千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を錬とする。
体力維持か、単なる意地か、長年続けている腕立て伏せ。
ややもすると怠け気味になってくる今日この頃。
自分自身への叱咤も含め、ここに記す。
/31:目下の目標 /30:行くのをやめた理由 /29:シラスを求めて /28:加湿が必要 /27:下げる方法 /26:睡魔との戦い /25:薬を買い求める /24:活を入れる /23:万全は分かるが /22:気合いの前に /21:いたらいいと思う /20:締め直す /19:使い回し /18:3食駅弁 /17:美術館で巨人を見る /16:順調を確認する /15:親父のホームラン /14:緊張感は必要である /13:感じる可能性 /12:得した気分 /11:盛り上がりに期待する /10:東京タワーを感じる /9:久しぶりはダメである /8:打ち勝つ気概 /7:新年の誓い /6:残念マック /5:寿命が延びると言うこと /4:30年後である /3:一瞬で消え去る /2:こう言うときこそ /1:幕開けである/
<2015年 1月> ◆腕立伏◆スクワ◆背筋◆腹筋 31(土) 〔目下の目標〕 ▼目下の目標は、来週末の健康診断で血圧測定をパスすることだ。 パスと言っても無視すると言うことではない。 それじゃ何も解決しない。 問題なしの判定を得ると言うことだ。 と言うのも、いつもぎりぎりであり、たまに要検査の判定が下されてしまうので、再び病院へと出向き再検査と言う、実に面倒なことになってしまうのだ。 今さらじたばたしてもしょうがないが、それでもやらないよりはましだろう。 何をやるかと言うと、食事制限である。 しかし、素人なので何をどう制限すればいいか分からない。 そこで、インターネットで調べたところ、どうやら炭水化物がいけないらしい。 つまり、ご飯、パン、麺類である。 ちょっと待て、どれも主食じゃないか。 それでも我慢しなければならないので、これらは最小限にしようと思う。 逆に血圧を下げる食物はと調べると、トマト、青魚、納豆、バナナ、酢などあり、どれも嫌いなものではないので、今日の昼はさっそく、食堂で納豆とサンマを食した。ごはんはもちろん、小である。 そしてスーパーで食材をあれこれと調達した。 これでどれほど効果があるかは分からない。 もし思わしくない様なら、問診の際にこう言うつもりだ。 「血圧は高いようですが、見ての通りまったく元気はつらつでなんら不具合はありません」 そう言い張りながら筋肉をぴくぴくさせれば、効果倍増に違いない。 30(金) 〔行くのをやめた理由〕 ▼朝起きて外を見ると、そこは雪国だった。 見事に予報通りである。 まだそれほど積もってはいなかったので取りあえずクルマで発進は可能であったが、雪はさらに強くなるばかりである。 これから行く先が東京の北部であるから、さらに強くなるかも知れない。 このまま降り続けば帰りが心配である。 そんな折り、仙台の元上司Iさんから電話がきた。 そして開口一番こう言うのだ。 「テレビで見たけどさ、なんてへなちょこなんだよ」 それを聞いてオレはこう返した。 「仙台へ行って半年も経ってないのに、もう雪国人 気取りですか!」 ともあれ、人間の適用力と言うものはたいしたものである。 夕方近くになり、雪はいつの間にか雨に変わっていた。 これでひとまずは安心である。 ▼部下TYが資格取得のために学校へ通っていると言う。 TYはやる気である。 一方の部下SHにそのことを話すと、非常に危機感を覚えていた。 TYはSHの後輩なのである。 「実は僕も学校に通うつもりだったんですよ」と、SHは言うので、どうしてやめたんだ、と問い詰めると、こんな返事が返ってきた。 「彼女ができちゃったものですから」 そうか、そう言う事情があったんだな。 確かにそれも大事なことではある。 だがしかし、結果的にどちらが大事だったかと言う結論は、それが実を結ぶかどうかに掛かっていると言えよう。 ますますSHに掛かるプレッシャーは大きくなった。 知らんぞ、オレは。 29(木) 〔シラスを求めて〕 ▼今日は振替休日でオフだった。 ふと、生シラスが食べたいと思い立った。 生シラスと言ったら江ノ島だろう。 そんなわけで江ノ島まで行ったのだった。 店の前まで行きふと見ると、現在禁漁中と言うではないか。なんてこった。 よって生シラスはない。 う〜ん、残念だ。 ビールじゃないが、シラスは生に限るからな。 それでも店の前には客待ちがわんさかといる。 平日だと言うのに、よほど人気の店なんだな。 隣の店なら待ち時間なしで入れると言うが、そう言われるとどうしてもこちらに並ばずにはいられないじゃないか。 と言うことで、寒い中30分並び、江ノ島の海の幸を堪能したのだった。 先日、3時間半並んだことを考えれば、屁のかっぱである。 ともあれ、次は必ず食うぞ、生シラス。 解禁は3月中旬である。 28(水) 150 〔加湿が必要〕 ▼昨日は日中、車のクーラーを入れるほどの陽気だったが、一転今日のこの寒さはなんだ。 朝は雪がちらつくほどだったし、昼間は天気が良いものの風が非常に冷たいのだ。 なんだよ、この嫌がらせの様な天気は。 明日からはさらに寒くなる予報が出ており、こうなると俄然、雪が心配なのだった。 頼むから降るなよ、降るなよ。 誰に言ってるんだ、オレは。 ▼1ヶ月ほど前に買った、ペットボトルに被せるだけの加湿器があっけなく壊れたので、今度はもう少し高級な加湿器を薬局で買ったのだった。 と言っても、2千円だけどな。 高級が笑わせるぜ。 それでも、吹き出し口からはけっこうな勢いで元気良く蒸気が出ている。 試しに、これを直に吸い込んで見たら、むせるほどだ。 なかなかの手応え、いや、のど応えである。 そんなわけで、そこそこ良い買い物をしたと、ニヒルにほくそ笑んでいるオレなのだった。 27(火) 150 〔下げる方法〕 ▼さすがに昨晩は、瞬殺気味に爆睡と相成った。 オレはいったん寝ると、とことん寝るたちである。 目覚ましが鳴るまで起きることはない。 時間がくると鳴るのはミスチルの HANABI である。 ここからまどろみの時間が始まり、15分後再び HANABI が鳴って初めて起き出す。 そして15分後には車中の人となっている。 そんな慌ただしい毎朝だ。 ▼約10日振りに、後輩YKの仕事場へ向かった。 明日は、YKが健康診断なので、終わるまで替わりにここにいなければならないのだ。 その下見と打ち合わせである。 そう言えば、かく言うオレも健康診断が近付いているのではないか。 来週の金曜日だ。 きっとまた、血圧で引っ掛かるのだろう。 病院へ行くとどう言うわけか急激に上がる血圧だ。 昨年は、事なきを得たわけだが、今年はどうなるか分からない。 しかし、今さらジタバタしても仕方ないだろう。 半日くらい血圧が下がるお気軽な方法はないものだろうか。 せめて、走って血流を良くすることくらいしか頭に浮かばないのだ。 26(月) 140 〔睡魔との戦い〕 ▼昨晩はほとんど眠れずじまいで朝を迎えた。 いつもなら、3分もあれば夢の世界に旅立つと言うのになんと言うことだ。 それには深いわけがある。 迂闊にも、夕寝をしてしまったのである。 昼寝ならまだいい。夕寝であるところに問題がある。 相撲を見ていたらいつの間にか寝てしまい、目を覚ましたら大河ドラマがすでに始まっていた。 そんな中途半端な時間に寝てしまったら、またすぐ寝ようったって寝られるわけがないじゃないか。 なにしろ焦れば焦るほど目が冴えるばかりだ。 仮にヒツジを数えたところで、きっと朝まで数えているに違いないし、せっかくだからと干支を順番に言おうとしたが、よく考えたら知らないんだよ、干支の順番。 九九なら練習した覚えはあるが、干支の練習なんかしたことがないのである。 そんなわけだから今日は一日、睡魔との戦いだった。 苦戦したものの、なんとかその戦いを制したオレは、明日に向かって爆睡するのだ。 25(日) 腹筋ローラー 〔薬を買い求める〕 ▼オレの弱点のひとつが花粉症である。 そんなわけでそろそろ準備をしておこうと思い、花粉症の薬を買い求めに行った。 いつも使っている薬は決まっている。 普通、この類の薬は飲むと眠くなるのだが、この薬はその症状が出ないし、効きも良いので非常に重宝しているのだ。 しかし、いつも行く薬局にこの薬はなく、この薬を買うためだけに行く薬局へと行ったのだった。 いつもの場所にその薬はあった。 5箱手に取り、レジへと持って行った。 ふと、横のワゴンに半額セールの文字が目に入った。 そのワゴンの中に、なんとこの薬があるではないか。 手に取って見ると、どうやら賞味期限が迫っている商品のようだ。 薬の賞味期限がなんだ。 少しぐらいまずい方が薬らしくていいじゃないか。 そう言う問題なのか。 ともあれ、半額はありがたい。 オレは5箱買うつもりのところ、10箱買いました。 今年中に使い切るかどうかは分からない。 それほど、半額の威力はもの凄いのだ。 24(土) 140 〔活を入れる〕 ▼昼から焼肉を食べ、弱った身体に活を入れる。 やっぱり焼肉はカルビだよなあ、などと納得しつつ、サービスカルビランチを食べる。 お徳用かよ。 これで万全である。 ▼もうはや出たのは、サクラの開花情報だ。 今年の開花は平年よりも早いそうで、東京は3月24日とのことだ。 あと2ヶ月か。 そう聞くと、あっと言う間の気もするが、昨年のあの2月の大雪を思うと、油断はけっしてできないのだ。 今年は、降るなよ。 23(金) 130 〔万全は分かるが〕 ▼風邪の方はお陰様でほぼ回復した。 そんな折り、会社から緊急メールが送信されてきた。 インフルエンザが我が社でも猛威を振るっており、多数の社員が欠席をしていると言うのだ。 会社には必要最小限の出社に留めるようにとの内容であり、もし、出社するのであれば、マスク、手袋を着用するようにとあり、これはまあ当然だろうが、防護服を着用して万全に、ってことはないじゃないか。 果たしてそこまでする必要があるのか。 そもそも防護服なんか準備できないよ。 ともあれ、そんな通知があったものの、用事があれば行かねばならないので、それは無理難題な話だ。 その前に、みんな予防接種してないのか、と問いたい。 オレもしてないけど。 考えてみたら社会人になってからした覚えがないな。 それよりも一発で効く花粉症の予防注射があればいいと思うのだった。 関係ないけど。 ▼白鵬が優勝を決めV33、ついに大鵬の優勝回数を抜いた。 まだ金曜日だってのにな。 もはや敵なしである。 それはまあ良しとしよう。だがしかし残念でならないのは、アジアカップで日本が負けたことだ。 もう、見てて疲れたよ、疲れた。 兎にも角にも、決定力がなさ過ぎる。 指揮を取るアギーレの姿もこれが見納めかも知れないな。 22(木) 〔気合いの前に〕 ▼昨日の様に雪が降ることはなかったが、一日中、雨模様のイヤな天気だった。 体調も未だ気合いノリが悪い。 そんな状況の中、大和市から武蔵村山市、そして再び大和市へと行ったり来たりの一日であった。 武蔵村山にいる部下SHに函館情報を提供しようと話し掛けたら、中止になったと言うではないか。 彼女と何かあったのか、と聞くと、実は彼女は飛行機が嫌いだったらしいのだ。 たまにそう言う人いるよな。無理強いしてもしょうがないだろう。 だったらおまえが福島へ行って、会津のどこだったか忘れたが、ネギを箸替わりにして食べるソバでも食べてくればいいじゃないか、と言ったら、へぇ、そんなのあるんですか、とオレのテレビの受け売り情報にやけに食い付いてきたのだった。 旅番組も見ておくもんだな。 ▼いつの間にか明日はもう週末だ。 さあ、本格的に気合い入れて風邪なんか吹っ飛ばすぞ、この野郎。 気合いよりも安静である。 21(水) 124 〔いたらいいと思う〕 ▼昨日の帰宅後のこと、録画していた相撲でも見ようかとテレビを付けると、そこに映っていたのはお相撲さんではなく、ニュースだった。 しかも、一時ではなく最後まで相撲中継はなかった。 これは、のっぴきならない事態である。 実際は、Eテレでやっていたらしいが。 それはイスラム国が日本人の人質を取ったと言うとんでもないニュースだった。 砂漠の上で跪く日本人二人の間にナイフを持って立つイスラム国メンバーの男。 ここ数年、たびたび見掛ける場面であるが、こんな情景を見るにつけオレは思うのだ。 アイアンマンがいたらなあ。 ロボコップでもターミネーターでもいいと思うが、この様なシチュエーションではやはり、アイアンマンだ。 映画の中でもこんな場面があったはずだ。 ともあれ、無事に救出されることを願うばかりである。 ▼雨だと思ったら雪だったりの、かなり寒い1日だった。 今日は、部下TYの替わりに大和市の仕事場にいた。 監視をしながら、事務所でExcelとCADを駆使し、今月中の締め切り書類を作成する。 ずいぶんはかどったが、まだ先は長い。 明日も天気は悪いようだ。 ▼風邪はまだ完全とは言えないが、軽く腕立て伏せを再開。 あまり休むと違った意味で調子悪くなるからな。 頭が緩んでいる上に身体まで緩んじゃ救いようがないのである。 20(火) 〔締め直す〕 ▼迂闊にも先日引いてしまった風邪は小康状態。 よって、日課の腕立て伏せは今日も休み。 気が付くと4日間も休んでしまってるじゃないか。 なんて情けないんだ。 たるんでるなあ。 いや、緩んでいると言ってもいいのではないか。 こりゃ、頭の横のネジを締め直さなきゃダメだな。 ロボコップか、オレは。 そんなかっこの良いものではないだろう。 だったら、ロボプップってのはどうだ。 プップはいけない。 なんだか、常に笑われている様な気がするからだ。 これじゃ、オムニ社専属じゃなくて、吉本専属ロボットになっちゃうよ。 どうでも良い話である。 ▼サッカーアジアカップは、日本がヨルダンに勝利し、全勝で決勝トーナメント進出を果たした。 いやあ、気持ちいいなあ。 こんな明るい話題ばかりだと良いのにと思う。 19(月) 〔使い回し〕 ▼先週から定例となった週始めのミーティングのため、朝から六本木本社へ。 早朝なので高速道路の渋滞はそれほどでもないが、それでも用賀を過ぎた辺りで混み始める。 7時20分着。 まだ、誰も来ていない。 我が社は8時40分始業なのである。 おもむろに、「新年会はやらないんですか」と問う者がいたので、たまたま横にいた若手のOに「おまえ、こう言うの得意だろ、段取りは任せた」と指令を出し、無責任ながら、とっとと出掛けた。 夕方、Oからの一斉メールが来た。 どうやら、新年会の案内のようだ。 お、ちゃんと段取りしてるじゃないか、と感心しつつメールを開けた。 なるほど、文面をそのまま流用したわけだな。それはまあ良しとしよう。 それにしたって、「忘年会のお知らせ」ってことはないじゃないか。 丸々使い回しかよ。 あまりもの考えの薄さに、ただただ笑うしかないのだった。 18(日) 〔3食駅弁〕 ▼朝、起きたら喉がおかしかった。 いがいがするのだ。 昨日の朝から少し違和感があったのだが、寒風吹きすさぶ中、3時間半も外に立っていたのだから無理もないだろう。少しずつ喉の調子が悪くなっている。 なにしろ、ソプラノのソが出ないのだ。 そのソの意味が分からない。 とにかく、これ以上の悪化は許されない。 明日からまた1週間頑張らねばならないのだ。 こんなときは栄養を摂るにつきる。 運良く今日は近所のアピタで駅弁大会だった。 ここで、ウニ壺、重箱あわびめし、大玉ほたてウニ弁当を買った。 昼、夕方、夜の3食分だ。 これを、幸せ駅弁三昧と言う。 これ以上の三昧はないと言えよう。 これで、明日から大丈夫だ。 オレはそう信じている。 17(土) 〔美術館で巨人を見る〕 ▼上野の森美術館へ行った。 オレが美術館なんて、と思うかも知れないが、目的は美術と言っても絵画とかではなく、マンガである。 進撃の巨人展なのだった。 軽いノリで来たのだが、甘かった。 なんだ、この人、人、人の波は。 なにしろ、大行列なのだ。 これほどの人気とは、恐るべし、進撃の巨人。 まず、入場するのに1時間半待ちだったし、最後の360度体感シアターなんか、2時間以上待った。 しかも、この寒い中を列んだのだ。 こんなに長時間列んだのは、愛知万博以来だよ。 その経験あっての今日なのかも知れない。 ともあれ、けっこう大変な思いをしたが、なかなか面白いひとときであった。 それにしても、あの、映像を360度見渡せるゴーグルが欲しいなあ。 16(金) 158 〔順調を確認する〕 ▼午前中は、部下TYのいる大和市へ。 TYに来週からの指示を与え、午後は、部下SHのいる武蔵村山へ向かう。 昨日は一日雨だったが、今日は実に暖かく気持ちの良い一日だ。 2時間弱の道程が苦にならないのである。 見たところ、部下SHの仕事の状況は今のところ問題なしだし、プライベートにおける福島の彼女との関係も実に順調そうだ。 ここの仕事も来月頭で一段落付くので、SHはそれから振替休日を取り、彼女としっぽり旅行にでも行こうかと言う計画らしい。 どこへ行くつもりなんだ、と聞いたら、函館に行きますと言う。 函館へは毎年、帰省の際に寄っているので比較的詳しいから、何でも聞いてくれと、えらそうなことを言っておいたが、そんなことにはまったく感心を示さないSHなのだった。 こんちくしょう。 それにしても、必要以上に浮ついてないか、おまえ。 どんでん返しのないことを祈りたい。 15(木) 〔親父のホームラン〕 ▼北海道の実家に電話した。 親父の誕生日なのである。 今日は地元の温泉で町内の新年会だったらしい。 毎年、1月15日と決まっているのである。 だから、親父の誕生日はいつも新年会だ。 と言っても、誕生日を祝ってもらうわけではない。 親父が司会者だからだ。 司会者が、「今日、オレの誕生日」なんて言えるわけないじゃないか。 たまには替わってもらえばいいのに、と思うが、本人は特に苦にしているわけでもないようだ。 お開きの挨拶は、おふくろがやったらしい。 まったくもって、アグレッシブな親である。 ▼ところで先日、親父があるテレビ番組に出たらしい。 番組名は、ハプニング大賞。 その件を親父に聞いてみると、自分がテレビに出たことはまったく知らなかったとのこと。 知り合いから電話やFAXがきて知ったと言うのだ。 どんな内容かと言うと、人間野球盤と言って、まさにあの野球盤の様に1塁打とか2塁打とかいう区画があって、その中に打ったボールが入ると進塁するのだと言う。 主旨としては、走らなくてもプレイできる年寄り向けの野球と言うことだ。 それに出場した我が親父は、みごとホームランを打った。 そして、こともあろうに全速力でホームまで走ったと言う。 親父のことである、明らかにウケ狙いで走ったに違いない。 だがしかし、それがハプニングに見られたのだ。そうに違いない。 実際見て検証しないと分からないけどな。 14(水) 158 〔緊張感は必要である〕 ▼去年の春まで上司だったNさんから電話があった。 退職後は錦糸町の方で週に3日ほど仕事をしているらしいのだが、とにかく暇だと言う。 バイタリティのある人だったから、さぞかし退屈な毎日に違いない。 なんとなく羨ましく思ったりもするが、もしそんな生活に自分がなったとしたらどうなるだろう。 なにしろ緊張感のない毎日だ。 緊張感がないとどうなるか、火を見るより明らかだろう。 目はうつろで、姿勢は猫背、歩く姿はトボトボだ。 これじゃまるで、精気を抜き取られたオリバー君じゃないか。 そんなオリバー君はイヤだなあ。 やはり人間は適度な緊張感をもって生きなくてはダメなのではないか。 いつ如何なる時も、オリバー君はテキパキしていなくてはならないのだ。 ところで、オリバー君って誰だ。 説明しよう。 二足歩行をする非常に知能指数の高いチンパンジーなのである。 そうは言っても、オリバー君になるのは少々気が引ける。 13(火) 154 〔感じる可能性〕 ▼部下TYに、日程の確認をしておけと指示を出した。 いつも焦っている風のTYだが、それは今日も健在である。 さっそく、電話確認を入れるTYだが、先方にこんなことを言っているではないか。 「あの〜、予定の確認なんですけど、あの〜、まだはっきり決まってないのですが、あの〜、日程は、前後上下しても良いですか?」 おーい、ちょっと待て。 日程が前後するのはまあ分かる。1日2日のずれはあるだろうからな。 だがしかし、日程が上下ってことはないじゃないか。 と言うことは何かい、左右もあるのかい? なんだかとても四次元的なTYに、ただならぬ可能性を感じたのだった。 12(月) 腹筋ローラー 〔得した気分〕 ▼晴れ着を着た女性が街を歩く姿を見て、今日が成人式だったと気付く。 じゃあなんで今日休んでるんだよ、オレ。 祝日感覚のないことにほとほと呆れるのだった。 ▼たまたま立ち寄ったコンビニの駐車場にヨタハチ(トヨタ・スポーツ800)を見つけ、なんだか得した気分なのだった。 それほど今では珍しいクルマなのだ。 なにしろ発売されてからすでに50年近い。 24年の我が愛車ライスシャワー号でさえ大変なのだ。維持するのにどれほどの苦労をしていることだろう。 ワンオーナーではないと思うが、頑張って乗り続けて欲しいと思う。 こんな名車も一度乗ってみたいもんだな。 ▼さっさと用事を済まして帰宅。 アジアカップ初戦は、日本がパレスチナを4対0で撃破。 まったく危なげない試合運びだったが、前半あれだけパス回しも早く、動きが良かったものの、後半失速した感がある。 あと2点は取らなきゃダメだろう。 ともあれ、初戦勝ったことは精神的にも大きいと思う。 この調子で次も勝利だ。 ▼さあ、真面目に仕事を再開しなきゃな。 明日は朝から本社出勤。 週の初めはミーティングと言うことになったのだ。 少々面倒だが、ま、あまり自由にさせてもらうのも気が引けるしな。 さあ、一日少ない一週間を頑張ろうじゃないか。 11(日) 150 〔盛り上がりに期待する〕 ▼約3年振りに、もんじゃ焼きを食べた。 この時は、江東区で食べたのだが、今回は本場、月島にでも行こうと思ったものの、結局近場で済ませた。 それにしても、すっかり作り方を忘れてしまっている。 滅多に食べるものでもないから仕方ないが、確か最初に具材で土手を作るのではなかったか。 悩んでいたら、ちゃんと手順の説明書が用意されていた。 土手の中に汁を入れ、とろみが付いてきたところで混ぜ合わせるのである。 そしてヘラでくっつけながら食べるのだ。 久しぶりに食べるチーズと餅のもんじゃは、非常に美味であった。 たまには良いもんである。 ▼今日から大相撲が始まったので、またひとつ楽しみが増えた気分だ。 名古屋では毎年の様に行っていた相撲観戦も、東京へ来てからまだ一度も行っていないので、ぼちぼちどうかな、と思ったが、チケットが取れるかどうか分からない。 週末は完全にダメそうだし、平日もほぼ満員の状況らしいのだ。 なんだ、この盛り上がり様は。 それもそのはず、逸ノ城と遠藤の人気は相変わらずだし、今場所は、横綱白鵬の最多優勝新記録が掛かっているのだ。 日本の国技、大相撲が盛り上がるのはほんとに良いことである。 あとは、日本人力士の奮闘だな。 明日は、サムライジャパンがアジアカップ連覇を掛けて、第一戦目が始まるし、連日、話題に事欠かない楽しい日々となりそうだ。 10(土) 〔東京タワーを感じる〕 ▼東京タワーに登ったのはいつ以来だろうか。 とにかく気が遠くなるほど久し振りなことは確かだ。 東京スカイツリーの長蛇の列を見てすぐに諦めたことに比べれば、こちらはそれほど混んでいない。 すぐに特別展望台へと登った。 天気が良いので富士山、東京スカイツリーもしっかり見える。 眼下の風景を眺めていると、ふと自分がでっかくなった様な錯覚に襲われる。 ウルトラマンの身長は40m、今のオレの目線は、実に250mだ。 そう考えると、なんてちっぽけなんだ、ウルトラマンって奴は。 もしオレの身長が250mだったとしよう。 目の前にぎっしりと立ち並ぶビルや、その下をちょこまかと動くクルマを見ていると、こんな風に思うのだ。 「歩くのに、気使ってしょうがないじゃないか」 ちょっと気を抜くと、そこらじゅうのビルを倒してしまいそうなのだ。 つまり、オレだけでかくてもダメだと言うことである。 真っ昼間のうちに来てしまったのだが、どうしても夜景が見たくなり、それまでひたすらウロウロしながら待った。 次第に人が増えてきた。 やはり、東京タワーは夜が人気のようだ。 待った甲斐あって、富士山はいい感じに夕陽色に染まったし、都会の夜景は巨大なイルミネーションのようだ。 道路を走るクルマのライトは、さしずめ光の川である。 スガシカオの歌にそんなのあったな。 ひとしきり満足し外に出て振り返ると、オレンジ色に光る東京タワーが誇らしげに悠然と立っていた。 東京スカイツリーもいいが、まだまだ東京タワーの威厳を強く感じるのだった。 駐車料金の支払い2400円。 4時間もいたよ。 9(金) RUN5km 27:05 〔久しぶりはダメである〕 ▼久しぶりに走った。 間を空けるとダメだな。 足が重いことと言ったら、文学的に言えば、まるで足に桜島ダイコンをぶら下げて走っている様な感じだ。 それのどこが文学的なんだ。 ともあれ、年末、あれだけ賑やかだったアウトレットモールのイルミネーションもすっかり大人しくなってしまった。 それがちょっと寂しいランニングコースなのだった ▼先日、マクドナルドの残念な件を日記でアップした途端、実にタイミング良く次々と不祥事がニュースとなり驚くばかりだが、解せないのは、社長が出てこないことだ。 これだけの大問題に発展してしまっているのだから、社長自ら謝罪、そして説明があって然りなのではないか。 首脳陣が二人、会見していたが、まったくその場凌ぎの説明ばかりで、現在調査中とか言ってるが、昨日今日発生した問題じゃないだろうと言いたい。 調査なんかとっくに終わってなきゃダメだろ。 時間さえ稼げば、そのうち騒ぎも収まるんじゃないかと高を括っているのかも知れないが、そんな甘いもんじゃないぞ。 消費者を舐めるなと言いたい。 良かったよ、マクドナルドの株なんか買ってなくて。 そんな金ないけど。 8(木) 150 〔打ち勝つ気概〕 ▼日中は天気も良く、比較的穏やかな毎日が続いており非常に助かる。 うっかり、口笛を吹きながらスキップをしてしまいそうな、そんな陽気だ。 しかしながら、夜になると当然のように冷え込み、こうなると一気に走る気が失せてしまう。 この冷たい空気を吸い込みながら走ると、身体全体が冷え込んで、仮死状態とは言わないまでも、風邪のひとつは引いてしまう様な気がしてしょうがないのだ。 とりわけ、現在、インフルエンザが流行のピークに向かいつつあるらしく、それがモチベーションの上がらない原因と言えるだろう。 こんなことでどうするんだ。 風邪がなんだ、インフルエンザがどうしたって言うんだ。 気合いを入れ、絶対に風邪なんか引かないと言う強い気概をもち、日々を過ごさなくてはなるまい。 そのためにもまずは、腕立てをし、腹筋ローラーをし、そして風呂上がりには股割りをする。 最低限、この習慣は崩す分けにはいくまい。 もし、これらが出来なくなったとき、オレはきっとこうなってしまうに違いない。 「ショボン」 こうなったらお仕舞いだ。 ミドルネームに、ショボンなんか付けられたら大変だからな。 これだけは避けなければならないのだ。 7(水) 〔新年の誓い〕 ▼F氏から今年最初の電話が掛かってきた。 話によると、年末、場外馬券売場へ行ったらしい。そこでの出来事だ。 いきなり満面の笑みで「ひさしぶりー!」と声を掛けてきた男がいたと言う。 誰だっけなあ、と考えていると、間断なくその男は「絶対当たる情報入手したからこれから一緒に買ってきて上げるよ」と考える間もなく畳み掛けるように言うので、つい5千円を渡してしまったのだと言う。 そして、再びその男は現れなかった。 「あまりにも急かすものだから、ついつい渡してしまったよ」と言うが、そんなの取られて当たり前じゃないか。 まったくどれだけお人好しなんだと思う。 そのF氏は年末から風邪を引いてしまったらしく、現在も自宅療養中とのこと。 まさに踏んだり蹴ったりの年末年始だ。 オレは、絶対に人を騙すような人間にならないぞ、と密かに新年の誓いをするのだった。 6(火) 150 〔残念マック〕 ▼あれほど行っていたのに、すっかり行かなくなる。 そんなところはいくつかあるが、例の一件があってからすっかり行かなくなってしまったのは、マクドナルドである。 例の一件とは知っての通り、床に落ちた肉や、使用期限のとっくに切れた食材を使うと言う信じられない管理体制が明るみに出たことである。 すでに対応はしているのだと思うが、何となく気分的に足が向かないのだ。 商品的にどうだと言うわけではない。 問題なのは会社の姿勢だ。 社長からのちゃんとした説明と謝罪が聞こえて来なかったのだ。 これじゃ消費者としては納得がいかないだろう。 そろそろいいかな、と思いかけていた昨日、ナゲットに異物の混入があったと言うニュースが耳に入った。 発覚したのは年末と言うではないか。 今頃報告してくるとは、いったいどう言う了見なんだ。 まったくもって、前回の不祥事の反省が生かされていないのである。 これじゃますます行く気が失せるよ。 ここだけの話だが、オレはマックグリドルが大好きなんだよ。 だからなおさら残念でならないのだった。 5(月) 腹筋ローラー 〔寿命が延びると言うこと〕 ▼仕事始めである。 いつもの様に社員は本社に集まり、8時より社長の訓示。 そしてその後、各部署ごとに写真撮影を行なう。 1年で最も、社員が一堂に会する日である。 中にはこの日にしか会わない人もいる。 以前は、写真撮影が終わると明治神宮へ行き、その後は新年会へとなだれ込んだものだが、現在に至ってはそんなことは許されない。 仕事始めから、しっかり通常勤務なのである。 ▼昨日、テレビを見ていたら、こんなことを言っていた。 現代の医学の進歩により、人間の寿命は1日5時間のスピードで延びている。 と言うことは、1年後で76日、10年後で760日、30年後で約6歳。 つまり、30年後の日本人の平均寿命は、男80+6=86歳、女87+6=93歳と言うことになる。 さらに年々寿命は伸び続けるのだから、いったいいつになったら死ぬんだよ。 一見、寿命が延びることは嬉しいことであるのだが、そうそう喜んでばかりもいられないだろう。 このまま元気な年寄りが増え続けると年金制度に問題が生じ、その結果、年金受給年齢がさらに引き上げられ、現在65歳からの受け取りが、30年後には75歳なんてことも考えられるのではないか。 平均寿命に寄って、年金の受け取り年齢が決まっていくとすれば、いつまで経っても働かなければならないと言う事態になる。 となると、必ずしも寿命が延びればそれでよし、と言う分けでもないよなあ。 なかなかうまくゆかないものである。 4(日) 154 〔30年後である〕 ▼テレビのCMでこんなことを言っていた。 バック・トゥ・ザ・フューチャーの中でタイムマシンで行く先の未来は、2015年である。 つまり今年だ。 なんてこった。いつの間にかこんな時代になってたんだな。 そんなわけで、バック・トゥ・ザ・フューチャーの1と2を見た。 いつ見ても面白いな、この映画。 現代の1985年から2015年へタイムスリップするのは、パート2の方である。 果たして、映画の中の2015年の世界はどうなっているのか。 スケボーは浮いてるし、クルマも空を飛んでいる。靴のヒモは履くと自動で締まるし、服は着ると自動でサイズを合わせてくれる。おまけに乾燥も自動だ。 ちょっと待て、今どこにそんなものがあると言うんだ。 その当時、30年後の未来はこうなると思われていたのだろう。 ちょっと先走り過ぎたようだ。 でも、スマホを使っている場面はなかったな。 ともあれ、これから30年後のことを考えると、気が遠くなるほど先の話の様だが、案外あっと言う間なのかも知れない。 そのとき、果たして世界はどうなっているのか。 クルマは空を飛んでいるのか。ロボットがその辺をうろうろ歩いているのか。 まったく想像もできないのだった。 ▼長かった正月休みもあっと言う間に終わり、いよいよ明日から仕事始めだ。 さあ、気合い入れて行くぞ。 い〜ち、に〜ぃ、さ〜んっ、o(~O~)/だぁ〜っ! 朝、起きられるかな。 3(土) 152 〔一瞬で消え去る〕 ▼うっかり、カーナビのお気に入りを全て消去してしまった。 データってのは、なんだなあ、儚いものだよな。 ワンボタンで一瞬にして消え去るんだからな。 そう言った点から言えば、やはり手書きが究極の記録と言えるだろう。 なにしろ、ボタンひとつで消えることはけっしてない。 消す手段は、ただひとつ。 消しゴムでひたすらゴシゴシと擦るしかないのだ。 ああ、なんて手間が掛かるんだ、消しゴムってやつは。 だがしかし、いまカーナビである。 お気に入りをメモ帳に書き出したところで、どうにもならないじゃないか。 カーナビはお気に入りを読み取ってはくれないのだ。 ふと思い出した。 そう言えば以前、カーナビのデータをパソコンにバックアップしたのではなかったか。 さすがオレである。その辺の対策に怠りはない。 さっそく、パソコンからバックアップデータをカーナビに送り込んだ。 これで一安心だ。 喜び勇んでカーナビを起動し、お気に入りを確認してみる。 自宅と実家と、そして会社… 3つしか入っていませんでした。 新年からカーナビも1からの出発のようだ。 2(金) 150 〔こう言うときこそ〕 ▼ガソリンを入れる。 ハイオクリッター144円。 ほんとに安くなったものだ。 こう言うときこそ、どこか遠出をすればいいのだろうが、高速の渋滞情報を見るとその気も失せる。 そんなわけで結局、近場をうろうろと走るのだ。 それでもいつしか日も暮れる。 ショッピングモールのイルミネーションでせいぜい気分を盛り上げる。 無理に盛り上げる必要もないけどな。 ▼今日から初売り。 だからってわけじゃないが、腕立ても初伏せだ。 確かに、だからってわけじゃないな。 こうして少しずつ日常に戻す。 ほんとに普通の休日だけど。 正月番組は基本的に見ない。 なぜならば、一番組が長過ぎるんだよ。 しかも、どうせ昨年録画したやつだろうしな。 そんなの見ても楽しいわけがないじゃないか。 だから、夜は映画や本を見て過ごした方が、よほどいい。 そしていよいよ日曜から、競馬が始まるのだった。 1(木) 〔幕開けである〕 ▼2015年の幕開けである。 しかしながら、元旦と言う気分がしない。 正月だからと言って特別、凧上げや羽根突きなどするでもなく、いつもと変わらない休日なのだから無理もないだろう。 せっかくなので、北海道の実家に電話した。 おふくろが出た。 昨日から札幌の妹一家が来ているらしい。 さぞかし賑やかなことだろう。 こちらは如何にも正月らしい雰囲気を醸し出している。 年末に電話したときは親父と話せなかったので替わってくれと言うと、いま、外に出て、カラスにエサでもやっているようだ、と言う。 因みにうちの実家では、カラスを飼っている。 名前は、カーコだ。 放し飼いである。 飼ってるのか、それ。 そんなわけで相変わらず、落ち着きなく動き回っている親父の様子が分かり、取りあえず一安心したのだった。 ▼昨日とは打って替わり、今日は非常に寒い一日であった。 日中は、雪が舞い散ると言う、まさにホワイト元旦となった。 そう言えば、初夢はなに見たっけかな、と考えるもまったく思い出せない。 富士山も鷹もなすびも出なかったことは確かだ。 だから無理に思い出すこともないだろう。 今夜、良い夢を見たら、それが初夢と言うことにしよう。 そんな、万事お気楽ムードで今年も一年やっていく所存である。 byクムラ〜 |
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