◆腕立て日記◆

千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を錬とする。

体力維持か、単なる意地か、長年続けている腕立て伏せ。
ややもすると怠け気味になってくる今日この頃。
自分自身への叱咤も含め、ここに記す。

|めっせ〜じ| 

/31:リフレッシュの先は長い /30:汗が引かない /29:諦めの選択 /28:バックミラーの謎 /27:高まるムード /26:ナンバーをこする /25:観戦もの多し /24:晴々と予想をする /23:時代が戻る /22:奇跡のゴールを見る /21:着々である /20:切れた /19:房総を思い出す /18:なでしこ決める /17:残念なニュース /16:残業の恩恵 /15:走る達成感 /14:今年の夏は /13:近くで火事 /12:一番の被害者 /11:ようやく部品が /10:掴めないリズム /9:そんな待ち受け /8:仲間意識 /7:終了である /6:売れない本 /5:軌道を戻す /4:見る一日 /3:弘前決算 /2:サクラを惜しむ /1:弘前城へ/

<2014年 5月>

     ◆腕立伏◆スクワ◆背筋◆腹筋

31(土) 

〔リフレッシュの先は長い〕

▼ディーラーへ行き、愛車スカイラインHCR32のメンテ費用の支払い手続きをする。
フロントウインドウモール、リアウインドウモール交換、両サイドウインドウ交換、締めて22万8千円也。
ガラスモール交換と併せてガラスもすっかり綺麗になった。
話によると、どう言う分けかガラスが曇り安い状況にあるらしく、その原因がよく分からないと言う。
もしかしたら、トランクにある各種スプレー缶が揮発し、それが曇りの原因となっているのかも知れないと言うので、長年使っていないスプレー缶を撤去することにした。
これで解決すると良いのだが。
ついでに、エアコンを再チェックしてもらった。
ガス漏れもなく、まったく快調そのものだ。
数ヶ月前の、あのガス漏れはいったい何だったんだ。

さあ、次は何をメンテしようか。
カーステのスピーカー交換か。それとも、サスペンション廻りのブッシュ交換か。
全塗装のタイミングは少しずれてしまったが、必ずやってやる。
まだまだ、愛車リフレッシュ作戦の道のりは長いのである。

▼DVDを持っているのだから、いつでも見れる様なもんだが、テレビでやってるから、つい見てしまったよ、アイアンマン。
何度見てもやっぱり面白いなあ。
何と言っても最後の決めセリフは最高だ。
「アイアム、アイアンマン」
間違ってもオレは、「アイアム、アイアイマン」とは言わない。
サルじゃねーし。
言いそうになるけど。


30(金) RUN5km 28:18 

〔汗が引かない〕

▼まさに夏真っ盛りと言った感じの一日だった。
夜になると風が爽やかだったので、気持ち良く走ろうと思ったが、走り終えれば、すっかり汗だく状態。
なかなか汗が引かないが、まだエアコンは付けまいと粘る。
まず大事なのは水分補給だ。
熱中症になったら大変だからな。
そんなわけで今週も元気に勤めを終えた。
愛車のスカイラインHCR32が、どんな風にリフレッシュされているか、明日が楽しみなのだった。


29(木) 148

〔諦めの選択〕

▼愛車スカイラインをメンテに出しているディーラーから連絡があった。
困った問題がありまして、と言っている。
いったいどうしたと言うんだ。
聞くと、リアワイパーが外れないのだと言う。
なんで外れないんだ。
どうやら、ワイパーの軸の部分が頑固にサビてしまっているらしい。
今回、依頼したことのメインは、各ガラスのモール交換であるのだが、その際、一度ガラスを外さなければならないのだ。
しかし、リアガラスは何とか頑張って外さずにやったらしい。
だったら問題は何かと言うと、ウインドウォッシャーだ。
出なくなったリアのウインドウォッシャー機能を修理するためには、どうしてもワイパーを外さねばならないらしいのだ。
しかし、どうしても外れない。
あまり無理すると、取り返しの付かないことにもなりかねないと言うのだ。
オレは、決心した。
ウインドウォッシャー液がなんだ。
諦めもひとつの選択、愛車はそんなお年頃である。


28(水) 

〔バックミラーの謎〕

▼朝、クルマで信号待ちしていると、見たこともないような自転車に跨るおじさんが、目の前に現れた。
注目すべきはそのアイテムにある。
そのアイテムとは何かと言えば、バックミラーなのだが、変わっているのは、色形ではなく、その数だ。
いくらなんでも、自転車がバックミラーだらけってことはないじゃないか。
一瞬、どんなことになっているのか頭の整理が付かなかったが、なにしろその自転車に付いているバックミラーの数たるや、ざっと数えても、50個はあるのではないか。
バックミラーが列んでいるのは、ハンドルだけではない。
フレームにも付いているし、荷台にも付いている。さらに、あちこちからアームの様なものが延びていて、そこにバックミラーが取り付けられており、まるで触覚の様だ。
詳しい使用方法は皆目分からないが、思わずオレはこう呟いた。
「そう来たか」
その自転車に跨るのは、初老のおじさんだ。
できれば、クルマを降りていって、いったいどう言う了見でそんなことになっているのか聞きたかったが、先を急ぐ身でもあり、そこまでするに至らなかったのが非常に残念だ。
果たして、本来の目的として使用出来ているのだろうか。
もしかしたら、あのバックミラーが、あのおじさんのステータスシンボルなのかも知れないな。
だとしたら、なおさら、その謎は深まるのだった。


27(火) RUN5km 29:05 

〔高まるムード〕

▼目に見えない疲れか、走る足が異様に重い。
それに反して、廻りを走るクルマは何かしらせせこましく感じる。
そうだ。今夜は、ザックジャパンのW杯前壮行試合があるのだ。
ランニングから戻ってシャワーから上がったら、すでに前半を終えていた。
1点リードしている。
結局、そのまま試合終了。
キプロスに1対0と勝ったわけだが、不安視するのは、相変わらずの決定力のなさだ。
この相手なら3点は取らなきゃならんだろう。
ま、ここで無理して怪我でもしたら面白くないしな。
そんなわけで、いよいよW杯ムードが高まってきた。
とにかく、ガンバレ、ザックジャパン。


26(月) 146

〔ナンバーをこする〕

▼いまだに愛車のナンバーは、名古屋ナンバーなのだが、さすがに20年以上も風雨にさらされると、色は褪せ、汚れも取れなくなってきている。
それでも、ナンバーを替えないのは、やはりワンオーナー車へのこだわりである。
だって、そうだろう。
こんなに古いクルマが、ナンバーだけ新しいのはかなりダメだろう。
これを見て、みな思うのだ。
「あ、中古で買ったんだ」
これほどの侮辱はないだろう。
しかし、いちいち説明するわけにもいかない。
そんなわけで、少しでも見栄えを良くしようと、気合いを入れてナンバーを擦ってみた。
しかし、不思議なことに、擦れば擦るほど、汚くなってくるではないか。
これはいったいどう言うことなんだ。
良く見ると、それは汚れではなかった。
鉄板の地である。
擦れば擦るほど、白の塗装が剥がれて、鉄板の地の色であるブリキ色が出て来ているのだ。
このまま力を入れて擦り続ければ、数字の色まですべてブリキ色になってしまうのではないかと思うほどだ。
もしそうなったら、なかなかクールな感じもしないでもないが、道路交通法的にはどうなんだろう。
ともあれ、しょうがないじゃないか、剥がれちゃうんだから。
同じナンバーのまま、新しくしてくれないものだろうかと、ひとしきり思うのだった。


25(日) 

〔観戦もの多し〕

▼今日は観戦ものが非常に多いので、早めに日用品の買い出しに出た。
ふらっと、ツタヤに行ったら、思い掛けないDVDを発見。
「ナイトライダー」である。
ナイトライダーと言っても昔のあれではなく、その続編で、「ナイトライダー ネクスト」と言うやつだ。
知らなかったなあ、こんなのあったなんて。
いったいどんな風に進化したのか、これからしばらく楽しめそうだ。

▼そして、オークス。
昨日、公言したとおり、断然の一番人気、ハープスターから馬券を買ったのは言うまでもない。
当然、いつもの様に、最後の直線、嘘のような勢いでぶっとんで来て優勝と思っていた。
しかし、競馬に絶対はなかった。
2番人気のヌーヴォレコルトに届かず、2着。
ああ、残念だ。残念でしょうがない。
馬券は当たったには当たったが、あまりにも堅い結果に大幅マイナス。
そんなことよりも、ハープスターの敗戦の方がショックなのだった。

それにしても、勝利者インタービューでの岩田騎手の表情が暗い。
もしかしたらと思ったが、やっぱりそうだった。
まず、口から出たのは、3週間前に自分が斜行したことにより、落馬し首の骨折をした後藤騎手への謝罪だった。
もしこの場でへらへらして喜んだのなら、このオレも激高していたところだろうが、あまりもの沈みように、その気は失せてしまった。
やはり、かなり気にしているようだ。
なんせ、後藤騎手への斜行は2回目だからな。
しかも、2回とも、頚椎骨折だし。
とにかく、後藤騎手には辛い日々だと思うが、なんとか復帰を目指して頑張って欲しいと思う。

▼ほんとに今日は、見るものが多い。
大相撲は結局、白鵬が優勝したし、相撲が終わると、午前中に放送された、格闘技UFCの録画を見た。
波乱があって、なかなか面白かったよ。

▼そして、本日のメインは、なでしこジャパンが挑むアジアカップ決勝、オーストラリア戦だ。
さあ、張り切って応援するぞ。
オレは、睡魔との戦いでもあるな。


24(土) 

〔晴々と予想をする〕

▼朝から非常に天気が良く、気持ちがいい。
こんな日だがしっかり休日出勤だ。
そして無事、今週も終わった。
ホッとする瞬間だ。
さあ、気分も晴々としたところで、明日のオークスの予想でもしよう。
軸はすでに決まっている。
怪物牝馬ハープスターだ。
凱旋門賞に挑戦しようと目論んでる馬が、こんなところで躓いている分けにはいかないだろう。
競馬に絶対はないが、絶対の軸馬だ。
さて、問題は買い目である。
はっきり言って、この馬から穴馬へと流すしか、配当の欲を満たす手だてはないと言えよう。
そんな欲丸出しじゃ、まったくもって当たるわけないよ。

明日一日の休日を、有意義に楽しく過ごすためにも、何とか的中させたいものだ。


23(金) 144

〔時代が戻る〕

▼そして、昨夜は、なでしこジャパンの試合を見た後、ボクシング 村田諒太の試合を見たのだった。
明らかに対戦相手の格の低さが際立ち、難なくKO勝ちを収めた。
これで、4戦全勝全KO勝ちである。
どうやら2年後の世界挑戦を見据えているようだが、まだまだ先は長い。
なにしろ、その間の負けは許されないし、圧倒的強さで勝ち続けなくてはならないのだ。
この階級は、ほんとにレベルが高いからなあ。

▼帰りの道中、名古屋支店のN美さんから電話があった。
かなり久しぶりのことである。
この度、会社のパソコンが Windows7に入れ替えになったとのことで、ソフトに関するちょっとした相談だったのだが、すぐに話が逸れがちになってしまう。
それもこれも懐かしさからである。
感覚を名古屋時代に戻してくれる一人、それがN美さんの声なのである。
それにしても、考えてみれば、年下なのに、以前からずっと「さん」付けだな。
いったいどうしたもんだろう。
今さら変えるわけにもいかないのである。


22(木) 

〔奇跡のゴールを見る〕

▼夕方、仕事場を出て、本社に向かう。
月に一度の会議なのである。
中央自動車道が集中工事のため、下道で向かう。
途中、新宿駅前で信号待ちをしていたら、雷と共に突然の豪雨。
横断歩道を渡る人達が慌てて駆け出す。
目の前に繰り広げられるその光景は圧巻だった。
なにしろ、その人の数の多さと言ったら、1回の信号で、4〜500人渡ると言う渋谷のスクランブル交差点ほどではないが、ここもなかなかのものである。
そして、この豪雨だ。

視界が見えないほどの雨の中を六本木に向かい頑張って走ったが、とうてい時間通りには着かず、1時間半ほど遅刻。
よって、会議はあっと言う間に終わった。

▼帰宅するや否や、テレビを点ける。
アジアカップ、なでしこジャパンvs中国は、すでに延長戦を向かえていた。
そして、最後の最後に奇跡のゴールが決まる。
凄いな、しかし。
何が凄いかって、「たぶん無理だろうと思うけど、こうなって欲しい」と思うことを、実現しちゃうところだ。
さあ次は決勝である。
この分だと、必ずや感動の試合を見せてくれるに違いない。


21(水) 

〔着々である〕

▼愛車のガラス廻りの修復を依頼していたディーラーに連絡した。
そろそろ部品が入る頃だし、追加でやってもらいたいことがあったからだ。
ガラス類の部品は今日入ったとのこと。
タイミングが良い。
そして、追加で依頼したのは、まず、フロントのサスペンションブッシュの交換。
先日、チューンナップショップでリアの方は交換したのだが、フロント用の部品が欠品していると言うことで、やっていなかったのだ。
しかしながら、実際にへたっているかどうかは見て見ないと分からないと言うことだったので、取りあえず保留。
そして、もうひとつは、スピーカーの交換だ。
さすがに20年以上も経つと、ステレオの音も容易に出なくなってくる。
ドアを閉める振動で調子良くなるなんて言う、これじゃまるで昭和時代の家電じゃないか。
以前から交換をしようと考え、一度オートバックスへ行ったら、この車種のオーディオは特殊だと言うことで断られたのだ。
まったくもって諦めが早い。
その点、ディーラーなら大丈夫だろう。
これについても実際の配線等を見てから品物を決めようと言うことになった。
取りあえずは、ガラス廻りのリフレッシュから。
実行は来週だ。
こうして我が愛車は、着々といい感じになっていくのだ。


20(火) 

〔切れた〕

▼今日はほんとに疲れた。
どこか調子が悪いとか言うのではなく、ブリキのおもちゃで言えば、ゼンマイが切れたと言うべきか。
おいおい、ガソリン切れとまでは言わないまでも、せめて、電池切れくらい言ったらどうなんだ。
にしても、レトロだろ。
そんなことはどうでもいい。
とにかく疲れ果て、帰路の運転中、何度、そこら辺にお花畑があれば、そこで朝まで寝てしまおうと思ったか知れない。
どう言うつもりか知らないが。
それでも何とか帰宅。
玄関先で倒れ込む様にして寝てしまった。
気が付くと、ティッシュの箱を枕にして、1時間ほど寝ていたようだ。
そのお陰か、すっかり身体は楽になり、念のためバナナを摂取し、復活を遂げたのだった。
これで、明日も動くだろう。
もう少し、きっちりゼンマイを巻かなくちゃな。


19(月) RUN5km 26:56 

〔房総を思い出す〕

▼夜、走りながら、ふと思い出す。
千葉県の房総方面へ出張へ行ったのは、今からちょうど一年前くらいではなかったか。
その出張先で、ランニングコースを考え、走ったのだ。
早いもんだなあ。
それもいまや懐かしい。
そう言えば、ひと月ほど前に、房総方面の海に重油が大量に流れ着いたと言うニュースをやっていたが、それからいったいどうなったのだろう。
大きな被害がなかったのならそれでいいが。
とにかく落ち着いたら、岩ガキを食べに行こう。
あの旨い岩ガキが忘れられないのだ。


18(日) 

〔なでしこ決める〕

▼休みが2日あると、肉体的にも精神的にも非常に楽だ。
今週は、思い掛けず2連休となったが、来週からは夏休みまで土曜の休みはないだろう。
ま、週に一回でも休みがあれば有り難い分けだけれども。
そんなわけで、今日は日用品の買い出しなど、さくっと済ませて、競馬を見たり、相撲を見たり、ゆったりとした一日を過ごした。
そして夜は、なでしこジャパンを応援。
今夜のヨルダンとの一戦を制すれば、W杯出場が決まるが、力の差は歴然。
ほとんど日本陣地に相手は来ない。
そして、面白いようにゴールが決まる。
男子のW杯ももうすぐ始まるわけだが、こんな風に決めてくれると嬉しいんだがなあ。
難しいと思うけど。
なでしこジャパンvsヨルダンは、終わってみれば、7対0の圧勝。
W杯出場を決めたのだった。


17(土) 

〔残念なニュース〕

▼いつもの時間に目が覚め、今日が休みであると気付き、再び寝た。
つまるところ、二度寝である。
ああ、なんて幸せなひとときなんだ。

10時頃、外に出た。
実に良い天気だ。
こんな日は、洗車するしかない。
その後、綺麗になった愛車で気持ち良く、ふらふらとあちこちを当てもなく走った。

そんな折り、実に残念な情報が入った。
ASKAの逮捕だ。
かねてから、麻薬疑惑があったものの、心の奥では、これは何かの間違いだと、ファンのほとんどは願っていたに違いない。
このオレもその一人である。
だがしかし、見事に裏切られてしまった。
これじゃ、十八番の「ひとり咲き」や「万里の河」が歌いにくくなってしまったじゃないか。
ま、披露する機会もそうそうないわけだけど。
とにかく、残念と言うしかない。
ちょっとお金があって、暇があったりすると、ついついこんなものに手を出すものなのか。
ともあれ、一度やったら抜けられない薬物の恐さを再認識するのだった。


16(金) 

〔残業の恩恵〕

▼どうしているかと思い、F氏に電話したが、なかなか繋がらない。
さぞかし忙しいのだろうと思っていたら、3時間後に電話が掛かってきた。
「忙しそうですね」と言ったら、如何にもF氏らしい返事が返ってきた。
「違うんだよ、車内に携帯を置いたままドアを閉めたら、キーも車内に置いたままだったんだよ。そんで、ひとしきりJAFを待っていたってわけ」
な、F氏らしいだろ。
相変わらずの、そそっかしさに、なんだかホッとしたのだった。

▼久しぶりに残業した。
なかなか充実した一日だった。
そうだ、今日は金曜日だ。
なので、コンビニで、日曜のG1の枠順が載っている東スポを買って帰る。
金曜にしては、帰りの16号はそれほど混んでいない。
それも、残業の恩恵のひとつだし、明日が休みになったことは、最大の恩恵と言えるだろう。
そんなわけで、今夜は思う存分、なでしこジャパンを応援したのだった。


15(木) RUN5km 28:48 

〔走る達成感〕

▼久方ぶりに走った。
約1ヶ月振りだ。
いつもの様にスマホを上腕に付け、スタンバイオーケー。
ふと、スマホを新しくしてから初めて走ることに気付いた。
ランニングアプリの再設定をする。
ログインすると過去の履歴がそのまま引き継がれているのが嬉しい。
さあ、スタート。
いつも通りの片言の日本語で女性がラップタイムを知らせてくれる。
久しぶりのランはやはり足が重い。
軽快に走るにはほど遠い。
それでも、身体に吹き付ける涼しい風が気持ち良い。
走り終われば、ぶわっと汗が噴き出す。
それが心地良い達成感になるのだ。


14(水) 142

〔今年の夏は〕

▼非常に暑い一日だった。
いよいよ来たかと言う気がしないでもないが、しかし、ジメジメ感はさほどない。
本格的な夏は、梅雨が明けてからだ。
明けて、一気に来るのだ。
しかしながら、今年の夏は、冷夏だと言うではないか。
それもこれも、エルニーニョのせいだ。
おまえは、いったい誰だ。スペイン人かよ。
ともあれ、文句を言いつつも、夏はやはり暑いに限る。
過酷な炎天下のもとで食べる、ガリガリ君は最高だ。
ビールじゃないところが、可愛いだろ。
それとも、可哀想なのか。


13(火)         60 100

〔近くで火事〕

▼自宅のある町田の工場で火事があったとのニュースがあり、帰宅し調べたら、思いのほか近くだった。
すぐそばにいつも行く洗車場があるし、毎週行く薬局もある。
そして、ここを通り掛かるといつも七輪をメンテしている焼肉屋が、その工場のすぐ隣りにあり、あのオヤジは果たして無事だろうかと心配になるし、確か、そこに犬もいたはずだ。今頃、あの臭いで具合が悪くなっているのではないかと気掛かりだ。
どうやら、マグネシウムが燃えているらしく、下手に放水すると爆発の危険があり、いまだに燃えているようだ。
こうなるともう、燃え尽きるまで待つしかないのか。
マグネシウムを消す薬剤はないのかよ。
オレはふと思うのだ。
こんなとき、ウルトラマンがいてくれたらなあ。


12(月) 140

〔一番の被害者〕

▼マンガ「美味しんぼ」で、ちょっとした騒ぎになっているらしい。
福島にいて、原因不明の鼻血が出ていると言う事実を題材にしたところ、風評被害だと言って、作者及び出版社へ猛抗議が来ていると言うのだ。
確かに風評被害となれば、地元の抗議はもっともな話だと思うが、もしその鼻血が、事実だとすれば、それはそれで問題なのではないか。
オレがそんな風に思うのにはわけがある。
震災後、福島へ行っていたオレもまた、原因不明の鼻血を連日出すようになっていたのだ。
オレだけではない。
一緒にいた若手もそうだったし、地元の人に聞くと、そんな症状の出ている子どもがけっこういると言う話だった。
その当時、オレが思ったことは、放射線量がいまどれくらいなのかと言うことも大事だが、放射線を体内に蓄積することによって、どの様な症状が身体に現れるのか、それが知りたいと思ったものだ。
しかし、それは結局分からなかった。
きっと、いらない騒ぎにならない様、配慮したんだろうとも思っていた。
今回の問題は、すごく難しい問題だが、兎にも角にも、一番の被害者は、地元の人達であると言うことは言うまでもない。
真実を知りたいが、知ってしまうと今度は風評被害になってしまう、そのジレンマは如何ともし難い。


11(日) 

〔ようやく部品が〕

▼愛車のプチレストアを依頼していたチューニングショップから、なしのつぶてなので、ついに業を煮やし、ディーラーにパーツを頼んでいたのだった。
そのディーラーから連絡が入り、20日にはパーツが入る予定とのこと。
さすが、ディーラーである。
少々高く付くのが玉に瑕だが、やはり安心感が違う。
オレは迷わずお願いした。
ただ、迷っているのが、車体へのオールペンである。
ディーラーに聞くと、やってみないと費用が分からないと言うのだ。
当初依頼していたショップからは、はっきりとした見積り提示があったので、判断が付くが、やってみないと分からないと言うのは、非常にあやふやで心配である。
下手をすると、大台を越えてしまう可能性がないとは言えない。
と言うことで、オールペンはひとまず落ち着いてからと言う気もしている。
こんないらない心配をするのも、元はと言えば、チューニングショップのせいだ。
そんなことを言っていると、来週当たり連絡が来そうな気がしてしょうがない。


10(土) 

〔掴めないリズム〕

▼今週は、4日しか働いていないのにも関わらず、非常に長く感じた一週間だった。
帰宅し、ホッと一息ついても、まったく腕立てなどする気が起きないほど、毎日の疲れが大きかったのだ。
それもこれもゴールデンと言う名の堕落の日々のせいなのではないか。
この間、連日、昼近くまで寝ていたのに、いきなり5時半起きなどと言う極端なことをするものだから、身体が付いていかなかったのかも知れない。
まったく、ゴールデンのやつ…
まるで犬に八つ当たりだな。
なにしろ、このところ、寝不足感が堪えなかった。
5時間以上は寝ていたのにな。
もしかしたら、睡眠時間に問題があるのかも知れない。
睡眠時間は多いに越したことはないのだろうが、必ずしも、多ければ良いと言うものでもないらしい。
レム睡眠、ノンレム睡眠…
要はリズムだ。
しかし、オレはまだそのリズムを掴んでいない。
ま、リズムうんぬんよりも、そのうち慣れるだろうけどな。


 9(金) 136

〔そんな待ち受け〕

▼K氏の携帯を見ると、少々変わった待ち受けが見えた。
骸骨だろうか、人間の頭部の骨らしきものが見えるのだ。
オレは、思い切って聞いてみた。
「変わった待ち受けですね、なんですか、それ」
すると、思いも掛けない言葉が、K氏から発せられたのだ。
「僕のレントゲン写真です」
なるほど、どうりで、やけにシックな写真だと思ったぜ、って、レントゲン写真を待ち受けにすることはないじゃないか。
聞いたところによると、首が痛くてしょうがなかった先日、病院へ行った際、医師からもらったのだと言う。
その時、その医師はこう言ったと言うのだ。
「このレントゲン写真を待ち受けにして、姿勢を正しなさい」
どうやら、首の痛さの原因は姿勢の悪さにあるらしく、この写真を見る度に、姿勢を良くすることを思い出しなさいと言うことなのだそうだ。
なるほど、そう言うことかと感心したものの、そのマニアックな待ち受けを他人に見られる度に説明する煩わしさを考えると、とてもそんなものを待ち受けにする気なんか起きないよ。


 8(木) 

〔仲間意識〕

▼仕事場で、とあるオヤジと話をしていて、オレはあることに反応を示した。
その人は、こんなことを言ったのだ。
「これ、投げていいですか」
「投げる」である。
オレはそれを聞き、瞬時にピンときたのは言うまでもない。
「捨てる」を「投げる」と言うのは、明らかに北海道弁だからだ。
念のため聞いてみると、ビンゴであった。
砂川出身と言うではないか。
オレの出身地とは、お隣りさんだ。
それにしても、廻りに北海道出身者がなんと多いことか。
考えてみれば、うちの会社も北海道出身者は多い。
どの支店、営業所にも必ず一人はいるだろう。
しかも、美唄市出身が3人もいる。
これは、特筆すべきことなのではないか。
ともあれ、なぜか北海道出身と言うだけで強い仲間意識ができる。
あんなに広いのにな。


 7(水) 

〔終了である〕

▼朝、出がけに鼻血を出した。
オレは声を大にして、ここに宣言しようではないか。
「花粉シーズンは終了です」
何を言ってるんだ、と言うむきもあろう。
オレの鼻血は、花粉症の終わりを告げるサインなのだ。
いったいどう言う理由でそうなるのか、オレに聞いたって分かるわけないじゃないか。
ただ、毎年そうだと言う事実だけが、それを証明するのだ。

▼休み明けの初日は、一日眠たかったし、身体も重かった。
完全にリズムが崩れているからだろう。
早いとこ、調子を戻さなきゃな。

▼井岡一翔が3階級制覇に挑戦した今夜、相手に翻弄されるばかりで、まったく噛み合わないまま試合終了。
そして判定は、1対2で井岡の負け。
ついに初黒星を喫した。
やはり、パンチ力の違いが歴然としていたように思う。
ボクシングの1敗は非常に大きい1敗だが、25歳とまだ若い井岡。
再起を期待したい。


 6(火) 

〔売れない本〕

▼この1週間で家にあった古本を300冊ほど、ブックオフに持って行った。
使えるものは1冊10円ほどで引き取ってくれる。
変色していたり、破れていたりするものは売り物にならないようだが、それ以外にもこう言う本はダメなようだ。
「時代遅れ」
確かに、骨董的な本は価値があるだろうが、ここで言う時代遅れとは、今のこの時代に必要とされない本である。
それはいったいどんな本なんだ。
ダメだった本を見て見ると、だいたいが、ゲームの攻略本であり、そして、パソコン関係の解説書だ。
確かに今どき、「MS-DOS を覚えよう」は、ないよな。
覚えても、それを活用できる場がないのは、やはり無駄と言うことだ。
それにしても、ものの10分ほどで、それらを見極めるブックオフの店員はたいしたものだ。
きっと、並々ならぬ研修があるんだろうな。

▼さあ、明日からいよいよ仕事が始まる。
気を引き締めなくてはなるまい。
オレは、この場を借りて宣言したい。

「寝坊はしません」

たいした、宣言である。


 5(月) 135

〔軌道をを戻す〕

▼早朝の地震で目が覚め、家の無事を確認し、二度寝したら起床が昼だった。
取り立てて予定がないと、こんなものである。
この連休ですっかり怠け癖が付いてしまった。
これではいけないと、1週間振りに腕立てをした。
やっぱり鈍っている。
きっと、頭も鈍っているに違いない。
もともとだけど。
さあ、GWもついに明日で終わりだ。
そろそろ軌道を通常に戻さなければならない。
そう簡単にはいかないだろうけどな。


 4(日) 

〔見る一日〕

▼注目のボクシング世界タイトルマッチ、5階級制覇王者メイウェザーは、2階級制覇王者のマイダナと対戦し、辛くも2対0の判定勝ち。
メイウェザーらしいと言えばらしいが、見ている方としては、すっきりしない。
しかし、これがメイウェザー戦い方なのだ。
すなわち、メイウェザーの試合は、さばきの技術を見るのである。
それにしても、今日の試合は、もし、マイダナの方がスターだとすれば、マイダナに勝ちの判定が行ったのではと言われても仕方ない試合だった。
危ない場面はなかったものの、終始アグレッシブに攻めていたのは、マイダナの方だったからだ。
しかし、メイウェザーにはここで負けてもらっては困る。
是非とも、パッキャオと統一戦をやってもらいたいのだ。
勝ちは当然、パッキャオである。

▼天皇賞は、ダービー馬のキズナが圧倒的人気だったが、ダメだったし、対抗のゴールドシップもダメだった。かくして優勝は、昨年の覇者、フェノーメノだった。
そして、馬券もダメだった。

▼気を取り直して、映画を見に行った。
アメイジングスパイダーマン2。
3Dはどうも、見ていて疲れるのか、ところどころの記憶がないのは、たぶん寝ていたからだろう。
それでも、面白かったと感じるところが、アクションヒーローものの良いところだ。


 3(土) 

〔弘前決算〕

▼弘前旅行の決算をしてみた。

総走行距離:1、498km
ガソリン消費量:170リッター
ガソリン費:30、086円
ガソリン平均単価:177円/リッター
燃費:8.8km/リッター

と言う結果になった。
その他に高速料金があるが、ETCを使ったのでよく分かっていない。
たぶん、16、000円くらいだと思う。
それにしても、高速料金もそうだが、ガソリンが高いったらないな。
ハイオクなので、ただでさえ10円高いしな。
燃費は、リッター8.8キロと、このクルマにしては健闘したと思うが、ハイブリッド全盛のこのご時世では、やはり時代に逆行していると言われかねない。
いいんだよ、それでも。
それよりも何よりも、何のトラブルもなく快走できた喜びの方が大きいのだ。


 2(金) 

〔サクラを惜しむ〕

▼弘前のサクラを惜しみながら、今日はひたすら帰るのみ。
急ぐ旅でもないし、高速の深夜割引を使うための時間調整にしばらく下道で行くことにした。
クルマの絶対数は少ないし、渋滞もまったくないが、変わらぬ風景に飽きてきたので、しびれを切らし、十和田インターで高速に乗った。
実に良い天気。高速を快走するには打ってつけだ。
しかしながら、あまりにも順調過ぎて、思いのほか時間が余ってしまった。普通ならば喜ぶところなのだろうが、今回はちょっと事情が違う。
と、言うことで、那須高原SAでしばし仮眠。時間調整をし、0時過ぎに東北自動車道終点の川口を通過。
首都高が渋滞とのことだったので湾岸廻りで、無事、1時過ぎに帰還。
渋滞の苦難に遭うこともなく、非常にラッキーだった。
かくして、計1500キロのドライブは長い様で、あっと言う間に終わったのだった。


 1(木) 

〔弘前城へ〕

▼昨晩、ふと思い立ち、クルマを北へ向けた。
何を思い立ったかと言えば、桜であり、城である。
と言えば、青森の弘前だろう。
弘前城の改修のため、向こう10年は城と桜の組み合わせが見られないと言うではないか。
こうなったら見に行くしかないだろう。

出発のとき降り始めた雨は、東北道を行くに連れ、さらに激しさを増し、到着の朝6時になっても降り止まない。
取りあえず、駐車場にクルマを入れ、そして寝た。
どのくらい寝ただろう。やけに暑いなあ、と思って目が覚めると、すっかり雨は止んでおり、目にも眩しい日差しが顔を直撃していた。

弘前城公園の中へ入る。
桜は散り始めていたが、時折吹く風で舞い落ちる花吹雪がなんとも言えず綺麗だし、お堀の水面は、まるで桜の絨毯の様に花びらで覆い尽くされている。
今だからこそ見れる風景だ。

弘前城の天守へ。
ここに来たのはいったいいつ以来だろうか。
あれは確か、中学校の修学旅行だったのではないか。
こんなに小さかったかなあ、と思いながら、城の中に入る。
最上階から見える岩木山が実に雄大だった。

これが本当に今年最後の桜見物である。
思い切って来て良かったと、眠い目を擦りながら思うのだった。



byクムラ〜




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