◆腕立て日記◆

千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を錬とする。

体力維持か、単なる意地か、長年続けている腕立て伏せ。
ややもすると怠け気味になってくる今日この頃。
自分自身への叱咤も含め、ここに記す。

|めっせ〜じ| 

/31:夜の訪問者を拒否する /30:日記の方法 /29:初日である /28:こう言うのは当たらない /27:一変して閑散 /26:ダービーなので並ぶ /25:うなぎはウナギ /24:もうやめようかと言う /23:驚愕の生物現る /22:北海道を発つ /21:集合である /20:黄色を目に焼き付ける /19:故郷美唄へ /18:幸運の門別競馬場 /17:函館上陸 /16:青森に向かう /15:北へ向かい始める /14:本当のエコとは /13:雨中の一時帰還 /12:目の前を落ちてきた /11:五月蝿い /10:なぜか知っている /9:送別会をしたばかりなのに /8:気付くのが遅かった /7:久しぶりの亀田 /6:こっちの帰還 /5:もうすぐ終わる /4:いつもと違う手順 /3:覚悟して東京帰還 /2:帰省の件 /1:一人なので/

<2017年 5月>

     ◆腕立伏◆スクワ◆背筋◆腹筋

31(水) 160 100

〔夜の訪問者を拒否する〕

▼食料がなくなったので帰りがけにスーパーに寄る。
入ってすぐに目に付いて買ったものは、ムシコナーズだ。
800円とけっこう高価なものだったが、買わずにはいられない理由がある。
限定色のシルバーだからではない。
夜、洗濯をすると虫が入ってくるからだ。
おまえは何を言ってるんだと言う向きもあろう。
だかしかし、これを聞けばきっとオレの気持ちが分かってくれるはずだ。
洗濯機が外にあるんですよ。
今どき、とーんと見ないベランダ設置型洗濯機なのだ。
まだ昼間ならいい、だかしかし、外が暗くなってからベランダの戸を開けると、途端に虫が入ってくるのだ。
こんな鬱陶しいことはないだろう。
そんなおり、このムシコナーズが燦然と輝くように置いてあったのだ。
だれだ、こんな素晴らしいモノを考えた人は。
オレはさっそく、ドアノブにムシコナーズをぶら下げた。
持続期間はなんと250日と書いてあるではないか。
そう考えると800円が安く感じるとともに、そんなにいたくないなあ、とひとしきり思うのだった。

6036th


30(火) 腹筋ローラー SW

〔日記の方法〕

▼非常に暑い一日だった。
一日事務所にいて文句は言えないけどな。

▼かつて、日記を手で書いていたときは、自称「漢字博士」と言っていたほど、まるで湧水の様に漢字がスラスラと出て来たものだが、ところがどうだ。パソコンで日記を付けるようになってからと言うもの、自分でも呆れるほど漢字が出てこなくなったではないか。
こんな簡単な字がどうして? と、唖然とするほどのひどさであり、仮に書けたとしても、どうにもきっぱりとした自信が持てない。なんだかその字が本当に合ってるんだか間違ってるんだか判然としないのだ。
これは非常にまずい状況なのではないか。
やはりキーボードを押してるだけじゃダメなのではないか。
ペンを持って文字を書く。
これが人としても、また己の頭脳に取っても基本であり、本来大切なことなのではないか。
そんなことを唐突に思ってしまいました。
この際この基本に立ち返り、直筆での日記を始めようか、と思ったりもするのだ。
今更無理だけど。

6035th


29(月) 

〔初日である〕

▼本日より新職場へ。
と言っても前回の職場からそう遠くはないところにある。
7名の部下達に迎えられた。
何だか非常に忙しそうだ。
他人事だけど。
まずはここの仕事を把握することから始めなければならないのである。
この地域は先日、避難指示の解除となったばかりであり、このことによって前回の職場と大きく違うところがある。
宅配便が配達される地域であると言うことだ。
これはほんとに助かる。
いちいち宅配センターまで足を運ぶ必要がないのである。

そして、初日からしっかり残業となった。
みな、必要以上にやる気を出さないで欲しいと思うのだ。
仕事は効率が重要なのである。
明日からは率先して早々に帰ろうと思う。

6034th


28(日) 155 100

〔こう言うのは当たらない〕

▼取りあえず、洗濯を済ませてスタンバイである。
なにがって日本ダービーである。
馬券は昨日のうちに買っておいたが、待っている間、ちょこちょこちょこちょこ、いらない馬券を買ってしまうじゃないか。
たいていこう言う馬券は当たらない。
しかし、買ってしまうのは悲しいサガだ。
結果、当たったのはやっぱり前日買った馬券だけであり、さらに堅い決着だったため、収支は取って損、つまりトリガミであった。
それでもレースは見応えのある素晴らしいレースだった。
勝った馬は2番人気のレイデオロ、鞍乗はルメールで、3週連続G1勝利と言うから呆れる。
あの冷静なレース運びを見れば、それも納得せざるを得ないだろう。
ほんとに良いモノを見せてもらった。

▼約1週間振りに腕立ても復活。
すっかり鈍った身体に活を入れる。
そして明日からいよいよ新しい仕事場へ見参である。
果たしてどの様な楽しい試練が待ち受けているのか。
新シリーズに乞うご期待である。

6033th


27(土) 

〔一変して閑散〕

▼午後、再び愛車ライスシャワー号とともに出張先のいわきへと向かった。
ほとんど渋滞もなく、無事いわき中央インターを降りる。
そのまま、スーパーへ買い出しへ。
また、ヨークベニマルエリアに戻って来たと言う実感が湧いてくる。
宿舎の駐車場へ。昨日のあの横浜駅の大混雑とは一変して閑散としている。
どっちが落ち着くかと言えば、難しい問題だ。
部屋に戻るとすぐにテレビを点け、さっき買ってきたパイナップルとみたらし団子を食べながら相撲中継を見る。
千秋楽を待たずして、白鵬の優勝が決まった。
1年振りである。

▼そして明日は日本ダービー。
軸にする2頭は決まっている。
4番スワーヴリチャードと6番サトノアーサーである。
ワイドならばこの2頭で決まりだろうとオレ的には思っているのだが、如何せんこれでは配当が面白くない。
やはり3連系の馬券で仕留めたいところだ。
果たして残り一頭は、アルアインかアドミラブルか。
そんな風にあれこれ考えているときが楽しい。
明日の結果が楽しみである。

6032th


26(金) 

〔ダービーなので並ぶ〕

▼風邪気味なのは分かっていても行ってしまうのは、それがダービーのキャンペーンだからだ。
横浜駅まで行き、北口中央改札口を通ると人だかりができていて、そこが目的の場所であることはすぐに分かった。
最後尾と書いてあるプラカードを持った係員のところへ取りあえず並んだ。
ダービー歴代優勝馬のスマホリングホルダーがもらえるのだが、係員に聞くとどうやら無料のようだ。それだけで何だか得した気分になってしまった。
30分ほどで自分の順番が来た。
ガチャのレバーを回すとゲートインした8色のカプセルがスタートして転がり、1着に入ったカプセルがもらえると言う具合だ。
ナリタブライアンが欲しかったが、1着に入ったカプセルはキズナだった。
これも運命の出逢いだろう。
もう一度並ぶ気力はなくなるほど、さらに列は延びていた。

▼滅多に現れない深海魚のメガマウスが2度打ち上げられているし、大分では原因不明の地割れが多数発生している。さらに、西之島の火山活動が活発化している。
これはもしかしたら大地震の予兆なのではないか。
とは言え、そう言う予言めいたタイミングで今まで大地震が発生したことはない。
これがオレの狙いだ。
しかし、用心するに越したことはない。
とにかく、何事も起こらず、平穏無事でありますようにと願う。

▼明日からまたしばらく出張先の福島はいわきへと戻る。

6031th


25(木) 

〔うなぎはウナギ〕

▼自宅でメールチェックをしながら月末の書類作成。
テレワークさながらである。
無理して格好良く言えばだけど。
体調はいまいち。少し風邪気味である。
どう考えても、たるんでいるのだ。
栄養補給のため、思い切ってウナギを食べた。
すき家だっていいじゃないか。
北海道で散財して来たからちょっと辛抱しなきゃな。
賢明な判断と言えよう。

▼待ちに待った日本ダービーの枠順発表。
さっそく、当方主催競馬予想大会の枠順アップをする。
大相撲は、稀勢の里が休場になったし、となれば注目は一気に高安の大関取りに集まる。
その高安が勝ち、大関昇進目安の10勝に到達した。
優勝は白鵬だろうけれども。

ともあれ、まずは早急に体調を万全にし、再び出張先へと戻らねばならない。

6030th


24(水) 

〔もうやめようかと言う〕

▼高齢の親父はいまだにクルマの運転は現役なのだが、ふとこんなことを言い出したのだった。
「次の更新はもうやめようかと思っている」
聞くと、70過ぎから行う痴呆症の検査が凄くイヤだし自信もないと言うのだ。
見たところ運転はまったく問題ないし、いまだにクルマはマニュアル車を運転しているので、アクセルとブレーキの踏み間違えに寄る突っ込み事故はないと思うが、やはり歳は歳である。いつどうなるか分からない。
しかしながら、クルマがないと非常に不便だろう。
そばで聞いていたおふくろも何だか残念そうな顔をしている。
クルマがなくなると買い物も通院もいちいちタクシーを呼ばなくてはならないのだ。
免許を自主返納しても何の特典もない地域でもある。
オレは言った。
「一応、検査を受けるだけ受けてみればいいじゃん。ダメならそれで諦めればいいんだよ」
それを聞いた親父は意を決し「じゃあ、やるだけやってみるか」とやる気を出してくれた。
そんな親父の愛車のカーステはノスタルジー感溢れるカセットテープなのだった。

▼本日無事、東京の自宅に戻って来た。
昨日、北海道の実家に LINE したが、案の定、ちっとも既読が付かないので電話した。
留守の様だったので留守電に帰宅の報告をしておいた。

今回のドライブにおける、総走行距離は約 1、800km。
愛車ライスシャワー号は何のトラブルもなくキビキビと走り切ってくれた。
さすが最強ステイヤーである。

6029th


23(火) 

〔驚愕の生物現る〕

▼フェリーは定刻通り仙台港10時着。
今日は別宅のある出張先のいわきへ泊まる。
2時間ちょっとで到着。
中継地があると非常に楽である。
福島はどんよりと曇り空だが、北海道に比べるとやはり少し暑い。
荷物を運ぶ4階までの3往復ですっかり疲れてしまった。
相撲を見ながら、故郷美唄で買った「袋焼きそば」や「くるみ餅」を食べつつ仕事のメールをチェック。
月末の書類を作成したあと、風呂でも沸かそうかと風呂場に入ると、見たこともないような生物がバスタブの側面に張り付いていた。
大きさは7〜8センチはあるだろう。
足を数えたが、数えるのが億劫になるほど多くて諦めた。
見るからに刺しそうだし噛み付きそうだったので、ビニール袋で捕獲。
潰さないようにベランダから外に離した。
調べるとこれがあのゲジゲジと言う奴らしい。
写メは撮ったがとてもここではアップできない様な代物である。
どんな生物かは、ゲジゲジでググって欲しい。
これからどんな生物がこの部屋に現れるのか興味は尽きないが、できれば現れないで欲しい。

明日、東京へ帰還する。

6028th


22(月) 

〔北海道を発つ〕

▼いつもの様に9時起床し、出発の準備を取りあえず整えて、近くのカフェへ行く。
地元の友人二人と11時にここで待ち合わせなのである。
そして、1年振りの嬉しい再会。
オープンしたばかりのこの店内で談笑し、気が付けば3時間も喋っていたじゃないか。
食べてる時間よりもはるかに長いのである。
愛情のこもった手作りのケーキをいただき、また来年と惜しんで別れた。
いったん実家に戻った。
親父は今まさに町内のパトロールに行くべく黄色いウインドブレーカーを着ていた。
そして、親父とおふくろの見送りを受け実家を出発。
高速道路で苫小牧港へと向かう。
空はどんよりしていて、肌寒い。

フェリーは19時出航。
仙台まで15時間の船旅である。
一眠りすれば到着するので時間帯的にはちょうど良い感じだ。
すぐにレストランで食事。バイキングである。
それにしても、相変わらずフェリー内でネットが使えないのが不便だ。
出航し1時間ほどで使えなくなるのである。
テレビが見られるのがせめてもの救い。
そして、もらったケーキはフェリー内で連れと二人、夜食として美味しく平らげたのだった。

6027th


21(日) 

〔集合である〕

▼札幌から妹一家がやってきた。
妹とその子ども4人、そして旦那、それと特別ゲストがお出ましだ。
妹の次女の結婚相手である。
昨日、その存在を急に聞いたのでびっくりしたのだが、それにしても長女に続いて次女も早いよ、結婚。
47歳の妹にはすでに二人の孫がいるのだが、さらに追加も遠い将来ではないだろうし、こうなると3女も近々結婚なんてことになるんじゃないだろうかと思ったが、それを通り越して4女が来年かな、などと言う始末だ。
中二の5女がなんだか寂しそうな顔をしている。
そりゃそうだよな、今まで一緒に住んでいた姉妹が次々と巣立って行ってしまうのだから。
ところで次女の彼氏だが、大阪出身らしく、となると実家への行き来がなかなか大変になりそうである。
ともあれ、話して見ると好青年だし、二人はすでに非常に幸せそうであった。
きっとうまくやっていけることだろう。
帰り際、皆で記念写真を撮った。
ドローンでである。
これだけ大勢だと、ドローンの効果はてき面である。
何人いようが、楽に全員が収まるのだ。
それにしても、1年経つ毎に大きく変化する家族の肖像になかなか気持ちが付いていかないのだった。

▼今年も美唄の温泉、ゆ〜りん館へ行った。
もはや恒例行事となっている。
まだ外は明るかったが、そんな露天風呂もなかなか気持ちの良いものだ。

そんなわけで、あっと言う間だったが、明日北海道を発つ。

6026th


20(土) 150

〔黄色を目に焼き付ける〕

▼滝川市の菜の花を見に行ったのだった。
先日行った門別競馬場に貼ってあったポスターで知ったのである。
親に聞くと通りがかりに見たことはあるらしい。
せっかくなので無理矢理連れて行った。
ここ美唄から会場へは、日本一の直線道路が終わった辺りにある。
駐車場から会場へはかなりの距離があり、ここからバスで送迎されるのだった。
現地に着くと、目に痛いくらいの黄色が一面に広がっていた。
これが日本一の菜の花畑である。
それほどの認知度ではないのか、テレビ局は来ていたが思ったほどは混んでいなかった。
それにしても天気が良いのでよりいっそう黄色が黄色に見える。
そして非常に暖かい。しかし、日陰に入った途端、寒いくらいに涼しくなる。これが北海道の暑さである。
しっかりとこの黄色を目に焼き付け、帰りはオレが運転して戻った。
その途中、しらかば茶屋と言う鳥めしが名物の店へ入った。
これだけ長く美唄に住んでいるのに親父もおふくろもこの店へ来るのは初めてだと言う。
要は外食すると言うことがほとんどないのである。
14時半と言う中途半端な時間だったが、思いのほか混んでいた。
たぶん定番であろうと思われる、塩ラーメンと鳥めしのセットを注文。
素朴な味は安心の旨さである。
この駐車場にある現地野菜売場で、グリーンアスパラを買って帰った。
帰ってさっそく湯がいてもらった。
採り立てのグリーンアスパラはやっぱり旨いことこの上なかった。

▼夜は久しぶりに親父とボクシング観戦をした。
小さい頃は、いつも親父とプロレスやボクシングなど、二人で身体を揺らしながら見ていたものである。
今夜は、世紀の一戦、村田諒太の世界タイトルマッチなのだった。
終始、村田が優勢に試合を進め、KOはできなかったもののまず勝ちは間違いないものと思われた。
だがしかし、驚いたことに判定は、1対2で村田の負け。
この予想外の結果に会場も唖然とし、ブーイングも出ないほどだった。
やはりボクシングはKOしないとダメと言うことである。

▼明日は妹一家が札幌から大挙押し寄せてくる予定だ。

6025th


19(金) 

〔故郷美唄へ〕

▼実家へ帰る途中、千歳空港へ寄り道。
職場への土産など買い漁ったのである。
高速は使わず一般道で向かうことにした。
久しぶりに、日本一の直線道路を走る。
途中までだけど。
そして、我が故郷、美唄に到着。
親父とおふくろの変わらない元気な姿に安心する。
さっそく、親父に披露したのは、ドローンである。
上空からのドローン映像を見せながら説明すると、しきりに感心していた。
夜、近所の訪問者が来て、置いてあったドローンに気付き、親父はその人にオレが説明したことを一つ残らず説明していた。その記憶力の良さに驚く。
これならまだまだ大丈夫だろう。
ただ、膝が痛いと言い、今年は屋根に登ってのペンキ塗りは母さんに止められて諦めたと言っていた。
おふくろの賢明な判断と言えよう。

さすがにちょっと疲れた。
しばし、実家で身体も心も休息するとしよう。

6024th


18(木) 

〔幸運の門別競馬場〕

▼函館から門別に向かう。
道中、大沼公園の大沼だんごが食べたくなったので立ち寄った。
買ったすぐその場で平らげた。変わらぬ美味しさに満足する。
それにしても北海道らしからぬ暖かさだ。
いつもの様に有珠山パーキングで休憩すると共に虫だらけになった愛車ライスシャワー号を綺麗にする。
そして再び出発。
着いた場所は予定通り、門別競馬場。
昨年も来たので2年連続だ。
夕方になるとさすが北海道、次第に寒くなってきた。
馬券は考えても無駄だと思い、後半4レースをクルマのナンバーの組み合わせですべて同じ目を購入。あとはまったりと観戦である。
するとどうだ。この中の1レースが的中したではないか。
しかも、3連複43、350円の高配当だ。
こんな幸運なことはそうないだろう。
と言うわけで、大満足して門別競馬場を後にしたのだった。

明日はいよいよ実家のある美唄入りである。

6023th


17(水) 

〔函館上陸〕

▼青森港発10時のフェリーで函館に向かう。
さすがにシーズンオフとあって空いている。
同じ部屋で寝ていた初老のおじさんが起き掛けにオレが広げていた地図を見て「ちょっと見せてもらっていいですか」と言う。
「これ、函館の地図ですよ」と言うと、層雲峡に行きたいのだと言う。
それならと、iPad で地図を出し説明していたら、それを機にあれこれと話込んでしまった。
こんな旅はこれが最後だと千葉から一人でクルマで来たと言うそのおじさんは70歳。これから1ヶ月掛けて廻るのだと言う。
ノープランなのでいつ何処に泊まるかも決めておらず、ホテルは専らルートインと決めているが、札幌よりも北にそのホテルがなくて困っていると言うので、だったらカーナビで検索すれば色々なホテルが出てくると思いますよ、とアドバイスしたらしきりに感心していた。この辺はやはり70歳である。
もしかしたら奥さんは亡くなったのかと思ったが、聞くと同居してても離婚みたいなものだと言うし、次第にプライベートなことまで話し始め、気が付けば、もうすぐ函館に到着のアナウンスが流れた。
おじさんは「お陰様で退屈せずに過ごすことができました」と言って部屋を出て行った。

そして北海道の大地に降り立った。
函館の天気はすこぶる良い。
まずは腹ごしらえ。
いつもの様にまずはウニ丼と思ったが、ウニの高騰でめちゃくちゃ高いことになっていたので、ウニとホタテとイクラの巴丼にした。
腹が減っていたので一気に平らげた。
その後、レンガ通りをブラブラと歩いた。
少し前まで土産物屋だったところがでっかいラッキーピエロになっている。
それにしてもここは来る度にグッズが増えているな。
せっかくなのでTシャツを買った。
連れがどうしても、とんぼ玉を作りたいと言うので付き合った。
とんぼ玉である。
何のことかと思ったら何のことはない、ちっちゃいガラスの玉なのだった。
お姉さんが手取り足取りしてくれたのでうまくできた。

明日は、門別まで行く予定だ。
当然、競馬であることは言うまでもない。

6022th


16(火) 

〔青森に向かう〕

▼昼前にいわきを出て、常磐道、そして東北道で青森に向かう一日。
急ぐ旅でもなし、途中のサービスエリアで休み休み向かい、岩手山SAでしばし相撲中継を見ながら休憩。
稀勢の里は勝ったものの、まだまだ今後に不安を残す内容を見届け、再び高速を走る。
北上するにつれ次第に気温は下がり、青森県に入るとあちらこちらでまだ桜が咲いていた。
そんな季節の逆戻り感をこの身に受け止めながら、無事青森に到着。
愛車ライスシャワー号は、虫だらけになりながらも絶好調だ。
明日はいよいよ函館に上陸する。

6021th


15(月) 150 100

〔北へ向かい始める〕

▼いよいよ北へ向かう準備をする。
年に一度の東京〜北海道間、帰省ドライブである。
愛車ライスシャワー号は快調そのもの。
何のトラブルもなく、北海道へと運んでくれるに違いない。
今日は東京の自宅から出張先の別宅がある福島いわきへ向かう。
一気に青森まで行くより数段楽だろうと言う魂胆だ。
いわきからだと青森まで500キロほどだからな。
そう考えるだけでもの凄く楽な気がする。
いわきに着くと、すごく涼しい感じがした。
つい数日前までいたのにな。
週間天気予報を見ると、今週は北海道も暖かくなるようだ。
取りあえず、無事蝦夷地上陸を目指す。
まずはそれからだ。

6020th


14(日) 

〔本当のエコとは〕

▼自動車税納付書が来ていた。
今年もしっかり 45、400円を支払う。
そう言えば、ハイブリッドのレクサスを買った人がいて、自動車税が13、000円だったと言ってびっくりしてたな。
グリーン化減税と言う奴だろう。
逆にオレの様に13年を超えたクルマに対しては、15%高くなると言う。
この納税の時になるといつも言うが、ふざけんな、とオレは声を大にして言いたい。
だってそうだろう。
クルマは長く使った方が環境に良いに決まってるじゃないか。
廃棄のためにどれくらいの設備と労力が必要だと思ってるんだ。
実はこれは単なる表向きのことで、本当はどんどんクルマの買い換えしてもらって経済の活性化を図りたい、そう言うことなのではないか。
ともあれ「古いクルマにいつまでも乗っているな」と言うのはちょっとひどすぎると思うのだ。
オレは日本人である。「もったいない精神」でこれからも頑張る所存だ。

ところで、この納付、クレジットカードでもできる様になったようだ。
クレジットで払えば、車検の時に納付書の提示はいらないらしい。
だがしかし、果たしてそうした方が良いのだろうか。
もしかしたらカード払いをすることで何らかの問題が生じるのではないかと懸念するのだ。
取りあえず今年は今まで通りコンビニで、いつもニコニコ現金支払いとしておこう。

▼G1ヴィクトリアマイルは大波乱の結果で、一瞬当たったと思って大喜びも、良く見たら外れていてガッカリだったし、大相撲夏場所初日は、稀勢の里が怪我の影響なのか元気なく黒星発進となりガッカリだった。
そんな波乱でガッカリな日曜日なのであった。

6019th


13(土) 

〔雨中の一時帰還〕

▼朝起きたらしっかり雨が降っていた。
昼前、いわきから愛車ライスシャワー号で東京に向かった。
先日の黄砂で車体が凄いことになっていたので、ちょうどいい雨かも知れない。
今回もノンストップ。渋滞がないので休憩するのがもったいない気がするのだ。
ずっと雨は降っていたが順調に無事、帰路に着くことが出来た。
すっかり腹が減ってしまったので、ショッピングセンター内の中華屋でフカヒレラーメンを食べる。
ここの店のラーメンはどれも旨いと思う。いつも空いているのが不思議なくらいだ。
ともあれ、充電完了。
明日は洗車から始まり、そして競馬、さらに大相撲夏場所初日だ。

6017th


12(金) 150 100

〔目の前を落ちてきた〕

▼朝、ポカリとレッドブルを混ぜ合わせたスペシャルドリンクを飲みながら仕事場に向かう。
通い慣れた高速道路もひと頃に比べてすっかり空いている。
目の前にユニットハウスを積んだトラックが走っていた。
窓サッシが外されていて、路面の段差や風が吹く度に窓サッシがハウスの中ではねて踊っているのが見える。
ちょっとイヤな予感がしたが、一車線なので追い越すこともできない。
その瞬間、そのイヤな予感が的中した。
トラックから窓サッシが落ちてきたではないか。
粉々に砕けたガラスと共にサッシ枠が目の前を飛んできた。
間一髪、左にハンドルを切り、避けることができたが、後ろのクルマは大丈夫だろうか。
ともあれ、こんなトラックの後ろを走ってはいられない。
追い越し車線が始まるや否や、一気にトラックを追い越す。
追い越しざまトラックの運ちゃんに伝えようとしたが、如何せんこのクルマはパワーウインドウではない。
ウインドウが開かなくちゃ、こっちが何を言おうが向こうはぽかんとしているだけじゃないか。
今頃、トラックの運ちゃんはオレがあの時何を言いたかったのか理解し、冷や汗を掻いているに違いない。

朝からこんな命拾いをしたわけだが、ここの仕事は本日、無事に終了した。
しばらく、浮き世離れをするつもりである。

6017th


11(木) 

〔五月蝿い〕

▼ぼちぼちハエのうるさい季節がやってきた。
五月蝿いとは良く言ったものだ。
こんなときどうするか。
対処法としては、殺虫剤、ハエ叩き、箸で捕まえるなど様々あるが、なんだかんだ言ってこれだろう。
「ハエ取り紙」
説明しよう。
粘着剤の付いているリボンの様な、長い短冊の様なモノを天井からぶら下げ、そこにハエがまんまとくっ付いておだぶつと言う非常に画期的なモノなのだが、それにしても、なんて昭和チックなんだ。
しかし、いまだにあるから凄い。
確か、物心付いた頃からあった様な気もするが、ともあれ、どれだけベストセラーなんだよ、これ。
小さい頃、油断すると髪の毛にくっ付いてしまい大騒ぎになったことが良くあったが、それも懐かしき思い出であり、今では絶対に髪の毛に付くような位置に設置することはないと言えよう。それもこれもその頃の経験のなせる技である。
ともあれ、現在のハエ、果たしてこんなこけおどし的な罠に引っ掛かるのだろうか。
ハエだけは昔も今も変わらないでいて欲しいと僭越ながら思うのだ。

6016th


10(水) 

〔なぜか知っている〕

▼午後、次の物件の社内打合せのため、その事務所に向かった。
この事務所から10分と掛からない場所にある。
行くと後輩ども6名ほどが手ぐすね引いて待っていた。
オレの机もしっかりとスタンバイされている。
さらに2名は増員しなければならないし、今週、女子事務員の面接もあると言う。
けっこう大所帯な仕事場になりそうだ。
内容を聞くと、けっこう大変な仕事であり、オレの着任をまだかまだかと待っている様だが、申し訳ないが来週から北海道へと旅立つのだ。ここへ来るのはそれからである。
Dが「じゃあ、ジンギスカン待ってますから」と言うので、「そんな生もの持って来られるわけないだろ、クルマなんだから」と言うとDはこんなことを言った。
「ライスシャワー号で行くんですね」
なぜか、知っている。

▼打ち合わせも終わり、夕方近くになると急激に体調が悪くなった。
帰り際、事務所で1時間ほど仮眠し、それからなんとかかんとか帰宅するなりバタンキューと横になった。
気が付くと2時間も寝ていた。
こんなことではいけない。
まだもう少し残務はあるのだ。
明日は元気になる、と己に向かって宣言した。

6015th


 9(火) 

〔送別会をしたばかりなのに〕

▼F氏が来た。
事務所に残していた荷物の片付けである。
東京でリフレッシュしたのか、実にすっきりした顔をしている。
そして今日はこっちに泊まると言う。
と言うことは、夜は飲み会だ。
まだ火曜日なのにだ。
覚悟はしていたけどな。
居酒屋、そしてスナックといつものコース。
確か、先々週ここでF氏の送別会をしたのだけれどな。
店のみなは、歓迎会だと言って喜んでいた。
F氏はご満悦に大騒ぎである。
今日は流石に2次会でお開きだ。
F氏は明日帰るだけだからいいが、オレはしっかり仕事なのだ。
今度は東京で飲もうと言って別れた。
危なくギリギリ午前様になる寸前で帰ったのだった。

6014th


 8(月) 腹筋ローラー SW

〔気付くのが遅かった〕

▼連休明けの今日、書類の作成に精を出す。
今日はクリヤーファイルのシート1枚1枚に見出しラベルを付けていた。
真っ直ぐ、しかも互い違いに貼らなくてはならないのでこれが意外と面倒なのだ。
しかも同じものを3部作らなくてはならない。
オレは内職の様なこの作業を地道にかつ正確にこなしていった。
いったいどれくらい掛かっただろう。やっと一通りのラベルを付け終わった。
さあ、後はこのクリヤーファイルに書類を差し込むだけだ。
ところが、最初の一枚をクリヤーファイルに上から差し込もうとしたその瞬間、オレはある事実に気が付いたのだ。
シートが逆さまです。
つまり、上から書類が入らないと言うことであり、だったら下から入れても良いのかも知れないが、それだと持つたびに全部落ちちゃうじゃないか。
オレは自分の愚かさに愕然とし、しょぼしょぼとまたラベルを付け直し始めたのだった。

6013th


 7(日) 145 100

〔久しぶりの亀田〕

▼黄砂なのか、クルマが真っ白だ。
なんだか毎日洗車してるな。
帰宅し、ふと外を見ると雨。
あ〜あ、また洗車かよ。

▼競馬G1はNHKマイルカップ。
辛うじてワイドが的中。
ほんとは3連複3連単を当てたかったが、惜しくもこっちは外れ。
オレの場合、競馬は不思議なほど大当たりしないことになっている。
きっと何かの戒めに違いない。
万が一大当たりすれば、きっと何か副作用があるのだ。
人生そんなものである。

▼久しぶりの亀田興毅である。
「亀田興毅に勝ったら 1000万円」と言うabemaテレビの特別企画に出場。
曰く付きの素人4人と対戦するわけだが、試合までの前置きがやたらと長いし、1試合目のゴングと同時にサーバーダウンってことはないじゃないか。
まさかダウンするのが人間じゃなく、サーバーとは思わなかったな。
その後は、Youtube で生放送やってることを知り観戦したわけだが、それにしても亀田はきつそうだった。
引退して1年半経っているので無理もないかも知れないが、それにしたって相手は素人だ、負けるわけにはいくまい。
でもやっぱり4試合である。
3試合まではなんとかKOで勝ち続け、最後の試合は元暴走族の総長だ。
相手が相手だけに興味は尽きない。
今回ばかりは亀田を応援してしまったな。
相手だ誰だろうと素人相手にダウンするわけにはいかないのだ。
そして最後の試合は結局ダウンを奪うことができなかったが、ダウンすることもなかった。
かくして、1000万を護ることはできたのである。
あれだけ、極悪色を出していた総長も試合後はお互いの検討をたたえ合うスポーツマンになっていた。
それにしても、あのやんちゃだった亀田興毅もすっかり常識的な大人になったもんだな。

▼ゴールデンウィークは終わった。
果たしてこの自堕落だった生活から一転、元の生活に戻れるだろうか。
誰も知る由はない、って言うか、知ったこっちゃない

6012th


 6(土) 腹筋ローラー SW

〔こっちの帰還〕

▼渋滞のタイミングを見計らって、出張先のいわきに向かう。
計算通り渋滞もなく、無事いわき帰還。
思わず帰還と言ってしまうくらいどっちが自宅か分からなくなってしまっているじゃないか。
取りあえずスーパーで買い出しし、宿舎へ帰る。
ここの住人はまだ帰ってないようだ。駐車場は閑散としている。
愛車を見ると、虫だらけだったので洗ってやった。
今年もこいつに北海道まで連れて行ってもらうのだ。
せいぜいこのくらいは労ってやらないとな。
部屋に入るとまずは洗濯、そして掃除。
さっぱりしたところでゴロンと横になり、窓から見える森林を眺めながらいつの間にか寝てしまった。

さあ、今週もG1はあるぞ。
明日は高配当間違いなしのNHKマイルカップだ。
今夜のうちにじっくりと予想するとしよう。

6011th


 5(金) 145

〔もうすぐ終わる〕

▼今日も特に何をするでもない休日。
改めて思うのだ。
取り立てて行くところがない時、グランベリーモールは便利な存在だったと。
しかし、そのグランベリーモールは今ない。
そこに映画館もあったんだよな。
そんなわけで取りあえず、とんでんで昼を食べ、近くのコメダ珈琲でお茶。
ずっと昔からどのコメダの店も変わらない木目のテーブルと赤いビロードのソファが気持ちを休めてくれる。
それにしても混んでいて落ち着かない。
どっちなんだよ。
その昔、アイスモーニングと言われていたアイスミルクコーヒーをたっぷりサイズで注文。
腹の中をたっぷたっぷにして店を出た。
隣りに停まっていたクルマが当て逃げされたらしく、お巡りさんが来ていた。
思わず、我が愛車のボディをぐるっと廻って見た。
まったくもってホリディドライバーは油断がならない。
その連休ももうすぐ終わりだ。
明日は、いわきに戻る。
どうか、下りは渋滞しませんように。

6010th


 4(木) 

〔いつもと違う手順〕

▼たっぷりと贅沢な睡眠を取った今日、髪を切りに行った。
今日も申し分ない天気だ。
いつもはなんなく通る道路が渋滞している。
さしずめこの近くにある、こどもの国渋滞だろう。
店に入ると殊の外空いている様でホッとしたが、いつものSさんは休みだった。
いつもと微妙に違う手順に戸惑いながらも無事完了し、さっぱりしたのだった。
その後はどこに行く気にもなれず、ショッピングセンターやパソコンショップをだらだらと巡り歩いた。
こんな休暇もいいだろう。

6009th


 3(水) 

〔覚悟して東京帰還〕

▼いわきは絶好のドライブ日和。
昨日洗車したと言うのに我が愛車ライスシャワー号はすでに花粉でまっ黄色になっている。見ているだけで鼻がむずむずする。
しかし、昨日から花粉症の薬は飲んでいない。
花粉症の終焉はゴールデンウィークが目安と決めているからだ。

自宅のある東京は町田へ向かった。
半ば覚悟して出て来たが、驚いたことに常磐道はおろか首都高さえも渋滞はなく、2時間10分と言う好タイムで走破することができた。
つまり今日は下りの渋滞がひどいのである。
帰るなり空腹を感じたのでその足で回転寿司で腹ごしらえをした。
帰宅すると一気に睡魔が襲ってきた。
それでも頭は明日は何をしようかと駆け巡る。
それもこれもゴールデンウィークだからだ。
頭の中もすっかりゴールデンになっている。

6008th


 2(火) 140 100

〔帰省の件〕

▼北海道の実家に電話した。
おふくろが出た。
微妙に声のトーンが低い様な気がしたので、なんかあったのか? と聞いてみた。
少し前まで親父の調子が良くなかったようで、血を吐いたなどと言うものだから驚いて良く聞いてみると、検査したらガンではなく胃潰瘍の症状だったらしく、本人はいま外で庭いじりをやっていると言うので、ひとまず安心した。
今日電話したのは帰省の件である。
今の仕事が一段落したら、たまった振替休日を取っていつもの様にクルマで帰省するつもりなのだ。
行ったはいいが、誰もいないと少々まずいので日程の確認をした次第である。
フェリーの予約も完了。
完全にシーズンオフなのでなんなく取れた。
来週一週間、ここ福島で仕事をしたあと出発だ。
取りあえず、明日からゴールデンウイーク。
東京へは明日帰ろう。
なんだか、行ったり来たりだな。

6007th


 1(月) 腹筋ローラー SW

〔一人なので〕

▼事務所で一人、残務整理をする。
しかしながらいまいちやる気が起きない。
なぜなら一人だからだ。
外は雨だし。

ところが、明日一日頑張れば連休なのである。
よって東京へ帰るわけだが、明日の夜帰るべきか、それとも明後日の昼、帰るべきか。
ちょっと考えれば分かるだろう。
知っての通り、今はゴールデンウィークなのだ。
覚悟して首都高速に突入しなくてはなるまい。
考えてみたらこっちに戻ってくるのも大変そうだ。
そう言った観点から言えば、帰らないのが一番良いのかも知れない。
そう言うわけにもいくまい。
いったいどっちなんだ。

6006th




byクムラ〜




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