◆腕立て日記◆

千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を錬とする。

体力維持か、単なる意地か、長年続けている腕立て伏せ。
ややもすると怠け気味になってくる今日この頃。
自分自身への叱咤も含め、ここに記す。

|めっせ〜じ| 

/31:暑中一時帰還 /30:ついに現れる /29:夢のコンピューターシステム /28:ワイルドな一面を見る /27:ないが必要である /26:カモを見て思い出す /25:夏でも温かい /24:会議中の電話をブチ切り /23:4ミリの辛抱 /22:急な話に困る /21:季節はセミへ /20:満席である /19:聞く間もなく /18:完了の知らせ /17:上陸した /16:引っ張られるにもコツがある /15:すぐに返事が来た /14:呑気に構えている場合ではない /13:寄らずに帰る /12:歯医者へ /11:今年もか /10:梅雨明けかも知れない /9:落とす /8:一番古いモノ /7:行き先を決める /6:つくづく思う /5:日曜は危険である /4:加古川で映画を観る /3:気になるナンバー /2:データは見えない /1:飲まれるから飲むな/

<2015年 7月>

     ◆腕立伏◆スクワ◆背筋◆腹筋

31(金) 

〔暑中一時帰還〕

▼めまいがするほど暑い。
たぶんこの地域の今季最高気温なのではないか。
そんな中、仕事場のH氏は言う。
「死んだお爺ちゃんの遺言で32度以上は仕事をしちゃいけないって言われてるんだよ」
そりゃただ仕事したくないだけちゃうん?
思わず、関西弁でツッコミを入れてしまったが、ほんとに暑いったらないのである。

▼仕事が終わるや否やアパートに戻り、すぐに支度をする。
これから東京への一時帰還である。
帰りは新幹線、戻りは愛車ライスシャワー号でである。
18時にアパートを出た。
最寄りの土山駅までの直線道路が非常に長く険しく感じる。
マッキンリーを登頂したイッテQのイモトの気持ちが分かると言うものだ。
ここでそれを持ってくるか。
レベルが違いすぎるし、そもそも寒いだろ、あっち。

新幹線の中はうそのように涼しく、汗も一気に引いた。
車窓から見える満月が眩しい。
どうりで今日はブルームーンなのだった。
新大阪から隣りに座った女の子の食欲が凄い。
手始めにおにぎりを2個食べたと思ったら、その後はポテトチップ、ポッキー、チョコレート、せんべいと、留まるところを知らない。
そんなポリポリチックなBGMを聞きながらいつの間にか新横浜に到着。
そして無事帰還。
けっこう疲れたわ。
さしあたり明日は床屋へ行こうと思う。


30(木) 158

〔ついに現れる〕

▼この部屋に住み初めて142日目の今日、ついに出たのである。
と言ってもお化けではない。
ゴキブリである。
部屋でくつろいでいると視界の中に動くモノがあった。
近付いて良く見ると、それはまさくしくゴキブリであった。
体長2センチほどの黄金色に輝く一見いかした奴だ。
そうは言ってもゴキブリである。
記念にと、一緒に写真を撮る余裕などない。
いつその場から姿を消すかも分からないのだ。
だったら捕獲するしかないだろう。
突然、仮死状態だったオレの狩人魂が目を覚ました。
なにしろ狩人である。
あずさ2号を歌っている場合ではない。
まずはティッシュだ。
狩人が聞いて呆れる。
オレは物音を一切出さぬよう、視線はゴキブリから離すことなくティッシュを2、3枚手に取った。
だがしかし、見るとゴキブリの位置がたいそう悪い。
テレビのリモコンの横にいて、ダイレクトに捕らえるのは非常に難しいポジションだ。
だがなんとかしなくてはならない。
オレは息を潜め少しずつ奴に接近した。
焦りは禁物だ。
そして今まさに捕らえようとしたその瞬間、奴はその場から移動したではないか。
奴も必死だ。
それ以上にオレも必死である。
そりゃそうだろう。
この部屋にこんなものがいるのだと思ったら、おちおち寝ていられないじゃないか。
オレはありったけの集中力でゴキブリを追った。
何度も空振りするティッシュの手。それでもオレは諦めない。
そしてついに奴を捕らえたのだ。
オレは用心深くつまみ上げ、恐る恐るティッシュをひっくり返してみた。
捕獲は確実に成功している。しかし奴はまだ元気だ。
このまま外に放り投げようかとも思ったが、そんな仏心をオレは持ち合わせていない。
またいつ奴が戻って来るとも限らないのだ。
オレの心の奥底に宿る仏心を鬼心に変換し、そしてありったけのティッシュで奴をくるみ、まるでおにぎりを作るかの様に、にぎにぎした。
これだけにぎにぎすれば大丈夫だろう。
こうして、オレとゴキブリとの一大決戦は終わった。
これ以上の達成感はありません。


29(水) 腹筋ローラー SW

〔夢のコンピューターシステム〕

▼今日から Windows10 の無料アップグレードが始まることになっている。
少し前からパソコン画面の右下に「Windows10 を入手する」ボタンが現れており、それを選択することでアップグレードが可能となるのだが、オレは当然のことの様に喜び勇んで予約したものの、まもなく取り消してしまった。
どうしてかと言えば、そんなに焦ってアップグレードしなくても良いと思ったし、もし万が一システムに不具合が生じたら、いやになっちゃうからだ。
大変だからな、暴走したパソコンをなだめるのは。
つまりもう少し様子見しようと言うことである。
でもオレのことである。結局いても立ってもいられなくなってやってしまうんだろうな。
人間辛抱である。
いずれにせよ、無料アップグレード期間は1年間なので、その間に決めねばなるまい。

それにしても、ついに Windows も10まで来たんだな。
ちょっと感慨深げになってしまったが、この先、10年後、20年後はどんな風になっていくのだろう。
噂では Windows はこの10で終わりと言うことだが、となると今度はどんな名称になるのか。
こんなのはどうだ。
「マイクロソフト ジャーヴィス」
なんだ、ジャーヴィスって。
アイアンマンに登場するコンピューターシステム ジャーヴィスである。
コンピューターに一切触ることなく対話とジェスチャーで操作が可能になる、そんな夢のようなOSだ。
でもやっぱりキーボードは叩きたい、そう思ってしまうのである。


28(火) 156

〔ワイルドな一面を見る〕

▼若手SHがマックスバリューに行ってもいいですか、と言う。
別に構わないけど何か買い出しか、と聞いたら、ベルトが欲しいんですと言う。
どうやら今しているベルトはここに出入りしている業者から今朝借りたものらしい。
それにしてもベルトを忘れるなんて、どれだけ朝慌てて出て来たんだよ。

まもなくSHは、ガッカリした表情で戻ってきた。
「マックスバリューにベルトはありませんでした」
基本的にスーパーだからな。
しかし、いつまでもベルトを借りているわけにもいくまい。
そこでオレはこんなアドバイスをした。
「ヒモでも巻いとけ」
その後ふとSHの腰を見ると、そこに巻かれていたのは「トラロープ」だった。
意外とワイルドな奴だったんだな、おまえ。
だけどな。絶対に流行らないと思うぞ、それ。


27(月) 

〔ないが必要である〕

▼愛車ライスシャワー号をここ播磨に迎えるに当たり、どうしても必要になってくるのがこれである。
「洗車場」
だが、驚いたことにこの近辺でコイン洗車場など見たことがない。
みんないったいどこでクルマ洗ってるんだよ。
そう思って現地の人に聞いてみたらあっさりこう言われた。
「スタンドに決まってるじゃん」
そう言うことなんだな。
とは言え、全塗装したばかりゆえ洗車機に掛けるのは少々気が引けるじゃないか。
しばらくは手洗いに徹するつもりなのだ。
そこで、洗車場をググってみた。
ほんとにないな。
数件見つかったもののほとんどが潰れてしまっている。
どうやらこの辺は洗車場では商売が成り立たないらしい。
それでもなんとかこの付近に1件だけ見つかった。
地図で確認すると高砂町米田とある。
ん? どっかで聞いたことのある地名だな、と記憶を辿ると、なんとこないだ訪問した「宮本武蔵生誕之地」のすぐ近くではないか。
何かのっぴきならない縁を感じずにはいられなかった。
そんな大袈裟なもんじゃないけど。
ともあれ、これで洗車場も確保することができた。
ライスシャワー号と共に播磨入りするのは、いよいよ今週末である。


26(日) 腹筋ローラー SW

〔カモを見て思い出す〕

▼買い出しがてら近所を少し散歩した。
数多くある池にいまだヌートリアを発見できぬままだが、カモの親子を発見した。
親鳥がガーガー言いながらヒナを先導している。
どうしたわけかヒナは一羽しかいない。
他はどうしたのだろうか。
生存競争は厳しいものだと思いつつも、なんとも長閑な風景にしばし呆けた。
ふと、子どもの頃に飼っていたアヒルのことを思い出す。
ほとんど放し飼いで、エサなんかは犬と一緒になって鍋に頭を突っ込んで食べていたし、朝学校へ行くときには道路先に出るまで付いてくるほど慣れていた。
しかし、泳ぎが苦手だった。
池に入れると慌てふためいて出てくるのだ。
おまえはアヒルか、といつもツッコミを入れていた。
カモを見ながらそんなことを思い出したのである。

それにしても今日は暑い。
それでもここ播磨は海が近いためなのか時折涼しい風が適度に吹いて、他の地域に比べれば幾分涼しいような気もする。
実際の気温は分からないけど。
涼しい部屋に戻ると、名古屋場所千秋楽をやっていた。


25(土) 154

〔夏でも温かい〕

▼久しぶりの連休である。
朝からイトーヨーカドーへ。
歯医者なのである。
予約は10時からと思っていたが診察券を良く見たら11時からだった。
なんてことだ。
仕方ないので、店内のペットショップでヤドカリを観賞したり本屋で立ち読みしたりして時間を潰した。
歯医者3回目で型を取った。
ようやく先が見えてきてホッとする。
終わるとちょうど昼時だったので、店内のフードコートで昼食。
久しぶりに丸亀製麺を食べた。
いつもの様に温かいぶっかけうどんを注文。
夏でも温かいぶっかけなのか。
冷たいぶっかけも悪くないが、どうもスープがしょっぱく感じていけない。
だからオレは頑として、夏も冬も温かいぶっかけなのだ。
だがしかし、同じ温かくても絶対に許せないものがある。
ソーメンである。
出て来たソーメンのつけつゆが温かかったときの落胆ぶりと言ったら客観的に見ても自分が可哀相で仕方ない。
どう考えてもソーメンは冷たいのに限るのだ。


24(金) 

〔会議中の電話をブチ切り〕

▼会議中、電話が鳴った。
携帯の表示を見ると名古屋のAからである。
いつぐらいぶりだろうか。
それにしてもこんなに久し振りなのにこのタイミング。
相変わらずの間の悪さだ。
取りあえずブチ切りした。
ブチ切れでないことがせめてもの救いだ。
その後、電話のことなどすっかり忘れてしまったが奇跡的に思い出し電話をした。
「別になんでもないんですけど」といつものまったりとした声。
なんでもないなら電話してくるなよ、と思ったが、どうやら何か聞いて欲しいことがあるようだ。
聞くとAはこう言ったのだ。
「先週、社員になりました」
Aは当社に長年いる外注社員である。
外注と言うだけあって、仕事がないときはまったくないので収入的にも非常に不安定なのである。
それがついに社員になったと言うのだ。
良かったじゃないか、いつまでもフラフラしているわけにはいかないからな、と言ったら、別にフラフラしていたわけじゃありませんよ、と言い返された。
さらにAはこんなことを言うではないか。
「この会社もこの先どうなるか分かりませんけどね」
おまえが言うなよ。
それでも、Aの声からは心なしかホッとした雰囲気を感じ取った。
ともあれ、首にだけはなるなよ。


23(木) 腹筋ローラー SW

〔4ミリの辛抱〕

▼ディーラーから電話が入った。
いま、愛車ライスシャワー号を点検に出しているのである。
もしやまた何か不具合でもあったのだろうか。
しかしオレは驚かない。
そんなことはもうすっかり慣れっこになっているからだ。
どうなんだ、そんな慣れっこは。
だが、そう言うことではなかった。
ディーラーの担当者S氏は言う。
「タイヤの溝がずいぶん少なくなっています」
スリップサインがすでに出ているのか聞くと、そこまでには至っていなく、それでもあと4ミリほどだと言う。
交換してまだ2年しか経っていないと言うのになんだこの有り様は。
これがグリップ力優先のスポーツタイヤの宿命なのか。
担当者S氏はまだ何か言いたげである。
「実は、ブリヂストンのタイヤフェアーをやってまして、、、」
そう言うことだったんだな。
やけに遠回しなセールスである。
「悪いけど、あと4ミリ辛抱するよ」そうやんわりと断った。
タイヤはダンロップ派である。

▼空を見上げると、光り輝く上弦の月が辺り一面に瞬いていた。
いったいなん個ある図だよ。
明日は晴れる。


22(水) 150

〔急な話に困る〕

▼本社よりあまり嬉しくない連絡があった。
ここにいるSHを一刻も早く返してくれないかと言うのだ。
なんて急な話なんだ。
理由を聞くと、郡山の方でトラブっている物件があって、その応援に行って欲しいと言うのだ。
オレはひとまず、すぐには無理ですと断った。
だってそうだろう。
こっちの仕事だってまだまだSHに託していることはたくさんあるし、アパートを引き払うのにしたって1ヶ月前から言わなくてはならないのだ。
第一、そんなわけ有り物件のところに本人だって行きたいわけはないだろう。
夏休みだって取れるかどうか分かったもんじゃない。
本人に話したら案の定、拒否反応を示し非常に憂鬱な表情を浮かべた。
オレは再度電話し、すぐには絶対無理だと告げ、最低でも8月一杯はいさせて欲しいと頼んだ。
そして夕方、本社から連絡があった。
心して聞くと、代役が見つかりSHはそのままここにいても良いと言う。
まんず良かったよ、ほんとに。
本人に言うと、それはもう喜んだ。
とは言え、なんだかんだ言ってもあと2ヶ月ちょっとなんだけどな。
月日の流れるのはほんとに早いものである。

▼そのトラブっている物件の渦中にいるK田に電話してみた。
一言で言って、とても大変そうだった。
その声の感じから切なさが手に取るように分かる。
聞けば、トラブルにトラブルを重ね、そのトラブルを修正できぬまま今に至ると言う。
このままでは期日通りに終わるかも分からない状況だ。
まずはガンバレと言うしかないのだった。

▼いつの間に作ったんだろうな、クモの巣なんて。
アパートの通路脇に住まうクモをまじまじと見てしまった。
きっと一晩でこの巣を完成させたに違いない。
そう感心しつつ、このくらいの手際の良さをオレも見習いたいとつくづく思うのだった。


21(火) 腹筋ローラー SW

〔季節はセミへ〕

▼まるで梅雨明けを待っていたかのように、この周辺のBGMはカエルからセミの声にすっかり様変わりしていた。
それは風情とはほど遠く、ただうるさいだけの音色が降り注ぎ、なおいっそうの暑さを感じさせるのだ。
それでも雨が降るよりはましかと高を括っていたら、消滅していたと思っていた台風12号が復活しているじゃないか。
こんなことってあるのか。
このままいけば再び直撃コースだ。
もはや週末の恒例行事となってはいまいか。

あれほどうるさかったセミの声は夜になるとすっかり消滅していた。
いや、油断はできない。
消滅しても復活するのがセミの声であり、台風なのだ。

▼ついに待望のこれを見つけたのである。
「ペヤングやきそば」
復活したのは聞いていたが、ここ兵庫ではさっぱり見掛けなかったのだ。
見ると、新発売と書いてあることから、この地域でやっと発売がされたと言うことなのだろう。
それにしてもオレは思うのだ。
ペヤングの「ペ」ってなんだよ。
今さらかよ。
そう言えば、最近の晩飯、カップ焼きそば率がやけに多いと思わないか。
聞かれても困ると思うけど。
ともあれ、果たしてこれでこの夏を乗り切れるのか。
己の栄養事情に若干の不安を覚えるのだった。


20(月) 148

〔満席である〕

▼貴重な休日の今日、映画を見に行った。
本日の目当ては「ターミネーター ジェニシス」
イオンの駐車場はもの凄い混雑。
もしやと思ったが、中の映画館も凄い人だ。
しかも、ターミネーターはすでに完売の札が立っているではないか。
しかし、オレの的確な判断により、すでにネットでチケットは購入済だ。
良かったよ、偶然とは言え買っておいて。
それにしても、満席になった映画館なんて久し振りだな。
ターミネーターである。
シュワちゃんは健在だ。
皮膚は年数と共に老いていくと言うのはなかなかうまいこと考えたな。
2時間以上の上映時間はあっと言う間に過ぎ去った。
ところどころの設定に??? なところはあったが、理屈なんてどうでも言い。
そんな映画なのだ。
映画館を出たあとは心なしか歩き方がターミネーターになっていた。
くれぐれもあのニカッとした作り笑いは真似しないように気を付けたい。


19(日) SW

〔聞く間もなく〕

▼休日出勤は朝から思い掛けず雨模様。
昨日の話と違い天気予報に立腹する。
どうやら関東は梅雨明けしたらしいが、関西はまだだったんだな。
いい加減じらすのはやめてくれと言いたい。
雨はまもなく止み、週間天気予報を見ると向こう1週間に傘マークはない。
信じていいんだな。

▼仕事が終わって歯医者へ行った。
2回目である。
今回は前回よりもさらにあっと言う間に終わった。
いったい何をやっているのか分からない。
どうやら削っているようだが、前回もそんなことをやっていたはずだ。
なにしろ聞く間もなく、追い出されるようにして出されるのだ。
いくら待ち人多しと言ったって一言くらい説明してくれたっていいじゃないか。
次回はきっと聞こうと心に誓った。

▼アパートに戻ると眼前に、夕焼け色に染まった雲が広がっていた。
明日はきっと晴れるだろう。
3連休最終日はなんとか休めそうだ。


18(土) 146

〔完了の知らせ〕

▼台風11号は過ぎ去ってようやく雨は止んだ。
休日出勤の朝、みんななんで来ないのかあ、と思ったら、高速道路も電車も止まっているのだった。
台風の余波はまだ続いているようだ。
そうこうしているうちに台風12号も来ているようだ。
まっすぐ中国大陸へ行ってくれれば良いが、たいていは北へと進路を変える。
台風には悪いがまずは消滅してくれることを願う。
そんな願いが天に届いたのか、夕方確認すると、台風12号は熱帯低気圧になった。
その途端、異様な暑さがこの身に襲い掛かったのだった。

▼修理工場からメールが入った。
ライスシャワー号の修理が完了したと言うではないか。
待ちに待った1ヶ月、実に嬉しい限りだ。
修理代金は締めて税込み 191、000円。
意外と安く済んだ。
25万は覚悟していたのでなんだか得した気分だ。
さてと次はどこをリフレッシュしようかな。
考えれば切りがないのである。


17(金) 腹筋ローラー SW

〔上陸した〕

▼気にはなっていたが、台風が上陸したのだった。
朝から暴風雨である。
仕事場へ行くと駐車場は水浸しだ。
クルマから長靴で外に出る。
携帯に送られてきた緊急速報メールの「避難勧告」が「避難韓国」になっているあたり、お役所の慌て振りが伺える。
10時までがピークだった。
そして台風は通過。
普通ならば台風一過と言って一気に好天となるはずなのだが、今回はそんなわけにはいかなかった。
雨は結局一日降り続き、己の身体もしっとりとした雰囲気に包まれた。
ムードが良いんだか悪いんだかよく分からない状況であるが、かいつまんで言えば、一日中ずぶ濡れだったよ。
それでも体調が良いと感じるのは、涼しいからに他ならないだろう。
さあ、バテバテ必至の本格的な夏がほんとにやってくるぞ。


16(木) 144

〔引っ張られるにもコツがある〕

▼ふと外を見ると仕事場に来ていた業者のクルマが傾いていた。
どうかしたんだろうかと思い、行ってみるとしっかりぬかるみにはまっていた。
格好良く言えば、スタックであるが、ここで格好良く言う必要はまったくない。
ちょうど電気屋が使っていた高所作業車があったので、それで引っ張ることにした。
少々頼りない牽引ロープだったがないよりましだ。
すっかり泥の中に前輪が埋まってしまったプリウスの後部フックにロープを引っかけ、電気屋の運転する高所作業車は少しずつ引っ張り始めた。
いつの間にか廻りには10人ほどの人間が集まり、もう少しゆっくりアクセルを踏めだの、タイミングが悪いだの、勝手なことを言いつつ成りゆきを見守っていた。
そして、ようやくプリウスがぬかるみから脱出したと思ったその瞬間、タイヤはホイールスピンをし、まさかとは思ったが、そのまま高所作業車に激突。
見たところバンパーは凹んでいないし、当然、高所作業車へも何の影響もなかったと思われた。
だがしかし、良く見るとなんともはや、プリウスのリアガラスは粉々に大破しているではないか。
ふと気付くと、さっきまで廻りを取り囲んでいたギャラリーは誰もいなかった。

台風を前にブルーシートで覆われたプリウスが帰って行く姿は、なんだかシュールで切なかった。


15(水) 

〔すぐに返事が来た〕

▼修理工場からすぐにメールの返事が来た。
修理は最終段階に入っているとのこと。
エポキシ系のプライマー処理をされた画像などが添付されていた。
早ければ今週中には完成しそうだ。
これでひとまず一安心である。
ディーラーの6ヶ月点検も間に合いそうだ。
着々と準備は整いつつある。

▼着々と言えば、着々と近付いているのは台風だ。
その影響で明日は朝から雨だろう。
暴風圏内に入るのは明日の夜か。
明後日の金曜はいったいどうなっていることか。
SHはその金曜の夜、東京へ一時帰宅することになっているが、この分じゃ無理じゃないのか。
まったくもって間の悪いやつだな。
オレはつくづくグッドタイミングでナイスな男になりたいと思った。


14(火) 142

〔呑気に構えている場合ではない〕

▼我が愛車ライスシャワー号の修理は着々と進んでいる。
離れたここ播磨にいてもその修理工場のホームページに状況写真がアップされるのでつぶさに確認できるのだ。
なんてありがたい対応なんだ。
ところでいつの間にかけっこうな日数が経っていることに気付いた。
しばらく帰ることはないからいつでも良いくらいのつもりでいたが、そんなことも言ってられなくなってきたのだ。
なぜならば、8月早々にライスシャワー号をここ播磨に持ってくる計画があるからだ。
その前の週には6ヶ月点検に出す予定があり、となると、それほど呑気に構えている場合じゃないぞ、こりゃ。
そこで、急かせては悪いと思いながらも、オレはメールを打った。
いつ頃できまっしゃろ?
関西弁が板に付いたそんなメールは如何なものか。
ともあれ、月日の経つのは意外と早いものだと、こまめに水分補給をしながら思うのだった。


13(月) 

〔寄らずに帰る〕

▼暑いし、やけに風が強い。
これじゃまるで台風が近付いているかのようだ。
現に近付いているのである。
まだ7月だってのになんて気が早いんだ。
なにしろこのまま真っ直ぐに進むと、ここら辺でお迎えすることになる。
そんなデリカシーのない訪問者は御免だ。
週末が心配である。

▼今日はコンビニへもスーパーへも寄らずにまっすぐ帰った。
つまり、晩飯は買わずに帰ったのである。
冷蔵庫の中のモノの賞味期限が心配だったからだ。
主食はやきそば弁当。
スープの付いたイカス奴だ。
カップ焼きそばにイカスってこともないけど。
そして冷蔵庫から魚肉ソーセージと北海道物産展で買ったジャガバターのレトルトを取り出す。
勘のいい人なら気付いたのではないか。実はこれがおかずである。
どうだ、豪華だろ。
そう言いつつオレはNHKのニュースを見ながら無性にこう思ったのだ。
セイコーマートのサンマ蒲焼き弁当が食べたい。
セイコーマートがないからなおさらである。


12(日) 腹筋ローラー SW

〔歯医者へ〕

▼イトーヨーカドーに行ったついでにその中にある歯医者に行ったのだった。
痛くはないが奥歯の詰め物が欠けてしまい舌に当たって気になっていたのだ。
歯医者に来るのは記憶にないくらい久しぶりである。
前回も確か詰め物が取れたのではなかったか。名古屋にいた頃だからよほど昔のことである。
予約するつもりで行ったがすぐにやってくれた。
レントゲンを撮った。やはり詰め物が欠けているらしい。
詰め物の交換のため、取りあえずそれを除去し仮の何かを詰めた。
もっとやって欲しかったが今日はこれまで。
仮の詰め物、簡単に取れちゃったけど、いいのか?
それにしてもたったこれだけで4千円か。
歯医者は儲かるわけだ。

▼今日から大相撲が始まった。
名古屋場所である。
この場所が始まると毎年恒例の様に観戦に行っていた頃を懐かしく思うのだ。
注目の新大関 照ノ富士は白星発進だった。


11(土) 140

〔今年もか〕

▼久しぶりに激しいケンカをした。
危なく取っ組み合い寸前までいったが、慌ててH氏が間に入ってくれて助かった。
ところでその相手にこんなことを言われた。
「関東の人間は言い方がきつくて気にくわん」
そう言われたものの、巻き舌の関西弁で言われたくないよなあ。
ともあれ、激昂することのなんと疲れることか。
思い出すと再び腹が立ってくるが、こんなことでどうする。
修行がまだまだ足りない。

▼ふとガソリンスタンドを見るとなんとなくガソリンが値上がりしている様に見える。
気のせいなら良いのだが、現在ハイオク151円。
これが果たして安定している価格なのか、それとも上がり始めている価格なのか。
このところガソリンを入れる頻度が少なくなっているので感覚が疎くなっているものの、やはり上がっている様な気がするのだ。
もしかしたらこの時期例年のことなのではないか。
夏休みのガソリン暴騰。
こんな風に勘ぐってしまうのである。
気のせいだと良いのだが。

▼今日の休日出勤をもって、今週も無事終わった。
明日の休日、いろいろとやりたいことはある。
UFC、マッドマックス、ターミネーター、競馬。
しかし、一番やりたいことは、ボーっとすることだ。
ここ播磨に来てちょうど123日目である。


10(金) 

〔梅雨明けかも知れない〕

▼雨が上がるや否や、まるで梅雨明けしたかのような蒸し暑さがこの身に襲い掛かる。
いきなりの気温とこの湿気にまったく身体は付いていかない。
いよいよこれからだと言うのにどうするんだ。
こうなると、ウナギでも食べないとやってらんないな。
なぜウナギなのか。
夏バテと言えばウナギと相場が決まっているからだ。
しかし、この辺のウナギ屋をオレは知らない。
したがって、簡単にウナギと言うわけにはいかず、それに代わるモノは何かないかと言えばこれしかないだろう。
「ガリガリ君」
もっと他に思い付かなかったのか。
ともあれ、ガリガリ君ばかり食べていても一向に体力が付くわけでもなく、その名の通り、ガリガリ君になっちゃうよ。
うまいこと言ったつもりかも知れないが、とどのつまり、栄養のあるモノをしっかり摂らないと夏バテには勝てないと言うことだ。


 9(木) 136

〔落とす〕

▼朝、仕事場にいる19歳のTが浮かない顔をしていた。
どうしたんだ、と聞くと昨日の帰りの電車でサイフを落としたのだと言う。
状況を聞くと、座席の横に置いていたらしく、それはそれで無防備極まりないが、うとうとしてふと気付くと目的地だったので慌てて飛び出したらサイフは置き去りにしたままだったと言う。
言わんこっちゃない。
すぐに駅員に申し出て少し待ったが結局出てこなかったらしい。
さぞかし中に入っていたあれやこれやの再手続きで大変なことだろう。
少しして警察から電話が入った。
なんとサイフが見つかったと言うではないか。
中に入っていた健康保険証で分かったらしい。
当然、金はないのだろうなと思いきや、そっくりそのまま届けられたと言う。
日本人の人の良さには呆れるばかりだ。
ところで、オレは自慢じゃないが、生涯これまでサイフを落としたことは一度もない。
全身これ神経とも言うべき集中力のたまものと言えよう。
そう言えば少し前からサイフに入れていたはずのキャッシュカードが見当たらないけど、いったいどこで落としたんだ。
集中力が聞いて呆れる。


 8(水) 腹筋ローラー SW

〔一番古いモノ〕

▼自分で言うのもなんだが意外とオレは物もちはいい方だと思う。
そんな中でも普段使っているモノとしてはこれが最も古いモノなのではないか。
「ヘアーブラシ」
黒い塩ビ製のほんとに何の変哲もないヘアーブラシである。
床屋でおまけにもらったモノかも知れないし、どこかで拾ったモノかも知れない。
なにしろまったく記憶がないのだが、確実に言えることは、これを使い初めてからすでに30年以上経っていると言うことだ。
どんだけもつんだよ、ヘアーブラシって奴は。
もはや伝説である。
まったく呆れるばかりだが、ともあれ、30年以上もの間オレの頭皮を刺激し続けているのだ。
これと似たようなブラシはいくらでもあるが、何度か新しいモノをと使ってみるも違和感があってオレの頭皮はまったく受け付けない。
それは、長年培った何か目に見えないフィット感だ。
もしかしたら、いまだに髪の毛が健在なのはこいつのお陰なのかも知れない。
何か宿ってないか、おまえ。


 7(火) 134

〔行き先を決める〕

▼仕事場のH氏がいきなりこんなことを言い出した。
「天の川見れんけど、どうしてくれるんだ」
確かに今日は雨だし、誰に向かって言ってるのか良く分からなかったが、そう言えば今日は七夕だと気付いたのだった。
結局、七夕らしかったのはこれだけだった。

▼社員旅行の行き先が2ヶ所に絞られた。
ゴールドコーストとカンボジアである。
因みに両方とも希望していない。
ともあれ、どちらかに決めることとなる。
さてどちらにしようか。
ゴールドコーストは行ったことあるしな。
しかも遠いのが難点だ。
と言うことで、カンボジアにしようと思う。
乗り継ぎで8時間ほど掛かるようだ。
どっちにせよ遠いなあ。
カンボジアである。
アンコール遺跡でも満喫するか。
予習しておかなくちゃな。
ところでいつ行くんだ、カンボジア。


 6(月) 腹筋ローラー SW

〔つくづく思う〕

▼アパートに戻ると隣が引っ越しの真っ最中だった。
住んでいたのは夫婦の様だが引っ越し屋を頼むほど荷物があるとは、それほどここにいたと言うことか。
つくづく家財道具は増やさない様にしないといけないと思った。

▼期限まで2ヶ月前だが自動車任意保険の更新をした。
早期割引、インターネット割引で1、500円引きと言うからだ。
締めて 41、710円。
車両保険は入っていない。
ほんとは入りたい。だがしかし、入りたくても我が愛車の年式くらいになるとその設定がないのだ。
それだけに何かあると事である。
つくづく大事にしなきゃと己を戒める。

▼ふと窓から外を見るとライト点けっぱなしの軽自動車があった。
たびたび気にして見るが、いつまでもライトは点いたままだ。
「ライト点いてますよ」と何度も近くに行って教えて上げようと思ったが結局やめた。
クルマに言っても通じないからだ。
つくづく自分の無力さを感じたのである。


 5(日) 132

〔日曜は危険である〕

▼休日出勤である。
業者も少ないので少々のんびり気味に仕事。
降るかと思った雨も結局降らなかった。
いつも取っている昼の仕出し弁当は今日はやめ。
日曜のここの弁当はちょっとばかり危険だと言うからだ。
以前、レンコンの穴に虫が入っていたことがあったからな。
この仕出し、平日は和風洋風と選べるのだが、日曜は選択不能。
つまり、残り物で作っていると言う可能性がある。
そんな想像をしていたら気になって誰も注文しないだろう。
だからオレも今日はやめた。
仕事場の向かいにあるマッドマックスバリューで安全な弁当を買い、安心して食べた。
名前がちょっと危険なのは気のせいか。
そう言えば、いつ観に行こうか、マッドマックス。

▼北海道の実家に電話した。
ここ播磨に来て初めての連絡である。
母さんも父さんも驚くほど元気が良い。
先日、地元の運動会に出たとかで、ネットで見た写真の黄色いジャージは思った通りおふくろだった。
どこからその気力が出るのか。
とにかく元気なのが何よりも有り難いと思うのだ。


 4(土) 

〔加古川で映画を観る〕

▼休みの今日、加古川駅前にある不動産屋へ行き駐車場の契約をした。
実際にこの駐車場を使うのは1ヶ月先だが、空いているうちにと言うことで3ヶ月分の先払いで契約。
これで無事、愛車ライスシャワー号を迎える準備ができた。

▼映画でも観に行こうと近くの映画館を検索したらイオン加古川が出て来たので行ってきた。
マッドマックスを観るつもりだったが、時間が合わなかったので急遽アベンジャーズを観ることにした。
見るとここの映画館にはなぜか吹き替え版しかないし、3Dメガメは買い取りなのだが、やけにしょぼいなこのメガネ。案の定、掛け心地は最悪だった。
しかも、上映中寒いったらなかった。
危なく遭難するところだったぞ。どうなってるんだ、ここの空調管理システムは。
それより肝心の映画の感想はどうなんだ。
ひとことで言うと、ヒーローは一人でいいと思った。
アベンジャーズなのだから仕方ないと言えば仕方ないが、前作よりもさらに超人が増えていて話に収集が付かなくなっている感じなのだ。
最後は案の定、続編を匂わせる終わり方なのだった。
やっぱり純粋にアイアンマンが見たいよ。


 3(金) 128

〔気になるナンバー〕

▼来年1月から新しい制度が始まるとかで、社内郵便でそれに関する確認書類が送られてきた。
マイナンバー制度とある。
いつ決まったんだ、こんな制度。
了解した覚えなどないぞ。
聞けば、国民一人一人に与えられる番号らしいのだが、一生付いて回る番号なのだろうから、それだけにどんな番号が与えられるのか気になるところである。
取りあえず縁起の悪い番号はイヤだし、かと言って覚えやすいのも少々困りものであり、「いろはにほへと」はどうかと思うし、「への8番」なんて最悪だろう。
風呂屋の下駄箱かよ。
そんな心配はいらないだろう。
どうやら12桁の数字らしいからだ。
製造番号じゃあるまいし、覚えられるかなあ。
ともあれ、マイナンバーと言う制度、昨今のネット上の不手際からして、将来的に情報流出することはまず間違いないと思われる。
そもそも、この番号によりどの程度の個人情報が管理され利用されるのか。
ネットセキュリティほど当てにならないものはないからな。
危なくて仕方ないのである。
もし、このシステムを導入することによって、何かと大幅に効率的になるのだとしたら、その分の恩恵を何らかの形で国民に還元してもらわないと割に合わないと思うのだ。


 2(木) 腹筋ローラー SW

〔データは見えない〕

▼横浜のOさんから電話が入った。
Oさんの電話はたいてい頼み事である。
「あのさ〜、日報のファイルを間違えて上書きしちゃったんだけど、これなんとかならないかな?」
はっきり言って無理です。
やってできないことはないが、電話で説明するには非常に面倒なことになりそうなので、きっぱりそう言った。
そもそも普段、古いファイルに新しいファイルを上書きする癖なんか付けるからいけないのだ。
別に古いファイルをそのまま残したっていいじゃないか。
誤ってファイルを失ってしまうことを考えれば、そんなデータ量などたかが知れてるだろう。
しかしそのデータと言うものが感覚的に分からないのだ。
まず真っ先に頭に浮かぶのはハードディスクがすぐに一杯になってしまうのではないかと言う、その心配なである。
確かにデータそのものってのは目に見えないからな。
つまりこう言うことか。
目に見えないモノへの不安。
幽霊しかり、透明人間しかり、プレデターしかり、、、
この様に目に見えないモノって言うのは非常に手強いのである。
ともあれ一番手強い見えないモノは、人の心だろうけどな。


 1(水) 126

〔飲まれるから飲むな〕

▼昨晩、帰宅すると顕著な疲労を感じたのでドリンク剤を飲んだ。
タウリン3000mg のちょっと豪華な奴だ。
これが間違いだった。
目が冴えに冴えてちっとも寝られないじゃないか。
いつもの時間に布団に入るも、いつもなら瞬時に眠りに入るはずが、1時間経っても2時間経ってもまったく眠気が生じる気配がない。
どんだけ効くんだよ、このドリンク剤。
なにしろ、焦れば焦るほど、目は冴えるばかりだ。
こうなったら目を疲れさせるしかないだろうと、パソコンを立ち上げDVDを見てもさらに目はギンギンだ。
音楽を聴いてもダメ、テレビを見てもダメ、腕立て、腹筋、そんなことをあれこれやっているうちにいつしか外は明るくなってきたではないか。
やがて、いつものミスチル「HANABI」のアラームが高らかに鳴った。
オレは思わずこう呟いた。
「あ〜あ、、、」
オレは誓った。
もう二度とドリンク剤は飲まない。
寝る前に飲むのは牛乳、これに尽きる。




byクムラ〜




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