◆腕立て日記◆

千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を錬とする。

体力維持か、単なる意地か、長年続けている腕立て伏せ。
ややもすると怠け気味になってくる今日この頃。
自分自身への叱咤も含め、ここに記す。

|めっせ〜じ| 

/28:打ち上げ /27:何事もなければいい /26:9ではなく1である /25:踊らされてはいけない /24:花粉に堪える /23:いろんなことがあった /22:撒き散らすな /21:結局、徒歩 /20:まさかの結果を見る /19:リアルタイムで見たいものだが /18:危うく遭難 /17:アイスバーンを歩く /16:雪の中、クルマを出す /15:ついに金 /14:また降る雪 /13:延期である /12:あまくない /11:読み返す /10:相変わらずソチ /9:しっかり積もる /8:予報通りの大雪 /7:血圧の結果 /6:オレは信じる /5:経県値 /4:走る動機 /3:蘇るパソコン /2:正しい判断 /1:始まる楽しみ/

<2014年 2月>

     ◆腕立伏◆スクワ◆背筋◆腹筋

28(金) 

〔打ち上げ〕

▼雨も上がり、今日は妙に暖かい一日。
結局、転勤の連絡はなかった。
めでたし、めでたし、である。
夕方、昨日車検に出した会社のクルマを受け取りに行き、そのまま池袋へ。
飲み屋でF氏と落ち合う。
今日の主旨は、仕事も一段落付いたと言うことで打ち上げである。
F氏とのコンビも来週で終わりなのだ。
寂しい限りだが、またどこかで一緒にやることがあるだろう。
いつもそんな気がする。
久々の午前様。
そして明日から久々の2連休である。


27(木) 142

〔何事もなければいい〕

▼朝は、社有車の車検のため、港区の整備工場へ。
クルマを置いて、すぐに電車で仕事場に戻る。
それだけで、半日潰れる。
朝から鬱陶しい雨模様。
今週末はこんな天候のようだ。
天気予報では、夕方には上がると言っていたのに、一向に降り止む気配なし。
こんなとき、自転車には酷だ。
結局、F氏のクルマで送ってもらった。

▼「明日、電話があったら教えてくれよ」と先輩IさんからTEL。
なんのことかと思ったら、異動の話なのだった。
明日、異動のある人間には、会社から本人へ内示の連絡があるのだ。
東京へ来て、まだ4年だし、まず転勤などないと思うのだが、油断は出来ない。
中には、1年で転勤と言う奴もいたしな。
とにかく、転勤で何が面倒って、やっぱり引っ越しだろう。
なにしろ、短期間で一気に荷物をまとめなければならないのだ。
あれは、ほんと疲れるよ、まったく。
明日、何事もなく過ぎ去ってくれればいいと思う。


26(水) 

〔9ではなく1である〕

▼月末の締め書類で忙しい今日この頃。
それでもなんとか目処が付き、最後の仕上げのデート印を押す。
調子に良く、気分も軽やかに、ぽんぽんぽんぽん押しまくる。
さあ、終わったぞ、と一息付いて、ふと書類を見ると…
なんだこりゃあ。
デート印が全部、「94」年になっているじゃないか。
一瞬、今年が何年か分からなくなるほどの衝撃である。
どうしてこんなことになったのか。まいったなあ。
悔やんでいてもしょうがない。
そんなわけで、100枚近くの書類に押されたデート印の「9」をこつこつと、赤のボールペンで「1」に修正するのだった。
ひさびさに、トホホな気分を満喫したのです。


25(火)         60 100

〔踊らされてはいけない〕

▼上司の二人が訪問。
Iさんはしっかりとマスクをしている。
風邪ですか、と聞くと、花粉症でしょうがないと言う。
やはり、症状が出てる人には、出ているのだ。
オレもけっして油断はできないが、このままの調子でいってくれれば嬉しいな、と思うのだった。

▼けっして、森元総理を擁護するつもりはないが、問題となっているこないだの発言、「(浅田選手は)大事なときには必ず転ぶ」は、どうやら、報道の仕方の方に問題があるようだ。
森元総理の全発言をちゃんと読むと、ニュアンスがちょっと違う。
逆に、スケート連盟のやり方を批判し、浅田真央をかばっている感じなのだ。
なんでこう、マスコミってのは、こういう風に人の揚げ足を取って、おもしろおかしく炎上させるのかな。
オレもまんまと騙されて、激怒してしまったじゃないか。
ま、森元総理の言い方に問題がないとも言えないけどね。
ともあれ、何事も真実は、慌てず自分の目でしっかりと確認してから見極めなくてはならない。

▼このところ、ダイオウイカがやたらと陸揚げされているが、大丈夫か。
なにか天変地異の前触れでなければいいのだが。


24(月) 140

〔花粉に堪える〕

▼まだあちこちに雪が残っているが、2月もいよいよ今週で終わりである。
来月になれば、ぼちぼち桜の面影がちらちらと頭を過ぎるだろう。
となれば、いよいよ春の到来である。
運良く、まだ花粉症の症状は出ていない。
それもこれも、ビヒダスBB536ヨーグルトとバナナのお陰だろうか。
いま、花粉症対策でやっていることと言えば、これだけなのである。

▼ところで、愛車のレストアの話はいったいどうなったんだ。
あれからかれこれ1ヶ月経つ。
ショップに電話して聞いてみた。
まだ部品は揃わないのか。揃わないものをいつまで待っても仕方ないので、そうならそうとはっきり言って欲しい、と言うようなことを言ったら、こういう類の部品は1ヶ月は掛かるとのこと。
もうすぐだと思うので待って欲しいと言うので、ま、仕方ないかなと言う感じである。
一抹の心配は、4月より、5%から8%に上がる消費税のことだ。
数万の買い物ならそれほど気にしないが、今回のはけっこう気にする費用なので、心配せずにはいられないじゃないか。
急に感情的になったりして。
前金で全額を払うって言う手もあるが、そう言うのはやはり完成し確認してからにしたいものだ。
そんなわけで、ヤキモキしながら連絡を待つ毎日なのだった。


23(日)         60 100

〔いろんなことがあった〕

▼今日は日曜なので、うっかり目覚ましを掛け忘れてしまい寝坊してしまう。
今日は仕事なのだ。
いつものバナナを食べる間もなく大慌てで支度し、仕事場まで自転車で爆走。
たまには自転車も気持ちいいもんだ。
サイクリング気分に浸っている場合ではない。
上り坂、下り坂を滑走し、なんとかぎりぎりセーフ。
やればできるものだ。
何もなかったかの様に業者と朝の打合せをするのだった。

▼午後は思い掛けず大わらわとなった。
業者が電柱を建てている最中、ガス管をやってしまったのだ。
慌てて現場に行くと、土中のガス管から、シューシューと威勢の良い音が鳴っている。
これは明らかにガス漏れだろう。
なぜなら、すごくガス臭いからだ。
すぐにガス会社を呼んだ。
大袈裟に、サイレンを鳴らしながら来るものだからちょっと困ったりして。
修理は2時間ほどで完了。
取りあえず、事なきを得た。
兎にも角にも、オレがいるときで良かった。
つくづくオレはついていると思うのだった。

▼今日は今年初のG1、フェブラリーステークスなのだった。
お初でもあり、なんとかここは取りたいところだ。
昨年はどうだったかなあ、と記録を見て見ると、ワンダーアキュート本命で行くも対抗馬がからっきしで撃沈。
そして、今回もワンダーアキュート本命で買った。
相手は、ホッコータルマエ。
だがしかし、1着は最低人気の馬かよ。
こんなことってあるのか。
あるのだ。
何があってもおかしくない、それが競馬なのだ。


22(土) 

〔撒き散らすな〕

▼打ち合わせに来た業者の顔色が悪い。まったく覇気もない。
どうしたのか、聞くと、風邪を引いたのだと言う。
このところ周辺では風邪っぴきが非常に多い。
用心しなくてはならないだろう。
それが昨日のことであった。
そして今日、その業者から電話があった。
風邪は大丈夫ですか、と言うと、こんな返事が返ってきたではないか。
「インフルエンザでした」
何を言ってるんだ。
昨日、さんざん顔を付き合わせて打合せをしたじゃないか。
しかも、あんたマスクをしてなかっただろ。
無闇にインフルエンザを撒き散らしてはいけないのだ。
とにかく、体調がおかしいと思ったら、すぐに病院へ行きましょう。

▼ロンドンオリンピック金メダリスト 村田諒太の第3戦だった。
舞台は海外、マカオだ。
相手はブラジル人。
戦績を見ると、なかなかの強豪だ。
しかし、村田はまったく危なげがない。
アッパーがいつも以上に冴えていた。
3Rに2回のダウンを奪い、4R、相手がひるんだ隙に猛ラッシュ。
そして、レフリーストップ。
これで3連続KO勝ちである。

村田のパンチはスピードがさほどあるようなタイプではない。
しかし、重そうだ。
いわゆる、ナタのパンチと言おうか。
そして、チャンスと見れば、果敢に責める思い切りの良さがいいじゃないか。
こうして、村田は着実に世界チャンピオンの道を歩んでいる。

21(金) 136

〔結局、徒歩〕

▼浅田真央、正念場のフリーを布団に入りながら見た。
半分睡眠状態のオレから見ても、昨日のSPとは見違えるほどの演技だ。
結果、自己ベストを出し、SP16位から、6位入賞。
駅伝でも10人抜きはなかなかできるものではない。
なにしろ完璧と思える演技だったが、だがしかし、フリーでは3位。
かなりのレベルの高さだ。
しかし、それだっていいじゃないか。
メダルなんて関係ない。
多くの人々に感動を与えたこの演技は、いつまでも記憶に残るに違いないのだ。

▼さあ、今日から自転車通勤だ。
と、自転車置き場に半ば放置してあるチャリンコを引っ張り出す。
そして跨り、ペダルを漕ぐと、何かおかしい。妙に重いのだ。
ふと足下を見る。
なんだこりゃあ。
なんのことはない。タイヤに空気が入っていないのだった。
考えてみれば当たり前のことだ。
1年、ほったらかしだったんだからな。
昨日のイヤな予感が的中である。
かくして、再び3キロの道程を徒歩通勤と相成ったのだった。
良い運動になるわ。


20(木) 

〔まさかの結果を見る〕

▼夜中未明、眠い目を擦りながら、女子フィギュアSP 浅田真央の演技を見た。
失敗につぐ失敗は、あっと言う間に終わった。
まさかの16位。
寄りによってトップは、キム・ヨナ。
その差、20点は、もはや絶望的だ。
それもこれも、五輪の重圧に他ならない。
今回が集大成と言っている通り、次のフリーが最後の演技となるのだろうか。
ちょっと待て。
引退なんて言っていたか?
あくまでも、集大成であり、引退とは言っていないのではないか。

こんな時に、森元首相がとんでもないことを言い出した。
「あの子は肝心なときに転ぶ」
いったい何を言ってるんだ、おまえは。
こんな奴が日本にいるから、日本人選手は妙な重圧に苦しむのだ。
これで、東京オリンピック・パラリンピック組織委員会会長だって言うんだから、開いた口が塞がらない。
ともあれ、今回金メダルは無理でも、せめて、フリーは悔いなく、そしてトップで終えて欲しいと思うのだ。

▼仕事場の駐車場で明日から舗装工事があるので、しばらく自転車で通勤しようかと思う。
だがしかし、自転車置き場に置きっぱなしの自転車に乗るのは1年振りだ。
果たして動くのか。
なんとなく、イヤな予感がする。


19(水) 

〔リアルタイムで見たいものだが〕

▼スキージャンプ団体は感動の銅メダル。
4人それぞれの境遇、苦難を聞くと、なおいっそう感動する。
本人達もほんとうに感慨深いものがあるだろう。
それにしても、寄りによって、原田が解説かよ。
リレハンメルオリンピックの原田の失敗ジャンプを覚えているぞ、オレは。
あれは、ずっこけたなあ。
これで、葛西は団体金メダルを逃したのだ。
それもまた、良い思い出だろうが、当の原田は解説やりにくかっただろうなあ。

▼オリンピックもすでに中盤を過ぎた。
考えて見れば、リアルタイムで日本選手のメダルをほとんど目撃していない。
目撃したと言えば、ノルディック複合の渡部の銀くらいではないか。
それもこれも時間帯が悪い。
もう少し、日本のことを考えてくれたっていいじゃないか。
たいてい、朝起きて結果を知るパターンなのだ。
そして今日、いよいよ女子フィギュアが始まる。
是非とも、浅田真央には頑張ってもらいたい。
何はともあれ、打倒、キム・ヨナだ。


18(火)         60 100

〔危うく遭難〕

▼群馬に出張に行っている若手Hに連絡を取ってみた。
群馬の山の中でもあり、雪でとんでもないことになっているのではないかと思ったからだ。
やはり、とんでもないことになっていた。
聞けば、危うく遭難するところだったと言うのだ。
大雪当日、一人残業をしていたHは仕事も終わり、さあ宿に帰ろうと外に出ると、そこはすでに別世界、クルマもすでに雪で埋もれていた。
これはダメだと事務所に戻ると、その途端、停電。
なんてことだ。こんなところにいたら凍死してしまう。
なんとかここから脱出しなくてはならない。
気合い一番、クルマの廻りをなんとか除雪し、そして発進。
しかし、吹雪の中の走行はそんな甘いものではなかった。
坂の途中でスタックしてしまったのだ。
一度ストップしたクルマは二度と動くことはなかった。
こうなったら助けを呼ぶしかないと、警察に電話してもまったく繋がらない。
ようやく繋がったと思ったら、あっさりと、「行けません」と言われる始末。
絶体絶命だ。
すがるつもりで電話したところはここだった。
自衛隊。
普通しないだろ、自衛隊に電話なんて。
それほど、切迫していたと言うことだろう。
しかし、電話口の声は冷たかった。
「個人での受付はしておりません」
いったい何を言ってるんだ。
こっちは、死ぬか生きるかの状況にあるんだぞ。
しかし、自衛隊にも自衛隊の都合があるようだ。
とにかく、このままこの場にいたら遭難することは間違いない。
Hは意を決し、クルマを捨て、吹雪の中を歩いた。
いったい何時間掛かっただろう。
なんとか宿までたどり着いたものの、もう息も絶え絶えだ。
これほど、命の危うさを感じたことはなかったと言う。
なにしろ、無事で良かったと思ったが、Hの声は沈んでいる。
よほどショックだったのだろう。
オレは、慰める言葉もなかった。
こんな風に、オリンピックどころじゃない人が、現在あちこちにいるに違いないのだ。


17(月) 135

〔アイスバーンを歩く〕

▼今日も仕事場まで3キロの道のりを歩く。
路面はアイスバーンだし、長靴なので歩きにくいが、けっこう良い運動になる。
寒いのに暑い、へんな感覚だ。
仕事場はいまだに雪が残っている。
先週から置きっぱなしのクルマはまだ出せそうにない。
それでも日中は天気が良くて、雪は次第に溶け始めた。
この分だと、今日はクルマで帰れそうだ。
ところで、週間天気予報を見ると木曜に雪マークが付いているが、いったいどう言うつもりなんだ。
これ以上歩くのはイヤなので、頼むから雪マークよ、消えてくれ。


16(日) 

〔雪の中、クルマを出す〕

▼男子ジャンプラージヒルで、日本の葛西が銀メダル。
なんとも嬉しい。
しかしながら、どうして、葛西の方が点数が低いのか、なんとも納得がいかない気分なのだった。
でも、本人は喜んでるから、いいか。
しかし、凄いな、41歳。

▼昨日の今日である。
まずはスカイラインの廻りを取り囲んだ雪をなんとかしなければならない。
我が家にスコップなどないので、取りあえずチリ取りを持って外に出たら、管理人のおじさんが、雪はねをしてくれているではないか。
なんてありがたいんだ。
何度もお礼を言ったオレだが、それにしても、チリ取りを持って立ち尽くすオレの、なんと間抜けなことか。
そうです、オレはすっかり退化した道産子です。

▼まだ道路はあちこち雪が残っているが、なんとかクルマを出すことができた。
そんなわけなので、喜び勇んで、アピタの駅弁祭りに行ったのだった。
稚内のウニ壺と釧路のタラバ寿司弁当をゲットし、ご満悦の、なんともおめでたいオレなのだった。


15(土) 

〔ついに金〕

▼昨日降り続いた雪は雨に変わったが、雪はそのまま残っているし、それどころかとんでもない積雪になっている。
クルマは昨日仕事場に置いてきたので徒歩で仕事場に向かう。
朝なので、まだほとんど人が通った形跡はなく、したがって靴の中は雪が入り放題だ。
歩道は特に雪が凄いので、車道のど真ん中を歩く。
仕事場に着いた頃には、靴の中はぐっしょりだ。
こんなことなら替えの靴下を持ってくるんだった。
帰るまでに乾けばいいのだが。

昼前には雨は上がった。
しかし、この雪、いったいいつになったらなくなるのか。
雪の神様を恨む。

▼ソチオリンピックで待望の金メダル。
男子フィギュアの羽生結弦がやってくれた。
見てないけど…
あとは、浅田真央が金メダルを取ってくれれば、オリンピックはそれでいい。


14(金) 

〔また降る雪〕

▼朝、恐る恐る外に出てみる。
豪快な雪だ。
やっぱり当たるんだなあ、予報。
仕事場はすでに白銀の世界。
しんしんと降り続く雪。
やがて、しんしんが吹雪となり、なぜか気分は高揚する。
オレってやつは…
こんな状況で果たして帰れるのか。
夕方、仕事が終わり、さあ、クルマを出そうと見ると、案の定、雪に埋もれている。
ざっと積雪15センチと言ったところか。
雪をはらいのけ、いまだ降り止まぬ雪の中を、いざ発進。
この辺は、坂が多い。
こんなとき、坂の途中で止まったらアウトである。
なにしろオレのクルマのタイヤはノーマルタイヤだ。
上り坂を一気に登る。
信号が赤になった。
停まったそこは、坂の途中だ。
やがて信号は青になる。
しかし、タイヤが滑ってなかなか前に進まない。
オレは決心した。
戻ろう。
そんなわけで、いったん仕事場に戻り、結局歩いて帰ることにした。
吹雪の中を歩くのは久し振りだなあ、と遠い目をしながら、顔面に当たる雪に堪えつつ、ひたすら雪を踏みしめ歩く。
途中のコンビニに入ると、頭に積もった雪はすぐに溶け、あっと言う間にずぶぬれ状態だ。
これじゃまるで、可哀想な男じゃないか。
それでもなんとか遭難することなく家に辿り着いた。
果たして明日の仕事場がどうなっているのか心配であるとともに、また歩いて行かなくちゃならないのかと思うと、つくづくうんざりするのだった。


13(木) 132

〔延期である〕

▼どうやら予報通り、明日は雪になるらしく、それを考えるだけでウキウキ、もとい、憂鬱な気分になる。
そんなおり、会社のIさんから連絡が入った。
「延期だ」
いったい何が延期なのか、一瞬、誤魔化すのに大変だったが、大山登山の延期の連絡なのだった。
当初の予定では、今月22日に再び登ると言う計画であったが、現地は現在、雪が凄いことになっているらしく、さらに明日降るであろう雪がダメ押しになるのは間違いなく、そんなわけで延期にしようと言うことだった。
ま、この忙しい時にオレは、端から行く気はなくなってたけどね。
ともあれ、決行は春。
その時、オレの身には、花粉と言う困難が待ち受けていることだろう。


12(水)         60 100

〔あまくない〕

▼なんとなく、イヤな予感はしたものの、絶対の金メダル候補だった女子スキージャンプの高梨沙羅が4位に終わった。
やっぱりあまくないよなあ、オリンピックは。
ここまでワールドカップで圧倒的な強さで勝ちまくり、それもすべてはオリンピックのためと思うと、なんとも切ない気分になる。
ここは気を取り直して、ラージヒルで頑張って欲しいと思ったが、ないのか、女子には。

今後、金メダルの可能性があるのは、フィギュアスケートだろうが、それもどうなるか分からない。
なにしろ、オリンピックだ。
最悪、金メダルゼロと言う結果も覚悟しなくてはなるまい。
それはなんとか避けて欲しいけど。

▼週間天気予報を見る。
また金曜日から雪マークが付いているじゃないか。
この忙しい時に、勘弁してくれよ。
せめて、雪マークから傘マークに変わることを願っている。


11(火) 128

〔読み返す〕

▼休日出勤であったが、まったく普通の日と変わらなく感じたのは、まだ火曜日だからである。
周辺はまだ雪が残っているが、それもようやく溶け始め、少しずつ通常の環境に戻りつつあるものの、どろどろだよ、まったく。

▼いきなりまた読みたくなる小説やマンガがあるのではないか。
ふとした瞬間に思い出してしまうのだ。
今、そんなマンガがある。
「頭文字D」
くれぐれも、「かしらもじD」ではない。
イニシャルDである。
それをまた読み返しているのだ。
けっして高性能とは言えない、トヨタのハチロクを駆り、抜群のドライビングテクニックで峠をドリフトで攻め、ライバル達を倒していく。
いやあ、やっぱり面白いなあ、このマンガ。
魅力は、何と言ってもこれだろう。
さりげない達人。
普段はまったく見せないが、その奥底には計り知れない能力。
そんな、何か一つでも突出した人間に、とてつもない魅力を感じるのだ。
さあみんな、突出しようじゃないか。
いったい何にだ?


10(月)         60 100

〔相変わらずソチ〕

▼案の定、仕事場周辺は白銀の世界だ。
場内にクルマを入れるのも一苦労である。
遠方から来る連中は、高速道路の通行止めで来られない。
追い込みのこの時期に、これはなかなか痛い。

▼相変わらずソチオリンピックである。
それにしても、オレは思うのだ。
見たい競技に限って、夜中ってことはないじゃないか。
昨日にしたって、フィギュアスケート団体しかり、スキージャンプしかり、夜中の開始じゃ、涙を呑んで寝るしかないぞ。
ま、こっちの都合でプログラムを決めてるわけじゃないからな。
これ以上責めるのはよそうじゃないか。


 9(日) 126

〔しっかり積もる〕

▼昨日降った雪は、今日もしっかり積もったままだ。
聞けば、積雪量27センチは、45年振りの記録と言うではないか。
降ったなあ、ほんと良く降った。
そんな思いと共に、今日が日曜で良かったとつくづく思う。
今日は、昨日とは打って変わって気温も上がり良い天気だ。
スカイラインを出そうと、いったんは発進したものの、タイヤが滑り、思うように前へ進まない。
結局、駐車場から出すことを断念した。
これがFR車の弱点であり、これじゃ冬の北海道は走れないな。
仕方なく、仕事用のクルマを出した。
こんなとき、FF車は強い。

まず、東京都知事選挙の投票を済ませる。
こんな状況じゃ、きっと投票率は少ないだろうな。
そして、買い出しに向かった。
コンビニに入ると、品揃いがまったく少ない。
これもまた、雪の影響だ。
東京開催の競馬も昨日に続き、今日も中止になったと言うしな。
やはり、あちこちで雪の影響は出ているのだ。
明日からはきっと、正常に戻ってくれるだろう。

▼ここしばらく見ていなかったが、今日は敢えて、サザエさんを見た。
先立って他界された永井一郎さんの、最後の波平だからだ。
奇しくも最後は、波平が主役の話だったし、内容もまた、永井さん本人の人柄を表しているかの様でもあった。
もう本人はいないのだが、それでもまだまだサザエさんは何事もなかったかの様に続くのだ。
そんな不思議な気持ちに包まれつつ、見入ってしまったのだった。


 8(土) 

〔予報通りの大雪〕

▼予報通りの大雪。
あれよあれよと言う間に雪は降り積もり、外を見れば、愛車はすっかり雪で埋もれている。
これではクルマを出すわけにはいかない。
近所のコンビニへ買い出しに出た。
降り続く雪の中を歩くのは、なんだかウキウキするから不思議だ。
道行くクルマは、おそるおそるゆっくりと歩むように走っている。
こんなときは歩くのに限る。
今日が休みで良かったと、つくづく思うのだった。
こんな状況に、さぞかし北海道の人は笑ってるんだろうな。
ところで明日は東京都知事選である。
この雪の影響は大きいだろうな。

▼そして、ソチオリンピックが始まっている。
オリンピックと言えば、その雰囲気が好きなのだが、取り立てて注目する競技でなくても、つい、ボヤーっと見てしまう。
しばらく、そんな日々が続きそうだ。
夜中は寝るけどさ。
そんな中でも注目は、スピードスケート、フィギュアスケート、そして、ジャンプだ。
がんばれ、ニッポン!


 7(金) 

〔血圧の結果〕

▼今年も品川の病院で健康診断。
体調は万全。
関門は、毎度言っているように血圧。
気合い乗り一番、血圧測定器へおもむろに腕を突っ込み、できるだけ意識しないよう、何食わぬ顔で結果を待つ。
なんて複雑な心境なんだ。
そして、出た結果は。
159〜106
昨年ほどではないが、やっぱり高いなあ。
最後に問診。
ここでもう一回測ってもらおう、と診察室に入ったら、思いのほか若い、女の先生だ。
これじゃ、気が張っちゃって、血圧が正常なわけないじゃないか。
まずオレは、「病院だといつも高いんです」と言う言い訳から始めた。
それじゃ測ってみましょう、と、先生は、あのシュポシュポする血圧計で測定を始めた。
きっとダメだろうな、と半ば諦め加減で結果を待つ。
すると、先生はこう言うではないか。
「ぜんぜん大丈夫ですね」
「122〜78です」
オレは我が耳を疑った。
問題ないですよ、ともう一度先生は言ってくれた。
おぉ、ありがとう、先生。
健康診断でこんな正常な血圧はいったい何年振りのことだろうか。
こんな清々しい気分はないな。
これで、大手を振って歩けるぞ。
歩くのに血圧関係ないけど。
それにしても、どうなってるんだろうな、オレのこの気まぐれな血圧は。


 6(木) 125

〔オレは信じる〕

▼明日はいよいよ健康診断なので9時までに晩飯を済ませ、準備万端。
あとは、そのときを待つのみ。
心配は、ただただ血圧のみ。
気にすればするほど結果は悪い方に出てくるし、場所が病院なだけに、気にするなと言われても、そんなわけにはいくまい。
思い出してみると、昨年の健康診断は最悪だった。
なにしろ、インフルエンザ直後だったからだ。
その当時の日記を見て見ると、血圧測定値は、170〜120と言う、とんでもない数値を叩き出している。
今考えても、このときの体調の悪さが半端じゃなかったことを伺わせる。
その点で言えば、今年は万全と言えよう。
なにしろ、この時のために、毎日欠かさず納豆を食べたからな。
果たして、納豆が血圧に良いかどうかは定かではない。
しかし、きっと良いに決まってるじゃないか。
オレは、ナットーキナーゼの力を信じている。


 5(水)         60 100

〔経県値〕

▼経県値と言うのがある。
県ごとに、住んだことがある5点、泊まったことがある4点など、その合計を経県値とするのだが、現在オレの経県値は、167点。
残念なことにここ3年で1点ほどしか追加されていない。
今年はなんとか、加点したいものだ。
現在、未踏の地は、4県ある。
鳥取、島根、宮崎、鹿児島だ。
いきなり九州はちょっときついので、まずは近い方の、鳥取、島根あたりに挑戦したいと思っている。
それでもけっこう遠いけどな。
当然、我が愛車スカイラインHCR32でだ。


 4(火) 165

〔走る動機〕

▼いったい何を思ったのか、F氏がジョギングを始めたと言う。
いつも、「走る奴の気が知れない」と言っていたF氏がである。
何が彼をそうさせたのか。
最近、メタボを気にしていたゆえ、ついに重い腰を上げたのだろうか。
動機を聞いてみると、そんな甘いものではなかった。
F氏はなんの照れもなくこう言うのだ。
「だって、毎朝、隅田川沿いをおねえちゃんがいっぱい走ってるんだもん」
結局、そう言うことかよ。
だがしかし、動機が不純だっていいじゃないか、それで健康になれば。

▼昨日は4月上旬並みの陽気だったが、今日は一転してもの凄い寒さ。
いったいどうなってるんだ。
午後から雪も降り始めた。
ついに初雪である。
これを機に、たるみ始めた気を一気に引き締めようじゃないか。


 3(月) RUN5km 29:17 

〔蘇るパソコン〕

▼少し前から会社のノートパソコンの動作が異様に重く、文字変換もままならぬ状態になってきたので、あれこれ出来得る限りの設定をしたが、どうしても状態は変わらない。
となるとこれは完全にハードの問題だろう。
と言うことで、オレはハードディスクの不具合を疑い、換装することにしたのだった。
ちょうど私用で以前使っていたノートパソコン用のハードディスクが余っていたので、それにデータを丸ごと移す作戦だ。
ノートパソコンの裏蓋を開ける。
なんだろうな、このワクワク感は。
失敗したら大事になるはずだが、そんなことは、露にも思わない。
成功して、うまくいったことしかイメージはないのだ。
取りあえず、ハードディスクを無事取り出す。
そして、新しいハードディスクへのデータコピーは、クローンHDD と言う、パソコンなしでデータを丸ごとコピーできる機器を使用。
これはほんとに便利なグッズだ。
1時間半ほどでコピー完了。
そして、この新規のハードディスクを本体に納める。
さあ、果たして無事、起動するだろうか。
電源オン。
おぉ!
何んら躊躇することなく Windows は立ち上がってくれたぞ。
あれこれ操作してみる。
なんて、きびきび動いてくれるんだ。
これだ、これがオレが求めていた、COREi5の快適さなのだ。
これで、仕事は3倍、はかどるに違いない。
オレはひとしきり満足感に浸った。


 2(日) 

〔正しい判断〕

▼天気はあまり良くなかったが、洗車をしたのだった。
昨日言ったように、なかなか愛車のレストアが始まらないので、せめて洗車でもと思ったのだ。
普段は洗車機などめったに掛けないオレだが、どうせもうすぐ全塗装するんだからと、今日は思い切って洗車機へ入れたのさ。
すると、予想もしなかった事態が発生したのだ。
愛車が洗車機に入り、豪快に水が降り掛かったときのことだ。
何か後ろの方で妙な音がする。
後ろを振り返ると、なんと、シートベルトが出ている穴から水が滴り落ちてきているではないか。
これはどう言うことだ。
分かりやすく言おう。

雨漏りです。

なんてことだ。
今までこんなことは一度もなかったぞ。
しかし、事実は事実だ。冷静に受け止めなくてはならない。
つまり、ガラスのモールは限界に来ていたと言うことだ。
それにしても、何と言うタイミング。
オレのレストア作戦は、思い付きにしては至極正しかったと言うことだ。
こうなったら、早くやってくれよ、頼むから。


 1(土) 162

〔始まる楽しみ〕

▼さあ、短い2月の始まりである。
初日の休日出勤は朝から忙しかった。
そして今週も無事、業務は終了した。

▼来週からいよいよ始まるのだ。
オリンピックである。
楽しみではあるが、寝不足が心配だ。
体力は温存しなくてはいけない。
なぜなら、週末に問題の健康診断があるからだ。
その問題とは、取りも直さず血圧である。
取りあえず、毎日納豆を食べて診断に挑もうじゃないか。
それくらいしか、対策が思い浮かばない。

▼それにしても、なかなか部品が揃わないのか、我が愛車のレストアが始まらない。
焦っても仕方ないこととは言え、待ち遠しいったらないのである。

せめて明日は、洗車でもしようかな。




byクムラ〜




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