◆腕立て日記◆

千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を錬とする。

体力維持か、単なる意地か、長年続けている腕立て伏せ。
ややもすると怠け気味になってくる今日この頃。
自分自身への叱咤も含め、ここに記す。

|めっせ〜じ| 

/30:一報に驚く /29:寝る方角 /28:上半期G1終わる /27:連れて来るには必要だ /26:表裏一体である /25:枠順発表そして誓う /24:行く先を選ぶ /23:選んだ缶コーヒー /22:再び播磨へ /21:愛車を入庫する /20:夏と言えば風鈴 /19:101日目の帰還 /18:東京からの訪問者 /17:見たい映画目白押し /16:そして結果を聞く /15:手応えを聞く /14:聞くと落ち着く /13:ここに来ると言っている /12:うつされたか /11:妙な本屋に入る /10:例年通りではない /9:0か100か /8:宝塚へ行こう /7:遺跡を見る /6:ただ聴きたいだけである /5:ガッカリ天気 /4:飛び回るを良く見る /3:お得なカードなのか /2:危うい個人情報 /1:試練のカップ焼きそば/

<2015年 6月>

     ◆腕立伏◆スクワ◆背筋◆腹筋

30(火) 

〔一報に驚く〕

▼営業所の所長から連絡が入った。
「事故って足がなくなりました」
おいおいちょっと待て、そりゃただごとじゃないじゃないか。
だってそうだろう。
足がなくなったって言うんだぞ。
その割に声はしっかりしているのはなぜ故だ。
良く聞くと、事故って足にしていたクルマがなくなったと言うことだった。
まったく驚かせやがって。
そうは言っても事故は事故だ。
聞けば、信号無視して横切ったクルマに対し、ブレーキが間に合わず側面衝突したらしい。
身体の方は大丈夫なのか聞いたら、今のところは大丈夫と言うが、むち打ちは忘れた頃にやってくると言うからな。
オレも2年ほど前、高速道路の渋滞の最後尾にいて、おかまを掘られたことがある。
社有車だったから良かったものの、もしそれが愛車ライスシャワー号だったとしたら、きっとこうしていただろう。
ぶっ飛ばす。
つまり、相手は命拾いしたと言うことだ。
ともあれ、事故と言うものは連鎖すると言うから、しばらくは大人しく安全運転といこう。


29(月) 124

〔寝る方角〕

▼どうしてそんな話になったか覚えていないが寝る方角の話になった。
一般的に北枕と言うと昔から縁起の悪いものとして避けられる傾向にあるが、オレの綿密な研究によると実は北枕は身体に良いらしい。
己が研究してるのに「らしい」ってことはないじゃないか。
実は受け売りです。
ともあれ、北枕は科学的に言えば、地軸の関係で安眠できると言うのだ。
どう言うことかと言うと、磁場は北から南に向いて流れているため、頭を北にすることで血行が良くなり疲労が取れてすっきり目覚められるのである。
頭痛も取れると言うから良いことずくめではないか。
逆に言えば、南枕は頭に血が上って最悪と言うことか。
さて、いまどっちを向いて寝てるのか、確かめてみた。
北西である。
どちらかと言うと西向きか。
建物がちょうどいい向きにないし、そもそも造り付けベッドだから北を向いて寝るとなると無理矢理斜めになって寝るしかないな。
違った意味で身体に悪そうなのである。


28(日) SW 腹筋ローラー

〔上半期G1終わる〕

▼宝塚記念、大注目のゴールドシップはスタートで立ち上がってしまい大きく出遅れ、万事休す。
そもそもなぜこの馬を先にゲートへ入れたのか。
こんなときに特別扱いはいらないだろう。
ゲート入りをごねたときにこそ力を発揮する馬なんだぞ、ゴールドシップは。
しかも、ゲートが開くタイミングは最悪だ。
これで完全に走る気をなくしたな。
ともあれ、このレースをもって上半期G1シリーズは終了した。
オレの馬券成績は言うまでもないが11戦11敗、つまり全敗である。
どうだ、まいったか。
強がりもいい加減にしないといけない。

▼辺りを探したがやっぱり駐車場は見当たらない。
このままでは、愛車ライスシャワー号を連れてくることができない。
もう一度、不動産屋に電話して聞いてみることにした。
昨日とは違う担当者が出た。
もしかしたら違う答えが出るかも知れない。
するとどうだ。
3ヶ月単位での契約なら借りられると言うではないか。
早く言ってよ。
そもそも3ヶ月と言えば、ちょうど良い期間ではないか。
来週さっそく契約に行って来ようと思う。
あとはライスが工場から元気な姿で戻ってくるのを待つだけだ。


27(土) 100

〔連れて来るには必要だ〕

▼現在修理中の愛車ライスシャワー号であるが、修理が終われば、ここ播磨へ連れてくるつもりでいる。
となれば当然駐車場が必要だ。
そこでここの不動産屋に駐車場の空き状況を聞いてみた。
すると空いていると言うので、じゃあ、と言ったら一人に2台分は貸せませんと言うではないか。
なんてケチなんだ。
となると、どこか別の駐車場を探さなくてはなるまい。
あるかなあ、あると良いけどな。
周囲を見渡したところそれらしき駐車場は見当たらない。
ライスを持ってこれるかどうかは、駐車場の有無に掛かっている。
そんな折り、ディーラーから6ヶ月点検の確認の電話が来た。
修理が終わったらやってくれと言っておいた。
そして、任意保険の更新案内が来た。
もうそんな時期なんだな。
ちょっと待て、乗ってないクルマにこんなに金が掛かるなんてどう言うことなんだ。
当たり前である。
馬もクルマも養うのにはそれ相応の金が掛かるのである。


26(金) SW

〔表裏一体である〕

▼Y氏には現在入院中の奥さんがいる。
先日、Y氏は面会のため病院へ行った。その時の事である。
医師に呼ばれたY氏は、レントゲン写真を見せられた。
なぜか医師は沈痛な面持ちだ。
その写真を見たY氏は最初意味が分からなかった。
しかし、そこに写っていたのが、大きな腫瘍であることに気付いたとき、自分の顔から血の気が引いたのが分かった。
医師はこう言った。
「もう手の施しようがありません。奥さんを呼んで説明しましょうか?」
それを聞いた瞬間、Y氏の足はガクガク震え、わけもなく涙が止まらなくなったのである。
すると、○○ですがと自分の名前を告げながら診察室に入って来る一人の男性がいた。
それを見た医師は、ハッと、あることに気付いたようにこう言ったのだ。
「申しわけありません、旦那さん違いでした」
なんてこった。
普通ならば、ふざけんな、と土下座でも要求するところなのだろうが、それを聞いたY氏は言い知れぬ安堵感と虚脱感に襲われたと共に、これ以上ない幸せを感じたのだ。
こんなY氏の話をオチがあると思いつつも、複雑な心境で真剣に聞いてしまったのである。
不幸の裏に幸せあり、幸せの裏に不幸あり、なのだ。


25(木) 100

〔枠順発表そして誓う〕

▼今週末の宝塚記念現地観戦ツアーはSHが日曜出勤となったため、あえなく中止となった。
一人だとどうも行く気がしないので、ここ播磨の地でまったりと観戦するとしよう。
その枠順が今日、発表となった。
注目は、8枠15番に入ったゴールドシップがこのレース、そして同一G1史上初の3連覇なるかの1点に尽きるだろう。
断然の1番人気となることは分かっているので、あとはこの馬の取り捨てが馬券の最重要ファクターとなる。
つまり、来るか来ないかのどちらかだ。
当たり前だ。
ともあれ、上半期G1最後のレース、これまで網の目をかいくぐるように奇跡的に外れ続けているわけだが、ここは何としてでも有終の美を飾りたい。
きっとやってやる。

▼昨晩はここ兵庫へ来て初めて寝苦しいと思った。
気が付けばパンツ一丁になっている始末だ。
いよいよエアコン全開の季節がやってきたようだ。


24(水) SW

〔行く先を選ぶ〕

▼3年に一度の社員旅行は海外なのだが、昨年1巡したので再び新たな行き先を決めるアンケートが送られてきた。
候補はこの5ヶ所である。
1、ハワイ(ホノルル)
2、オーストラリア(ゴールドコースト)
3、カンボジア(シェリムアップ)
4、ベトナム(ダナン)
5、ベトナム(ハノイ)
さて、どこが良いかと考える。
ハワイは2度行ったし、ゴールドコーストは1度行った。
外れのないのはハワイだろう。
ゴールドコーストは遠いと言う印象だし、ただ暑くて、そこで借りた四駆が途中で止まってしまったと言う苦い思い出が頭を過ぎる。
残るカンボジアとベトナムについてはまったく予備知識はなし。
しかし興味はある。
この中から第二候補まで選ぶのだ。
どこでもいいか。
どうせ、表向き研修と言う名の社員旅行だし。


23(火) 100

〔選んだ缶コーヒー〕

▼今日の仕事場は打ち合わせが多かったこともあるが、社員の訪問者も多かった。
大阪支店からO田とN織とT島が来たし、名古屋支店からはN村が仕事で近くに来たのでと言ってふいにやって来きた。クルマがないのでどうしたと聞いたら、現在教習所通いだと言う。どうやら免許取消しになったらしい。
クルマの有り難みをひしひしと感じているようだ。
改めて己の安全運転を肝に銘じた。

▼どうぞ、と言って打ち合わせに来ていた業者の一人がオレとSHに缶コーヒーを2本差し出してきた。
どうも、と言ってオレは迷わず、ブラックではなく砂糖&ミルク入りのコーヒーを選んだ。
その瞬間、その業者は大笑いしてこう言ったのだ。
「絶対、ブラックだと思ったのにーっ」
何を言ってるんだ。
コーヒーのブラックなんてそんな苦いもの飲めるわけがないじゃないか。
しかも、アイスだよ、アイス。
さらに苦みが増すばかりだろう。
良薬は口に苦しと言うが、いくら薬と思っても飲めるもんじゃないし、わざわざお金を払って飲む人の気が知れないのだ。
要は人を見かけで判断してはいけないと言うことである。
オレは見かけ通りの男になりたい。


22(月) 

〔再び播磨へ〕

▼新幹線で再び播磨へと向かう。
平日とあって仕事がらみの着信がやたらとあり、その瞬間、現実へと戻される。
ドアツードアで5時間。
無事に播磨のアパートへと戻った。

さっそく、風鈴を部屋に吊す。
先日、小田原で買った鈴虫風鈴だ。
エアコンの風で鳴るようにセッティング。
実に心地良い涼しげな音色じゃないか。
これでこの夏は乗り切れそうな気がする。
こうして明日からまた忙しい毎日が始まるのだ。


21(日) 

〔愛車を入庫する〕

▼明日の出張先帰還を前に、我が愛車ライスシャワー号を修理工場へ持って行った。
リアウインドウからの雨漏りを修理するためである。
ここへ来るのは昨年の暮れ、オールペンをして以来だ。
行くなり、「久しぶりに墓参りに名古屋へ行って来たんですよ」と、名古屋出身の若社長が言う。
そんな四方山話をしつつ、クルマの状態を説明する。
取りあえず、ガラスを脱着したら中の状態をメールで送ってくれると言う。
どうするかは、それからだ。
さし当たって部品代10万弱を先払いする。
最終的にいったい幾らくらい掛かるのだろうか。
そんなことを考えても仕方ない。とにかく直ればいいのだ。
この先また1ヶ月は帰れないのでゆっくりやってくれればいいと言った。
次戻って来るときには必ずや完璧な姿に戻っていると信じたい。
その曉には、一緒に兵庫県へ連れて行こうと思う。
夏は出張先でライスシャワーと過ごすつもりなのだ。


20(土) 

〔夏と言えば風鈴〕

▼夏と言って思い出すものと言えばこれだろう。
風鈴。
なんだか無理矢理な感じがしないでもないが、小田原へ行って風鈴を買ってきたのだから言わないわけにはいかないだろう。
小田原の柏木美術鋳物研究所には珍しい風鈴がある。
置き風鈴である。
通常風鈴と言えば上から吊すものだが、この置き風鈴はその名の如く、置いた状態で音を鳴らすのである。
ここのオリジナル商品であり、注文から3週間ほど掛かる場合があるらしいが、ちょうどいま仕上げ中のモノがあると言う。
そう言われれば買わないわけにはいかないじゃないか。
その風鈴の名は、置き風鈴「極楽の風」
その音で癒されつつ極楽に行けるなんて、こんな贅沢なことはないだろう。
まだ行くつもりはないけどな。

▼久しぶりに乗る愛車ライスシャワー号はエンジン絶好調だ。
高速道路も快調に滑るように走る。
と言いつつ、明日修理に出します。
何を言ってるんだ。
雨漏りの修理である。
とにかく完璧に直って欲しいと願うのだ。

▼タイミング良く、テレビでは路線バスの旅をやっていた。
土曜スペシャルのこの番組がけっこう好きなのだが、困ったことに出張中の兵庫県ではこの番組をやっていないのである。
そもそもテレビ東京の番組自体ないしな。
そんなわけで、懐かしさのあまり2時間半しっかり見てしまったよ。


19(金) 

〔101日目の帰還〕

▼一時帰宅である。
仕事を終え、すぐさまアパートに戻り、支度しそして駅へ向かう。
ここから最寄りの土山駅まで20分ほど歩く。
けっこう不便なところなのである。
ここ播磨から新幹線で帰るのは初めてである。
さすがに昼間しっかり仕事をしてこの時間からクルマで帰る気がしない。
それでも4時間半ほど掛かるはずだ。
新神戸で新幹線に乗り換え、さらに新大阪でのぞみに乗り換える。
週末とあってそこそこ席は埋まっている状態。
それにしても、やっぱ快適だわ、新幹線。
うとうとしているうちに寝過ごすこともなく到着。
駅を出ると、ポロシャツ1枚では肌寒かった。
そして無事帰宅。
ドアツードアで約5時間だった。
久しぶりに体重計に乗るとやっぱり激減。
なにしろ2週間振りの休日だ。
取りあえず今夜は、ばったり寝ることにしよう。


18(木) 

〔東京からの訪問者〕

▼東京から仕事を兼ねてT氏とM氏が来ると言うので、今夜は飲み会となったのだった。
本当は明日の金曜が良いのだろうが、オレの都合で本日と相成った。
18時半には着くと言う連絡を受け、ホテルはどこなのか聞いたら、確か、ホテルニューなんとかとか言ったな? などと曖昧なことを言う。
大丈夫かよ。
仕事が終わって取りあえず、SHと共に奴らの宿泊先である西明石へと向かった。
飲まないオレが運転手だ。
ここから約20分で到着。
適当にコインパーキングにクルマを入れ、現地で結局4人と落ち合い、野郎6人で居酒屋に入ってひとしきり盛り上がった。
日曜はどうするのか聞いたら、何も考えていないとのこと。
まったくもって無計画旅行にもほどがある。
取りあえず、姫路城にでも行ったら? と言ったら、その返答は、どこにあるの? だった。
お気楽過ぎて何だか羨ましいのだった。
かく言うオレは明日、東京へ一時帰宅する。
5月の連休以来だ。
今日でここ播磨もちょっきり100日目となった。
なんだかんだ言って早いものだ。
果たしてあと何日いれば良いのだろう。
あと100日はいるに違いない。


17(水) 115

〔見たい映画目白押し〕

▼マッドマックス、アベンジャーズ、ターミネーター、ミッション:インポッシブル…
今年は見たい映画が目白押しじゃないか。
アベンジャーズはそもそもアイアンマンが好きだし、ターミネーターもお気に入りのマシンだ。
そんな中でも注目は、マッドマックスと言えよう。
なにしろ、メル・ギブソンの出世作だったマッドマックスは今まで何回見たか知れないほどだし、昔乗ってたクルマには、「インターセプター」のロゴを付けていた始末だ。
今でも事ある毎にDVDを引っ張り出し、テンションを上げている。
それほど好きな映画なのである。
果たして、今回リメークされたマッドマックスは期待通りの出来だろうか。
それよりもまずは映画館を探さなくちゃな。


16(火) 腹筋ローラー SW

〔そして結果を聞く〕

▼朝、出勤するなりSHに聞いた。
それで、自己採点はどうだったんだ?
すると、SHはニコっとし、このオレにVサインをするではないか。
もしかしておまえ。
「はい、バッチリです」
聞くと、60問中正解は45問。
ボーダーラインは、60%の36問と言うから、これは完全に合格と言うことではないのか。
やったな、おまえ。

▼そのSHと宝塚記念観戦ツアー計画の話をした。
クルマで行くつもりなのだが、果たして当日、駐車場はどの様な状況なのだろうか。
もしかしたら阪神競馬場に向かうクルマの渋滞にはまってしまい、辿り着く前にレースは終わってしまう、そんな最悪の事態にはならないだろうか。
そこでオレはこんな提案をした。
「宝塚はパークアンドライドにするぞ」
すると、SHはこう言ったのだ。
その馬、強いんですか?
馬じゃねえよ。
パークアンドライドとは、直接現地までは行かず、同じ路線の何個か前の駅にクルマを駐車し、そこから目的の駅まで行く方法である。
どうだ、妙案だろ。
ボクはビギナーズラックを狙います。
まったく人の話を聞いていない、浮かれたSHなのだった。


15(月) 112

〔手応えを聞く〕

▼また新しい1週間が始まった。
試験のため東京へ帰っていたSHも戻ってきた。
どうだ、手応えはあったか? と聞いたら、なんとも言えませんと言う。
回答を控えてきたと言うので、今夜、答え合わせをしてみるとのことだ。
聞くところに寄ると、ボーダーラインは60点らしい。
この1次試験が通れば、秋に2次試験なのである。
果たして自己採点はどうなのか。
明日、その結果を聞くのが楽しみでもあり、可哀想でもある。
落ちる前提かよ。

▼日中は暑いものの、夜、部屋に戻って窓を開ければエアコンを付けるほどでもない。
湿度がそれほどでもないからだろう。
この快適さも梅雨が明けるまでだ。
あとひと月もすればいよいよ本格的な夏がやって来る。


14(日) SW

〔聞くと落ち着く〕

▼休日出勤だったが気分はダラダラだった。
仕方ないだろう、こんなにいい天気なんだから。
真面目に仕事しろと言う方がどうかしてる。
そんなわけだから今日は明るいうちに仕事場を出た。
途中、生協で食料を調達しただけでそそくさと帰る。
そして帰るなり洗濯。
週に二回の洗濯だ。
これが終わらないと落ち着かないからな。

▼夜になるといつもの様に外から大合唱が始まる。
カエルはもとより、虫の音や鳥の声まで賑やかだ。
音だけ聞いているとまるでジャングルにいるようである。
発生源はすぐ向かいにある田んぼである。
なにしろ非常に賑やかであるが、聞いているとこれがけっこう落ち着くのだ。
言ってみれば天然の環境音楽である。
これを聞きながら布団に入ると瞬く間に眠りに入ることができるから不思議だ。
たびたび通過する山陽新幹線の音が玉に瑕だけど。


13(土) 110

〔ここに来ると言っている〕

▼昨日食べたイカのタウリン効果で体調はすっかり元に戻った。
しかしながら今日は土曜日だと言うのに平日よりも忙しい一日となった。
しかも、かなり暑い。
幸いなのは雨が降らなかったことだ。
雨が降ると大変さは倍増だからな。
それだけでも良しとしよう。
早く梅雨が明ければいいと思う。
まだ始まったばかりだけど。
なんとか今日の仕事も無事終えたし、この分だと明日の仕事もきっとこなすことができるだろう。
今週は休みがないので一息付けないのが辛いけどな。
良かったよ、G1がなくて。

▼夜、べろんべろんに酔っぱらったF氏から電話が来た。
なにしろ何を言っているのか分からないし、電波も悪いのだろう、とぎれとぎれだ。
どうやら池袋で呑んでいるようだ。
一緒にいるのは、T氏である。
そのT氏に変わった。
いくらかF氏よりも話の内容が分かるものの、やっぱり酔っぱらいだ。
どうやら、こっちに遊びに来るようなことを言っている。
本気かどうか分からないがやけに大張り切りだ。
それと言うのも、F氏がついにクルマを買い換えたと言うではないか。
何度も故障しながらも愛着があると言ってなかなか手放さなかったグロリアがついにご臨終となったらしいのだ。
泣く泣く手放し、替わりに買ったクルマは何かと聞けばボルボだと言う。
「すごいじゃないですか」と言うとF氏は照れた様子で言う。
「ただのバンだよ」
オレは窘めた。
「一般的にそれは、ツーリングワゴンと言います」
ともあれ、そのクルマに乗って二人で来ると言うのだ。
「何時間くらい掛かるのかあ」と言うので、「7時間見とけば着きますよ」と答えたら、しばし沈黙。
どうやら考え直している様子。
相変わらずとぼけたF氏なのだった。


12(金) 

〔うつされたか〕

▼今日、SHが試験のため東京へ帰った。
出掛けに、元気良く気合いを入れた感じでこう言ったのだ。
「頑張りますっ!」
今ごろ頑張ってもしょうがないだろ、おまえ。
まずは、無事受験することが肝心、そんなレベルだと思うのだ。

▼なぜか廻りは風邪っぴきばかりだ。
あちこちでコホンコホンとやらかしている。
ほんとにいい迷惑である。
こんな暑い時期に風邪なんか引きたくないからな。
とか思っていたら、昨晩から少し身体がおかしい。
今日もいまいちはっきりしない体調だ。
さては、うつしやがったな。
明日の土曜は仕事だし、おまけに日曜も仕事だ。
ここはなんとか持ち直さないと、来週乗り切れなくなるぞ。
そんな折り、久しぶりにペヤングを食べたいと思い捜したがどこにもなかった。
どこもかしこも売り切れかよ。
と言うか、ペヤングなんか食べてる場合じゃないだろ。
いつも言う様に疲れたときにはイカである。
今夜はマックスバリューで買ってきたイカ三昧だ。
とは言え、イカ三昧はほとほと飽きるなあ。


11(木) 腹筋ローラー SW

〔妙な本屋に入る〕

▼久しぶりに LINUX(パソコンのOS)をやってみたい感に襲われ、それ関連の本を買おうとイトーヨーカドーの本屋に行ってみたが、やっぱりそんなマニアックな本など置いておらず、どこか他に本屋はないかと捜し出し行ってみたら、そこはとんでもない本屋だった。
中に入ると誰も客はおらず、おまけに店員もいない。
そもそも本棚の数が異様に少ない。雑誌なんか各種一冊しか置いておらず、しかもその全部がヒモで括られている始末だ。
この程度の蔵書数なら個人でもいくらでもいるのではないかと思うくらいのスペックだ。
オレくらいになると、このくらいなら10年の立ち読みで読み尽くしてしまうだろう。
意外と長いな。
そんな店内を見てオレは思わずこう声を漏らした。
「なんだこりゃ」
すると何かしらただならぬ気配を感じふと振り返ると、隅っこのレジに店主らしき男がいるではないか。
しかも、じっとこっちを見ている。
こんな本屋で本選びなんかできるわけがないじゃないか。
オレは狭い店内をぐるっと廻り、わざとらしく「ないなあ…」と呟きながら、店主の視線をおもっきり感じつつ店を出たのだった。
こんなに息の詰まる本屋は初めてだよ。
何かしら不思議な気持ちにかられてしまうのだった。


10(水) 108

〔例年通りではない〕

▼毎年この時期になると予定を立てるのが夏休みである。
こんなに早くからと思うかも知れないが、フェリーの予約が2ヶ月前からなのである。
いつもならすぐに予約する青森〜函館間フェリーだが、今年はその必要がない。
今年の夏休みは例年とは違い北海道帰省ができないからだ。
愛車ライスシャワー号による北海道耐久帰省である。
なにしろ夏休み期間中もここ兵庫県の出張は続いており、休みがどれだけ取れるかも分からない状況ではフェリーの予約なんかできないのである。
だがしかし、諦めたわけではない。
なんとか9月中にはここ播磨の地を離れ、帰省する腹積もりでいる。
とにかく寒くならないうちに行きたいからな。
最低でも雪が降らないうちに。
そして何と言ってもそれまでにガソリン価格が上がらないことを願うばかりである。
東京〜北海道往復で、300リッターほど食うからな、うちのライスシャワー号は。


 9(火) SW

〔0か100か〕

▼仕事場のSHは今週東京へ一時帰宅するのだが「新幹線で帰るのか?」と聞いたらきっぱり、当たり前じゃないですかと言う。
「でも、3時間座りっぱなしってのも疲れますけどね」とSHは言うが、クルマだって座りっぱなしだろ。
下手したら6時間座りっぱなしだぞ。
相変わらず辻褄の合わないことを言うSHなのだった。
ところで、どうしてSHは一時帰宅するのかと言うと、国家資格試験があるのである。
この仕事をしていく上で一人立ちするにはなくてはならない資格だ。
よって避けては通れない道なのである。
「それで勉強は進んでいるのか?」と聞いてみた。
部屋に帰ったらバタンキューです。
予想通りの答えである。
昼間仕事して夜勉強なんて、こんな苦行はないからな。
オレは思うのだ。
やるならとことんやる、中途半端ならいっそやらない。
すなわち、0か100かだ。
これが意外と肝心なのだ。


 8(月) 106

〔宝塚へ行こう〕

▼昨日、G1安田記念が行われ、当然の様にオレは外れたわけだが、そんな競馬の話を仕事場でしていたらSHがこんなことを言い出した。
「ボクはまだ競馬場に行ったことがないし、馬券も買ったことがないんですよ」
だったらオレが競馬のイロハと言うものを教えてやろうじゃないか。
因みにオレはこの春のG1、10戦全敗である。
けっこう惜しい線はいってるんだけどなあ。
外れは外れだよ。
そんなわけで月末の宝塚記念はSHと共に現地入りする予定となった。
ここはなんとかいいところを見せねばなるまい。
オレはやる、やってやる。
競馬で気合いの入れ過ぎはろくなことがない。


 7(日) 

〔遺跡を見る〕

▼せっかくの休み、部屋でうだうだしていても仕方ないので外に出た。
そう言えば公園があったな、と思い出し、30分ほどテクテクと歩いた。
着いた先にあったのは大中遺跡公園だ。
遺跡と言うだけあって、この公園の中には竪穴住居があちこちに建っている。
昭和37年に地元の中学生が発見したらしいが、きっとその時は大騒ぎだったんだろうな。
遺跡跡に建てられた竪穴式住居は見学自由だし中に入ることもできる。
もしかしたらここに誰か住んでいるのではないかとも思ったが、その形跡は見当たらない。
どうやらこの地域にはちゃっかり者はいないようだ。
その住居を一通り見て廻り、一角に建っている播磨町郷土資料館を見学。中に客は誰もいなかった。
そのまた近くの兵庫県立考古博物館の展望台に登り、ここら辺一帯に古代人が住んでいたことを想像しつつ播磨町をぐるっと見回したが、あまり遠くまで見えなかった。
展望を満足するにはあと20mは必要だな。
このように、今日は古代ロマンなひとときを過ごしたのだった。


 6(土) 

〔ただ聴きたいだけである〕

▼ミスチル、やっちまったなと言う思い。
今回そう思った人は大勢いるのではないか。
と言っても別に悪いことをしたわけではないし、ミスチル本人達が本意でやったことではないのかも知れない。
それは、楽曲の売り方にある。
今回久し振りにニューアルバム「REFLECTION」を発売したのだが、全23曲と多いこともありCDに入り切らないと言うことで、14曲入りのCDと全23曲入りのUSBメモリーの2種類のパターンで発売されたのだ。
と言うことは、全部聞きたい人はUSBで再生できるプレイヤーが必要と言うことであり、果たしてみながみなそんな環境は持ち合わせているだろうか。
14曲入りCDを買った人には、同封されているパスワードを使ってダウンロードによる追加購入ができるのだが、こんな面倒なこと、いったいどれだけの人がやると言うんだ。
当然、ネット環境がないとそれもできない。
はっきり言ってお年寄りにはかなりハードルが高いだろう。
ただ単純に曲を聴きたい人達に取って、この売り方はどうしたものか。
CD1枚に入らなければ、2枚組にすればいいではないか。
曲の出来は相変わらず良いだけに、ちょっとガッカリした次第である。


 5(金) 104

〔ガッカリ天気〕

▼朝から曇天模様。
天気予報では雨は夕方からと言っていたのに、昼を過ぎてすぐに降り始めた。
ガッカリだった。
それにしてもこの寒さはいったいなんだ。
帰りの車中は暖房を付ける有り様だ。
お天道様の嫌がらせにはほとほと参る。
どうやらいよいよ梅雨のようだ。

▼金曜日である。
いつもの様にコンビニで大スポを買って帰る。
念のため言って置くが、目当てはくれぐれも競馬欄だ。
部屋に戻れば今夜もカエルの大合唱をBGMに腕立て伏せ、そして競馬の予想である。
そうだ。今日からBGMはカエルだけではない。ミスチルのニューアルバム、REFLECTIONをBGMに加えるとしよう。


 4(木) 102

〔飛び回るを良く見る〕

▼どこの池にもいると言うヌートリアは未だ見ないが、これは非常に良く見る。
「コウモリさん」
それは、夕方になるとどこからともなく突然現れ、付近を見渡すとその数ざっと100匹以上はいるのではないか。
そんなコウモリが飛び廻る下をこの辺の人達は平然と歩いているではないか。
確かに、いちいち気にしてたら一歩も外に出られないからな。
すなわち、コウモリの扱いはスズメやツバメと同じだし、ヌートリアに至っては、ハムスターと同じなのである。
なかなかいないけどな、野良ハムスターなんて。

▼昨日の疲れがまだ少し残っているようだ。
こんな時はドリンク剤なのだろうが、そんなものは持ち合わせていない。
となれば、これだろう。
「イカ」
イカにはタウリンがたっぷり含まれており、疲れには効果抜群なのだ。
そんなわけで帰りの生協でさっそくイカソーメンなるものを買って帰った。
これでオレは必ずや復活する。


 3(水) 

〔お得なカードなのか〕

▼コンビニなどでの支払いはもっぱらオサイフケータイを使っている。
ID(DCMX)、Suica、Edyを使い分けているのだ。
中でもドコモクレジットのIDはdocomoポイントが付くので、できるだけこれを使うようにしている。
そしてこのたび朗報が入った。
どうやら、ドコモとローソンが提携したらしく、ローソンでドコモのクレジットカードであるIDを使用すると3%割引になるのだと言う。
これだけではない。今まで通りカードのポイントは1%付くし、クレジット決済時にも1%付くのだ。
つまりオレの緻密な計算によれば、合計5%の割引になるのだ。
合ってるよな?足し算。
そして、ドコモポイントはこれからドコモ以外でも使えるようになると言う。
ああ、なんてお得なカードなんだ。
と言っても、コンビニなんかよりスーパーの方がよほど安いわけだけどな。

▼今日はいろいろあって頭はフル回転。非常に疲れた。
身体を使うより頭を使う方が疲れるってどう言うことだよ。
ともあれ、頑張った今日はビックルで乾杯しようじゃないか。


 2(火) SW

〔危うい個人情報〕

▼日本年金機構のダメさ加減にはほんとに呆れる。
オレが入手した情報筋によると、不正アクセスで125万件の個人情報が流出したと言うではないか。
ニュースで見たんだけど。
原因もまた呆れる。
メールの添付ファイルを開けてウィルス感染したと言う。
いったいどうなってるんだよ、その杜撰な管理体制は。
そもそも、そんな最重要なシステムと同じLANでメールのやり取りをするなんておかしいじゃないか。
おまえら素人の集まりかよと言いたい。
任せて置けんな、まったく。
オレに任されても困るけど。
こうなると、次に心配なのがマイナンバーだ。
もうすぐ始まるそのマイナンバー制だってどうなるか分かったもんじゃないな。
そもそも誰が勝手にオレに番号を付けていいと言ったんだ。
なんか不吉な番号だったらどうするんだよ。
例えば、494949とか969696とか、AHOAHOAHOとかだ。
奇跡のナンバーだよ、それ。
もしこんな番号が来たら果たして替えてくれるのだろうか。
イヤだよ、一生こんなナンバーを背負うなんて。
ともあれ、ここ最近、何かと知らぬ間に決められてしまうことが多いような気がするのは気のせいか。
なんにせよ、情けなくなることが多過ぎるぞ。
このオレ様に言われるようじゃどうしようもないけどな。

▼源氏パイが好きでいつも買うのだが、ふとこんなものを発見した。
「平家パイ」
パイ生地の上にレーズンを飾り、ていねいに焼き上げたホームメイド感覚のパイと言うが、これのどこが平家なんだ。
いくら考えても分からないのだ。
と言っても、源氏パイも分からないけどな。
なんだよ、あのハートの形は。
いままで疑問に思ったこともなかったけど。


 1(月) 100

〔試練のカップ焼きそば〕

▼たまに無性に食べたくなるのがカップ焼きそばだ。
具もなにもろくに入ってないのになんでだろうな。
そんなわけだからさっそく買って食べることにした。
まずはかやくを入れ、お湯を注ぎ3分待つ。
時間を超過するとのびてしまって台無しなので時間の管理は厳密に行う。
実を言うとこれが、カップ焼きそばを調理する上で重要なポイントなのだ。
って言うか、これくらいしかポイントないだろ。
さあ、3分までもう少しだ。
念のため、さっき取り出した袋を確認しよう。
粉末スパイス、ふりかけ、そして…
なんだこりゃー!
肝心の液体ソースがないじゃないか。
一瞬我が目を疑ったが、これはまさしく現実である。
なにしろこんなことは初めてだ。
異物混入も困るが、入っていないのもまた困りものである。
ないものは仕方ない。
取りあえずお湯を抜こうと湯切り口のテープをはがした。
するとその穴から何か光っているものが見えた。
それがいったい何かお答えしよう。
液体ソースでした。
どうやら袋を入れたまま温めてしまったようだ。
ともあれその袋は湯切り口の方にあり、このままでは取り出すのは困難と言えよう。
指を突っ込んだら熱いからな。
そんなわけだから結局全部はがして取り出したのである。
それにしても湯切り口のない状態でお湯を切ることの大変さと言ったらないな。

例えそれがカップ焼きそばであったとしてもけっして舐めてはいけないと、伸び切った麺を食べながら、ひしひしと感じた次第である。




byクムラ〜




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