◆腕立て日記◆

千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を錬とする。

体力維持か、単なる意地か、長年続けている腕立て伏せ。
ややもすると怠け気味になってくる今日この頃。
自分自身への叱咤も含め、ここに記す。

|めっせ〜じ| 

/31:苦戦の柔道 /30:再び入庫 /29:知らない電話が掛かる /28:いつもと違う帰省 /27:夏休みなのか /26:急に来た暑さ /25:運ばれていった /24:いきなりなので驚く /23:同時に発生する /22:なんでもない休日 /21:つい手が行く /20:夏休みの様である /19:だからこそ意味がある /18:寝られず怒る /17:旅行先でもあった /16:愛車、突然の不調 /15:箱根を巡る /14:箱根に入る /13:明日のために食す /12:パンダよりも /11:経年変化は突然気付く /10:ぶらぶらしている /9:暑いし、雨だし /8:大事な部分 /7:夜だった /6:朝だった /5:疑惑の渋滞 /4:目下の楽しみ /3:これからの天気予報 /2:節電である /1:パソコンを前に盛り上がる/

<2012年 7月>

     ◆腕立伏◆スクワ◆背筋◆腹筋

31(火)         60 100

〔苦戦の柔道〕

▼連日、オリンピックで力が入る。
いま、興味の中心は柔道なわけだが、それにしても苦戦している。
それでもなんとか昨日、待望の金メダルが女子にもたらされた。
最後は反則勝ちと言う、少々シャキッとしない勝ち方であったが、それでも欲しかった金メダルだ。手段はどうでもいい。
そして、今日もワクワクしながら帰宅し、すぐにテレビをつける。
すると、なんと言うことだろう。
男子女子ともすでに敗退してるじゃないか。
あ〜、がっかりだ。
それにしても、どれだけ本番に弱いんだよ、日本人ってやつは。
果たして、今回のオリンピック、日本はいくつの金メダルを獲得できるのだろう。
金メダル確実と言われる選手は、日本にも何人かいる。
しかし、該当の選手はすでに多数が敗退している。
もしかしたら、今回の大会、本命はことごとく潰れる大会なのかも知れない。
そんな気がしてならない。
オレの予想が外れることを願う。


30(月) 120 100

〔再び入庫〕

▼昨日は、スカイラインのライトが切れたので、ディーラーへ行ったのだった。
先日、修理から上がってきたばかりだと言うのに、まったくタイミングが悪い。
そんなわけだから、ディーラーも気を利かせてくれ、部品代だけに負けてくれた。
それにしても暑い。
この異常な暑さのせいで、エアコンの効きがいまいちだ。
ちょっと待て。
先日の修理は確か、エアコンではなかったか。
ああそうだ、そうだとも。
それなのになんだ、この生ぬるいエアコンの風は。
まるで、オレの仕事ぶりと一緒じゃないか。
ほっといてくれ。
なにしろ、故障前はもう少し気合いの入った冷たい風が出ていたはずだ。
どうやらまだ何か不具合があるようである。
そんなわけで、我が愛車は、再びディーラーへと旅立つこととなった。
北海道遠征までには、なんとかなるだろう。
そう願いたい。
と言うか、そうならないと困る、ったら困る。


29(日) 

〔知らない電話が掛かる〕

▼昨日から何度も知らない番号の着信で電話が掛かってくる。
上4桁がオレの番号と一緒であることからも、きっとイタ電だろう、と言うことで、無視を決め込んでいたが、あまりにも何度も掛かってくる。
もしかしたら、何か重要な電話かも知れない。
オレは意を決し、ついに出たのだ。
すると、女性の声でこう言ったのである。
「先生ですか?」
えっ、オレって、先生?
果たしてオレは何の先生だと言うのだろう。
オレの記憶に寄れば、あかひげ先生でも、仁先生でも、ましてや、ドリトル先生でもない。
きっぱりと言おう。
先生と言われるような、筋合いはない。
すると、その女性はさらにこう聞き直した。
「高橋先生ですか?」
オレが高橋ではないことから、明らかに、間違い電話である。
そんなことだろうと思ったよ。
果たして、もしオレがその電話を無視し続けたらどうなっていただろう。
その女性は延々と高橋先生を求め、電話をし続けたのではないか。
ああ、なんて不憫なんだ。
そう考えると、思い切って電話に出て良かったよ。
オレはひとしきり何か良いことをした気分になった。
おめでたい奴だな、オレって。


28(土) 

〔いつもと違う帰省〕

▼愛車スカイラインが修理から戻ってきた。
不良ヶ所はエアコンとブレーキであった。
噴き出し口から出てくる風が実に心地良いし、ブレーキペダルを踏み込む右足が心なしか喜んでいる様に見える。
なんだそりゃ。

▼横浜の弟から電話。
めったにない電話に、何かあったのかと一瞬気をもむ。
どうした、とオレはのっけから質問した。
すると、予想もしなかった答えが弟から返ってきたのだ。
「今年は北海道に帰る」
なにしろ、弟は帰省しないのが当たり前になっており、家族が4人もいるので確かに旅費は掛かるかも知れないが、それにしたって、10年も帰らないのは如何なものか。
兄弟3人が北海道で揃うのに至っては、もう何年前のことなのか記憶にもないくらいだ。
そんな弟が何を思ったのか、今年は帰省すると言うのだ。
親父もおふくろも、もうけっこうな歳だからな。
日程を聞けば、オレが実家を出る日に来るようだが、少し時間をずらしてでも、弟一家と実家で顔を合わせたいと思う。
今年の帰省はいつもと少し違う帰省になりそうだ。


27(金) 

〔夏休みなのか〕

▼朝の渋滞がひどい。
見ると、車種、ナンバー、ドライバーの格好、走り方、これらは普段見慣れないものであり、したがって交通事情もすっかり夏休みモードだ。
夏休みモードと言う通常とは違うモードは非常に困りものである。
なにしろ事故も多いし、故障車も多い。
だがしかし、考えてみればまだ7月である。
確かに学校は夏休みかも知れないが、ほんとに夏休みなのか。
この暑さである。
気分だけでも夏休みじゃなけりゃ、やってられないじゃないか。


26(木)         60 100

〔急に来た暑さ〕

▼敢えて言おう。
誰が何と言おうと、暑い。
誰も否定してないけど。
とにかく、急に来たな、この暑さ。
仕事場では一人調子が悪くなり、家に帰した。
連絡に寄れば、大事には至らなかったとかでホッとした。
会社に電話すると女子社員が出た。
暑いねえ、とお決まりの挨拶をすると、女子社員はこう言うではないか。
「らしいですね」
何を言ってるんだ、おまえ。
とぼけるのもいい加減にしろ。
そう言うことではないらしく、聞けば、事務所の中は寒くて、上着を着ているのだと言う。
何という罰当たりなんだ。
役所なんか、エアコンの設定温度28度で汗だくで頑張ってるんだぞ。
なのに、おまえってやつは。
「だって、エアコンの温度設定なんてできないんですよ」
どうやら、「入」と「切」しかスイッチがないらしい。
オレの推理によると、誰かがリモコンを隠しているのではないか。
いったいそれは誰か。
オレは断言しよう。
エアコンのリモコンを隠している者、それは。
暑がりさんだ。
それほど、この暑さに逼迫しているのだ、暑がりさんは。
だがしかし、この時期、暑がりさんばかりに注目が集まるが、けっして、寒がりさんの存在も忘れてはいけない。
寒がりさんの存在を意識することで、少しでも涼しくなるかも知れない。
だがしかし、そんなこと無理だ。


25(水) 120 100

〔運ばれていった〕

▼日増しに忙しさが増してゆく、そんな毎日だ。
今週から来週に掛けてがピークだろう。
その曉には、待ちに待った夏休みが待っている。
北海道帰省だ。
そして、その役割を担う、我が愛車スカイラインが、修理のためディーラーへと運ばれて行った。
部品も揃い、予定通りのスケジュールである。
何もなければ今週には戻ってくるだろう。
そして準備万端。
やがて、何千キロの道程を突き進んで行くのだろう。
他人事かよ。


24(火)         60 100

〔いきなりなので驚く〕

▼しかし、驚いたな。
イチローのトレード。
11年いたマリナーズから名門ヤンキースへの移籍だ。
それにしても、いきなりだ。
まったく噂にもなっていなかったし、しかも、もうすでにヤンキースの一員として試合に出てるじゃないか。
イチローの着るユニフォームといい、どれだけ段取りが早いんだよ、大リーグってやつは。
オレも見習わなくてはなるまい。
ともあれ、これからますますイチローを応援したい気分になった。


23(月) 120 100

〔同時に発生する〕

▼久しぶりに仕事で汗を流した。そんな一日だった。
なにしろ、トラブルが同時に2件発生したものだから、行ったり来たりで、ほとんどディスクワークなんかできなかったよ。
さも、ディスクワークやってる様な言いようだが…
ともあれ、どうりで足が疲れているわけである。
それでもなんとか大きな問題になる前に、収束することができた。
ほんとにオレは運が良い。
ふと我を見ると、すっかりこんがり小麦色の夏男に変身していた。


22(日) 

〔なんでもない休日〕

▼DVDを見たり、格闘技UFCを見たり、まったりな休日を過ごす。
グリーン・ランタンは意外と面白かったが、UFCはいまいち白熱感に欠け、オレにアドレナリンを発生させることはなかった。
午後は張り切って予想した競馬を見ようとしたら、27時間テレビとか言うのをやっており、お陰で外れた。
そう言う問題じゃない気もするが。
そう言えば、海外G1に挑戦のダービー馬 ディープブリランテは惨敗してしまったようで、実に残念だ。

▼この3日ほどは、非常に涼しい日が続いており、エアコン故障中の我が愛車に乗る身としては、非常にありがたい週末であった。
今週修理に出して、週内には完了すると言うから、なんてグッドタイミングなんだ。

▼ふと、10日から走っていないことに気付いた。
来週から五輪が開幕すると言うのに、そんな体たらくでどうするんだ。
関係ないけど。


21(土) 

〔つい手が行く〕

▼本人には非常に申し訳ないが、F氏の頭髪は寂しいことになっている。
横はあるが、てっぺんはもうほとんどない状態だ。
F氏は外から戻ると、決まって鏡の前に立ち、ヘアースタイルを手で整える。
その手順はこうである。
まず横の髪を手で押さえ、そのあと前髪を手で横分けするのだ。
ちょっと待て。
さきほど説明した様に、F氏の髪は横しかない。
だったら前髪に手を持って行く理由が分からないじゃないか。
しかし、気が付けば、つい前髪のあったあたりに手が行ってしまい、横分けする仕草をしてしまうのだ。
これはまあ、なんと言いましょうか。
かいつまんで言えば、つまり、エアーヘアーである。
エアーヘアーは、エアーの中でも特に寂しい。


20(金) 

〔夏休みの様である〕

▼昨日がまるで夢だったかの様に涼しい一日。
どうなってるんだ、この天候は。
さらに午後から雨が降り出す始末だ。
聞いてないぞ、雨なんか。
さらに、五十(ごとお)日だし、週末だし、何だよ、この高速の渋滞は。
聞けば、今日は学校で言うところの終業式だと言うではないか。
つまり夏休みの突入と言うことであり、精神的な観点から言えば、ウキウキと言えるだろう。
身体で表現するとすれば、両手を前に90度に曲げ、脇をパタパタ動かし、それと同時に足を交互に後ろに跳ね上げる、そんな動作なのだろうが、バカらしくてやってられないぞ、この野郎。
とにかく、夏休みと同時に、ますます高速道路は混雑することになるのだが、それはいったいどういうことなんだ。
小学生や中学生がこう言うのか。
「夏休みに入ったことだし、イカス彼女とどこかにドライブにでも行こうぜ!」
そんな小中学生はなかなかいないだろうし、そもそも、イカスなんて言葉、この時代の誰が使うと言うんだ。
意外といけてるかもよ。
ともあれ、法律的には小中学生は車を運転できないことになっているし、今時の大学生にしたって、車にはさっぱり興味を示さないと言うではないか。
しかし、夏休みに入った途端、高速道路が混雑するのは毎年の常だ。
なんのことはない。
世間一般的に夏休み突入なのである。


19(木) 

〔だからこそ意味がある〕

▼ディーラーから連絡があった。
愛車スカイラインの修理部品が25日に揃うとのこと。
当初はブレーキの部品がお盆頃になるかも知れないと言う絶望的な話だったので、非常に嬉しいことだ。
さらに、エアコンのコンプレッサーはリビルト品が見つかったとのことで、多少安く上がるようだが、それにしたって総額18万だ。
しかし、これも承知の上である。
これくらいの年式の車に乗るには、これくらいの覚悟が必要なのだ。
できることならば、全部新品にしたいくらいだ。
だったら新車を買えよ、と言う向きもあるかも知れないが、何を言ってるんだ、あんた。
それじゃ意味がないじゃないか。
20年以上連れ添った、スカイラインHCR32であるところに意味があるのだ。


18(水)         60 100

〔寝られず怒る〕

▼仕事場のF氏が電話で誰かに文句を言っている。
声の調子から、相手は、一緒に住んでいる姪っ子のようだ。
F氏はこう言っているのだ。
「なんだよあれ、寝られないじゃないかよ」
どうやら、F氏の寝床が何ものかに占拠されているようだ。
その何ものとは何か。
姪っ子の彼氏か、それとも、姪っ子の親か。
そのどちらでもない。
「犬」
分かりやすく言えば、ドッグだ。
何があったのか聞いてみた。
「昨日帰ったら、オレのベッドに見知らぬ犬が寝てたんだよ」
ベッドの隅に姪っ子の書き置きがあったらしく、それにはこう書いてあったと言う。
「子犬なのでヨロシク」
姪っ子は看護婦と言うことで、時間が不規則らしいが、それにしたって、ヨロシクってことはないじゃないか。
しかも、同居人に相談もせず、いきなり犬を飼い始めるとは、なかなかの犬好きと言えよう。
ともあれ、F氏は怒っている。
ベッドの上で、震える子犬が目に見えるようで不憫である。


17(火) 120 100

〔旅行先でもあった〕

▼暑中お見舞い申し上げます。
会う人みなにそう申し伝えたいほど、暑い一日だった。
どうやら梅雨は明けたらしい。
いよいよ夏本番である。

▼昨日、いきなり不調となった愛車の部品が早く入らないかと待ち遠しいわけだが、考えてみたら、愛車のピンチは旅行中にもあったのだった。
原因は、後輩のK田である。
昔、同じタイプのスカイラインの4ドアに乗っていたらしく、久しぶりに運転してみたいと言うので、キーを渡した。
少しイヤな予感がしたので、オレも同乗した。
そのイヤな予感は見事的中。
急な下り坂の小回りコーナーで曲がり切れなかったのだ。
間一髪、縁石の直前で止まった。
だがしかし、バックしようにもここは急な下り坂だ。
しかもオレの車はマニュアルである。
ひとたびブレーキを離そうものなら、またたく間に縁石にぶつかるだろう。
案の定、何度やっても車は少しずつ前進する。
もうダメだ。
ついにオレは諦め、車を降りた。
縁石まで数センチ。
運転を代わり、事なきを得たのだった。
これほど、付いてきて良かったと思ったことはない、ったらない。


16(月) 

〔愛車、突然の不調〕

▼昨日まで快調だった愛車の調子が悪い。
エアコンの効きが悪いのだ。
やがてアイドリングが不安定となり、走行中に突然のエンスト。
ボンネットから焦げ臭い臭いがする。
これはまずい。
すぐさまコンビニの駐車場に車を停め、ボンネットを開ける。
明らかにエアコンのファンベルト不調によるトラブルだ。
以前にもこれと同じ様なトラブルがあった。
プーリー固結で廻らなくなったファンが切れてエンストしたのだ。
きっと、この前兆に違いない。
エアコンを入れなければなんの不都合もなく走れる。
日産に連絡し、点検のため車を入れた。
どうやらエアコンのコンプレッサーが逝ってしまったようだ。
これが3回目である。
過去の記録を見ると、1999年と2007年に交換している。
コンプレッサーは、5年から8年で寿命を迎えるらしい。
これはけっこうな出費である。
なにしろエアコンのコンプレッサーだ。
さらに不具合が見つかった。
左後部のブレーキがうまく動いてないと言う。
この部分の部品がなかなか見つからない。
しばらく掛かりそうだ。

それにしても、良かったよ、昨日じゃなくて。
箱根くんだりで、こんなことになったら旅行どころじゃないからな。
よくぞ、持ち堪えてくれた、と我が愛車を誉めてあげたい気分だ。
不思議なことに、これまでトラブルの発生するのは、ほとんど遠距離ドライブに行く前である。
それがなおさら健気に思えるのだ。
親バカである。
ともあれ、来月の北海道遠征は完調で迎えたい。


15(日) 

〔箱根を巡る〕

▼山荘を出発し、今日は箱根巡りだ。
箱根である。
ネルフで言うところの、第3新東京市だ。
それにしては、まだその兆しが見えない。
辛うじて、「第3新東京市に行ってきました」のお土産が並んでいるくらいだ。
そんなマニアックなことはどうでもいい。
昨日に続いて、今日もやっぱり天気が悪い。
それでも精力的にあちこち巡った。
箱根神社は霧雨がいっそうの神秘さを醸し出していたし、関所は箱根の歴史を感じるに十分であった。
大涌谷は、霧で視界はゼロであり、寒いくらいの強風ながら、黒たまごはしっかり食べた。
天山温泉は、いかにも温泉通が好みそうな温泉であり、T女子などは、ここなら3時間でも入っていられますよ、と言うが、オレは無理だな。
最後に、名物のソーセージと、かまぼこをお決まり通り買い求め、帰路に着いた。
今で言うところの東京はまるで世界が違うかのように晴天であった。


14(土) 

〔箱根に入る〕

▼会社の連中と箱根にある会社の山荘に行ったのだった。
出掛けたときは直射日光が痛いくらいだったが、箱根に入るに連れ雲行きが怪しくなり、山荘に着いた頃にはすっかり本降りとなった。
メンバーの中に雨女がいるのである。
オレの車にぶら下がっている、てるてる坊主の効力ははまったくなかった。
恐るべし、雨女O。
途中、宴会用の食材をしこたま買い込み、果たしてこんなに食えるのかと思ったが、やっぱり食いきれなかった。
外はどしゃ降りだが、中は熱い飲めや歌えの大宴会。
しかしながら、普段の飲まないオレが、ビールやワインを飲んだものだから、とたんに頭が痛くなり、気が付いたらすっかり寝てたよ。
しかも、21時だ。
これからと言うときにそんなに早く寝てどうするんだ。
思い知ったか、オレの下戸ぶりを。


13(金) 

〔明日のために食す〕

▼金曜の夜だけあって、高速はひどい渋滞。
夜8時半、町田の焼肉屋に到着。
1時間ほど遅れてしまった。
みなすでにできあがっている。
まだ一人来ていない。
数分のち、Kがやってきた。
やけに遅いじゃないか、そう言うと、1時間ほどうろついていたと言う。
どうやら道に迷っていたようだ。
そんなときこそ、おまえのその自慢のスマホだろう。
そうからかうと、GPSがうまく働きませんでした、と言い訳をする。
そんなことはどうでもいい。
今夜は、明日の箱根ドライブ旅行の打合せ兼前夜祭だ。
と言っても、打合せなんて雰囲気ではない。
みなすっかりテンションがあがっているのだ。
そんなおり、ひとりふたつ、と言って、Iさんが選り分けたのは、ニンニクである。
長距離ドライブゆえ、精力を付けねばと思ったのかも知れない。
みな、心して食した。
そして、焼肉屋のあと、ラーメンが食べたいと言いだしたのは、T女子だ。
そんな細い身体で良く食べられるな。
そう言うと、今日はラーメンを食べると誓っていましたからと言う。
なかなか志の高い女子だ。
そしてラーメンだ。
そのとき、Iさんがなんの迷いもなく、みなのラーメンどんぶりの中に入れたもの、それは、紛れもなく、おろしニンニク大さじ二杯であった。
明日、車中はきっと凄いことになっていることだろう。


12(木)         60 100

〔パンダよりも〕

▼先日、パンダの赤ちゃんが亡くなってしまい、連日トップで報道されるに連れ、ちょっと違うんじゃないかと思っていたが、さすがに今日のトップは違った。
熊本がもの凄い豪雨となっていたのだった。
なにしろ報道は、「今まで経験したことのない雨」だ。
そんな言い方は初めて聞いたので、まさに、今まで経験したことがないのである。
それにしても、被害は甚大だ。
川の濁流を前に、人はただ呆然と立ち尽くすだけだ。
10年ほど前の、名古屋の大雨を思い出した。
あれもひどかった。
昨日まで普通に走っていた道路が、明くる日の朝、川になっていたからな。
ともあれ、梅雨はもうやめにしないか。
しばらく、雨音は聞きたくないのだ。


11(水) 120 100

〔経年変化は突然気付く〕

▼ふと自分の靴を見、我が目を疑った。
いつの間にこんなことになっていたんだ。
底が抜けそうなのである。
ビジネスシューズであり、皮が柔らかく非常に履きやすく気に入っていたのだが、ついにそのときが訪れてしまったようだ。
思えば、ずいぶん履いたもんだなあ。
何年前に買ったのかは定かではないが、名古屋で買ったのだから、4、5年は経過しているだろう。
ともあれ、底が抜ける前に気付いて良かったと、胸を撫で下ろす。
両方とも裸足なら、何か意味ありげだが、片方だけ裸足で歩くのは、なんだか貧乏くさいし、それははっきり言ってわけ有りだ。
かと言って、底が抜けた状態で無理矢理履いて歩くほど、オレは器用ではない。
なにしろ、経年変化は気付かないうちにやって来る。
何ものに対しても、まめなチェックが必要だ。
もちろん、己の肉体に対してもだ。


10(火) RUN5km 25:29 

〔ぶらぶらしている〕

▼仕事場でF氏がなにやら悪戦苦闘している。
そもそも今日、F氏は携帯を忘れてしまっており、したがって、事務所の電話の使用が必須となっているのだ。
しかしながら、それがなかなかうまくゆかないようで、何度も、「もしも〜し、もしも〜し!」と連呼しているのだ。
どうやら相手は出ているようなのだが、どうしてもその相手の声がこちらに届かないようなのだ。
しばし、F氏の連呼は続いていたが、オレはふと、とんでもことに気付いてしまったのだ。
「電話のコードがぶらぶら」
ぶらぶらは、なんだかイヤだなあ。
それはつまり、何を意味しているのか。
電話のコードが外れているのです。
受話器から延びるあのぐるぐる巻のコードだ。
相変わらずF氏は、受話器のコードをぶらぶらさせながら、懸命に連呼している。
それはなんといいましょうか。
まさに、やらせなしの、リアルコントだ。
これ以上のお笑いはないのではないか。
それだけに、F氏がいっそう不憫なのだった。


 9(月) 120 100

〔暑いし、雨だし〕

▼今日は暑かったなあ。
天気予報を見ると、気温は30度に満たず、それほどでもなかったのかも知れないが、体感的には非常に暑く感じられた1日であった。
それもこれも、その湿度の高さにあるのだろう。
まだ梅雨は明けていないゆえ、油断すれば、いつ雨が降るとも限らない。
暑いし、雨だし、今の時期はほんとに鬱陶しいったらない。
こんなどっちつかずな輩は、気象も気性も好かれないのである。


 8(日) 

〔大事な部分〕

▼床屋へ行く。
いつもの女性スタッフは休みとのこと。
手首を骨折したらしい。
そう言えば、ボードが好きだと言ってたからなあ。
なにしろ、美容師に取って、手は商売道具である。
しかも、両手が必要である。
もしオレが手を骨折したらどうだろうか。
きっとこうなるだろう。
「痛いよぉ、お母さ〜ん」
そんなことを言っているのではない。
オレの場合、手を骨折したとしても、仕事はしにくいにせよ、絶対にできないと言うほどではないのではないか。
だったら、オレに取って最も重要な部分はどこだろうか。
足か、腕か、あそこか。
それのどれでもない。
お尻だ。
辛いだろうなあ、座れないのは。
なにしろディスクワークはできないし、落ち着いて、昼飯も食えない。
これは一大事である。
運良くオレは、ジモティではない。
五体満足の己の身体に感謝し、鍛錬しつつ、これからも大事に扱っていこうと思う所存である。
お尻の鍛錬はどうしたらいいのか分からないけど。


 7(土) 

〔夜だった〕

▼完全な朝帰りである。
高速に乗ろうとしたら、事故渋滞と出ていたので、しばらく一般道を走る。
会社の近くまで来たので、せっかくなので立ち寄った。
しばらく帰っていなかったので、給与明細など溜まっているだろう。
行くと、シャッターが降りていた。
休みだし、考えてみたらまだ早朝だ。
後輩に電話し、シャッターの開け方を聞いて中に入る。
なんだか、怪しい者になった気分だ。
取るモノを取ってさっさと退散。
帰路途中、無性に眠くなり、ついに高速パーキングで仮眠。
起きたら昼の12時。
それから帰宅し、さっとシャワーを浴びて、速攻で睡眠に入る。
目が覚め、さて、そろそろ活動を開始するかと時計を見たら、すっかり夜だった。


 6(金) 

〔朝だった〕

▼慌ただしく過ぎた一日だった。
午前中は、客先との打合せだったし、午後は社内のおえらさんが多数来て、その相手になかなか気を使ったのだった。
終わってホッとしたその気分もあって、そのまま飲み会へと流れ込んだ。
気が付けば、朝だった。


 5(木) 120 100

〔疑惑の渋滞〕

▼朝、東名の入口に事故渋滞の表示。
事故直後なのだろう。
ラジオの交通情報ではまだ何も言っていない。
高速に乗ると次のインター付近で渋滞が始まっていた。
こんなところで渋滞かよ。
まいったな、と思いつつ、高速を降りることにした。
ラジオの交通情報に耳を澄ます。
すると驚いたことにこう言っているではないか。
「高速道路は順調です」
いったい何を言ってるんだ、あんた。
電光掲示板には、横浜青葉から東京まで事故渋滞と出ていたぞ。
それともオレの気のせいだとでも言うのか。
一抹の不安を抱えながら、246号のひどい渋滞の中、オレは腹立たしい気分になった。
いったいどういうシステムになってるんだ、警察発表の交通情報は。
こんなに遅い情報ではまったく役に立たないのではないか。
オレは思わず、クレーム電話をしたくてたまらない気分になった。
しかし、オレは堪え忍んだ。
運転中だしな。
ともあれ、他にも同じことを考えているドライバーは何人もいるはずだ。
1時間ほど掛かって池尻インターの入口に着いた頃、ようやく、ラジオから「事故渋滞」の発表があった。
あれはまぼろしではなかったのである。
オレは、ホッと胸を撫で下ろしたのだった。
どれだけ自信がないんだよ、オレ。


 4(水) RUN5km 24:44 

〔目下の楽しみ〕

▼仕事も佳境を迎えつつあり、忙しい毎日であるが、そうなればなるほど、気分的に何か逃げ場を作りたくなるものである。
要は何か楽しみを見いだし、それを励みに忙しい毎日を過ごすのである。
目下の楽しみと言えば、本読みであり、DVD映画の観賞であるが、さらにその先にこれがある。
ロンドンオリンピック。
これが楽しみで仕方ないのだ。
具体的にどの競技が楽しみとか言うのではなく、その雰囲気が何とも言えず好きなのである。
なにしろ、期間中は己自身、気分がアグレッシブになるに決まっているのだ。
しかしながら、オリンピックが始まる頃、仕事はのっぴきならない状況になっている恐れがある。
ちょうどそんな時期だ。
だからこそ、アグレッシブに行こうじゃないか。
常に前を見据え、前進あるのみだ。
無謀の突進とも言うけど。
ともあれ、オリンピックが楽しみだ。


 3(火)         60 100

〔これからの天気予報〕

▼夕方、雨が降り出す。
これが、梅雨の最後の雨になればいいと思う。
なにしろ仕事も大詰めになってきているのだ。
となれば、雨は降らない方がいいに決まってる。
それはなぜか。
どろどろになっちゃうからな。
週間天気予報によれば、明日からしばらくは傘マークがない。
ホッと一安心と言いたいところだが、しかし、当てにならないのが最近の天気予報だ。
明日になれば、どんな風に変わっているか分かったもんじゃない。
しかし、天気予報を頼りにしているのは確かだ。
日本には数多くの天気予報士がいる。
この人達の能力を十二分に活用すべきではないかと思うのだ。
ただ単に、気象庁の出した予報をそのまま解説し、発表するのでは能がないのではないか。
そこで提案したいのは、天気予報の自由化である。
それぞれが分析し、出した予報を発表する。
人々はその結果を踏まえ、贔屓の予報士を見つけるのだ。
ダメな予報士はやがていなくなるだろう。
そして次第に予報は洗練され、的中率も上がってくる。
人気のある予報士は引っ張りダコとなるに違いない。
今や天気予報も競争の時代なのだ。
ごった返して、何が何だか分からなくなってもオレは知らない。


 2(月) 120 100

〔節電である〕

▼節電である。
いよいよ来たか。
そんな感じで、ニュースは節電の話題で持ち切りだ。
だったらまずは何をすべきか。
手近なところで、電球をLEDにでもするか。
発熱もしないと言うし、一挙両得と言える。
他に何をしようか。
これから考えるとしよう。
ともあれ心配なのは、必要以上に頑張りすぎる人達だ。
まだまだいけると言って、汗だくで部屋に閉じこもる。
結果、どれだけの人が熱中症で病院に運ばれるだろう。
節電も命あっての物だねだ。
けっして無理をしてはいけない。

ところで、いま、電気が問題となっているわけだが、だったら他に目を向けるべきなのではないか。
ガスである。
今こそ、ガスなのではないか。
しかし、いまひとつアピールがないのはなぜだ。
絶好のチャンスではないか。
家のエアコンをガスエアコンに替えましょうキャンペーンくらいしたっていいじゃないか。
それとも何か東電とののっぴきならない関係があるのだろうか。
それが不思議でしょうがないのだ。


 1(日) 

〔パソコンを前に盛り上がる〕

▼パソコンを前に一人、ネット配信USTREAMで安全地帯ライブを見、盛り上がる。
ライブと言っても、メンバー5人がスタジオで和気あいあい、大盛り上がりのノリで、初期のナンバーや最新曲などを弾き語りで披露するものだったのだが、やっぱり安全地帯は最高だな。
そうか、もう30周年なのか。
思えばこれまで、楽しかったときも、辛かったときも、安全地帯の曲を聴きながら歩んできたような気がする。
これからもオレ自身のスタンダードナンバーとして、聴き続けることだろう。

▼そして、2012年の折り返しが始まった。
折り返したら、すぐにお盆が来て、クリスマスが来て、あっと言う間に1年が終わるのだろう。
そんな焦らす様なことを言うもんじゃない。
あと、半年しかないのじゃなく、半年もあるのだと言う気持ちで、焦らず、驕らず、確実にやって行こうじゃないか、みなさん。
いったいオレは何様のつもりなんだ。
神様とか、ましてや、殿様ではないことは確かだ。




byクムラ〜




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