千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を錬とする。
体力維持か、単なる意地か、長年続けている腕立て伏せ。
ややもすると怠け気味になってくる今日この頃。
自分自身への叱咤も含め、ここに記す。
/31:満開 /30:増税直前 /29:幸せなスタイル /28:いきなりお開き /27:いきなりみっちり書類 /26:次の仕事 /25:群馬へ /24:通行止め解除 /23:車中は冷房 /22:ついに飲む /21:ないと困る道 /20:完全たる同郷 /19:疲れる日 /18:さっそくカーナビ /17:思い掛けずもらう /16:駆け込みである /15:ロボコップを観賞する /14:ドライブ、そしてアクシデント /13:一区切り /12:レストアはどうなった /11:3年経った /10:次が決まる /9:二度寝の幸せ /8:ポップコーンを求めて /7:診断の結果 /6:撤去する /5:歯に違和感 /4:思い込む /3:叶った者、叶わなかった者 /2:床屋でのひととき /1:気楽な土曜/
<2014年 3月> ◆腕立伏◆スクワ◆背筋◆腹筋 31(月) 164 〔満開〕 ▼年度末も一段落付いたのだろうか、朝の高速は先週に比べ格段に空いている。 そのため、7時半前には会社に着いてしまった。 こんなに早く、いったいどうすればいいんだ。 見ると、六本木ヒルズの桜が思いのほか満開だったので、しばし早朝の桜見物。 気分も晴れやかになる。 しかし、晴れやかなのはこの時だけで、終日、社内で息の詰まる業務。 しかも、この陽気で時折睡魔に襲われる始末だ。 なんて平和なんだ。 息の詰まる平和はあまり好きではないのである。 30(日) 〔増税直前〕 ▼午後、外に出ると、まるで嵐のような天候。 行く先々で傘をひっくり返している人を見掛けるし、そこかしこに壊れた傘が道路に置いてある。 おいおい、いくらダメになった傘だからって、そこら辺に捨てるなよ、と言いたい。 こんな日は、傘よりもカッパに限るのかも知れない。 しかしながら、カッパを来たままスーパーに入る分けにもいかないし、脱ぎ着するのも面倒だ。非常に難しい問題である。 こんなときは申しわけないが、やはりクルマが有り難い。 買い出しにスーパーへ。 いつもよりも混んでいるのはやはり、増税前の買いだめ客のせいかも知れない。 しかしながら、その辺の感覚に疎いオレにはまったく関係がない。 そもそも、商品の値段を気にする奴が、毎日、コンビニで買い物するわけがないのだ。 そして、もっとも不経済とも言える趣味の競馬も、やっぱり撃沈したのだった。 一番の節約は、競馬をやめることかも知れないな。 無理だけど。 明後日から消費税は、5パーセントから8パーセント。つまり、3パーセントのアップだ。 たかが3パーセント、されど3パーセントなのか。 29(土) 〔幸せなスタイル〕 ▼桜が一気に咲き始めた。 この分だと、4〜5日後には満開だろう。 ふと思う。 なぜ人は、桜を目にすると気分が高揚するのだろう。 桜の木の下をただ歩くだけで、なんだか幸せな気分になるのだ。 おもむろに桜を見上げ、口をポカーンと開け、ただボーっと見ている。気が付けば、無意識にお尻を掻いている。 そして、ひとこと言うのだ。 「オー ワンダフル!」 お尻を掻きながら、ワンダフルはないじゃないか。 なにしろ、端から見れば、ただのバカだが、実のところそれが幸せのスタイルなのだ。 さあ、これから少しの期間、おもっきり幸せな気分に浸ろうじゃないか。 28(金) 〔いきなりお開き〕 ▼次の物件の打合せのため、武蔵村山の客先の元へ営業と共に行ったのだった。 ところが、思いのほか時間が掛かってしまい、終わった頃にはすっかり日も暮れてしまっていた。 まずい、今日は大事な、上司の送別会だぞ。 慌てて会場に向かうも道路は渋滞しており、やっと到着するや否や、締めの挨拶ってことはないじゃないか。 まだろくに何も食べてないぞ。 遅れる方が悪いのである。 それでも何とか上司を見送ることができて良かったと思う次第である。 27(木) 〔いきなりみっちり書類〕 ▼午前中は、横浜方面を廻り、午後、本社に戻って、みっちりと書類作成。 まったく、暇な時間がない一日だった。 こんなときは、いっとき、世間とかけ離れた気分になる。 どんな大事件や大事故があっても、知らぬ存ぜぬ状態となるからだ。 ま、誰かが教えてくれるだろうけど。 やっと仕事が一区切り付いたのは、21時半過ぎ。 社内はすっかり静かだ。 会社を出て、いつもの様に高速を芝公園から乗る。 いきなり渋滞。 普通は空いてるはずのこの時間に、こんな渋滞はないじゃないか。 疲れが倍増する。 できれば、今日は早く帰って、早く寝たかった。 なぜならば、明日は花金であり、上司の送別会があるのだ。 せっかくなので、体調万全で送り出したい。 26(水) 〔次の仕事〕 ▼朝から本社出社。 夕方から次の仕事の1発目の打合せを関係者と行う。 いったいどんな物件なのか、このとき明らかとなった。 端的に言えば、なかなか書類が大変そうな物件である。 はっきり言って、オレは書類が好きではない。 そもそも好きな奴なんかいるのか。 それでもやらねばなるまい。 それが今回の使命だからだ。 となれば、ますますパソコンを駆使しなければならないだろう。 ふと思う。 パソコンがなかった時代のことを考えれば、有り難いことこの上ないのだ。 オレは書類は嫌いだが、パソコンは好きである。 25(火) 60 100 〔群馬へ〕 ▼朝から群馬に向かう。 早く出たつもりだったが渋滞がひどく、しっかり3時間以上掛かった。 現地には、若手Hと途中からこの仕事場にHの補助として来ているDがいる。 一時期は、やめるやめないと言っていたHも、終わりが近いせいか、すっかり落ち着いていた。 ただ、顔色はあまり良くない。 花粉症がひどいことになっているのだ。 Dも同様で、この裏に杉林があり、風の強い日などは、黄色い花粉が舞うのが目に見えるのだと言う。 それはたまらんわ。 その苦難も今月いっぱいで終わりだ。 ほんとにご苦労様でした、である。 群馬から会社への帰路もしっかり渋滞しており、なんだか今日は大半をクルマの運転で過ごした一日となった。 24(月) 162 〔通行止め解除〕 ▼通行止めとなっていた首都高速渋谷線は無事開通した。 普段、渋滞で散々文句を言ってるこの道路だが、これほど有り難いと思ったことはない。 午前中は足立区方面を廻り、午後は本社へ。 ふと、F氏から連絡が入る。 心なしか、声が沈んでいる。 どうしたのか聞くと、ぎっくり腰をやってしまったのだと言う。 なにしろ、ぎっくりである。 これはただ事ではない。 プリンターを降ろす際にやってしまった初めてのぎっくり腰は、それはもう痛くて、まったく歩くこともできなかったと言う。 今は、カイロプラティックのお陰でなんとか歩ける様になった様だが、痛さはまだ続いているらしい。 思うに、3日坊主で終わってしまったジョギングをそのままやり続けていれば、こんなことにはならなかったのではないか。 つくづく、人間は常に鍛えなければならないのだと、改めて思い知るのだった。 23(日) 〔車中は冷房〕 ▼すでに車中は冷房無しでは暑くてたまらない。 だがしかし、カーエアコンの吹き出し口から一向に冷たい風が出てこないではないか。 これはやはりおかしい。 エアコンの修理からまだ半年ほどしか経っていないのだ。 と言うことで、ディーラーへと参上したのだった。 駆け込み購入と言うことなのだろうか、ディーラーも非常に忙しそうだ。 こんな客は本来、あまり歓迎しないのかも知れない。 しかし、オレは困っているのだ。 その意志が伝わったのか、さくっと見てくれた。 原因は、エアコンガスの不足と言うことだった。 どこからか、少しずつ漏れている様なのだが、それがどこからかは分からない。 シーズン毎のガスの補充くらいで済めばいいか、と自分に納得させる。 エアコン修理からそれほど間が経っていないと言うことで、今回はサービスでやってもらった。 なんだか得した気分。 かくして、吹き出し口からは目出度く、冷た〜い風が出てくるようになった。 とたんに、この春の涼しい風の様に、清々しい気分になったのだった。 ▼帰り途中のコンビニの駐車場にクルマを停め、相撲中継を見た。 鶴竜が果たして優勝するかどうか、気になっていたのだった。 結果は、見事初優勝。 これで、横綱間違いなしである。 来場所から3横綱となるわけだが、困ったことに、全員モンゴル人だ。 まさか、こんなことになるとはなあ。 ま、薄々予感はしていたけど。 期待の遠藤は負け越し。 意外と伸び悩むかも知れないな。 こうなると、ますます外国人横綱の牙城は崩れないかも知れない。 日本人力士よ、もっとハングリーになれ。 オレは、ハングリーはゴメンだけど。 22(土) RUN5km 28:56 〔ついに飲む〕 ▼久しぶりに走った。 寒さ、そして花粉の飛散で無意識的に走ることから遠ざかってしまっていたようだ。 春分の日も過ぎた。 だったらそろそろ冬眠から覚めなければなるまい。 オレはクマか。 なにはともあれ走ろう。 境川の河川敷を通る風は、まだ冷たい。 しかし、走っているうちに身体は熱くなり、汗が噴き出し始める。 久しぶりに感じる心地よさだった。 ▼ついに、薬を飲んだ。 危ない薬ではない。 今年初の花粉症の薬である。 喉は乾くし、眠くなるし、できれば飲みたくないが、ヒノキ花粉が飛び始めたのだろう、そろそろ限界である。 今年もまた、マスク着用完全装備で桜を見るのだ。 そう言えば、来週末にはもう開花である。 21(金) 〔ないと困る道〕 ▼春分の日の休日出勤。 すこぶる天気が良い。 そそくさと仕事を終え、愛車の洗車に向かった。 さぞかし、洗車場は混んでるだろうと思いきや、意外と空いていた。 すっきりさっぱりと洗車を終えた途端、雨が降り出す。 こんな嫌がらせ誰が考えたんだ。 自然には叶わない。 ▼連休初日と言うこともあり、道路は、非常に混んでいる。 とりわけ、高速道路の混み様は、とんでもないことになっており、それもこれも原因は、昨日発生した首都高速渋谷線の火災事故なのではないか。 聞けば、復旧の目処は立っていないらしく、いつもこの道路を使っているオレは、来週からどうすればいいんだ。 困ったなあ、ほんと困った。 東名高速から流れたクルマはほとんどがこの道路を使うし、このオレも会社まで行くのに使っているのである。 朝は混んで仕方ない道路でも、なけりゃないで非常に困る。もしこの道路がなくなったら、とんでもない渋滞をあちこちに招くことは明かだ。 こうなったら、下道のルートを考えるしかないだろう。 しかし、高速道路なら単純な道程だが、下道となると複雑極まりない。 オレの単純な頭では手に負えない。 こんな時こそ、カーナビだ。 良かったよ、カーナビもらっといて。 20(木) 158 〔完全たる同郷〕 ▼まだ入社数年のK上が担当する物件の面倒をいっとき見て欲しいとの要請を受け、さっそく会いに行ったのだった。 入社数年とあって、端から見ていてもまだまだ隙だらけの感がある。 性格的には、癖もなく、如何にも好青年タイプなのだが、なにしろ、おっとりしており、これが仇となって、様々な失敗をやらかしている様なのだ。 実を言うと、K上は大学の後輩にあたるのだが、それどころか同郷だったりもする。 それどころか、北海道出身などと言う生やさしいものではなく、完全な同郷、つまり美唄出身なのだ。 しかしながら、悲しいかな、オレが美唄にいたときは、まだK上はこの世に存在していなかった。 どうりで、年を取るわけだぜ。 ともあれ、これは何としても、気合いを入れて鍛えなければなるまい。 間違えても、故郷に逃げ帰ることのないように。 19(水) 〔疲れる日〕 ▼なんだか僕は疲れたんだ。なんだかとても眠いんだ、パトラッシュ… そう告げたくなるほど、疲れた一日だった。 それは朝からだった。 まず、本社に出勤も、高速が大渋滞で2時間も掛かった。 日中は、都内、神奈川方面をぐるぐると、部署連中の問題物件を廻った。 とても大変な状況を目の当たりにし、これがなおいっそうの疲れを呼んだのかも知れない。 これくらいではなんら疲れない日もあれば、今日の様に疲労困憊となる日もある。 これが、バイオリズムなのか。 ともあれ、そんなわけだから、帰宅するともう頭は回転しない。 今日はもう、ねじを巻くことはよそう。 明日のために、充電を開始するのだ。 18(火) 60 100 〔さっそくカーナビ〕 ▼さっそく、使い慣れないカーナビを使ってみた。 小気味良く、音声で案内してくれるナビ。 まもなく、普段通ったことのない道を入った。 さすがカーナビである。 そのうち、次第に曲がりくねった道を通り始めた。 カーナビってのは、こんなにもマニアックな道を選ぶんだな。 オレは、思わず感心してしまう。 ふと、気が付くと、次第に道が狭くなり始めた。 クルマがやっと通れるくらいの道へと入って行く。 おいおい、これはかなり神経を使うぞ。 しかしなんだなあ、こんなにも大変なのか、カーナビのルートってのは。 そんなことを思いつつ走っていると、行き当たったところに、車止めのポールが立ってるじゃないか。 いくらなんでもこれじゃクルマが通れないぞ。 おかしいと思って、カーナビを確認したら、設定がこれだった。 「徒歩モード」 便利なのか、カーナビって。 17(月) 156 〔思い掛けずもらう〕 ▼朝からの本社出勤は久し振りである。 次の仕事について、上司Iさんより指示を受ける。 本格的に始まるまで、しばらくは、他物件のフォローに廻ることになる。 午後、さっそくIさんと共に、港区、足立区と2物件廻った。 この時、Iさんからラッキーな話をもらった。 会社のクルマに付いていたカーナビが余ったのでくれると言うのだ。 こんなラッキーな話があるだろうか。 あるかも知れない。 何はともあれ、これでオレのクルマにもようやくカーナビだ。 今日、会社への出勤がなければ、こんな話はなかっただろう。 こんなタイミングの良いことも、たまにはあるものだ。 16(日) 〔駆け込みである〕 ▼午前中は格闘技UFC観戦をし、午後、外に出た。 花粉がやばいくらいの暖かさ。 クルマの中は完全に冷房である。 少し、エアコンの効きが悪いと感じるが、気のせいだ、気のせいに違いない。 そう言うことにしておこう。 この期に及んで、故障は勘弁だぞ。 246号沿いのヤマダ電気へ買い物に行ったら、なんだか凄い混み様だ。 何かイベントでもあるのか、と思ったが、そうか、そう言う分けか。 そのわけは、消費増税と言うイベントのせいだ。 来月からの消費税アップを前に、みな慌てて買いに来たのだ。 そうとは知らずに、オレは、SDカードを買った。 ああ、なんてちっぽけなんだ。 増税前に、マイクロSDカードかよ。 いや、オレは惑わされない。 増税後はきっと、増税分3パーセント割引セールと言うのが絶対あるはずだ。 だからオレは、無理して買わない。 買うものもないけど。 15(土) 〔ロボコップを観賞する〕 ▼星乃珈琲でお腹を満たしたあとは、ロボコップである。 前作のリメイク版と言った感じの作品だが、はっきり言って、前作の方がロボットっぽくて、オレは良かったなあ。 新作のロボコップは、ロボットと言うよりも、スーツを着たヒーローと言った感じなのだ。 顔は人間そのままだし、右手も人間の手、そのままだ。 色を黒くして格好良くしたつもりだろうが、ロボットの色としてはどうか。 ただ、この類の映画が好きなオレとしては、見ないわけにはいくまい。 ストーリー的には、なかなか入り組んでいて面白かったと思う。 だけども、メカ的に言えば、アイアンマンの方が長けているのではないか。 やっぱり、前作だ。 ロボコップの眼前に表示される、DOSプロンプトが、如何にもって感じで良かったんだよなあ。 ちょうど、ロビーにロボコップが現れたので、写真撮影。 これを見たら、誰もロボットなんて思わないだろう。 とても、硬そうには見えないのだ。 14(金) 〔ドライブ、そしてアクシデント〕 ▼振替休日を取ったのだった。 気分転換はやっぱり、愛車でドライブだろう。 雨の中、新東名高速を西へ、当てもなく走った。 清水PAで昼食、そしてさらに西へと進み、新清水ジャンクションでUターンするように東名高速で戻るルートを取った。 富士川SAに立ち寄る。 ここに、いつの間にか富士川楽座と言う建物ができており、中に入ってみると、思い掛けず、プラネタリウムがあったので観賞。 正直、あまり期待はしていなかったが、なかなかどうして分かりやすく、とても良い内容だった。 晴れていれば、ここのラウンジから富士山が望めるはずだが、生憎の天気。裾野しか見えない。 次の機会に期待するとしよう。 夕方、横浜町田インターに戻ってきた。 ここでちょっとしたアクシデントがあった。 ETCの料金所のゲートが開かないではないか。 クルマは急に止まれない。 そのままの勢いで、ゲートの間を抜けて出たら、「停止してください」と冷静に命令するETCからのアナウンス。 そのまま行ってしまうと厄介なことになりそうだったので、仕方なく、止まったよ、止まった。 いったい、オレが何をしたと言うんだ。 ETCの故障か、それともETCカードの有効期限切れか。 いや、そんなことはない。入った時とまったく同じ条件のはずだ。 まもなく、係員が来た。 「申しわけありませんが、何時にここを入って、どのルートを走って来ましたか?」と聞くので、正直に答えた。 そして、「ETCカードを貸していただけますか」と言って、精算のため、奥へと行ってしまった。 まもなく戻ってきた係員に、どうしてこんなことが起きたのか聞くと、なんだが、答えにくそうな感じで言うには、どうやら、高速を一度も降りずに、また同じ処に戻ってくると、こんな機械のエラーが出ると言うのだ。 これは完全なバグなのではないか。 そしてオレはふと考えた。 だったら、もし、乗ったインターよりも一つ先のインターで降りたらどうなるのか、と。 もしかしたら、何百キロも走った挙げ句、一区間分しか高速料金を取られないのではないか。 これはひとつ、試してみる必要があるだろう。 その時にはすっかり忘れているだろうけど。 13(木) 154 〔一区切り〕 ▼午前中から降り出した雨は次第に強くなり、夕方にはもはや嵐の様相を呈してきた。 そんな中、いよいよ物件の引き渡しである。 ばたばたと滞りなく、検査、説明会、鍵の引き渡しへと進み、そして無事、完了と相成った。 ホッとする瞬間である。 さあ、一区切り付いた。 気分を切り換え、次のステージへと突入しようじゃないか。 その前に少し、気を緩ませて欲しい。 12(水) 〔レストアはどうなった〕 ▼愛車のレストア作戦はいったいどうなったのか。 ショップにまたしつこく聞いてみた。 「社長、どうなってんの?まさか忘れたんじゃないだろうね」 「いやいや、そんなことないですよ」 慌てて弁解するショップの社長。 聞くと、部品の納期がなかなかはっきりしないのだと言う。 ちょっと勘違いしてたのは、すでに部品は発注していて、それが届き次第すぐにレストア開始だと思っていたのだが、実際は、納期がはっきりしてから正式に契約なのだと言う。 てっきり、もう決まってるもんだと思っていたよ。 とにかく、早くはっきりしてもらわないと予定も立てられない。 オレは、もっとプッシュしてよ、と強く注文を付けた。 分かりました、と相変わらず調子の良い返事。 あまり待たせると、やめるぞ、とまでは、今の段階では言わなかった。 そんな雰囲気ではなかったし、板金屋などの手はずは済んでいるとのことだからだ。 こうなったら、気長に待つしかないか。 11(火) 60 100 〔3年経った〕 ▼昨日に比べると、非常に暖かい一日。 それだけに、花粉の飛散が悲惨、なんて言う、べたな駄洒落が出るくらい、薬なしでそれほどひどい症状が出ていないのは、取りも直さず、毎日摂取している、ビヒダスヨーグルトとバナナのお陰だろう。 ほんとにそうなのか。 この際、そう思いたいのだ。 ▼あの3.11から3年。 もうそんなに経ったのかと言う思いと、遠い昔のことの様にも感じる、そんな両極端な感覚だ。 それでも、あの当日のことや、その後、福島に入り、身体の異変を感じながら復興に携わった日々のこと、それらすべてを事細かく思い出すことができる。 なんと言ってもその時、福島で見た満開の桜を忘れることができない。 あの時、一緒に仕事をした浪江町の面々は今頃どうしているのだろう。 ふと懐かしく思うのは、やはり3年と言う月日を物語っているのではないか。 10(月) 150 〔次が決まる〕 ▼今週は客先への物件引き渡しのための、最後のあれこれで忙しいことになっている。 そんな中、上司から連絡が入った。 次のオレの仕事場が決まったらしい。 武蔵村山である。 都内ではあるが、けっこう遠いなあ。 遠いと言うよりも、時間が掛かると言うべきか。 なにしろ、16号パイパスの渋滞はいつもひどい。 ま、これまでしばらく、かなりの近場を通わせてもらっていたので、文句は言えないけどさ。 まずは最後のひとふんばり、頑張るとしよう。 9(日) 〔二度寝の幸せ〕 ▼睡眠中、ふと、目覚ましをセットしていなかったことを思い出し、時間を見たら、7時40分。 「あ〜っ!寝坊だ!」と慌てて布団を飛び出したが、今日は日曜だと言うことを思い出した。 一瞬、非常に焦ったわけだが、結果的に、なんだかもの凄く得した気分だ。 オレは幸せな気分に浸って、再び眠りに入った。 目が覚めたら、すでに10時半だった。 微妙に損した気分だ。 ▼起きたらまず、昨日買ったポップコーンと相対する。 なんだか、常にポップコーンで腹一杯な感じがする。 さすがに飽きてきたので、ココイチへ行った。 そして、いつもの様に納豆をトッピング。 ああ、やっぱりカレーに納豆は最高だな。 変な奴と思う者も多かろうが、店にあるんだから需要があると言うことじゃないか。 きっと、オレ以外にもいるはずだ、カレーに納豆な輩が。 ▼本屋へ行ったら、ディアゴスティーニから、ジャッキー・チェンDVDコレクションの第一弾が出ていたので買ってしまった。 なにしろ第一弾は安くてお得なのだ。 いったい何号まであるのだろう。 ジャッキー・チェンの出演作の多さからすると、これはかなり厳しい出費となりそうな予感なのだった。 8(土) 〔ポップコーンを求めて〕 ▼渋谷のシルバーショップへ行ったついでに、せっかくなので話題のギャレットポップコーンへ行ってみることにした。 場所は原宿。 いったい何十年振りだろうと思うくらいに久しぶりの原宿である。 それにしても、凄い人だなあ。 まるで、人の動きが波のようにうねっている。 目的のポップコーン屋は原宿駅のすぐそばにある。 近付くにつれ、キャラメルの甘い匂いが漂い始めた。 噂では、もの凄い行列になっていると言うことだったが、行ってみると、店から道路をはさんだ向こう側に、やっぱり大行列だ。 店員に聞くと、1時半待ちとのこと。 せっかくここまで来たのだから待つしかないだろう。 店から行列まで少し離れているので、何人もの客が知らずに直接入ろうとして店員に止められ、行列を見てびっくりしていた。 1時間ほどで目出度くポップコーンを購入。 帰宅後、さっそく食す。 なるほど、普通のポップコーンに比べると味は濃い。 チーズ味は甘党のオレに取ってはもの凄くしょっぱい。 シカゴミックスとして、一緒に入っているキャラメル味と一緒に食べないとなかなか辛いものがある。 確かに、一度食べ始めるとなかなかやめられないが、正直言って、期待が大きかっただけに、それほど特別な感じはしなかった。 それにしても調子に乗ってちょっと買い過ぎたなあ。 しばらく、ポップコーンはいいや。 7(金) 148 〔診断の結果〕 ▼打ち合わせのため、いったん本社に戻ったら、先立っての健康診断の結果が届いていた。 さっそく、封を開けて見ると、要経過観察はいくつかあったものの、今回、血圧がまったく正常だったため、再検査はひとつもなかった。 こんな喜ばしいことがあるだろうか。 だってそうだろう。 これでまた1年、安心して、"はっちゃきこく"ことができるのだ。 いったい何に、"はっちゃきこく"のか、疑わしいところだが。 6(木) 60 100 〔撤去する〕 ▼本日、事務所を撤去。 いよいよ終わりに近付いているが、落ち着く居場所がなくなった。 パソコンも何もできないぞ。 しかも、寒いと来てる。 F氏は、先祖の墓参りとかで、仙台に向かった。 明日は、豪遊するらしい。 おもっきし風邪引いてたけど、大丈夫か。 仙台くんだりで路頭に迷わなければいいのだが。 会社のHが車上荒らしにあったらしい。 そう言えば、オレのクルマもいま、荷物が満載だ。後ろの座席もすっかり埋まってしまっている。 これはもう、どうぞ取って下さいと言ってるようなもんじゃないか。 そんなこと言ったってどうしようもない。ひとつ仕事が終わればいつもこんなものだ。 返って、これだけあると、取りにくいかも知れない。 オレは自分に、そう言い聞かせる。 5(水) 146 〔歯に違和感〕 ▼何か口の中に違和感がある。 歯の食いしばり過ぎだろうか、どうやら、奥歯の角が欠けたようだ。 痛みはないので、虫歯ではないと思うが、どうにもその部分が舌に当たって気になるのだ。 前回、歯医者に行ったのは、10年ほど前、名古屋で親不知を抜いたときだった。 あの時はほんと痛かったなあ。 なんにせよ、久しぶりに行かなければならないのか、あの拷問の場所へ。 取りあえず、歯医者を捜さなければならないな。 まずはそれからだ。 4(火) 60 100 〔思い込む〕 ▼このところ、天気予報で良く聞く言葉に、南岸低気圧と言うのがある。 先立っての雪やこのところの低気温の原因はどうやらこれらしいのだが、これまであまり聞き慣れなかったこともあり、つい最近まで、この南岸低気圧のことを、弾丸低気圧だと思っていたじゃないか。 弾丸である。 「低気圧が弾丸じゃあ、雪も降るわなあ」と誰しも思うに違いないのだ。 もしかして、オレだけ? ともあれ、急にあまり難しい言葉を使わないでもらいたいのである。 3(月) 144 〔叶った者、叶わなかった者〕 ▼群馬へ出張中の若手Hが、辞めるようなことを言ってるらしいぞ、と言う噂を聞き、慌てて電話した。 「どうなんだ、大変なのか、いま…」 ちょっと遠回しに聞いてみた。 「相変わらずですけど、どうしたんですか?」と、思いのほか元気がいい。 オレは、思い切って聞いてみた。 「まさか、辞めるつもりなんじゃないだろうな」 すると、あっさりこんな答えが返ってきた。 「なんですかそれ?辞めるわけないじゃないですか」 どうやら、Hがたまたま忙しくて沈んでいたときに、そんなニュアンスで受け取った者が、噂を流し始めたようだ。 まったく心配させやがって。 そう言うわけで、取りあえず一安心し、一件落着なのだった。 ▼正式に人事異動の発表があり、オレは無事、異動を免れたが、中には、東京に戻って来れると期待していながら叶わなかった者もいる。 まったく、掛ける言葉が見つからないのである。 そしてまた、直属の上司が今月いっぱいで退職。 引き留めはしたのだが、意志は堅かった。 非常に部下思いで人間味のある上司だったので、凄く残念だ。 どんな体制になるのか、少々心配でもあるのだった。 2(日) 〔床屋でのひととき〕 ▼雪は降らなかったが、一日雨だった。 予定通り、床屋へ。 いつものスタッフSさんにいつもの様にやってもらう。 前回来たときは、Sさんから、サメに付いてのあれこれをレクチャーされたわけだが、その後、サメの研究は進んでいるのか聞くと、あっさり、飽きたとのこと。 だったら今の興味はなんなのか聞いてみたら、これだった。 原住民。 世界の様々な一風変わった原住民について、あれこれ聞かされたが、興味のないオレに取っては、ああそうなんだ、と言うしかないじゃないか。 次回、彼女はいったい何に興味を持っているのか、オレ自身興味は尽きない。 ▼そんなどうでもいい話をしながら、Sさんが打ち明けたことがある。 何人もの人にパーマのロットを巻いていると、しっくりくる人と、どうしても、しっくりこない人がいると言うのだ。 しっくりこないとは、いったいどう言う状況を言うのか。 左右対称に巻いているつもりでも、どう言うわけか、不均等になってしまうと言うのだ。 つまりどう言うことなんだ。 「頭の形がおかしい」 なんてことだ。 オレは恐る恐る聞いてみた。 「オレはどうなんだ?」 「すごく、しっくり来ます」 ブラボー! それを聞いて、ひとしきり安堵したのは言うまでもない。 本人を前にして、しっくり来ない、なんて言うわけないけどな。 1(土) 〔気楽な土曜〕 ▼こんな気楽な土曜は久しぶりのことだ。 午前様だった昨日の今日で、起床は10時。 業者からの電話がなければ、もっと寝ていただろう。 ちょうどいい、モーニングコールだった。 DVDで映画トランスを見た後、外に出ると雨。 王将で腹ごしらえをし、買い出しに廻って、さくっと帰る。 気が付いたら寝てしまっていた。 どうやら寝足りなかったようだ。 当面の心配は、明日の雪。 とにかく、降雪がないことを願うのみ。 床屋に行かなくちゃならないからな。 byクムラ〜 |
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