千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を錬とする。
体力維持か、単なる意地か、長年続けている腕立て伏せ。
ややもすると怠け気味になってくる今日この頃。
自分自身への叱咤も含め、ここに記す。
/31:むずむずする /30:指紋を取られる /29:病は気から /28:復活は楽しみだ /27:トラと漂流する映画を見る /26:再び腕時計を出す /25:まだ新年会 /24:もうすぐ優待終了 /23:重曹はこう使う /22:外れる利点もある /21:1億達成 /20:残っているのにまたか /19:午前様は朦朧 /18:今年一発目 /17:思わぬ昼時 /16:パナマ人のメールの方法 /15:苦難の往復 /14:しんしんと降り続く /13:大和を買う /12:迷わずパンケーキ /11:上京し、初めて食べたもの /10:エンプティ /9:クレームに反応があった /8:上げるのは冬に限る /7:ほどほどのところで行くべきである /6:CDを3枚買う /5:休暇気分 /4:一から育てる /3:ボロボロなので /2:Windows8を導入する /1:元気を確認する/
<2013年 1月> ◆腕立伏◆スクワ◆背筋◆腹筋 31(木) 〔むずむずする〕 ▼少し喉がむずむずし始めた。 すわ、風邪か。 先日まで、シールを貼ったままウィルスブロックを付けていたのに関わらず、まったく引かなかったのにな。 はがした途端にこれだ。 もしかして、ウィルスをブロックするんじゃなくて、ウィルスを引き寄せてるんじゃないの、これ。 人生とは皮肉なものだ。 しかしながら、まだ咳は出ない。 なんとか持ち堪えて欲しいと、己の身体にげきを飛ばす。 週末ダウンするほど、つまらないものはないからな。 30(水) 120 100 〔指紋を取られる〕 ▼仕事場に盗人が入った。 電線をごっそりと持って行ったのである。 しかも、ご丁寧に工事中の電線を切断してである。 出入口付近に、その際使ったと思われる工具が放置されていた。 警察を呼び、朝から対応する。 交番のお巡りさんが調書を取っているうちに、捜査課がやってきた。 どうやら本格的に調べる様だ。 捜査員が聞いてきた。 「どの様に電線を持って行ったんですかね?」 オレは、「たぶんこれで切ったのだと思います」と、そこにあった工具を手に取った。 すると、その捜査員はこう言うではないか。 「触っちゃダメですよ〜」 工具は証拠品なのだ。 失敗した、と思ってももう遅い。 すでに触ってしまったのだ。 オレはありったけの指紋を取られた。 かつて、指1本の押捺はあるが、両手すべての指、手のひら、手の横、とすべて取られるのは初めてだ。 お尻の指紋まで取られると思ったよ。 ちょっと待て。 お尻に指紋があるわけないじゃないか。 それを言うなら、尻紋だろう。 そんなことはどうでもいい。 ともあれ、後ろめたさはないとは言え、なんかイヤだなあ。 これで、いよいよ悪いことはできなくなった。 する予定はありません。 29(火) 60 100 〔病は気から〕 ▼相変わらず風邪は流行っているし、インフルエンザも猛威を振るい始めた。 そこでオレは、昨年末からウィルスブロックなるウィルス防護剤を胸に付け仕事をしている。 匂いも色もないのだが、どうやらウィルスを寄せ付けない何かを発生しているようだ。 オレは思う。風邪らしい風邪を引かないのはこれのお陰に違いない。 なんて、有り難いものを作ってくれたんだ。 効用期間は約1ヶ月とあるので、そろそろ交換時期だ。 準備は怠りない。 先週末、薬局で調達済みだ。 交換のため外そうとふと胸を見ると、オレは驚愕の事実を知ることとなる。 そのウィルスブロックには、こう書いてあったのだ。 「このシールをはがしてご使用下さい」 つまりこう言うことだ。 1ヶ月間、何か四角いものをただぶら下げていた。 そうだったのか、そうだったんだな。 1ヶ月トクした気分じゃないか。 そうでも思わなければ、自分が不憫でならない。 思わぬところで、病は気から、を実感することとなったのだった。 28(月) 120 100 〔復活は楽しみだ〕 ▼朝、外に出たら辺りは真っ白だった。 雪である。 積もるまでには至っていない。 ふと愛車を見ると、ワイパーが立っていた。 いったい誰がやったのだろう。 まさか自分で立てたわけではあるまい。 そんなことを教えた覚えはないのである。 当たり前だけど。 いつもの様に社有車で仕事場に向かう。 雪の影響はないようだ。 ホッとする。 ▼嬉しい情報があった。 CHAGE&ASKAの活動再開である。 ここに宣言しよう。 オレは、かなり年季の入ったチャゲアスファンだ。 ライブには何度も足を運んだし、持ち歌の筆頭はいまだに「ひとり咲き」だし、「万里の河」である。 このところ、めっきり勢いがなくなっていたし、曲のクオリティも下がり、残念に思っていたが、これだけ充電すればもう大丈夫だろう。 オレは敢えて言いたい。くれぐれも冒険はしないで欲しい。 まずは原点に立ち返るのだ。 そこから、復活の狼煙を上げて欲しいと願うのである。 ▼帰宅したら雪はすっかり溶けており、愛車のワイパーは元に戻っていた。 27(日) 〔トラと漂流する映画を見る〕 ▼CMの予告を見て、どうしても見たかった映画を見に行った。 ライフ・オブ・パイ。 因みに、パイとは、この少年の名であり、この少年がトラと漂流する映画である。 なにしろ、200日以上、ボートにトラと一緒なのだ。 それだけ一緒にいれば、いつしか心が通い合い、手を取り合ってこの難関を切り抜けていく、これが通常のストーリーなのだろうが、そんな単純なものではない。 トラはやっぱり猛獣なのである。 それでも、少年とトラの関係は絶妙であり、生き抜いて行くにはお互い掛け替えのない存在となっていく。 この先どうなるのかと画面を追っていたら、あっと言う間に2時間以上の上映時間は終わってしまった。 ところでこの話は実話なのだろうか。 調べない方がいいのかも知れない。 ▼15年愛用のポケットコンピューターHP200LXに不具合発生。 キーボードのスペースキーがくたくたになったのだ。 つまり、キーの足が折れたのである。 この様な症状は過去にもあった。 今回もまたその時と同じようにキーボードをばらし、百均で買ってきた接着剤で補修。 あとは、しばしくっつくまで待つ。 なんと言っても、すでにこの機械を手に入れることは不可能だし、修理するサービスもない。 だから、この様なことが起きれば自力でなんとかするしかないのだ。 修理が完了するまで予備機を引っ張り出す。 3台あれば、取りあえずしばらくは大丈夫だろう。 26(土) 〔再び腕時計を出す〕 ▼オーバーホールに出した腕時計の外れ止めを勝手に処分されたことに対しクレームを出した先の店へ再び参上。 名前を名乗り腕時計を差し出すなり、すぐにオレと察知し、女性スタッフは申し訳なさそうに謝る。 内心、あんたも悪いと思ったが、いや、悪いのはメーカーだからと慰める。 外れ止めの金具は、代替品を捜すらしいが、そもそもそんなにないものなのか。 この腕時計がいったい何個生産されたかは知らないが、金具の1個くらいあっても良さそうなもんじゃないか。 20年経ってるけどさ、この時計。 こうしてまた、左手首が寂しくなってしまった。 輪ゴムでもしておくか。 25(金) 〔まだ新年会〕 ▼もうすでにそんな雰囲気ではないが、新年会なのだった。 男6人、池袋で集合。 相変わらずここは何時になっても賑やかである。 そして、この男集も、その賑やかさに一役買っているのだ。 道を歩きながら、うるさいのなんのって、いったい幾つになると思ってるんだ。 みな、けっこういい感じの歳である。 3軒ハシゴして帰ると、今日もまたいつもの様に、しっかり午前様である。 明日は、マンションの排水管高圧洗浄があるので、気合いを入れて起きなければいけないが、自信がない。 24(木) 60 100 〔もうすぐ優待終了〕 ▼先日「Windows8 Pro」のアップグレード版を優待価格 5800円で購入したわけだが、この優待も今月いっぱいで終了し、来月からは 2万5800円で販売と言うことになるらしい。 この価格差は非常に大きい。 買うなら今のうちと言っておこう。 ただし、アップグレードする場合は注意が必要だ。 オレも、かなり苦労した。 こんなことなら、やるんじゃなかったと後悔したほどだ。 Windows8のパッケージには、32 ビット版と 64 ビット版が両方入ってるのだが、オレはこともあろうに、32 ビット版に 64 ビット版をインストールしてしまい、起動不良と言う憂き目にあったのだ。 こんなバカはなかなかいないと思うが、注意が必要である。 しかしながらそんな困難を乗り越え、今は気持ち良く安定している。 オレの場合、Windows7からのアップグレードだったわけだが、何か利点があったのかと問われれば、画面がタッチパネルではないので、それほどの恩恵は、はっきり言ってないと言えよう。 だがしかし、凄いと思ったのは、その起動の早さである。 電源を入れ、ログインの画面になるまでほんの5秒ほどしか掛からないし、パスワードを入れ、Windows が使えるようになるまで、それから10秒と掛からないのだ。 今まで軽く1分以上掛かっていたことを考えると、これはかなりの進歩と言えるのではないか。 この快適さは何ものにも代え難いが、ただそれだけのことである。 23(水) 120 100 〔重曹はこう使う〕 ▼重曹を知ってるかい。 やぶからぼうに何を言い出すんだ。 なにしろ、重曹である。 くれぐれも、軍曹ではない。 それじゃ、ケロロ軍曹になっちゃうからな。 くだらないことを言っている場合ではない。 重曹、つまり炭酸水素ナトリウムは、一見、塩のようであるが、舐めるとしょっぱいのだ。 やっぱり塩じゃないの、それ。 オレはここに告白しよう。 重曹を使って歯を磨いていると言うことを。 なにしろ、重曹は凄い。 これを使って歯を磨けば、あ〜ら不思議。虫歯の予防どころか、ちょっとした虫歯は治ってしまうし、研磨作用により、歯なんかつるつるになってしまうのだ。 磨くのが抵抗あるならば、重曹を薄めた水で口を濯ぐだけでも、十分効果があると言うから、これは使わない手はないだろう。 ただ、しょっぱいんだよなあ、これ。 血圧に注意だ。 22(火) RUN5km 29:08 めっぽう体が重い 〔外れる利点もある〕 ▼降る降ると言われていた雪は結局降らず、それどころか、昼からやけに暖かかったぞ。 最近の予報は当てにならない。 ▼昼飯を食いながら、ふと映画の話になり、最近ではこれが面白かったとF氏は言う。 コレクトコール。 果たして最近そんな映画があっただろうか。 なんど聞いても、コレクトコールだ。 よくよく内容を聞いてみると、トータルリコールじゃないか。 その絶妙な勘違い加減に、ほとほと参りました。 ▼帰路は、まるで嘘のように空いている。 さしずめ、みな雪を嫌って、車で外出しなかったに違いない。 予報が外れると、こう言う利点もある。 ▼久しぶりに走るも、身体が重い。 おまけに、スマホのGPSが作動せず、記録が残らずだ。 それで良かったと思えるほど不甲斐ない走りである。 ともあれ、もっと走らないとダメだなあ。 21(月) 120 100 〔1億達成〕 ▼1億達成である。 と言っても、オレの貯金の目標達成ではなく、かと言って、生涯腕立ての達成回数でもない。 だったらなんだ。 LINEがついに1億ユーザーを達成したのである。 mixiニュースで確認したわけだが、おいおい、日本国民全員かよ。 日本だけじゃないんだけどさ。 なにしろ、1年半と少しの達成に驚くばかりだ。 他にも似たようなサービスは多々あるが、いったい何がLINEをここまで押し上げたのだろうか。 ひとつには、やはりCMだろうな。 他のサービスは先発していたのに関わらず、CMに力を入れていなかったのではないか。 LINEは開始とともに、ベッキーを要してCMでキャンペーンをした。 他のサービスが慌ててCMをしたところでもう遅い。 この世界は早いもの勝ちなのだ。 さらに、サービス開始が、スマホの普及し始めと言うタイミングも良かったと言えるだろう。 いち早く、スタンプ機能を搭載したのも大きい。 文章が苦手な人達に受け入れられた要因と言える。 ともあれ、なんと言っても、LINEは日本産だ。 応援しないわけにはいかないのである。 20(日) 〔残っているのにまたか〕 ▼いまだに残る愛車の雪を取り払い、洗車へ。 そのままどこかへ走りに行こうと思ったが、昨日の今日なので自重し、コメダ珈琲へ行って、お茶。 なんて軟弱になったんだ。 まあそうだな。今は充電期間と言うことにしておこうじゃないか。 いったい誰に言ってるんだ。 困ったことに、明日の夜からまた雪と言う予報が出ている。 こないだみたいのは勘弁して欲しいぞ、まったく。 そうは言っても、お天道様はそう簡単に言うことを聞いてはくれない。 取りあえず、覚悟はしておこうと思う。 19(土) 〔午前様は朦朧〕 ▼非常に良い天気だ。 高速からは真っ白な富士山も見える。 こう聞くと一見爽やかなようであるが、オレ自身の頭脳はまったく鈍いことになっている。 昨晩は、今年一発目の新年会だったからである。 その雰囲気を察して取れるように、やっぱりオレの頭は午前様の使用不可状態であり、この天気とは裏腹に頭の中は曇りきっている。 意識朦朧状態で帰宅。 よし、こうなったら今夜は爆睡だ。 そして、身も心もリセットするのだ。 心までリセットかよ。 18(金) 〔今年一発目〕 ▼今年一発目の新年会なのだった。 新年会と言っても内輪だけのこじんまりとしたものだ。 しかしながらそう言うのに限って、ハードな会となるのはお決まりである。 まずは六本木ヒルズにある居酒屋で軽く腹を満たし、そのあとバーへと移り、そこから錦糸町へと繰り出せば、気が付くとすっかり朝方となっている。 これじゃ、次の日は使い者にならなくなることは明白だ。 だいたいがこんなパターンの懲りない愉快な連中なのである。 17(木) 60 100 〔思わぬ昼時〕 ▼昼時、今日は自分一人なので、寂しくコンビニへ弁当を買いに行った。 片道300mほどのところにあるコンビニだ。 弁当を持ってレジへ。 そこで、思わぬ事態がオレを待ち受けていた。 精算しようとしても、それができないのだ。 なにしろ身体が動かない。 いったいオレは何をしてるんだ。 金を忘れました。 こんな失態があるだろうか。 おまけに携帯も忘れたので、おサイフケータイの使用も不可だ。 オレは引っ込み思案なのでどうしても、ただでくれ、とは言えず、恥を忍んでこう言ったのだ。 お金、取ってきます。 片道たったの300mだが、これが2往復ともなると話は違う。 しかも、のんびりの300mではない。 ダッシュして金を取ってこなきゃ、の300mだ。 こんなとき、グリコのキャラメルでもあればなあ。 1粒200メートルだけど。 なにしろ、思わぬ昼食前の運動をしてしまった、そんなランチ時なのあった。 16(水) 120 100 〔パナマ人のメールの方法〕 ▼休憩時間、仕事場のパナマ人がスマホをいじっている。 オレは声を掛けた。 「それ、アイフォーン?」 「そうでーす、あいほーんで〜す」 「メール打ってるの?」 「はい、メールうってま〜す」 相変わらずの、流暢な日本語だ。 そこでオレはひとつの疑問を投げかけた。 「メールは、日本語で打ってるのか?」 すると、こんな答えが返ってきたのだ。 「ちがいま〜す、ローマ字で〜す」 なるほど、その言う手があったか。 ちょっと待て、ローマ字打てるんだったら、日本語に変換すればいいじゃないか。 だがしかし、そう簡単なことではないのだ。 なぜならば、変換を押しても、どの漢字を選べば分からないのである。 そりゃそうだな。 適当なの選ばれても困るしな。 ともあれ、考えてみれば、日本語が分かるからこそのローマ字なんだと、そのパナマ人にひとしきり感心してしまったのだった。 15(火) 〔苦難の往復〕 ▼やっぱり道路はすっかり凍っており、東名高速から首都高は通行止めとなっているようだ。 横羽線は動いているようだったので、保土ヶ谷バイパスから狩場で高速に乗った。 渋滞を覚悟していたが、驚くほど空いている。 湾岸に合流すると前後に車がなく、気持ち悪いくらいだ。 高速の入り口にはまだ雪が残っていたので、上がって来れないのかも知れない。 千住新橋まで一気に駆け抜けることができた。 非常に幸運なルート選択だった。 しかしながら一般の幹線道路の渋滞は凄いことになっており、裏通りを選びながらなんとか仕事場に到着。 他の二人はまだ着いていない。 一人は10キロほどの距離を5時間掛かってやって来たし、埼玉から来るもう一人は、15キロを8時間だ。 なにしろ橋が鬼門だったと言う、登れない車があちこちで立ち往生しているのだ。 帰りのF氏は大変だった。 コインパーキングに停めた車を出そうとしたものの、駐車場はいまだに雪で覆われている。 料金を払って、車の下のストッパーが下がり、さあ車を出そうとアクセルと踏むが、タイヤがスリップしてなかなか車は前に進まない。 あせればあせるほど、タイヤは空回りするばかりで、ストッパーを乗り越えることができないのだ。 気が付けば、さっきまで下がっていたストッパーが上がってしまっているではないか。 仕方なく、もう一度、お金を入れた。 ストッパーは下がる。 しかし、車は出ない。 ストッパーが上がる。 そんなことを何度繰り返しただろう。 いつの間にか雪も落ち着いたのか、やっとのことで車を出すことに成功した。 思わず、絶叫し、ガッツポーズをせずにいられなかったと言う。 かく言うオレは、結局高速道路に乗ることはかなわず、延々と下道を走り、家に着くまで4時間掛かった。 東京横断の旅かよ。 14(月) 〔しんしんと降り続く〕 ▼休日だと言うのに、スマホの目覚ましを切るのを忘れて変な時間に起きてしまい、2度寝したせいで、目が覚めたら昼近くだった。 外がやけに静かなので、窓のカーテンを開けたら、目が痛いほどの一面真っ白であった。 雪がしんしんと降り続く。 これではどこにも出掛けられない。 クルマはおろか人間も雪仕様ではないのだ。 どさんこだって言うのにな。 ああ情けない。退化したものである。 それにしても降り続く。 果たして明日からの仕事は大丈夫だろうか。 クルマで移動するにはチェーンがいるのだろうが、そんなものない。 そもそも、自分だけ装備しても、他のクルマがダメなら移動などできないだろう。 そんなことで、今日は一歩も外に出なかった。 たまにはこんなぐーたらもいいだろう。 13(日) 〔大和を買う〕 ▼本屋へ行くと、オレの琴線に触れる、あるものが目に入った。 「戦艦大和」である きっとまた、何十号と買って、こつこつ組み立てる雑誌かと思いきや、さにあらず。 この一冊に、戦艦大和のダイキャストモデルが付いているのだ。 世界の軍艦コレクションと銘打った雑誌の第一号が、戦艦大和だったのである。 創刊号は特別価格990円。 これは買わない手はないだろう。 なにしろ、戦艦大和だ。 その格好良さときたら、一日中眺めていても飽きないくらいだ。 広島の呉にある大和ミュウジアムには2回行ったし、映画「男たちの大和」のロケセットを尾道まで見に行ったくらいだ。 何がかっこいいって、世界最大最強の風格、そして、絶妙なそのスタイルにあるだろう。 出来得れば、一度乗ってみたいものだが、しかし、乗組員には絶対なりたくないと思う複雑な男心なのだった。 12(土) 〔迷わずパンケーキ〕 ▼昨年、名古屋へ行ったおり、星乃珈琲と言う喫茶店に入り、そこで食べたパンケーキがやたらと美味しく忘れられなかったのだが、どうやらその喫茶店はフランチャイズらしく、たまたま通り掛かった神奈川県の藤沢にあったのだった。 入ってみると、やっぱりその店には、そのパンケーキがあった。 オレは迷わず、パンケーキを注文した。 飲み物は何にしようか迷ったが、オレはこう注文した。 カフェオレください。 すると、そこの店員はこう言うのだ。 カフェラテですか。 ちょっとまて。 確かにカフェオレはメニューにないようだが、どっちだっていいじゃないか。 そもそも、カフェオレとカフェラテは、どこがどう違うと言うのか。 だまって、カフェラテを出せばいいではないか。 そんなことより、パンケーキだ。 カフェラテのことなんかどうだっていい。 オレはパンケーキを食べに来たのである。 旨かったなあ、パンケーキ。 オレはひとしきり満足し、店を後にした。 できれば、もう少し近くにあればいいと思う。 ▼今年もNHKの大河ドラマは見るつもりはなかったが、なんだか評判がいいようで、そうなると気になってしょうがなく、再放送を見たのだった。 「八重の桜」 オレが好きな幕末が舞台である。 主演の綾瀬はるかが女だてらに鉄砲の名手として、我が国、会津を守ると言う話であるが、なかなか面白かったよ。 これは取りあえず、第二回も見ないわけにはいかないな。 最後が重くなりそうなので、少々気が引けるところではあるが。 11(金) 〔上京し、初めて食べたもの〕 ▼夜は、仕事が少し遅くなったので、3人で晩飯を食べに行った。 何を食べたかと言えば、これである。 もんじゃ焼き。 考えてみれば、東京に来て、やけにもんじゃを食べる機会が増えた。 名古屋にいた頃なんか、食べたことなかったもんな。 当然、北海道でもなかったし。 思えば、もんじゃ焼きを初めて食べたのは、上京したばかりの頃だった。 これに初めてお目に掛かったときは、それはもう衝撃的だった。 きっと、誰もがこう思うに違いないのだ。 ゲロ。 いきなり何を言い出すんだ。 メシを食ってる方達に申しわけないじゃないか。 ゲロ。 リピートしてどうする。 だけども、それが掛け値無しの第一印象だったのだから仕方ない。 さらに、なんだあのへらは。 てっきり切るものだと思ったら、それを使って食べると言うではないか。 なにしろ何もかも新鮮だった。 そして、その見た目に反して、これが何とも言えず旨いのだ。 さまざまなトッピングをアレンジし、自分で作ると言うのも、アトラクション的でなかなかいいじゃないか。 そして、もんじゃは東京の下町が似合う。 そんな食べ物なのだ。 10(木) 60 100 〔エンプティ〕 ▼年明けから高速道路は嘘のように空いている。 渋滞していることはしているのだが、年末のあの渋滞に比べれば雲泥の差である。 地方からの東京観光も一段落付いたと言うことか。 となれば、そろそろ登るとするか、スカイツリー。 そんな暇ないけどな。 3月までは今の仕事でいっぱいいっぱいなのである。 それならせめて、東京駅見物にでも行くか。 そう思っても、なかなかその気にならないのは、いつでも行けると思うからだろう。 期間限定じゃないしな。 そんなことを考えながら、帰路の高速を快調に走っていたら、銀座を過ぎた辺りでまずいことに気が付いた。 メーターパネルを見ると、ガソリンがエンプティを指しているではないか。 つまり、ガソリンが残り少ないと言うことである。 これは一大事だ。 オレは思わず、こう叫ばずにはいられなかった。 エンプティーっ! これがどの程度の効果があるかは分からない。 ただ、こうしたところでガソリンが増えるわけでもなく、オレに言わせれば、ただの気休めだよ。 果たしてここから家まであと何キロあるだろうか。 すぐには計算できないが、非常に際どいことは確かだ。 もしかしたらもつかも知れないし、もたないかも知れない。 これはひとつの賭けである。 オレは決めた。 男らしく、思い切って、手前で降りました。 それのどこが男らしいんだ。 この様に、エンプティは、運転する上で精神衛生上非常によろしくないのである。 9(水) 120 100 〔クレームに反応があった〕 ▼時計ショップから電話があった。 先日、アンケートハガキに思いっ切りクレームを書いたのである。 その辺のくだりは、昨年12月31日の日記に記してあるが、預けた時計バンドの外れ留め金具を勝手に処分したことに納得がいかなかったのだ、オレは。 どうやら先方は、本社のスタッフのようだ。 ほんとに申し訳ないことをしたと、非常に低姿勢である。 オレは、もういいと言ったが、メーカーと相談し、代用となる部品を捜してみると言うのだ。 だから、もう一度時計を預けて欲しいのだと言う。 なんだったら、着払いで送ってもらってもいいと言うのだ。 なんだか、大袈裟なことになっちゃったなあ。 たかだか、ピン一本のことですよ、と言ったら、そうなんですか、と、本人はいまいち分かっていない感じだ。 オレが納得いかないのは、そこなんだよな。 何でもかんでもメーカーに出すのもいいが、なぜ、店でなんとかならないか試みないのか。 できないにしても、やってみることで、何がどう問題なのか、客の要望は何なのか、メーカーに対して正確に説明できるではないか。 効率化ってのを履き違えてるのではないか。 万事、非効率なオレが言うのもなんだけど。 8(火) 60 100 〔上げるのは冬に限る〕 ▼仕事始め2日目とは思えないほど、ごく普通の日常となっている。 今しばらく、正月気分でいようと思ったが、そう言うわけにもいかないようだ。 この分じゃ、今年の凧上げはもう無理だな。 するつもりだったのかよ。 考えてみれば、ガキの頃、冬と言えば凧上げだったのではないか。 凧上げと言っても、そこら辺の生半可な凧上げではない。 なにしろ、飛行距離が違う。 糸の長さは次第にエスカレートし、上がった凧の絵柄なんか、気が付けば、肉眼で見えないほどになっているではないか。 電線なんかあったらこんなことはできないだろう。 遥か向こうまで白銀の大地だからこそできるのである。 なにしろオレは凧上げが好きだった。 オレは親父にこう誓ったのだ。 「オレはこの村一番の凧上げ師になるべさ」 そんな真剣なオレの眼差しを見ながら、親父は冷静かつ沈着にこう言った。 「勉強しろ」 ともあれ、凧のシーズンは真冬だ。 雪のない時期、凧を上げられる場所は非常に制限されるのだ。 つい、雪のない時期に凧上げなんかしようものなら、どこに引っ掛かるかわからない。 もし、木に引っ掛かったとしよう。 そんなときでもオレは慌てない。 落ち着いて慎重に糸を引っ張り、ほどこうと試みる。 しかし、なかなかうまくいかず、そのうちイライラし出し、気が付けば、力任せに糸を引っ張ったあげく切れてしまい、凧を無惨にぶら下げてしまったことが何度あることか。 だから言っただろう。 凧上げは冬だ。冬に限るのだ。 7(月) 120 100 〔ほどほどのところで行くべきである〕 ▼仕事始めはいつもの様に六本木の本社へ。 8時から社長の訓示を聞き、そのあと部署毎に写真撮影。 それが終わると、明治神宮へ祈願に行く者、そしてそれぞれの仕事場に行く者に別れる。 オレは、すぐに仕事場へ向かった。 初日から、審査機関の検査があるのである。 検査は何の問題もなく無事終了。 取りあえず、ホッとした。 ▼F氏は浮かない顔。 聞くと、原因は虫歯である。 年末に1本歯を抜いたと言い、さらに今日、もう1本抜くと言うが、明日、さらにもう1本ってことはないじゃないか。 どれだけ大盤振る舞いなんだ。 なにしろもう痛みの限界だったらしいが、そこまでほっとくのは如何なものか。 それだけの虫歯ならば、ほとんど歯の原型もなかったのではないか。 歯医者は、ほどほどのところで行かねばなるまい。 しかし、歯医者である。 オレの分析に寄れば、行きたくないイベントの上位にランクしているのは確かだ。 6(日) 〔CDを3枚買う〕 ▼長かった休暇も今日が最終日だ。 短く感じたなあ。 そんなものである。 最終日は、ゆっくり音楽でも聴こうと、CDを3枚買った。 オレは、好きなアーティストのCDは借りることはせず、買うことにしている。 すぐにパソコンに取り込んじゃうわけだが。 その3枚の内訳はこうだ。 ミスチル、安全地帯、家入レオ。 中でも、家入レオは今、オレ的に注目のアーティストであり、最初、FMで耳にして、いい曲だなあ、と思い、そして後日、また違う曲で、いい曲だなあ、と思ったのが、両方とも家入レオの曲だったのである。 どうやら新人らしく、まだ現役高校生と言うから、これから先が楽しみなアーティストなのではないか。 そして、ミスチルは待ちに待った2年振りのアルバムであり、買わないわけにはいかない。 どうしてこう、いい曲ばっかり作るんだろうな、桜井は。 最後の安全地帯は、オレに取っては完全にデフォなアーティストであり、何十年も前からのファンである。 最近、少々変わり者化してきた感はあるが、それでも歌は文句無しにいい。 アルバムも全部持っており、すべての曲を鼻歌できるくらいだ。 鼻歌かよ。 まずは、安全地帯から観賞する。 すると、思い掛けない事態がオレを待ち受けていたのだ。 「あるじゃん」 単刀直入に説明しよう。 同じCDがありました。 これが、パソコンによる弊害と言えよう。 パソコンに取り込んでしまうと、二度とCDのパッケージを見ることなんかないのだ。 ともあれ、往年のファンが聞いて呆れるよ。 このCDは、封をしたまま永久保存版となる。 5(土) 120 100 〔休暇気分〕 ▼この休暇、近場をうろうろしているばかりであり、これでは愛車の足も鈍るだろうと思い立ち、江ノ島まで足を延ばすことにした。 海岸沿いに旨いカレーを食べられる店があるのだ。 時間もあったので、高速は使わず、R467を走った。 その途中で、我が愛車、ついに15万キロ達成。 途方もない距離のようでいて、丸21年掛かっている。 途方もないのは、距離じゃなくて、年月だろう。 20万キロ達成まであと何年掛かるんだ。 しかし、きっと達成するに違いない。 オレが元気ならば。 江ノ島近辺に付いたのは、16時過ぎ。 前回、この店に来たときはもの凄い混み様だった。 だから、開店の30分前にクルマを入れ、そして待った。 案の定、あっと言う間に行列ができる。 開店し、窓際のカウンター席に座る。 カレーを食べながら、窓越しに見る江ノ島と海へと落ちてゆく夕陽のロケーションは最高だ。 ようやく、休暇気分を味わうことができた感じがする。 カレーを食べただけだけど。 帰りはさくっと高速で帰還。 昨日までの大渋滞は嘘のように、驚くほど高速道路は空いている。 今日は夜更かしせずに早めに寝よう。 果たして寝られるのか。 寝るんだ、寝るんだ、ジョー! オレは、ジョーではない。 4(金) 〔一から育てる〕 ▼先日、Windows8をインストールしたノートパソコンが立ち上がらなくなった。 原因は、アンチウイルスソフトに違いない。 元々、Windows8 には、アンチウイルスソフトが入っており、それを知らずに、他のソフトを入れたのだが、この類のソフトは競合すると問題が発生するのは分かっていたので、即座に片方をアンインストールした。 それからである。パソコンが立ち上がらなくなったのは。 アンインストールしたのは、元々入っていたソフトではないのだが、この中に Windows に必要なファイルがあったのかも知れない。 それにしても起動しない。 Windows8 にも、システムの回復機能はあるのだが、まだその機能を使うための履歴がない。 再インストールしようにも、アップデート版は、Windows が起動している状態からじゃないとインストールできず、それじゃと、セーフモードを試みるも、何をやっても立ち上がらない。 思わず自暴自棄になる。 タッチパネルでないパソコンに無理に Windows8 なんか入れるもんじゃないな。 そうは言っても、やっぱり使ってみたいじゃないか。 こうなったら、フルインストールしかないだろう。 これだとデータが消滅するので、新規にハードディスクを調達。 元々のは、320 GB だったが、500 GB に換装。 そして無事、フルインストール完了。 これからこつこつと元のハードディスクからデータとアプリを取り出すことにしようと思ったが、確認すると、Windows.OLD と言う名のフォルダの中にデータが残っているではないか。 どうやらフルインストールしてもデータは残るようだ。 ともあれ、また一から育てるのもいいもんだ。 そうでも思わなきゃ、やってらんないよ。 3(木) 120 100 〔ボロボロなので〕 ▼大渋滞のニュース映像を見てしまっては、とても遠出をする気になれない。 そんなわけで、今日も地元をクルマでウロウロする。 ふと愛車のハンドルを見る。 ハンドルカバーがボロボロなのである。 確かこれを買ったのは、愛知万博へ行った返りの長久手のカーショップだったはずだ。 だからかれこれ7年になるのではないか。 所々に穴まで開いている。 よくぞここまで使ったものだ。 そこで、交換することにした。 近くのオートバックスへ。 なかなか良いのが見つかった。 さっそく装着。 左右のグリップはいいが、上下が少し滑るのがいまいちか。 ま、そのうち慣れるだろう。 7年も使っていれば。 2(水) 〔Windows8を導入する〕 ▼Windows8を導入することにした。 エイトである。 エイトと言って思い付くのは間違いなくこれだろう。 「エイトマン」 悲しいほど、古い。 しかし、他に思い浮かばないので勘弁願いたい。 そんなことはどうでもいい。 パソコンショップへ行ったら、Windows8のパッケージが目に止まり、良く見ると、期間限定キャンペーンと言うことで、6千円とあるではないか。 これは、取りあえずでも買っておくしかないだろう。 取りあえずと言ったものの、やはりインストールせずにはいられない。 数あるパソコンの中から、Windows7のノートに入れることにした。 インストールが始まると、いくつか未対応のソフトのアンインストールを求められた。 なんだよ、Windows7 と完全互換じゃないのかよ。 しかも、そのソフトの中に、アンチウイルスソフトが入っているではないか。 困るなあ。 使ってるのはフリーのAVGだけどさ。 ともあれ、他のフリーのアンチウイルスソフトを捜さなくてはなるまい。 Windows7 からのアップデートはそこそこ時間が掛かった。 2時間は掛かったな。 手間はほとんどなかったけど。 設定自体はほとんどすべて受け継いでいるようだ。 起動するとスタート画面と言うタイル状の画面になる。 これが Windows8 の特徴であるのだが、我がパソコンはタッチパネルに対応しているわけではないので、その辺の機能は十分に使えるわけではない。 従来の Windows のスタイルで使いたい場合は、デスクトップに切り換えることとなる。 ま、基本はこのスタイルで使うことになるんだろうな。 これじゃ、Windows8 の良さが、皆目分からないよ。 果たして、売れるのだろうか、エイトは。 1(火) RUN5km 27:43 〔元気を確認する〕 ▼新年一発目の日記である。 2000年11月から始まったこの日記も、いよいよ13年目を迎えた。 自分で言うのもなんだが、良くぞ飽きずに続いているもんだと呆れるほど感心する。 いつまでやる気だ。 ▼元旦なので、北海道の実家に電話した。 いきなり妹が出た。 一家で帰省しているのである。 親父もおふくろも、なんら変わることなく元気で安心した。 心配なのは、飼い犬の元気がないことだ。 最近、あまり散歩にも行きたがらないのだと言う。 もうすっかり老婆犬なので仕方ないか。 今度行ったときまで元気でいて欲しいと願う。 オレのこと、忘れてるかも知れないけど。 先日、雨が降って少し雪が減ったと言う。 それでも、雪はねは大変だろう。 冬の北海道はまっぴらごめんだ。 byクムラ〜 |
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