◆腕立て日記◆

千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を錬とする。

体力維持か、単なる意地か、長年続けている腕立て伏せ。
ややもすると怠け気味になってくる今日この頃。
自分自身への叱咤も含め、ここに記す。

|めっせ〜じ| 

/30:かすかな取り柄 /29:恐いのは自動運転なのか /28:夜中のダメな電話 /27:ニコチンではないのか /26:大量の荷物持参である /25:日本格闘技界の実状 /24:ささやかな台無し /23:寂しげな愛車 /22:就寝スタイル /21:面倒な方が好きである /20:こんな食生活 /19:愛車、そしてイデと共に /18:そうは言っても必要である /17:冬支度 /16:ベランダの訪問者 /15:誇らしく思う /14:もう一枚下さい /13:これでも十分満足 /12:慌てたがセーフ /11:塩屋埼灯台へ /10:試しに左へ行ってみる /9:真っ二つである /8:配達の方法 /7:見える管理人室 /6:火曜日だと言うのに /5:どこからともなく聞こえる /4:ずいぶん馴染んだ /3:行って欲しい /2:初めての地で着任祝いをする /1:ついに合流/

<2016年 9月>

     ◆腕立伏◆スクワ◆背筋◆腹筋

30(金) 165 100

〔かすかな取り柄〕

▼久しぶりの日差しにサンバイザーを下げる。
これが続けば良いと願う。

▼SYのダメ振りは相変わらずだが、今日から弁当係をさせることにした。
弁当係と言ってもたいしたことではない。
昼の弁当が必要な人数を聞き取って金を徴収し、9時までに弁当屋に電話して注文するだけだ。
聞くとSYが自分のサイフを忘れたと言う。まったく忘れっぽい奴だ、と呆れながらSYの分も弁当代を出してやった。

昼近くになり、SYに確認した。
ハキハキと集計した弁当の数を言うし、金は集金したのかと聞くと、はい!いくらいくらでした、と元気良く答える。
念のためだが、オレは聞いた。
「それじゃ弁当屋に注文したわけだな」
「あっ、、、」
言葉に詰まるSY。
つまり、みんなから金をもらっといて弁当は注文していないのである。
オレは呆れて「みんなに謝ってこいっ!」と叱りとばした。
お陰でF氏に片道30分あるコンビニまでみんなの弁当を買いに行ってもらうはめになったのだった。

それでもかすかな取り柄はある。
帰りの挨拶がちょっとどうかと思うほど異様に元気が良いのだ。
「今日も一日、ごくろーさまでしたっ!」とまるで軍隊の様な気合いだ。
だがしかし、ふと見ると、ズボンのチャックが全開ってことはないじゃないか。
その気合いにまったく説得力がないのだった。

5793th


29(木) 腹筋ローラー SW

〔恐いのは自動運転なのか〕

▼また雨だ。
こうなったらもはや諦めの境地だ。
さらにまた日本列島に上陸しそうな台風が発生している模様だ。
来週も荒れそうである。

▼「自動運転って恐いよねえ」
F氏が珍しくまっとうなことを言っている。
オレもかねてから自動運転については危うさを感じているからだ。
だがしかし、次の瞬間それは大きな勘違いであったことにオレは気付いた。
F氏は真面目な顔でこう言うのだ。
「透明人間なんか歩いていたら気付かずにひいちゃうってことだよね」
確かに透明人間は透明なだけに非常に視認が難しいだろう、だがしかし、それが例え自動運転ではなく人間が運転したとしても、きっとひいちゃうよ、そりゃ。
F氏相手ではそんな説明も億劫でする気が起きないのだった。

5792th


28(水) 160 100

〔夜中のダメな電話〕

▼携帯を忘れたのはこの布石だったのか。
それは月曜から来ている派遣のSYである。
昨日の夜中のことであった。
さあそろそろ寝ようかと布団に入りかけた23時半頃、突然電話が鳴った。
見ると、SYを派遣してきた会社の担当からだ。
その瞬間オレは、SYが何かやらかしたのだと悟った。
じゃなきゃこんな時間に電話してくるはずがない。
出ると、まずは担当者が平謝りだ。
どうしたのか聞くと、SYから物損事故を起こしたと連絡があったのだと言う。
しかし、それ以降詳しい話を聞くことができないと言う。
SYは携帯を持っていないからだ。
SYが来た日、オレはオレの電話番号を教えようとSYの番号を聞きつつそれを携帯に打ち込み、そのままSYに電話を掛けた。
しかし、SYから何の着信音も鳴らない。聞くと、乗ってきた派遣担当者のクルマに置き忘れてきたと言う。
即、ここに送ってもらうよう電話しました、と言うが、だからここは配達不可地域なんだよ。
そんなことがあった明くる日の夜中のイヤな電話だ。
なにしろSYに連絡が取れないので、取りあえず明日の朝、その派遣担当にSYの宿泊先へ行ってもらうことにした。
とにかく物損事故だとすれば、いったい何を壊したのか気になってなかなか眠れなかった。
そして今日の朝、出掛ける前のバタバタと忙しいときに、SYから電話が掛かってきた。
問い詰めると、夜遅くにただでさえ慣れない運転でドライブに出掛け、立ち寄ったコンビニから出るときに縁石に衝突し、しばらく走ったのちタイヤのパンクに気付いたのだと言うが、そりゃ物損じゃなく、自損だろ。
そもそも気付くのが遅すぎるじゃないか。
さらに聞くと、電話がないので近くの家で電話を借りて110番したらしいが、そもそもパンクごときで110番はないじゃないか。
それでも警察は来てくれてレッカーを呼んでもらい修理工場へと運んでもらったのだと言う。
なにしろ人身や物損でなかったことに少々ホッとしたが、仕事場へ派遣担当者と共に神妙な顔で出て来たSYにオレは首を宣告した。
しかしSYは泣きそうな顔で「心を入れ替えて頑張ります」と言う。
取りあえず掃除でもしてろ、と掃除をさせていたら突然外からもの凄い音がした。
SYが階段を掃除中に転げ落ちたのである。
幸い、怪我はなかったが、こんなんでほんとにやっていけるのか。
このままではまた何かやらかしそうな気がする。
思案のしどころである。

▼北海道日本ハムの優勝を見届けられたことにささやかな喜びを感じたのだった。

5791th


27(火) 腹筋ローラー SW

〔ニコチンではないのか〕

▼今、愛煙家の間で流行っているのが、アイコス(加熱式タバコ)である。
廻りのかなりの人がこれを持っているのだが、なにしろ品薄らしく、なかなか手に入らないのだそうだ。
そもそもこれはどんなモノかと言えば、タバコを電気で温め加熱し蒸気を発生させ、それを吸うことで、他人を不快にさせる臭いや煙が出ないと言う代物らしい。
しかしながら、助手席でそれを使ってタバコを吸っているF氏の口からは煙らしきものが出ているではないか。
聞けば、それは煙ではなく蒸気だと言うが、なんだかニコチンの臭いもするぞ。
そんなわけはないと言うものの、吸わない人間にはかすかなニコチンの臭いでさえも分かるのである。
だから愛車ライスシャワー号の中では、それが例えアイコスであろうとも絶対に吸わせるもんか。

▼サラダと言うには少々おこがましいがキュウリを2本食べつつ、マジック1の日ハム戦を観戦した。
結局ソフトバンクも勝って、今日の日ハムは優勝とはならなかった。

5790th


26(月) 160 100

〔大量の荷物持参である〕

▼派遣会社から上司の車に乗ってSY君がやって来た。
今日からこの仕事場に着任のまだ右も左も分からない33歳である。
3歳ではない、33歳だ。
それにしてももの凄い荷物である。
ただの出張とは思えないほどの荷物の量だ。
オレは呆れて「おいおい、財産一式持って来たみたいだな」と言うと、SYはこう言った。
「はい、そうです、全部です」
全部かよーっ!
と言うことは、仙台にある社員寮の部屋はもぬけのからってことなのか。
聞くと、すでにそこは自分の部屋ではないとのこと。
と言うことは、今日から入る旅館がSYの自宅と言うことになるのだ。
「おまえはジプシーか」
「まさにそんなところですね」と冷静に言われてしまった。

まずはSYが使うレンタカーを借りに行った。
レンタカー屋からの帰り道はオレの後をSYがレンタカーで付いて来たが、驚いたことにそのスピードたるや、遅いのなんのって。
オレがいくらスピードを落としても、車間は開く一方なのだ。
バックミラーで、遠くに見えるSYのクルマを確認すると、ダンプに煽られてるではないか。
到着し「おまえ、ちょっと遅すぎるぞ」と言ったら「もういっぱいいっぱいでした」と言う始末だ。
「そんなんじゃ、いつまで経っても彼女なんかできないぞ」と意味不明のことを言ってしまうと、SYは神妙な顔をしていたので、「ま、安全運転が一番だからな」と慰めた。
果たしてこれからうまくやっていけるのだろうか。
一抹の不安を感じずにはいられないのだった。

5789th


25(日) 腹筋ローラー SW

〔日本格闘技界の実状〕

▼久しぶりに太陽の光が眩しい日曜の朝。
仕事場に向かう高速道路はまったくもってクルマが少なく、降りるまでの間、前後にほとんどクルマを見ることがなかった。
常磐自動車道も放射線量電光掲示板のあるこの辺まで来ると行楽で走るクルマは少ないのかも知れない。

▼しっかり仕事をして帰る。
そしてすぐさまテレビを点ける。
格闘技RIZINを見るのだ。
だがしかし、はっきり言ってみな、無理やりな話題作りカードであることは否めない。
ミルコ・クロコップ、アンディ・サワー、所英男、ヴァンダレイ・シウバと、かつてPRIDEやK−1で活躍した過去の選手満載なのだ。
所なんか、未だに闘うフリーターだもんな。
最も凡戦だったのは、元大関 把瑠都vs藤田だ。
把瑠都には向いてないよ、この格闘技。
なにしろ優しすぎるのである。
メインは山本美憂vsRENA。
かつて女子レスリングで一世を風靡したにせよ、今頃、山本美憂ってこともないじゃないか。
こんな過去の選手に頼らなくてはならない日本格闘技界の実状を思い知らされたわけだが、けっこう楽しむことができた。

▼大相撲秋場所は昨日優勝を決めた豪栄道が全勝で千秋楽を終えた。
問題は来場所だ。
白鵬がいての優勝が本当の優勝だと思うのである。

5788th


24(土) 155 100

〔ささやかな台無し〕

▼朝、小雨が降っていたがその後晴れて気温も上がり暖かい気分になったものの、今日と明日は休日出勤で気分は寒い。
週間天気予報を見ると、来週の木曜からまた雨マークが付いているものの、毎日コロコロ変わる予報だけにまったく当てにならない。
ここは取りあえず、目の前のことをひとつひとつこなすだけだ。

▼現在、大相撲秋場所絶賛開催中である。
仕事から帰ってからNHKのニュースで相撲の結果を見るのが日々のささやかな楽しみとなっている。
今場所は豪栄道が大活躍している。ただ一人全勝街道をまっしぐらなのだ。
今日にも優勝が決まるかと言う勢いなのである。
それを楽しみに帰りを急ぐ。
いつもの様に助手席のF氏と共にだ。
コンビニに寄り、マンションまでもうすぐと言うところでF氏の携帯からピンポーンと通知音が鳴った。
「なんだよ鬱陶しいなあ、最近どう言う分けかつまんないニュースがたくさん来るんだよね」と言いながら携帯を見るF氏。そして大きな声でこう言ったのだ。
「豪栄道全勝で優勝って、なんだよこれ?」
とても興味がないのは分かるが、言っちまいやがった。
本人にまったく悪気はないと言うものの、オレのささやかな楽しみが台無しと言うしかないだろう。
そんなわけで、豪栄道が見事、千秋楽を待たずして全勝で優勝を決めたのだった。

5787th


23(金) 腹筋ローラー SW

〔寂しげな愛車〕

▼今日も朝から雨だ。ほんとに呆れるほど良く降る。
しかもこの期に及んで台風17号が発生したと言うではないか。
現地の人は、晴れ祭りをしなくちゃな、と言うが、果たしてそれがどんなものなのか、雨乞いほど効果のあるものなのか分からない。
どっちにしろ、そんなものは当てに出来ない。
今週は土日共仕事決定なので、せっかく持って来た愛車を発進させることができない。
F氏のアウディと社有車のバンの間で雨に濡れっぱなしのライスシャワー号が何だか寂しげである。
F氏は、会津祭りに行きたかったと言っているが、わざわざ混んでいる時に行くこともないでしょ、となだめた。

▼なにしろ、こう雨が多いと洗濯も気が進まない。
まずもってなかなか乾かないのである。
乾くまで3日は掛かるだろう。
なんとも悠長な話だ。

▼ノコギリクワガタのイデは相変わらず元気で、それはその食欲からも伺える。
なにしろ4日前に替えたゼリーがもうほとんどなくなっている状態なのだ。
この食欲はなんなのか。
もしかしたら寒さに備えているのか、まさか冬眠しようとしてるんじゃないだろうな。

5786th


22(木) 150 100

〔就寝スタイル〕

▼また雨が降り出した。
どうなってんだよ、今年の9月は。
こんな状況で今日は休日出勤である。
これはもうまさに「9月の雨は切なくて by太田裕美」だよ。
悲しいほど古い。

▼現在、オレの就寝スタイルはちょっとどうかと思うようなことになっている。
こっちへ来る際、少しでも荷物を少なくと思い、敷き布団は持って来なかったのだ。
じゃあどうしたのかと言えば、昼寝用のごろ寝マットと言うのを持って来たのだ。
薄いのでなんだか身体が痛いし、幅が狭いのでちょっと手を広げるとフローリングが手に冷たい。さらに寝返りなんかうつとたったの1回転で身体は場外だ。
レスリングなら減点ものだし、相撲であれば黒星である。
寝袋よりかは良いと思うものの、こんな状態でいったいいつまでもつのだろう。
そのうち慣れるさ、ああ、慣れてやるとも。

5785th


21(水) 

〔面倒な方が好きである〕

▼ようやく晴れてホッとする朝。
F氏と喜びを分かち合う。

▼会社から支給されている iPad が新しくなり、これまで使っていたせっかくのスリムなiPadが台無しなほどワイルドなカバーが使えるのか心配だったが、ほぼサイズは一緒だったので無事収納することができた。しかしながら、指紋認証でロック解除できる様になったものの、カバーを付けたらその意味をなさなかった。
新 iPad への環境移行は実に簡単だった。
データは iCloud へいったん保存し、新 iPad に戻すと言う形なのだが、iCloud の容量が標準で5GB しかなく、果たしてこれで足りるのか心配だったが、iPad 本体にほとんどデータを入れていなかったのでまったく問題なくあっさりと終わった。
この簡単さなんだろうな、iPhone の良さは。
オレはあれこれカスタマイズできる面倒な android の方が好きだけど。

▼そうこうしているうちに競馬の方は秋シーズンへと突入し、いよいよ来月よりG1が始まる。そんなわけなのでこの時期恒例となった当方主催の競馬予想大会サイト(http://www.kumular.com/keibafan/keibafan)の準備作業を行なった。
なにしろ下半期のG1が始まり必死にレースを追い掛けていると、あっと言う間に有馬記念だ。
だから「ああ、今年ももうすぐ終わりだなあ」とこの時期になるとつくづく思うのだ。
なんとも身が引き締まる思いである。
もっと他のことで身を引き締めるべきだとオレは思う。

5784th


20(火) 150 100

〔こんな食生活〕

▼昨日からの雨は今日も降り止まない。
まったく呆れるほどよく降る。
各地で台風の被害が出ている模様。
もう毎週のことの様になっている。
そんなこともあってか、このところ急に寒くなった感がある。
フローリングが冷たく感じるのだ。
今まで気付かなかったが、こりゃスリッパがいるな。
帰りの車中で何を思ったか急に納豆が食べたくなったので、レトルトご飯と納豆、そしてサラダ替わりのキュウリを買って帰った。
納豆だけでなんだか元気になった様な気がするから不思議だ。
それと忘れてはならないのは、腕立ての合間に飲む牛乳であり、貴重なエネルギー源となっている。
なんて質素なんだ、オレの食生活は。

5783th


19(月) 

〔愛車、そしてイデと共に〕

▼本日、出張先の福島県いわき市へ戻る。
愛車ライスシャワー号(スカイラインHCR32)と共にだ。
助手席にはあの、出光のスタンドで拾ったノコギリクワガタのイデが乗っている。
もう9月も終わりに近いと言うのに、呆れるほど元気いっぱいだ。
クルマの振動でストレスになるのではないかと心配したが、果たして虫にストレスなんかあるのか。
そう思いつつも、雨の中それほどの渋滞もなく無事、いわきのマンションに到着。
さっそくイデを確認。
相変わらず、元気いっぱいに威嚇している。
すっかり曇ってしまっている飼育容器を丸洗いし、中の敷き砂、葉っぱも入れ替えた。
驚くくらいに透明感が蘇った。
イデはさぞかし落ち着かないことだろう。
オレはふと思う。なんとか、この出張が終わるまで生きてくれないかと。
だがそれは無理だろう。
この種類のクワガタはカブト虫と同じく一年ものなのだ。
一日でも長く、せめて今あるエサがなくなるまで頑張って欲しい。

▼さあ、明日から本格的に忙しくなる予定だ。
しかしながら天候が極めて悪い。
台風も近付いている。
毎度のことながら、何事もなく過ぎ去って欲しいと願う。

5782th


18(日) 

〔そうは言っても必要である〕

▼愛車ライスシャワー号には雨つぶが水玉になって光り輝いていた。
やっぱり雨が降っていたようだ。
オートバックスへ向かったのだった。
目的は昨日壊れていたことに気付いたレーダー探知機の調達だ。
同じメーカーのモノにしようと思う。なぜなら、取り付けステーをがっちり固定してしまったからで、そう簡単に外すわけにはいかないからだ。
そもそもなぜレーダー探知機に固執するのか。
安全運転に徹すれば必要のないモノなのではないか。
そんなこと言ったって、ダメなのである。
ないと落ち着かない、そんな体質になってしまっているのである。
それにしても、今のレーダー探知機はなおいっそう便利になっている。
データの更新は Wi-Fi でスマホからできるときている。
わざわざパソコンからダウンロードしなくても良いのだ。
価格もそれなりに上がってはきているけれども。
購入した機種は、セルスターの AR-353GA。
これで明日は安心して愛車ライスシャワー号を福島まで疾走させることができる。
基本はあくまでも安全運転だ。

▼「こちら葛飾区亀有公園前派出所」がコミックス200巻40周年を持って終了した。
まさに漫画界の金字塔である。
オレの記憶に寄れば、連載開始当初、作者である秋本治氏の名前は、「山止たつひこ」だったはずだ。
それ以前から連載されていた人気漫画に「がきデカ」があり、その作者が「山上たつひこ」で、やけに似通った名前の漫画家が出て来たもんだな、と思っていた記憶がある。
ともあれ、最終話を見なければなるまい。
コンビニにジャンプはすでになかったが、辛うじてコミックスは1冊だけあった。
どうせ同じだろうと思ったが、どうやらジャンプとコミックスはオチが違うと言うではないか。
こうなったら何とかしてジャンプを手に入れ、読まねばなるまい。
両方買ってもらうイヤらしい商法だと作者が堂々と言っているけれども。

5781th


17(土) 

〔冬支度〕

▼3連休を利用して東京へ一時帰還することにした。
来週から本格的に忙しくなりそうなので、これを逃すとしばらく帰れないと思ったからだ。
なにしろすでに夏は過ぎており、となればこれから来る冬の支度をしなくてはならない。いつまでもTシャツと言うわけにはいかないのである。
それともうひとつの目的は、我が愛車ライスシャワー号を出張先へ連れて行くことである。
クルマと言うモノは、乗らないとどんどんダメになるモノだからな。
朝、いわき駅までF氏のアウディで送ってもらい、特急ひたちで東京へ向かった。
案外時間が掛かり、自宅まで4時間ほど掛かった。
これだとあまりクルマと変わらないのではないか。
この辺が、特急と超特急の違いである。
すぐにライスシャワー号に跨った。
馬じゃないけど。
いつもと変わらないエンジンの咆哮に安心する。
ただ、レーダー探知機がダメになっていた。
まだ2年しか経ってないってのに。
すっかり汚れたライスをさっそく洗車しさっぱりした。
明日から雨である。

5780th


16(金) 腹筋ローラー SW

〔ベランダの訪問者〕

▼夜半、ときおりベランダで物音がする。
カーテンを開けるが暗くてよく見えない。
そしてまた、ガサゴソと言う物音がした。
カーテンを開け、さらにサッシ戸を開けてみるが、やっぱり何も見当たらない。
そんなことがままある。
そのことをF氏に話すと、こんなことを言い出した。
「きっとあれですよ、う〜ん、なんだっけなあ、、、」としばし考え、あっ、と言って出た答えはこれだった。
「レッサーパンダですよ」
F氏はペットで飼われていたレッサーパンダが野生化したに違いないと言うのだ。
確かにそんな話は聞いたことはあるが、それにしたってレッサーパンダが、いの一番に出ることはないじゃないか。

朝、聞いたこともない声で目が覚めた。
きっとこいつに違いない。
いまだ姿は見えないけど。

5779th


15(木) 150 100

〔誇らしく思う〕

▼朝、外に出ると小雨が降っていた。また雨かよ、と小言を呟いたがそれ以降は晴れ。しかもなかなか暑くなった。
このまま晴れが続いて欲しいと思うが、台風が日本列島に近付いている。
このペースで行くと来週の木曜あたりこの辺を通るものと思われるが早く消えてなくなれと願うしかない。
それにしても、夜はめっきり涼しくなった。
うっかり冷房を入れたらブルブルするかも知れない。

▼テレビを見ていたら、思わず興味をそそる話題が放送されていた。
今アメリカで日本の軽トラがバカ売れしていると言うのだ。
しかも、25年以上落ちのガラクタ同然の軽トラだ。
どうやらアメリカでは初年度登録から25年経過したクルマは輸入可能になると言うのだが、だからってなぜ軽トラなのか。
それはアメリカにはけっしてないその小さく可愛らしいスタイリングと、どこでも入っていける小回りの良さだ。その注目度はフェラーリやランボルギーニ以上だと言い、町を走っていると軽トラ見たさに自然と人が集まって来ると言うではないか。

そして日本でも今、非常に高騰しているバイクがあると言う。
今から30年以上前に発売されたホンダCBX400である。
このバイク、マグロバイクと呼ばれており、つまりどの部分も捨てるところのないバイクと言う意味で。その価格たるや300万以上するものもあると言い、盗難被害も非常に多いらしく、そのため盗難保険の加入を拒否されると言うではないか。
こんなバイク、おちおち乗ってられないじゃないか。
ともあれ、古くても良いモノは良いのだ。
聞け、我がライスシャワー号よ。
なにしろこんな素晴らしいものを作る日本人を同じ日本人として誇らしげに思うのだ。
オレとは直接関係ないけど。

5778th


14(水) 腹筋ローラー SW

〔もう一枚下さい〕

▼スーパーで品物を抱えながらウロウロしているのはF氏だ。
レジの外であることから精算は済ませたようだが、どうやら袋がないらしい。
「袋をください」と言わなければくれないシステムを知らなかった様だ。
この地域は基本、袋なしなのだ。
それにしてもF氏は剥き出しのままの品物をどうするつもりなのだろう。
見ていてあまりにも不憫だったので、ちょうど精算中だったオレは、もう一枚袋をもらったのだった。
店員のおばちゃんはオレの先の視線を見て、くすっと笑ってしまいました。
オレは苦笑いを返すしかありませんでした。

5777th


13(火) 145 100

〔これでも十分満足〕

▼朝から終日まとまった雨。
考えてみればここ福島に来てからと言うものほんとに雨が多い。
それもこれも台風のせいに他ならないだろう。
そんなに気合いを入れて渦巻きながら来なくてもいいのに。

▼さっそく派遣会社が連れて来た人間の面接を行った。
一見見た感じは、オタク系かなと感じたが、聞くと鉄道に関して非常に興味があると言うことで、かいつまんで言えばオタクである。
鉄道オタク、つまり鉄ちゃんと言うことか。
この仕事とはまったく関連性はなく、つまり未経験者なのでどうかなと思ったが、やる気は薄々感じられたので、採用することにした。
さて、どうなることやら。

▼今日の晩飯は、ご当地三昧だ。
東北限定どん兵衛、そして山形産キュウリ、さらにこないだの日曜に立ち寄り買った、かまぼこ数種だ。
それにしても、キュウリがやけに旨い。
オレはキュウリを丸ごとマヨネーズを付けて食べるのが大好きなのだが、この山形産のキュウリのさくさく感はなんだ。これじゃ何本もいけちゃうじゃないか。
非常に安上がりな満足感である。

5776th


12(月) 腹筋ローラー SW

〔慌てたがセーフ〕

▼来週からここへ来る予定になっているWに電話。
ほんとに大丈夫かと言う念押しである。
いまさらダメだと言われても困るわけだが。
聞くと本人は問題ないと言うことだったので、さっそく不動産屋に連絡し、マンション契約の予約をした。Wが使用するレンタカーの手配も万全である。
その直後のことである。
本社から連絡が入り、Wは他の仕事に就かねばならなくなったと言うではないか。
「そっちは大丈夫ですか?」と言われても、大丈夫じゃないがダメとも言えない複雑な立場なんだよ、オレは。
オレは慌てて、さっき予約したばかりの不動産屋、そしてレンタカーのキャンセルの連絡を入れた。
これがもし明日だったら、キャンセルは無理だったかも知れない。
そう言った意味ではぎりぎりセーフと言えるのかも知れないが、本当の問題はそっちではない。スタッフを何とかしなければならないのだ。
こうなったら会社はあてにできない。自力で捜すしかないだろう。
取りあえず知っている派遣会社を手当たり次第だ。
いったいいつまで人手不足は続くのだろう。
ある意味、バブルの様相を呈している。

5775th


11(日) 145 100

〔塩屋埼灯台へ〕

▼予想外のよい天気だったので出掛けた。
塩屋埼灯台へ向かったのだった。ここから40分ほどだ。
近付くと間もなく道路は砂利道となる。この辺はまだ震災復興の工事中なのだ。
駐車場には美空ひばりの碑があり、スピーカーから歌が流れている。
この地を題材にした歌らしいが初めて聴いた。
5分ほど階段を登り灯台へ。寄付200円とあるが、受付があるんだから払わないわけにはいかないだろう。
入ってすぐ、小さな資料館がある。少し覗き、そして灯台へと入る。
城で言うところの天守閣まで階段で130段ほど。
5分ほどで上がりきってしまうが、F氏は肩で息をしている。
貸し切り状態の”天守”から眺める海は格別だった。
顔に吹き付ける風が気持ち良い。
5年後ここに来たらさらに工事は進み、またすっかり変わっているのだろう。

帰りに立ち寄った食事処で贅沢にウニ丼を食べた。
生ものがダメなF氏は天丼、そしてビールを旨そうに呑んでいる。
ひとしきり汗を掻いたからな。
こうしてまた少しずつ、いわきを満喫している。

▼凱旋門賞の前哨戦ニエル賞にニッポンのマカヒキが出走。
グリーンチャンネルが無料放送されていてラッキーだ。
たった5頭の出走だったが、マカヒキは直線の追い比べで実に力強い走りで抜けだし優勝。
本番に向け視界良好だ。
鞍乗のルメールが、たどたどしい日本語とは違い、実に流暢なフランス語でインタビューを受けていたのが印象的だった。
当たり前だけど。

5774th


10(土) 腹筋ローラー SW

〔試しに左へ行ってみる〕

▼このマンションからメインの通りへ出るにはいつも右側の道へ行き田んぼの脇を通るのだが、反対側の道を行ったらどこに出るのだろう、と歩いてみた。
クルマ一台がやっとの山道である。
この鬱蒼とした林の中から何が出て来てもおかしくない。そんな雰囲気だ。
ミンミン鳴くセミの声を聞きながら歩いて行くと、まもなく馬頭観世音の碑が現れた。
それを右手に見送りながらさらに歩いて行く。
すると、なんてことだ、あっと言う間にいつものメイン道路に出たではないか。
つまり、この道路はショートカットなのである。
これはなかなか有効な発見と言えよう。
だがしかし、対向車が来たらアウトだな。
ともあれ、こうして少しずつオレのこの地の土地勘は培われていくのだ。

5773th


 9(金) 140 100

〔真っ二つである〕

▼F氏が「この辺に銀行はないかな?」と言う。
「人が住んでないのにあるわけないじゃん」と言うと、「あ、そっか」と納得した風だ。
どうかしたのかと聞いてみると、キャッシュカードがダメになってしまったのだと言う。
サイフと一緒にズボンの後ろポケットに入れていたらしいが、2種類のカードが割れてしまい、1枚は3回目のトライでなんとか使えたものの、メインの方は真っ二つだと言う。
現在住処になっている駅周辺にならあるだろうとインターネットで調べてみたら、これが意外とない。一番近い支店は仙台である。
しかも仮に仙台まで行って再発行の手続きをしても、送り先は東京の自宅なのではないか。
なにしろ、お金が降ろせないと嘆いているF氏。
オレはこうアドバイスした。
「セロテープでくっつければ?」
上手くいったらおなぐさみだし、下手をしたら、警備員が飛んでくるだろう。
それはF氏の運に掛かっているし、オレはその運に掛ける。
持ち金がなくなると言うことは、他人事じゃなくなると言うことだからだ。

5772th


 8(木) 腹筋ローラー SW

〔配達の方法〕

▼今回の台風はあっけなく温帯低気圧となってくれたが、天気はすこぶる悪い。
一日そんな風だった。

▼仕事場のある大熊町は基本的に不便である。
辺りにコンビニはないし、ガソリンスタンドもない。
中でも困るのは、この地域は郵便も宅急便も配達されないと言うことだ。
会社からどうしても送ってもらわないとならないものがあり、考えた挙げ句、宿舎近くのいわきの運送会社留めで送ってもらうことにした。
これは妙案と言えよう。
これからこんな風にして送ってもらえばいいのだ。
ところが運送会社に聞くと、閉店18時と言うではないか。
と言うことは、仕事場を17時に出てギリギリだ。
取りあえず今日のところはなんとか5分前に荷物を受け取ることができたが、こんな余裕のないことしょっちゅうやってられるわけないじゃないか。
誰か特別に配達してくれないものか。割高でも良いから。

▼先日、スーパーで買った寿司をドレッシングで食べたことはお伝えした通りだが、今日はしっかりスーパーで醤油を購入し、今晩は寿司とした。
2度と同じ過ちを犯さないのがオレの人生の鉄則なのだ。
やっぱり、寿司には醤油が最高だ。
つくづく日本に生まれて良かったと実感するのである。
良く見たら、醤油入ってたけど。

5771th


 7(水) 140 100

〔見える管理人室〕

▼昨日の今日だったが自分自身を叩き起こし、何とか定刻通りに起床。
しかしながら、待ち合わせの時間が来てもF氏は電話にも出ないため、置いてけぼりにして仕事場へ行ったのだった。
2時間後、F氏は頭を掻きながら出社。
昼寝どき、F氏のイビキが凄くてなかなか寝られなかった。

▼マンションの敷地入口付近に、明らかに無人の管理人室がある。
窓にはカーテンもブラインドもないので中が丸見えなのだ。
その窓から中を覗いてみた。すると驚いたことに、マンション各部屋の鍵がぶら下がったキーボックスが机の上に開けっ放しで置いてあるではないか。
しかもご丁寧によく見えるよう立てて置いてある。
こんなものガラスを叩き割れば容易に中に入ることができるし、その鍵を使ってどの部屋だろうと侵入することができるだろう。
あまりにも杜撰な管理に呆れて開いた口が塞がらなく、このままポカーンとアホずら下げてるわけにもいかないので、不動産屋に電話し忠告した。
帰って来て確認すると、しっかりキーボックスの蓋は閉められ、机の下に置いてあった。
やっぱり丸見えだ。
オレの言い方がまずかったのか、やってることがことごとく中途半端である。

5770th


 6(火) 

〔火曜日だと言うのに〕

▼火曜日だと言うのに飲みに行った。
一緒に仕事をする現地の3人とF氏と5人での飲み会である。
居酒屋、そしてスナック2軒と大いに盛り上がった。
しかし今日はやっぱりまだ火曜日である。
スナックの閉店25時で、盛り上がりつつもお開きとなった。
F氏はすっかりべろんべろんだ。
F氏もそうだが、このオレも明日の朝は自信がない。
こんな日記を書いている場合ではないような気がする。
今週は長い1週間となりそうだ。

5769th


 5(月) 腹筋ローラー SW

〔どこからともなく聞こえる〕

▼さあ、今週も1週間頑張ろう、とF氏を助手席に乗せ仕事場に向かう。
まもなくあることに気が付いた。
どこからともなく「ポーン ポーン」と、今まで聞いたことのない音が聞こえ始めたのだ。
クルマの警告音かと思ったが、どうも違うようだ。
だとしたら、F氏の仕業に他ならないだろう。
オレが指摘すると、まるでオレじゃないとでも言うかの様な顔をしていたが、その音は、まさにF氏のスマホから出ていたのだった。
何かの通知音かと思うが、F氏はその音の原因が皆目分からない。
困ってしまったF氏はついにこんなことを始めた。
スマホを振り、そして耳を近づける。
それを何度も繰り返しているのだ。
振ってどうにかなると言うものでもないし、どう見てもそれは、「何が入っているのかなあ?」じゃないか。
しかし、その表情は真剣である。
結局、その「ポーン ポーン」と言う微妙な音は帰宅するまで続き、オレは笑いを堪えるのに必死であった。

5768th


 4(日) 135 100

〔ずいぶん馴染んだ〕

▼昼でも食べに行こうかとF氏に電話したら買い出しに出掛けたと言う。
窓から駐車場を見るとクルマがない。
今日はどこに行こうかと思っていたが、どうやら今日は解放されそうだ。
オレも今日は遠出する気がなかったので、市内のイオンまで買い出しに行った。
いわき市に来て早2週間だが、ずいぶんと道も覚えた。
信号のない道は目印を見つけるのがなかなか難しいが、周辺は広大な田んぼであり、ひとたびここに出れば遠くからでもマンションは丸見え、そんなところなのである。

▼今日の晩飯は質素にイオンで買ってきた寿司だ。
さあ食うぞと気合いを入れたら、とんでもないことに気付いた。
醤油がないじゃないか。
F氏に聞いても、そんなものないと言う。
背に腹は代えられない。
ドレッシングをかけて食べました。
オレは運がいい。ドレッシングは和風だ。

5767th


 3(土) 

〔行って欲しい〕

▼今日も結局のところ、一日F氏と行動を共にした。
どこか観に行こうと言うことで、まずはお手軽なところで看板が目に付き向かった先は、夏井川渓谷だった。
ここから30分とほど近いところにあり、走っていくにつれ次第に雰囲気が出てくるのだった。そして目的地到着。
そこには小さいながらもなかなか水量のある滝があり、見ていて清々しい気持ちになるのだった。
だがしかし、これだけである。
周辺には展望台や店らしきものは一切ない。
あるのは、クルマを停めることの出来るちょっとした路肩くらいだ。
それでもここは観光地だ。
そう言い聞かせF氏とひとしきり満足し戻ったが、地元の人に聞くと、そんなところには行かないと言うではないか。
それじゃ、どこかお勧めの観光地を教えて欲しいと聞くと、そんなものないと言い、それでも強いてと言えば、スパリゾートハワイアンズとアクアマリンパークくらいだと言う。
オレはそんな有名なところよりも穴場的なところが良いのだ。
地元の人には是非とも行って欲しいのだ、夏井川渓谷に。

▼今日もF氏と午前様だ。
休日なのに身体が休まっている気がしない。
この先、このままの調子でいいのだろうか。

5766th


 2(金) 

〔初めての地で着任祝いをする〕

▼すっかりこんな時間になってしまった。
それと言うのも、F氏といわきの夜の町に繰り出したからだ。
なにしろ初めての町だ。店は適当に入るしかないだろう。
そこで、魚の旨そうな店に入った。
因みにF氏は魚がまったくダメだが、そんなことはおかまいなしにオレの都合で入ったのだ。
岩ガキはあったし、アワビのステーキに生ウニとオレの好きなものをここぞとばかり食べまくった。毎日のコンビニ弁当の反動に違いない。
一方のF氏は、と言えば、イカであり、唐揚げであり、漬け物である。
あとはひたすら陽気に呑んでいる。
すっかりお腹がいっぱいになったところでスナックへ。
これまたまったくあてはないので、運に任せて適当に入っていった。
初めての店だが、持ち前のF氏の明るさですっかり場は盛り上がった。
気が付けばすっかり午前様だ。
こうしてF氏着任祝いの初日はめでたく終わったのだった。

5765th


 1(木) 135 100

〔ついに合流〕

▼6時起床、カーテンを開けると眼前に青々と茂った森林が迫る。
ややもすれば崩れてきそうなイヤな感じである。
こちら側にクルマは置けないな。
6時半にマンションを出る。
廻りには何もないが、高速の入口まで近いのは助かる。
ただ、コンビニで昼の弁当を買うため、回り道をしなければならない。

▼ついに東京からF氏がやってきた。
これから一緒にここ大熊町で仕事をし、そして住処はオレと同じマンションだ。
オレは4階、F氏はすぐ下の3階である。
F氏はマンションの契約のため早引けし不動産屋に向かうも途中電話が掛かってきて、場所が分からないと言う。
良く聞くとナビに入れた住所が、てんで違っている。
それでも何とか間に合い契約を済ませたようだ。
夕方、マンションに戻り、F氏の部屋へ行くと一生懸命テレビなどをセッティングしていた。
あまりもの周辺の何もなさに呆れていたのは案の定だ。
生活用品の買い出しに付き合い、定食屋を見つけ晩飯。
謙遜なのか、控えめにB級グルメ食堂と書いてある。
ここで食べた味噌肉炒め定食がなかなか旨かった。
帰りに寄ったローソンでF氏にdポイントの使い方を教えたら感動していた。
さあ、これからF氏との長い福島生活が始まる。
期待半分、不安200パーセントである。
計算が合わないがこの際どうでもいい。

5764th




byクムラ〜




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