◆腕立て日記◆

千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を錬とする。

体力維持か、単なる意地か、長年続けている腕立て伏せ。
ややもすると怠け気味になってくる今日この頃。
自分自身への叱咤も含め、ここに記す。

|めっせ〜じ| 

/31:己の味 /30:自然体 /29:エボラの行方 /28:感覚 /27:季節感 /26:気合いで帰る /25:金沢へ /24:打ち上げ /23:シンプルがいい /22:もらいたくない /21:人生を賭ける /20:思わぬアクシデント /19:麻痺している /18:慌てて解約 /17:満を持してのカロリーメイト /16:風は秋 /15:気分は再び変わらない /14:なぜ走る /13:台風接近 /12:ついに観る /11:気になる情報 /10:Googleで故郷を見る /9:新仮面ライダーに注目する /8:夜空を見上げる /7:腰は大事 /6:あっけなく過ぎ去る /5:発走を待つ /4:聴いて懐かしがる /3:国民の妹に続く /2:思い込み /1:新体制/

<2014年10月>

     ◆腕立伏◆スクワ◆背筋◆腹筋

31(金) 148

〔己の味〕

▼若手Sのいる武蔵村山まで遠征。
月末だからなのだろう。道路は激しく混んでいる。
しっかり、2時間ほど掛かった。
今日は一日、客先との定例会議なのだった。
それが終われば、めでたい3連休だ。
若手Sも明日から3連休が取れるようだ。
ところで、この若手Sだが、ときおりおかしなことを言う。
電話をするとき、こうやって出るのだ。
「もうしあげでございます」
初めは、慌てたせいで噛んでしまっているのかと思ったが、そうではない。毎回こうやって出るのだ。
「もうしあげでございます」
それにしても違和感がある。
そう言えば、Sは栃木出身だって言ってたな。
方言なんだろうか。
しかし、オレは敢えて指摘はしない。
これが、Sの味でもあるからだ。
そう言えば、オレも上京したばかりの頃、電話をし相手が出ると、こう告げていた。
「オクムラでした」
オレは何のためらいもなく、こう言っていたのだ。
しかし、回りの人たちはみな、それおかしいよ、と言う。
何を言ってるんだ、君たち。
電話をしたのは、オレでした、と言うのが何がおかしいんだ。
オレは、何度も説明したがダメだった。
まったく、バカにしやがって。
ところで、いまオレは、金輪際こんな電話の掛け方はしていない。
してないともさ。
己の味をひとつ消してしまったようだ。


30(木) RUN5km 28:06 

〔自然体〕

▼おもむろに後輩のKがオレに尋ねる。
「で、ステロイドってどうなんすか?」
いったい何を言ってるんだ、おまえ。
いつオレが、アルボリックステロイド、つまり筋肉増強剤を使用したと言うんだ。
「えっ、違ったんすか?」
当たり前だろ。
確かに若い頃は、プロティンで栄養補給などしていた時期はあったさ。しかし、薬など使ったことはないし、そもそも経済的に無理だよ。
端的に言えば、人間も、そしてチーズもナチュラルに尽きると言うことだ。


29(水) 146

〔エボラの行方〕

▼ここ最近、世界でエボラ出血熱が騒ぎとなっており、先日ついに日本にも上陸かの報道がされたが、結局、その日本人は陰性で事なきを得た。だが、果たしてそれで安心していいものなのか。
だってそうだろう。潜伏期間のことを考えると、帰国のときには何でもなかった感染者がいないとも限らないわけで、となると、実はすでに国内に感染者が潜伏していてもおかしくないのではないか。
何日か後に騒ぎになっていないことを祈るばかりだ。
それにしても、帰国する度に、ただちょっと発熱していると言うだけでこんなに騒ぎになるんじゃたまらないよな。
それを考えると、少しくらいの熱なら隠す人も出てくるのではないか。
そんな心配もしたりする。
そしてもう一つの心配はこれだ。
エバラである。
エバラ焼肉のたれの売上が、激減していないだろうか、と言うことだ。
この際言っておくが、エバラは何も関係ないからな。
いらないお世話だろうけど。


28(火) RUN5km 28:01 

〔感覚〕

▼今日も一日、相模原の仕事場で月末の締め作業をしていた。
ほぼ終わり、ホッと一息である。
天候も実に過ごしやすい、暖かな日だった。
いっぽう我が故郷の北海道では初雪が降ったとのこと。
昨日、10月ももうすぐ終わりだと言う話をしていた途端にこれだ。
それでも夜になると、この辺もさすがに空気が冷たい。
ランニングスタイルは上はまだ半袖だが、下はジャージにした。
ダメだ、こんなヤワなことでどうする。
今が真冬だと思えば、この空気のなんと生ぬるいことか。
人の感覚なんてこんなものだ。
相対的なものに過ぎないのである。
走り終えたオレの身体からは、まるで真夏の様に汗が噴き出していた。


27(月) 144

〔季節感〕

▼今日は、非常に暖かい一日だったが、ひとつ気が付いたことがある。
ちょっと見ない間に、すっかり日が短くなったと言うことだ。
なにしろ、夕方5時過ぎになると、もうすでに辺りは暗い。
少し前まで考えられなかったことだ。
念のため、カレンダーを詳細に確認してみると、なんと10月はもうすぐ終わりじゃないか。
気が付かなかったなあ。
何を言ってるんだ。
秋のG1が始まってるのだから、今さらなんだと、とぼけた話ではある。
まったく当たらない競馬を忘れたい気持ちも分からないでもないけどな。
忘れるわけがない。
ちょっと整理してみよう。
今週は天皇賞だし、1週置いて、エリザベス女王杯、マイルチャンピオンS、ジャパンカップ、チャンピオンズC、阪神ジュベナイルF、朝日杯フューチュリティS、そして、オーラスの有馬記念へと一気に続くのである。
そう考えると、今年ももう終わりだなあ、と言う気分にならないかい?
聞かれても困ると思うけど。
ともあれ、オレの季節感は競馬の影響をもろに受けているのである。


26(日) 

〔気合いで帰る〕

▼午後より式典。
17時に終了するや否や、帰路に着く。
明日が休みなら、金沢のこの辺を観光なんて洒落たこともするんだろうが、なにしろ明日は普通に仕事なのだ。
我が愛車にムチを入れ、高速道路をひた走る。
一度だけ、ガソリン休憩を取り、あとはひたすら東京に向かう。
眠気覚ましは、富山のSAで買った、ほたるイカの薫製だ。
これがなかなか旨かった。
群馬付近で約20キロの渋滞表示が出ていたが、まだずっと先だ。
案の定、ここを通る頃には渋滞はほとんど解消されていた。
そして、無事帰還。
往路に比べ復路は気合いが入ったのか、所要時間5時間半だった。
2日間の走行距離、1、033キロ。
ドライバーズハイで眠れなかったら困るな。


25(土) 

〔金沢へ〕

▼とある式典出席のため、金沢へ向かう。
圏央道から関越道、そして上信越道回りで向かった。
渋滞が多かったが、事故のせいである。
予定は明日なので、焦ってもしょうがない。
途中のSAで休憩を取りながら走った。
北陸道に入ると、空気はすっかり冷たかった。
7時間近く掛かって到着。
そして、明日の夕方帰路に着く、そんな忙しない旅である。
こんな時でもふと思うのだ。
明日の菊花賞の馬券を買うタイミングが難しい。


24(金) 

〔打ち上げ〕

▼若手Sが先日行った、人生を左右すると言うデートはいったいどうなったのか。
気になったので本日、本人に直撃してみた。
で、ちゃんと会えたのか?
はい、会えました。
そうか、そりゃ良かった。
けど、食事だけで終わっちゃいました。
やはり、時間があまりなかったようだが、また来月会う約束をしたらしく、これは次へ向けての収穫と言えよう。
さらに、今後の動きを注視していきたい。
いらないお世話だろうけど。

▼若手Sを武蔵村山の仕事場において、一足先にここを出た。
そして、六本木本社に向かう。
金曜日だと言うのに珍しく、高速の渋滞はそれほどない。
1時間半ほどで帰還。
これから、部署の歓迎会&上期の打ち上げなのである。
六本木交差点辺りの店が会場。
若手Sは当然まだ来ないし、他に数名遅れているが、宴会開始。
すぐにワイワイガヤガヤ盛り上がる。
今回、歓迎するのは4名。
また新しい体制となって、下期が始まるのだった。


23(木) 腹筋ローラー10×3

〔シンプルがいい〕

▼横浜のIからTELがあった。
声の感じからして困った感、満開だ。
聞くところによると、パソコンが Windows7 になったら、これまで使っていたエクセルの積算システムが使えなくなったと言う。
オレの仕事用のパソコンは、まだ WindowsXP なのでそんなことはないのだが、そもそも東京に来てから、その積算システムを使っていないことに気付いた。
だから、仮にオレのパソコンが Windows7 になったとしても、その様な事態は分からなかっただろう。
ともあれ、古いバージョンのエクセルで作成したマクロが、最新バージョンに対応していないようだ。
何か手だてがあるかも知れないが、検証しようにも Windows が違うのだからできない。
仕方ないので、以前、オレが作ったオリジナルの積算システムを渡すことにした。
これは、マクロを使用していない単純なものなので、きっと使えるだろう。
シンプルイズベストが、こんなとき生きてくるんだなあ。
ただ単にオレの単純な頭では複雑なものができなかっただけだが、ものは言いようである。


22(水) 142

〔もらいたくない〕

▼若手Sが講習のため、替わりに武蔵村山へ。
ここの仕事場のN君は、大きなマスクをしている。
もしやと思ったが、やっぱり風邪だった。
終始、ゴホンゴホンと咳をしている。
病院へ行ったのか、と聞いたら、行っていないと言うし、薬を飲んだのかと聞いたら、飲んでないと言う。
と言うことは、自然治癒まかせかよ。
いや、N君の目論見は、そうではない。
人にうつして自分は治す、つまり他人任せという最悪の魂胆丸見えじゃないか。
事務所内の皆は迷惑なことこの上ない。
オレは開口一番、こう言った。
「とっとと帰れ」
しかし、N君は、イヤです、の一点張りだ。
どうやら仕事が満々とあるらしい。
ところで今日は、水曜日のノー残業デーだ。
可哀相だが、N君を残して皆、帰ることにした。
今後、この中の何人が、N君の風邪をもらうことになるのだろう。
こんな贈り物はもらいたくない。


21(火) RUN5km 26:37 

〔人生を賭ける〕

▼午後から若手Sのいる武蔵村山へ。
見ると、Sはなんだかやけにそわそわしているし、今日は早上がりしたいなんて言っている。
これはきっと何か分けがある。
オレは問い詰めた。
すると、Sからこんな答えが返ってきた。
「僕の人生がかかっているんです」
やけに遠回しだが、いったい何を言ってるんだ、おまえ。
だがしかし、見ると今まで見たことがないほど真剣な眼差だ。
ところで、その人生を賭けるほどのイベントってのは何なんだ。
Sは、こう言いました。
「デートです」
そんなことかよお。
しかし、Sはやっぱり真剣だ。
どうやら、福島へ出張した際に出会った彼女らしく、今日、会社の研修のため上京してくるんだそうだ。
今日を逃すと、またいつ会えるのか分からないと言う。
なにしろ、福島だからな。
確かにこれは一大事である。
そう言えば、とオレは話を切り換え、Sに聞いた。
ところで、明日の講習の会場はどこなんだ?
「知りません…」
どうやら、Sの頭の中は明日のことより、今日のことで満杯のようだ。
くれぐれも、へまをしないことを祈る。


20(月) 140

〔思わぬアクシデント〕

▼今日は思わぬアクシデントがあった。
昼前、仕事場で怪我人が出たと言う報告を受け飛んでいった。
落下物で腕を負傷したようだ。
出血もしている。
オレは被災者のS氏をクルマに乗せ、すぐに病院へと運んだ。
本人は意外としっかりしている。
たいしたことがなければ良いのだが。
まもなく、診察を終えたS氏が出て来た。
どうやら、骨に異常はないようだし、出血もほんの少しだった。
診断は、単なる打撲。
そのあとも普通に仕事を続けていた。
なにしろ、大事にならず、ホッとする。
気が付けば、すっかり昼を過ぎている。
仕事場に戻ると、客先との定例会議はすでに始まっていた。
その会議を終え、事故の報告書を書き終わった頃には、もうすっかり夜が来ていた。
そんな、あっと言う間の一日だった。
こんなことが続かなければいいと思う。


19(日) 

〔麻痺している〕

▼まったりな休日。
今日も2本映画を見る。
秋華賞の馬券を忘れずに買ってから、いつもの薬局へ日用品の買い出し。
例のカロリーメイトのプレーン味をまとめ買い。
これがしばし明日からの朝食となる。
競馬が始まる前に帰宅。
いつもの様に自信満々に発走を待つ。
やっぱり外れる。
それでも懲りない。
と言うか、半ば外れることに対して、感覚が麻痺している。
これじゃ、もし当たったとしても、なんの感情も湧かないのではないか。
なにしろ、麻痺しているからだ。
来週の菊花賞は、是非とも歓喜に沸きたいものだ。

▼テレビでは、世界のあちこちで噴火が多発していると言う話題。
そう言えば、昨日入った本屋にこんなのが平積みにされていたな。
「2015年富士山噴火」
オレの計算に間違いがなければ、2015年と言ったら来年じゃないか。
また、この類の本が出て来たか、と呆れた感じだが、もし万が一、富士山が噴火したら、大変なことになるのではないか。
富士山周辺はおろか、東京にも甚大な被害を及ぼすだろう。
だからと言って、何か防ぐ手だてがあるのか。
ない。
いくら科学が発達しても、自然の力に人間はまったくもって無力なのだ。


18(土) 

〔慌てて解約〕

▼携帯の機種変をするとき、色々と訳の分からないサービスに入らせられる。
その数、10以上。
携帯の使用料を安くするためだと言うが、ちょっとやり過ぎではないか。
オレは忘れないうちにと、1ヶ月の無料期間を待たずにすぐに解約をすることにしている。
だがしかし、そのうちの一つだけ、解約していないことが分かった。
と言うことはつまり、使いもしないのにただ使用料を払っていたと言うことだ。
月1000円、そのサービスに延々とこっちがサービスしていたことになる。
なんか、つくづく腹立つなあ。
どんなサービスかと言うと、hulu と言う、映画とかドラマとか動画を見るサービスだ。
オレはさっそく解約の手続きを始めた。
しかし、なんて分かりにくいんだよ、これ。
もう手続きが終わったかと思えば、まだ終わっていない。
そんなことが何度も繰り返され、やっと解約の手続きは済んだようだ。
それに比べて、再契約はワンクリックと言うのだから、ちょっと呆れる。
これで取りあえず、来月からの請求はないものと思われるが、1ヶ月ほどの猶予があるらしく、それまでの間はサービスを受けられるようだ。
こうなったら、元を取るしかないだろう。
そうだな、この1ヶ月で映画を50本も見れば、元が取れるのではないか。
そんなことが可能なのか。
考えなくても分かるだろう。
無理に決まってるじゃん。
取りあえず、今日は2本で勘弁してやった。
「イージー・ライダー」と「遥かなる山の呼び声」
まさに、選択のイージーさが伺える。


17(金) 170

〔満を持してのカロリーメイト〕

▼今日は、部下Sのいる武蔵村山で週に一度の定例会議だった。
取りあえず順調に進んでいるようで一安心した。
来週は一日、Sが講習の日があるので、その日はオレが変わりに行くことになる。
少し前まで毎日通ったところであるが、たまに行くと2時間の道程が非常に遠く感じるのだった。

▼まったくもって、今までなかったのが不思議なくらいだ。
それは、カロリーメイトのプレーン味である。
通常、プレーンと言ったら、いの一番に出るべき味なのではないか。
それなのに、今まで何をやってたんだ。
別に待っていたわけじゃないけど。
なにしろオレは元々カロリーメイトが好きであり、強いて言えば、オレの筋肉はカロリーメイトで出来ていると言っても過言ではないだろう。
新人の頃、毎日カロリーメイトを頬張っているオレを見て、業者のFさんが段ボール一箱買ってきてくれたことを、まるで昨日のことの様に思い出す。
悲しいほど大昔だけど。
その頃は、まだチーズ味くらいしかなかったと思うが、少ししてフルーツ味が加わり、オレのお気に入りはもっぱらこの味であった。
さらにチョコレート、メイプルと増え、いまや4種類ほどの味があったわけだが、ここへ来て満を持してのプレーン味だ。
プレーンである。
さぞかし、味のないもっさりした感じなのだろう。
オレは期待もせず、食べてみた。
するとどうだ。
ブラボー!
思わず叫んでしまうほど、旨いじゃないか。
ほどよく甘味もあり、中に何が入っているのか分からないが、つぶつぶの食感もまたいい。
これはもしかしたら、フルーツ味に変わってメインとなりそうな、そんな予感だ。
なかなかやるな、カロリーメイト。


16(木) RUN5km 27:52 

〔風は秋〕

▼昨日はやけに涼しい一日だったが、一転今日の日中は暖かかった。
こうも変化が激しいと、頭が付いていかない。
使うところが違ってないか、それ。
夜のランニングは、まだ袖無し、半ズボンだが、身体に当たる風はけっこう冷たい。
こんなとき、ふいにこんなフレーズを思い出す。
♪夕暮れを抜けてく、風は秋の匂いをふくんでる…
まさにこれだ、この情景だ。
たまには、詩人のように振る舞ってみる。
受け売りだけど。
ひとしきり走り終えた途端、花壇のブロックに腰を下ろし、解き放たれる開放感にしばし酔いしれる。
これだ、これなんだ、オレが求めているものは。
端から見れば、ただバテて、うなだれるだけの怪しい男なのだった。


15(水) 166

〔気分は再び変わらない〕

▼F氏からTEL。
本当は今日、飲み会の約束をしていたのであるが、急用ができて都合が悪くなったとのこと。
ま、週のど真ん中だったし、元々それほど乗り気でなかったので、喜んで了解した。
すると、その30分後、再びF氏からTEL。
なんとなく、イヤな予感がしたが、その予感は的中した。
急用がなくなったので飲み会は大丈夫と言うではないか。
冷たい様だが、オレはにべもなく断った。
一度、変更した気分はそうそう再び変えられるものではないのである。

▼愛車スカイラインのオールペンを依頼しているショップと打合せをした。
作業開始を11月3日からに決めたのだった。
そこから約1ヶ月の作業工程だ。
果たして費用は最終的にいくらくらい掛かるのだろうか。
実際のところ、その不安よりも、どんな具合に仕上がるのかの期待の方が大きい。
まだ先の話だが、楽しみである。


14(火) RUN5km 28:24 

〔なぜ走る〕

▼昨晩の台風で決壊寸前まで水位が上がったその余韻だろう。
いつも走る河川敷の横を流れる川がいつもより賑やかだ。
風もまだ強い。
向かい風になるとけっこうきつい。
それでもオレは走る。
なぜ走るのか。
足が勝手に動くからではない。
だったらなんだ。
しばし考える。
思い出せない。
走っている最中は確かにその感覚があるのに、走り終えるとすっかり忘れてしまう。
オレはバカか。
そうかも知れない。
ちょっと待て。
そうだ、そうなのだ。要は、その感覚を思い出すために走るのだ。
答えになってないが、そうに違いないと思います。


13(月) 124

〔台風接近〕

▼いよいよ台風が近付いていると言うことで、朝から雨模様。
ひどくならないうちにと取りあえず出掛け、スタバでくつろぐ。
ああ呑気だね。
アピタの中なので、外の様子は嘘のように分からない。
さっさと買い物を済ませ、帰宅。
NHKは24時間体制で台風情報を流している。
その合間合間に携帯の緊急速報メールの着信がけたたましく鳴る。
それにしても、スマホの緊急速報はダメだな。
着信の音がうるさいと思って切ると、そのあと内容を見ようと思っても見られないのだ。
ガラケーだと、メールの緊急速報フォルダに保存されているのにな。
その辺の改良をしっかりやってもらいたいものだ。

秋の台風の夜長、今日もWOWOWで映画を見る。
オン・ザ・ロードと言う、何だかよく分からないアナーキーな映画だった。
そう言えば、以前この原作の本を買ったはずだが、やっぱり読んでいてよく分からずに、途中で放り投げたのだった。

台風は、思ったよりも速度を上げ、明日の朝には関東を通り抜けていそうだ。
だから、勝負はこれからである。


12(日) 腹筋ローラー

〔ついに観る〕

▼気になって見よう見ようと思っていても、いつしか忘れてしまい、見ず終いになってしまっている映画と言うものはあるものだ。
オレはときどき、WOWOW のオンデマンドで映画を見るのが習慣になっているのだが、今日見たのは、これだ。
「サタデー・ナイト・フィーバー」
この映画も、今まで気になっていても見たことがなかった映画のひとつだが、いったい何十年気にしてたんだよ。
そこには、若き日のジョン・トラボルタがいた。
普段はまったくうだつの上がらない世間知らずのペンキ屋の店員だが、ディスコへ行けばスーパースター。
その当時の若者もそんな夢を持って、ディスコに繰り出したに違いない。
オレが、この映画に興味を示さなかったのは、まったく現実味のない別世界の様に思ったからに違いないだろう。
と言うか、興味の対象がずれていただけか。
オレの心の中は、こんな華やかな世界とはほど遠い、格闘技の世界でフィーバーしていたからな。

久しぶりに聞く、ビージーズのあの独特な歌声と軽快な音楽に心は躍ったのだった。


11(土) 腹筋ローラー

〔気になる情報〕

▼聞き捨てならないことを耳に入れてしまった。
オレに取っては一大事な案件だ。
それは、来年の花粉情報であり、何が問題かと言うと、その花粉の飛散量である。
なんと来年は、今年の1.5倍から3倍になると言うではないか。
すでに今年がどんな状況だったか覚えていないが、3倍と聞けば、ただごとでないことは明らかだ。
同じ3倍でも、給料が3倍だと嬉しいけどな。
とは言え、今から何か対策をするのかと言えば、まったくその気はない。
その時が来たら、迎え撃つだけだ。
マスクするだけだけど。
ともあれ、もうそんなことを気にする時期になったんだなあ。

▼それよりも取りあえず心配なのは台風だ。
2週連続の上陸になるかも知れないのである。
前回のは思ったよりもそうでもなかったが、今回のは台風が上を通る可能性が高く、そうなるといっそう風は強くなることだろう。
関東への影響は連休明けの火曜日。
覚悟が必要である。


10(金) RUN5km 26:37 

〔Googleで故郷を見る〕

▼Googleマップには、ストリートビューと言う機能がある。
あたかもそこにいるかの様に世界中の風景画像を見ることができるのだ。
名古屋から東京に引っ越して来る際も、このストリートビューで、行く先の風景を確認したものだ。
だがしかし、あまりにも田舎だと見ることができない。
悲しいかな、北海道の我が実家も然りだ。
久しぶりに Googleマップで北海道の我が実家を見てみた。
するとどうだろう。なんと、ストリートビューが対応しているではないか。
表札まではっきり見えるくらいだ。
いつの間に行ったんだろうな、Googleの撮影車。
左下に、画像撮影時期が表示されている。
それによると、2014年8月とあるし、庭にバーベキューの際に張ったターフがあることから、オレがまさに帰省している最中なのではないか。
いや、オレのクルマが見当たらないので、帰った直後かも知れない。
ともあれ、ついにここまで来てくれたかと言う思いでいっぱいだ。
凄いな、Google ってやつは。


 9(木) 腹筋ローラー10×3

〔新仮面ライダーに注目する〕

▼新しい仮面ライダーが、今度はバイクではなく、クルマに乗ると言うので見てみた。
新仮面ライダー、その名は「仮面ライダードライブ」
ちょっと待て、バイクに乗らないのに、ライダーってことはないじゃないか。
だからと言って、「仮面ドライバー」にすると、いったい元がなんだか分からなくなるので、ちょっとどうかと思う。
果たして登場するクルマはどんなのだろうと見ると、ボディカラーは赤であり、まるでミニ四駆にあるような近未来的なスタイルだ。
室内を見ると、わけのわからない装備がいろいろ付いているが、良く見ると、オートマじゃないか。
まあ、考えてみれば今はオートマが主流か。
それは良いとして、問題はメーターだ。
180km表示までしかないのだ。
と言うことは、これは完全に国産車と言う事ではないか。
なんだか夢がないなあ。
いったい元のクルマはなんなのか。
屋根の色が黒であることや、サイドのエアインテークから、それが、ホンダのNSXであることが伺える。
しかも初代だから、25年も前のクルマである。
これが、仮面ライダードライブの最新鋭マシンの実態なのだ。
現実的で申し訳ないが、仮面ライダーも予算ありきなのである。
もしかして、スタッフのクルマだったりして。
そうでないことを願いたい。


 8(水) 170

〔夜空を見上げる〕

▼今日は一日、新部長と同行。
クルマで都内のあちこちを案内した。
いったいどんな人なのか少々心配だったが、意外と気さくな人柄で取りあえず安心した。

▼今夜は待ちに待った皆既月食だった。
それほど待ってないけど。
とにかく帰宅するなり、空を見上げた。
するとどうしたことだろう。
どこを見たって雲、くも、クモじゃないか。
誰だ、今夜は月食観測日和だなんて言った奴は。
どうやら、雲が多いのはここら辺だけらしい。
ま、今回はきっぱり諦めるとしよう。
まだまだチャンスはある。
皆既月食は21世紀の100年間で85回あると言うからな。
多いのか、少ないのか、いまいちピンとこない。


 7(火) RUN5km 28:26 

〔腰は大事〕

▼ふと見るとh君が妙な格好でイスに手を付いている。
オレは「何のトレーニングだよ、それ」と聞くと、振り返ったh君は苦悶の表情を浮かべている。
「仕事中だと言うのに、頑張るなあ」
すると、h君は震える声でこう答えた。
「違います、腰やっちゃいました」
つまりこれは、ぎっくり腰というやつである。
なにしろ、座ることもできないらしく、だったら横になればいいじゃないかと思うが、それもままならないとのこと。
じゃあ、一番楽な姿勢はなんなんだ、と聞くと、h君はこう言った。
「強いて言えば、立っていることです」
なんて厄介なんだ、ぎっくり腰ってやつは。
現在25歳であるh君のぎっくり腰は今に始まったことではないらしく、初めてなったのが15歳と言うから、すでにベテランの域に達している。
なにしろ、ぎっくり腰はくせになると言うのは聞いていたが、どうにか完治する方法はないのだろうか。
「そうしていればそのうち良くなるのか?」と聞いたら、薬を飲みましたからと言うので、ぎっくり腰用の薬を持ち歩いているのかと思ったら、飲んだ薬は、バファリンだった。
それ頭痛薬じゃないのか、そんなんで効くのかよ、と言ったら、h君は当たり前の様にこう言った。
「大丈夫です、10錠飲みましたから」
何を言ってるんだ、おまえ。
通常2錠のバファリンをいっぺんに10錠飲む奴があるか。
メントスだって、せいぜい3錠だぞ。
分けを聞くとそれくらい気合いを入れないと、ぎっくりは効かないらしい。
そんなこんなで、少しずつ10錠のバファリンが効いてきたようで、これが果たしてどれくらい効いているかは分からないが、今のうちにと、早退したのだった。
たぶん、2、3日はダメだろうな。
ともあれ、腰は大事である。


 6(月) 166

〔あっけなく過ぎ去る〕

▼昨日から降り続いている雨は今朝になっても降り止まず、いよいよ強くなっている。
駐車場に行くまでの道中だけで、すっかりびしょぬれになってしまった。
仕方なく、再び家に戻り着替え、再び家を出たら、再びびしょぬれになった。
オレは何をやってるんだ。
携帯からは、ひっきりなしに警報が鳴り、いよいよ台風直撃かと覚悟を決める。
風が強くなりだし、いざ構えていたら、とつぜん雲がなくなり日が差し始めた。
そうである。まさに、今が台風の目なのだ。
しかし、これ以降、まったく風が吹く気配はなし。
なんだか、気が抜けるくらいにあっけなく台風は過ぎ去ったのだった。
まずは、被害がなくて良かったよ。

▼昨晩、ウキウキして日本馬3頭の発走を待ったフランス凱旋門賞は、悲しくも撃沈。
オレは、ただテレビ画面を呆然と眺めているしかないのだった。
改めて、凱旋門賞を勝つことの難しさを悟ったよ、うん。
それにしても、2年連続2着と敗れたオルフェーヴルは、凄い馬だったんだなあ、と改めて思うのだ。


 5(日) 

〔発走を待つ〕

▼朝からやっぱり雨。
確実に台風が近付いている。
明日の昼辺り関東に上陸しそうだ。
そんな風だから今日は出掛けるつもりはなかったが、やっぱり出掛け、今日もアピタで駅弁を購入。
どんだけ好きなんだよ。
今日は、厚岸のかきめしにした。
すごく旨かったです。
用事を済ましたらさくっと帰宅。
これから、秋G1初戦、スプリンターズSがあるのだ。
今回は、珍しく自信の1点勝負。
4番人気と5番人気の馬単、これでも万馬券だ。
もし当たればどうなるか、教えてあげよう。
愛車の全塗装費用がすべてまかなえちゃうじゃないか。
なんて夢があるんだ。
ウキウキして発走を待つ。
さて、期待の結果は…
3着、そして4着。
結局こんなもんである。
きっと、何十点買っても外れただろうな。
1着大穴のスノードラゴンと言う、諦めの付く結果だった。

競馬と言えば、今夜は大注目の国際レース、凱旋門賞がある。
世界最高峰のレースだ。
なんと言っても今回は、日本馬初勝利の大チャンスなのである。
ジャスタウェイ、ゴールドシップ、ハープスターの日本の精鋭馬が3頭も出るのだ。
この中のどれかが優勝してくれると信じている。
今から待ち遠しくてしょうがないのだ。


 4(土) 腹筋ローラー10×3

〔聴いて懐かしがる〕

▼近くのアピタで全国有名駅弁祭りがあると言うので行ったのだった。
どうせ明日は台風の影響で天候も悪いことだし、家に閉じこもることになるだろう。
だから弁当の買いだめだ。
店に入るとちょうどイベントコーナーで演奏会をやっていた。
あの独特な笛の音は、いつか同じここで聞いた笛の音だ。
ペルー人のコンビ、マルカマシスが奏でる南米音楽である。
また来てたんだな。
なにしろ、それを聴くと何だか凄く親近感とか懐かしさが沸くから不思議だ。
なぜだろう。
もしかしたら、オレはかつてアンデス山脈にいたのかも知れないな。
そんなわけで、CDを3枚買ってしまった。
これを聴きながら、遠い故郷に思いを馳せようと思う。
北海道だけど。


 3(金) 164

〔国民の妹に続く〕

▼アジア大会もほぼ終わり、楽しみがひとつ減ってしまった感がある。
ところでこの大会を見ていてふと気になったことがある。
韓国のキャッチフレーズに対する安易さだ。
フィギュアのキムヨナが「国民の妹」と言うのはけっこう知られたことだが、今回のアジア大会に出場し優勝した新体操のソンヨンジェのキャッチフレーズはこれだった。
「国民の姪」
ちょっと待て。
国民の妹はまだいい。だがしかし、いくらこの選手を身近に感じる人気者としてアピールしたいからと言って、「国民の姪」ってことはないじゃないか。
姪である。
と言うことは、そのターゲットである年齢層は20代から30代くらいだろうか。
中にはもう少し年齢層を上げた方がいいのではないかと考える者がいるかも知れない。
だからと言って、安易に年齢層を上げると少々厄介なことになる。
「国民の孫」の出現。
さらにエスカレートすると、「国民のひ孫」が出現すると言うことにもなりかねず、こんなの誰が喜ぶんだ。
そんなことを考えつつ、オレはどうしたら「国民のおじさん」になれるだろうかと、ふと思いを巡らすのだった。


 2(木) RUN5km 28:21 

〔思い込み〕

▼今度、福岡支店に配属となる中途入社のO氏と同行し、仕事場を案内したり、業務の流れを説明したりなどした。
聞けば、O氏は久留米市に住んでいるらしい。
久留米と聞いて、いの一番に思い出すのはこの人だ。
「松田聖子」
そう言ったらたいそうO氏は喜んでいた。
やはり、久留米市民に取って、松田聖子は昔も今もなくてはならない大スターなのだ。

そしてオレは、さらに久留米について思い付いたことを言い出した。
「そう言えば、東京には東久留米市と言うところがありますよ」
北海道にも北広島と言うところがあるしな。
でもまあ、関係ないだろう、と思ったが、O氏はこう言うではないか。
「そうですよ、東の久留米だから東久留米ですよ」
聞くところに寄ると、あのブリヂストンの総業した場所が久留米らしく、工場を大々的に移転した先が今の東久留米市だったと言うのだ。
と言うことは、ブリヂストンあっての東久留米なのか。
まるで、トヨタあっての豊田市じゃないか。
とは言うものの、少々怪しかったので、調べてみた。
すると、東久留米にブリヂストンの工場はないし、そもそも、明治時代からこの地域は、久留米村と言われていたではないか。
危なく騙されるところだったぜ。
いや、本人は騙すつもりなどないのだろう。
O氏は長年そう思い込んできたのだ。

▼ランニングコースのアウトレットモールがすっかりハロウィンと化していた。
今年もあと3ヶ月である。


 1(水) 腹筋ローラー10×3

〔新体制〕

▼10月に入った。
下期の始まりである。
本社に出勤し、社長の訓示を聞く。
が、ほとんど頭に入っていない。
そして、新しい部長、つまり新上司との初対面。
さて、この新体制でどうなるものか。
危ぶむなかれ。
危ぶめば道はなし。
踏み出せばその一歩が道となる。
迷わず行けよ。
行けばわかるさ。
い〜ち、に〜ぃ、さ〜んっ、o(~O~)/だぁ〜っ!
かいつまんで言えば、出たとこ勝負である。




byクムラ〜




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