◆腕立て日記◆

千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を錬とする。

体力維持か、単なる意地か、長年続けている腕立て伏せ。
ややもすると怠け気味になってくる今日この頃。
自分自身への叱咤も含め、ここに記す。

|めっせ〜じ| 

/31:観賞の日曜 /30:思い出すあの頃 /29:ぼちぼち /28:言うなよと言われ、言われる /27:5分だが重要だ /26:風呂でねる /25:整理する /24:競馬場でまったり /23:花火を堪能 /22:食べる資格 /21:心構え /20:黒い歴史 /19:立ち位置 /18:ピカピカ光っている /17:ステーキランキング /16:ラーメンが食べたくなった /15:少しずつ取り戻す /14:帰還、そして決算 /13:小樽出航 /12:故郷で過ごす最後の夜 /11:賑やかに /10:美唄到着 /9:函館上陸 /8:東京〜北海道美唄へ /7:エアコンはどうなった /6:競争社会の厳しさを感じる /5:今年一番 /4:直らないと言われたが /3:北も暑い /2:ついにやっと /1:向かっている/

<2014年 8月>

     ◆腕立伏◆スクワ◆背筋◆腹筋

31(日) 140

〔観賞の日曜〕

▼まったりとした日曜。
昨日、借りてきたDVDを観賞。
「永遠の0」を再び見て感動する。
そして、WOWOW の格闘技番組、UFCを観戦。
熱戦に手に汗握る。
出掛けて週末の買い出し。
そして、たまに行く模型屋へ行くも特に目新しいものはなし。
さらにパソコンショップへ。
愛用のノートパソコンのハードディスクをSSDに交換する計画を目論む。
750GB で 36、000円かあ。
今回は資料だけもらって再検討することにした。
夜は、めったに見ない24時間テレビを見る。
24時間マラソンランナーが城島リーダーだったからだ。
24時間テレビ自体どうなのかと言うことは別にして、この人は絶対やらせはないだろうと思ったからである。
なんだかんだ言って、最後もちゃんと走ってたもんな。
よく頑張ったと思う。
そのまま同じチャンネルを付けていたら、次の番組もリーダーは引き続き出ていて、彼の憧れの人だと言う、プロレスラーのミルマスカラスが出て来たのには驚いた。
ミルマスカラスはオレに取ってもかつての憧れの人だったからだ。
オレも欲しかったなあ、マスク。


30(土) 

〔思い出すあの頃〕

▼告別式に出席。
亡くなったのは同期Iのお母さんである。
Iは同期であるが、名古屋時代に8年ほど一緒にいたことがある。
現在、群馬にいるのだが、実家は神奈川県のここからほど近いところにあるのだ。
言葉を交わすことはできなかったが、久しぶりにIのかみさんと顔を合わせることができた。
15年振りくらいだろうか。いや、それ以上かも知れない。
そもそも、Iのかみさんとは縁が深い。
と言っても、付き合っていたとかそう言う分けではない。
しかしながらIよりも古くからの知人であったことは間違いなく、結果的にオレがいたからIとそのかみさんは一緒になったと言う経緯がある。
だから、結婚式の時には、オレは二人のキューピット役として紹介されたのだが、本人にその意識はない。
だって、知らない間に付き合ってたんだもんなあ。
それももう、ずっと昔の話だ。
そんな昔話をしたかったが、いま告別式だ。
沈痛な顔をしているIを見ていると、こっちまで寂しい気分になるのだった。


29(金) RUN5km 28:10 

〔ぼちぼち〕

▼ぼちぼちどう?
F氏から飲み会の誘いの電話が来た。
明日は告別式に出席の予定なので無理なのだが、あまり断るのも申しわけないので、来週月曜にすることにした。
おもっきし週始めだが、オレ自身は飲むわけではないから、まあ大丈夫だろう。

▼久しぶりに走ったのではないか。
そう思って履歴を見ると1ヶ月半ぶりなのだった。
さぼったなあ。
やっぱりあれだな、あの暑さだよ、原因は。
そうやって、自分自身に言い聞かせるのだ。
いつもの河川敷を走ると、いつの間にか秋の虫が鳴いている。
なんだか分からないけど。
しかし、きっと秋の虫に違いない。
そんな切なさを醸し出しているのだ。
それにしても身体が重い。
これが1ヶ月半の重みだ。


28(木)         60 100

〔言うなよと言われ、言われる〕

▼やれ、引っ越しは大変だったか? とか、いつ頃、新居を探した? とか、いつもは聞かないことをあれこれ聞いてくるのでおかしいと思ったら、こう言うことだった。
「転勤」
まだ言うなよ、と口止めされた上で聞いたので、それが誰かは明らかにできないが、本人はけっこうショックのようだった。
正式発表は9月1日。
それから1ヶ月後の異動である。
なにしろ、引っ越しなどしたことがないらしく、いまの住まいも持ち家であるから、これから不動産屋と交渉しつつ、借り主を捜すことになるのだと言う。
これから1ヶ月は、気もそぞろなことだろう。
オレは、せめてもの慰めの言葉を言っておいた
「住めば都」
万事、こんな風に考えなければ、転勤族はやってけない。


27(水) 136

〔5分だが重要だ〕

▼天気はいまいち。
急に涼しくなった感がある。
いよいよ夏も終わりの予感がする。
そんなにうまくはいかない。

今日も朝は本社へ。
昼前、Kを連れて神奈川の客先へと向かう。
次の物件の打合せ一発目である。
因みに、今回オレに与えられた使命は、部下4人を従え4物件をまとめることである。
なかなか忙しい毎日になりそうだ。

打合せは15時頃終わり、オレは一人、こないだまで通っていた東京北端の地へと向かった。
1時間半掛けて行ったが、現地での作業は、書類作成の5分だけ。
本当はオレのいる本社に送るべき書類を、女子社員が間違えて、そこへ送ってしまったのだ。
そんなわけで、作業は5分だが、重要書類と言うことで、わざわざ遠征したのだった。
ま、仕方ないな。
帰宅し、最後の力を振り絞って腕立て伏せ。
今日もぶっ倒れることなく、無事業務は完了した。


26(火)         60 100

〔風呂でねる〕

▼今日は終日、本社でみっちり仕事だった。
そして今日も無事終わった。
一日の疲れを取るにはやはり風呂に尽きる。
夏だろうと、冬だろうと、湯船に浸からないと気が済まないのだ。
ところでこの時オレは、何を考えているのだろうか。
気が付けば、鼻歌を大声で歌っていることも多い。
しかし、たいていの場合、風呂に浸かって考えていること、それは、これから書く日記の構想である。
あれやこれやと頭を巡る構想。
なんとかまとまる頃には、いつの間にか居眠りをしていることもしばしばだ。
風呂から上がり、いざ書こうとパソコンを開く。
するとどうだろう。さっきまで考えていた構想がすっかり忘れて出てこないではないか。
それもこれも居眠りのせいだ。
これじゃ、構想を練るのではなく、ただ寝るだけじゃないか。
万事、こんな具合です。


25(月) 134

〔整理する〕

▼週の初めだが、意を決し、愛車のトランク整理をしたのだった。
いったい何年振りだろうな。
きっと、使用しないものがたくさん載っているに違いない。
予想通り、あるわあるわ。
すっかり情報が古くなったドライブマップ、色褪せてしまった帽子、使い掛けのケミカル用品と、ほとんどゴミ同然のものがどっさりと出て来たし、どうしたわけか、沢山出てくるものに、うちわがあった。
なぜなんだ。
配っているのだからしょうがない。
暑い中、歩いていると、前方にうちわを配っているのが見える。
これを受け取らずに堪えられず者などいるわけがないだろう。
増えるのも同然である。
それにしても、よくぞ、こんなにも色々と載っていたものだ。
軽くなったなあ。
愛車が軽くなると、気分もこんなに軽くなるものなのか。
普段の整理整頓が如何に大事かと言うことをひしひしと感じた次第である。


24(日) 

〔競馬場でまったり〕

▼ふいに東京競馬場へ行ったのだった。
開催時期ではないので、さぞかし閑散としていると思いきや、すごい人だったので驚いた。
たいていの人は、オーロラビジョンやあちこちに据え付けられているモニターでレースを見ながら、馬券を買っているが、中にはベンチで昼寝をしたり、親子で散歩をしたりしている姿も良く見掛ける。
食事する場所も事欠かなく、あらゆるジャンルに渡って揃っている。
と言うことで、開催のない東京競馬場は、まったりと過ごすには格好の場所と言えるだろう。
かく言うオレも、今日は競馬場でまったり過ごそうと思いやってきたのだ。
まったりなので、今日は馬券の真剣勝負はしない。
真剣勝負は疲れるからな。
そんなわけで、評判の唐揚げや、ソフトクリームを食べながら、3レースほどさくっと馬券を買い、あとはボーっとオーロラビジョンを眺めながら過ごした。
そんな中、今日注目のレースは、札幌競馬場で行われた札幌記念だった。
日本のスターホース、ゴールドシップとハープスターがフランス凱旋門賞の前哨戦として、ここに出走するとあって、競馬ファンは見逃せないレースなのである。
オレは、ハープスターの単複の応援馬券を購入。
レースは、この2頭がもの凄いデッドヒートを見せた。
そして、ハープスターは強かった。
ゴールドシップも負けて強しの内容。
これで2頭とも、万全の体勢で、凱旋門賞へと挑戦することができるだろう。
日本馬、悲願の凱旋門賞初制覇を期待せずにはいられないのだ。
ほんと、楽しみだなあ。


23(土) 

〔花火を堪能〕

▼今日は各地で花火大会が開催されていたようで、この辺の地域でもあちこちであった。
ここからだと、相模原が一番近いのだろうが、けっこう大会の規模が大きいのと、早めに行っても時間を潰すところがなさそうだったので、少々穴場的なところと言うことで、神奈川県綾瀬市の花火大会へ行ったのだった。
ショッピングセンターの駐車場へクルマを入れ、時間まで本屋やTULLY'Sで時間を潰した。
それにしても、なんだこの人の多さと熱気は。
花火大会なのだった。

花火が上がりそうな方向に当たりを付け、適当に歩道から畑に足を投げ出し、腰を下ろした。
結果的にここが非常に良いポイントだった。
眼前に障害物はなし、人が行き交うこともない。
おまけに今日は実に涼しいときた。
こんなに良い条件で花火を観賞した記憶はない、と断言する。
この絶好のロケーションで約30分、2000発の花火を、口をポカーンと開けて、堪能したのだった。


22(金) 132

〔食べる資格〕

▼今日も殺人的な暑さだった。
こんなとき、身体が欲するもの、それはこれに尽きるだろう。
「ガリガリ君」
しかしながら、慌てて買ったばかりに、その味がナポリタンとしった時のショックたるや、計り知れないものがある。
誰だよ、こんなの考えた奴は。
この様に、いまや様々な種類のあるガリガリ君だが、やはり基本はソーダ味だろう。
「ソーダ味を食べずに、ガリガリ君を語るなかれ」
こんな格言を聞いたことがあるか。
オレはない。
そしてまた、突然食べたくなり、つい手に取ってしまうチョコレートもまた存在する。
「ジャイアント カプリコ」
「でっかいおいしさ」ときたら、これしかない。
それほど、でかいとは思わないのだが、、、
そう言えば、昔、ジャイアント馬場がCMやってたなあ。
突然、思い出しました。
ただし、このチョコ、うまいことはうまいのだが、クルマを運転しながら食べるべきではないと考える。
なぜならば、ふと気が付くと、辺り一面がチョコとカップの破片だらけになってるんだよ。
こりゃ、掃除が大変だ。
そんなことを気にしては、カプリコを食べる資格はない。


21(木)         60 100

〔心構え〕

▼今日は終日、本社での仕事だった。
外は、異状に暑いはずだが、エアコンの効いた事務所は実に快適で申し訳ない気分だ。
しかし、こんなにも疲労感が違うものなのか。
昨日なんか、外に数時間いただけで、頭がくらくらしたもんな。
明日はまた、そのくらくらするところでの仕事だ。
覚悟せねばなるまい。
だがしかし、大雨に比べればなんてことないのではないかと思う。
広島の大雨によるあの土砂災害は、まったくもってひどいものだ。
見ていて胸が締め付けられるようだ。
いつどこで、あの様な事態にならないとも限らない。
その時、どの様な行動を取ればいいのか。
常に心構えだけはしておきたいものだ。


20(水) 128

〔黒い歴史〕

▼何も考えずに、ボーっとクルマを運転していると、突然、走馬燈のように昔のことを思い出すことがある。
特に多いのが、まだ社会人になって間もない、クルマの運転もままならなかった頃の記憶だ。
その日、新入社員のオレは1年先輩のクルマの後ろに付いて走っていた。
一緒に住んでいた墨田区にある会社の寮に帰る途中だったと思う。
このとき、オレはどうにも気になってしょうがないことがあった。
ライトバンの後ろの荷台に積んでいる掃除機である。
停止する度に、ゴロンゴロンと転がるのだ。
それくらいほっとけば良いと思うかも知れない。
しかし、いったん気になるとそれはどうしようもなく気になってしまうものだ。
ついにオレはいても立ってもいられなくなり、信号待ちになるや否や、後部座席越しに掃除機に向かって手を伸ばした。
しかし届かない。さらに手を伸ばす。
そして、やっと掃除機に手が届いたと思ったその瞬間、ゴンゴン、と言う振動が身体に伝わった。
いったい何事かと、ふと前を振り返ると、なんと、先輩のクルマが超接近しているではないか。
その向こうで、こっちを睨んでいる先輩の鬼のような顔が見えた。
そうである。
追突したのである。
無我夢中で掃除機に手を伸ばすあまり、サイドブレーキもギアをニュートラルにも入れずに、ブレーキから足を離してしまったのだ。
そりゃ、ぶつかるよな。
オレは思った。
相手が先輩で良かったと。
その後のことはあまり覚えていない。
数あるオレの黒歴史のひとつである。


19(火) 

〔立ち位置〕

▼なんだか、とても暑い。
まだしばらくこんな状態が続くのか。
寒いと感じた北海道上陸のときが、いまや懐かしい。
そんな折り、休み明けにオレと合う面々、みなこう言うのだ。
「クルマ、大丈夫だったの?」
無謀な長距離ドライブに、この平成4年式のスカイラインが果たして堪えられるのか、気になっていたのだろう。
ふと気付く。
みな心配しているのはクルマだと言うことだ。
誰もオレのことなど心配しない。
この事実をどうしてくれよう。
これがオレの立ち位置である。


18(月) 

〔ピカピカ光っている〕

▼休み明け初日は、六本木本社へ。
ここで午後まで仕事をして、夕方、打ち合わせのため、桜木町にある横浜支店へと向かう。
クルマを近くのコインパーキングに入れ、支店へ。

みっちり中身の濃い打合せは終わった。
初めは明るかったが、打ち合わせが終わる頃にはすっかり日も暮れてしまった。
さあ、帰ろうと、パーキングへと向かう。
すると、前方に見えるパーキングで何やらピカピカと光っている。
工事でもやっているのかと近付いてみると、なんと驚いたことに、その光の主はオレのクルマだった。
つまり、ファザードランプが付けっぱなしだったのだ。
ぜんぜん気が付かなかったなあ。
それにしても、夜になると、こんなにも目立つものなのか、ファザードってやつは。
しかもこんな街中で、恥ずかしいったらないじゃないか。
そんなことより、バッテリーは大丈夫だろうか。
すでに3時間を過ぎている。
オレはすぐさま、ドアを開け、イグニッションキーをひねった。
エンジンは無事掛かり、ホッと一息の仕事始めであった。


17(日) 126

〔ステーキランキング〕

▼長かった休暇も今日で終わる。
実に残念な気持ちだ。
ま、これ以上休んだら、人間ダメになっちゃいそうだからな。
そんなわけで、明日からのエネルギー充填のため、ステーキを食べる。
チェーン店だけどさ。
これらチェーン店のステーキ、やはり店に寄ってけっこう味の隔たりがある。
オレ的に上位順にランク付けするとこんな感じだ。
1位→ステーキのどん
2位→ステーキガスト店
3位→ステーキのけん
4位→ブロンコビリー
まだこれしかデータはないし、たまたま食べたステーキの印象だけで言ってるけどな。
個人的な記録と言うことで。

さあ、仕事再開の初日は、本社出勤だ。
寝坊だけはしないようにしなくちゃな。


16(土) 

〔ラーメンが食べたくなった〕

▼久しぶりにラーメンが食べたくなった。
クルマで30分ほどのショッピングセンターへ行き、超こってりラーメンを食す。
超と付くから、どれほどこってりなのかと思ったが、それほどでもなかった。
旨いことは旨かったけど。
それにしても、東京に来てから、いまだに名古屋のやまらんやラーメンに匹敵するラーメンに出会ったことがないのが残念だ。
個人的な好みなのかも知れないが、ほんと旨かったなあ、やまらんやのこってり醤油ラーメン。
でも、数年前に名古屋へ行ったとき、なかったんだよな、店。
移転しただけならいいのだが。

ラーメンで腹を満たしたあと、本屋に寄って、ためになる本を買い、その後、TULLY'Sで、クールに気取って抹茶タピオカラテを飲む。
大変なんだよ、タピオカをストローで全部吸い取るのは。


15(金) 124

〔少しずつ取り戻す〕

▼昨日までのことが、遠い昔の様に懐かしく感じるから、オレの頭は不思議だ。
夏休みは今日を入れて残り3日あるわけだが、どうにもこうにももう活動する気にならない。
なぜならば、あの渋滞情報を見たら、どっか行こう、なんてことは思わないよ。
そんなことより、少しずつ日常を取り戻さなくてはならない。
まずは、腕立て120回で、鈍った身体に活を入れる。
明日からランニングも再開するとするか。

そんな中、そう言えば、とふと思い出した。
昨日、危なく事故りそうになったあの場面がドライブレコーダーに入っているのではないかと。
さっそく、確認したが、SDカードがさっぱり認識しない。
どうやら、このSDカードはすでにダメになっているようだ。
いったいいつからだろう。
せっかく、ドライブレコーダーを付けていても、いざと言うときに使えないんじゃ、どうしようもないな、と思いつつ、改めて、ほんとに昨日は幸運だったと、胸を撫で下ろすのだった。


14(木) 

〔帰還、そして決算〕

▼新潟港に予定通り、朝6時に到着。
そのまま帰還に向け、愛車スカイラインは高速をひた走る。
関越道の下りはすでに渋滞が始まっているが、上りの渋滞はない。
結局今回は、まったく渋滞に出くわすことがなかった。
なんてラッキーなんだ。
だがしかし、そうそう喜んでもいられなかった。
高速を降りて16号をホッとして走っていると、左から一時停止無視で急に飛び出してきたクルマがあった。右にもクルマがいる状況で絶体絶命だ。
だがしかーし、オレの絶妙なハンドリングと、我が愛車のハイキャスによる機敏な動きで、間一髪交わすことができたのである。
実際のところ、左のクルマは交わしたとしても、右のクルマにぶつかる可能性はかなり高かったわけで、ほんとダメかと思ったよなあ。
最後の最後で洒落にならないところだった。

今回の旅行、なんと言っても、愛車のトラブルがまったくなかったことが非常に嬉しいったらない。
修理仕立てのエアコンもまったく問題なく、冷風を出してくれたし、エンジンもいつも通り快調だった。
と言うことで、今回の決算である。

▽総走行距離 1、771キロ
▽ガソリン消費量 176.5リッター
▽燃費 10.03km/L
▽総ガソリン費 31、751円
▽平均ガソリン単価 180円(ハイオク)
▽高速料金合計 27、720円

燃費の方は、下道を走ると途端に悪くなるので、結局、リッター10km ほどで落ち着いたが、それでもこのクルマにしては良く頑張ったと思う。
それにしても、ガソリン代が高いのにはまいったなあ。


13(水) 

〔小樽出航〕

▼おふくろのにぎりめしを持って、朝7時に実家を出る。
帰りは少し楽して、フェリーは小樽から新潟行きだ。
1時間ほどで小樽港に到着。
小樽からフェリーに乗るのは初めてである。
乗船手続きをし、予定通り10時半出航。
船内は七夕色で飾られている。
いつもはカフェテラスのコーナーも屋台風になっているのだ。
なかなかの演出である。
長旅を飽きさせないイベントも色々と考えられていて、ビンゴ大会、マジックショー、映画など、けっこう楽しめたりする。
20時半から星座観察会があって、照明を消すと見事な星空が眼前に広がったが、流れ星が流れる度に、大声で願い事をしまくるガキンチョらで、説明がさっぱり聞こえなかったのはどうしたものか。
非日常にテンションが上がるのは子どもも大人も一緒である。
そんなこんなで、明日の早朝、新潟港に到着する。


12(火) 

〔故郷で過ごす最後の夜〕

▼ほんとにまったりと過ごす、実家でのひととき。
ボケーッと庭を眺めながら親父と談笑する。
午後からは、墓参りへと出掛けた。
毎年、時間がないので、ほんとに久し振りの墓参りだ。
帰り途中、無性に美唄名物の袋入り焼きそばが食べたくなり、アンテナショップへ行くも、すでに売り切れ。
それならと、美唄市民御用達、コアビバイへと足を運ぶ。
それにしても、古くなったなあ、コアビバイ。
オープンの頃を知っているオレとしては、なんだかこの廃れ具合が、街とリンクしている様な気がしてならないと、暗に心配してしまうのだった。
そんなことより、袋入り焼きそばである。
前にあった場所にはなくて焦ったが、別の場所に辛うじて5つあり、すべて買い占めてきた。
1年に一度、美唄焼き鳥と共に、これを食べなければ無性に悔いが残る一品なのである。
これで安心して美唄を後に出来る。
他にやり残したことはなかったか。
そう言えば、昔の写真を見せてもらうのをすっかり忘れていたな。
3日くらいじゃ、すべてやるのは無理だ。
来年の帰省やることリストに記しておこう。
とにかく、何をおいても、親父おふくろの元気さ加減を見て安心したことに尽きる。
そして、いよいよ明日の早朝、美唄を発つ。


11(月) 

〔賑やかに〕

▼明日来ると言っていた札幌の妹一家が、急に今日来ると言い出し、慌ててバーベキューの準備を始めた。
いつ雨が降るかも分からない天候だったので、親父とターフの設営。
コンロに炭を入れ、ジンギスカンを解凍しているうちに、妹一家はやってきた。
総勢7人。
一気に賑やかになった。
オレの帰省に併せて行う、このバーベキューはいまや年中行事になっており、親父は大張り切りだ。
しかしながら、年々ここに来るメンバーが増えたり減ったりして、それもまた当たり前なのだが、感慨深く時の流れを実感したりもするのだった。
さあ、美唄滞在もあと一日だ。
明日こそは、まったりしよう。


10(日) 

〔美唄到着〕

▼函館の赤レンガに立ち寄ってから、美唄に向かった。
年々少しずつ、高速道路が延びてきているが、今年は、大沼まで来ていた。
ずいぶん便利になったと感じる。
天気はいまいち。台風の影響で今にも降り出しそうだ。
しかしながら高速道路は渋滞もなく、至極順調で助かる。
いつもの様に、有珠山PAで実家に電話する。
そして夕方、無事、故郷の美唄に到着。
クルマが着く音を聞いて、すぐに親父が家から出てきた。
そのあと続いて、満面の笑みで玄関を出てくる、おふくろ。
二人とも変わりなく元気過ぎて安心する。
一息ついてから、地元の温泉ゆ〜りん館へ行った。
このところ、温泉と言えば、ここにしか来てないな。
明日は一日、大雨の予報。
よって、実家でまったりと過ごすことになりそうだ。
それもまたよし。


 9(土) 

〔函館上陸〕

▼東北道をひた走る。
運良く渋滞に巡り会うこともなく、まったく順調。
頼みの我が愛車スカイラインHCR32も絶好調だ。
さらにどうしたわけか、いつになく燃費がいい。
いつもなら、高速走行でリッター10キロ行くか行かないかだったのに、驚いたことに今回はリッター11キロほどの燃費で走っている。
こないだ交換した、O2センサーの効果が出ているのだろうか。
何とも有り難い。
途中のSAを休み休み走り、東北道最後のSAである津軽へは朝方到着した。
なんだか涼しいな、と思いつつ、ふと見ると、気温19度。
東京とこんなにも違うのか。
さすがに眠くなり、ここで1時間ほど仮眠を取る。
東北自動車道を降り、大間に向かうが、これがまたけっこうな時間が掛かる。
距離にして100キロ以上あるのだから無理もない。
結局、3時間半ほど掛かって大間到着。
フェリーの手続きまで少し時間があったので、本州最北端の地、大間崎へ行った。
もう何度も訪れている場所だ。
ここでの目的はひとつ。
大間のマグロだ。
マグロとウニの合わせどんぶりを食べ、大満足でここを後にした。
予定通り、フェリーは出航し、予定通り、函館港へ着いた。
取りあえず、函館市民御用達ラッキーピエロで腹ごしらえ。
今日は函館で一泊、明日、いよいよ故郷の美唄へと向かう。


 8(金) 

〔東京〜北海道美唄へ〕

▼今年も恒例、長距離無謀ドライブのときがやってきた。
東京から実家のある北海道は美唄までだ。
相棒は、名古屋ナンバーのスカイラインHCR32。
オレの足として頑張り続け、すでに23年目のクルマである。
このくらいの年式になると、いつどこがどうなるかも分からない。
実際、毎年、何らかのトラブルが発生している。
例えば昨年は、マフラーの遮熱カバーが落ちた。
その前は、サンバイザーが飛び、その前は、タイヤハウスの内部カバーが落ちた。
高速走行中、ファンベルトがブチ切れ、エンジンストップなんてこともあったな。
これは、九州だったか。
果たして今年は何事もなく無事であるよう祈るばかりだが、少なくとも、とんでもない曳地で動かなくなる事態だけは起きないで欲しいと思う。
さあ、まずは青森は大間へ向け、夜中の高速をひた走るぞ。


 7(木)         60 100

〔エアコンはどうなった〕

▼エアコンを修理に出している我が愛車スカイラインだが、ぼちぼち上がって来なければならない。
なぜならばビコーズ、明日の夜、北海道へ向け出発するからだ。
夕方、ディーラーの担当に電話してみた。
「いま、ちょうど出来たところです。完全に直りましたよ」
ぶらぼー!
恒例、心の雄叫びだ。
なにしろその返答が聞きたかったのだ。
今回は、オートアンプと言うコントロール部分と、配管を交換しているはずだ。
さて、どんな具合になったのか、帰宅するや否や確認。
エアコンのコントロールパネルを見ても、暗くていまいち分からない。
兎にも角にもエンジンを掛けてみるしかないだろう。
するとどうだろう。
なんと、爽やかな風がエアコンの吹き出し口から元気良く出てくるではないか。
ああ、なんてクールなんだ。
まるで、オレのようじゃないか。
これだ、これなんだ、オレが求めていたものは。
こうなったらもう何も恐いものはない。
一抹の不安はあるけどな。
ともあれ、明日の出発に向け、これで準備万端と言えよう。


 6(水) 164

〔競争社会の厳しさを感じる〕

▼昨日よりも、気温は2度ほど下がると言う予報だったので、幾分安心していたが、ふたを開ければ、結局、昨日よりも暑かったじゃないか。
今日も頭の芯まで暖かくなるような、ボーっとした一日となってしまった。
そうかと思えば、西の方では大雨だと言う。
いったいどうなってるんだよ、日本列島は。

▼生命保険の更新が近いとかで連絡があったが、しかしながら、こないだ連絡があったときは別の担当者だったし、営業所も違っていた。
きっと、何かの都合で引き継ぎをしたのだろうと思っていたのだが、再び前の担当者から連絡があった。
つまり、2方向から更新の催促が来たのである。
こんな面倒なことがあるだろうか。
どうやらその担当は他からオレに連絡があったことを知らなかったようだ。
オレは、その担当者に言った。
「担当はどっちでもいいから、会社で調整して窓口を一つにしてくれ。とにかく面倒なことはやめてくれ」と。
その担当者は平謝りだったが、同じ保険会社の中にあっても、客の争奪戦があるんだな、と改めて競争社会の厳しさを感じるのだった。


 5(火) 

〔今年一番〕

▼どうしようもなく暑い一日。
事務所のエアコンも効かない。
ここにはまったく涼める場所などないのだ。
この辺りの気温は37度に達している。
これは確かに今年最高の暑さだ。
こんなときに、水分補強は欠かせない。
しかし、飲めども飲めども切りがない。
スポーツ飲料にいったいいくら金をつぎ込めばいいんだ。
しかし、背に腹は代えられない。
水分補給を怠ったら最後、気が付いたらミイラでした、と言うような事態にならないとも限らないのだ。
やだなあ、寄りによってミイラは。
かと言って、干物もやだし。
ともあれ、人間、気温が自分の体温よりも高いと、やる気スイッチがまったく機能しないらしい。
オレに、やる気スイッチがあるかどうかはこの際、詮索しないでくれたまえ。
腕立てスイッチがあるのは確かだけどな。
果たして、この異状気温がいつまで続くのか。
早いとこ北上し、この魔の酷暑から逃げなくてはなるまい。


 4(月) 162

〔直らないと言われたが〕

▼今やあちらこちらに不具合の出る愛車スカイラインHCR32だが、少し前にディーラーに見てもらった際、どうしても直らないと言われた部分がある。
ウィンドウウォッシャー液である。
聞くと、すでにポンプがいかれてるし、そのポンプを交換しようにも、リアワイパーが錆びていて外せないため、修理不能と言われたのだ。
こうなったらもう諦めるしかないだろう。
ところがである。
ふと、リアガラスを見ると、雨も降っていないのに濡れていることに気付いたのである。
これはもしかすると、とスイッチを押してみた。
するとどうだろう。
出ないはずのウィンドーウォッシャー液がこれでもかと言うほど勢い良く噴出したではないか。
つまるところ、自己修復したのである。
これを奇跡と言わずしてなんと言おう。
たまたまと言おう。
ともあれ、これは何だか幸先がいい。
そして今日、エアコン修理のため、我が愛車はディーラーへと運ばれていったのだった。


 3(日) 

〔北も暑い〕

▼少し前にできた回転寿司へ入った。
ここは確かに回転寿司のはずなのだが、寿司はまったく回っていない。
回っているのは、ネタの札ばかりだ。
一瞬、不安を覚えたがそれは杞憂に過ぎなかった。
沼津直送の看板が掲げられているだけあって、ネタは新鮮。
これならむしろ回っていない方が良いくらいだ。
いつもより少し多めに食べてしまうくらいに満足し、明日からの栄養充電を完了した。

▼そう言えば、北海道の実家に帰省の連絡をしていなかったことに気付き電話した。
いつもの様に必要以上に元気の良いおふくろの声が電話口にこだました。
しかし、その元気さとは裏腹に、北海道はいま、かなり暑いらしい。
今日も33度あって、扇風機は回しっぱなしだと言って呆れていた。
確か昨年の帰省の際もかなり暑かった覚えがあるが、やはり日本列島は異状である。
ますます、クルマのエアコンは万全にして行かねばなるまいと、いっそう気持ちを引き締めたのだった。


 2(土) 

〔ついにやっと〕

▼愛車のエアコンの吹き出し口から出るのは、相変わらず熱風だし、頼んでいる部品がいったいいつになるのかも分からない。
このまま夏休みに突入するのはあまりにも無謀なので、ディーラーに電話し、念のため、もう一回見てくれないかと頼み込んだ。
前回、ディーラーはガス漏れはないと言っていたのだが、もしかするとやはりガスは漏れているかも知れないと思ったからだ。
午後、ディーラーにクルマを入れ、見てもらった。
すると、やはりガス漏れしていると言う。
聞けば、室内に向けて漏れているらしいのだ。
どうりで、最近やけにガラスが曇ると思ったぜ。
それにしても、漏れているのはフロンガスだ。
あの、オゾン層を破壊すると言ってすでに使われなくなったエアコン用のガスだが、大丈夫なのかよ、かなりいっぱい吸っちゃいましたけど。
身体に異変が起きていないところを見ると、たぶん大丈夫なのだろう。
そうこうしてるうちに朗報が入った。
エアコンの部品が来週早々に入荷すると言うのだ。
これでなんとか、北海道遠征までに間に合いそうだ。
やっと、光明の光が見えてきたぞ。
まだまだ油断できないけどな。


 1(金) 158

〔向かっている〕

▼忙しかった1週間も無事終わり、ホッと一息。
そんな中、F氏から連絡があった。
何かと思えば、やっぱり飲み会への誘い。
開口一番、元気いっぱいにこう言うのだ。
「今日、池袋に行くけど、久しぶりにどう?」
しかしオレはきっぱりと「まだ無理です」
そう言って断ったのだった。
申し訳なかったが、ほんとに無理なので仕方ない。
盆明けまで待ってくれと言って電話を切った。

▼とか何とか言ってるうちに8月に入っていた。
1週間後は北海道に向かっている予定だ。
しかし、ちょっとした問題が出て来た。
この期に及んで、台風が向かってるじゃないか。
日本列島に上陸するタイミングが非常に微妙なのである。
ややもすれば、台風に追われながら北上する可能性もあるな。
くれぐれも、先に来ないでくれと、願うばかりなのだった。




byクムラ〜




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