千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を錬とする。
体力維持か、単なる意地か、長年続けている腕立て伏せ。
ややもすると怠け気味になってくる今日この頃。
自分自身への叱咤も含め、ここに記す。
/30:仙台出張が終わる /29:仙台最後の休日 /28:雪国の苦労 /27:ガルウィングを見る /26:戻って安心 /25:タバコについて思うこと /24:秀逸ペンチを手に入れる /23:こだわりの0.7 /22:ランドリーへ /21:遠距離に感心する /20:機能を果たすのか /19:高くて困る /18:温めたい /17:多忙な予感 /16:仙台入りする /15:仙台出張前日 /14:帰国へ /13:カンボジア最終日 /12:遺跡、そして食べるを満喫 /11:アンコールワットへ /10:カンボジア到着 /9:明日、カンボジアへ /8:見た、見た、勝った /7:旅行準備に取り掛かる /6:安心の一日 /5:北海道帰省ドライブ決算 /4:寄り道しつつ帰還する /3:北海道を出る /2:故郷、美唄を出発 /1:実家で妹一家と/
<2015年11月> ◆腕立伏◆スクワ◆背筋◆腹筋 30(月) 腹筋ローラー 〔仙台出張が終わる〕 ▼晴れ。しかし寒い。 朝、クルマのウィンドウはしっかり凍っていた。 ▼11月も今日で最後。 思えば今月は、北海道帰省、カンボジア社員旅行、そして仙台出張とまったくもって慌ただしい毎日であった。 つい先月まで兵庫県にいたしな。 そして、いよいよ今日で仙台出張は終わりとなり、明日東京へ帰還することとなる。 そんな折り、仙台支店からF川さんがオレの顔を見に来てくれた。 10年くらいぶりだろうか。 F川さんとは名古屋で一緒だったことがあり、それ以来なのである。 「まだ、あのスカイライン乗ってるの?」 「乗ってますとも」 そんな、相変わらずの話で盛り上がるのだった。 K田とF島に別れ際一言「頑張れよ」と言った。 それは、けっしてオレをまた呼ぶようなことにはならないでくれよ、と言う思いも込めてである。 そしてその仕事場を離れた。 明日、宮城県で唯一の村にあるホテルをチェックアウトし、東京帰還へ向け東北道を走るのだ。 ▼漫画家の水木しげる先生が亡くなった。 行けば良かったよ、水木しげるロードへ。 今年9月、鳥取から帰って来た際に気付いたことなのだった。 5488th 29(日) 162 〔仙台最後の休日〕 ▼晴れ。 久し振りのそして仙台最後の休日。 ▼5人集って焼肉へ行った。 オレの仙台出張も残り少ないと言うことで集ってくれたのである。 IさんとM本はもともと本社の同じ部署だった人間であり、現在はここ仙台にいる。 だからK田を含めこの5人中4人はもと同じ部署であり、F島だけは東北の人間である。 2年前に仙台へ転勤して来たまだ若いM本はここでの生活を満喫しているようだが、Iさんは貸していた座間にあるマンションが空き部屋になってしまったことに嘆いていた。 確かに大変だよな、こっちで家賃払って、さらにローン払ってさ。 いっぽうのK田は痛風など我関せずと言った調子で食べまくっている。 その体格からしてまさに食べることが楽しみで生きているといった雰囲気を醸し出している。 そんな感じで、取り留めのない話でわいわいと楽しいひとときを過ごした。 さあ、仙台生活も明日一日だ。 ▼ジャパンカップだった。 いつになくゴールドシップは落ち着いていた。 と言うか、落ち着いていたわけではなく、大人しかったのではないか。 まったく覇気を感じられないまま、レースは終わってしまったのだ。 果たして引退レースとなる次走有馬記念はどうなのか。 また悩みそうである。 当然、オレの馬券も外れました、っと。 5487th 28(土) 腹筋ローラー 〔雪国の苦労〕 ▼晴れだが風が強い。 ▼ここ仙台も少ないとは言え雪が降るようで、地元の人達はすでにスタッドレスタイヤに履き替えている。 それを聞いたK田はさっそくタイヤ交換の準備を始めた。 しかし、すでにどこの店も在庫がない状況だ。 やっと、イエローハットに在庫があることを突き止め、予約しようとしたが予約は受け付けないらしく、店に並んで下さいと言われたとのこと。 聞けば、10時開店なのに、6時には並んでいるらしいではないか。 何かに付け大変だなあ、雪国って奴は。 もはや他人事である。 ▼ホテルのフロントに明日は部屋清掃は不用であることを告げる。 明日は2週間振りの休日、つまり仙台へ来て初めての休日だ。 と言ってもいまさらどこへ行くあてもなく、さしずめ、UFCとかジャパンカップとか見ているのがおちなのではないか。 ともあれ、ただ仕事だけの仙台生活ももうすぐ終わりである。 5486th 27(金) 158 100 〔ガルウィングを見る〕 ▼朝、クルマの窓が曇っていると思ってワイパーをかけたら凍っていた。 晴れたり曇ったり、たまに雨降ったり、そして風が強い。そんな一日。 ▼仕事場に珍しいクルマに乗ってきた者がいた。 そのクルマの名は、「AZ−1」 マツダの軽自動車なのだが、ガルウィングと言う思い切ったドアを採用した希有なスポーツカーである。 その当時、ホンダビート、スズキカプチーノと並び、軽スポーツカー3羽ガラスだった記憶がある。 発売は1992年と言うから、オレの愛車スカイラインHCR32と同じ歳だ。 もっと古いと思ったけどな。 ともあれ、悲しいかなあまり売れなかったので近頃ではほとんど見掛けることはない。 それだけに今見るととても新鮮である。 こんな斬新な軽自動車はもう出ないんだろうなあ。 それも時代の流れである。 5485th 26(木) 腹筋ローラー 〔戻って安心〕 ▼朝からけっこうな雨。 しかも寒い。 ▼休暇を取っていたK田が戻ってきた。 昨晩、こっちに戻ってきたらしいが途中の福島辺りで雪が降り出し、通り過ぎた先からチェーン規制が掛かっていき、その追いかけっこ状態でなんとか戻ってきたとのこと。 良かったよ、無事戻って来てくれて。 さっそく引き継ぎをした。 これで来週火曜の東京帰還に向け、安心して残りの仙台生活を送れると言うものだ。 取りあえず、雪だけは降らないでくれよ。 ▼それにしても、日が短くなった。 東北だけになおさらかも知れないが、16時を過ぎるともう暗いのである。 あと1ヶ月もしたらいったいどうなってしまっているのか。 心配してもしょうがない。 そんなことを考えていたら、なおいっそう寒さが身に染みる。 こんな日はやっぱりこれだろう、と言うことで、帰りのコンビニでおでんを買って帰った。 巾着の餅が固かった。 5484th 25(水) 156 100 〔タバコについて思うこと〕 ▼曇り、午後雨が降り出す。 かなり寒くなった。 ▼ここの事務所は今時にしては珍しく、禁煙ではない。 だから、タバコを吸わないオレとしては少々気になるところだ。 なにしろ、タバコの臭いが身体に染みついてしまっており、それはホテルの部屋に戻ると覿面に分かるのだ。 ああ、臭いなあ、臭い。 そもそもタバコについて常々思うことがある。 それはこう言うことだ。 「時間の無駄なんじゃないの?」 ここはそうではないが、ほとんどの施設が分煙となっているいま、まず喫煙所まで行くのに時間が掛かるだろう。わざわざそこまで行ってタバコを吸う、それを1日何回もやっていれば、いったいどれだけの時間をそれに費やしていると言うのか。 一日に10本吸うとすれば、一回15分として2時間半だ。 それをオレは、つくづく無駄だなあ、と思うのだ。 5483th 24(火) 〔秀逸ペンチを手に入れる〕 ▼曇り少し晴れ、たびたび雨。 ▼ホームセンターに行ったら偶然、以前から欲しかったモノがあった。 その名も「ネジザウルス」 要はペンチなのだが、これがなかなか優れモノなのである。 ここにネジ山がつぶれてしまったネジがあるとしよう。 こうなったらもうドライバーで外すことは無理だ。 なにしろネジ山がなくなっているのだから、ドライバーで回そうったって空回りするだけでイライラするだけだ。完全にお手上げだろう。 ところが、このネジザウルスを使えば、あ〜ら不思議、こんなネジなどいとも簡単に外せてしまうのである。 凄いモノがあったものだな。 この存在を知ってからと言うもの俄然欲しくなり、これがどこにあるのか調べたら町田の東急ハンズにある様だったので帰ったら絶対に買いに行こうと思っていたのだが、まさかこんなところでお目に掛かるとはな。 因みに、こんなところとは、ホームセンタームサシのことである。 関東ではあまり馴染みのないホームセンターだが、新潟を中心に東北地方ではポピュラーであるようだ。 ともあれ、行くとつい、予定外のモノを買ってしまうんだよなあ、ホームセンターって。 せっかく買ったネジザウルス、試してみたくてしょうがないのだが、こんなときに限って、ネジ山のつぶれたネジなんか何処にもないのだった。 5482th 23(月) 腹筋ローラー 〔こだわりの0.7〕 ▼朝から雨。 勤労感謝の日、のっけからテンションが下がる。 いつもは仕事場まで30分以上掛かるが、昨日今日は休日とあって所要時間約20分で到着。 ▼ふと、愛用のシャープペンシルがないことに気付いた。 どこに置いたのだろう。どうしても思い出せない。 もしかしたら、打合せのときに人に貸してそのままだったのかも知れない。 打合せには鉛筆ぐらい持って挑めよ、オレは声を大にして言いたい。 ともあれ、長年使っていただけになんだか残念だ。 因みにオレの場合、シャープペンシルは専ら0.7を使っている。 0.5くらいのシャープペンシルだと、ポキポキポキポキ折れていつの間にか芯がなくなってしまっているじゃないか。 だからオレは、0.7のHBにこだわるのである。 だったら0.9にしたらどうなんだと言う向きもあろうが、オレの緻密かつ繊細な文字には不向きと言えよう。 そんな文字、いつ書いたんだ。 ともあれ、また同じシャープペンシルが見つかればいいけどな。 5481th 22(日) 152 〔ランドリーへ〕 ▼晴れ。 東京帰還中のK田から電話が入る。 ここに居たときとは大違いの元気な声だ。そしてこう言うのだ。 「機種変して、XperiaZ5にしました」 ふ〜ん、と思ったが、最新機種を手にしてあまりにも嬉しそうだったので話を聞いてやった。 もともと iPhone だったのだが、トイレに落として水没させてから調子が悪くなったらしく、防水仕様の Xperia なら大丈夫だろうと言うなんともK田らしい短絡的な考え方なのだった。 ともあれ、これだけ元気なら予定通り戻って来るだろう。 取りあえず一安心と言ったところである。 ▼仕事帰りにコインランドリーに寄った。 仕事場のF島に場所を聞いたのだ。 コインランドリーなんかに来るのはいったいどれくらい振りだろうか。 そんなだからすっかり要領を忘れてしまっている。 洗濯機を前にしばし説明書きを読む。 いきなり洗濯物を入れてしまったが、先にドラムを洗浄するらしく、もう一度洗濯物を取り出す。 200円を入れ洗濯開始。約30分の表示。 その間、向かえにあるヨークベニマルで晩飯の買い出し。 今日は日曜だし、寿司でも買って行くとしよう。 その後、乾燥機に入れ替え、20分200円を投入。 終わるまでこの日記を書いている。 外はすっかり冷えている。 明日から天気が崩れるらしい。 5480th 21(土) 腹筋ローラー 〔遠距離に感心する〕 ▼晴れ。 暖かい一日。 今日から3連休だが、すべて休日出勤。 今回の出張で仙台を楽しむ余裕などまったくないのだった。 ▼オレの次の行き先が二転三転している。 こないだまでは大阪に行ってもらうかも知れないと言っていたのに、いまになって、やっぱり東京にいてもらおうと思っていると言う。 気分的にもなかなか落ち着かないので、早めにはっきりしてもらいたいものだ。 ▼仕事場にいる若手のF島は微妙に訛っている。 聞くと、出身は岩手県洋野町だと言う。 震災があってからここ仙台で働いているそうだ。 ところで彼女はいるのかと聞いたらいると言う。現在地元の洋野町にいると言うからすなわち遠距離と言うことであり、すでに4年もそんな状態が続いていると言うのだ。 なんて、忍耐力があるんだ、二人とも。 つくづく感心するのだった。 ▼今日のうちに明日のマイルチャンピオンシップの馬券、買っておかなくちゃな。 5479th 20(金) 150 〔機能を果たすのか〕 ▼曇り、時折小雨。 気温10℃に満たない。とたんに寒くなった。 昨晩、野球を見ていたら、F氏、そしてT島氏から電話が入った。 どうやら飲んでいるようだ。 話していてもいまいち要領を得ないが、かいつまんで言えば忘年会のことらしい。 12月11日どうですか、と言うので了解したが、今日、メンバーの一人であるH江から日程の変更を希望する連絡が入った。 どうしたんだと聞くと、その日は、社員旅行なんですよ、と言う。 そうか、H江の行くベトナム組はその頃だったんだな。 つい先週行った海外旅行が遠い昔の様に感じる仙台の夜なのだった。 ▼泊まっているホテルの2階にコインランドリーがあると言うので見に行ったら、そこに電子レンジがあった。 これでコンビニ弁当を温められる。 そんなことより問題はコインランドリーだ。 そこには洗濯機が2つあり、それぞれに乾燥機が備え付けられているのだが、そのどれもがとてつもなく汚いのだ。 しかも、周囲にゴミは散乱しているし、洗ったのか洗う前なのか洗濯物が山と積まれているのである。 オレは声を大にして言いたい。 こんな洗濯機で綺麗になりますか。 なるのかも知れないが、やっぱり他のコインランドリーを探す旅に出なくちゃな。 ▼夜、北の湖理事長が亡くなったと聞き、驚いた。 ついこないだ、白鵬のネコ騙しに苦言を呈していたと思っていたのにな。 現役時代の北の湖はほんとに強かった。 今の白鵬なんか比べものにならないくらい強かったし、もしかすると全力士の全盛期をもってしてもかなう相手はいなかったのではないか。 まさに憎たらしいほど強かったのである。 残念ながら亡くなってしまったが、北の湖の存在は大相撲の歴史に燦然と輝く記憶となっていつまでも残るだろう。 5478th 19(木) 腹筋ローラー 〔高くて困る〕 ▼晴れ。 仙台4日目。 どうも最近首に違和感がある。 これはいったいどうしたことか。 ふと、とんでもないことに気が付いた。 枕が合わないじゃないか。 オレは元来低い枕が好みである。 強いて言えば、座布団でもいいくらいだ。 ところが、このホテルの枕は誰がどう見ても高い。 それでも無理してこの枕で寝ていたものだから、どうやら首に微妙な負担を掛けていたようだ。 こんな枕を使うくらいなら、いっそない方がいいくらいである。 しかしながらまったくないとなると横を向いて寝ることが難しくなるだろう。 それはそれで問題が起きそうなのである。 ▼そんな枕の話より、今夜は世界野球プレミア12準決勝、日本vs韓国、宿命の対決だ。 是が非でも宿敵韓国を敗って決勝へと駒を進めて欲しい。 そんな祈りを込めて観戦する。 相変わらず、大谷の投球が冴えに冴える。 まったく打たれる気がしないのだ。 大谷は7回まで投げパーフェクトピッチング。 それでもけっして油断できるような相手ではないゆえ目を離すことができない。 そして9回、やっぱり簡単に終わる相手ではなかった。 まさかの逆転である。 そして、、、負けた。 なんてことだ。 一気に今夜はトーンダウンだ。 大谷が勝ち、ジャパンが負けた。 そんな試合だった。 仙台での楽しみがひとつ減ったなあ。 5477th 18(水) 148 〔温めたい〕 ▼曇りのち雨。 仙台3日目、それ以上に長くいるように感じる。 昨日、K田との引き継ぎを終え、本来K田は今日より休養のはずなんだが、電話をしたら仙台支店で残務整理をやっていると言うではないか。 いつになったら終わるんだよ、と聞いたら分かりませんと言う。 なんだかイヤな予感が過ぎる。 ▼ホテルが満室のため今週土曜日の宿が決まっておらず、仕方ないので最悪K田のアパートに転がり込むつもりだったが、運良くキャンセルが出た。 ホテルの部屋でふと気付いたことがある。 レンジがないじゃないか。 と言うことは、温められないと言うことであり、これではコンビニで買うモノも非常に限定される事態となる。 辛うじてお湯を沸かすことはできる。 こうなったら取る手段はカップラーメンしかないだろう。 え、そうだろ? 雨もすっかり冷たくなったしな。 5476th 17(火) 腹筋ローラー 〔多忙な予感〕 ▼晴れ。 非常に暖かい。 思った通り、非常に忙しくハードな一日だった。 K田との引き継ぎも完全ではないが、なんとかやった。 そのK田は現在、満身創痍となっている。 持病の痛風が悪化し、まともに歩ける状態じゃないのだ。 それと言うもの、ちょっとどうかと思うほど太りすぎなのだ。 「おまえいま、何キロあるんだ?」 そう聞くと、K田はこう答えた。 「企業秘密です」 秘密にするほどのものか。 取りあえず、この1週間の休みで回復してもらいたいものだが、まさか戻って来ないとは言わないでくれよ。 予定ではオレのこの仙台出張、今月いっぱいなのである。 それにしても、このビジネスホテルの生活は、なんともあじけがなくて詰まらないものだな。 5475th 16(月) 〔仙台入りする〕 ▼晴れ。 出張先の仙台へクルマで向かう。 今回受けた指令は後輩K田の応援である。 K田がここしばらく休んでいないと言うことで、まとまった休みを取っている間、変わりにオレがK田の仕事を担うと言うことなのである。 15時半に東北道を降り、青葉区にある仙台支店に立ち寄る。 支店長らに挨拶をしてからK田の待つ仕事場へ。 到着し、K田の顔を見るとすでにまったく余裕がない。 おいおい、大丈夫なのか、おまえ。 いったいいつまでここにいることになるのだろう。 そんな一抹の不安を覚えながら、軽く打ち合わせ。 本格的な引き継ぎは明日だ。 と言うことで、オレは先に出て、宿泊先のホテルへ向かった。 チェックインの手続きをしていると、突然携帯が鳴った。 東京のF氏からだ。 出るなりこう言った。 「なんで帰ってきたの教えてくんないの〜」 兵庫県の出張から戻ってきたことを誰かに聞いたらしい。 だがしかし、オレはいま仙台にいる。 用件はと言えば、何のことはない、忘年会の件であった。 なんとか、その時までには帰還したいものだ。 5474th 15(日) 146 〔仙台出張前日〕 ▼雨のち晴れ。 暖かい一日。 ▼買い出しなど、さっさと用事を済ませ自宅でのんびり過ごす。 競馬、大相撲、そして野球観戦。 その世界野球プレミア12は、すでに日本が昨日アメリカを敗り1位通過を決めているので、のんびりお気楽に観戦だ。 とかなんとか言ってるが、そうそうのんびりもしていられない。 そうである。 明日から仙台出張が始まるのだ。 その準備をしなくちゃな。 考えてみれば、3月の兵庫県出張からと言うもの、1週間と自宅にいることはないのではないか。 それもこの仙台出張を最後にしばし落ち着けるかも知れない。 しかし、変な期待はすまい。 いつの間にか11月も半ば。 近所のアウトレットモールも今日からクリスマスイルミネーション一色だ。 見てないけど。 5473th 14(土) 〔帰国へ〕 ▼昨晩はベトナムハノイ空港で1時間半ほど足止めを食った。 ここでブログの更新などしたかったのだが、なにしろネットの状態が不安定でそれも適わなかった。 睡魔と戦いながらもようやく搭乗手続きが始まる。 みな憔悴しきっている。 離陸するとすぐさま眠りに入った。 朝食を配る気配で目が覚める。 7時半成田空港到着。 どうやら雨のようだ。 半ズボン、Tシャツではさすがに寒い。 チャーターバスで東京駅まで行く。 ここでみなと別れた。 今回の社員旅行、怪我人も病人も迷い人も出なく、楽しい旅行であった。 さあ、また日常が始まる。 気分を切り換えねばなるまい。 13(金) 〔カンボジア最終日〕 ▼カンボジア最終日の今日、今回は8名でアンコールトムへと行ったのだった。 アンコールワットよりも明らかにスケールがでかい。 象さんまで歩いている。 観光用だけど。 見たところ石に施された彫刻もアンコールワットよりも掘りが深いような気がする。 その彫刻にもまたそれぞれ物語があるのだ。今日もガイドのピーナが説明してくれるので助かる。その若さで何を質問しても即座に答えが返ってくるのが凄い。感心しきりである。 さらにこの周辺の遺跡を5カ所ほど見て回った。 半日コースだと言うのに、かなり歩いた。聞いたら4.5キロ歩いたと言うじゃないか。 それにしても、毎日暑いなあ、ほんとに暑い。気温は37℃ほどあるそうだ。 午後、ツアーから戻り少し仮眠を取った後、3人でホテル近くの寂れたレストランで昼食。ここで他の連中5人ほどと出会す。 五目焼きそばの様なものを注文したのだが、普通に美味しい。 食に関して言えばほんとにまったく問題はない。 ただ、街を歩いていると、トゥクトゥクの客引きがやたらと多いのが鬱陶しい。 それもまたお国柄だ。 16時にホテルに集合。 因みに部屋を出る直前にまた水漏れで床がびっしょりだった。良かったよ、今日で。 記念に現地ガイドのピーナとツーショットで記念写真を撮った。 さあ、いよいよカンボジアともお別れだ。 シェムリアップ空港まで15分。しかし、離陸が1時間半遅れる。アナウンスがないので理由が分からない。 帰国は明日の朝。 家に帰るまでが旅行だ。油断は禁物である。 12(木) 〔遺跡、そして食べるを満喫〕 ▼カンボジアの道路事情は、クルマとバイクが半々である。 見るとバイクには、3人4人がへっちゃらで乗っている。 現地のガイド、ピーナに何人まで乗れるのか聞いてみたら、こんな答えが返って来た。 「乗れるまでです」 クルマもそうらしく、タクシーなんかも下手すると6人を乗せて走るらしい。 だから、結果的にトゥクトゥクの方が楽だと言うことだ。 ▼今日も遺跡巡りだ。 男7名、女4名で廻った。 ますは、ベンメリア遺跡へ向かう。 ここには、あの天空の城ラピュタのモデルとなった遺跡がある。 それにしても道中の道が悪いことと言ったらない。 なんどもバスの座席から身体が30センチほど飛び上がるのだ。 それは舗装がしてあっても同じことで、聞くと数年に1回ある洪水のせいだと言う。だから、家は高床式が多い。 そして移動手段としてバイクの他にトラクターも主流なのだという。洪水で水を被ってもへっちゃらだからだ。 確かに見ると、トラクターが引っ張る荷台に人が何人も乗っているのを見掛ける。 1時間ほどでベンメリア遺跡到着。 ここの遺跡はアンコールワットとは違い、ほとんど修復されていない。 発見されたそのままの姿なのだ。 それだけにまた違った面白さがある。 そしてあのラピュタの遺跡だ。 宮崎駿がここを見たときは辺り一面が水面だったらしいが、乾季の今はそれがない。だから想像するしかないのだが、よく考えたら、ラピュタ見たことなかったよ。 それでもなんとなく分かった気がする。 ▼昼は用意してもらった弁当を食べる。 それにしてもここの人達は良く昼寝をしている。それが昔からの風習らしいが、それにしたって店員が二人とも昼寝ってことはないじゃないか。 しかも完全に床に寝そべっている。 それもこれもお国柄ってことである。 ▼次の目的地は、バンテアイスレイ遺跡へ。 アンコールワットよりもさらに古いと言うここの遺跡の目玉は、石に掘られた彫刻だ。中でも東洋のモナリザと呼ばれる彫刻はなかなか見事だし、その彫刻ひとつひとつにはやはり長大な物語があるのだ。 ▼いったんホテルに戻り、晩飯の相談。昨日いきなり行って入れなかった店へ今日は予約して行こうと言うことになった。ピーナに聞くと予約の電話を入れてくれると言う。これでひとまず安心だ。 手配だけしてもらっては悪いので、ピーナも誘った。家がホテルから10分くらいだと言っていたのでてっきり着替えてくるのかと思ったらガイドそのままの服で来た。 「着替えたらだれか分からなくなると大変だから」と笑って言った。 ピーナお勧めのレストランは、スープドラゴンと言う店。 カンボジアの料理は全般的にニオイもクセもなく、日本人にはまったく無害で、むしろ美味しいと思った。 しかも安い。昨日もそうだったが、さんざん呑んで食べても1人10ドルでこと足りるのだ。 ▼ここを出た後、ピーナが是非食べて欲しいと言うので、オレは傍観を決め込むつもりだったが、結局、皆に押し出され食べるはめになってしまったのが、名前は忘れたが、アヒルの孵化途中の卵だ。これには参ったと思ったが意を決し食べた。 じっくり見てはとても無理と思い、心を無にして食べた。 意外とニオイはない。 知らないで食べれば旨いかも知れない。 でも次は無理だ。 11(水) 〔アンコールワットへ〕 ▼昨晩のこと、寝ていると何か妙な音に気付き、起きて見ると、なんと、天井から水が滴り落ちてるではないか。 床がびっしょりである。 慌ててバスタオルで床を拭き、ゴミ箱で水を受けた。その後、電話し修理に来てもらう。 なんとか水漏れは収まり、安心して寝ることができたという、そんなアクシデントも思い出の一つだ。 今日はまず、トンレサップ湖という、水上生活をしているところへボートに乗って見学に行った。 この湖で2万人ほど暮らしていると言うから驚きである。広さは水の多いときで琵琶湖の10倍というからスケールが違う。 ボートには現地の子供も乗っていて、おもむろに客の肩を叩き始める。とうぜんオレにも順番が回ってきて、準備しておいた1ドル札を渡すと喜んでお辞儀をしていた。考えてみたらけっこうな稼ぎなのではないか。こんな仕事に付ける子供もここではほんの一握りなのだろう。 この湖には学校もあって、水上の自宅からボートに乗って通っているのである。 水上の家の生活ぶりは外からも良くわかる。 ハンモックなどに揺られて昼寝などしており、なんとなく長閑だ。 レストランで昼食を摂った後、いよいよアンコールワットへ。 さすが、世界遺産である。 見学者が物凄く多く賑やかだ。 目の前にアンコールワットが現れると、その存在感に倒される。 すべてが石造であり、その石には芸術的とも言える彫刻が施されている。そしてそのひとつひとつにはすべて意味があるのだ。 今日も歩きっ放しでかなり疲れたので詳しいことはまた今度と言うことにしよう。 夜の街もなかなか面白かった。 明日はまた遺跡巡りだ。 夜は男女13人連れ立って飯を食いに行った。 ガイドお勧めの店へ行ったもののこれだけの人数は入ることができず、仕方なく他の店へ。 レッドピアノと言うパブ風の店へ。 辛うじてボックス席が空いており陣取った。 とにかく皆腹が空いている。 ピザ、パスタ、サンドイッチ、サラダ等を怒涛の如く注文し、そして平らげた。 どうやらここは、アンジェリーナ・ジョリーお気に入りの店だったらしい。 どうりでメニューに彼女の写真があったと思ったよ。 こっちの水は飲まない方がいいし、当然、氷もダメなわけで、となるとビールなんかはいいが、オレなんかフレッシュオレンジジュースだぜ。氷なしのそれはまさにしぼりたてのぬる〜いオレンジジュースだった。 氷が普通に使えると言う有り難さを改めて思い知ったのだった。 10(火) 〔カンボジア到着〕 ▼5時前起床。 さすがに眠い。 朝8時成田空港集合なのだ。 成田空港でエスカレーターを逆に行くF原さんを発見。 「どうしたんですかあ!」と呼び掛けるとF原さんはこう言った。 「チケットなくした!」 相変わらずおっちょこちょいのF原さんである。 結局諦め、成田エクスプレスのチケットは買い直したとのこと。 因みにF原さんと部屋が同室になった。 参加者35名は無事集合。 途中、ベトナムのハノイ空港で乗り換え8時間の飛行時間を掛けカンボジア、シェムリアップ空港到着。 さすがに疲れた。 空港は平屋建てでかなり質素。 バスでホテルへ。 この辺ではけっこう豪華なホテルなのではないか。 チェックインしてすぐにディナー会場へバスで移動。 料理は中華だ。 ここで全国から集まっている各人の自己紹介。 久しぶりの奴もいるし、初めての奴もいる。 こういった時じゃないと全く会えない者もいる。これがこの旅行の趣旨でもあるのだ。 食事会が終わってホテルにいったん戻り、近くのコンビニまで探検。 信号が非常に分かりにくい。青の様に見えても全くクルマは止まろうとしないのだ。 いつまで経っても渡れないので、クルマの間隙を縫って渡った。 多分、こういう形式なのだろう。 コンビニには怪しいお菓子や飲み物がたくさんある。やけにカラフルだ。 試しに適当に買ってみる。 よければ、お土産にでも買っていこう。 今日はほんとに疲れた。 朝早い上に普段よりも時差で2時間多く起きてるのだから当たり前だ。 さて、明日はアンコールワットだ。 9(月) 144 〔明日、カンボジアへ〕 ▼曇り。 日中は辛うじて雨は降らなかったが、夜になり降り出す。 ▼会社に出勤。 明日からの旅行の書類を受け取る。 行き先はカンボジアのシェムリアップと言うところで、カンボジアへは日本からの直行便はなく、ベトナムのハノイで乗り換えとなる。飛行時間は約8時間。思ったよりも掛かるんだなあ。 ホテルは、カンボジアホテル ソカ アンコールリゾートと言うホテル。 どうやらちゃんとしたホテルのようだ。 フリー WiFi も完備されているし。 今回の旅行メンバーは35名。 なかなか賑やかになりそうだ。 明日は、成田空港に朝8時待ち合わせである。 けっこう早い。 絶対に遅刻は許されないので、今夜は気合いを入れて寝なければなるまい。 無性に何か忘れてるような気がしたのでよくよく考えてみると、来週から行く仙台のホテルを取っていないことに気付いた。 調べるとどこも意外と混んでいる。 それでもなんとか5日分は予約できた。 あとは、現地でなんとかしよう。 明日は、カンボジアからアップする予定である。 5467th 8(日) 腹筋ローラー SW 〔見た、見た、勝った〕 ▼久しぶりの雨。 寒さは感じない。 ▼近所のアピタへ買い出しに行ったら、北海道新幹線開通のキャンペーンをやっていて、タイミング良く、津軽三味線を聴くことができた。 力強く叩かれる弦の音がいつまでも耳に残って心地良い。 ほんとテンションが上がるよなあ、津軽三味線の音は。 ▼競馬中継のあと、ボクシング中継。 村田諒太の第8戦はラスベガスデビューマッチ。 判定で勝ったものの、内容はいまいち。 こんな動き、戦い方じゃ世界戦なんてとんでもない話だ。 これから大化けしない限り、世界チャンピオンなど夢の夢だろう。 ▼今日から大相撲が始まった。 久しぶりに横綱3人が揃う。 やはり、白鵬がいないと場所が締まらない。 結びの一番で横綱鶴竜に土が付く波乱。 他は安泰。 今場所こそはと、日本力士に超淡い期待を寄せる。 ▼夜は、世界野球プレミア12の開幕戦。 日本vs韓国。 なにしろ世界ランク1位の日本だ。こんなところで負けてはいられない。 見ているこっちも異様に気合いが入る。 まずはほれぼれする大谷のピッチング。 まさに日本の誇りだ。 則本も松井もよくピンチを乗り切った。 終わってみれば、5対0 なんて、気持ちがいいんだ。 世界一に向け、幸先の良い白星発進である。 5466th 7(土) 142 SW 〔旅行準備に取り掛かる〕 ▼曇り。 午後、辺り一面が薄暗くなった。すぐにでも雨が降り出しそうだ。 ▼北海道から帰ってきたばかりだが、来週火曜から社員旅行である。 行き先はカンボジア。 となれば、ぼちぼち準備に取り掛からねばなるまい。 まず考えたことは、どうやってネットに繋ぐかと言うことである。 向こうでネットをするためにはスマホは必須であるが、肝心の回線は WiFi だのみと言うことになろう。今時のホテルならきっとあるに違いない。 さらに重要なことは、スマホの充電である。 そのために必要なモノはコンセント変換アダプターだ。 ヤマダ電気へ。 カンボジアがどんな形状のコンセントなのかはっきり分からなかったので、どんな形状のコンセントにも対応できるマルチ変換プラグなるものを購入。 一見便利そうだが、これはまるでパズルじゃないか。 練習が必要かも知れない。 念のためにスマホ用の充電池も購入。 なにしろ、スマホはカメラとしても使うからな。 よし、これで万全だ。 ほんとか? あとは体調万全でその日を迎えるだけである。 そう言えば足が痛いぞ。 昨日、久しぶりに走ったせいだ。 言った先から不安が付きまとう。 5465th 6(金) RUN5km 34:13 〔安心の一日〕 ▼晴れ。 Tシャツで牛歩できるほど暖かい。 闊歩くらいしたらどうだ。 ▼ふと思い立ち、いつの間にか紛失していたキャッシュカードの再申請へ行った。 今ごろかよ、と言うくらいにほったらかしだったが、これでひとまず安心である。 それにしても、久しぶりだなあ、銀行のこの雰囲気。 ▼日産ディーラーへ行った。 ガソリン漏れの件が少々気になり、念のため見てもらったのだ。 すると、ちょっとした不具合が見つかった。 タンクからガソリンを送り出す配管、それを繋ぐ6本のビスのうち1本が緩んでいたと言うのだ。 つまり、ここからガソリンが漏れ出たのではないかと言うことだった。 良かったよ、見てもらって。 これで今日、ふた安心めだ。 ディーラー近くのコメダ珈琲に入り、改めて安心に浸るのだった。 5464th 5(木) 140 100 SW 〔北海道帰省ドライブ決算〕 ▼晴れ。 今日も暖かい。 愛車ライスシャワー号を洗車。 長旅の埃を落とす。 ▼北海道に向け10月28日に東京を出発、昨日11月4日に帰還したドライブの決算は次のようになった。 ▽総走行距離 1,931キロ ▽ガソリン消費量 201リッター ▽燃費 9.6km/L ▽総ガソリン費 29,963円 ▽平均ガソリン単価 144円 ▽高速料金合計 35,330円 走行距離 2、000キロいかなかったかあ。 なぜか、とても残念。 フェリーは行きは青森→函館。帰りは苫小牧→仙台だった。 今回、ガソリン代が安かったのは助かった。 昨年よりもリッター40円は安かったのではないか。 燃費はと言えばリッター10キロに届かなかったが、それでも大食いのライスシャワー号にしてはまあまあの成績だったのではないだろうか。 比較的安全運転だったしな。 トラブルと言えば、スタンドでのガソリン漏れ事件があったが、それ以降ガソリンを入れても何も問題ないのでスタンドの女性スタッフのガソリン入れ過ぎに違いないだろう。 あの時はほんと焦ったが、蓋を開けて良くチェックするんだったよ、まったく。 なにしろ、もうすぐ25年目となるライスシャワー号だ。 いついかなる事態が起こるかも分からないが、この長距離を何らトラブルなく無事に帰って来られたことは喜びに堪えない。 さあ、懲りずに来年も行ってやる。 5463ht 4(水) 〔寄り道しつつ帰還する〕 ▼フェリーの窓から強い光、つまり朝日が射し込み目が覚める。 それほど揺れはなかったが、慣れない船上での睡眠で眠りは浅かったようだ。 だからちょっと眠い。 すでにだいぶ仙台港に近付いているはずだが、ネットはちっとも繋がらない。 青森〜函館間はそこそこ繋がったが、どうやら太平洋に出るとダメらしい。 9時半に到着間近の案内放送が鳴ってやっとネットは繋がり、慌ててブログをアップする。 予定通り、10時に仙台港着。 天候は申し分のない晴れ。しかも非常に暖かい。 車内は当然冷房だ。 そのまま帰路に着くのはもったいないと思い、ここ仙台でも城巡りを敢行した。 ますは、多賀城址へ。 仙台港から20分ほどだ。 奈良時代のかなり古い部類の城であり、城址しかないものの、それでもしっかりと復元されている。 現在発掘調査中とかで、埋蔵文化財のスタッフだろう8人ほどが作業していた。 ここから40分ほど走り、仙台城へ。 東北大学のキャンパスを抜けて現地へ。 因みに東北大学は二の丸があったところに建っている。 有料駐車場にクルマを入れる。 ここは観光地としてかなり賑わっている。 本丸大広間跡の奥の方に、あの有名な伊達政宗騎馬像があった。 やはり直に見るとかなりかっこいい。 青葉城資料展示館に入り、色々な展示物やCG映像など見て楽しんだ。 気が付けば15時半。 そうのんびりもしていられない。 これから東京へ帰らなければならないのだ。 東北自動車道に乗ると、羽生辺りで事故渋滞が発生していると出ていたので、その手前の北関東自動車道から常磐自動車道に入るルートを取った。 ほんとは、鬼平犯科帳のパーキングに寄りたかったんだけどな。 それはまた次回の機会と言うことで。 少し回り道をしたので距離は50キロほど増えたが、渋滞はなく順調に東京を抜けることができた。 そして無事、21時半自宅帰還。 愛車ライスシャワー号もよく頑張ってくれたと思う。 まずは少しずつ平常に戻さなくてはなるまい。 5462th 3(火) 〔北海道を出る〕 ▼晴れ。 やけに暖かい。北海道にいて冷房をつけるとは思わなかったよ。 今日で北海道の大地ともお別れである。 スマホの不具合の件で docomo ショップに寄り、新千歳空港にも寄ってお土産など買い、苫小牧港へ。 帰りは少しリッチに苫小牧から仙台行きだ。 乗船するなりレストランでディナーと言う名の晩飯。 そのままだけど。 つい食べ過ぎるからダメだな、バイキングは。 このところ運動不足になってしまっているのでちょっとまずい感じ。 そのあと船内をぐるっと探検。 甲板は風があってやっぱりちょっと寒い。 あとは、部屋でまったりする。 たまに揺れる。波が船体にぶつかる音が外から聞こえる。 それもまた風情だ。 それにしてもインターネットの繋がりが悪い。 やがて通信は完全に遮断される。日記のアップもできない。 この辺がフェリーにおけるこれからの課題だろうと思った。 ともあれ、寝て起きたら仙台である。 明日中、つまり水曜日中には東京に帰還する予定だ。 ▼先ほど、docomo へ寄ったと言ったが、それは、使っているスマホがこの旅行中に急激に電池の消耗が激しくなったからであり、どうやらそれは電池の寿命ではなく別の理由があるとオレは考えた。それは何かと言うと、同期の不具合であり、手動で同期しようとしてもネットワークエラーになるし、挙げ句には Google Play も Google 検索も立ち上がらなくなってしまった。要は、Google 関係のアプリはすべて全滅となったのである。 ネットで調べたりしてあれこれとやってみたが、どうしても不具合は改善しない。 そこで、最後の手段と docomo ショップに行ったのだが、スタッフのお姉さんが言うには、このところその類の問い合わせが多く、どうやら Google で障害が起きているのではないかと言うのだ。 直接、Googleに聞いて欲しいと言うので、教えてもらった番号で電話をした。 結果を言えば、あっさり解決した。 手順はこうだ。 「電源を切る」を長押しして「セーフモード」で再起動。 ここでまず「Google 検索」は復活した。 次に、「設定」の「アプリ」→「すべて」の中にある「Google Play 開発者サービス」の「容量の管理」を押して「データをすべて消去」と、一つ戻って「キャッシュを削除」を押す。 「Google Playストア」の「データを削除」と「キャッシュを削除」を押す。 そして再起動。 ウィジェットは再設定しなければならないが、これで無事、元に戻った。 電池の持ちも元の通りになった。 ああ、すっきりした。 きっと同じ苦労している人がいることだろう。 ポイントはセーフモードである。 忘れぬうちにここに記しておこうと思う。 5461th 2(月) 〔故郷、美唄を出発〕 ▼美唄はどんよりした曇り。 寒さはそれほど感じない。 親父に電話が入った。 近所から何かの依頼があったようだ。 聞くと、そんなことはしょっちゅうあるらしく、親父は颯爽と出掛けていった。 今日は邪魔になった樹の根っこを撤去して欲しいと言う頼まれごとだったらしい。 こないだは、窓の雪囲いをやりに行ったとのことだ。 イヤな顔一つせず当たり前のようにやってのける親父を誇らしく思う息子なのだった。 ▼愛車ライスシャワー号の洗車をした。 北海道の長い道中を雨の中走って来たのでどろどろだったのだ。 近所のコイン洗車場へ。 平日だと言うのに5台ほど先客がいた。 愛車も綺麗さっぱりになり、オレの気分も爽快である。 ▼いよいよ実家を後にする。 夕方、親父とおふくろに見送られ出発した。 高速道路に乗る前に少し寄り道をする。 アルテピアッツァ美唄、そして美唄炭鉱跡地へと行った。 赤い竪坑櫓をライスシャワー号と共に写真に収め、美唄を出発。 明日、苫小牧港から仙台行きのフェリーに乗り北海道を出る予定だ。 取りあえず、雪が降らなくて良かったよ。 5460th 1(日) 〔実家で妹一家と〕 ▼美唄は晴れ。 札幌から妹一家がやって来た。 5人姉妹のうち下3人が妹とともに来た。 長女はすでに結婚しており子どもが二人いる。したがって、妹の末っ子は小6にしてすでに二人の叔母さんと言うことになる。 それにしても1年会う毎に不思議なほど大きくなっている。 当たり前だけど、たまにしか会わないとこんなものである。 出前の寿司を囲んで宴会。 妹が幼稚園の頃に歌った歌をオレがラジカセで録音したテープがまだ残っており、それをCDに焼いたものを再生して皆に聴かせたら大ウケだった。 自分の母親が自分よりも小さい頃の歌声だからな、そりゃ無理もないだろう。 いまだにそんなテープを持ってるオレもオレだが。 妹にお下がりのカーナビをあげたらたいそう喜んでいた。 最初、親にあげようと持って来たのだが、そんなもんいらん、と言う。 予想通りの答えだったが、年寄りに慣れないものを与えるとかえって危ないからな、それが正解だろう。 妹たちは夕方4時頃帰って行った。 それから親父と連れと3人で宮島沼へ行った。 行く道中、次第に山へと落ちていくサンセットがすごく綺麗だった。 宮島沼へはマガンがまだいるのではないかと言うことで行ったのだが、もうかなりシベリアに向け飛び立って行ったようで数は少なくなっていた。それでもマガンと白鳥の群れを確認することができた。 宮島沼オリジナルのフィールドノートを購入し、ここを後にしたのだった。 美唄は明日の夕方出発の予定だ。 天気は良さそうだ。 洗車でもしてから行こうかと思う。 5459th byクムラ〜 |
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