◆腕立て日記◆

千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を錬とする。

体力維持か、単なる意地か、長年続けている腕立て伏せ。
ややもすると怠け気味になってくる今日この頃。
自分自身への叱咤も含め、ここに記す。

|めっせ〜じ| 

/30:火花と共に散る /29:餅を食べる /28:初めては危険である /27:やめたのに来る /26:太陽を見る /25:最高のレース /24:金に唖然とする /23:劇場版である /22:いつか来る日 /21:早くもちらほら /20:肝心なのは時間ではない /19:馬券を抜きにしても /18:オーバーホールに出す /17:病院へ行く /16:夜のランニングに潜む者 /15:寒くなると思い出す /14:待ち遠しいキックオフ /13:歯は宝である /12:2階建てだが /11:当たらない /10:湾岸廻りで /9:元上司とのメシ会 /8:フリック式の限界 /7:その日は21日だった /6:知らない振り /5:起きたら8時 /4:いまの興味 /3:こだわりのシウマイ /2:まだまだやれるはず /1:眠い日/

<2012年11月>

     ◆腕立伏◆スクワ◆背筋◆腹筋

30(金) 120 100

〔火花と共に散る〕

▼駐車していたF氏の自転車が業者の軽トラに接触し倒れた。
その際、前部に付いているカゴが外れたのだが、見ると、取付の金具がポッキリと折れているではないか。
これでは簡単に直らない。
しかし、天はF氏を見捨てなかった。
ちょうど、鍛冶屋がいたのである。
こんな時に鍛冶屋がいるなんて、なんてタイミングがいいんだ。
オレは、溶接してもらえば?、とアドバイスした。
さっそく、鍛冶屋は溶接棒を取り出し、自転車にアースを取って、溶接作業に取り掛かった。
すると、自転車全体に電流が走ったのだろう。
その瞬間、火花が散ると共に、予想外の事態が発生した。
ブレーキのワイヤーがものの見事に切れ、さらにライトの電球が付かなくなったのである。
なんてことだ。
仕方なく、その状態で乗ったはいいが、今度はチェーンまでおかしくなり、外れる始末だ。
一瞬にして、自転車はボロボロである。
こんなことなら、大人しくカゴだけ買えば良かった、と肩を落とすF氏なのだった。


29(木)         60 100

〔餅を食べる〕

▼最近、夕方になるとよく食べるのは、餅である。
どうして餅なのか。
F氏が通販で買ったのである。
先立って、出前一丁を何百個も買ってしまったのは記憶に新しいが、今回の餅は、数にして、300個くらいはあるのではないか。
またかよ。
F氏の購入癖は歯止めが効かない。
なにしろ事務所にあるこの餅を消費しなければならない。
それにしても、餅だとどうして5個も6個も食べられるのだろう。
餅一個でご飯一杯分だと言うのにな。
そうこうしているうちに、事務所に段ボールが一箱送られてきた。
ミカンである。
F氏の仕業である。
これで、餅とミカンが揃い踏みじゃないか。
となれば、もうすっかり正月気分だよ。
ダメだ。
これから忙しくなるってときに、そんな気分でどうするつもりだ。
くれぐれも、コタツだけは注文しないでくれ、と阻止するのみだ。


28(水) 120 100

〔初めては危険である〕

▼昼メシ時、3人で中華屋へ。
初めて入る店だ。
初めて入る店は危険だが仕方ない。
いつもの店が休みだったのだ。
けっこう年季の入った店内のカウンターに座り、メニューを見ると、セットものがない様なので、3人揃って、ラーメン&チャーハンを頼むことにした。
この類の定番と言えよう。
すぐに、おばちゃんが持ってきたのは、皿に山盛りの漬け物だった。
凄い量だ。
漬け物だけで腹一杯になっちゃうよ。
そんなことを言いながら箸でつついていると、次に持ってきたのは、スープである。
ラーメン頼んだのに、スープかよ。
オレの推理に寄れば、チャーハンを頼んだからだろう。
そうこうしているうちに、どうやらチャーハンができたようだ。
おばちゃんが、どうぞ、と言ってカウンターの上に、どんと置かれたチャーハンを見て驚いた。
なんだ、このメガトン級の量は。
通常の倍以上はあるのはないかと思われるような量なのだ。
なんとなく、漬け物の量を見てイヤな予感がしたんだよなあ。
なにしろ、このチャーハンを食べ切る自信がない。
見ただけで腹一杯な気分だ。
ちょっと待て。
何か忘れてないか。
そうである。ラーメンだ。
ほどなく、ラーメンがやってきた。
容赦のない山盛りのラーメンだ。
万事休す。

初めて入る店は危険である。


27(火)         60 100

〔やめたのに来る〕

▼やめたはずのフェイスブックからメールが来ていた。
内容はこうだ。

「〜さんをご存じですか?」
「知り合いかも?」

いきなり、知り合いかも、ってことはないじゃないか。
そもそも、誰が友だちをチェックしてくれと頼んだんだ。
その後に10人ほど名前が列記してあるのだが、確かに知り合いだよ、知り合いだとも。
果たして、どうしてこんなメールが来るのだろう。
オレのIDが一人歩きしているのだろうか。
まったく不思議なことであるが、考えてみれば、フェイスブックのこんな挙動不審なところがイヤでやめたのだった。


26(月) 120 100

〔太陽を見る〕

▼昨日、銀座でたまたま通り掛かった建物の中に絵画の展示が見えた。
個展だろうか、ガラス越しに覗いていたら、ふいにドアが開き、どうぞ、中で見て下さい、と男性がにこやかな顔で手招きするので、買えないんですよ、と言うと、何を言ってるんですか、そんなの構わないからどうぞどうぞ、と言うので、お言葉に甘え、中に入って見させてもらうことにした。
どうやら、その男性は、この個展の作品の主らしい。
部屋を見渡す。
壁に掛かる絵は、どれもが鮮やかな太陽である。
それと共にあるのは、富士山だ。
どうやら、太陽と富士山をテーマに描き続けているようだ。
その先生は言う。
僕は、太陽を肉眼で見るんですよ。
いきなり何を言うんだ。
そうやって20年、描き続けてきたと言い、さらにこんなことを言いだした。
こないだの、日食も肉眼で見たんですよ。
黒いメガネ越しに見たって、ぜんぜん綺麗じゃない。
やっぱり太陽は肉眼に限りますよ。
まったく凄い人だ。
それにしても、なんて気さくな人なんだろう。
絵描きの先生と言うのは、もっと気むずかしいものだと思ったが、こんな人もいるんだな。
記念にと、アトリエの住所を記した絵葉書をもらった。
どうか、目を大切に描き続けて欲しいと願わずにはいられないのだった。


25(日) 

〔最高のレース〕

▼どこへも出掛けることができなかった。
15時40分のそのレースが終わるまでは。
ジャパンカップである。
最初に言っておくが、馬券は外れた。
しかしそれよりも、このレースをリアルタイムで見られると言う喜びが勝っていた。
やっぱり、凄いレースだったなあ。
3冠馬vs牝馬3冠馬、この2頭の直線のデッドヒートは必ずや後世に語り継がれるに違いない。
最後に言わせて貰おう。
当たらない。


24(土) 

〔金に唖然とする〕

▼銀座をぶらぶらしていたら、目映いばかりの金色に光るツリーが目に入った。
吸い込まれるように建物内へと入る。
それは、ディズニーのキャラクターをあしらった、まさに金のツリーであった。
ここは、貴金属を扱う店である。
上階に特設があります、と言うので、目の保養をかねて入ってみると、いきなり馬鹿でかい金貨が置いてあるではないか。
100kgのメイプルリーフ金貨である。
こんなもの誰が首からぶら下げると言うんだ。
金メダルではない。
なにしろ100kgである。
現在、金は1g 4、900円くらいと言うが、敢えて計算すまい。
うんざりするからさ。

そんな途方もない金よりも、取りあえず明日はジャパンカップだ。
オルフェーヴルか、それともジェンティルドンナか。
オレは、その両馬に金並みの夢を託す。


23(金) 

〔劇場版である〕

▼映画を見に行った。
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Qである。
劇場版と言うだけあってテレビ版とはまったく違う、のっけから予想も付かない展開となっており、あわわあわわとストーリーを追っていくうち、あっと言う間に「つづく」となってしまった。
果たして次回で最終章なのか。
にわかに疑わざるを得ない。
次回、最終章として公開したとしても、前回の「破」と今回の「Q」との間に多くのストーリーがあるはずで、だったらこれを使わない手はないだろう。
どれだけ、商魂たくましいんだ、ヱヴァってやつは。
それにまんまと乗るオレなのだった。


22(木) 

〔いつか来る日〕

▼同じ部署のYさんの送別会なのだった。
先日、3人でやったのだが、今日は部署総勢30人での送る会だ。
なにしろ35年務めたのである。
本人に言わせれば、あっと言う間だったのだろう。
だがしかし、35年と言う月日は、振り返ればやっぱり長かったに違いないのだ。
いつか来るこの日を、オレはどんな気持ちで迎えるのだろう。
そんなこと、今からピンとくるわけがないじゃないか。
またきっとどこかで会いましょう、そう言って、Yさんと別れた。


21(水) 120 100

〔早くもちらほら〕

▼ちらほらと家のベランダにイルミネーションの光が出没し始めた。
なんだ、この光は。
UFOでも招き寄せるつもりか。
いや違う。
オレの推理に寄れば、これはきっと、クリスマスの儀式の一種に違いない。
だれがどう見たってそうだよ。
それにしても、11月のこの時期にクリスマスか。
気分を高揚するにはちょっと早過ぎるのではないか。
これじゃ、身がもたないよ。
いざ、本番と言う段になって、すっかり冷めてしまっているのではないかと不安になるのだ。
クリスマスと言ったって何も予定はないわけだけれども。
とほほである。


20(火) RUN5km 27:51 

〔肝心なのは時間ではない〕

▼帰路、高速に乗り、電光掲示板を見ると、浜崎橋ジャンクションまで110分。
どうやら事故か何かあったようだ。
きっぱりと湾岸道路廻りで帰ることを決心した。
堀切ジャンクションから中央環状で葛西ジャンクションに向かう。
ここから荒川越しに眺める夜景は最高である。
スカイツリーもひときわ輝いて見える。
ここを我が愛車で駆け抜けると気持ち良いだろうなあ。
湾岸道路は渋滞もなく快調に走る。
帰宅まで所要時間 1時間45分。
果たして、早かったのかどうかは定かではない。
しかし、気分良く走ることが肝心なのだ。


19(月) 120 100

〔馬券を抜きにしても〕

▼かなり寒い一日。
身も引き締まる思いだ。
そう言えば、昨日の報告をしていなかったとふと思い出す。
端的に言って、外れたよ、外れた。
昨日は、マイルチャンピオンシップだったのだ。
荒れると踏んで、かなりの投資をしたわけだが、その思いも虚しく撃沈。
勝ったのは、武豊。
約2年振りのG1勝利に、オレもなんだか嬉しいが、それにしても笑っちゃうほど当たらない。
その原因のひとつは取りも直さず欲だ。
先週も言ったけど。
ここは原点に返り、馬連、またはせいぜい3連複で行こうじゃないか。

次回は、ジャパンカップ。
メンバーが凄いことこの上ない。
3冠馬オルフェーヴルに牝馬3冠のジェンティルドンナの対決も楽しみだし、それに加え、凱旋門賞馬も出走するときた。
これは、馬券を抜きにしても楽しみである。
頑張れ、フェノーメノ。
3冠馬がどうのこうの言ってるときに、フェノーメノはないじゃないか。
競馬は何があるかわからない。


18(日) 

〔オーバーホールに出す〕

▼愛用の腕時計をオーバーホールに出した。
セイコーのオートクォーツと言う、自動巻のクォーツ時計だ。
なんだ、それは。
つまり、振れば充電されるのである。
使い初めてもうすでに20年近くになるのではないか。
オーバーホールは8年くらい前に一度出した。
充電池が弱くなってしまい、すぐに止まるようになってしまったので出したのだ。
この時は、それまで満充電で3日の駆動時間だったのが、帰ってきたら、駆動時間30日と言う、笑っちゃうような性能アップとなったのだが、この度、再び電池が弱くなり、オーバーホールに出したのである。
最近は、ソーラー電池式の時計が幅を利かせているが、これだってあくまでも半永久であって、永久ではないのではないか。
真の永久時計はないのか。
あるぞ、ある。
砂時計だ。
それくらいしか思い付かないのだった。


17(土) 

〔病院へ行く〕

▼近所の病院へ行った。
と言っても別に風邪を引いたとかではない。
血圧の検査である。
と、言うのも、今年1月の健康診断で高血圧気味と言う結果が出ており、要精密検査と言うことになっていたのだが、まったく自覚症状がなかったので、ほったらかしにしていたのだ。
すると、先日、会社から再検査の結果を報告せよ、と言うお達しがあり、そんなわけで本日、慌てて行ったわけです。
もともと血圧は高めであり、特に下の数値が高いのだが、この様な悪い結果となるのは決まって健康診断のときであり、普段はまったく正常であるとオレは信じている。
要は、病院で血圧を測るという緊張感と言うか、強いて言えば、条件反射だ。
オレの身体は、病院イコール血圧上昇の図式が成り立つのだ。
したがって、今回の再検査でもいい結果が出ることはないだろう。
それはそれで仕方ない。
その結果を正直に報告するだけだ。
待合いでひとしきり待ち、やがて名前を呼ばれ、診察室へ。
先生はオレの顔を見て一言いった。
見たところ元気そうですね。
そう言われれば、はい元気ですと、言うしかないだろう。
オレは、オレの置かれた状況をひとしきり説明し、先生はおもむろに血圧を測り始めた。
先生の顔が曇る。
やっぱりダメか。
そして先生の口から結果が告げられた。
「正常です」
おぉ!やったぜ、ベイビー!
早い時間に行ったのが功を奏したのかも知れないし、昨日走ったのが良かったのかも知れない。
ともあれ、これでお墨付きをもらった。
これで大手を振って会社を歩くことができるのだ。


16(金) RUN5km 30:15 

〔夜のランニングに潜む者〕

▼こんな時期でも走ると汗が吹き出るから不思議である。
夜、いつものコースを走る。
河川敷を走っていると目の前にいつもはない看板が立っていた。
「この先、工事のため通り抜けできません」
くそー、ここまで来て引き返さなければならないのかよ。
走りつつガッカリしていると、前方から人が走ってくるのが見えるではないか。
なんだよ、通れるんじゃないか。
オレは、看板を通り越し、走り進んだ。
次第に前方のランナーが近付いてくる。
せっかくなので、一言挨拶しようと構えていると、何か様子が変だ。
次第に近付く人の影。
その影を良く見ると、なんと、壁に映るオレの影だったよ。
オレは仮面の忍者で言うと、何影だよ。
とんでもなく古いけど。
ともあれ、夜のランニングは危険がいっぱいだ。


15(木)         60 100

〔寒くなると思い出す〕

▼急に寒くなった。
いつの間にか秋も終わりか。
こんな時期、思い出すのは香嵐渓だ。
名古屋に住んでいた頃、毎年行っていた紅葉のメッカである。
今頃、ライトアップされた香嵐渓は見頃を迎えているのだろう。
この時期出店する刀削麺、zizi工房のフランクフルト、ここで食べるものはどれも旨かった。
すでにほんとに懐かしい。


14(水) 120 100

〔待ち遠しいキックオフ〕

▼いつものように、東名高速を横浜町田インターで降りる。
いつもは合流の16号バイパスまでスムーズだが、今日はなぜか料金所を出るなり渋滞だ。
やけに16号が混んでいるのだ。
どうやら工事でもないようだ。
16号を抜け町田街道に入るも、いつもより車は多いし、何かしら皆、あたふたしているように見える。
これは何かある。
何かあるも何も、オレも先を急いでいるのだ。
それは、取りも直さず、サッカーだ。
みな、W杯予選に間に合うようにと先を急いでいるのだ。
考え過ぎかも知れないけど。

そして、日本vsオマーンは、アウェイの異様な雰囲気の中、2対1で日本勝利。
いやあ、劇的だったなあ。
よくやったぞ、高徳。
これで日本はW杯出場に王手を掛けた。
それを決めるべく来年3月が待ち遠しい。


13(火) RUN5km 29:44 スローペース

〔歯は宝である〕

▼職場の若手、Hが浮かない顔をしている。
どうしたんだ、いったい。
聞くと、意を決し行き始めたところがあると言うのだ。
それは歯医者である。
相当前から虫歯があるらしく、これがもう限界と観念し、ついに歯医者へ行ったらしいのだが、数ある虫歯の中で、1本だけどうしても入れ直さなければならない歯があるらしく、だったらこの機会に治せばいいじゃないかと思うのだが、問題はその費用であり、浮かない顔はどうやらそれが原因のようだ。
聞くところによると、その費用、12万。
浮かない顔も、もっともだ。
だってそうだろう。
歯がたった1本で12万だよ。
あんなにちっこいのに12万だ。
まるで、宝石じゃないか。
金歯なら保険も利いてもっと安くできるらしいが、爽やかに笑って、口元から金歯はないよなあ。
ともあれ、まだ1本で良かったと思うべきであり、これが、2本、3本となったら、考えただけでもうんざりするだろう。
オレの場合、運良く歯はすべて健在である。
当然、歯磨きは毎日している。
オレの場合、ちょっと変わった磨き方だ。
その方法をそっと教えよう。
ひとしきり磨き終えたあとのすすぎに、その秘密はある。
それはどんな方法か。
ろくにすすがない。
なぜなら、せっかくの歯磨き粉の成分を流してしまうのはもったいないからだ。
これがオレの歯磨きの秘密だ。
秘密のままにしてくれと言わそうだけど。
ともあれ、これで歯のメンテは完璧だ。
何を置いても、歯は大事にしなければならない。
歯は宝である。


12(月) 120 100

〔2階建てだが〕

▼湾岸道路を走っていたら、目を疑うような光景に出くわした。
2階建てのバスである。
それがどうかしたのか。
2階建てのバスはさほど珍しくもないだろう。
だがしかし、驚いたことに、屋根がないではないか。
つまり、乗客はみな、剥き出し状態なのだ。
なんてことするんだ。
乗客はみな、こう言うのではないか。
「気のせいか、寒いったらないなあ」
これじゃまるで、オープンカーならぬ、オープンバスである。
屋根を省略するなんて、なんて大胆なコスト削減なんだ。
そんなことじゃないと思うけど。
それにしても、初めて見たなあ、屋根のないバスは。
きっと、東京観光用のバスなんだろうな。
ちょっと乗ってみたいぞ。
僕は思わずそう思いました。
こんなところにも、関係者の並々ならぬ工夫の跡が垣間見えるのだ。


11(日) 

〔当たらない〕

▼ちょっとどうかと思うほど、馬券が当たらない。
そろそろ当たってもいい頃だし、逆に言えば、そろそろ当たらないとまずい感じだ。
なぜ、こんなにも当たらないのか。
まずもって、以前にも増して欲が出ていることは明白だ。
当たっていないゆえ、それを挽回しようと一発千金を狙っているのだから無理もない。
さらに、少し前なら、せいぜい三連複だった買い方が、この頃と来たら、すべて三連単だ。
これは完全に欲だし、なにしろ、力が入っている。
これでは勝てるわけがない。
まず、肩の力を抜いて、自然体で挑むのだ。
そのためにも、腹式呼吸が基本だし、十分な準備運動も重要である。
いったい何の話をしてるんだ。
ギャンブルに準備運動はないじゃないか。
いや、意外とそんな心構えが大切なのかも知れない。
何事も壁にぶち当たったら、アプローチを変えるのもひとつの手なのだ。
ともあれ、もっと他に力を入れるべきものがある様な気がする。


10(土) 

〔湾岸廻りで〕

▼朝帰りの土曜はたいてい行楽の車で大渋滞だ。
交通情報を見ると、やはり東名高速の下りは大渋滞のようだ。
そう言うわけで、湾岸道路廻りで帰ることにした。
車線が多いせいか、至極順調に車は流れる。
天気もすこぶる良く、横浜ベイブリッジからは富士山が実に良く見える。
なんて気持ちの良いドライブなんだ。
だがしかし、眠いったらないよ。
ついに睡魔には勝てず、大黒埠頭パーキングに入り、休憩、そして仮眠した。
そんなことをしていたら、帰宅が15時。
何をやっていたのか分からない、あっと言う間の一日であった。


 9(金) 

〔元上司とのメシ会〕

▼退職する元上司のYさんとメシを食った。
場所は池袋。
落ち込んでいると思ったが、意外とさばさばしていた。
もうすでに踏ん切りが付いたようだ。
それでもまだ何かやれればと、ハローワークに登録したとのこと。
しかし、ハードな労働はもうやる気はないと言い、だったらもうきっぱりと引退したらいいのではと思うのだが、やはり年金だけでは心許ないと言う。
そもそも年金と言うものはいくらもらえるのか。
聞けば、20万そこそこと言うが、これからますます少なくなるだろうし、確かにそれじゃあ、贅沢な暮らしなんてまったくできないな。
競馬なんてもってのほかだし、愛車で北海道帰省なんかも無理だな。
なにしろ自分の将来と重ね合わせると、なんだか切ない気分になるのであった。


 8(木)         60 100

〔フリック式の限界〕

▼スマホの文字入力方法をニコタッチ式からフリック式に変更してから数日経つ。
練習の成果もあり、ニコタッチよりも早く入力できるようになったのではないか。
しかしながらある一定のところまでくると、なかなかそれ以上が望めない。
なんだかんだ言って、やっぱりキーボードにはかなわないのだ。
これがスマホの限界なのか。
何を言ってるんだ。
単にオレの限界である。
長年使い続けている愛機HP200LX のキーボードを搭載したスマホがあればなあ、と無理難題を夢見るオレなのだった。


 7(水) 120 100

〔その日は21日だった〕

▼昨日、人類滅亡の日を12月12日と書いたが、21日の間違いだった。
危なく損するところだったぜ。
そもそもこれは、古代マヤ文明の暦が、この日に終わっていることから、終末を意味しているのではないかと言われているのだが、この頃、大きな天文現象もあると言う。
銀河系の赤道上をオレたちのいるこの太陽系が通過すると言うのだ。
だからどうしたと言われそうだが、これは、2万5千8百年振りのことであり、過去のオレの記憶を辿っても思い出せない。
当たり前だけど。
それどころか、人類自体が初めて経験する天文現象なのではないか。
何がやばいかと言うと、銀河の赤道上にある強大な磁気エネルギーが地球に降り注ぐのだ。
果たしてこのとき、地球にどんな異変が起きるのだろうか。
大地震なのか、火山爆発なのか、大停電なのか、極点移動なのか、それとも全部か。
この前兆はすでに出始めていると言うから、ただごとではない。
もしかしたら、マヤの暦もこれを踏まえていたのかも知れない。
あのノストラダムスの大予言も、実は計算法が違っていて、人類滅亡は2012年だと言う話もある。
とは言っても、まったくピンと来ない毎日だよ。
どちらにせよ、オレの力どころか人間の力でどうのこうのできるものではない。
ただただ、何事も起こらないことを祈るしかないのだ。


 6(火) RUN5km 31:21 敢えてスロー

〔知らない振り〕

▼雨上がりの夜。久しぶりに走ったら、いつものアウトレットショップは予想通りのイルミネーションだった。
なぜかテンションが上がる。
ここを走るのはちょっと恥ずかしいけどな。
ほとんど人はいないけど。
そして、一気に師走へとなだれ込んでいくのだ。
しかし、今年の年末年始は忙しくなりそうだなあ。
そんなタイミングなのだ。
そのためにも今から十二分に準備をしておこう。
そう言えば、最近すっかり話題に上らなくなったな。
12月12日の地球滅亡のことだ。
あれだけ騒いでいたのに、いったいどうなってるんだ。
あと1ヶ月ちょっとしかないんだぞ。
どうやらみんな知らない振りをしているらしい。
そして年末に言うのだ。
「いつの間にか終わってたね」


 5(月) 120 100

〔起きたら8時〕

▼朝、起きたら8時だった。
つまるところ、寝坊である。
ひさしぶりに驚いたなあ。
それにしても納得がいかないのは、目覚ましが鳴ったことにまったく気が付かなかったことだ。
普段、目覚まし時計はスマホのアラームを使っており、念のため、少し間を空け2回設定している。
しかし、その2回とも記憶がないではないか。
もしかして、ぼちぼちやられたかあ、オレの頭。
噂に寄れば、枕元に携帯を置くのは、かなり良くないのだと言う。
電磁波で脳がまずいことになるらしいのだ。
どうまずいのかはいまいち分からないけど。
さしずめ、頭が暖かくなるのかも知れないな。
頭がホカホカなのはイヤだなあ。
ともあれ、そんな奴はこの世の中にけっこういるのではないか。
この分では、人間そのものが携帯電話のためにダメになってしまうのではないか。
これは人類の危機である。
そんなことをいくら言っても、寝坊の言い訳にはならない。


 4(日) 

〔いまの興味〕

▼いきなりだが、いまスマホは、ARROWS、若しくはOptimus がいいんじゃないかと思う。
いま、読んでいる本は、「大富豪アニキの教え」と「湾岸ミッドナイト」だ。
そして、映画はいよいよ、ヱヴァンゲリヲンの公開が始まる。
いったいどれだけまたせれば気が済むんだ。
新劇場版として、5年前に「序」が公開され、その2年後に「破」、そして今回の「Q」と言うわけだが、その間、すでに5年だ。
儲かるんだからしょうがないと言えばしょうがないだろう。
そう言うオレも、まんまとその手に乗っているわけだ。
ともあれ、楽しみではある。
次回がいよいよ最終シリーズと言うことだが、今度はいったいどれだけ待たせてもらえるんだろうか。
それもまた楽しみである。


 3(土) 

〔こだわりのシウマイ〕

▼起きてすぐにシャワーを浴びる。
昨晩は帰宅が3時。
そのまま、バタンキューと寝てしまったのだ。
昨日は体調がいまいちだったが、北千住、新宿と3人で飲み歩いた。
かなりハードな一日となったのである。
遊んでハードなのは文句は言えまい。
そして、一晩寝たら、すっかり復活。
腹が減って急にシウマイが食べたくなり、あざみ野の駅まで崎陽軒のシウマイ弁当を買いに行った。
いま、崎陽軒の弁当は、種類が豊富だ。
その中から、チャーハンシウマイ弁当と、期間限定 キノコシウマイを買う。
ところで、なぜ、シウマイなんだ。
シュウマイじゃダメなのか。
この辺に、ただならぬこだわりを感じるのだ。


 2(金) 

〔まだまだやれるはず〕

▼同じ部署のYさんから電話が入った。
心なしか元気がない。
聞けば、会社を辞めることになったと言うではないか。
それは本人に取っても急な話だったらしく、会社側から65歳をもって、延長はないとの通告を受けたらしいのだ。
本人はまだまだやるつもりだったらしく、本当に残念そうだ。
そもそもYさんにはお世話になった。
オレが新入社員のとき、一番最初の上司だったのがYさんだし、いろいろと遊びにも連れて行ってももらった。
オレが名古屋に転勤になってからは関わりが少なくなったものの、東京に戻ってからは、何かと連絡を取り合ってもいたのだ。
ともあれ、会社はもう少し融通を利かせたらどうなんだ。
使えない若いものより、よほど即戦力になるのではないか。
ま、会社の考えは、先を見越してのことだと思うが。
要は前例を作らないと言うことか。
なにしろほんとに残念だし、改めて年月の流れを実感するのである。


 1(木) 

〔眠い日〕

▼けっこう眠い一日だった。
それと言うのも事務所に泊まったからであり、それはなぜかと言うと、今日は早くから客先との打合せが入っており、よって遅刻厳禁だったからであり、だったらなぜ眠いのかと言えば、飲みに行ってしまったからであった。
そんなわけで昨晩は、事務所に戻ったら2時だった。
それでも、寝坊しない限りは遅刻することはない。
ここが仕事場だからだ。
危なかったけどな、熟睡して。
寝袋で熟睡できるとは思わなかったよ。
そして無事、今日の打合せは終了。
それからが睡魔との戦い、そんな一日であった。



byクムラ〜




昨日 今日


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