◆腕立て日記◆

千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を錬とする。

体力維持か、単なる意地か、長年続けている腕立て伏せ。
ややもすると怠け気味になってくる今日この頃。
自分自身への叱咤も含め、ここに記す。

|めっせ〜じ| 

/30:されど傘 /29:カスタマイズに勤しむ /28:いつの間にか大量である /27:徹夜の設定 /26:予期せぬ休日 /25:当てる技 /24:自信のスペル /23:明と暗 /22:依存している /21:場所が場所だけに /20:網の目をかいくぐる /19:そんな麺 /18:クルマで揺れる /17:平穏である /16:半袖の季節 /15:東京の北へ /14:カレーのために /13:色々と見る休日 /12:桜を追う /11:いまだにマスク /10:1番である /9:サポート終了 /8:ランチ事情 /7:江ノ島で充電 /6:割引縮小は痛い /5:桜を堪能 /4:覚悟して臨む /3:寝ぼけて痛い /2:忍耐の日々 /1:新年度である/

<2014年 4月>

     ◆腕立伏◆スクワ◆背筋◆腹筋

30(水) 

〔されど傘〕

▼朝から雨。
昼は傘を差して近くのひなびたソバ屋に入った。
店内に入ると、客はひとり。
こないだ来たときは、そこそこ入っていたのに、世間はすでにゴールデンウイークモードなのか、と思いながら、天丼もりそばセットを注文して待っていると、まもなく、大学の野球部や郵便局員らしき人が次々と入ってきた。
引き続き、ボーっとして待っていると、突然、困ったことに気が付いた。
傘である。
傘立てに立っている傘を見ると、全部が全部、ビニール傘ってことはないじゃないか。
ビニール傘については、いまさら申し述べるほどのことでもなく、ほとんどみな同じことになっており、違っていることと言えば、持ち手が白か黒かくらいのものであり、そもそもオレ自身、自分が差して来た傘を覚えていないのではないか。
迂闊だったなあ。
必死に思い出そうとするが、いくら考えても思い出せない。
そうこうしているうちに天丼もりそばセットが運ばれてきた。
食べてるうちに、少しずつ客は帰って行くだろうと思ったが、オレが食べ終わっても、誰も席を立とうとしない。
「いつまで呑気に食べてるんだ、まったく」と、いくら心の雄叫びを上げても始まらない。
そうだ、きっと皆、自分の傘なんか覚えてないに違いない。
オレはそう信じ、精算し、そしてこれがオレの傘だと言わんばかりに、躊躇なく適当な傘を持って店を出た。
ふと傘を見ると、オレは驚愕せずにいられなかった。ボロボロなのである。
骨は折れてるし、ビニールも変色している。
いくらなんでも、こんな傘を持って来た覚えはないぞ。
憤然とした思いで、オレは再び店に入り、傘立てから慎重にビニール傘を選び、なに食わぬ顔で店を出たのだった。
100円の傘で、この力の入れ具合。オレもたいしたものだ。


29(火) 

〔カスタマイズに勤しむ〕

▼今日もスマホの設定、格好良く言えば、カスタマイズに勤しんだ。
夢中になると、寝食を惜しんでやってしまうのが困りものである。
残念なのは、ラジオ聴取アプリ Raziko が全国の放送を聴けなくなってしまったことだ。
たまに、北海道や名古屋の放送を聴いて懐かしんでいたのにな。
どうやら、親アプリである、radiko が全国エリアサービスを有料で始めるかららしい。
ま、他にも手だてはあるだろう。
そんな様なことを、ああでもない、こうでもないとやっていると、あっと言う間に時間は経ってしまうのだ。


28(月) 132

〔いつの間にか大量である〕

▼このところ納戸の整理をしている。
中でもかなりのスペースを占有しているのが本である。
それでも、名古屋から越してくるときにかなりの本を処分したんだけどなあ。
あの時は時間がなくて、結局、古本屋へも持って行けず、1500冊以上の本をゴミの日に出したのだった。
あれはハードだった。
4階のマンションを本を担いで40往復はしたな。
そんな思い出話は置いといて、大量の納戸の本をブックオフへと持って行くため、物色していると、あるジャンルの本が呆れるほど出てきたのである。
「馬券本」
つまり、馬券を的中させるための、ノウハウ本だ。
それがもう、出るわ出るわ、かるく、4、50冊はあるのではないか。
いつの間に買ったんだろうな、こんなに。
しかも、ご丁寧に、あちこちにアンダーラインまで引いてある。
なんて勉強熱心なんだ。
しかしながら、その甲斐があったかと言えば、結果を見ると明らかだ。
むしろ、これらの購入代金を馬券資金に注ぎ込んだ方が良かったんじゃないか。
何を言ってるんだ。
オレは後悔していない。
いつか実を結ぶ時が来ると信じて、オレはまた買ってしまうんだろう、馬券本を。


27(日) 

〔徹夜の設定〕

▼昨晩は、機種変したスマホの設定を必死にやっていたが、気が付いたらいつの間にか、外が明るくなっていた。
つまり、徹夜である。
なにしろ、元の環境に戻すのに手間が掛かってしょうがないのだ。
この辺は、iPhone が便利なところなのだろうな。
一発で元の環境に戻せるらしいからな。
それでも、設定が進むに連れ、少しずつ成長して行く様でなんだか楽しいのだった。

▼UFCで久しぶりに五味隆典の登場。
PRIDEライト級王者だったかつてのあの強さはすでにないが、なんとか判定勝ちを納めた。
五味ももう35歳なんだなあ。
それでも、いまだに「火の玉ボーイ」だ。
だってそうだろう。
いくら歳取ったからと言って、「火の玉オヤジ」はないじゃないか。
「火の玉オヤジ」
なんだか、とてつもなく危ない凄みを感じるから不思議だ。


26(土) 

〔予期せぬ休日〕

▼何かと予期せぬ休日となった。
星乃珈琲へモーニングを食べに行こうと愛車で向かう途中、いきなりエアコンが効かなくなった。
すわ、またコンプレッサーが逝ってしまったか。
だとしたら、痛い出費だ。
すぐに日産へ連絡し、夕方、参上した。
調べてもらったら、原因はコンプレッサーではなく、ガス漏れとのこと。
最悪の事態は免れたが、こないだガスの補充をしたばかりだと言うのに、どうしたことだ。
ディーラーでもどこから漏れているか分からないとのことだったが、蛍光色の液体を入れ、後日、調べてもらうことにした。

そんな折り、今度はスマホの調子が悪くなった。
掛かってきた電話に出ようと思ったら、いきなり再起動。
それからちっとも立ち上がらない。
この症状は少し前からあったが、騙し騙し使っていた。
しかし、今日という今日は我慢できなく、ディーラーから今度は docomo へと直行。
3年近く使っていたスマホに別れを告げ、機種変と相成ったのだった。

そんな予期せぬことが立て続けに起こった休日であった。


25(金) 

〔当てる技〕

▼いまの仕事は、ひとつの事務所に他業者が一緒になってやっている。
みな、ここで初めて会った人ばかりだ。
その中の一人と話をしていると、どうしても確認したくなったことがあった。
オレは意を決し、その人に聞いてみたのだ。
「もしかして、北海道の人?」
すると、その人は驚いたような顔でこう答えたのだ。
「そうだけど、なんで知ってるの?」
知ってるも何も、そのしゃべり方は明らかに道産子のしゃべりだ。
具体的に、どんな風かは説明できないが、なんとなく分かっちゃうんだよなあ。
これまでにも、的中例は何度となくある。
しかしながら、北海道の中にいたのでは、けっして分からないだろう。
なぜなら、それが普通と思っているし、自分もそうだからだ。
外に出て、初めてなせる技なのである。
因みにその人は、函館の人だった。
しばし、北海道談義に花が咲いたのだった。


24(木) 128 

〔自信のスペル〕

▼近頃、高校入試の問題が、ただごとでないことになっているらしい。
どこの学校か知らないが、こんな問題が出たのだと言う。
「知っている英単語を3つ書きなさい。カタカナでも構いません」
いくら英語がダメなオレでも、こんな問題が出たら、こう言わずにはいられないだろう。
「これって、サービス問題?」
そう思うのも無理はない。
だってそうだろう。
どんな単語でも良いのだ。YESでもNOでもだ。
いや、もしかしたら単語によって、獲得点が違うのかも知れない。
こうなったらオレはこれを出すしかあるまい。
オレには、自信を持って書ける単語があるのだ。
それは、これである。
「NAVIGATION」
そう、ナビゲーションだ。
スペルを数えて見よう。なんと10もあるではないか。
並みの記憶力ではとうてい覚えられるものではないだろう。
しかし、オレは、この単語をいとも簡単に書くことができる。
それには秘密があるのだ。
その、取って置きの覚え方をここに明かそうではないか。
「歌で覚えました」
そんなことだろうと思ったよ。
その歌とは、B'zの「LADY NAVIGATION」と言う曲であり、歌詞の中に、「N・A・V・I・G・A・T・I・O・N」とスペルをひとつひとつ歌う部分があるのだ。
よって、この歌を覚えれば、自然に「NAVIGATION」は身に付くし、この歌を歌うことで簡単に筆記することができるようになるのだ。
ただひとつ問題は、この歌詞の部分が最後まで来ないと出てこないことだ。
したがって、ひとしきり歌ってやっと「NAVIGATION」は出てくる。
ああ、なんて歯痒いんだ。
それもこれも、「NAVIGATION」のためだ。
背に腹は替えられまい。
その時のためにも、歌は絶対に忘れてはならない。
忘れたら最後、永遠に「NAVIGATION」は出てこない。
だからなんだ。


23(水) 

〔明と暗〕

▼帰宅するや否や、ボクシング中継を見る。
すでに、長谷川穂積の試合は始まっているが、見るからに劣勢が受け取れる。
長谷川は好きな選手なので、是非とも復活を遂げて欲しいと願ったが、残念ながらKO負け。
長谷川に取って、世界の壁はとてつもなく高いものとなってしまったようだ。
それでも、かつて世界タイトルを10度も防衛した実績は、まさにレジェンドを呼べるものであり、もう胸を張って引退しても良いと思う。
日本ボクシング界の最高レジェンドは、具志堅用高であると、オレは思っているが、間違っても、ああいうレジェンドにはならない様、注意して頂きたいと思う。
あれはあれで面白いけどさ。

いっぽう、メインである山中慎介の世界戦は、見事にKO勝ち。
神の左と呼ばれる左ストレートで、挑戦者の土手っ腹を打ち砕いた。
6度目の防衛を果たした山中の時代は、まだしばらく続きそうである。
そんな、明と暗がくっきりと現れたボクシング中継なのだった。
勝負の世界は厳しい。


22(火)         60 100

〔依存している〕

▼このところ、一日中パソコンとにらめっこしている毎日で、非常に目がしょぼしょぼしている。
ただ、にらめっこしているわけではない。
当たり前だ。
一日、意味もなく、じっとパソコンを睨んだ挙げ句、ああ疲れた、はないじゃないか。
エクセル、ワードの書類作成にCADによる図面作成と、一応、ちゃんと仕事をしているのである。
そして、帰宅してホッと一息着くや否や、パソコンで日記書きかよ。
完全に依存しているのだ、パソコンに。
思えば、こんな生活を15年も続けているのだった。


21(月) 126

〔場所が場所だけに〕

▼朝から雨。
一日降った。
久しぶりの雨だが、やはり気分的にイヤなものだ。
しかし、花粉はすっかり大人しくなっている。
鼻のむずむず感がないのだ。
そろそろ花粉も打ち止めか。
思わず、期待してしまう。

▼F氏から久しぶりに連絡が来た。
飲み会の誘いだった。
やっぱりか。
しかしながら、今いる場所が場所だけに、無理だと断った。
しかし、なかなか諦めない。
最後は、いつでも良いから連絡をくれ、と言う。
何度も言うが、場所が場所だけにしばらくは無理なのだ。
オレは心を鬼にして言った。
申し訳ないが、他をあたってくれ。
「・・・・」
返事がないと思ったら、すでに切れていた。


20(日) 

〔網の目をかいくぐる〕

▼皐月賞は、2番人気のイスラボニータが優勝。
この馬が過去に負けた相手は、先週桜花賞を勝ったハープスターだけと言うから、如何にハープスターが凄いかってことになる。
かく言うオレの馬券は、撃沈。
やっぱりな。
これだけ外れると、それもまた如何に凄いか、ってことにもなる。
まるで、網の目をかいくぐるかのように外れるのだ。
見事と言うしかないだろう。
自信はあったんだけどなあ。
それはいつものことである。
ま、こんなことでいちいち悔いていては、競馬なんかできるわけがない。
取りあえず、平然を装うしかないのだ。
人はそれを、やせ我慢、と言う。

G1は来週1週休み。
頭を冷やすにはちょうどいい休みだ。
あまり関係ないと思うけど。


19(土) 

〔そんな麺〕

▼取り立てて計画もない今日の休日は、ゆっくり起床、そして午後、ゆったりと愛車の洗車へ行く。
どこへ行くでもないが、クルマが汚いのは許せないのだ。
さっぱりしたところで、腹ごしらえに近くの王将へ。
中途半端な時間にも関わらず、やっぱり混んでいる。
そう言えば、王将の社長殺人事件はその後どうなったのかな。
あれからなおいっそう混む様になったように感じる。
皮肉なものだ。
そんなことを考えながら、サンマーメンを注文した。
かつて、一度だけ食べたことがあっただろうか。
確か、神奈川の名物だったはず。
サンマーメンと言っても、別にサンマの入った麺ではなく、はっきり言って、ラーメンなのだが、スープにとろみがあるため、熱いったらない。
大量のもやしに悪戦苦闘し、なかなか肝心の麺に辿り着かないじゃないか。
サンマーメンとは、そう言う食べ物である。

▼さあ、明日は皐月賞である。
このところ惨敗続き、そろそろ会心の的中といきたいところだ。


18(金)         60 100

〔クルマで揺れる〕

▼朝から予報通りの雨。
そのためか、国道16号はひどい渋滞。
そんな中、クルマが揺れた。
橋の上や高速道路ならけっこう揺れたりするが、ここは普通の国道である。
見たところ、超人ハルクがクルマを揺すってるわけでもなさそうだ。
するってえと、残された原因はひとつしかない。
地震である。
クルマの中でも分かるくらいなので、けっこう大きいかな、と思ったが、ラジオに寄ると、震度3と言うことでそれほどでもなかった。
ひとまず一安心だが、渋滞は相変わらずだ。
結局、仕事場まで2時間しっかり掛かった。
今日は午後から定例打合せ。
いつも長くてげんなりするイベントだ。
覚悟していたが、思いのほか短時間で終了し、少々気が抜けた。
こうして今週も無事終わった。
休みの前日の夜がもっとも安堵感につつまれ、端的に言えば、ホッとしてグーなのだった。


17(木) 124

〔平穏である〕

▼忙しいながらも特に事件もトラブルも厄介事もなく、平穏無事に過ごす今日この頃。
平穏であるが、面白いこともなく、このままだらだら流れる毎日もなんだかつまらない。
取りあえず、ゴールデン週間のことでも考えて、楽しい気分になろうじゃないか。

▼韓国のフェリー沈没は、とんでもない事故となっている。
これだけの犠牲者は、あのタイタニック号以来なのではないか。
話が飛んで申し訳ないが、タイタニックと言えば、デカプリオである。
こないだ、デカプリオの「華麗なるギャツビー」を見たが、思いのほか良かった。
派手さと優雅さの中になんとも言えない悲哀が感じられるのだ。
いつかは、こんな哀愁の漂う男になりたいものだ。
無理だけど。


16(水) RUN5km 27:12 

〔半袖の季節〕

▼帰りが少し遅くなってしまったが、このところ滞り気味になっているので、意を決し、走った。
すでに、半袖で十分な気温になっている。
河川敷を通る風が心地良いし、目の前の満月が眩しい。
汗だくになって戻ってくるや否や、鼻がむずむずし始めた。
ハックショイ!
誰だ、オレの噂をしてる奴は。
ヘックション!
だから、誰だって言うんだ、噂の主は。
ヒックション!コンチクショー!
これは、もしかしたら、花粉のせいではないか。
何を今さら言ってるんだ。
気持ちの良い風と共に、花粉をおもっきり浴びながら走って来たようだ。
まだまだ試練は続くのだった。


15(火)         60 100

〔東京の北へ〕

▼今日からいよいよ本格的に、新しいプロジェクトのための事務所入りをした。
場所は、武蔵村山市と言う東京の北端に位置するところであり、もう少し北へ上れば、西武球場がある。つまり、すぐそこは埼玉県である。
距離的にはそれほどでもないのだが、なにしろ高速道路がないので、時間はしっかり掛かる。
しかしながら、最短距離を走るよりも、少し大回りして16号バイパスを使った方が早いと言うことが、本日判明した。
その意味は大きい。
毎日のことだからな。

初日からなかなか忙しかった。しかし、疲れはそれほどない。
まだ始まったばかりだ。
さあ、崎陽軒のシウマイ弁当でも食べて、明日からまた頑張ろう。
ひと月に一度は、崎陽軒のシウマイを食べずにはいられないのだ。
見ると、ふたに60周年のロゴ。
歴史の重みを感じるのだった。


14(月) 174

〔カレーのために〕

▼ときどき食べたくなる鎌倉のカレーを食べに行った。
海岸沿いにあってロケーションも良く、いつも混んでいる店だが、平日だからまず大丈夫だろう。そう思って行ったが、しっかり混んでいた。
普通ならさくっと諦めるところだが、せっかくここまで来たのだ。
40分ほど辛抱し、目出度く、シーフードミックスカレーにありつくことができた。
カレーにしては、1700円とけっこうな値段だが、たまにはココイチ以外のカレーも食べたいからな。
なにしろ、このためだけに鎌倉を往復したのだった。


13(日) 

〔色々と見る休日〕

▼ボクシングを見る。
注目の一戦は、パッキャオが辛うじて判定勝ちを納め、チャンピオンを取り戻したものの、すでに全盛期は過ぎた感をまざまざと見せ付けられ、残念な気分になった。

▼桜花賞は、断然の一番人気、ハープスターが優勝。
最後の直線、最後方のあの位置から差し切っちゃうのだから、まさに怪物である。
今年の主役は、決まったな。
ここは是非とも、ダービーに出走して欲しいと思う。
肝心の馬券の方は、この際、聞かないでくれと、声を大にして言いたい。

▼本屋へ行く。
先立って発表になった本屋大賞を受賞した、「村上海賊の娘」上下巻を購入。
読んで見ようと思う。
ふと気になったことがあった。
本を良く見てみると、上巻は2刷なのに対し、下巻は10刷なのだ。
いったいどう言うことなんだ。
反対ならまだ分かる。
上巻で読むのを諦めたと思うからだ。
しかし、いまここにある本は、その逆なのだ。
と言うことはつまり、こう言うことなのではないか。
下巻の方が面白い。
そんなことあるかよ。
こんなどうでも良いことを考えてないで、さっさと読め、と自分自身を戒めたい。


12(土) 

〔桜を追う〕

▼桜が散ってしまって、もうずいぶん経ってしまった様な気がするが、まだ先週の話である。
今頃、どの辺で咲いているのだろう。
そこで、東北道を北へと向かった。
まるで、桜前線を追うようにだ。
栃木に入った辺りから桜がちらほら見え始めた。
しかし、それが咲き始めなのか、それとも散り始めなのかは良く分からない。
走るに連れ次第に桜の咲きっぷりが良くなってきた。
そして、那須で降りた。
ここから少し行ったところに黒磯公園がある。
そこへ向かった。
花見客でよほど混んでいるかと思いきや、クルマは余裕で停められた。
そして桜は…
咲いてるよ、咲いてる。
満開の少し前、九分咲きと言ったところか。
いやあ、やっぱりいいねえ、桜は。
再び、桜を満喫できるとはな。
まるで時間を巻き戻したようだ。
2時間掛けて来た甲斐があったと言うものである。
それにしても解せないのは、花見客の少なさである。
ブルーシートを広げて宴会をしている人は、数えるほどしかいないのだ。
これはいったいどう言うことなのか。
これが、風習の違いなのかも知れない。


11(金)         60 100

〔いまだにマスク〕

▼オレは、覆面レスラーではないが、いまだに外出時にはマスクをしている。
花粉情報が発信されている限りは安心できないからだ。
今はどうやらヒノキ花粉がひらひらと舞っているらしい。
しかしながら、それほど症状がひどくなっていないのは、ひとえに、毎日欠かさず摂っている、ビヒダスヨーグルトとバナナ、それと、納豆のお陰なのではないか。
あれ? 納豆は花粉症に効果あったんだっけ?
真偽のほどは定かではないが、信じるものは救われると言うこともあるし、ここはひとつ、花粉症撲滅三種の神器として公認してもいいのではないか。
オレの公認かよ。
ともあれ、もう少しの辛抱である。


10(木) 172

〔1番である〕

▼このところ、朝の高速道路は極めて空いており、そのせいで連日、出社一番乗りを果たしている。
かと言って、特に賞品があるわけでもないし、何が得と言うわけでもない。
7時を少し過ぎたばかりでも、机に向かってしまえば、結局、仕事を始めてしまうので、逆に損な感じがしないでもない。
何を言ってるんだ。
仕事がはかどるんだからいいじゃないか。
危なく、マイナス思考をしてしまうところだった。
とにかく、何事も一番は気持ちの良いものなのである。


 9(水)         60 100

〔サポート終了〕

▼WindowsXP が本日でサポートを終了するらしい。
いままでサポートしてくれたのに、それがなくなってしまうと、俄然心細くなる人は多いのではないか。
人は口々に言うのだ。
あ〜あ、見放されちゃったよお…
それほど逼迫感がない。
我が社はどうなのかと言うと、どうやらそのままXPを使い続けるとのことだ。
確かに、OS全部入れ替えてたら、金掛かるもんなあ。
とにかく、十分注意して使用してくれと言う。
なんだか漠然としてるのである。

そんな折り、向かいに座っているY田のパソコンから妙な音がしている。
どんな妙な音かと言うと、なんて言いましょうか。
ブ〜ン、ブ〜ンと言う、その音は、まるで、飛行機じゃないか。
その音は次第にけたたましくなり、そんなパソコンで作業をしているY田が、なんだか不憫に見えるから不思議だ。
おいおい、だいじょぶかよお。
オレは心配して言うと、Y田はこう言った。
こいつは、頑張ってるんですよ。
そう思うのは構わないが、その症状は、ハードディスクがお亡くなりになる直前の症状に他ならない。
オレは、そうなる前に、データのバックアップを取ることを進めた。
XPが、どうのこうの言ってる場合じゃないのだ。


 8(火) 170

〔ランチ事情〕

▼終日会社にいると、昼は麻布十番界隈でランチとなる。
ランチと言うと、なんだかお洒落だが、端的に言えば昼飯である。
だがしかし、ここはひとつオレの顔を立てて、ランチと言ってくれまいか。
勝手に言うけど。
今日は、昼から焼肉ランチだ。
この辺のランチ事情としては、予算はだいたい1000円が相場である。
しかし、例の増税で、こないだまで1000円だったランチが、1050円に値上がりしていた。
おいおい、3パーセント以上上がってるじゃないか。
しかし、文句を言う奴はいない。
イヤなら、ここで食べなければいいだけの話だ。
この辺の界隈は、そういうところなのである。


 7(月) 

〔江ノ島で充電〕

▼振替休日を取ったが、ボーっとしていてもしょうがないので、江ノ島へとクルマを走らせた。
天気良し。
平日だと言うのにけっこうな人だ。
店ののぼりに「生しらす」の文字を確認。
となれば、食べねばなるまい。
それと、少し時期的に早い様な気もするが、岩ガキがあると言うので注文した。
しかし、1個1600円とやけに高い。
昨年、東金で食べた岩ガキはこのくらいの値段で4個くらい食べられた。
また行かなくちゃと思う。
ともあれ、どんぶりで食べる生しらすはやっぱり旨かった。
しらすは生に限るな。

江ノ島神社へと続く土産物売場を少し見て廻ったあと、新江ノ島水族館へ行った。
考えてみれば、水族館はかなり久し振りである。
まだ春休みなのか、子ども連れがやけに多い。
この水族館は開館してまだ10年とのこと。
施設もまだ新しい。
どうやら、クラゲに力を入れているらしいが、アシカとイルカのショーもしっかり楽しめた。
やはり水族館は癒しの空間として格好の場所だ。
これにて充電完了。
明日からまた頑張れる。


 6(日) 

〔割引縮小は痛い〕

▼今日のこの雨で、桜は5割方散ってしまったようだ。
これにて、今年の花見シーズンは終了である。
これから先、花見がしたければ、北へ北へと行かねばならない。
暇があれば、桜の追っかけでもしたいものだ。

▼消費税が上がってから1週間ほどが経った。
それによって様々な影響が出ているようだが、ガソリンも然り、5円値上がりした。
これは、温暖化対策税とか言うのと併せて消費税のアップ以上の値上がりとなっている。
いつの間に決めたんだよ、温暖化対策税なんて。
それはまあ、千歩譲ってよしとしよう。
千歩まで譲ってしまいました。
しかし、それ以上に深刻なのは、高速料金だ。
通常の高速料金が3%アップするのはまあしょうがない、だがしかし、ETCの割引が大幅に縮小されると言うではないか。
これは一大事だ。
この割引による恩恵はかなり大きかったからだ。
割引がなくなることによって、高速道路を利用するクルマが減るのなら、まだいいだろう。渋滞がなくなるからな。
だかしかし、みな我慢して高速を使うに決まっている。
渋滞はするわ、高速料金は高いわ、これはもう、踏んだり蹴ったりなのではないか。
まったくもって、こんなけしからん制度を勝手に決めるなと言いたい。
誰も反対しなかったから決まったんだろうけど。
ああ、情けない。
これじゃ、消費増税のどさくさに紛れて、国が便乗値上げしてるのと同じなんじゃないの?
ともあれ、今後、クルマでの旅も、なかなか厳しいものとなりそうだ。


 5(土) 

〔桜を堪能〕

▼今日は桜を見ようと言うことで、近場のつるま公園へ行ってみた。
名古屋にも鶴舞公園はあるが、ここは名古屋ではないし、はっきり言って、名古屋の鶴舞公園の方が立派である。そもそもここは鶴舞ではなく、鶴間だけど。
それはともかく、今日は、時折、雨が降ったり、太陽が出たりの変な天候だったためか、人はそれほど混んでいない。
それでも、ブルーシートを敷いて花見に興じる人はけっこういる。
今週を逃すと来週はないからな。
ここの桜は全体的に木の背が高く、それほど豪華絢爛さが感じられない。
しかし、ときどき風が吹くと、いい感じで桜吹雪となる。
これはこれで味があっていいものだ。

▼米軍基地のある海軍道路を走ってみた。
ここの桜並木は見事である。
まるでトンネルの様に何キロにも渡って、桜が道路に覆い被さっているのだ。
当然、渋滞であるが、これが実にいい花見となる。
行きも帰りも、喜んでこの渋滞の中に突入し、桜を堪能したのだった。


 4(金)         60 100

〔覚悟して臨む〕

▼朝の高速はこのところすっかり空いていて、家をいつも通り6時半に出ても、六本木の会社に7時10分には着いてしまう。
先週のあの大混雑は、いったい何だったのか。
あの時は年度末だったし、今は気持ち新たに新年度なのだ。

▼午後から次の仕事の定例打合せのため、現地に向かう。
先週は、あまりにも長い打合せだったため、上司の送別会にしっかり遅刻してしまった、あの打合せである。
そして今日の打合せは、やっぱり長かった。
先週よりもさらに長く、終わった時にはすでに19時を過ぎていた。
その原因は、あまりにも登場人物が多いからに他ならない。
めいめいが勝手な発言をするものだから、その度に進行は停滞する。
もうちょっと簡潔にできないものか。
ともあれ、これが毎週続くと思うと、うんざりするのだった。
そして、ここに本格的に詰めるのは14日からだ。
それまでに準備を万全とし、あとは覚悟して臨むばかりだ。


 3(木) 166

〔寝ぼけて痛い〕

▼誰しも寝ぼけることはあるのではないか。
今朝、オレは寝ぼけた。とても痛い寝ぼけだった。
そのときオレは夢を見ていた。
非常に不快な夢だ。
3人の見知らぬ悪ガキがオレの愛車に土足で登っているのだ。
こんなけしからんことがあるだろうか。
よほど頭に来たのだろう。
オレは脱兎の如く駆け寄り、悪ガキ目がけて一閃、得意の左回し蹴りを放ったのだ。
しかし残念ながら、オレの蹴りは悪ガキの頭上の空を切った。
その瞬間、オレの足に激痛が走ったのだ。
すっかり夢から覚め、足のつま先を抑えて悶絶するオレ。
どうやら本棚をおもっきり蹴っ飛ばしたらしい。
これが典型的な痛い寝ぼけである。
こんなことが年に何回かあるから困る。

▼朝から雨。
せっかくの桜が散ってしまいそうである。
せめて、今週末まではもって欲しいと思っていたのだが…


 2(水)         60 100

〔忍耐の日々〕

▼静かな事務所で一日仕事をするのはなかなか辛いものがある。
まず、眠さだ。
その静けさとほんのり暖かい室温が、眠気を誘うのにベストな条件となっているのだ。
座りっぱなしなのもいけない。
かと言って、無意味に会社をうろつく分けにもいかないだろう。
だから、ひらすら机に向かってパソコンを打つのだ。
そして時折襲う睡魔。その繰り返しだ。
なんだこの平穏な日常は。
こんなことでいいのか。
やはり刺激がなければダメだ。
早く、この場所から出て、羽ばたかなくてはいけない。
次の仕事が本格的に始まるのは、21日から。
その時まで、まだしばらくは忍耐強く、我慢の日々である。

▼チリででかい地震があったらしい。
ここ数日は用心した方がいいだろう。
なぜか地震は連動するからだ。
と言っても、何も準備はしていない。
取りあえず、心の準備はしておこうと思う。


 1(火) RUN5km 30:10 

〔新年度である〕

▼新年度が始まった。
朝8時より本社で始礼。
社長より、永年勤続の賞状を代表で受け取る。
つまづかなくて良かったよ。
景品として、旅行券をもらった。
どうやら、1年以内に使わなくてはならないらしく、旅行の計画書を出すようにとのこと。
これじゃ、金券ショップに持っていけないじゃないか。
そもそも、永年勤続休暇は旅行に行くことが義務なのか。
家で、だらーっとしてたっていいのではないか。
ともあれ、会社は休めと言うことなのだから、遠慮なく休ませてもらうことにしよう。
いつになるか分からないけど。



byクムラ〜




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