相当走ったのではないか。
奄美大島の南側半分をぐるっと廻った感じである。
そんなわけでホテルに着いた頃にはとうに競馬は終わっていた。

さあ、明日から真剣に仕事に励むぞ。
信じてもらえないだろうが、ここに遊びに来ているわけではないのだ。

6236th


16(土) 

〔カメとハブ〕

▼奄美は生憎の雨。
気温もそこそこ寒い。
そんな中、まずはここの郷土料理である鶏飯で腹ごしらえ。
鳥のささみや錦糸卵などをご飯の上に載せ、だしを掛けて食べるのである。
その後、奄美海洋展示館へ行ってみた。
ちょっとした水族館の様だ。
500円の入場料を払うとカメのエサやり体験と言う券が付いてきた。
入るなり目の前に大水槽が現れ、その脇の階段を上がって2階へ上がると、係員からカメのエサを渡された。
見ると、レタスだった。
すでにカメはスタンバイ状態。
5頭ほどのアオウミガメがいまかいまかとエサを待ちわびている。
レタスをちぎってカメの目の前に差し出すと、我先にと身を乗り出しパクパクと食べている。
瞬く間にエサはなくなってしまったが、まだ足りないとばかり、今にも水槽から上がって来そうなほど突進して来て、その様がなかなか可愛いのだった。

▼もうひとつ忘れてはならない奄美の名物と言ったらこれだろう。
「ハブ」
ホテル近くにある奄美観光ハブセンターへ。
入場料は500円。
おばちゃんがハブについての色々を親切に説明してくれる。
地下に降りると、ホルマリン漬けの珍しいハブがこれでもかと言うほど展示されていて、なかなかグロかった。
上の階に移ると、DVDの上映会だった。
世界で唯一だったと言うハブ対マングースのショーは5年前から行われていないとのことだ。
そんな話は聞いていたが、理由は予想と違っていた。
てっきり、残酷だと言うことで動物愛護協会からの抗議でもあったのかと思ったらそうではなく、マングースが不足しているからと言うことだった。
マングースは外来種であり、当初、ハブを駆除するために導入したものの、今度はマングースが増え過ぎて在来種や食物に悪影響を与え始めた。
そのため今度はマングースを駆除し始め、何年もの年月を経てようやく根絶に漕ぎ着けたと言うことなのだ。
それにしてもほんとに人間は勝手なもんだな。

帰り際、ハブの皮の入ったお守りを買った。
どんなお守りかと言えば、こうである。
「ハブりが良くなる」
と言っても、羽振りが良くなって出ていくばかりでも困るけどな。

6235th


15(金) 

〔聞いたこともないネタを食べる〕

▼東京いまはけっこう寒い。
その寒さから逃げ出す様に奄美大島へと向かった。
雲が多かったのでどうかと思ったが、機内から富士山がくっきりと見え、とても得した気分だった。
定刻通りに奄美空港到着。
いつものレンタカー屋でいつものレンタカー、スイフトを借りて名瀬に向かう。
ホテルにチェックインする前に、回転寿司で腹ごしらえ。
シロマツ、アオマツ、ネバリと、聞いたこともない地元のネタを注文する。
白身でくせのないあっさりとした味だった。
そしていつものホテルへ。
もうすっかり顔馴染みになっている。
今日から2日間は喫煙室だ。
空いてなかったので仕方ない。
どんだけタバコ臭いかと覚悟したが、それほどでもなかった。
しかし、壁や天井は黄ばんでいる。
この部屋のままで一瞬いいかと思ったが、やっぱり替えてもらおう。
これからまた1週間、ここに滞在するのだからな。

日中は気温20度ほどあったが、夜になると少し冷える。
窓から東の空を眺めても、双子座の前には雲が多くて流れ星は拝めなかった。

6234th


14(木) 腹筋ローラー20 SW250

〔年の瀬のせいなのか〕

▼朝の高速は10キロ以上の渋滞表示。
いつものことなのでそれほど驚きはしないが、しかし、その後がひどかった。
横浜町田インターから渋谷まで事故3件、故障車が1件。
しかも、発生場所が2車線になってからだ。
こうなるともうまったく動かない。
しかしなんでこうこの時期は事故が多いんだろうな。
年の瀬の魔物のせいかも知れない。
そんなわけで往生際良く、遅刻を決め込んだのだった。

▼終日、社内で仕事。
事務所内は非常に空気が悪いのか、マスク姿の人間が目立つ。
寒いから風邪かも知れないけれど。
なにしろ東京の最高気温は10度を下回っている。
しばらくはこんな状態が続くようだ。
申し訳ない気持ちで明日から南国、奄美へ行く。

6233th


13(水) 150 100

〔実感する〕

▼客先との打合せのため調布へ。
営業のAと現地待ち合わせだ。
上司から、Aが少し精神的に疲労気味な様だから様子を見てくれないかと言われた。
久しぶりに会ったが、実際のところそれほど以前と変わりがなく、がたいが良い割に繊細なのは相変わらずだ。
それなのだ。Aのその繊細さが、端から見てメンタルが弱い様に見えるのかも知れない。
これがどうとか言うんだったら、とっくにどうにかなっているに違いないのだ。
そんなわけで取りあえずは安心したのだった。

▼再び会社に戻る。
外がやたらとサイレンの音で賑やかだ。
この乾燥である。さしずめ火事だろうと思っていたが、すぐそこのケヤキ坂で不審物騒ぎなのだった。
帰りまでそんなだったら大渋滞だろうな、と覚悟を決めていたが、それまでに処理は終わっていた。
ホッと一安心したのも束の間、渋谷までの246は大渋滞。
ここは東京なんだ、と改めて実感するのだった。

6232th


12(火) 腹筋ローラー20 SW250

〔掛け持ち〕

▼昨日に引き続き今日も終日、社内でディスクワークだ。
それにしても目が疲れる。
一日中、パソコンを見てるわけだからな。
暖かいのはありがたいけれど。

▼奄美の物件と併せて東京の物件もひとつ見ることになった。
つまるところ、掛け持ちである。
明日は営業と同行し先方へ一発目の打ち合わせだ。
それにしても、奄美と東京である。
うまく調整を付けてやっていかなくてはなるまい。
不得意と致すところだけどな。

▼今日、都内でひと物件終わらせたH川が清々しい顔で帰ってきた。
H川はオレが福島に行っていた頃、青森へ行っていたのである。
次はどこへ行くんだ、と聞くと、うんざりした顔でH川はこう言った。
「広島です」
完全に出張要員になっている。
聞けばすでにレオパレスは抑えたとのこと。
完全に出張慣れしている。

6231th


11(月) 150 100

〔予習的復習〕

▼今になって撮って置いたビデオを見ているのだった。
ブラタモリの奄美大島編である。
確か、3月くらいに放送したのだが、その頃もしかしたら奄美大島に行くかも知れないと言うことで一応撮っておいたのだ。
見ると、行き慣れたホームセンターや、見覚えのある砂浜が映っている。
やたらと「ハブに注意」をアピールしていたが、実際現地にいるとそれほどの危機感はない。
なにしろ、奄美大島は固有種の宝庫である。
アマミノクロウサギは有名だし、アマミノコギリクワガタってのもいるんだな。
そう言えば、ルリカケスと言う綺麗な鳥がいるが、これも固有種でペーパクラフトの土産物が人気だと言って売っていたのを思い出した。
そして、マングローブである。
マングローブとは、樹木のことを言うのだと思っていたが、実は海水と淡水の混じった場所のことを言うらしい。
これで、ミッツマングローブの意味が解明された。
と言うことでブラタモリで予習的復讐を万全にし、金曜からまた奄美入りする。

6230th


10(日) 腹筋ローラー15 SW250

〔ボクシング、競馬、そしてロビの組立〕

▼iPad を持って出掛けた。
どうしても、WOWOW で見たいボクシングの試合があったのだ。
「ワシル・ロマチェンコvsギジェルモ・リゴンドー」
どちらも超テクニシャンの強豪チャンピオンどうしだ。
中でもロマチェンコはいまオレの中で一押しの選手である。
なにしろスピードが桁違いなのだ。
放送は11時からだが、メインの試合はたぶん13時頃からだろう。
待っていてはいつまで経っても出掛けられないので iPad を持って出たのである。
食堂で昼を食べ、その後コメダ珈琲に入り、iPad の電源を入れたらちょうど入場するところだった。まったくもってタイミングがいい。
試合は、開けてみればロマチェンコの一方的な展開だった。
あのリゴンドーがまったくロマチェンコのスピードに付いていけないのだ。
結局、リゴンドーの途中棄権で試合は終わった。
圧倒的に強いロマチェンコが見られて大満足なのだった。

▼上半期G1は早くも9戦目。
それにしても当たらない。
それでも悔しく思わないのは、それほどレースが荒れないからだろう。
高配当のレースを取り逃がすことほど悔しいものはないからな。
残り3戦で必ず取り返す。
意気込みだけは凄い。

▼週刊ロビ第26号と27号。
まだ右足の組み立ては続いている。
下側股関節のサーボモーターにID番号を書き込み、取り付けだ。
そして上側股関節のサーボモーターにID番号を書き込む。
次回はこれを取り付けることになるのだろう。
次第に右足ができつつある。
これが終われば同じ工程で左足をやる。
今回で20個あるサーボモーターのうち半分の10個が取り付けられたらしい。
片方の足だけで5個もあるのだ。
着実に形になっている。

6229th


 9(土) 150 100

〔ガリガリカッチリ〕

▼朝、愛車ライスシャワー号はかちかちに凍っていた。
昨晩の雨と今朝の冷え込みのせいである。
そんなわけで今年初の窓ガラスガリガリをやったのだった。

▼そして床屋へ。
このところタイミングが合わなくてめっきりSさんとは遠ざかってしまっているが、今日は大丈夫だろうと受付で指名したら、こんな答えが返ってきた。
「Sは産休です」
かいつまんで言えばつまり、子どもができたと言うことである。
なんてめでたいんだ。
素直に喜ぼうじゃないか。
本人に伝えることはできないけど。
そして今日、担当してくれたのは奇しくもSさんが担当してくれる前の女性スタッフMさんだった。
Mさんはその当時、手首を複雑骨折し休職したため、そのタイミングでSさんに担当が替わったのである。
「おひさしぶりですね」とMさん。
指折り数えれば約6年振りではないだろうか。
骨折の件を話すと、良く覚えてますね、と感心され、その原因だった趣味のスノーボードは相変わらず頑張っていると言う。
その頃と変わらないさっぱりした性格のMさんであった。
ここ最近は男性スタッフが3人続き、それぞれ技術に個性があるわけだが、はっきり言わせてもらえば、女性スタッフの方が上手いと言えよう。
そんなわけで今日のヘアースタイルは最近になくカッチリ決まった。

6228th


 8(金) 

〔師走の東京〕

▼朝から、以前やった武蔵村山の客先へと向かった。
こんなに掛かったかな、と思うくらい時間が掛かった。
師走であり年の瀬である。かなり道路は混んでいた。
待ち合わせの時間を3分ほど過ぎてしまったが、平穏無事に打ち合わせは終了。
午後、新宿廻りで六本木本社へ戻った。
たまった社内業務を必死にこなしていたらあっと言う間に夕方。
今日はこれから部署の会議なのだ。
終わったら21時近くになっていた。
飲み会に誘われたが、急だったのでその気になれず、そそくさと会社を出た。
帰りの高速はみぞれ混じりの雨。
明日は床屋に行こう。

6226th


 7(木) 腹筋ローラー15 SW250

〔察知される〕

▼これから1週間は東京である。
やはり奄美に比べると数段寒い。
しかし、日中の車中は日差しが強くてけっこう暑い。
寒いと言ったって東京の寒さはたかが知れている。

▼まるで帰ってきたのを察知したかの様にF氏から忘年会の誘い。
その頃まだどうなるか分からないので返事はしていない。
なんとなく今年はパスすることになる、いや、した方が良い、そんな予感がうずうずする。

そんなことをあれこれ考えているうちにあっと言う間に今年も終わりそうだ。

6226th


 6(水) 

〔ゆかりの地だった〕

▼ここ奄美大島の龍郷町にはあちこちに西郷隆盛の幟が下がっている。
もうすぐ始まる大河ドラマが「西郷どん」であり、知っての通り西郷隆盛は鹿児島の出身である。
あまりピンと来ないが、ここ奄美大島は鹿児島県なのだ。
それだけでこんなにも盛り上げる必要があるのかと思っていたが、実はここ龍郷町はおもっきり西郷隆盛ゆかりの地なのである。
何がゆかりなのかと言えば、かつてこの地に住んでいたことがあると言うのだ。
西郷は2度、島流しとなったことがあるらしいが、その最初の島流しがこの奄美大島だったのである。
島流しと言っても実際は、幕府に追われる西郷を藩が隠したのだが。
そして住居を龍郷町に置き、さらに結婚もしたのである。
3年もの間、島民として暮らしたと言うから、きっとごく普通に「ありがっさまりょうた」と言っていたに違いない。
最近、やけに気に入っている。
ともあれ、大河ドラマをきっかけに、これからますます奄美大島への旅行者は増え、賑やかになるのではないか。

▼奄美大島とは思えないほど、今日は寒い。
と言っても13度あるのだが。
そんな中、今日、東京へ帰還した。
奄美が寒いなんて言ってられないほど、東京は寒い。
きっと、東京が寒いなんて言ってられないほど、北海道は寒いのだろう。

6225th


 5(火) 

〔肉不足対策〕

▼天気は良くなったが、相変わらず風が強い。
この時期の奄美はこうらしい。
なにしろ何処へ行っても海っぺりだからな。
そしていきなりのスコール。
これが南国である。

▼はるばる東京からフェリーに乗って、職人が8名やって来た。
まだ身体が揺れていると言いながら笑っている。
無理もない、2泊の船旅だったからな。
それでも、滅多に来られない奄美大島に来られたと言って喜んでいる。
まるで観光気分だが、仕事はしっかりやってもらわないと困るからな。

▼肉不足をひしひしと感じるのである。
何だか身体に力が入らないのだ。
何か手軽に食べられる肉はないものかとコンビニを探していたら、こんなのがあった。
「スモーク香る国産鶏サラダチキン」
これならそのまま丸ごと食べられるし、しっかり味も付いていて、これがなかなかどうして旨いのだ。
これで今後の肉不足対策はバッチリだ。

6224th


 4(月) 150 100

〔見当たらない〕

▼ふと気付いたことがある。
奄美のどこを走っていても、この時期どこへ行ってもあるはずのイルミネーションが見当たらないのだ。
だいたい駅へ行けばイルミネーションに辿り着くのだが、そもそもここには駅と言うものがない。
だったらどこに行ったらあるのか。
そのポイントとなるところが皆目分からないのである。
先日行った繁華街にもそれらしきものはなかったしな。
さしずめ、キラキラ輝く真っ青な海がイルミネーションなのかも知れない。
少々洒落たことを言ってしまいました。
イオンのレジ店員がサンタの衣装だったのを目撃し、いきなりクリスマス気分に陥ったのだった。

▼ひとつ方言を覚えた。
「ありがっさまりょうた」
まさに読んで字のごとし、「ありがとうございました」と言う意味である。
最初、何言ってるのか分からなかったけど。
ともあれ、これで少し奄美人に近付いたと言えよう。

6223th


 3(日) 

〔こもる〕

▼何だか身体がだるかったし一日雨だったので、せっかくの日曜だったが、隣のマツキヨに行く以外はホテルにこもっていた。
たまにはこんな日もいいだろう。

▼ここ奄美大島には、競馬場も場外馬券売場もないが、テレビ中継はやっていて非常に助かる。
今期G1も8戦目を迎えたが、チャンピオンズカップはまたも外人騎手が優勝。
馬券もさっくりと外れ、潔い気分だ。

▼先日まで繋がっていたホテルの Wi-Fi が急に繋がらなくなった。
それでもオレは慌てない。
こないだ購入したポケットルーターの出番がいよいよやってきたのだ。
テレビの裏にルーターを見つけ、そこの有線LAN端子にポケットLANを繋ぐ。
「さわらないでください」と書いてあるが、差し込むくらいならいいだろう。
これで再び快適な Wi-Fi 環境が整い、ひとりほくそ笑んだのだった。

6222th


 2(土) 

〔雨、そして雨〕

▼朝から雨。
やっぱり奄美は暑くても澄み渡った晴れが似合う。

▼夜は客先の接待だった。
営業に提案したら任されてしまったのだ。
気詰まりするが仕方ない。
これも仕事だ。
居酒屋、そしてスナックへ。
なかなかいい感じで終わった接待だったのではないか。

明日は休み。
残念だが明日も雨らしい。
ホテルに、部屋の掃除は不用と告げる。
思う存分寝るつもりである。

6221th


 1(金) 

〔同じ日本である〕

▼地元の人は寒いと言うが、オレに取っては非常に過ごしやすい気温となった奄美の一日だった。
北海道の実家に電話して見ると、おふくろが出た。
聞くと、親父は一日中外で頑張っていたと言う。
それと言うのも、ちょっとどうかと思うくらい雪が降っているらしく、すでに70センチも積もっていると言うのだ。
まさに同じ日本とは思えない。
それにしても親父の元気の良さには呆れるくらいだが、かなり膝にきてるらしい。
無理するな、と言っても雪はねしないわけにはいかない。
家から出られなくなるからだ。
一時期、除雪機でも買ってやろうかと思ったこともあったが、便利な反面、慣れないゆえ何だか危ない様な気もして断念したのだった。
何か画期的な雪はね対策はないものだろうか。

6220th




byクムラ〜




昨日 今日


|Home|