千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を錬とする。
体力維持か、単なる意地か、長年続けている腕立て伏せ。
ややもすると怠け気味になってくる今日この頃。
自分自身への叱咤も含め、ここに記す。
/29:正式には明日発表である /28:怪しい雲行き /27:花粉シーズンに突入 /26:マラソン、UFC、そして競馬 /25:期待の映画 /24:不思議な台所事情 /23:皮なのか /22:トマトジュースがない /21:まだまだ無謀 /20:なくてもいける不可思議 /19:宝くじを買う /18:なぜ出てこない /17:サービスマンを呼ぶ /16:名物と思いきや /15:トマトは凄い /14:雨が上がったので走った /13:キレている /12:腹一杯食べたい /11:はやぶさ第二弾 /10:ついに始まる /9:諭すしかない /8:さりげなく宴会 /7:次々とダウン /6:警察からふいの連絡 /5:ジェイソン・ステイサムに感心する /4:ついに解約 /3:新入社員が神妙な顔で差し出す /2:大雪列島 /1:分からないファッション/
<2012年 2月> ◆腕立伏◆スクワ◆背筋◆腹筋 29(水) 〔正式には明日発表である〕 ▼天気予報はたいしたものだ。 予報通り、雪が降ったのだ。 雪は昼過ぎまで降り続き、あたりは一面真っ白である。 どうにかしてくれよ、この雪。 今季の雪はこれで打ち止めにしてもらいたい。 ▼2月も今日で終わり。 明日発表の人事異動の情報が次々と入る。 オレ自身はしばらく動くことはないと思うが、それでもたった3年で動く者がいることは確かなので、そう安心もしていられない。 現にオレと入れ替わりで名古屋へ行ったIは今回異動となって東京に戻ってくる。 本人も希望していたとは言え、離れれば離れたで寂しいですよ、と複雑な心境を語っていた。 やはり、住めば都なのだ。 かく言うオレも、東京へ来てはや丸3年である。 28(火) 120 100 〔怪しい雲行き〕 ▼今日は一日、天気が良かったわけだが、どうやら雲行きが怪しい。 予報に寄れば、明日、雪が降ると言うではないか。 ここへ来て、いったいなんだ。 オレに何の恨みがあると言うのか。 お天道さんに言っても仕方ない。 それが、決められたプログラムなのだ。 諦めるしかないな。 それにしたって、痛いな、いま雪が降ると。 くれぐれも手加減を願うばかりだ。 ▼健康診断の結果表が手元に届いた。 相変わらず、血圧が少々高い。 136ー104 見たところ、どうも下が高いな。 油断していると、下の数値が上の数値を上回りそうである。 言ってることがわからない。 そんなわけで、血圧計を買ったのだった。 だからと言って正常になるわけではない。 27(月) 120 100 〔花粉シーズンに突入〕 ▼関東地方が本格的に花粉シーズンに突入した模様。 仕事場のTはすでに目が痒いと言っている。 オレ自身、まだ症状は出ていないが、こうなったら覚悟を決めねばならないだろう。 いざ、花粉! 雪国じゃ、まだドカ雪だって言ってるのにな。 ともあれ、あと1ヶ月もすれば桜の便りが聞こえてくるのだ。 そう言えば、昨年は福島で桜の開花を迎えたんだったな。 あれからもう1年か。 感慨深げにもの思いにふけるのだった。 26(日) 〔マラソン、UFC、そして競馬〕 ▼観戦な一日。 東京マラソンを見ながら、UFCを見る。 いや、UFCを見ながら東京マラソンか。 どっちでもいい。 注目の市民ランナー、川内選手は14位と失速。 果たしてこの結果を受けて五輪選考はいったいどうなるのだろうか。 ▼いっぽう、UFC。 今回のUFCは日本大会である。 久々の日本での大きな格闘技イベントだが、埼玉スーパーアリーナは超満員であった。 日本での格闘技人気はまだまだ根強いと再認識するとともに、K−1の復活を待ち望むものである。 今回の大会はUFC JAPANと言うだけあって、日本選手が多く出場したわけだが、やはり一線級の選手と比べると、格落ちの感は否めない。 今が旬の岡見も逆転KO負けだったし、秋山はまったく良いところなしの一本負け。 山本KIDに至っては、力強さもスピードも感じられず、すでに落日の感がある。 五味はなんとか勝ったものの、光岡相手でそんなに喜んでもいられないだろう。 世界との差は開く一方、そんな寂しい思いを再認識した大会であった。 ▼競馬は、中山記念と阪急杯。 どちらも撃沈。 中山記念出走の断然の一番人気、トゥザグローリーはまったく延びずにブービー。 まったくもってこの馬のムラ駆けには呆れる。 ドバイに行くつもりだったようがだが、この分じゃ中止だろうな。 来週は弥生賞。 春のG1がすぐそこまで来ている。 そう言えば、3月3日 中京競馬場がグランドオープンとのことだ。 行きたい気まんまんである。 25(土) 〔期待の映画〕 ▼天気が良くなかったので、昼過ぎまで映画を見る。 寅さんである。 サイトで調べた人気のある回から少しずつ見ているのだ。 今日見たのは舞台が知床だった。 知床へは昨年行ったばかりなので、なんだか懐かしかった。 懐かしいってのは変だな。 その知床は35年前の知床だからだ。 それでも懐かしい。 映画ってのは不思議なものだ。 そして、馬好きが絶対見逃してはならない映画が、もうすぐ封切りだ。 「戦火の馬」 いや、馬好きにはちょっと酷な内容かも知れないな。 しかし、見るべきだ。 小説を読んだ限りでは、必ずや感動する映画だろう。 馬の演技に期待大である。 24(金) RUN5km 24:43 〔不思議な台所事情〕 ▼事務所から脇道に入って少し行ったところに小さな店がある。 店構えからしてかなり昔からあるのだろう。 おばあちゃんが一人、椅子に座って店番をしているのだ。 その奥に畳敷きの茶の間が見える。 店の前には、いきなりショーウインドウがあり、その中に菓子パンが並んでいるのだ。 それからして、昔ながらだ。 今時、ショーウインドウ越しに、菓子パンを選ぶなんてないだろう。 その昔、中学校の近くにこんな店があり、良く菓子パンを買い食いしたものだ。 コンビニなんてなかった頃の話だ。 そんな頃のことを懐かしく思い出しながらふと思う。 この店はいったいどうやってやりくりしているのだろう、と。 どう考えても、客が来るとは思えないのだ。 来たとしても、菓子パンを2、3個買うくらいなのではないか。 夜、店の前を通ると、いつも菓子パンは沢山売れ残っているしな。 不思議だ。まったくもって不思議だ。 その辺の台所事情を是非とも聞いてみたいものだ。 いらないお世話と言われるだろうけど。 23(木) 〔皮なのか〕 ▼F氏がカバンを見せびらかし始めた。 新品のカバンだ。 どうやら通販で購入したらしい。 オレは聞いてみた。 「それ、皮なんですか?」 すると、F氏からこんな答えが返ってきたのだ。 「うん。フェイクって言うらしいよ」 フェイクである。 そんな皮をオレは知らないし、名前からして、なんとなく皮じゃないような気がするぞ、それ。 しかし、カバンを手に喜んでいるF氏に向かって、それを指摘することはできなかったのだった。 22(水) 120 100 〔トマトジュースがない〕 ▼トマトジュースがない。 なんてこった。 懸念されていたことが現実となったのだ。 仕方なく、野菜ジュースで我慢だ。 それにしてもひどすぎるじゃないか。 オレはいつも飲んでるんだぞ。 今まで目もくれなかった奴らが手のひらを返したように飲み始めるとは、トマトジュースに悪いとは思わないのか。 今まで申しわけありませんでした、の一言くらいあっても良さそうなもんじゃないか。 いちやく脚光を浴びて、まんざらでもなかったりして。 兎にも角にも、みな、情報に踊らされ過ぎているのではないか。 いくら痩せると言ったって、ネズミに対してその効果が認められただけであって、そう言う観点から言えば、人間はネズミと同等かよ。 なにしろ困るなあ、トマトジュースがないのは。 オレの場合、痩せるとか言うよりも花粉症対策だからだ。 そろそろ暖かくなってきたのでまもなく来るかも知れない花粉症に警戒宣言だ。 21(火) RUN5km 26:12 足が重い 〔まだまだ無謀〕 ▼ずいぶん寒さも緩んだと思われた日中だったが、夜はまださすがに風が冷たい。 そんな中、いつものコースを走る。 滅多に他のランナーとすれ違うことはないが、珍しく今日は3人すれ違った。 しかし、不思議なことに、同じ向きに走っているランナーを見たことがない。 果たして、オレが速過ぎるのだろうか。 自惚れるな。 他のランナーとさして変わらないと言うことである。 そんなどうでもいいことを考えながら、ふと誓う。 いつかは東京マラソン、と。 誓うのは勝手だが、ただ単に無謀である。 20(月) 120 100 〔なくてもいける不可思議〕 ▼仕事場のY氏がインフルエンザのため休み。 聞けば、家族全員が掛かってしまったのだと言う。 タミフルは投与したのかと聞くと、たったいま飲んだと言う返事。 間に合って良かったよ。 なにしろ48時間だからな、効き目があるのは。 そもそも、飲むものだったのか、タミフルってやつは。 ともあれ、異常行動だけは気を付けて欲しいと思う。 ▼原発が点検のため、次々と停止し、稼動しているのはまもなく2基になると言う。 全国でたった2基だ。 なのになんだ。 それでも足りてるじゃないか、電気。 これはどういうわけなんだ。 オレはこう思わずにはいられないのだ。 もしかして、原発なくてもいけるんじゃないの。 なんだか釈然としないことばかりなのだった。 19(日) 〔宝くじを買う〕 ▼宝くじと言うものを買うのは初めてではないか。 グリーンジャンボ宝くじと言うらしい。 大震災復興支援と言う名目に惹かれたのもひとつある。 ショッピングモールの一角にある宝くじ売場でふと目に付き、買い求めたのだ。 売場を見ると、宝くじは1から10までのボックスに分けられており、1から5までが連番、6から10までがバラと言うことになっているようだ。 オレはその中から2と6の連番と9のバラを10枚ずつ購入した。 抽選日がいつかはよく分からない。 ともあれ、1万でも当たれば幸運と言えよう。 ちっけえ夢だな。 ▼それはそうと、今日はフェブラリーステークスなのだった。 宝くじの前にこれでしこたま儲けるのだ。 しかし、やっぱり撃沈。 まさか、トライセンドがあそこまで負けるとは思わないもんな。 競馬は宝くじくらいに難しい。 18(土) 〔なぜ出てこない〕 ▼連れと入ったカラオケでついつい歌ってしまった。 あまり言いたくないが、この際言おう。 43曲歌いました。 どれだけカラオケバカなんだよ。 声がのっぴきならないことになっている。 ▼明日は、今年初G1、フェブラリーステークスである。 どうにかして当てたいところだ。 予想通り、トランセンドの一本被り。 これはまあ、致し方ないところだろう。 他に相手が見当たらないのだ。 オレは常々思う。 なぜ、中央に出走してこないんだ、スマートファルコン。 これが不可解でしょうがないのだ。 スマートファルコンが出てくれば、人気は逆転するだろうし、トランセンドを打ち負かすことができるのは、現時点でこの馬しかいないだろう。 そんなことより予想だ。 トランセンドは外せないにしても、他に穴馬はいないものか。 そこでオレは、ヤマニンキングリーに注目した。 人気もいい具合に薄味だ。 明日が楽しみである。 17(金) 120 100 〔サービスマンを呼ぶ〕 ▼朝、コピー機の調子が悪かった。 印刷されて出て来た用紙を見ると、かすれてしまっているのだ。 これでは仕事にならない。 なにしろ、月に5万円ほども印刷しているのだ。 どれほどコピーが重要であるか分かるだろう。 さっそくメーカーを呼び出した。 しかしなかなか来ない。 そうこうしているうちに昼になってしまった。 催促しようと思ったら、サービスマンがやってきた。 さっそく、見てもらう。 「ほら、こーなるんですよ」 オレは、コピーをし、印刷された用紙を見せた。 それを見たサービスマンは「…」と困った顔。 見ると、何の異常もないじゃないか。 結局、そんなオチかよ。 どうやら、結露が原因のようだ。 サービスマンは帰った。 しかし、少ししてまた不具合発生。 また同じ症状だ。 すわ、原因は結露じゃなかったのか。 再び、サービスマンを呼んだ。 まだ近くにいたのか、すぐにそのサービスマンはやって来た。 今度はしっかりと不具合が再現できるはずだ。 「ほら、こうなるんですよ」 オレはどや顔で、印刷された用紙を見せた。 かすれて判別できない用紙だ。 すると、そのサービスマンは予期せぬ事を言いだした。 「ふたが開いてます」 見ると、コピー機の横に付いているふたがパタパタしているではないか。 サービスマン恐怖症になりそうである。 16(木) 〔名物と思いきや〕 ▼江東区のこの付近は、なぜか唐揚げ屋が多い。 名物なのかと地元民に聞くと、そうでもないらしい。 どれも昔からある店ではないようだ。 それでもやはり気になることは気になる。 そんな折り、仕事場のTが、「唐揚げが食べたい」と突然言い出すものだから、それを聞いた通称板長Wはさっそく買い出しに出掛けた。 そして、帰ってくるや否や、唐揚げを揚げ始めたのだ。 さすが板長である。 そんなわけで相変わらず、ここは合宿所然としているのだ。 因みに、北海道では唐揚げのことをザンギと言う。 それがなぜだかオレは知らない。 15(水) 120 100 〔トマトは凄い〕 ▼かねてから、トマトってのは凄い凄いと思っていたが、さらに凄いことが発見された。 痩せる効果があると言うのだ。 オレはこの時期になると、トマトジュースを飲み始める。 リコピンと言う成分が花粉症に良いと言うのだ。 それに加えて、痩せられると聞けば、ますます飲むしかないだろう。 目標1日1リッターだ。 問題は、塩入りであると言うことだ。 オレはトマトジュースは塩が入ってないと、イヤな派なのである。 ただ、塩が入っていると言うことは、塩分の摂り過ぎによる弊害が生まれる。 そもそもオレは血圧に問題ありと言うじゃないか。 だからと言って、塩の代わりに砂糖が良いかと言えば、そういう問題でもない。 そう言えば、昔はよくトマトに砂糖を掛けて食べたっけなあ。 その後に飲むトマトの汁が格別だった。 そんな思い出話はどうでもいい。 やはり本来はそのままトマト100パーセントジュースが一番なのだろう。 ともあれ、トマトブームが来る可能性大であり、くれぐれも値上がりだけはしないで頂きたいと切に願うばかりである。 14(火) RUN5km 24:46 〔雨が上がったので走った〕 ▼朝からしとしとと雨が降る。 ここへ来ての雨は痛い。 なにしろ大詰めなのだ。 ▼夜、雨が上がったのでいつものコースを走る。 少し前から気になっていることがある。 自転車が放置されているのだ。 林の入口当たりに立て掛けてあるのだが、果たして、持ち主に何かあったのだろうか。それとも、盗難車だろうか。 そんなことをあれこれ思いながら、つい乗って帰りたくなる。 そんなことじゃダメだ。 オレはいま、走っているのだ。 大地を踏みしめ、踏みしめ、ひた走るのだ。 今日は調子がいい。 今年ベストタイムであった。しかし、昨年出したベストタイムにはほど遠い。 13(月) 120 100 〔キレている〕 ▼思えば、先週からけっこうキレているのではないか。 言っておくが、お尻じゃない。 感情的なものである。 自分で言うのもなんだが、オレは滅多にキレることはない。 どちらかと言えば、冷静沈着なおっちょこちょいだ。 なにしろ、先週からかれこれ数えると5回ほどキレているのではないか。 別にオレが無理を言っているのではない。 基本的にオレは、嘘を付かれるのが非常に嫌いである。 だますと言う行為が許せないのだ。 それを感じたとたん、オレの感情はとたんに沸点に到達する。 相手の言うことなど耳に入らない。 感情の赴くまま、捲し立て、電話をいきなり切る。 これじゃいけないと思っていても、これがあるがままのオレの姿なのだから、しょうがないじゃないか。 それでもやはり反省する。 明日はキレる原因がありませんように。 12(日) 120 100 〔腹一杯食べたい〕 ▼京都記念で今年初の的中。 次週のフェブラリーSに向け、良い弾みになったと言えよう。 ▼たまに行く和風レストランでこれを目にしたからには食べないわけにはいかないだろう。 白子。 オレは迷わず注文した。 白子の味噌汁と白子の寿司、挙げ句の果てに白子の天ぷらだ。 やっぱり、旨いなあ、白子は。 この様にオレは白子が大好きなのだが、実際のところなかなか食べる機会がない。 できれば腹一杯食べてみたい。 それがオレの目下の夢だ。 大袈裟だけど。 11(土) 〔はやぶさ第二弾〕 ▼実を言うと、昨日は午前様で、起きたら11時なのだった。 頭が少々重い。 気を取り直し、景気付けに映画を見に行った。 「はやぶさ 遥かなる帰還」である。 はやぶさの映画化第二弾だ。 前回のは、竹内結子が主演だったが、今回の遥かなる〜は、JAXAプロジェクトマネージャーである渡辺謙に焦点が当てられた。 はやぶさに関しては、今さらながらなのだが、度重なる困難を乗り越える度毎にうるうる来てしまう。 はやぶさが最後に見た地球の写真のくだりは、やっぱり感動ものだ。 さて、はやぶさ映画も第三弾が春にあるようだ。 このままだと、まんまと見てしまいそうである。 10(金) 〔ついに始まる〕 ▼急に暖かくなった感があるが、そう思ったとたん、気象庁から花粉シーズンが始まったとの発表があった。 いよいよ来たか。 こうなったら、身を引き締めるしかないだろう。 来るなら来い、だ。 できれば逃げたいのである。 言ってる側からあれだが。 9(木) 〔諭すしかない〕 ▼F氏はショックを隠しきれないようだ。 いったい何があったのか。 F氏は呻きとも嘆きとも言えない様な声でこう言ったのだ。 「黒木メーサが結婚するのかよお…」 ああ、そうだろう、さぞかし残念だろうともさ。 まるで、知人であるかの様な残念がり様であるが、だがしかし、後にも先にもまったく係わることなんかないから安心して欲しい。 オレはそう諭したのだった。 8(水) 〔さりげなく宴会〕 ▼Wが今日から復活。 Wはこの仕事場では板長と呼ばれている。 それはなぜか。 まずその出で立ちである。 角刈りなのだ。 そして、そう言われる最たる理由は、料理好きであると言うことだ。 なにしろ夕方になると、とんとんと何かをきざむ音が聞こえ始める。 料理を始めるのである。 それがまた、感心するくらいにレパートリーが多い。 そして今日は何かと言えば、ジンギスカンであった。 まさか、仕事場でジンギスカンを食べられるとは思わなかったな。 何かの宿舎かよ、ここは。 そんなこんなで、夕方になるとさりげなく宴会が始まる仕事場なのだった。 7(火) RUN5km 24:40 〔次々とダウン〕 ▼ついにWも風邪でダウン。 子どもがインフルエンザだったと言うから、もしかしたらうつったのかも知れない。 それなら無理して出てくるより休んで貰った方が良い。 なにしろ相手はインフルエンザという名の病魔だ。 その恐ろしさはオレでも知っている。 身体はだるくなり、高熱に襲われ、歩くのもままならなくなると言うから、感染すれば事である。 実を言うとオレはこの疾病にいまだ掛かったことがない。 それだけにこの未知の疾病に襲われたときのことを考えると現実逃避したくなるよ。 逃げるな、逃げちゃだめだ。 だったら、予防注射くらい打っておけよ、と言うことなのだろうが、今さら遅いだろうし、そもそもオレは嫌いなんだよ、注射が。 どんな思いをして、献血をしたと思ってるんだ、みなさん。 誰も聞いていない。 ともあれ、そんなことでは、インフルという名の敵に打ち勝つことなどできないのである。 6(月) 120 100 〔警察からふいの連絡〕 ▼警察から仕事場へ電話があった。 Fさんはいないかと言うのだ。 F氏はいったい何をやったと言うのか。 落とし物。 昨日、サイフを落としたらしく、警察に届けられたと言うのだ。 なんと言うラッキーな人だろう。 キャッシュカードはすぐ止めたが、現金で15万ほど入っていたと言うから、それは諦めるしかない。 ところで、、お礼は幾らくらいすればいいのだろうと言うので、1割じゃないかと答えたのだが、調べると、5%〜20%と言うことらしい。 間を取って、10%と言ったところか。 警察へ取りに行ったらやはり現金は抜かれていたとのこと。 しかしながらなんだかんだ言って一番の貴重品は、ビトンのサイフなのであった。 それが戻ったのはなにより喜ばしいことだろう。 うかうか喜んでいる場合じゃないけど。 5(日) 〔ジェイソン・ステイサムに感心する〕 ▼UFCを見いの、マラソンを見いの、競馬を見いの、非常にまったりとした休日を過ごした。 とりわけ、東京新聞杯は、けっこうな勝負を掛けたが、やっぱり負け。 気分がまったりしていては、勝負に勝てるわけがないだろう。 しかし、一日、そんな気分であった。 そんな気分を打破するため、トランスポーターの1から3を一気に見た。 やっぱりいいな、ジェイソン・ステイサムのアクションは。 なんと言っても40過ぎにしてあの身体だ。 しかも、ほとんどのアクションはスタントなしで自分でやっているのだと言う。 アドレナリンを分泌させるには、こう言うのを見るに限る。 だからと言って、アドレナリンを分泌させる人間になりたいかと言えば、それはまた別の話だ。 だってそうだろう。 廻りの連中がみな、アドレナリンを出しまくっていたら、そんな中、とても耐えられるわけないじゃないか。 いったい何を言ってるんだ、オレは。 そんなどうでもいいことを考えるには十分過ぎるほど、まったりな一日であった。 4(土) 〔ついに解約〕 ▼NTTのPHSからの乗り換え以来使い続けていたウィルコムをついに解約した。 もっとも今は携帯ではなく、データ通信端末であったのだが、出番と言えば、旅行先くらいしかなく、したがって、毎月基本料を払っているのもなんだかなあ、と思っていたのだった。 それでもやはりなければないで、出先で困ることもあるのだろうと思い踏み止まっていたのだが、ついにこのたび決心したのです。 その理由はと言えば、スマホの存在に他ならない。 これひとつでたいていのことはできるし、もしパソコンによるネット接続が必要であるならば、テザリングと言う方法がある。 なにしろテザリングだ。 実はこれが今回、ウィルコム解約の決め手になったと言っても過言ではないだろう。 ともあれ、今までありがとうウィルコムと言いたい。 3(金) 120 100 〔新入社員が神妙な顔で差し出す〕 ▼新入社員Nが神妙な顔でオレに差し出したものは、1冊のファイルだった。 因みにNは昨年末からオレの下に付いているのだ。 「なんだ、それ…」 オレは疑心暗鬼に問いただした。 じつは…と、Nの言葉を聞いて、オレは愕然とした。 そのファイルはある上司にオレが頼まれて、Nに持って行ってもらったはずのファイルなのだ。それを事もあろうにNは忘れていたのだ。 しかも、その依頼をしたのは、1ヶ月前。 いったいどれだけ暖めてるんだよ、おまえ。 そもそもオレ自身、忘れてたんだけどさ。 そんなことは口が裂けても言えない。 2(木) RUN5km 25:01 〔大雪列島〕 ▼朝、仕事場に着いたら、F氏が机で伏せっていた。 どうやら二日酔いのようだ。 そうかと思えば、T氏はゴホンゴホンと風邪気味のようだ。 ここの仕事も余裕のない中、急ピッチで進んでいる。 この様な中での離脱はかなり痛いと言える。 なんとか持ち堪えて欲しいと思うし、オレ自身、ここは最後まで無事、通過したい所存であります。 ▼夜、冷たく刺すような風の中、サンデーサイレンスのウインドブレーカーを着て走る。 このウインドブレーカーは10数年前に北海道のノーザンホースパークで買った、思い出深い品だ。 そのサンデーサイレンスはもうこの世にいない。 そんなことよりも、この寒さはなんだ。 手袋をしていても手がかじかむじゃないか。 それでも雪が降らないだけいい。 かつて住んでいた名古屋では、大雪だったと言う。 なにしろ今年の日本は大雪列島。どうかしている。 1(水) 60 100 〔分からないファッション〕 ▼通販で届いたジャンバーを着てご満悦なのはF氏とT氏だ。 二人お揃いはちょっとどうかと思うが、見ると、袖がほつれているではないか。 しかも、二人ともだ。 まんまと不良品を掴まされたようだ。 それを指摘すると、こう言うではないか。 「アバクロだから」 あばずれならなんとなく分かるが、なんだ、アバクロって。 聞けばそのブランドは、わざと古着の様に見せているらしいのだ。 しかし、オレにはそれが皆目分からない。 だってそうだろう。 何年も掛けて自然にそうなったのならいいだろう。だが、新品なのにいきなりボロボロってことはないじゃないか。 しかも、それがけっこう高価だったりする。 オレにはさっぱり分からないよ、ヴィンテージってやつは。 byクムラ〜 |
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