◆腕立て日記◆

千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を錬とする。

体力維持か、単なる意地か、長年続けている腕立て伏せ。
ややもすると怠け気味になってくる今日この頃。
自分自身への叱咤も含め、ここに記す。

|めっせ〜じ| 

/31:コンビニがやってきた /30:ハイかローか /29:こんな近くに城が /28:それが難解地名である /27:プレミアムを楽しむ /26:腕立ての方法を聞かれる /25:訪問者をもてなす /24:冬を乗り切る /23:納豆に託す日々 /22:届かない荷物を取りに行く /21:トランプよりも稀勢の里 /20:ちょっと遅い新年会 /19:その姿を見て安心する /18:よがりはダメである /17:寒冷地仕様 /16:勝負の血圧測定 /15:最後の風景を惜しむ /14:交換し安心する /13:風景が違う /12:多いわけ /11:いよいよ寿命か /10:その域を目指す /9:トナーにやられる /8:補充する休日 /7:散々な話を聞く /6:こっちが嬉しい /5:身に染みる寒さ /4:仕事始めは福島へ /3:休日の終わり /2:初戦は川崎競馬 /1:正月を感じる/

<2017年 1月>

     ◆腕立伏◆スクワ◆背筋◆腹筋

31(火) 腹筋ローラー SW

〔コンビニがやってきた〕

▼この仕事場の近辺にはまったく店がない。
コンビニのひとつでもあれば非常に便利だと思うのだが、震災以降に閉店となったままのローソンがひとつあるのみだ。
今日、事務所に女性二人がチラシを持って来た。
コンビニの移動販売を始めると言うのだ。
「どこでやるの?」と聞くと「そこでやります」と言う。
どうやらすぐそこの駐車場を借りてやるらしい。
これはなかなか有り難いと思うものの、考えてみれば果たしてどれほどの人が利用すると言うのか。
よほど気の利いたサービスがないと厳しいのではないか。
チラシには「その他ご希望の商品がありましたらお気軽にお声掛けください」とあるが、商品云々よりも、未だにこの地域では配達不可となっている宅配便を是非とも受け付けて欲しいと思うのだ。
これがあったら便利だよなあ。
今日から開店と言うことだが、普通、移動販売と言ったらクルマの中に陳列してある品物を売ると思うだろう。
だがしかし、見ると完全に屋外じゃないか。
こんな寒い時期にしかも時折突風の吹くこの場所で果たしてやっていけるのか。
せめてテントぐらい張ったらどうなんだ。
見ているこっちが震えてくるよ。
他人事ながら心配になるのである。
せめて、仕事場に100人ほどいる皆にチラシでも見せて宣伝してやるとするか。

5916th


30(月) 195 100

〔ハイかローか〕

▼月齢2日とあって夜は非常に暗い。
いつもの様にF氏を助手席に乗せ、高速道路を帰る。
いわきまでのこの区間は一車線なので前にクルマがいても追い越すこともできず、したがってそのゆったり加減な走行によりまもなくそれが睡魔となって表れ始める。
こんなときハイビームのクルマが前方からくると非常にイラっとする。
なにしろ眩しいったらないのだ。
それは後方のクルマにも言えることで、ハイビームのクルマが後方に付くとルームミラーに反射してやはり眩しいことこの上ないのである。
だからオレは滅多なことではハイビームにしない、ほとんどロービーム固定なのだ。
だがしかし、こうではダメらしい。
どうやら警察が推奨するのは、普段はハイビームで走行せよ、と言うのだ。
つまり、ロービームだと見通しが悪いため、夜間、人が歩いていても直前まで気付かないと言うことらしい。
もし対向車が来たら一時的にロービームにするようにとのことなのだが、そんな面倒なこといちいちやってられるか、と言いたい。
皆が皆、ハイビームで走り出したとしたら、それこそその方が危険なのではないか。
対向車が来たら自動的にロービームに切り替わると言うのなら別だが。
そのうちそんなクルマも出てくるのだろうな。
もうすでにあったりして。
曲がる方向にライトの角度が向くクルマがあるくらいだからな。
とにかくオレはこの先もハイではなくローでいく。
とは言っても、もちろんテンションはハイである。
関連性はあまりないけど。

5915th


29(日) 

〔こんな近くに城が〕

▼こんなに近くに城跡があるとは思っても見なかった。
このところしばらく城見物に行ってないのでどこかめぼしいところはないかとネットで探していたら見つけたのである。
飯野平城跡(大舘城)である。
さっそく行ってみた。
いつも寄っているスーパーからそれほど遠くない所にあるようだ。
入口に「大舘城址」と言う石碑の立っている狭い路地を入り、坂道を登るとまもなく墓地が現れた。
墓地の駐車場にクルマを停め、歩いてさらに坂を登った。林に囲まれたけっこうな急坂である。
するといきなり目の前に広場が現れ、その一角に石碑が立っていた。
そこには、飯野平城の歴史が記されていた。
それによれば、元々この地域の城と言えば、あの駅近くにある磐城平城ではなく、この飯野平城であったようだ。
岩城氏が築城し、しばらくこの地域を統治していたが、関ヶ原の合戦で徳川方に付かなかったため追放され、代わって入ってきた鳥居忠政が今のいわき駅近くに新たに磐城平城を建設し、そこへ居住を移したことでこの城は廃城となったのである。

ここからさらに奥へと上がったところに城跡はあった。
天守台らしきものがあるが、少し小さい様な気もする。
その反対側には立派な戦没者慰霊碑が立っていた。手を合わせてから裏に回ると昭和33年建立と記されていた。
石碑まで戻ると奥の方に鳥居があったので、そっちへ入って見た。
イノシシが出そうな細道を奥へと入って行くと、いきなり神社が現れた。
これがあの湯殿山(ゆどのさん)神社である。
良く知らないけど。
人の気配はまったくないが、毎日掃除とかしているのだろう、整然としている。
あちこち眺めつつ、賑やかだったであろうあの当時の人々の往来を想像しながら再び坂道を下ったのだった。

5914th


28(土) 腹筋ローラー SW

〔それが難解地名である〕

▼どうしても覚えられない地名と言うものが誰しもあるのではないか。
オレにはそんなものはないと思っていたが、しっかりあると言うことを思い知った。
それは「勿来」である。
こんなものどう読めと言うのか。
オレは取りあえず、「ほうらい」と言うことにしておいた。
だがしかし、それはとんでもない間違いであり、ひとっつも合ってなかったじゃないか。
正解は、「なこそ」である。
どこをどうしたらこんな風に読めると言うんだ。
しかも、すぐに忘れるのである。
つまりこれがオレに取っての覚えられない地名なのだ。
とかなんと言ってるうちにまた忘れている始末だ。
なこそ、と何度も頭にたたき込み、オレはその勿来へ愛車ライスシャワー号と共に向かった。
行った先は、勿来の関跡である。
もう少しで到着かな、と思っていたらいきなり銅像が現れたので、そのすぐ横にクルマを付けた。
馬に跨る源義家像の横に「奥州勿来関跡」の石碑が。
まさにここが勿来関の跡である。
と言っても、歴史的背景はまったく知らないわけだけれど。
ともかくは、散策だ。
今日は天気も良く呆れるほど暖かい。
とにかく石碑がたくさんあり、そこに歌が刻まれているのだが読めるわけもないので、気分だけ歴史に浸りつつ歩いた。
展望台に登るとその先に太平洋が見えた。
そこから見えた海岸へ行ってみることにした。
6号線に入ってすぐに側道を降りるとその海岸はあった。
その風景は明らかにあの震災で津波に流された後、きれいに整備されたものであることがわかる。
工事はまた続いているようだ。
それにしても気持ちが良い。
風もなく寒さをまったく感じないのだ。
ボケーッとしばらく海を眺めていたら、ふと勿来の2文字が頭に浮かんだものの、すぐに呼び名が出てこなくて我ながら呆れた。

5913th


27(金) 195 100

〔プレミアムを楽しむ〕

▼天気も良くて暖かく感じる一日だった。
こないだの寒さが嘘のようだ。

▼ニュースを見ていたら来月からこんなことが行われるらしい。
プレミアムフライデー。
毎月最終金曜日の退社時間を15時とすると言うのだ。
土曜日だってまともに休めないと言うのに、何がプレミアムフライデーだ。
そんなもの本気でやろうとしているのか。
実施できたとしてもほんの一部の企業だけだろう。
プレミアムにありつけない人達はいったいどうしたらいいと言うのか。
考えても見ろ、そもそも月末じゃないか。
一ヶ月のうちで一番忙しい時期だぞ。
もしやるなら普通に考えれば月の真ん中だろう。
これじゃ社会格差どころか、社内格差が広がる一方なのではないか。
もし、オレが15時退社できたとしたら、どうするか。
相撲でも見に行くとするか。
つまり、プレミアム大相撲である。
今日の稀勢の里の土俵入りを見てそう思いました。
ともあれ、もう少しまともな政策を考えて欲しいものである。
そんなオレは取りあえず、プレミアムミッドナイトといくか。
プレミアムと聞くだけでなんだかワクワクするから不思議だ。

5912th


26(木) 

〔腕立ての方法を聞かれる〕

▼午後まで会議や打ち合わせで忙しかった。
そんな最中、昨日の今日だったので、非常に眠くて辛かったのである。
会議が終わると、その睡魔はさらに強く襲ってくる。
そんな状況を知ってか知らずか、仕事場のI氏がオレにこんなことを聞いてきた。
「腕立て伏せのやり方を教えて下さい」
そう聞かれても、ただ腕を立てるだけのことなのだが、それじゃあまりにもどうかと思い、プロじゃないのでたいしたアドバイスはできないがこう説明した。
まず、腕の幅は肩幅が基本で、胸の外側に効かせたいときは広く、中心に効かせたいときは狭くする。
降ろすときはゆっくり降ろし、上げるときは力強く。
降ろしたら肩胛骨を挟み込むイメージで、上げたら胸の真ん中に力を入れるイメージで行う。
眠くて仕方なかったが、ざっとこんな感じで説明したら、I氏は、こうですか? と言ってその場で腕立て伏せをやり始めた。
オレは眠かったがそれを堪えて、さらに修正を加えつつ説明を続けた。
するとI氏は笑顔でこう言ったのだ。
「これは効果ありそうです。ありがとうございます、これで頑張って見ます」
「あとは続けるだけです」とオレは眠気眼の真剣な顔で言った。
そんなわけなので、今日は眠くて仕方ないので腕立ては休もうと思う。

5911th


25(水) 

〔訪問者をもてなす〕

▼東京から同僚のKとMが来た。
となれば、もてなすしかないだろう。
F氏を交え、4人で夜のいわきに繰り出した。
因みにKはオレと同期であるが、一緒に飲むのは非常に久し振りのことだ。
居酒屋でひとしきり昔話に花が咲いてしまい、その勢いで2次会はスナックへ。
明日もしっかり仕事なのに大丈夫なのか。
そんなことはおかまいなしに盛り上がる。
カラオケを一曲歌い始めたらKにすかさず言われた。
「相変わらず、安全地帯かよ」
ああそうだとも、オレは一貫して安全地帯だ。
そんなこんなで非常に盛り上がり、気付けばすっかり0時半だった。
ま、明日は明日だ。
こんな楽しい夜を過ごしたのだった。

5910th


24(火) 190 100

〔冬を乗り切る〕

▼今日もほんとに寒い一日だった。
果たして明日の朝も冷え込むのだろうか。
そんな時に困るのは、クルマのウインドウではないか。
朝の忙しい時に、こんなに凍ってガチガチになったウインドウを見ると、半ば絶望的になる。
こんな時、どうすれば良いと言うのか。
ヘラでガリガリとやればいいのだろうが、これがまたけっこう大変なのである。
そんな折り、仕事場のH氏がくれたのは、解氷スプレーだ。
これを使えば、あ〜ら不思議、あっと言う間にウインドウの氷は溶け、視界も良好になるのだ。
誰だ、こんなに素晴らしい秘密兵器を考案した奴は。
だがしかし、何か裏があるはずだ。
便利なモノのその裏にはきっとそれに反する欠点があるはずなのだ。
しかし、これと言ってそんな不具合は見当たらない。
となれば、使わない手はないだろう。
だから最近は、この解氷スプレーをどしどし使用している。

さっきまで降っていた雪が、いつの間にか雨に変わっていた。
その時気付いたのだ。
ウインドウが雨をまったく弾いていないのである。
つまり、撥水コーティングがすっかり取れてしまっているのだ。
解氷スプレーの不具合発見の瞬間であった。
やっぱりあるんだな、欠点が。
何を言ってるんだ。この便利さを考えれば、言うほどの欠点じゃないだろう。
さんざん言っといてなんだけど。

▼相変わらずこのマンションは寒くてたまらない。
エアコンくらいではどうしようもないが、こんな時はこれを着るしかない。
どんぶくろ。
つまり、はんてんと言う奴である。
きっぱり言おう、この冬もオレはどんぶくろで乗り切るつもりだ。

5909th


23(月) 腹筋ローラー SW

〔納豆に託す日々〕

▼やけに寒い一日。
時折雪の降る天候。
積もりやしないかと心配したが、見ると路面はべちょべちょである。
ここから西へ少し行っただけで、大雪になっている模様。
まさにそこにいる後輩のKから電話があって、これじゃ四駆じゃなきゃ走れないです、と言っていた。
どうか無事でいて欲しい。
本人、笑ってたから大丈夫だろう。

▼今晩のメシのメインは納豆だ。
と言うか、ほぼ毎日、納豆だのみとなっている。
それほどオレに取って納豆の存在は大きいと言えよう。
そして、その納豆も毎度同じモノを買い求めている。
説明しよう。
パッケージはオレンジで、タレが蓋の中に入っており、それをペキッと折るだけでタレが出てきて手も汚れないと言う恐ろしく画期的な容器を備えた納豆なのだ。
誰だ、こんな便利な納豆を考えたやつは。
そんな理由だけで選んでいるわけではない。
味も良いし、着目すべきはなんと言ってもその糸引きの良さだ。
そもそも糸の引かない納豆なんか考えられないだろう。
糸の引かない納豆はオレに言わせてみればこうだ。
なんだか茶色い得体の知れない豆みたいなもの。
そう言った観点から言えば、納豆にダイコンおろしを掛けるなんて、もってのほかだ。
そんなことしたらすっかり糸が引かなくなっちゃって納豆が台無しじゃないか。
糸の引かない納豆なんて、クリープの入れないコーヒーみたいなものだ。
言ってるオレが良く意味がわからないが、なにしろオレは納豆で頑張る。
なんだったら、ミスターナットーキナーゼと言われてもかまわない。
泣く泣くそれを受け入れようではないか。
なにしろ粘って粘って粘りきってやる。
性格的にはどうなんだ、それ。

5908th


22(日) 190 100

〔届かない荷物を取りに行く〕

▼仕事場の地域はいまだに郵便と宅配便が届かない地域となっており非常に不便なのである。
しかしながらどうしても宅配が必要な時があり、そう言うときはエリア内で一番近いK社の宅配センター留めで送ってもらい、そこまで取りに行くことにしている。
昨日、どうしても必要なモノがあり、その方法で送ってもらったのだが、K宅配便で送ってもらったはずなのになぜかS急便から連絡があった。
その配達員にどうしたのか聞いた。
「K宅配便が受け取ってくれないんですよ」
一瞬、なんで? と思ったが、そりゃそうだろう。
S急便でK宅配便に送ることはないじゃないか。
ちょっと考えれば、分かりそうなものだ。
「どうしましょう?」と言われたら、「取りに行きます」と言うしかないだろう。
場所を調べたらけっこう遠い。
せっかくの日曜だが、ここから20キロほどのところにあるS急便へ取りに行ったのだった。
荷物を受け取ってから、帰り際に本屋に寄って、先日買った時代小説ががなかなか面白かったので2巻目3巻目を購入。
ヤマダ電気でパソコンのスピーカーを買い、それからスーパーで買い出し、そして競馬の時間前には帰宅した。
メインレースで、その瞬間、あっ、と声が出る落馬事故があった。
騎手のルメールはなんとか立ち上がったものの、馬の方はどうやらダメな感じだった。
こんな場面に遭遇するのはほんとにイヤなものである。
馬券は、相変わらずのトリガミだった。

▼大相撲初場所千秋楽。
結びの一番は昨日優勝を決めた稀勢の里が白鵬を敗り、これでほぼ横綱を手中に収めた。
昨日の時点ですでに横綱昇進は決まってる感じだったけどな。
インタビューで涙を流す稀勢の里を見て、もらい泣きしそうになる。
泣いてたまるか。
オレが意地を張ってどうする。
なにしろ長い道のりだったからなあ。
初土俵から優勝までの所要場所が最も掛かったらしい。
当然、横綱昇進までの道のりも然りだ。
稀勢の里を見ていると同じく晩成型だった横綱 隆の里を思い出す。
なんとなく、その雰囲気、佇まいが似ている様な気がするのだ。
稀勢の里の先代の師匠でもあり、教えられるうちに似ていったのかも知れない。
ともあれ、来場所は横綱だ。
日本出身の横綱は若乃花以来になるんだな。
こうなったら思う存分本来のその実力を発揮してもらいたいと思う。

5907th


21(土) 

〔トランプよりも稀勢の里〕

▼朝、目覚ましと抗いながら根性で起床し仕事へ向かう。
心配だったK氏も奇跡的に起きて出てきた。
昨夜、スナックにでも置いてきたのだろう、寝ぼけ眼でスマホがないと言っている。
またかよ。

いつもの様に高速でいわきから大熊へ。
富岡インターから先が事故で通行止めになっている。
ここで降りるので危ないところだった。
この辺はけっこう雪が降ったようで、路面まで雪が積もっていたがすでに溶け掛けていたのでなんとか走ることはできた。
なにしろタイヤはノーマルなので、走行には非常に気を使う。

▼やっぱり一日眠くて仕方なかった。
オレの場合、睡眠時間4時間では少なすぎる。
最低でも5時間、できれば6時間は寝たいところだ。
睡魔と闘いながら一日、そして一週間の業務は無事終了した。
帰り際のスーパーの駐車場でF氏を待っている中、ナビのテレビを点けたら稀勢の里が感無量の顔をしていた。
まさかと思ったが、そのまさかだった。
ついに優勝したのである。
トランプ大統領の就任式がもっぱらの話題となっているが、そんなことよりも稀勢の里だ。
日本人に取ってこんなに嬉しいニュースがあるか。
もしかしたら稀勢の里は一生優勝することなく相撲人生を終えてしまうのではないかと頭をかすめ、今場所も結局、白鵬に逆転優勝されるのだろうなとも思ったが、ついにやったぞ悲願の初優勝。
これでようやく世代交代かと期待したが、よく考えたら稀勢の里も白鵬もそれほど歳は変わらないことに気付いた。
遅すぎるよ、優勝。
ともあれ、こうなったら明日の白鵬戦も勝って、一気に横綱を手中にして欲しいものだ。

5906th


20(金) 

〔ちょっと遅い新年会〕

▼朝、いつもより30分早く出たら外は真っ暗だった。
午後から冷たい雨が降り出す。
いつ雪になってもおかしくない雨だ。

夜は、仕事場の連中17名で新年会だった。
明日も仕事なのであまり無理はできない。
今日は1次会でやめようと決心したが、東京からの訪問者があったこともあり、その決心はあっけなく崩れ、2次会そして3次会へ。
気が付けば結局、1時半だ。
うすうすそうなるとは思ってたけどな。
さあ、これから気合いを入れて寝るぞ。
明日の朝、雪になっていないことを祈りつつ。

5905th


19(木) 腹筋ローラー SW

〔その姿を見て安心する〕

▼父さんがテレビに出てた、と言って札幌の妹が動画を送ってきた。
いきなり画面に現れたのはハイタッチをしながら走っている親父の姿だ。
いい歳をして相変わらずアグレッシブである。
いったい何をやっているのかと言うと、日本ハムファイターズとまちづくりパートナー協定を結んでいる我が故郷美唄で、リアル野球盤という老人を相手にしたイベントが開催され、その模様が北海道のテレビニュースで放映されたと言うわけである。
最後はインタビューなんか受けたりして、いつまで経っても目立ちたがり屋な親父である。
そう言えば去年も出てなかったかな?
ともあれ、その元気な姿をこの目で確認でき、ひとしきり安心した次第である。

5904th


18(水) 185 100

〔よがりはダメである〕

▼今日は比較的暖かく穏やかな天候だった。
しかし、週末に雪マークが付いているので油断はできない。
先週末は雪のため、中京競馬場と京都競馬場が開催中止となったが、この分だと今週も危ないのではないか。
中止となっても代替で平日に行われるのだが、馬券を買ったらやっぱり走っている馬の姿を見てワクワクしながら応援したいじゃないか。
当たっても外れてもリアル感は大切なのである。

▼年始の挨拶に派遣会社の営業担当が来た。
昨年、首にした問題児Sの担当である。
その後、Sはどうしてるのかと聞くと、現在一から研修をやり直しているのだと言う。
きっとあの後、どの会社でもことごとく面接で採用されなかったのではないか。
あの時採用してしまったオレもちょっとどうかと思うが、なんとなく危ないと思いつつも、まさかあそこまでひどいと思わなかったからなあ。
Sに取ってまず必要なのは自分自身の適正を見極めることだろう。
36にもなって、今更と言う気もしないでもないが。
ともあれ、あとは本人のやる気だな。ありきたりな言い方だが、なにしろそう言う姿勢を見せなきゃダメだと思う。
ひとりよがりじゃ、けっして世の中渡ってはいけない。
だからと言ってオレによがってもらっても困るけどな。
何を言ってるのかオレにもよく分からない。

5903th


17(火) 腹筋ローラー SW

〔寒冷地仕様〕

▼今日もかなり寒いが、雪は降らず積もってもいない。
この辺のことを地元の人は東北の南国と言うだけのことはある。
そう言えば、スパリゾートハワイアンズもあるしな。
まだ行ったことないけど。

朝、仕事場のI氏が遅刻した。
聞くと、クルマのバッテリーが上がってしまったのだと言う。
この寒さのせいだろう。
この地域のクルマは当然寒冷地仕様なのかと思いきや、どうやら違うらしい。
意外であったが、何を隠そう、オレの愛車ライスシャワー号は寒冷地仕様だ。
どうだまいったか、と言いたいところだが、このクルマで冬の北海道に行ったことはないし、そもそもバッテリーがでかいから、交換するたび出費もでかいんだよ。
バックミラーのヒーターも使ったことないしな。
これはややもすれば宝の持ち腐れなのかも知れないが、逆に言えばこれが潜在能力の高さであると思うし、言わば「能あるライスは爪を隠す」だ。
くれぐれも、「ライスに小判」とは言わないで頂きたい。

5902th


16(月) 185 100

〔勝負の血圧測定〕

▼朝、愛車ライスシャワー号と共に出張先の福島へ向かう。
おっと、その前に今日のメインイベントがあるのだ。
先日から言ってる通り、今日は健康診断なのである。
目下の目標は、如何に血圧検査を乗り切るか、と言うことである。
とは言っても、ズルする分けにもいかず、素直に測定器に腕を突っ込み測定開始。
ここはなんとか高血圧の結果を避け、再検査を免れなくてはなるまい。
オレは、刻々と変化するデジタルの赤い数字を目を丸くして凝視した。
気合いを入れ過ぎたのが災いしたのか、結果は、167〜103。
オーマイゴーッ!
もはや絶望的な数値だ。
ここは何とか問診での再測定でリベンジしなくてはなるまい。
思わず気合いを入れようとしたが、そもそもその気負いがダメなのではないか。
まずは落ち着くことが大切なのだ。
オレは、待っている間、深呼吸を繰り返した。
3つ吸って10吐くと言う腹式呼吸である。
そして、いよいよ問診である。
想像通り、血圧少し高いですね、と言う先生にオレはこう言った。
「病院に来ると血圧が高くなるやつです」
先生は、わかりました、とひとこと言い、血圧測定の準備に取り掛かった。
オレは、その間も深呼吸を繰り返した。
3つ吸って10吐く。
そんなオレを見て先生は、もう少し楽にして下さい、と言うが、それどころじゃない。
オレはこの最後のチャンスに賭けているのだ。
そして、結果が出た。
どうですか?
オレは固唾を呑んで結果を待った。
「138の84ですね。ずいぶん下がりましたねえ、、、」
オレはその結果を聞き、さも冷静に装ったが、心の中では「うぉーっ!」っと雄叫びを上げた。
勝利の雄叫びに他ならない。
オレは勝った。
何に勝ったのかよく分からないけど。
なにしろ、これで今年も高血圧のレッテルを貼られることはないだろう。
それにしても、よくもまあこの短時間の間に20〜30も血圧が下がったものである。
こうなったら、オレをこう呼んでもらおうか。
「血圧を自在に操る男」
とてもインチキくさい。

5901th


15(日) 

〔最後の風景を惜しむ〕

▼明日の健康診断を前に栄養補給。
出張先でほとんど食べることのないステーキだ。
だからか知らないが、今日のヒレステーキはいつものよりもやけに旨く感じた。
食い物は気から、とは良く言ったものだ。
あまり言わないと思うけど。
腹を満たしてから、正月にあまりに混んでいて断念したアウトレットショップのグランベリーモールへ向かった。
やっぱり大渋滞である。
それでも今日を逃せば二度と今のこの風景が見られないと思い、我慢して並んだ。
意外とあっさりと入ることができた。
中に入ると閉店を惜しむように人々がぞろぞろと歩いているし、いつもの場所では大道芸をやっている。
そんなのを見ながらふらふらと歩いていたらいつの間にか日が沈んでいた。
なにしろ、あと28日だ。
出張先から戻って来たら閉店していて、すっかりゴーストタウンと化しているのだろう。
誰だ、再開発なんか決めたやつは。
ともあれ、明日の健康診断は必勝態勢で臨みたい。
何もやってないけど。

5900th


14(土) 

〔交換し安心する〕

▼東京に戻って来たのでさっそく渋谷に向かった。
13時に予約しているのはスマホの電池交換である。
いきなり東名高速は事故渋滞。
それでも13時ちょっと過ぎにはショップに到着し、受付。
携帯ショップであれば2週間ほど預けることになるが、ここなら数時間でやってくれる。
3時間ほど時間を下さいと言うので、近くのカフェでしっかり3時間待つ気まんまんだったが、混んでいるので2時間で出て下さいと言うではないか。
見ると確かに混んでいるので仕方ない。
そう思ったが、1時間もしないうちに会社のスマホに作業完了の連絡が入った。
これでオレのスマホもまだしばらく大丈夫だ。
ひとしきり安心し、ショップの店員に感謝の気持ちを伝え、9千5百円を支払いショップを出たら、音響轟く賑やかなラップが聞こえて来た。
何かのキャンペーンかと思ったら、デモ行進だった。
警察が先導しているので公認なのだろう。もの凄い人数が道路を行進しているのだ。
どのくらいの人が自分の意志で行進しているのかは分からないけどな。
帰り際、タワーレコード前を通り掛かったら、ミスチルのプロモーションビデをが流れていた。
新曲が出たんだな。前回が兵庫県にいたときだったから2年振りか。
「ヒカリノアトリエ」
如何にもミスチルらしい曲である。
たぶん何かとのタイアップだろうが、それが何かは知らない。
ともあれ、アルバムが出るまで待とう。

現地でしっかり仕事をしているはずのF氏に電話したら、もの凄く寒いけど仕事は何も問題ないと言う声を聞いてひとしきり安心したのだった。

5899th


13(金) 

〔風景が違う〕

▼今日も寒いなあ、と思っていたら、ついに午後から雪が降り始めた。
大丈夫だと思ったのにな。
実はオレのクルマのタイヤはノーマルなのだ。
こんなことならスタッドレス装着済のF氏のクルマで来れば良かったよ。
帰りの高速道路は凍結防止作業中で渋滞。
しかしそのお陰で通行止めにならず走ることができる。
それにしても、行きと帰りでまったく風景が違ってしまっている。
周辺の樹木は雪で真っ白なのだ。
それはそれでなかなか絶景である。
無事、いわきのマンションに帰還。
そしてこれから、東京へ向け出発する。
今日は東京へ一時帰還なのだ。
月曜に健康診断があるのである。
カップヌードルで腹を満たし、ちょっと仮眠。
さあ、あとは無事東京へ向け帰還するのみ。
安全運転で行ってみよう。

5898th


12(木) 

〔多いわけ〕

▼天気はいいが、非常に寒い。
朝は凍結注意である。
雪が降らないだけましか。
この辺はちょうどそのボーダーラインのようで、もう少し北か西へ行けば途端に雪が降っていると言うそんな微妙な地域なのである。

帰り、高速道路を降りた交差点で玉突き事故に遭遇した。
見ると先頭の車両が反対を向いていることから、逆走してきたクルマが本線に入ってきたところで正面衝突したようだ。
このところ、逆走とかアクセルとブレーキの踏み間違いとかが実に多い。
決め付けてはいけないが、高齢者なのか、それとも何か神経を狂わせる得体の知れない力が働いているのか。
そう言えば今日は満月である。
関係ないと思うし、ましてやオレは狼男ではない。

5897th


11(水) 180 100

〔いよいよ寿命か〕

▼スマホの電池がいよいよダメになってきた。
尻を叩いても、やさしくなだめても効果はない。
当たり前だけど。
なにしろ急激な減り様なのだ。
今朝は危なく目覚めのアラームが鳴らないところだったよ。
奇跡的に直前に目が覚め、スマホを見たら電池切れになっていたと言う具合だ。
そもそも今のスマホは電池交換が出来ないモノがほとんどなのではないか。
電池がダメになったら買い換えろってことなのか。
ふざけるな、と優しく言いたい。
そこで、どこかにバッテリー交換してくれる店はないかと、この地域で探し出し聞いてみたら「iPhone 以外は1週間のお預かりになります」と言うではないか。
もう一度言うが、ふざけるな、と優しく言いたい。
やはりここでも iPhone 強しなのだ。
仕方ない、こうなったら電池交換は東京へ帰ってからだ。

5896th


10(火) 

〔その域を目指す〕

▼今日は一日天気が良かった。
明日からは一方的に寒くなるそうだ。

F氏は言う。
特に頭が寒いと。
それには理由がある。
髪の毛が寂しいからである。
そんなわけで、毛糸の帽子を買いに行ったらしいのだが、店の帽子コーナーに入るや否や一人笑いが止まらなかったのだと言う。
それはなぜか。
帽子を選んでいる客の4〜5人すべてがハゲ頭だったからだ。
つまり、求めることは皆同じと言うことだろうし、それよりも何よりもF氏は完全に自分の頭を棚に上げているのだった。
だがしかし、自分を客観視し笑ってのける人間は強い。
オレもその域に達したい。
毛髪は大事だけど。

5895th


 9(月) 腹筋ローラー SW

〔トナーにやられる〕

▼朝のうち雨が降っていたが午前中には止んだ。
しかし、少々風が強かった。

▼使っていたコピー機が突然止まったので確認したら「廃棄トナーボックスを交換して下さい」と表示が出ている。
トナーである。
あのサンタクロースの乗った赤鼻のトナカイのトナーではないし、ましてや、ポチッとなー、のトナーでないことは明白だ。
非常にくどい冗談で申し訳ない。
トナーとはコピー機の印刷用の粉であり、したがってなくなれば補充となる。
このオレも、トナーカートリッジを交換することは度々あるが、廃棄トナーボックスってやつの交換が必要だとは知らなかったな。
蓋を開けて、その廃棄トナーボックスなるものを確認、そして外してみた。
その時のことだ。
「あ〜〜〜」
この呻きから、ただ事でないことが分かるだろう。
そのボックスをうっかり傾けてしまい、そうしたらなんと、中からトナーが溢れ出てきちゃってぶちまけちゃいました。
ものの見事にオレの服もズボンも、真っ黒くろすけだ。
トナーの粉はなにしろ細かい。
したがって、少しでも動こうものならさらに被害が拡大するに違いないのだ。
オレは、大声でこう言った。
「そうじき〜!」
なんとか掃除機で吸って最悪の事態は免れたわけだが、まだ完全には取り切れていない様だ。
そんなわけだから、帰ってまず洗濯をしたのは言うまでもない。
昨日したばっかりなんだけどな。

5894th


 8(日) 180 100

〔補充する休日〕

▼「青春の門 第八部 風雲編」をあっと言う間に読み終えてしまったので本屋へ行った。
そこで次に読むべく文庫本を2冊買った。
そして、スーパー、薬局へと日用品の買い出し。
スーパーに行けばたいてい買うものは決まっている。
納豆、キュウリ、牛乳、これは鉄板である。
その他に、レトルトごはん、菓子(源氏パイ、パイの実)、ヨーグルト、冷凍食品などを補充する。
薬局では、ゴミ袋、アイボン、シャンプー、うがい薬、そして念のための栄養剤。
薬局内の放送で、風邪は薬だけでは治らないと言うのを聞き、乗せられて買ってしまったのだ。
あるだけでなんだか安心するからいいじゃないか。

クルマの移動中、少し揺れたような気がしたが、やはり地震だったようだ。
コンビニに寄って、約9千円の電気料金を納得いかないながらも仕方なく支払う。
電気がないとどうしようもないからな。
最後に愛車ライスシャワー号へ給油。
ハイオク138円。
東京よりも10円ほど高いのはなぜなんだ。
高いのは光熱費だけではないようだ。
そんな感じで貴重な休日は補充で終わった。

今日から大相撲初場所が始まった。
ほぼ安泰の初日でつまらなかった。

夜、暴風警報が出た。
明日の仕事に影響が出なければいいと思う。

5893th


 7(土) 

〔散々な話を聞く〕

▼休日出勤の今日も朝から寒い。
しかし、天気はすこぶる良く、だからなおさら寒いのか。

▼東京のM氏に電話するとなんだか元気がない。
正月早々から散々ですよ、と言うのだ。
わけを聞くと、まずは現在インフルエンザ中であると言う。
典型的な寝正月だったと言うわけだ。
さらにもっと悲惨なのは、その正月中にクルマを盗まれたのだと言う。
ハイエースなので、もっとも狙われやすいクルマのひとつだ。
今頃、海外で部品となっていることだろう。
少し前まではロシアが多かったが、このところはドバイ行きが流行っているらしい。
盗られる身になればどこへ持って行かれても一緒だが。
我が愛車の様な25年モノは、よもや盗まれることはないと思うが、ちょっとだけ気を付けようと思う。
気を付けようがないけど。

▼昨晩は寒くてうっかり布団に入ってしまったら意に反する時間に寝てしまい、目が覚めたら23時だった。
2度寝しようと再び布団に入ったがなかなか寝付けず、お陰で今日は眠くて仕方なかった。
そんな状態で夜、5人で居酒屋へ繰り出したが、やっぱりオレは眠くて1次会だけで帰ったのだった。
明日は貴重な日曜だが、死んだ様に眠ってやろうじゃないか。

5892th


 6(金) 

〔こっちが嬉しい〕

▼今日は今年一番ではないかと思うほどの寒さだった。
また6日しか経ってないけど。
週間天気予報を見ると、来週の中盤からさらに寒くなるようだが、明日は雪が降るかも知れないと言うではないか。
まだ心の準備ができていない。雪はもう少し待って欲しいなあ。

▼年始の挨拶に業者が来て越乃寒梅一升を3本持って来たが、「僕は下戸です」とも言えず、有り難く頂いた。
1本はF氏、1本はH氏、そしてもう1本は客先にあげた。
オレとは違ってたいそう喜んでいた。

そして午後、また別の業者が年始の挨拶に来た。
手土産を持って来てくれた。
どら焼きだった。
ジャンボどら焼き一箱だ。
オレは、ドラえもんか。
確かにオレは酒よりもむしろこっちが嬉しい。
しかし、多過ぎる。
来る人来る人にあげたのだった。

5891th


 5(木) 腹筋ローラー SW

〔身に染みる寒さ〕

▼なんだか福島に戻って来たら急激に寒くなった様な気がする。
昨日の夜なんかは、いつまで経っても部屋が暖まらず、湯船から出るのがイヤになったほどだし、首にはタオルを欠かせない。
根本的に寒いんだよ、このマンションは。
台所なんか、矩体のコンクリートに塗装をしただけだから、断熱材なんか入っていないのだろう。
しかも、出入口のドアを開けたらいきなり室内なので、ここからのすきま風も相当なものであると考えられる。
そう言った点から見て、ずっと住むような建物じゃないな、これは。
下の階に住むF氏も、さすがにこれはたまらんと言って、仕事の帰りにホームセンターに寄り電気ストーブを買ったのだった。
オレはもう少し辛抱しよう。
電気代が大変だぞ、電気ストーブなんか使ったら。

▼ケンミンSHOWで生味噌おにぎりの話題。
そう言えば昔良く食ったなあ。
おふくろが作るおにぎりの定番がこれだったと思う。
それにしても、関西では食べないとは意外だった。
ニッポンはやっぱり広くて面白い。

5890th


 4(水) 

〔仕事始めは福島へ〕

▼仕事始めである。
六本木本社へ向かう。
高速道路の渋滞はまったくなし。
ものの40分で到着。
マイカーのライスシャワー号で来たので会社には停められず、近くのコインパーキングへ。
8月以来の本社である。
正月はオレの様な出張組も一同に会するため、フロアーが非常に狭く感じる。
8時から恒例である社長の年始挨拶。
それが終わると部署毎の写真撮影だ。
終わってしばし皆と歓談し、初詣組は明治神宮へと向かった。
オレは福島へと向かう。
クルマの移動が本格的になるのは明日からなのだろう。高速道路は気持ち悪いくらいに空いている。
ノンストップで2時間弱でいわきに到着した。
さっそく、スーパーに寄り買い出し。
またいつもの日常に戻ったと実感する。
宿舎のマンションに帰ると、部屋は完全に冷え切っている。
やはり東京に比べれば数段寒い。
F氏はまだ戻っていないようだ。
すぐに洗濯開始。
明るいうちに済ませないと、外の洗濯は寒いのである。
終了のブザーが鳴り、洗濯機の蓋を開けると驚いたことに、洗濯物が名刺まみれで凄いことになっているではないか。
どうやら名刺入れがポケットに入ったままだったらしい。
こうして、年明けの出張生活は小失敗から始まったのだった。

5889th


 3(火) 175 100

〔休日の終わり〕

▼正月休みも今日で終わりだ。
まったり過ごそうと箱根駅伝を見ていたが途中で出掛けた。
大衆食堂で昼食。
皆、お節に飽きたのだろうか、意外と客が多い。
質素に納豆、カレイの煮付け、里芋の煮物、豚汁で済ます。
その後、近所にあるアウトレット グランベリーモールがあと1ヶ月とちょっとで閉店なので行ってみた。
大渋滞だった。
みな考えることは一緒なのだ。
もしかしたらもう来られないかもと思ったが、さくっと諦めた。
元々この辺に住もうと思ったきっかけの一つが、このグランベリーモールだったので、長期閉店は実に残念だが、致し方あるまい。
新規オープンが何年後になるのかは良く知らないが、果たしてそれまでここに住んでいるのだろうか。
そんな寂しい話をしている場合ではない。
明日からまた福島の出張先へ愛車ライスシャワー号と共に戻るのだ。
そろそろスイッチを切り換えねばなるまい。
オレのスイッチ、錆び付いてるかも知れないけど。
ともあれ、まずは体調万全で休日を終えられたことは喜びに堪えない。

5888th


 2(月) 

〔初戦は川崎競馬〕

▼年末年始と暖かい日が続く。
そして今日は、川崎競馬場へ行ったのだった。
この競馬場は初見参である。
現地に着くと駐車場へ入るクルマで思いのほか混んでいる。
正月早々どんだけ競馬好きが多いんだよ、と感心しながら入場。
眼前に芝生が広がり、人はそこで寝転んだり、シートを広げてその上で車座になったりしている。この場所から直接レースが見られるし、オーロラビジョンを見たりできるのだ。
家族連れも多く、どさんこ馬の馬車なんかのんびり走ってたりなんかして、なかなかアットホームな雰囲気を醸し出しているのである。
肝心の馬券の方はと言うと、ことごとく外れ続けている。
そしてメインの予想に差し掛かろうとしたとき、ある重大な事実に気が付いたのだ。
どうして今まで気が付かなかったのだろう。
それはこう言うことである。
新聞の馬柱の前走前々走を逆に見ていました。
つまり、古い成績を新しい成績と思って予想していたのである。
現地で買った競馬新聞の馬柱は横書きであり、普段スポーツ新聞の縦書きを見ているオレに取っては非常に不慣れな馬柱であった。
そうは言っても、まさか前走前々走を逆に見て予想するやつがあるか。
きっと、馬券が当たらないのはこのせいなのだ。
オレは慌ててメインの予想をやり直した。
これなら当たるに違いないとオレは自信を持ってマークシートを記入し、馬券を購入した。
かすりもしない。
とどのつまり、競馬場と言うところは冷静さを失うほどテンションが上がって楽しいものなのだ。
そう自分に言い聞かせ、今年の初戦をこてんぱんで終えた。

5887th


 1(日) 175 100

〔正月を感じる〕

▼大晦日の昨晩は格闘技番組「RIZIN」を観戦し、ミルコ・クロコップの優勝を見届けたあと、「ゆく年くる年」で除夜の鐘を聞いてから、裏録画しておいた内山高志のボクシング世界戦を見たのだった。
残念ながら判定負けとなり王座復帰とはならなかったが、全盛期ならばきっと倒せた相手だったろう。しかし、負けは負けだ。
そんな夜更かしのあと、起きたらしっかり10時を過ぎていた。

▼近所のイトーヨーカドーでぼんやりとお茶を飲んでいたら、なんとなく何かが物足りないと感じていたそんな矢先、こんな曲が流れてきた。
♪つん〜つくつくつくつ〜ん♪
「春の海」である。
ああ、なんて正月っぽいんだ。
やっぱり正月は、春の海に限るな。
聴くと必ず、小松政夫と伊東四郎が頭に浮かんでくるけれど。
悲しいほど古い。

と言うわけで、
新年明けましておめでとう御座います。
今年も、これでもかとまるで嫌がらせの様にどうでもいい個人的な話題を発信していく所存でありますので、どうか引き続き宜しくお願い致します。

5886th




byクムラ〜




昨日 今日


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