◆腕立て日記◆

千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を錬とする。

体力維持か、単なる意地か、長年続けている腕立て伏せ。
ややもすると怠け気味になってくる今日この頃。
自分自身への叱咤も含め、ここに記す。

|めっせ〜じ| 

/28:機嫌を損ねる /27:急転直下 /26:飲まなければならないのか /25:バックで迫り来る /24:大変を認識する /23:神戸へ /22:準備をする /21:雑談満開 /20:肉躍る /19:懐かしめるのか /18:何処へ行くか /17:電話にあたふたする /16:懐かしいを買う /15:月を目指す /14:長閑な休日出勤 /13:ひと踏ん張り /12:異星に思いを寄せる /11:久しぶりの連絡 /10:旅行は海外 /9:引き継がれる /8:大河に違和感 /7:当てもなく周遊 /6:診断結果 /5:やるだけのことはやった /4:後ろに白バイ /3:節分を思い出す /2:広がるiPad /1:馬も期待する/

<2015年 2月>

     ◆腕立伏◆スクワ◆背筋◆腹筋

28(土) 腹筋ローラー

〔機嫌を損ねる〕

▼愛車ライスシャワー号(スカイラインHCR32)で出掛ける。
出張へ行って何がイヤかって、ライスに乗れないことだろう。
しかも今回はかなりの長期間だ。
その間に機嫌を損ねて調子が悪くなったらどうしようと思う。
離れていたら何ともしようがないからな。
今日は日中、非常に暖かった。
車中は温室状態だ。
エアコンを作動させる。今年初の冷房である。
だがしかし、なかなか吹き出し口から冷たい空気が出てこない。
今年初めてだから少し時間が掛かってるのかも知れない。
イヤな予感がしたが、オレはそう思い込むことにした。
しかし、吹き出し口からは、いつまで経ってもオレの根性の様になま暖かい風が出てくるばかりだ。
なんてこった。このタイミングで機嫌を損ねるのか。
一気に気分はトーンダウンした。
昨年、完全に直ったと思ったのにな。
いったい原因はなんだろうか。
エアコンに関しては一通りの修理経験をしているわけだが、もしかしたらまた最初の頃に修理したところが調子悪くなったのかも知れない。
つまり、言ってみれば堂々巡りと言うか、お気楽に言えば、不調のメリーゴーランド状態とでも言おうか。
なにしろ、簡単に直ることだったらいいと思う。
そんなわけで明日、ディーラーに持って行くことにした。


27(金) 180

〔急転直下〕

▼気が付けば人事発表の時期になっていた。
部署の長であるN氏からTELがあった。
「じつは…」
一瞬、イヤな予感がしたが、オレの転勤の話ではないと言う。
どうやらYKが福岡へ転勤となったらしく、なぜ、わざわざオレに連絡して来たかと言うと、これが問題なのである。
当初、神戸の物件はこのYKが担当する予定であり、YKの今の物件が終わるまでの1ヶ月間程度はオレが面倒を見ると言うことであった。
だかしかし、急転直下、そのYKが転勤となってしまったのだ。
これは何を意味するのか。
途端にその物件の担当者がいなくなってしまったと言うことである。
と言っても、すぐに替わりがいるほどうちの会社は人材が豊富なわけではない。
むしろ、人手不足である。
そこで、その物件を最後までオレに見てくれと言うのだ。
こんなに急な話があるか。
1ヶ月ほどの出張は覚悟していたが、最後までとなると11月まで帰って来れない。
長いなあ、とてつもなく長い。
なにしろ、まだ暖かくなっていないと言うのに、帰ってくるのは寒くなってからだ。
となると、永年勤続休暇もそれまでは取れないだろうし、北海道帰省も難しいかも知れない。
これじゃ何もかも予定が狂ってしまうではないか。
うちの会社が先の予定を立てられないと言うのは、こう言うことなのである。


26(木) 

〔飲まなければならないのか〕

▼久しぶりに本社に戻ったら、健康診断結果書が来ていた。
もうずいぶん経つけどな。
引っ掛かった項目は2つあった。
以下の様な内容だ。
「高血圧を認めます。原因や重症度について精密検査が必要です。自覚症状がなくても必ず循環器科又は内科で精密検査を受けて下さい」
血圧は、142〜100だったことは分かっているので、これはまあ覚悟していたことだ。
問題は次である。
「胃潰瘍の治癒したあとの疑いを認めます。他の病気との鑑別が必要なので、念のため胃内視鏡による精密検査を受けて下さい」
これはいったいどう言う意味なんだ。
オレは今まで胃潰瘍にはなったことはないし、したがって、その治療もしたことがない。
なのに、治癒したあとがあるってのは、どう言うことなんだよ。
治癒したならいいのではないか。
それよりも何よりも、胃内視鏡と言うことは、胃カメラを飲めと言うことなのか。
それはないじゃないか。
オレは今まで胃カメラなど飲んだことはなく、話に寄るととてつもなく苦しいらしいではないか。
これは困ったことになったぞ。
ほとぼりが冷めたら落ち着いて考えようと思う。


25(水) 178

〔バックで迫り来る〕

▼信号待ちをしていたら突然、前のクルマが脱兎の如くバックしてくるではないか。
距離は7〜8mくらいあっただろうか。
なにしろ、もの凄いスピードでバックしてくるのだ。
どうやら後ろにクルマがいることを認識していないようだ。
このままではぶつかる。
もしぶつかったらこの場合、追突と言うのか。
いや違う。だったら何と言うのか。
逆突なのか。
そんなことはどうでもいい。
目の前には、あっと言う間に迫り来るクルマだ。
オレのクルマの後ろにもクルマがいるため、バックしようにもできない。
そう思った瞬間、オレはクラクションをありったけの力で押し続けた。
力の加減はクラクションの大きさには無関係だと思うが、こうせずにはいられなかったのだ。
するとそのクルマ、やっと気付いたのか、寸前で急ブレーキを踏み止まった。
そして、さっと逃げるようにして左へ車線変更し、左折して行ってしまったのである。
まったく、驚かせやがって。
もしかしたら、これが例の危険薬物ドライバーなのかも知れない。
ただのおっちょこちょい野郎かも知れないけどな。
何にしても、何事もなくて良かったと、ホッと胸を撫で下ろすのだった。


24(火) 腹筋ローラー

〔大変を認識する〕

▼ホテルの朝食も摂らずにギリギリまで寝ていた。
歩いて10分足らずの神戸営業所へ。
すぐに所長と客先のところへ打ち合せへ行った。
いまいちここがどこなのか分からないが、明石にほど近いところと思われる。
あともう30キロも行けば、姫路であることが標識でわかる。
そう言えば、姫路城の大改装が終わったって言ってたな。
前回見たときは、その改装の直前だった。
また見に行きたいものだ。

打ち合わせ場所で大阪支店のNと落ち合う。そのNは車中で爆睡して待っていた。少し調子が悪そうだ。
どうしたんだ、と聞いたら、「ついに来ました花粉が」と目をしばたたかせて言った。
どうやらこの地域は昨日から花粉が飛び始めてるらしい。オレも油断は出来ない。
打ち合わせ開始。すぐにこの物件が相当大変であることを認識する。片手間と言うわけにはいかなそうだ。明日、上司と相談しなくてはなるまい。ともあれ、毎週来ることにはなりそうだ。

神戸営業所に戻ると、偶然、大阪支店のIが来ていた。それこそ7年ぶりくらいなのではないか。Iは設計担当なのだが、名古屋支店時代に一緒だったことがあり、やがて大阪支店へと転勤となったのである。それ以来である。
あの頃に比べると非常に痩せている。どうしたのかと訪ねると、数年前の健康診断で糖尿の気があると言われ、それからと言うもの食事制限、ランニングとやっており、その甲斐あって、一時85キロあった体重は現在68キロだという。やればできるもんだな。
しかし、なぜか浮かない顔でIはこう言うのだ。
「炭水化物を抜くと食べるものがないんですよ」
食事制限の悩みは誰も一緒のようだ。
。 と言うわけで、神戸の巻、初回はこれにて終わり。
暖かいのは神戸だけかと思ったら、東京もやっぱり暖かかった。
あと1ヶ月もすればサクラの季節なのである。


23(月) 

〔神戸へ〕

▼新横浜から新神戸行きの新幹線に乗る。
ひさしぶりに乗る新幹線は新鮮な感じがしたし、車窓から見る名古屋はなんだか懐かしかった。駅周辺はやたらと工事をやっていたようだが、また何か再開発でもやっているのだろうか?
ところで、今回の神戸行きは、4月から神戸で始まる物件の客先打ち合せとその準備なのだが、果たしてどの程度の要求があるのか。それによりこれからの忙しさ、つまり運命が決まるのだ。
神戸営業所のEさんと再会。
昔一緒に写真を撮ったという例の花時計へ行ったが、驚いたことに間近で見ると、ますます思い出せないではないか。
何十年も経つとオレの記憶も所詮こんなものである。


22(日) 176

〔準備をする〕

▼明日から行く神戸までの新幹線のチケットをJTBへ買いに行った。
行きのどたばたしている中で、そんなことやってる暇なんかないだろうからな。
そもそも駅慣れしてないので、きっとスムーズにいかないと思うのだ。
したがって、事前購入は賢明と言えよう。
明日からの天気はほどほど良いようなので一安心である。
傘など余計な荷物は極力持ちたくないのである。
普段はクルマばかりなので、どの様に荷物を減らすかと言うようなバックパッキング的な感覚が乏しいため、1、2泊の出張でも、ついとてつもない荷物になってしまう。
悩んだが、パソコンを持って行くのはよそう。
スマホと iPad があればなんとかなるだろう。
ところで、関西でSuicaは使えるんだろうか。


21(土) 

〔雑談満開〕

▼髪を切りに行った。
タイミングが悪かったのか今日はけっこう混んでいた。
それでも頑としていつものSさんにやってもらった。
相変わらずの雑談トーク満開である。
そうでなけりゃ2時間以上の作業時間が長く感じて仕方ないのだ。
だからSさんなのである。
「免許を取ろうと思うんです」
まずはこんな話から始まった。
「どうして急に」と聞くと、彼氏がクルマを買い換えたらしく、どうしてもそのクルマを運転したくなったのだと言う。
「もし、免許を取ったらクルマはきっと軽を買うと思います」
と言うが、軽自動車については少し不満があるようだ。
わけを聞くと、こんなことを言うのだ。
「ナンバープレートが黄色なのは許せません」
なんだかそれが凄く屈辱的だし、そもそも黄色ナンバーなんてクルマの色と合わないと言うので、だったら黄色いクルマを買えばいいじゃん、と言ったら黄色いクルマは嫌いだと言う。
そこでオレは言った。
「軽には軽への恩恵があるんだぞ。燃費は良いし、税金だって安い、高速料金なんて半額だぜ」
すると驚いた顔をしてSさんは言った。
「ほんとですか。それなら黄色ナンバーでもいいです」
おまえのこだわりって、その程度のことかよ。

さらに話は続く。
「私、断れないタイプなんです」と言う。
「宗教の人がうちに来たらつい話を聞いちゃって本まで買っちゃうし、こないだなんか、中華街に行ったら、栗を渡されたんでてっきり試食だと思って食べたら、袋ごと渡されて、結局、買っちゃいました」
こんな話が延々と続くのである。
そしていつの間にか、頭は終わっているのである。
「それじゃまた3ヶ月後」
いつもの様にひとことそう言って店を出たのだった。


20(金) 174

〔肉躍る〕

▼朝、早めに出たつもりだったのに湾岸道路は本牧辺りで事故渋滞だった。
まったく迷惑な話だ。
遅刻を覚悟したが、なんとか間に合った。
こう言うとき、日頃の行いがモノを言う。
なにもやってないけど。
今日は一日、房総で客先と打ち合せなのだった。ほんとに長い一日だった。
終わったら、日もすっかり暮れていた。
この地を懐かしんでる暇もなく、帰路に着く。
金曜とあって帰りの高速もなかなかの渋滞である。
しっかり2時間半コースだった。
これにて今週のミッションは終了。
来週からの神戸行きに備え、週末は英気を養うのだ。
どう英気を養うのか。
競馬に決まってるじゃないか。
いよいよ始まるのだ、今年のG1が。
G1と聞くだけで、血沸き肉躍るから不思議だ。


19(木) 腹筋ローラー

〔懐かしめるのか〕

▼途端に仕事がバタバタし始めた。
明日は、一昨年出張で行っていた房総方面へ行かねばならないし、来週月曜からは神戸へ数日出張となる。
何日の滞在になるかは行ってからの状況次第だが、2、3日で帰って来れるのではないか。
それでも、その後も打ち合わせのため、何度か足を運ぶことになるだろう。

さっそく神戸営業所に電話した。
女子社員のEさんに当日のホテルの予約を頼もうと思ってである。
すぐにEさんから返事が返ってきた。
「取れましたよ、営業所から歩いて7、8分です」
ありがとう、と、お礼を言ったあと、Eさんがこんなことを言ってきた。
「昔、一緒に写真を撮った花時計の場所覚えてますか、その近くです」
そう言えば、まだオレが入社2年生くらいの頃、大阪へ出張に行っていたときに、5人くらいで神戸へ遊びに行ったのだった。
その時、そのEさんもいたのだが、みんなで写真を撮ったのはなんとなく覚えているものの、それがどこだったかなんて覚えているわけないじゃないか。
いったい何年前の話だと思ってるんだ。
Eさんがいまだにうちの会社にいること自体凄いけどな。
オレは言った。
「それじゃ、そっちに行ったら花時計を見ながらひとしきり懐かしむことにするよ」
その場所を懐かしむほど覚えてないと思うけどな。


18(水) 172

〔何処へ行くか〕

▼我が社には永年勤続休暇と言うシステムがあり、権利を取得してから2年の間に実施することになっている。
だから、今年度取らなかったオレは来年度中に取らねばならないのだが、果たして何処へ行こうかと考える。
当然、我が愛車ライスシャワー号(スカイラインHCR32)によってである。
毎年行っている実家の北海道へは夏休みに行くことになっているので、北方面は取りあえず抜きで考えることにしよう。
となるとやはり、まだ行ったことのないところが候補となるだろう。
現在、国内における未踏の地は4県ある。
鳥取、島根、宮崎、鹿児島である。
さすがにこれ全部は無理なので、さし当たって鳥取、島根が狙い目だろうか。
そのままノリで九州へと言うことも考えられるが。
まずは日程を決め、少しずつ詳細を詰めていこうと思う。
ともあれ、それまでガソリン価格よ、頼むから上がらないでくれ。


17(火) 170

〔電話にあたふたする〕

▼部下TYに電話が入ったその途端、TYはあたふたし始めた。
まもなくそれは安堵の色に変わり、ありがとうございました、と言って電話を切った。
何かあったのかと聞くと、TYはこう言った。
「サイフを落としたみたいです」
どうやら、警察にTYのサイフが届けられたらしく、その確認の電話だったのである。
そして始めて自分がサイフを落としたことに気付いたのだ。
それまで気付かないおまえってやつは。
「警察だと言われたときは、オレ何やったかな、と頭の中がグルグル回りましたよ」とTYは言うが、心配はそっちの方かよ。
何と言うボケボケ振りなんだ。
おっとりもここまで来るとむしろ羨ましくもある。
オレは聞いた。
「それでサイフにいくら入ってたんだ?」
「200円です」
サイフの中身もおっとりだ。


16(月) 166

〔懐かしいを買う〕

▼昔見た懐かしいテレビ番組をたまに無性に見たくなることがあるのではないか。
Youtube を見ていたら、ふいに目に留まった懐かしいテレビドラマがあった。
「ゆうひが丘の総理大臣」
当時、中村雅俊が先生役であるこの学園ドラマが大好きで、再放送を何度も見た覚えがある。
懐かしくなってどうしても見たくなり、Youtube にないものかと捜したら、1話分だけ7つのファイルに分けられアップされていた。
これ幸いと懐かしさを覚えつつ順番に見ていたら、7つあるうち、5つ目からのファイルが削除されているではないか。
つまり、途中から見られなくなると言うなんともじれったい事態になってしまったのだ。
こうなるともういけない。
どうしてもこの続きを見なくては気が納まらないのだ。
となれば、ツタヤへ行かねばならないだろう。
だがしかし、ないのだ、DVDが。
調べると、レンタル用で出ているのはVHSビデオのみ。
いまどき、ビデオはないよなあ。
ネットで調べると、どうやらDVD-BOXが出ているようだ。
こうなったら乗り掛けた舟だ。
そんなわけで、買ってしまいました、DVD-BOX。
23、000円也。
意外と安いな、と思って良く見たら、このDVD-BOX、1と2があるじゃないか。
仕方ない、乗りかけた船、第2便である。
思い掛けない大きな買い物をしてしまった。
こうなったら、無理にでも思う存分懐かしがらねばならないだろう。


15(日) 

〔月を目指す〕

▼地球から月までの距離は、38万キロである。
測ったことはないけどな。
そんな長いメジャーは持っていないのである。
なにしろ、遠いのか、意外とそうでもないのか見当が付かない距離だ。
だったら目指すしかないだろう。
目指すと言っても直接、月へ行くわけではない。
愛車の走行距離で月までの距離を目指すのだ。
ちょっと待てよ。
現在、愛車ライスシャワー号(スカイラインHCR32)の総走行距離はと言うと、17万キロ弱。
23年でだ。
このペースでいけば38万キロまで残り21万キロだから、あと28年以上掛かる計算じゃないか。
これはのんびりしていられないぞ。
もう少しペースを上げなくては、とてもオレの身が持たないのだ。
その前に、金銭的余裕が持たないかも知れないけどな。


14(土) 164

〔長閑な休日出勤〕

▼休日出勤だが、天気も良く暖かくて、何となく長閑な一日だった。
それもこれも今日が土曜日だからだろう。
普段は気付かないが、土曜の休日出勤をしたとき、改めて日曜日の有り難みを感じるのだ。
ブラボー サンデー!
ビューティフル・サンデーとはよく言ったものである。
ところで、ぼちぼち床屋へいかなくてはならない時期なのだが、休みが日曜だけだとどうも行く気が起きない。
それだけで一日が終わってしまうような気がするからだ。
でもやっぱり、髪の毛が鬱陶しい。
前髪が垂れてくるのがなんともイヤなのだ。
だからと言って、カチューシャをするわけにもいかないだろう、仮にカチューシャに耳が付いていたとしてもだ。
兎にも角にも今週も無事終わった。
人の仕事場だったが、実にでかい顔をしていたのではないか。
居心地が良いようで、やっぱり長い一週間なのだった。


13(金) 162

〔ひと踏ん張り〕

▼今日は朝から非常にバタバタして忙しい一日だった。
天気は良く、寒さもそれほど感じなかったので、その点は良かったと言えよう。
そんな慌ただしい状態だったので、どうにもこうにも肝心の書類が進まない。
さあ、やろう、と気合いが入ったタイミングで訪問者が来たり、軽く問題が起きたりするのだ。
そんなこんなで今日は軽く残業をした。
実を言うと、ちょっとした問題が起きているのだが、そんなことなど知る由もない旅行中のYKはなんて幸せなんだ。
幸せなのは今だけだけどな。
そうこうしてるうちに、YKの代理も明日が最後だ。
もうひと踏ん張り、この仕事場を楽しもうと思う。


12(木) 158

〔異星に思いを寄せる〕

▼火星移住計画と言うのが具体的に進んでいるらしい。
すでに人員の選考も行われていて、その中に日本人も含まれているとのことだが、オレは思う。
火星のいったいどこが良いと言うんだ。
旅行でちょっとと言うのならまだ話は分かるが、移住だよ、移住。
二度と地球に戻って来れないんだよ、君たち。
そもそも生身の状態で外を出歩くことなどできず、したがって、日常生活は施設の中でのみと言うことになり、たまに移動車かなんかで外を廻ったところで、緑があるわけでもなし、大海原があるわけでもなし、そんなところで一生を過ごすなんて堪えられるわけないじゃないか。
それでも、希望者は驚くほどいるらしい。
よほど地球がイヤになったのか、単なる興味本位なのか。
ともあれ、オレはやっぱり地球が良いし、日本から出るつもりはないのである。


11(水) 156

〔久しぶりの連絡〕

▼天気良し、絶好のドライブ日和だ。
建国記念日であるが、今日は休日出勤。
久しぶりにTTから連絡があった。
聞くところに寄ると、オレが夢に出て来たらしく、それで電話してきたのだと言う。
虫の便りかよ。
とにかく久しぶりであり、話をするのはもう何年ぶりだろうか、オレが東京に来たときに会っているが、それでも5年は経っているような気がする。
TTとは、名古屋時代からの付き合いで、その当時は毎週の様に飲みに行ったり、カラオケに行ったりしていたものだ。
歌が好きで、良く二人でチャゲアスをデュエットしていたことも良き思い出である。
オレが愛車ライスシャワー号(スカイラインHCR32)を購入の際も、納車のとき一緒に立ち会い、記念写真に入った一人でもある。
そんなTTの3人いるうちの上の子も今年結婚するのだと言うから驚きである。ほんとに時の流れは早い。
あの頃はまだおもっきり小学生だったんだけどな。
「これからは、もう少しまめに連絡しますから」とTT。
少し元気がないのが気になった。
いろいろと苦労はあるようだが、頑張って欲しいと思う。


10(火) RUN5km 27:49

〔旅行は海外〕

▼いい天気だ。実に清々しい。
ここから富士山もしっかりと見える。
こんな日は少しくらい寒くてもまったく気にならない。
そんな中、後輩Yの仕事場で留守番管理だ。
今頃Yは、バンコクでうまい晩飯でも食ってるのだろう。
時差が分からないけど。
昨日は、旅行なんて行ってる場合じゃない、などと言っていたが、行けばその瞬間、気分は浮き世離れし楽しくなるものである。
うちの社員旅行は僭越ながら海外である。
毎回2ヶ所の選択肢があって、希望する方に行くというシステムである。
オレが今まで行ったところを挙げると、グアム、シンガポール、ハワイ、オーストラリアのケアンズにゴールドコースト、台湾といったところだ。
ハワイなど数回行っているところもある。
しかしながら、海外旅行と言えば、いまやこの社員旅行だけだ。
でもそれでいい。それだけで、お腹いっぱいなのである。


 9(月) 154

〔引き継がれる〕

▼午前中はミーティングのため六本木本社へ。
午後は予定通り、明日から旅行である後輩Yの仕事場へ引き継ぎのため行った。
行くと、見るからに忙しそうだ。
こんな状態でオレは明日からここで仕事しなくちゃならないのか。
一瞬、頭に不安が過ぎった。
それなのに、Yがこんなことを言い始めたのだ。
「頼みたいことがあるんですけど」
イヤな予感がする。
「一応、聞くけど、どんなことだ?」
すると、机の引き出しから大量の書類を出してくるではないか。
オレは思わずこう口にした。
「なんじゃそりゃー」
当然である。
書類作成は、仕事のうちで最も大変な作業の一つであることは周知の事実なのだ。
それなのに、Yはいとも簡単にこのオレにそんなことを頼んできたのである。
これじゃ、ゆっくりここでくつろげないじゃないか。
くつろぐつもりだったのか、オレ。
そうは言ってもやらねばなるまい。
この世界は、持ちつ持たれつの世界だからだ。
明日からいったいどんな波乱が待ち受けているのか大変楽しみであるとともに、この一週間が早く過ぎ去って欲しいと願うのだった。


 8(日) 150

〔大河に違和感〕

▼朝から一日雨だった。
今日は軽く買い出しに行く程度であとは自宅で英気を養った。
明日から1週間、後輩のYが社員旅行でバンコクへ行くため、替わりにYの仕事場にいて見張っていなくてはならないのだ。
水曜の祝日と土曜は休日出勤となる。なかなか濃密な1週間となりそうだ。

▼そのうち見なくなるのだろうが、今のところ見ている。
大河ドラマである。
いま、吉田松陰は獄中にいるのだが、非常に違和感を感じる事がある。
それはこう言うことである。

なんて綺麗な顔をしてるんだよ。

だって、獄中だよ、獄中。
風呂に入ることなんかとても無理だろう。
なのにだ、髭は生えていないどころか、髪の毛もさっぱりと整えられているではないか。
これのどこが、囚人なんだ。
ただひとつ考えられることは、これだろう。
専属スタイリストがいる。
そうとしか考えられないのだ。
そんな違和感を感じながら、いまだに見ているのである。


 7(土) 腹筋ローラー

〔当てもなく周遊〕

▼先週末せっかく洗車したのにこないだ降った雪のせいですっかり汚れてしまった愛車ライスシャワー号であったが、再び洗車することなく、かと言って特に何をするわけでもなく、周辺地域である町田、相模原、大和、横浜青葉辺りを当てもなく周遊する一日だった。
ま、こんな一日もいいだろう。
因みにガソリンは現在ハイオク130円。
遠出するなら今のうちなんだけどな。

▼せっかくなので、もう少し質素な食生活を続けていこうと思っている。
極力、炭水化物を摂らない食生活だ。
今日の昼は、ケンタッキーフライドチキンだったし、夜は軽く、ソバとサラダだ。
これでいいのか。オレに分かるはずがないだろう。
なにしろいつまで続くかは分からない。
ダメだと思ったらやめるつもりだ。
その程度の志しである。


 6(金) 150

〔診断結果〕

▼心配していたが、朝、雪はまったく積もっていなかった。
と言うことで無事、クルマで健康診断へと向かうことができた。
さて、問題の血圧測定である。
測定器に腕を突っ込む。そして、出て来た数値は、
162〜110
予想以上に高い。
まいったなあ。
ちょうど後輩のHも来た。そしてこう言うのだ。
「僕はいつもこの健康診断で普段より高血圧に出ちゃうんですよ」
ここにもオレと同じ様な奴がいた。
健康診断の最後は問診である。
ここでもう一度、血圧を測ってもらった。
再挑戦の結果は、
140〜100
すいぶん下がったが、もう一息だったなあ。
先生が、少し高めですね、と言うのでオレは間髪入れずこう言った。
「いつもはこんなじゃないです。普段は何の問題もなく活動してます」
なんの活動だよ。
なにしろ、オレは如何にも正常である人間だと言うことを必死にアピールするのだった。
果たしてこれがどの程度、効果があったかは分からない。
後日、どのような結果が送られてくることか。
教訓としては分かったこと、それは、1週間前から慌てて対処してもそれほど効果はないと言うことだ。
それでも少しは改善されたのではないかと思う。
1ヶ月だ。
1ヶ月あれば、何とかなるのじゃないか。
これを次に生かそうではないか。
そんな自信にはなったと思うのである。


 5(木) 

〔やるだけのことはやった〕

▼明日は健康診断である。
ウィークポイントは血圧である。
オレはその対策に向けやるだけのことはやった。そう声を大にして言おうじゃないか。
1週間だけど。
その1週間、血圧に良くないからと、炭水化物を極力抜いたわけだが、それにしても炭水化物のない食事のなんと味けのないものか。
ご飯、パン、麺類を抜いたら、もはや何を食べていいのか分からない。
そこでちょっと調べてみた。
この中でももしかしたら血圧に効果のある食品があるかも知れない。
するとどうだろう。
実はソバが良いと言うではないか。
そこに含まれるルチンが血圧を下げる効果があると言うのだ。
もっと早く教えてくれよ。
そんなわけで昼はさっそくソバにした。
なんだか久しぶりに腹一杯食べたと言う感じだった。
さあ、明日は頑張るぞ。
健康診断に頑張るもへったくれもないけど。

それよりも、雪の方が心配になってきたぞ。
まずは明日の朝、雪が積もっていないことを祈りたい。


 4(水) 150

〔後ろに白バイ〕

▼武蔵村山へ向かう途中のいつもの有料道路を調子良く走る。
まず渋滞することのない快適な道路だ。
だからつい、路面に書いてある制限速度以上の速度を出してしまう。
特に今日は空いている。
前にも後ろにもクルマがいない。
と、こんな感じで調子良く飛ばしていたら、いつの間にか後ろに白バイがいるではないか。
しかも、赤色灯を回転させている。
気付かなかったなあ。こりゃもうダメだ。
これで無事故無違反記録、1年半が途絶えてしまう。
たいした記録じゃない。
なにしろ何キロ出ていたかは分からない、とにかくブレーキは踏んだ。
完全に諦めたのだが、どうしたわけか白バイはなかなかそれ以上の動きの変化を見せない。
捕まえるなら捕まえてくれ、と半ばヤケになっていたが、いつまで経っても後ろを走るばかりだ。
そうこうしてるうちに後ろのクルマが追いついて来た。
そう思っていたら、次の降り口で白バイは降りてしまったのである。
いやあ、助かったなあ。
そう思いつつオレは思わずこう呟いてしまった。
「ありがとう、白バイさん」
そう言う事じゃないかも知れないが、ともかく、冷や汗を掻くのはとてもイヤなものなのだった。


 3(火) 150

〔節分を思い出す〕

▼どうやら今日は節分と言うことらしい。
だがしかし、節分と言っても豆まきをするでもなし、恵方巻を食べるでもなしだ。
そもそも豆まきなんかしてる家なんかあるのか。
もしかしたら聞かないだけで、してるのかも知れないけどな。
思えば、北海道にいたその昔、子どもの頃はちゃんと豆まきをしていたのではないか。
だが、まくのは大豆ではなかった。
落花生である。
落花生を殻ごとまくのである。
なんて画期的なんだ。
これならどこにまいても安心して食べることができるではないか。
ところで、どうして豆ではなく落花生なんだ。
そのわけは知らないし、当時はそれがごく普通で何ら疑問にも思っていなかった。
時には落花生が用意できないときもあった。
そんな時はどうしたかと言うと、豆菓子をまいていたのではなかったか。
その代表的なものは、ボンゴ豆だし、名前はすっかり忘れてしまったが、砂糖がまぶしてある緑の衣の中にピーナッツの入った豆なんかをまいていた。
この豆もボンゴ豆も最近めっきり見ないが、今でもあるのかな。
ふと懐かしく節分を思い出したのだった。


 2(月) 150

〔広がるiPad〕

▼昨年より会社からiPadが支給されている。
自分には一足早く渡されていたが、他の者にも次第にiPadが支給され始めている。
そんな中、YKがiPadをもらったと言って喜んで持って来た。
くれたわけじゃないけどな。あくまでも支給だ。
そしていきなり、教えてくれと言う。
iPadは通常のパソコンとはもちろん違うし、androidのスマホとも、やっぱり違う。簡単に言えばiPhone のでかい版と言ったところか。
これを耳に当てて電話する奴はいないけどな。
なにしろ初めてこれを手にする人はまずもってその違いが分からないだろう。

iPadを仕事で使っていて一番便利なのは、やはり外出先でメールの送受信ができることだ。
そこでまずはメールの設定をし、iPadでもパソコンメールを見られるようにしてやった。
そして一番悩むのは、如何にしてiPadにデータを取り込むかだろう。
iPadとか iPhone は、データを格納するためのフォルダを好き勝手に作成することが出来ない。
写真はここ、ドキュメントはここ、とアプリによってデータが保存される場所は決まっているのだ。
そこが使い勝手の悪いところだとも言えるし、逆に余計なことを考えなくても良いとも言えるのである。
そこで、クラウドサービスの出番である。
ここにアクセスすれば、パソコンから保存したデータがiPadからも見ることができるのだ。
しかも、データはクラウドに保存されているわけだから、iPadの内蔵メモリは減ることもない。
ああ、なんて便利なんだ、クラウドって奴は。
やはり、iPadにクラウドは必須と言えよう。
さっそく、YKのiPadにクラウドサービスアプリをインストールしてやった。
さらにテザリングが出来る様に設定し、取りあえず基本的な設定は完了となったのだった。

さて、果たしてオレが仕事でどれだけiPadを活用しているかと問われれば、ここではっきり言おう。
仕事でなんか使ってないよ。
そう断言する。
口が裂けても会社にそんなことは言えない。


 1(日) 150

〔馬も期待する〕

▼格闘技UFCをTV観戦。
前ミドル級絶対王者アンデウソン・シウバの復帰戦である。
それは13ヶ月前のことだった。
シウバの放ったローキックが相手の膝にもろに当たり、事もあろうにスネの真ん中からポッキリと折れ、曲がっちゃいけない方向へと曲がってしまうと言う大怪我であった。
もしかするとそのまま引退かと思われたが、見事に復帰となったのである。
本人の努力も相当なものだが、なんと言っても感心するのは、その医療技術である。
あんな大怪我して1年ちょっとであんな過激なスポーツに復帰するんだものな。
ふと思う。
馬はどうなんだと。
その医療技術を馬の骨折にも生かせないものなのだろうか。
レース中に骨折した馬は、予後不良と言ってその場で安楽死処分となる。
助かる見込みがないからである。
たぶん今もそうなのだろう。
果たして、馬に対するその辺の医療技術はどの程度まで発展しているのだろうか。
素人のオレには皆目分からないし、その辺の情報もまったくない。
そろそろ馬が骨折しても助かるような医療技術が確立されてもいいのではないか。
レース中の馬の骨折事故ほど悲しいものはないからな。

▼明日からの仕事に備え、ステーキを食べに行った。
肉はヒレだし、ご飯はなしだ。
ヒレなら血圧に影響はないらしいからな。
明日からしばらく質素な食生活となる。
それで果たして力が出るのかは分からない。
そんなことを思いつつ、黒酢を飲むのだった。



byクムラ〜




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