◆腕立て日記◆

千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を錬とする。

体力維持か、単なる意地か、長年続けている腕立て伏せ。
ややもすると怠け気味になってくる今日この頃。
自分自身への叱咤も含め、ここに記す。

|めっせ〜じ| 

/30:大間から函館へ /29:1日目青森へ /28:本日教える余裕なし /27:大熊町へ /26:まだ火曜 /25:そのはずだ /24:久しぶりのK−1 /23:帰省に向けて /22:手強い目覚まし /21:リコールである /20:新年度を実感する /19:ほんのちょっとの岡山 /18:今は考えまい /17:今年のテーマなのか /16:気にしつつ競馬場 /15:打ち上げだった /14:社員それぞれ /13:手放した話を聞く /12:落ち着きのない男 /11:自信のアドバイス /10:パッキャオ、ラストファイト /9:懐かしのクルマ /8:Windows10へのいざない /7:空気清浄機の件 /6:城で桜を満喫 /5:モニターの処分に困る /4:久々に走る /3:遠い本題 /2:桜を求めて彷徨う /1:12年前の日記/

<2016年 4月>

     ◆腕立伏◆スクワ◆背筋◆腹筋

30(土) 

〔大間から函館へ〕

▼青森から大間までは約150キロ。
意外とあるのである。
フェリーは夕方なので時間的に余裕はあるが、けっして油断はできない。
しかし、渋滞にはまることなく寄り道をしながらも14時頃、無事大間到着。
さっそく大間岬へ行き、マグロを食べるためいつもの店に入る。
中途半端な時間だったので、ご飯を炊くのに少しばかり待ったが、オレ的に定番のマグロとウニの2色丼はやっぱり格別なのだった。
本州最北端の碑と共に愛車ライスシャワー号を写真に収める。
フェリー埠頭へ。
大間のゆるキャラと共に町長ら町民がフェリー出迎え隊として来ていた。町ぐるみで大間を盛り上げようとしているのが痛いほど分かる。
フェリーへのクルマの乗船が始まった。
いよいよ本州を離れる。約1時間半の船の旅である。
その1時間半をほとんど寝ていたのは言うまでもない。
そしてフェリーを降りて北海道の地を踏む。
もう何度も経験する場面だが、やっぱりいやが応にも胸が高鳴るのだった。
まずはラッキーピエロで腹ごしらえ。
今年も北海道はここから始まる。
明日は、故郷美唄へ向け出発。
噂では雪が降ったらしい。

5639th


29(金) 

〔1日目青森へ〕

▼愛車ライスシャワー号で北海道へ向け出発の日である。
北海道の実家に電話を入れ、支度をして出発したのが13時だった。
渋滞情報をチェックし、中央環状から東北自動車道へ廻るコースを選んだ。
順調と思っていたが、福島付近で事故があったらしく、まもなく通行止め。
なんと言うことだ。
こうなったら急いでも仕方ない。
安達太良SAで休憩することにした。
腹ごしらえをし仮眠をしたら1時間半も経っていた。
ガソリンを補給し再出発。
すでに渋滞は解消されている。
時折、雨が降ったり止んだりの繰り返し。
冷房だったエアコンもいつの間にか暖房に変わっていた。
無理もない。電光掲示気温計を見ると、3℃なのだ。
ようやく青森インターに到着。
ふと時間を確認したら0時10分前。
危なく出るところだったぜ。
なぜなら、0時前に高速を出ると深夜割引が効かないのだ。
料金所前でしばし待ち、0時を過ぎたことを確認しゲートを出た。
料金は1万円弱。3割引でこれはけっこう大きい。
事故渋滞と休憩が功を奏したと言えよう。
これにて無事、今日の目的地、青森に到着。
愛車ライスシャワー号も絶好調だ。
明日は大間へ向け出発する。

5638th


28(木) 164

〔本日教える余裕なし〕

▼終日の雨、そして終日の社内業務だった。
研修を終えた新入社員が本日配属されてきた。
この部署には2名だ。
まだ何も分からない無垢の新人である。
そんなだから、何をするでもなく机に座り正面を向いたままだ。
それじゃあまりにも気詰まりだろうと、支給した携帯に社員のアドレスを入れさせたり、書類のコピーなどさせながら時間を潰させた。
だって仕方ないじゃないか。
オレはいま、マンツーマンで手取り足取り教えるほどの余裕がないのだ。
なにしろ明日からゴールデンな週間なのである。
つまり、いよいよ明日、北海道に向け出発するのだ。
荷造りはこれからだ。
のんきである。
ところで、天気予報を見ていると困ったことに、北海道は雪だって言うじゃないか。
こっちはややもするとTシャツでランランだって言うのに、いったいどうなってるんだよ。
昨年10月末に行ったときは、もうすぐ雪が降るんじゃないかと心配したが、まさか今年も雪の心配をしなくちゃならないとはな。
まずは、明日の渋滞がひどくないことを祈り、目標は青森である。

5637th


27(水) 

〔大熊町へ〕

▼朝、5時過ぎに家を出て福島に向かう。
東京から東北新幹線に乗り換える。
車両に入ると郡山で合流するMがたまたま同じ車両に乗っていた。子供の具合が悪いらしく昨日まで休んでいたのだが、いつまでも休んでいられないので、と言ってムリして出てきたようだ。
座席に座る。いつも東海道新幹線ばかりなので、車窓から見る風景がなんだか新鮮だ。
しかし眠くてすぐにウトウトとしてしまう。
1時間半ほどで郡山着。
ここで皆と合流し、レンタカーで5人、大熊町に向かう。
途中、立ち入り禁止区域への検問があったりなどして、約2時間とけっこう時間が掛かった。
10時45分からの会議ぎりぎりに到着。
昼を挟んで終わったのは15時半。さらに場所を変え、すべてを終えたのは17時半だった。
終盤はもう睡魔との戦いであったと言えよう。
再び郡山まで向かう。
つぶさに風景を観察する。
行きは気付かなかったが、壊れたままの建物、雑草でボーボーになった駐車場、ガラスが割れたままの一軒家、すでに使われなくなったガソリンスタンド。
これらが至る所にあるのだ。まさに廃墟の街である。
改めて東日本大震災の傷跡の大きさを感じるのだった。
郡山でレンタカーを返し、東北新幹線で帰路に着く。
東京に戻り、駅を出たら雨が降っていた。
目覚まし替わりに濡れて帰る。
すでに23時を廻っていた。

5636th


26(火) 

〔まだ火曜〕

▼まだ火曜日なのに今週はやけに長く感じるのは、仕事が非常に濃密だからだろう。
さらに残業である。
いくらやってもどうやらキリがないのでキリ上げることにした。
明日は始発の電車に乗って福島へ行かなければならないのだ。
初の打合せの場で居眠りはまずいからな。
気合いを入れて4時起きである。
こんな状態で果たして体調万全で北海道に向かうことができるのだろうか。
ま、なんとかなる、なんとかせねばなるまい。
今日、上司から5月2日は会議だぞ、と言われたが、即座に「休みですから出られません」と却下した。
2ヶ月前から休暇届を出しているのだ。
今回ばかりはどうしても引けないのである。
さ、気合いを入れて寝て起きるとしよう。

5635th


25(月) 162 100

〔そのはずだ〕

▼会社で熊本地震に対する打合せがあった。
少なからずうちの会社にも影響があり、ここ本社からも現地へと派遣される人間がいるわけだが、そのメンバーにオレは入っていなかった。
だがしかし、ここのスタッフが欠けた分をカバーしなくてはならず、このオレも急遽慣れない業務をやることとなった。
こんな事態なので我が侭は言っていられない。しばしの辛抱である。

▼津軽海峡フェリーからメールが来た。
搭乗5日前のお知らせである。
それを見た瞬間、オレはこう思った。
来週の今頃は北海道なのではないか。
疑問に思う必要などない。まさしく来週の今頃は故郷である北海道は美唄に着いているはずだ。
そうであって欲しい。いや、きっとそのはずだ。
ところで、覚えてるよな、親父とおふくろ。
そうであって欲しい。いや、きっとそのはずだ。

5634th


24(日) 腹筋ローラー SW

〔久しぶりのK−1〕

▼昨晩降った雨で、昨日洗車した愛車ライスシャワー号はすっかりずぶ濡れだ。
だがしかし、ワックスの効いたボディから滴る水滴を見るのは実に気持ちのいいものだ。
その足でいつなくなるか分からない丸亀製麺の季節もの、アサリうどんを食べに行った。
今までなかったタケノコの天ぷらがうまかった。

▼かつて日本を格闘技ブームへと導いたK−1を思わぬところで見ることができた。
Abemaテレビと言うネット放送である。
この放送局は先日の熊本地震の情報を得るためにたまたま見つけたのだが、24時間ニュースを流しているチャンネルもあるし、バラエティやアニメなど様々な番組が無料で見られると言うなんとも太っ腹な放送局なのである。
その中のスポーツチャンネルでK−1のライブ放送があって、今日はー60kg 日本代表決定トーナメントということなのだった。
それにしても、K−1を見るのはいったいどれくらいぶりなんだろうな。
そんなだから出場している選手を見ても誰も知らないよ。
ともあれ、久しぶりに見るK−1はなんだか新鮮だったし、しかしながらレベル的にはやっぱり魔裟斗が活躍していたあの時代の方が数段上に見えるのだ。世界の一線級と戦うにはまだ厳しい感じがするのである。
きっと解説の魔裟斗も、まだまだだなと思っているに違いない。
試合を見ていて、これはどうなのか?と気が付いたことがある。
ちょっとふらついただけでダウンを取るのはどうかと思うし、ムエタイの選手は今のこのK−1のルールには向いていないのではないかと思った。首相撲はダメだし、蹴り足をちょっと取っただけでいちいち止めるなよと言いたかった。
この辺のルールはもう少し考えた方がいいと思う。
なにしろこれからである。
新生K−1がこれからどんな風に成長していくのか、要注目である。
因みに日本代表決定戦優勝は、大雅(たいが)であった。

5633th


23(土) 158 100

〔帰省に向けて〕

▼実に暖かい一日。
こんな日は洗車に限る。
連休の北海道帰省に向け、まずは愛車ライスシャワー号を丸洗いした。
これですっきりした感じで走ることができるだろう。
それまでに雨が降るだろうけどな。
次にオートバックスへ行き、バッテリーチェックをしてもらう。
途中でバッテリーが上がったりしたら大変だからな。
結果は極めて良好だった。
ついでにタイヤの状態も見てもらったが、こっちも異状なし。
取りあえずは万全と言えよう。
しかし、何が起きるか分からないので超長距離ドライブだ。
昨年の北海道帰省では、ガソリン漏れがあったしな。
なにしろ頑張って欲しいとライスシャワー号に向かってお願いをする。
最後はこれしかないのである。

▼近くのJR駅へ行き、郡山行きの新幹線チケットを購入。
来週、福島の大熊町へ日帰りの出張があるのである。
熊本地震の件もあるし、北海道帰省前には色々と忙しくなりそうなのだった。

5632th


22(金) 腹筋ローラー SW

〔手強い目覚まし〕

▼朝、いつもの様にスマホのアラームで起こされた。
アラームと言っても、もう数年前からミスチルの HANABI がそれになっている。
もう何度も言ってると思うけど。
しかし、オレはそのほとんどを聴くことはない。
なぜならいつも、鳴るか鳴らないかの早業で止めてしまうからだ。
並の反射神経ではできない芸当だろう。
そして今朝も HANABI が鳴るや否やオレは半ば条件反射的にスマホの電源ボタンに指を掛けた。
だがしかし、ここで思いも掛けない事態が発生した。
電源が入らないのだ。
いや、電源は入っているのだろう。だからアラームは鳴っているのだ。
しかし、画面が表示されなければ止めることは不可能である。
電源ボタンを押そうが引こうがまったくダメなのだ。
こうなったら取るべき手段はひとつ。
再起動だ。
しかし、ボタンをいくら長押ししても、まったく無視するが如く、HANABI は鳴り続ける。
もしかしたら、フルコーラス聴けば止まるかも知れないと思い、オレは曲が終わるまでじっと待った。
そして、まもなく曲が終った。
再び HANABI が始まった。
これほど、この曲が憎たらしいと思ったことはないだろう。
ところでオレは目覚ましを2度鳴るように設定している。
1回目が鳴って、その15分後にもう1度鳴るようにしているのだ。
2度寝したら大変だからな。万全の体制と言えよう。
ともあれ、果たしてその2回目の時間になったらどうなるのか。
けたたましいHANABIにいらつきながらも少々興味を覚えた。
そしてついにその時がきた。
2つ鳴ってます。
つまり、HANABI が2つ同時に鳴り始めたのだ。
まるで輪唱の様にずれながらだ。
こんなことってあるのかよ。だってスマホは一個なんだぞ。
あるから人生面白い。
そうは言うもののなおいっそう苛立ちはつのる。
無理もない。早朝から2つのアラームが鳴り響いているのだ。
少しはオレの身にもなって見ろ、と言いたい。
もしかしてこのまま電池が切れるまで待つしかないのか。
思わずスマホを叩き付けそうな衝動にかられたその瞬間、見ると画面が表示されているではないか。
2度目の二重奏 HANABI が3回目に入ったところであった。
最悪このまま持って出ようかとも思ったが、そうならずに済んでホッとしたのだった。
原因が分からないのがいまいち釈然としないけど。

5631th


21(木) 156 100

〔リコールである〕

▼朝から客先打ち合わせのため武蔵村山へ。
日中は穏やかな天候だったが、夕方頃からまとまった雨が降り始めた。
被災地の熊本も雨のようだ。大丈夫だろうか。

▼三菱自動車のリコール隠しが問題になっている今日この頃だが、本日、社有車のリコールがあった。
バックドアの部品交換らしいが、このタイミングかよ。
なんで今ごろと言うか、慌てて公開した感があるぞ。
社有車は三菱ではないが、それにしても大丈夫なのか、三菱自動車は。
因みにオレの愛車ライスシャワー号は、リコールとは無縁である。
25年目だしな。

▼生命保険の解約書類がやっと届いたと思って中を開けたら、また更新の書類じゃないか。
軽く怒りをおぼえつつ電話をしたら相手は平謝りだったが、いったいどれだけ解約に抵抗するんだよ。
こうなったら、オレにも考えがある。
解約書類、すぐに出してやる。

5630th


20(水) 腹筋ローラー SW

〔新年度を実感する〕

▼天気も良く穏やかな一日。
桜前線は今どこら辺なのだろう。
来週末には追い掛けることになる。

▼この部署の新入社員は2名配属が決まった。
そのうちのSは出身が花巻で、聞けばやはりあの震災に遭遇しており、あの時は高校の部活中だったらしく、体育館に3日間取り残されたと言う。
貴重な経験をしました、と事も無げに言うが、それも今だから言えるのだろう。
大学は山形で、実を言うと昨年一度就職したのだが1年を待たずしてその会社は倒産。
資格を取るため通っていた学校の先生に紹介してもらったのが当社だったと言うわけだ。
これも運命なんだろうな。
このところ軒並み若いもんが辞めているので、Sにはなんとか長く頑張って欲しいものである。

▼久しぶりに会ったのは、Wである。
Wは名古屋からここ東京へと転勤となったのだが、向こうの引き継ぎも終わってやっとこっちに来たらしい。
Wとはオレが名古屋からこっちに転勤になって以来だから、もう7年振りになるのだろうか。
聞けば、名古屋へは結局11年いたとのことだ。
オレほどじゃないが、けっこういたもんだな。
ちょっと見た感じ、痩せて全体的に小さくなった様な気がする。
それも時の流れか。それでも、至って元気そうだ。
ともあれ、また仕事で絡むこともあるだろう。
そんな新年度を実感する一日であった。

5629th


19(火) 154

〔ほんのちょっとの岡山〕

▼岡山へ出張である。
行きの新幹線は残念ながら窓際が取れなかった。
なぜか混んでいたのである。
約4時間の道程で岡山着。
駅を降り立った途端、なぜかこの地が初めてと言う気がしなかった。
そりゃそうだろう。
ほんの半年ほど前にここ岡山を訪れているのだった。城巡りだったわけだけれど。
今回はしっかり仕事をしなくてはいけない。
この地域の当社の責任者U氏と駅で落ち合い、タクシーで目的地へ向かう。歩いても行けなくもない微妙な場所だ。
現地で至極真面目に打ち合わせ。
取り敢えず大きな問題はなさそうで一安心した。
約5時間半と滞在時間は短かったが、非常に有意義な出張だったと自画自賛したい気分だ。
次回は連休明けに来よう。現地のスタッフにそう言い残し岡山を後にした。

帰りはしっかり窓際キープ。
しかし富士山側ではないのが残念だ。
ほとんど寝てたから関係ないけど。
それにしても日が長くなった。
目が覚め時計を確認し、車窓から流れる風景を見ながらそう思った。

帰りの岡山駅でU氏が手渡してくれた手土産は、花桜桃(はなおうとう)と言うこじゃれたお菓子だった。
なかなか粋なことをしてくれる。

5629th


18(月) 腹筋ローラー SW

〔今は考えまい〕

▼昨日の大荒れの天気とは打って変わり、非常に穏やかな一日。
寒くもなく暑くもなく気候的には今のこの時期が最高にいい感じだ。

▼振休明けのT村が会社に戻って来た。
お土産を持参。どこか旅行へ行っていたらしい。
その土産を見ると、熊本天草車エビ煎餅と書いてあるではないか。
「おまえ、熊本行ってたのか?」と聞くと「はい、行ってました」とT村は言い、話によれば、熊本の旅館を出発した3時間後にあの地震があったらしく、その時すでに大分にいたT村はまったく気が付かなかったと言う。
なんて運が良いんだ、おまえ。
このたった3時間が運命の分かれ目だったのかも知れない。

その熊本地震は日増しに被害が拡大しているわけだが、やっぱりと言うか当社でも動きが出ており、東京からも何名かが派遣されることになりそうだ。
ま、ちと覚悟はしておけ、と言ったところだろうが今は考えまい。

そんな折り明日急遽、岡山へ行くことになった。
東京から弱冠2名が出張に行っているのである。
しかしながら、日帰りってところがなかなか辛い。
場合に寄っては来週から何度か行くことになるのかも知れないが、今は考えまい。

5628th


17(日) 150 100

〔今年のテーマなのか〕

▼窓に吹き付ける風の音が凄い。
外を見ると、暴風雨だ。
思わず、皐月賞を心配してしまった。

▼熊本地震の被害は日増しに拡大。
早く収束に向かって欲しいと願う。
こんな時に必ずと言っていいほど出没するのが、義援金詐欺だ。
良かれと思って寄付した先が実は現地にはまったく届かない団体だったり、寄付金なのになぜかマージンを取っていると言った具合である。
一番確実なのは、日本赤十字社で公開されている振込先へ直接送ることだろう。
なにしろ、遠く離れたここではこんなことしかできないのである。

▼皐月賞なのだった。
どうやらテレビを見ると雨は止んだようだ。馬場も良だと言う。
ただ相変わらず風が強い。
さて、今回の皐月賞は3強と言われ、この中のどの馬が優勝するのかが焦点であったが、ふたを開けてみれば優勝したのはこのどれでもなく、伏兵8番人気のディーマジェスティだった。
1番人気のサトノダイヤモンドは辛うじて3着。
そしてオレの馬券はと言えば、3連複が的中。
だがしかし喜びも束の間、収支を確認すると、行って来いでチャラ。
またかよ。
確か先週の桜花賞もそうだったはずだ。
今年のオレのG1のテーマは、チャラなのか。
何だかイヤだなあ、チャラ男みたいで。
ともあれ、そのうち大きいところが当たるだろう、と言うなんの根拠もない期待を込めて、オレはやっぱり競馬に小さな夢を託すのである。

5627th


16(土) 腹筋ローラー SW

〔気にしつつ競馬場〕

▼熊本地震は落ち着いたかとおもいきや、朝起きてニュースを見るとさらに被害が拡大。
夜半に幾度となく震度6級の地震が続いていたからだ。
どうやら初っぱなの強い地震が前震だったらしい。
ほんとに油断ができないな。
なにしろ道路や山の崩壊も凄いことになっており、事態は予想以上になっている。

▼こんな状況で申し訳なかったが、競馬場へ行ったのだった。
少し前から行こうと決めていたため、中止するには忍びなかったのである。
中山競馬場である。
実は初めての中山競馬場なのだった。
今日のメインは、中山グランドジャンプ。
4、250mの長丁場は非常に見応えのあるレースで面白かった。
勝った馬は、オジュウチョウサン。
表彰式の際、司会者が何度も言い間違えていた。確かに覚えにくい。
石上騎手は、JG1初勝利とのことだ。
1番人気のサナシオンは2着だったが、馬券は3連複が的中し、なかなかいい競馬観戦となった。

▼帰宅してテレビを点けると取りも直さず熊本地震。
いまだに余震が幾度となく発生し、被害が拡大している。
あの熊本城までもが大変なことになっている。
これだけ頻繁に余震があるとおちおち建物内になんかいられないだろう。
熊本にいる知人も開放されたスーパーの駐車場で車中泊をしていると言うことだ。
雨も降ってきたと言うし、肉体的にも精神的にも疲労困憊に違いない。
なんにせよ、余震がおさまってくれないと何も手が付けられないのである。

5626th


15(金) 

〔打ち上げだった〕

▼昨晩9時頃、東京で少し揺れを感じたその約30分後、見ていたテレビから突然地震警報が鳴った。その数秒後、震源地は熊本であることが判明。震度7。そう聞いただけですぐにあの東日本大震災の記憶が蘇った。
幸いと言うべきなのか分からないが、震源が直下と言うことで津波の心配はない。
それにしても思うのは、いくら科学が発達しても未だに地震の予知は難しいと言う事実である。
いつなん時、自分の身に降り掛かるか分からない大地震。
せめて心の備えくらいはしておきたいものだ。

▼社内で下期の打ち上げだった。
昨年はしばらく出張が続いていたので会社の飲み会は久し振りである。
18時半から開始。
まとまりがあるのか、ないのか分からない様な、要は非常にうるさい盛り上がり方で会は進み、楽しい気分のままお開きとなった。

▼帰りのコンビニでスポーツ新聞を買って帰る。
皐月賞だからに他ならない。
週末の楽しみである。

5625th


14(木) 148

〔社員それぞれ〕

▼朝から天気が悪い。一日会社にいたから関係ないけど。
昼はいつも麻布十番商店街を歩いて食べに行くのだが、今日はそんな天気なので非常に億劫だ。近くのスーパーで弁当でもと思ったが、みんな行くと言うので5人でぞろぞろ歩いての昼飯なのだった。
旨い方の魚屋は案の定並んでいたので、その少し先にある味は少し落ちるがまず間違いなく入ることのできる店へ行ったら、やっぱり空いていた。
その日のお勧めというブリの刺身定食を、みんなのくだらない話をおかずに食べた。
Hは明日からたまりにたまった振替休日を取り、会社に出てくるのは連休明けと言うから、超長期バカンスそのもので本人はニコニコ顔のまるで学生気分の様だった。

Sが来週から出張へ行く先はと言えば、与那国島である。
与那国島と言えば、もう目と鼻の先が台湾と言うところである。
一生懸命、飛行機と宿の手配をしているが、なかなかうまくいかないようだ。
連休とバッティングしなかったのが、せめてもの救いだろう。

その一方でKが手配しているのは、伊豆大島である。
これまた離島だ。
Googleマップで金物屋を捜しているがなかなか見つからず、やっとのことで見つかったと言うその店の名は「くぼごん」である。
しかし、いくら電話しても誰も出ないと言って嘆いていた。
この様にみなそれぞれ頑張っているのである。
だからオレももう少し頑張らねばなるまいと思うのだ。

5624th


13(水) 

〔手放した話を聞く〕

▼昨日の今日で非常に眠かったがいつもの様に6時に家を出る。
そして、いったん六本木の会社にクルマを置き、地下鉄で移動。
8時までに目的地へ行かなくてはならないのだ。
その目的地は市ヶ谷。訪問先には駐車場がないのである。
これからたびたび行かなくてはならないことになったのだが、これじゃ面倒で仕方ないな。
これだから都会は不便なのだ。
クルマが不便なだけだけど。

▼Hが出張から戻って来た。
久しぶりに会うような気がする。
ついに、とHは切り出し、こんなことを言いだした。
「こないだまで乗っていたクルマを手放しました」
10年乗っていたボルボを手放したと言うのだ。
そのわけを聞くと、今回の車検で130万掛かると言われたらしく、泣く泣く諦めたのである。
しかし、高級車ってのは何かと金の掛かるもんだな。
そしてHが次に買ったのは、ワングレード下がった中古のボルボだ。
どうやらどうしてもボルボがいいらしい。
そしてまた無闇に金が掛かるのだろう。
それに比べれば、我が愛車ライスシャワー号の修理費なんか可愛いもんだと、なんだか妙な安心をしてしまうのであった。

5623th


12(火) 

〔落ち着きのない男〕

▼N本は非常に落ち着きのない男だ。
もっと言えば、うるさいのである。
常に誰かに話し掛けながらでないと気が済まないらしい。
そのN本が1時間ほど前から何かを捜しているようだ。非常に焦っているのがわかる。
関わると厄介なことになりそうなので、見て見ない振りをしていたのだが、ついにN本が突然こんなことを言いだしたのだ。
「ないっ!」
そりゃそうだろ、と思ったが何かただ毎ならない感じがしたのでほっとくわけにもいかず、仕方なくオレは「何がないんだ?」と問い掛けた。
「会社のポケットWi-Fiがないんですよ」
確かついさっきまで使っていたはずである。
それがないと言うのだ。
オレが「さっき煙草を吸いに屋上へ行ったときじゃないのか?」と言うと、N本は「そうかも知れませんね、屋上見てきます。ついでに煙草吸ってきます」と胸ポケットに手をやった瞬間、驚くべきことをN本は呟いたのだ。
「ありました」
つまり胸ポケットにあったのである。
なのに、1時間も捜すって、おまえ。
そんなトホホなN本は来週から北海道は旭川に出張である。
初めての北海道でおもっきり羽を伸ばすが良い。
ただ残念なことに、N本は現在免許取消中だ。

▼久しぶりのハードな残業でなかなか疲れた。
時間も遅かったので今日は高速道路で帰った。
この時間帯は渋滞もなく、快調そのもの。
下道で2時間掛かる道程がたったの40分だった。
これぞまさに高速道路である。

5622th


11(月) 146 100

〔自信のアドバイス〕

▼T村が何やら一生懸命書類を作成している。
何を作ってるんだ?と聞いたらパスポートの申請書なのだった。
6月が社内旅行だと言い、T村はこれが初の海外旅行だと言う。
行先はどこなんだと聞くと、「あれ?どこだっけな?とにかく言えることは3文字だと言うことです」と言い、どうやらベトナムのダナンらしいのだが、そんな頼りなさげなT村にオレはありったけのアドバイスをした。
「パスポートは20年用で申請した方がいいぞ、あとあと面倒だからな」
するとどうだ。T村はあっさりこう言うではないか。
「10年にします」
なんだよ、オレのアドバイスを無にするのか、と思ったが、良く聞くとパスポートの種類は5年用と10年用なのだった。
確かに考えてみれば、20年なんて言ったらパスポートの写真なんか、悲しいくらい変貌しちゃってどうしようもないよな。
ともあれ、自分のいい加減さに我ながら呆れるばかりだし、20年の歳月は短い様でやっぱり長いものなのだと改めて思い知らされる春うららのひとときなのだった。

5621th


10(日) 腹筋ローラー SW

〔パッキャオ、ラストファイト〕

▼うっかり2度寝してしまい起きたら11時だった。
慌ててテレビを点ける。
それと言うのも今日は注目の一戦があるのだ。
マニー・パッキャオのラストファイトなのである。
パッキャオと言えばフィリピンの英雄であり、これまでに6階級制覇を達成しているボクサーだ。
これまでにこの偉業を達成したのは、オスカー・デラ・ホーヤとこのマニー・パッキャオのみであると言うから、やっぱりたいしたものなのである。
さて、そのラストファイトの相手はと言うとティモシー・ブラッドリーである。
過去、両者の対戦は1勝1敗であり、どちらも僅差の判定だったこともあり因縁の対決と言えるだろう。

試合開始である。
序盤は相手の出方を伺うような静かな立ち上がり。それともお互い手を出せないのかも知れない。
それでも、7ラウンドと9ラウンドにパッキャオがブラッドリーからダウンを奪った。
しかし、それも決定打とはならず、結局勝負は判定に持ち込まれた。
その結果、3対0でパッキャオの勝利。
パッキャオのあの全盛期のアグレッシブさはすっかり影を潜めたが、ブラッドリーの良さをうまさで完封。
ブラッドリーはちょっとカウンターを狙いすぎたかな。
こうしてパッキャオは自らの最後の試合をチャンピオンのまま終えたのである。
ボクシング界の大スターがまた一人引退し、ひとつの時代が終わった、そんな思いである。

▼そして本日もうひとつの注目の一戦は、桜花賞だ。
注目は断然の1番人気に押されているメジャーエンブレムだった。
オレも、まさかこの馬が馬券の対象から外れるとは思わなかったよ。
つまり敗れたのである。
結果は4着。
ほんとに競馬ってのは何が起こるか分からないものだ。
肝心のオレの馬券の方はと言えば、このもしもの時のために買っていた馬券が辛うじて当たったものの、収支は行って来いでチャラ。かいつまんで言わせてもらえば、プラスマイナス0だ。
減らなくて良かったと言うべきか、やらなくても良かったと言うべきか。
だがしかし、今後に向け確かな手応えを感じた。そんな勘違いをしたっていいじゃないか。
次回、皐月賞がたいそう楽しみである。

5620th


 9(土) 144 100

〔懐かしのクルマ〕

▼春うららかな土曜の休日、昼はココイチでいつもの通り納豆をトッピングし腹ごしらえした後、向かったところは横浜の日産グローバル本社ギャラリーである。
2ヶ月ほど前、あぶない刑事の特別展示をやっている時に行っており今回が2度目だ。
今回何が目当てと言うわけでもなかったが、GT−Rが展示されていると言うことだったので来てみた次第である。
入口を入ってすぐのところで目に入ったのは、もの凄く古めかしいクルマだ。
サニー50周年とあり、そこに展示されていたのは、1966年式ダットサン サニー1000 と 1968年式ダットサン サニーバンである。
このサニーを見て思わず遥か遠い記憶が蘇った。
確かこのクルマはうちの親父がかつて乗っていたのではなかったか。
その当時すでに中古だったそのサニーはかなりのボロだったと記憶する。
それでも頑張って家族をあちこち連れていってくれたのではなかったか。
確か、このクルマだったと思うのだ。
実家へ帰ったらこの写真を見せて確認してみようと思う。
懐かしんでくれればいいのだが。

奥へと行くと、2台のGT−Rがどっかとステージに鎮座していた。
初代と最新の2台であるが、目が行くのはやっぱり初代ハコスカGT−Rの方だ。
その無骨なスタイルはいつなん時見てもかっこいいと思うのだ。
やっぱり古いクルマっていいもんだなあ。

5619th


 8(金) 腹筋ローラー SW

〔Windows10へのいざない〕

▼昨日の雨で桜の花びらは半分になってしまった。
散った桜で道路は花の絨毯だ。
誰が片付けるんだ、これ。

昼に食べた丸亀製麺の「春のあさりうどん」がたいそう旨かった。
春と言うだけに春しかないのか。冬もやって欲しい。

▼ずっと引っ掛かっていたことがある。
別に魚の骨が喉に引っ掛かっていたわけではない。
それはたいていの場合、ごはんを丸飲みすれば解決する問題だからだ。
もう少しハイテクな問題である。
パソコン画面の右下に昨年からそれは出現し今か今かと待ち構えているものがある。
それは何か。
紛れもなく「Windows10」である。
これまでずっと、アップデートしようかしまいか悩んできたのだが、無料期間が近付いていると言うこともあり、ついに決心が付いたのである。
もしうまくいかなかった時のために、バックアップを取ってからインストールを始めた。
ダウンロードからインストールまで約3時間半の長い道のりだった。
そしてついに我が愛機 GATEWAYノートマシンは、Windows10 へとグレードアップしたのである。
3.5から使っている Windows もついに10かあ。
長い歴史に思わずしみじみとしてしまいました。
ところで何か不具合はなかったかと言うと、ほとんど問題なくこれまでのソフトは動くし、難なく印刷もできた。
ただ、アンチウィルスソフトの干渉問題があった。
Windows10 には元々アンチウィルスソフトが入っており、インストールする前にこれまで使っていたアンチウィルスソフトを消してからインストールしないと、干渉しあって少々厄介なことになる。オレの場合、強引に Windows10のこのソフトを停止し、これまでのアンチウィルスソフトが今まで通り使える様にした。
それ意外の不具合はなし。動きも心なしか軽快になった様な気がする。
気分もウキウキするわけである。
つまりこう言うことだ。
Windows10 にアップグレードして損はなし。
さあ次は Windows7 のディスクトップマシンをアップグレードするとするか。
ちょっと心配ではあるけれど。
自信満々に言っておいてなんだが。

5618th


 7(木) 142 100

〔空気清浄機の件〕

▼けっこうまとまった雨が一日降った。
これで桜も一気に散ることだろう。
残念だ、ああ残念だ、残念だ。

▼少し前に空気清浄機が壊れたことを書いた。
まだ花粉症の時期でもありやはり必要だと判断し、まずは視察へ行った。
古い機種を処分しなくてはならないので、先日ブラウン管モニターを引き取ってもらったケーズ電気で空気清浄機を1、000円で引き取ってもらい、そのままここで新しい機種を購入すると言う作戦で、取りあえず値段視察のためヤマダ電気へ行った。ここは先日モニターの引き取りを断られたところだ。
見てみると、空気清浄機はどうやらシャープかパナソニックが主流のようだ。
さっそく店員がやってきてあれこれと説明する。
シャープの売りはプラズマクラスターがやはり有名だが、聞くと売上はかなり落ちているらしい。それもこれも台湾の鴻海精密工業による買収の影響に他ならない。となるとこの先この製品の保証もどうなるか分かったものではないので、できれば購入は見送りたいと思うのは致し方ないところだろう。
いっぽうのパナソニックの空気清浄機もなかなか考えられていて、どちらの製品も一長一短があるし、値段的にもそれほどの違いはない。
さあ、値段も聞いたことだし、次へ行こうと思ったが、念のため古い機種の処分はここでしてくれるのか聞いてみた。するとどう言うことだ。
引き取ってくれると言うではないか。しかも無料でだ。
先日、電話で聞いた時とずいぶん話が違うじゃないか。
もしかしたら、ここで買えば、って言うことなのか。
そんなわけだったので、さっくりとここで買いました。
ポイントもあったしな。
結局、同じ性能でコンパクトなパナソニックの方にすることにした。
ホワイトボディのいかした奴だ。
明日、処分する古い機種を持ってくるとしよう。
念のために、その人の名刺に引き取りする旨の一文を書いてもらった。
これにて空気清浄機の件、一件落着である。

5617th


 6(水) 腹筋ローラー SW

〔城で桜を満喫〕

▼昨日まで天気がいまいちだったし明日からまた雨だと言うから、今日を逃すと満開の桜は見られないのではないか。
と言うことで休みを取り、小田原城へ行ったのだった。
クルマで約1時間、2度目の小田原城である。
平日と言うのに、花見客がぞろぞろと歩いていた。
お堀ではボートが5艘ほど気持ち良さそうにゆらゆらと浮かんでいる。
ふと見ると、ボートに乗っている人たちはみな何か着ている。
救命胴衣である。
最近はボートに乗るのに救命胴衣を着るんだな。
知らなかった。ちょっとした発見であった。
小田原城である。
想像していたほど桜の本数はない様に感じたが、桜は見事に満開。
現在改修中の天守には入ることができなかったが、塗りたての真っ白な壁が桜に良く映えて綺麗だった。
それを見られただけでも満足なのだった。

5616th


 5(火) 140 100

〔モニターの処分に困る〕

▼古いパソコンのモニターを処分しようと思い立ち、調べると意外と面倒なことが分かった。
液晶モニターであれば無料で引き取ってくれるのだが、モノがブラウン管だけに厄介なのである。
もちろん燃えないゴミには出せないし、粗大ゴミにも出せない。
近くのパソコンショップに問い合わせると、現在ブラウン管モニターの引き取りは行っていないとのこと。
おいおい、どうすりゃいいんだよ。
文句を言いたくなるのも分かるだろう。
こうなったら電気屋だ。
いつも使っているヤマダ電気に問い合わせてみた。
するとどうだ、うちでは扱っていませんと言うではないか。
どうなってるんだよ、まったく。
仕方なくネットで調べると、ブラウン管モニターの処分には2通りあり、ひとつはメーカーに回収してもらう方法であり、もうひとつはリサイクル業者に回収してもらう方法のようだが、悪徳業者も多いらしいので要注意とある。
リサイクル料金は基本的に4、000円らしいのだが、それ以上の請求をしてくる業者がいると言うことなのだろう。
となると、メーカーに依頼するのが確実と言うことになるが、なんだか手続きがめんどくさそうだ。
ダメ元で近くのケーズ電気に問い合わせてみた。
するとどうだ。引き取ってくれると言うではないか。
さっそく持って行くと、こう言うのだ。
「小型家電リサイクル料として、2、000円掛かりますが良いですか?」
確か 4、000円だと思ったので「パソコンなしのブラウン管ですよ」と念を押した。
するとやっぱり、2、000円プラス消費税だと言う。
なんだかとても得した気分だったし、ケーズ電気やるな、と思った次第である。
これから家電の処分はケーズ電気に決まりだし、このやる気を買って、電化製品もできるだけここで買ってあげたいと思ったりもするのだった。

5615th


 4(月) RUN5km 31:52 

〔久々に走る〕

▼桜はどこを見てもピークである。
ただ、雲が多いためいまいち見た目が冴えない。
明日は天気が良いとのことなので期待大だ。

▼久しぶりに走った。
ほんとにひさびさのことで、記憶を辿れば前回走ったのはたぶん兵庫県の播磨ではなかったか。
だから、1年振りなんじゃないか。
月日の経つのはほんとに早いものである。
それにしても、案の定だが走り始めるとまもなく足がとんでもなく重くなり、これはスロージョギングなんだと自分に言い聞かせ慰めながら走ってもやっぱり非常にきつい5キロなのだった。
Tシャツでは風が少し冷たかったかな、と思ったが、気が付けば汗だく状態。
くたくたで走り終えての牛乳の一気飲みがうまいのなんの。
もしかしてオレはこの一杯にために走っているのかも知れない。
ぜんぜん格好良くないな、ミルクじゃ。
ともあれ、なんとか定期的に走って、持久力を回復したいものだ。

5614th


 3(日) 

〔遠い本題〕

▼春ウララな一日。
桜は申し分なく満開だ。

▼知人が新居を建てると言うことで図面と見積りを見て欲しいと言う。
そう言うわけで行ってきたわけだが、はっきり言って本題から外れっぱなしだったよ。
それでも思い出した様に本題に入る、そしていつの間にか外れる、その繰り返し。
気が付けばすっかり夜も更けてしまったのである。
果たしてオレはアドバイスができたのだろうか。
できたわけないじゃないか。

▼帰宅し競馬を確認。大阪杯とダービー卿Cである。
その自信の結果は、ダブルでしっかり撃沈。
やっぱりな。
敢えて言わせてもらえば、本番は来週の桜花賞である。
いつもの強がりである。

5613th


 2(土) 腹筋ローラー SW

〔桜を求めて彷徨う〕

▼このところ良く行く、町田街道沿いのステーキ屋でいつものヒレステーキを食す。
行くとサービス券をくれるため次もそこへ行ってしまうあたり、完全にその手に乗ってしまっている。
ともあれ、これにて充電完了。

▼薄曇りの今日、どこかに桜の良いところはないかと、町田街道を走って来たついでに八王子城址へ行ってみた。
城に桜と言ったらお決まりの組み合わせと思ったからだ。
するとどうだ、桜なんかないじゃないか。
オレとしたことが、まったくの計算外であった。
それに比べて、町田街道沿いにある学校の桜は見事なものだった。
その学校の名前は驚くなかれ、桜美林学園だ。
桜が美しい林のある学園とは、よく言ったものだ。
もともと桜の群生地だったのか、それとも桜をこの学校のシンボルにしようと植樹したのか分からないが、その数といい、枝振りといい、なかなかのものである。
できれば校内に入って見物したいくらいだったが、不法侵入者にはなりたくなかったので後ろ髪を引かれる思いでここを後にした。
結局のところ、近所の公園で桜を眺めお茶を濁して満足する、そんなオチなのだった。

5612th


 1(金) 136 100

〔12年前の日記〕

▼六本木の桜はほぼ満開。
ただいつもより花の咲き方にパンチがない様に感じるのは気のせいか。
もしかしたら9分咲きくらいなのかも知れない。

▼朝、年度始めの社長の訓示。
30分が非常に長く感じられた。
隣りに立っていたHは何度もふらつきオレにぶつかってきた。
聞くと、腰がすっかりダメな感じになっているとのことで、毎日整骨院に行き、お爺ちゃんお婆ちゃんらと一緒になってリハビリに励んでいると言う。
それでも週末は好きなヤクルトを応援に神宮へ行って来るのだと張り切っていた。
それを聞けばまずは一安心だ。

▼昨晩、古舘伊知郎がついに報道ステーションから引退した。
もっと長いかと思ったが、12年の歳月だったらしい。
12年前のこの日記を見てみると、ニュースステーションが終わったこと、そして報道ステーションが始まったことが綴られており、こんなことが書いてあった。

-抜粋-
2004年3月24日
▽気が付けば、まもなくニュースステーションの最終回である。
ニュースステーションと言えば、久米宏であり、久米宏の降板と共に番組は終了するのだ。
とにかく長寿番組であり、思えば、物心付いた頃からやっていたような、そんな気がする。
物心が遅すぎるよ、おい。
最終回は金曜日であるから、きっとその回はスペシャルなのだろう。したがって、明日の番組が実質的な最終回なのではないか。
心して見たいと思う。

2004年4月8日
▽帰宅し、テレビを付ければ、なにやらものものしい雰囲気が感じられ、見れば、イラクで日本人3人が人質になったと言う。
こうなることは十分予想できたとは言え、いざ起これば、やはり事は重大である。
テレビでは、深刻そうな顔でキャスターがそのニュースを伝えるが、キャスターが古舘なだけに、どうもその深刻さがしっくりこない。それが何なのか、 はっきりしたことは言えないが、ただ一つ言えることは、それが古舘だからである。
つまり、古舘であることが原因なのだ。

ともあれ、これを機に取り合えず自衛隊の撤退しかないだろう。

▼その当時のオレは、ニュースステーションの終了を非常に残念に思うとともに、いっぽうニュースキャスターとしての古舘には何かしらの違和感を覚えていたことが分かる。
だがしかし、12年間と言う月日の間にオレの評価はすっかり変わっていた。
やっぱりたいしたもんだよ、古舘伊知郎。

5611th




byクムラ〜




昨日 今日


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