◆腕立て日記◆

千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を錬とする。

体力維持か、単なる意地か、長年続けている腕立て伏せ。
ややもすると怠け気味になってくる今日この頃。
自分自身への叱咤も含め、ここに記す。

|めっせ〜じ| 

/31:甘納豆なのか /30:過ぎ去る台風の行方 /29:静かな新天地 /28:スイッチオン /27:百均で十分である /26:Uターンである /25:閉まっていて困る朝 /24:交渉し決める /23:そのうち慣れる /22:台風の福島初日 /21:閉会である /20:チャレンジの方法 /19:シン・ゴジラとは /18:レスリングで感動する /17:ちょっきり記念 /16:思い出す能登 /15:能登で浮き世離れ /14:ルビーロマンである /13:これは味である /12:今日も金 /11:頑丈を希望する /10:背中合わせである /9:体調万全で迎えたい /8:アントニオ /7:血を抜く /6:リコールのためディーラーへ /5:開幕前日 /4:引き継ぐ /3:いよいよ近付く /2:催促が来る /1:最高の映画/

<2016年 8月>

     ◆腕立伏◆スクワ◆背筋◆腹筋

31(水) 腹筋ローラー SW

〔甘納豆なのか〕

▼これぞ台風一過と言うくらいに良い天気だし、久しぶりに暑いと感じる一日だった。

▼いつもコンビニでは何なので、仕事帰りにスーパーに立ち寄ったのだった。
惣菜コーナーを見ているとあるものに目が止まった。
赤飯である。
なんとそれはあの、甘納豆入り赤飯なのではないか。
因みに北海道の赤飯には甘納豆が入っている。
その昔、内地に出て来たとき、赤飯の味気なさに愕然としたものである。
なにしろ今、目の前に甘納豆入り赤飯がある。ここ福島も同じなのかと嬉しくなってしまい、迷わず買って食べてみた。するとどうだ。
ぜんぜん甘くないじゃないか。
残念ながら甘納豆ではなかったようだ。
ガッカリするとともに、ふつふつとこんな思いが募った。
甘納豆がたくさん入って、ごま塩を振りかけた赤飯がたまらなく食べたい。

5763th


30(火) 130 100

〔過ぎ去る台風の行方〕

▼朝、それほど強くなかった雨は10時過ぎには雨風とも凄くなった。
何度もスマホから警報が鳴る。
午後、完全に台風の様相となった。なにしろ外に出ようにも出られない。一歩出た途端にずぶぬれなのだ。
こりゃ今日は帰れるかな、と心配もしたが、午後3時前には嘘のように晴れ渡った。
何だか気が抜けた様な気分だ。
どうやら台風はさらに北上し、岩手を抜けるルートに変わった様なのである。
今夜には日本海に抜けるらしい。
まさかとは思うが、再び日本列島に戻って来ないだろうな。
前例がないだけにそうならないとも限らないのが恐い。

▼昨日から入っているマンションの部屋は5階建ての4階なのだが、エレベーターがないんだよ、まったく。
敢えて選んだのはオレだけど。
この同じ敷地にもう一棟あるのだが、そちらには一人も入っておらず、こっちの棟には半分ほどが入っている状況だ。
昭和49年築とかなり古いが、リフォームしたばかりらしく、ユニットバスに追い炊きが付いているのは嬉しかった。しかしながら、洗濯機がベランダってことはないじゃないか。
ベランダってことは外であり、中に雨が入るんじゃないの、これ?
なにしろこの辺の作りに古さを感じるのである。

昨晩、さあ寝ようと布団に入り、まさに眠りにつこうとしたその瞬間、耳元で何かが囁き出し、それからと言うもの寝られなくなった。
冷蔵庫のモーターが鳴り出しました。
ちょうどそこは冷蔵庫の裏だったのである。
これじゃうるさくて寝られやしない。
面倒だが仕方ない。
急遽、布団の向きを反対にすると言う作業を夜中と言うのにやってのけたのだった。
3秒だけど。

5762th


29(月) 

〔静かな新天地〕

▼ホテルを出て仕事場へ。
雨は降ったり晴れたりしている。台風の前の静けさといった感じだ。
なにしろ明日が心配である。
聞くところによると、これまで東北の太平洋側から台風が上陸した例はないと言う。
意外だがそう言うことらしい。
そんな珍しい時にこの東北の地にいるとは何とも光栄なことである。
とにかく被害なく過ぎ去ってくれればと思う。

▼今日からマンション住まいである。
不動産屋へ行き契約を済ませ、これから住むマンションへと向かう。
行けば行くほど次第に山奥へと入って行く。
ついには、クルマがすれ違えないほどの細い道路へと入った。
どうすんだよ、対向車が来たら。
運良く、そんなクルマは来なかった。
なにしろ、とんでもない田舎である。
思えば、ここに来る間、コンビニはひとつもなかった。
ガスの解栓の立ち会いが済んで、ふと部屋を見ると、一通りの家電は用意してくれたのはいいが、机がないことに気が付いた。
メシを食ったり、パソコンをしたり、何をするにしても必要だろう。
段ボールの机では何だか気詰まりしそうだからな。
そこでさっそく買いに行ったが、一番近いホームセンターまで45分も掛かる始末だ。
危なく閉店するところだったぜ。
ちょうどいい具合の折り畳み式の机とイスのセットがあったので買った。
マンションに戻ると、つくづく寂しいところだと改めて認識する。
今夜は牛乳で一人引越祝いだ。

5761th


28(日) 

〔スイッチオン〕

▼昨日、揃わなかった出張先の生活用品を薬局で補充し、クルマに荷物を積み込む。
すっかりクルマは満杯になった。
再び福島へと出発である。
これで愛車ライスシャワー号とはしばしのお別れだ。
落ち着いたら持って行くつもりだけどな。
高速道路は空いていてほとんど渋滞もなく、3時間でいわき市到着。
こないだは5時間以上も掛かったのにな。
ホテルは先日と同じ部屋。
ホテル生活も今日で終わり、明日からマンションに入る。
さあ、本格的に出張モードスイッチオンだ。

5760th


27(土) 腹筋ローラー SW

〔百均で十分である〕

▼朝から雨。
いよいよ台風直撃が現実味を帯びてきたが、いつの間にか向かっている方向が福島になっているじゃないか。
この際オレは、ふざけんな、と言いたい。
こうなったら再びUターンしてもらうしかないな。

▼アウトレットショップ内にある市役所出張所へ印鑑登録証明書を受け取りに行ったあと、ニンニク料理屋で昼飯。
チャーハンは至極旨かったが、なにしろニンニクの匂いがかなり強烈だ。
ここはニンニク料理屋だからな。
明日が休みで良かった。

▼百均で向こうで使う生活用品を調達。
どうせ終わったら現地で処分するのだから百均で十分なのだ。
必要最小限にしようと思っていたが、意外とあれこれあるもので、けっこうな量になってしまった。
クルマに積むのが大変そうである。
それでも現地へ行ったらまだまだ足りないモノがあるんだろうな。

5759th


26(金) 

〔Uターンである〕

▼しばらく日本列島の南をうろうろしていた台風10号だが、何を思ったか知らないが、Uターンはないじゃないか。
このまま行くとまた東京を直撃しそうな勢いだ。
来週の火曜日辺りに影響が出そうだが、どうかたいしたことなく過ぎ去って欲しいとお願いする次第だ。
考えてみれば、もうすぐ9月だと言うのに台風はまだ10号だ。
帳尻を合わせるとすれば、毎週毎に来る計算になるのではないか。
しかも、例年とコースが違うと来ている。
最近は台風もどこかおかしい。
オレに言われたくないと思うけど。

▼本日、一時帰還である。
やけに早い一時帰還であるが、賃貸マンション契約のため、ハンコや印鑑登録証明書が必要なのである。
週末でもあり覚悟していたが、やっぱり渋滞がひどく、距離以上に長く感じる5時間だった。

5758th


25(木) 130 100

〔閉まっていて困る朝〕

▼朝、ホテルのフロントのカーテンが閉まっていた。
鍵はカウンターに置いていけば良いとして、ひとつ困ったことがある。
駐車券だ。
クルマはホテルの提携駐車場に置いているのだが、いつも出掛けの朝に駐車券をもらって出ているのだ。しかし、今日は誰もいない。
こんなホテルってあるのか。
夜も23時以降は誰もいなくなるようだ。
と言うことは、その間は誰でも出入りできると言うことではないのか。
こんな自由なことでいいのか。
そんなことよりも駐車券だ。
このままだと自腹になってしまう。
ふと、厨房に人の気配がした。おばちゃん達の声がする。
入口からおばちゃんに声を掛けた。
すると「あ、わかりました」と言ってロビーへと入って行き、駐車券を持って来てくれたではないか。
助かった。
ともあれ、やっぱり変わったホテルである。

▼このホテルのすぐ近くに線路が通っており、時々電車の通るガタンゴトンと言う音が聞こえるのだが、それを聞くとなんだかとても落ち着くのだ。
けっしてオレは鉄っちゃんではないのだが、いったいどうしてだろう。
もしかしたら、オレの前世は電車か、それともレールだったのかも知れない。
できれば、人間が良かった。

5757th


24(水) 

〔交渉し決める〕

▼出張生活はまだ始まったばかり、この先長い。よっていつまでもホテル住まいと言うわけにもいくまい。
しかしながらネットで検索し捜してもなかなかマンスリーマンション的な物件は見つからない。どうやらこの辺の地域は出張で来る人が多いのかこの様な物件の需要が非常に多いらしい。会社で抑えてしまっているのかも知れない。
さて困ったと思っていた矢先、たまたま、客先の知人が賃貸物件業をやっていると言うことを聞きつけさっそく会いに行った。
待ち合わせ場所のとあるホテルへ行き、社長室へ通された。
非常に気さくで話し好きな社長で、あの震災以降この地域がどんな風に変わったか、表沙汰になっていない様々な裏話など披露され、これじゃなかなか本来の話に辿り着かないじゃないか。
これではいつになったら開放されるか分からないので、タイミングを見計らい切り出した。
あ、なんだっけな。
オレが忘れてどうする。
宿の件である。
聞くと、いわゆるマンスリーマンションと言った類ではなく、一般的な賃貸マンションなのだった。
これではいざ借りたところで家財道具は自分で揃えなければならない。しかも、1年も経たずして出ていくことは決まっているのだ。
そこでオレは訳を話し交渉した。
その甲斐あって、テレビ、洗濯機、電子レンジ、冷蔵庫など最低限の電化製品を揃えてもらうことに成功した。
ただ、布団は用意できないと言うので、それくらいは現地調達しようと思う。
終わったら置いていけば良いのだ。
かくして無事落ち着くところは決まった。
来週の月曜からだ。

▼帰りに寄ったコンビニで買ったはずのドレッシングが入ってなかった。
コンビニ袋を穴が空くほど見つめたが、やっぱり入っていなかった。
こんなにガッカリすることはそうない。
なにしろサラダに味がないのだ。
そんな味無しのサラダはなんと言いましょうか。
人はこう言うのだろう。
切った野菜。
切る手間は省ける。

5756th


23(火) 125 100

〔そのうち慣れる〕

▼夜中、スマホの警報が幾度となく鳴り、なかなか安眠することができなかった。
それもこれも台風のためである。
朝、目が覚め、窓から外を見ると空はすっかり晴れ渡り、まさに台風一過といった感じだった。
仕事場の大熊町へ向かう。それほど渋滞はないが、やっぱり1時間掛かる。
出張なのに1時間だ。
大熊町は立ち入り制限はないものの居住制限区域であり、働く人間以外ここにはいない。
宅配便も郵便配達も来ない。携帯の繋がりが異常に悪いのは気のせいか。
これは気のせいだろう。
この様な環境ではあるが来年の5月まで頑張らねばならない。
帰り際、コンビニで晩飯を買いホテルに帰る。
こっちでは、天気予報と併せて放射線測定値情報を発表している。
大熊町は0.15〜15.0マイクロシーベルト。
やけに幅があるのが気になるがそれもいまのうち、そのうち気にならなくなるだろう。

新天地における心機一転のつもりで、今日から腕立て伏せは回数を落として再開する。
体力だけは無理せず維持しなければなるまい。

5755th


22(月) 

〔台風の福島初日〕

▼台風が接近しており東京はすでに強い雨が降っている。
そんな中、福島県は大熊町へ向かう。今日から出張なのだ。
案の定、首都高は大渋滞しており、常磐道へ入るまでしっかり2時間掛かった。
昼前、無事現地に到着。
雨は降っていない。台風の前の静けさだろう。
ひとしきり初日の仕事を終えた頃、本降りになった。
ホテルのある、いわき市までクルマで1時間。
いよいよ風が強くなってきた。
コンビニで買い出しをしてからチェックイン。
部屋は妙に縦長でアメニティは最小限。設置してあるのはタオルとシャンプー、そしてボディシャンプーのみ、歯ブラシやコップなどはない。
バスとトイレは別になっていて、ホテルなのになぜか流し台があったりする。
それにしても凄い風だ。
ヒューヒュー言いながら風雨が窓を叩き付ける。
そっと静かにしていると、驚いたことに建物が揺れているのが分かるではないか。
ここはフェリーかよ。
早くここを出て落ち着ける場所に行かねばなるまい。

5754th


21(日) 

〔閉会である〕

▼台風が立て続けに来ており、その影響で北海道は大雨だったようだ。
ちょっと心配だったので北海道の実家に電話してみた。
親父の元気な第一声を聞いて無事だと安心する。
ともあれ油断は禁物だ。
すでに次の、そのまた次の台風が向かっているのだ。

▼連日興奮し見ていたオリンピックも明日が閉会式である。
ニッポンの金メダルもこれで出尽くしたと言ったところか。
開催前オレは金メダル11個の予想を立てたが、この数はかなりの期待を込めた数であり、そう言った意味ではそれを上回る12個と言う数はなかなかたいしたものと言えるだろう。
見ていたオレもお腹いっぱいだ。

さあ、オリンピック三昧だった夏休みも終わった。
いよいよ明日から福島へと出陣である。

5753th


20(土) 腹筋ローラー SW

〔チャレンジの方法〕

▼これから床屋へ行こうと思った矢先、テレビを見るともうすぐ男子400メートルリレーが始まる旨のテロップが流れた。
これは見ないわけにはいかないだろう。
そしてニッポンは見事、銀メダルと言う快挙を成し遂げた。
感動したなあ。
これはまさにチームワークの勝利と言えるだろう。
なにしろ、誰一人として100m決勝進出者はいないのだ。
満足した気分で床屋へ行ったらやたら混んでいた。
聞けば、さっきまで空いていたと言うではないか。
原因はリレーに違いないな。

▼今回のリオデジャネイロ・オリンピック、時折チャレンジと言う場面を見掛ける。
審判の判定を不服としてビデオでの確認を要求する行為だが、この時、チャレンジの宣言をするために投げ入れるのはキャラクターのぬいぐるみである。
なぜ、ぬいぐるみなんだ。なんだか間が抜けているのではないか。
そこでオレは提案する。
そのお国のモノを投げ入れるのである。
日本と言ったら何を思い浮かべるだろうか。
まず富士山と言うことになるだろうが、流石に富士山を投げ入れることは不可能だ。
他にないだろうか。だとしたら、舞妓さんをおいて他にないだろう。
チャレンジ!と言って投げ入れるのは、舞妓さんだ。
投げ入れた途端に舞妓さんはゴロンと横になり、そしてこう言うのだ。
「おいでやす」
選手達は必死である。そんな思いでチャレンジしている時に「おいでやす」はないじゃないか。
なぜここで「おいでやす」なのか。
舞妓さんと言えば、おいでやすに決まっているからだ。
チャレンジに舞妓さんは少々問題があるだろうと言われても、お相撲さんを投げ入れる自信はない。

5752th


19(金) 200 100

〔シン・ゴジラとは〕

▼朝起きてテレビを点けたら、女子レスリング吉田沙保里が決勝で負けたと言うニュースで持ち切りだった。
オレもまさかと我が目を疑った。
見た感じ、研究し尽くされていたな、あれは。
あの高速タックルが出なかったことも大きいと言えるだろう。
その辺、やはり全盛期を過ぎた感は否めない。
しかしながら、銀メダルで号外が出るほど大騒ぎだ。そんな選手はなかなかいないのではないか。
それだけ吉田がこれまで積み重ねた功績は偉大であると言うことだろう。
その後の川井選手の金メダルは、この大事件のためすっかり霞んでしまい、ちょっと可哀想なことになってしまった。
それにしても、6階級中4階級で金メダルって、日本女子レスリングのレベルの凄さを思い知るのだった。

▼シン・ゴジラを観に行ったのだった。
石井さとみの中途半端な英語がダメな感じだったが、全体的には非常に面白かったと言えるだろう。
先日、新宿のデパートでゴジラとエヴァンゲリオンのコラボ企画を目にしたが、このシン・ゴジラの監督はまさしくこのエヴァンゲリオンの監督、庵野秀明であり、随所に流れるエヴァンゲリオンのサントラを聞いたりなんかしたら、気分が高揚しないわけにはいかないだろう。
内容については細かく触れないがオレは観ていてこう思った。
このゴジラ、それは暗に震災を示しているのではないか。
それは日本に取っての不安要素である地震とか原発における放射能汚染とかである。
それらをゴジラと言う存在で置き換えている様に感じたのだ。
そんな切実さを感じるゴジラだったが、ストーリーのテンポも良く、あっと言う間の2時間であった。

5751th


18(木) 腹筋ローラー SW

〔レスリングで感動する〕

▼昨晩はオリンピック女子レスリングのその後の結果を気にしつつ睡魔に負けて寝たのだが、朝目を覚まし、もしやと思ってテレビを点けたらちょうど決勝をやっていたのだった。
登坂も伊調も見事金メダル。伊調は女子前人未踏のオリンピック4連覇だ。
さあ、3人目の土性も金メダルだ、と引き続きNHKを見ながら試合を待っていたら、いきなりニュース速報のけたたましい音色が鳴った。
何事かと思ったらそのテロップには、「土性金メダル」の文字が。
おい、放送はどうしたんだ、やらんのかい。
オレは心の中で大きく文句を言った。
どうやら、Eテレで放送したらしいが、そんなアナウンス聞いてないし、してたとしてももっとハッキリと言ってくれよ。
ともあれ、本日3階級すべてで金メダルと言う結果はあまりにも凄すぎるし、本当に感動したので、こうなったら、今からでも始めようかな、女子レスリング。

さあ、今夜も引き続き女子レスリングには頑張ってもらおう。
とりわけ、吉田沙保里の4連覇には期待が掛かる。
もし6階級すべてで日本が金メダルなんてことになったら、良い意味で前代未聞だ。
その前代未聞の可能性は十分あると言えよう。
その裏にはとてつもない過酷な練習があるはずだ。それがあってこそのものなのだ。
やっぱりやめようかな、女子レスリング。

5750th


17(水) 

〔ちょっきり記念〕

▼長旅を癒すため、愛車ライスシャワー号を洗った。
今回も実によく頑張ってくれたからな。
水を掛けると、気持ち良さそうに見えたのは気のせいか。
気のせいだ。
気持ちいいのはハッキリ言ってオレである。
今回は掃除機まで掛けるというサービスぶりだ。
ふとメーターパネルを見て驚いた。
なんと距離メーターが18万キロを示しているではないか。
なにしろ、18万キロちょっきりである。
だったら「ちょっきり記念」に写真を撮るしかないだろう。
危なくこの記念を逃すところだったぜ。
次の記念は19万キロと言うところなのだろうが、やはり大きな節目は20万キロと言うことになるだろう。
今回の18万キロまで25年掛かったと言うことは、オレの高精度な計算によれば20万キロまであと3年弱と言ったところだろうか。
東京オリンピックまでには何とか間に合いそうだが、何も関係ない。
ともあれ、この先まだまだ現役で走り続けて欲しい、かっ飛ばなくてもいいから。

5749th


16(火) 

〔思い出す能登〕

▼それほど暑くもなくテントの中での就寝はなかなか快適だった。
BGMは虫の音である。
やけにあっついなあ、と思って目が覚めたら朝だった。
今日も朝から実に良い天気だ。
汗だくになりながらキャンプ場を撤収。
その後、ここからクルマで30分ほど走り、墓参りをした後、かみさんの母方の実家へ向かった。ここは数年前に義祖母が亡くなってから空き家になっており、どんな状態になっているのか様子を見に来たのである。
誰かに依頼しているのだろうか、思っていたほど庭に雑草はなかった。
しかし、家の中に入ると、天井が落ちていたり、風呂場などはすっかりつたで覆われてしまっていた。こんなのを見ると、やはりここには誰もいないのだと言うことを思い知るのだ。
裏の畑を通ると海へ出られる。
10年ほど前まで夏にここに来ていたが、この海辺で海水浴をしたり、釣りをしたりして過ごしたものだ。
しかし、その当時あったテトラポットがなくなっていて、そのせいなのか防波堤の上まで砂が堆積していて、その当時の面影はなくなっていた。
ただ、ここから見える見附島はその当時のままの勇壮な姿で安心したのだった。

▼帰路途中、「道の駅 能登空港」なるものが目に入ったので行ってみたら、そのまんま能登空港が道の駅になっていた。
こんな工夫をしてるんだな、と感心した。
ここで滑走路を眺めながら昼飯を食べていたが、結局、一機も飛行機を見ることはなかった。

▼能登から東京まで600キロ以上の道程。どうせ渋滞しているのだ急ぐ必要もない。
時折雨の降る高速道路を休み休み走ったらすっかり夜も遅くなってしまった。
しかし、そのお陰で渋滞はすっかり解消されていた。
東京に帰ってきたら大雨だった。
まったく気にも留めていなかったが、台風が近付いているのだった。

5748th


15(月) 

〔能登で浮き世離れ〕

▼金沢の朝は大雨だった。
これから能登でキャンプだと言うのにこの有様では如何ともしがたい。
しかしせっかく予約までしたので一応行ってみたら嘘のように良い天気だった。
能登へは一時期、夏の度に来ていたことがある。しかし今回かなり久し振りである。能登有料道路もいつの間にか無料になっていた。
オートキャンプ場でサクッとテントの設営を済ませ、海へ出て釣りに興じる。義妹の旦那とその娘と3人で収穫はキスが7匹。これが今晩のおかずの一つとなる。
天候にも恵まれ気温もそれほど高くなく、おまけに風もないという絶好の条件の元、満点の星空の下で食べるバーベキューは格別だった。
こんな一時の浮き世離れもたまには良いものだ。

5747th


14(日) 

〔ルビーロマンである〕

▼義妹のいる金沢へ向かう。
東京から金沢へのルートはいくつかあるがどれも大回りだ。距離よりも時間だ、と言うことで悩んだ挙げ句、関越道廻りを選んだが、絶望的な渋滞。
なにしろ17時までに着かなければならない。ホテルのバイキングに行く約束になっているのである。
長野道へ入ってからは途端に順調になり、なんとか30分前に到着。
めでたくバイキングにありつくことが出来た。
そこではマグロの解体ショーがあり、その後振る舞われたトロを食べまくる。
元を取ろうと必死である。
最後に抽選会があって、次々と当選者が決まる中、あっという間に最後の抽選。
商品は、ルビーロマンと言う高価なブドウらしい。
そして当選番号が読み上げられる。
1、1、そして0
テーブルの上に置いた抽選券を見ると、なんとその番号があるではないか。
もう喜び爆発狂喜乱舞である。
義妹の娘が賞品のルビーロマンを受け取りに行く。
そして目の前にその超高級ルビーロマンが、、、
しかし、こんなマンガみたいなことがあるんだな。
そんな気分のまま、明日は能登へ行く。

5746th


13(土) 腹筋ローラー SW

〔これは味である〕

▼夏休み初日は洗車から始まる。
毎週末やってるような気もするけど。
愛車ライスシャワー号はすでに25年目、一昨年思い切って全塗装しお陰でボディは蘇ったわけだが、どうしても見ため的に蘇らないものがある。
念のため言っておくが、オレではない。
塗装しないし。
それは、ナンバープレートである。
次第に薄汚れてきたのでなんとか綺麗にしようと擦ってみたことがある。
しかしながら塗装自体が劣化しているものだから、擦れば擦るほどだんだん色が剥げてきて、このままじゃ取り返しの付かないことになっちゃうじゃないか。
見ると地金が出て来ており、これ以上触るとナンバーがにぶいシルバー色になってしまいそうだ。
塗装が剥がれず汚れも取れるそんな虫のいい洗剤はないものだろうか。
洗ってもダメとなれば自分で色を塗ろうかとも思ったが、偽造とも取られ兼ねないし、失敗して残念なことにならないとも限らない。いや、その可能性大だ。
再交付してもらうと言う手もあるのだが、せっかくの2桁ナンバーが最新ナンバーになるような事態はとてもイヤなのである。
こうなったら諦めよう。
この色合いは味だ。
そんな風に自分に都合の良い様に思い込むことが大事なのだ。

5745th


12(金) 200 100

〔今日も金〕

▼朝の東名高速上りの渋滞は少し落ち着いた感じだ。
今年から制定された祝日「山の日」のお陰で夏休みが分散されたせいかも知れない。
社内も夏休み期間とあって少々閑散としており静かだ。
こんな雰囲気だとなかなかやる気も起きない。
だからたまにネットでオリンピックの状況を確認する。
今日もうれしい金メダルだ。
水泳女子平泳ぎの金藤がやってくれたのだ。
と言っても仕事中なのでこの喜びを声を大にして弾けることはできない。
それにしても今回、日本の活躍は目覚ましいものがある。
メダルの数で言えば現在、アメリカ、中国に続いて3位なのだ。
しかしながらメダルの色で換算すればどうなるか分からない。
なにしろ、金の価値と言ったら銀5枚と同等だからな。
チョコボールのエンゼルかよ。
ともあれ、これからもニッポン選手の活躍に期待したいし、楽しみで仕方ない。
そう思いつつ、いよいよ明日から嬉しい夏休みに入る。

5744th


11(木) 

〔頑丈を希望する〕

▼昨晩はやっぱり寝てしまい最後までオリンピックを見ることができなかったが、朝起きて確認したら柔道は男女とも金メダルだったし、体操の内村は総合で金メダルだ。
非常に嬉しい限りだったが、サッカーについては勝ったものの勝ち点不足で決勝トーナメントに進めず残念な結果となった。
それもオリンピック。今回のニッポンはなかなか好調だ。

▼充電池が膨らんでしまってパンパンになったスマホを docomoショップに持って行ったら待ち時間が2、3時間掛かると言うし代替機もないと言うのでさくっと諦め、何か方法はないものかと調べたら、スマホ専門修理店なるものが渋谷にあると言うではないか。
電話で確認したらすぐにやってくれると言うのでさっそく持って行った。
作業は1時間ほどで完了し、料金は1万円ほどだった。
ショップに出したら最低2週間は掛かるだろうし、その間の不便さを考えたら、なんて有り難いサービスなんだよ。
その昔、一定の期間が来ると壊れると言うSONYタイマーなるものが噂されたが、スマホにおいてもそれはあるのではないか。どうやら2年ほどで発生する様な気がする。
だがしかし、こんなサービスがあればそれも恐くないと言えよう。
オレはお願いしたい。
どうか、頑丈なスマホを作って欲しい。象が踏んでも壊れない様なやつを。

5743th


10(水) 腹筋ローラー SW

〔背中合わせである〕

▼世間は夏休みモード全開。よって朝の高速は大渋滞だ。
この状況を見てあっさり諦め、一区間で降りた。
通常よりもクルマの絶対数が多い上に普段乗らない不慣れなドライバーが数多く出没しているため、この渋滞に拍車が掛かっているのだ。
なにしろ夏休みだから仕方ない。

いつもであればこの時期、北海道への帰省も近付き気分も高揚しているのだが、今年はそれほどでもない。
なぜならば、今年の夏休みは帰省しないからだ。
すでにゴールデンウイークに帰省しているし、1年に2度も帰ってられないからな。
でもやっぱりなんとなく何かが足りない、そんな感じがするのだった。

▼午後、F氏からいつものスタバにいるからと電話が掛かって来たのでちょっと会社を出て会った。
実を言うと盆明けから行く福島の出張先へF氏にも来てもらうことにしたのだ。
これまでにも何度か一緒にやったことがあるのだが、今回久し振りである。
現地の資料を渡し、軽く打ち合わせ。
酒が人一倍好きなF氏ゆえ一抹の不安はあるが仕事はしっかりしている。
期待と不安は背中合わせである。

▼今夜もオリンピック。
引き続き柔道は注目だが、それ以上に注目すべきは卓球だろう。
なにしろ男女共ベスト4まで勝ち上がっているのだ。
とりわけ福原愛には頑張ってもらいたいと思う。
しかし今日の相手は悪いことに前回オリンピック金メダリストだ。
こうなったら相手に不足はないだろう。ダメもとでぶつかっていくしかないのだ。
明日は休みなので、北海道の実家から送られてきたメロンを豪快に食べつつ、意識のある限り応援したいと思う。
寝てしまうだろうけど。

5742th


 9(火) 200 100

〔体調万全で迎えたい〕

▼S木がマスクをして出社。
風邪を引いたのだと言う。先日会社に泊まったのが原因らしい。
S木の向かいに座るY部長は、こう言う。
「風邪を引いたら出社に及ばず」
その気持ちは分かる。
この夏休みの楽しいシーズンに風邪なんかうつされたら最悪だからな。
そんなS木はとても肩身が狭そうだった。
ともあれ、夏休みは体調万全で迎えたい。

▼終日社内で仕事。
朝から警察が多かったのはこのせいだったのか。
今日は右翼の街宣車がやけに賑やかなのだ。
しかし、いくら耳を澄ましても音が大き過ぎて何を言っているのか分からない。
さしずめ、昨日の天皇陛下のお言葉に起因することなのだろう。
明日は静かだと良いと思う。

▼オリンピックは柔道が初の金メダルだし、男子体操団体も見事な金メダルだ。
見てないけど。
これで金メダル3個。
これを機にますますの金メダルラッシュを期待したい。

5741th


 8(月) 腹筋ローラー SW

〔アントニオ〕

▼朝、鼻血が出た。
ちょっと待て。
オレの記憶に寄れば確か昨日、献血をしたはずだ。
なのにだ、鼻血ってことはないじゃないか。
あともう 200cc ほど抜いた方が良かったのかも知れない。

▼郡山まで日帰り出張であった。
東京駅は夏休みの旅行客でごった返していた。
アロハを着た客がやけに目立つなと思って良く見たら駅員だった。
バケーション感を出すつもりなのかも知れないが、ちょっとやり過ぎだよ。
郡山に着くと予想外の雨がしっかり降っていた。
打合せを夕方で終え、再び郡山駅へ。
行きはあった指定席が帰りは満席だった。
しかし、意外にも自由席は空いていた。

六本木駅から会社に戻る途中、戸を開け放った居酒屋の中をふと見ると、あの人が座っていた。
アントニオである。
言っておくが、アントニオガウディではないし、ましてやアントニオ古賀でもない。
悲しいほど古いよ、それ。
少々分かりにくいかも知れないが、アントニオと言えば猪木だろう。
そうである。紛れもないアントニオ猪木氏である。
見ると、女性と向かい合わせに座っている様だがなんだか元気がない。
うつむき加減に何か物思いに耽ているようなのだ。
いったいどうしたというのだろう。
オレをもってしても皆目分からないが、ただ言えることそれは、アントニオ猪木でも悩み事があると言うことだ。
当たり前だけど。
そうなのだ。猪木だけではない、みんな悩んで大きくなったのである。

5740th


 7(日) 

〔血を抜く〕

▼あれだけ気合いを入れてオリンピック観戦に臨んだが、あっさり0時前に寝てしまった。
起きたら柔道は男女とも銅メダルだった。
柔道に取って銅メダルは屈辱なのだ。
しかし、萩野公介がやってくれた。水泳400メートル個人メドレーで金メダルだ。
「起きて結果を知る」
今回はそんなオリンピックになりそうだ。

▼昨日にも増して暑い一日だった。
まだ本格的な夏に慣れていない身体にはほんとに堪える。
そんな状況だったが、せっかくなので献血をした。
お願いできますか、と言われれば、この有り余った血を抜いてもらうしかないだろう。
イスに座り、もらったスポーツドリンクを飲みながら出番を待つ。
お腹は空いてますかと聞くので、空いてますと言ったらドーナツをくれた。
ドーナツを食べ終わったところで呼ばれ、手続きをする。
ついこないだのことかと思ったら、前回の献血は5年前だった。
血圧を測ったら相変わらず下が高かった。しかし、献血には支障はないようだ。
左腕で検査用の血を採り、右腕で献血をする。
はっきり言って注射は嫌いだ。
なんと言ってもあの刺さる瞬間がとてもイヤだ。
その瞬間、歯を食いしばり気を散らす。
いったん刺さってしまえばこっちのものだ。
あとは血を抜かれるのみ。
「お客さん、早いです」そう言われつつ 400ccの献血はあっと言う間に終わった。
血圧を測ったら下の値がしっかり下がっていた。
健康診断の前に献血すればいいんじゃないのか、とふと思った。
献血カードをもらって終了。
たったこれだけのことだが、何となく達成感を感じるのだった。

さあ、明日の朝はいくつの金メダルを目にすることだろう。
それを楽しみにしつつ寝る。

5739th


 6(土) 200 100

〔リコールのためディーラーへ〕

▼愛車ライスシャワー号のボディは火傷しそうなほど熱くなっている。
ここに生卵を落とせば目玉焼きができるのではないか。
やらないけど。
そんなライスを置いて、社有車に乗りディーラーへと行ったのだった。
リコールの修理のためである。
待合いで待っていると横のテーブルの光景が妙だった。
年配のスタッフが客を前にして何を喋ることもなく座っていて、その真向かいに座っている客は新聞を読んでいるのだ。
その光景はずっと変わらない。
いったい何だって言うんだ。
この状況が良く掴めないまま30分ほどでリコールの作業は終了した。
「で、どうでした?」と聞くとスタッフはこう言うのだ。
「今のところ問題はないです」
「と言うことは、部品の交換はしなかったんですか?」
「実はリコールの台数が多すぎて部品の供給が間に合ってないんですよ」
なんだよそんなことかよ、だったら催促なんかするなよ、と思ったが大人しく店を出た。
帰る途中、車検証がないことに気付き、再びディーラーに戻ったら別のところに格納されていた。
元のところに置いといてくれよ。
リコールでこんなに手間取らされるのは少々合点がいかないのだった。

▼昨日から少々夏バテ気味である。
どうも頭がスキっとしないのだ。
こんな時は肉だ。体力を回復するためには肉を食べるに限るだろう。
そんなわけでステーキを食べに行った。いつものヒレステーキだ。
これでシャキッとするだろうと思われたが、どうやら即効性はない。
薬じゃないからな。
それでも日課の腕立てはこなすことができたのでまあ良しとしよう。

さあ、今夜からリオオリンピックで燃えてやるぞ。

5738th


 5(金) 

〔開幕前日〕

▼震災対応で熊本へ出張に行っていたWが帰ってきた。
「長いこと大変だったろうお疲れさん」と労いの声を掛けた。
Wはこう言った。
「帰ってきたら温度差に戸惑いました」
と言っても暑い寒いの温度差ではない。どうやら久しぶりに戻って来た東京の平和な感じにギャップを感じたらしいのだ。
それほど大変だったのだろうし、被災者は今もって大変だと言うことなのだろう。
しばらく溜まりに溜まった振替休日を取ってもらい9月末からはオレの元で福島に行ってもらうことにした。

▼明日の開幕を前にオリンピックのサッカー1次リーグが始まった。
仕事中にこっそりとニュースサイトをチェック。
するとなんてことだ、日本がナイジェリアに負けてしまっているじゃないか。
それはないぜ。
嘆いている場合ではない。1次リーグはまだ2戦あるのだ。
たぶんやってくれることだろう。オレは信じる。

ブラジルは日本とはまったく逆の時間帯なので見るのも大変だと先日書いたが、現地が朝早くからの競技であればこちらでは夜に見ることができると言うことだ。
そんなわけで、日本時間で明日の夜に始まる柔道が楽しみなのである。
決勝は夜中だろうけど。
ともあれ、ガンバレ ニッポン!

5737th


 4(木) 腹筋ローラー SW

〔引き継ぐ〕

▼このところ朝の高速は変に混んでいる。
ナンバーを見ると大阪、名古屋、静岡と他府県ナンバーが非常に多く、明らかに夏休みドライブであることがわかる。
これからどこに行くのだろう。
ディズニーランドだろうか、それともスカイツリーだろうか。
これから仕事に行く者に取ってはいい迷惑だよ。

▼そして今日、これまでやっていた内勤の仕事を後輩のS木に引き継ぎ、いよいよ福島への出張体勢へと入る。
取りあえず、ホテルの予約をした。
盆明けの1週間分である。
本当はマンスリーマンションがいいのだが、ネットで調べても物件がまったく出てこない。いま、この地域はそう言う状況なのである。
もしかしたら直接、現地の不動産屋へ行けば何かいい情報があるかも知れない。
それを期待しまずは気を引き締めつつ、そんなことよりも夏休みが待ち遠しい。

5736th


 3(水) 

〔いよいよ近付く〕

▼ここ六本木もセミの声がやたらと賑やかだ。
こんなのを聞いているとなおいっそう暑く感じられるが、まだ30度を少し過ぎたくらいだ。
本当の暑さはこれからである。

▼テレビを点けるとそろそろこの話題が多くなってきた。
オリンピックである。
そうとなれば楽しみで仕方ないのである。
だがしかし、ブラジルはリオだ。
ブラジルと言えば日本の真裏であり、したがって時間帯もまったく逆である。
と言うことは、競技をやっている時間はまったくの夜中と言うことになりはしまいか。
生でまともに見ようと思えば、不眠で挑まなければならないだろう。
これはかなりの気合いが必要であると言えるのではないか。
そんな気合いはオレにはない。
選手に取ってみれば、冬のブラジルは競技する上で快適なのだろうけど。
なにしろ、開催中はテロなど絶対に起こらないで欲しいと願う。
金メダル11個。
唐突だが、これがオレのニッポン金メダル獲得数予想だ。
根拠があるようで実はなんら根拠はない。

5735th


 2(火) 195 100

〔催促が来る〕

▼朝、外に出るとかなりの雨が降っていた。
大雨洪水警報が出ていた様だが、会社のある六本木に着く頃にはまったく降っていなかった。
日本列島の天候はオレのやる気の様に不安定である。

▼ずいぶん前に社有車のリコールが出ていた。
軽く無視していたのだが、ディーラーから催促の封書が届いた。
どうやら無視はダメだったらしい。
そこにはこんなことが書いてあった。
「バックドアを使用しないでください」
困るなあ、困る。
最悪の場合、外れる恐れがあるらしいのだが、バックドアを使えないとなると荷物の出し入れが非常にしにくいじゃないか。
だからリコールの作業を早くして下さいと言うことだ。
つまり何かあっても責任は持てないよ、と言いたいのだろう。
しかしながら、ディーラーへクルマを持って行って散々またされたらたまらない。
オレは言いたい。
気を利かせて訪問修理でもしてくれたらどうなんだ。
それはそれでちょっと酷だな。
あれこれつべこべ言ってないで早いとこ持って行ったらどうだ。
確かにドアが取れても文句は言えないので、往生際良く愛車ライスシャワー号御用達ディーラーにでも持って行こうと思う。

5734th


 1(月) 腹筋ローラー SW

〔最高の映画〕

▼ヴィレッジヴァンガードへと入った。
特別目的はない。
株主優待券が1年で失効してしまうのである。
いざ捜すとなると意外と欲しいモノはないものだ。
いつもの様にまたくだらないモノを買ってしまうことになるのかと思っていたら、ふと目に付いた本があった。
「マッドマックス ムービーズ」
マッドマックスである。
マッドマックスと言えば、オレが過去もっとも数多く観た映画であり、と言えば大好きな映画に他ならないだろう。
昨年、マッドマックス フューリー・ロードが公開されたが、トム・ハーディのそれではなく、メル・ギブソンのである。
オレのクルマ好きはこの映画に寄るものと言っていいだろう。
その昔乗っていたフェアレディZのリアガラスに「INTERCEPTOR」のステッカーを貼って、メル・ギブソンを気取り爆走していたのを思い出す。

本を開いてみるとまさにそれはマッドマックスに関することが満載の本だった。
これは買わないわけにはいくまい。
さっそく読むと、これまで知らなかったディープな記事があれこれと載っていて面白い。
この映画、ジョージ・ミラー監督のデビュー作なのだが、それだけに力の入れ様はかなりのものだった。脚本は膨大で本編には出てこない場面が各所にあって、非常にこと細かい設定もされていたようだ。
それらを踏まえてまた見たくなってきたぞ。
とにかく言いたいこと、それは、
「マッドマックス最高!」
つまりそう言うことである。

5733th




byクムラ〜




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