◆腕立て日記◆

千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を錬とする。

体力維持か、単なる意地か、長年続けている腕立て伏せ。
ややもすると怠け気味になってくる今日この頃。
自分自身への叱咤も含め、ここに記す。

|めっせ〜じ| 

/31:そそっかしいのは面倒である /30:苦難の映画鑑賞 /29:険しき道 /28:下見に行こう /27:危なく巻き込まれる /26:健康診断の明暗 /25:また通信障害 /24:朝起きたらアイスバーンだった /23:揺れる確率 /22:修理の結果 /21:指名する /20:やっぱり降った /19:雪かも知れない /18:故郷の豪雪 /17:まず己だ /16:それさえあれば /15:カフェの好み /14:今頃気が付く /13:今年最初の /12:さらに増設する /11:狭く、寒い /10:この時期つらい /9:回転寿司で注文する /8:水族園である /7:氷川丸を見る /6:まだ抜けない気分 /5:盗られる /4:何事もなく /3:弟と会う /2:手土産を考える /1:新年である/

<2012年 1月>

     ◆腕立伏◆スクワ◆背筋◆腹筋

31(火) 120 100

〔そそっかしいのは面倒である〕

▼部下のWはなかなかにそそっかしい。 Wは、業者への書類依頼をFAXで送信した。
だがしかし、そこに記載した、ここの住所がことごとく間違っており、となれば、その問い合わせがしょっちゅう来るわけなのだが、それはそれで対応すれば済むことだろう。
だがしかし、困ったことに問い合わせが全部オレに来るのだ。
見れば、その依頼書はオレの名前で送付されているじゃないか。
ああ、なんて面倒なことしてくれたんだ。
それからと言うもの、その対応でめんど臭いったらありゃしないのだった。


30(月) RUN5km 24:55 手がかじかむ

〔苦難の映画鑑賞〕

▼F氏は映画が好きである。
しかしながら、とーんと、このところ映画館では観ていないのだと言う。
それには暗い過去があるのだ。
映画館で食べるものの定番と言えばなんだろうか。
誰も、くさやの干物とは思わないだろう。
やだよ、そんなもの隣で食べられちゃ。
映画館の定番、それは、ポップコーンである。
その時、F氏もまたその定番をまるで判を押したかの様に手に持ち、映画鑑賞へと挑んだのだと言う。
映画も中盤を過ぎた頃、その悲劇は起こった。
F氏が急に咳き込み始めたのだ。
どうやら、喉の奥に何かを引っかけたようだ。
それは何かと言えば、そう、ポップコーンのあの殻の部分である。
すぐに出てくるだろうと思いきや、いくら咳をしてもそれはなかなか出てこない。
かなり厄介な部分に入り込んでいると思われる。
そのうち、喉がどうしようもなくなってきた。
最初のうち、加減気味だった咳も、次第に大きくなり、ついにはまるで発作が起きたかのような激しい咳がF氏を襲ったのだ。
もがけばもがくほど、激しくなる一方だ。
その時、後ろの座席から怒号が飛んできた。
「いい加減にしろ!」
しかし、咳はそう簡単に治まるものではないし、弁解しようにも声が出ない。
さぞかしF氏はこう言いたかったに違いない。
「ポップコーン!ポップコーン!」

そうこうしているうちに係員が現れた。
F氏はその係員に手を引かれ、退場したのは言うまでもない。
ああ、なんて暗い過去なんだ。
これがトラウマとなり、それ以来映画館へは行っていないのだ。
映画館でポップコーンは禁止にすべきだと、F氏は言う。
そんなことを訴えるのは、残念ながらF氏以外にいない。


29(日) 120 100

〔険しき道〕

▼今日も馬券は外れたが、ガスコンロは購入。
馬券は関係ないけど。
なにしろこれで近代的な生活が送れると言うものだ。
たいしたことやらないと思うけど。

▼大阪女子マラソンは、期待の福士選手が後半失速。
4年前と同じパターンだ。
オレも期待していただけに残念だ。
やはり、マラソン向きではないのか。
そもそも、少ないよ、マラソン出走。
もう少し場数を踏まなければなんともならないのではないか。
オリンピックへの道は甘くない。
オレには到底無理だ。
当たり前だけど。


28(土) 

〔下見に行こう〕

▼朝、一度携帯が鳴って起こされたが、二度寝して起きたら驚きの13時半だった。
寝起きにさくっと馬券を2レース買ったが、さくっと外れる。
気晴らしに出掛けた。
やけに寒い。
ホームセンターへコンロを見に行く。
そう言えば今コンロがないのだと、はたと気付いたのだ。
今頃何を言ってるんだ。
ないものはしょうがない。
見ると、だいたい2万から3万台が相場のようだ。
念のため、ヤマダ電気にも見に行く。
こっちの方が少々安い。
せっかくだから、ご飯炊き機能付きがいいだろう。
なんだかんだ言って4万くらいか。
ほぼ決めたはいいが、意外とこれがでかく、我がスカイラインには乗らなそうだ。
今日のところは諦めよう。
いったい今日のはなんだったんだ。
なんのこうもない。
何事も下見が大切なのだ。
得てして下見で終わることがとても多いわけだけれども。


27(金) 

〔危なく巻き込まれる〕

▼帰りの東名高速で、目の前のワンボックスがいきなり車線変更し、となり車線のトラックに激突。
車の破片がバラバラと降ってきた。
危なく巻き込まれそうになったが、なんとか回避。
こんな時間に事故るのはまっぴら御免である。
そう、今は4時。
まだ暗い4時だ。
さぞかしみな眠いのだろう。
だから事故の確率も増える。
できればこんな時間に運転などしない方が得策だと思う。
午前様のオレ様が偉そうに言うことじゃないことは明白だ。


26(木) 120 100

〔健康診断の明暗〕

▼朝一で品川の病院へ。
健康診断なのだった。
今回は節目検診と言うことで、いつもより検査項目が多いようだ。
いったい何が多いのかはよく分からない。
やっていることはそれほど変わらないように感じる。
そして、今回もまた血圧が高かった。
しかもいつも以上の最高記録だ。
ここで測るときだけ高いのですよ、と一応先生に言っておいた。
しかしながら、良いこともあった。
肺活量である。
そんなの毎年測ってたかな、と思ったが、きっと節目検診だからだろう。
なにしろ、大きく息を吸って、一気に出すのだ。
このとき、一気に出すのはお尻からではいけない。
いったい何の検査なんだ、それ。
あくまでも、口から出すのだ。
そして挑戦した結果、先生にこう言われたのである。
「凄い肺活量です」
嬉しい結果であったが、やはり血圧が気になる。
肺活量が多いから血圧が高いのか。それとも、血圧が高いから肺活量が多いのか。
オレには皆目分からないのである。


25(水) 

〔また通信障害〕

▼まだところどころ残っているが、取りあえず雪は落ち着き、暖かい日中となった。
そんな折り、朝から携帯が繋がらない。
さらにメールまでもだ。
すわ、壊れたか、と思い、docomo に電話。
オペレーターの女性が落ち着いた口調でこう言った。
「積雪による障害が出ています」
そうか、そうだったのか。
どうやら繋がらないのはオレの携帯だけではないようだ。
ホッと胸を撫で下ろしたのも束の間、ニュースサイトで通信障害のこんな記事。
原因は、通信過多によるシステム障害。
何が、雪のせいだ。
責任転嫁とも受け取れる説明は、社内でいったいどんな教育をしてるんだと言いたい。
正月のメール不達といい、最近の docomo はどうかしている。


24(火) RUN5km 25:03 

〔朝起きたらアイスバーンだった〕

▼昨晩から雪が降り出す。
けっこう本格的な雪だ。
朝起きると、外から聞き慣れない音。
「ぎゅーぎゅー」と言う音はまさしくこれだ。
隣のおばさんが、お尻を掻く音。
いったいどんなお尻をしてるんだ。
けっしてそんなものではなく、明らかに、雪を踏みしめる音だ。
予想はしていたものの、なんだかかんだ言って、結局積もらないのではないかと高をくくっていたが、今回はそうはいかなかった。
外に出れば路面はすっかりアイスバーンであり、油断をすれば、すってころりんしそうな状態だ。
それでも車で仕事場まで向かった。
高速道路はそれほどたいしたことはない。
しかし、降りてからが大変だった。
あちらこちらでスリップする車。
上り坂の途中で止まっては一巻の終わりだ。
さらにこんな状況で自転車に乗る人々。
そして案の定、転びまくっている。
オレは言いたい。
自転車にも、チェーン規制をするべきではないかと。
ないけどな、自転車のチェーンなんて。
ふと昔を思い出す。
北海道にいた頃、雪の中を普通に自転車に乗って新聞配達をしたものだ。
わかるか、この苦労が。
ただの小遣い稼ぎだけど。
そんなことはどうでもいい。
なにしろ、この様にいったん雪が降れば何十倍もの神経を使うのだ。
これ以上の雪は、まっぴら御免である。


23(月) 120 100

〔揺れる確率〕

▼マグニチュード7級地震が発生する確率が4年以内に70%と言う発表があった。
これはただごとじゃないな。
なにしろ70%だ。
60%ならまだしも、70%と言う数字を考えたとき、途端に心の余裕がなくなるのではないか。
もし、80%だとすれば、もう明日にでも大地震が来そうじゃないか。
果たしてそうだろうか。
人一倍呑気な人間として知られるオレである。
いくらその様な情報を耳にしたとしても、まるで他人事のように聞き流し、結果、後悔するはめになるのではないか。
とにかく、70%と言うのは、どうにも腑に落ちない確率である。
オレは思う。
50%、つまり、五分五分でいいじゃないか。
その判断をそれぞれに委ねるのだ。
なんて、気楽な予想なんだ。
ともあれ、覚悟するに越したことはない。


22(日) 

〔修理の結果〕

▼パソコンのDVDが壊れたと言う連絡を受け、DVDドライブを持って修理へと向かった。
10年ほど前のマシンと言うから、たぶんIDE接続だろう。
SATAの変換アダプターも併せて調達。その辺はぬかりない。
ところが、交換するだけなら10分ほどで終わるだろうと高をくくっていたが、メーカー品のタワー型パソコンの筐体にスペース的余裕はなく、殊の外苦戦した。
なにしろ、コンマ数ミリの攻防だ。
たったそれだけのことでいくら力を入れても入らない。
もうちょっと考えて作ったらどうなんだ、NECさん。
ま、そもそも中をいじるようには作ってないからな。
それでも、ペンチを使い、力技で装着。
なんとか修理は完了し、無事、使命を果たすことができた。
「これが見られなくて」と言って持ってきたメディアは、DVDではなく、ブルーレイじゃないか。
もう一歩突っ込みが足りなかったようだ。


21(土) 

〔指名する〕

▼公約通り、床屋へ行った。
3ヶ月振り。
いつもの女性スタッフを指名。
指名の利点は「前と一緒」とひとこと言えば良いことだ。
楽なことこの上ない。
しかしながら、油断していると、まったく違ったスタイルにならないとも限らない。
なにしろ3ヶ月振りだ。
困るなあ、レゲエミュージシャンみたいになったら。
途中で気付くだろ、普通。
そんな懸念もよそに無事いつものスタイルで仕上がった。
ありがとう、ボード好きのスタッフさんとオレは言いたい。


20(金) 120 100

〔やっぱり降った〕

▼まさかと思ったが、雪である。
やっぱり朝からしんしんと降っていた。
しかしながら、積もるには至っていなかったため、なんとか車を発進させる。
高速は渋滞。
そして、久しぶりの遅刻だ。
心底寒い。
それでも気温はプラスなのだから文句は言えまい。
こんな状況で開花予想するなんて気が知れないぞ。
東京は3月25日らしい。
今から待ち遠しい。
昨年は、福島で見たんだっけなあ、と遠い目をする。
それくらい1年の経つのは早い。
そう思いつつ、明日は床屋に行こう宣言をする。


19(木) RUN5km 25:46 

〔雪かも知れない〕

▼急激に冷え込んできた。
明日、雪が降るかも知れないと言う予報が出ている。
それは困るなあ。
雪が降ったら最後、車などとても使いものにならないのだ。
そう言えば、しばらくチェーンなんて付けて走ってないな。
チェーンないけど。
そもそもチェーンを付けてまで運転はしたくないのである。

▼来週は健康診断なのだが、困ったことにここしばらく走っておらず、ずいぶん身体がたるんできている。
ぼちぼち今日は走ろうかと考えていたが、その矢先、この天気、この寒さだ。
そんな軟弱なことでどうするんだ。
そんなことを考えていたらいてもたってもいられなくなり、しんしんと小雨の降る中、走った。
これだけ寒くても汗が出るから不思議である。
ともあれ、健康診断まであと2回は走ろうと、心に誓った。


18(水) 120 100

〔故郷の豪雪〕

▼北海道の実家に電話する。
なにしろ今年の雪は凄いのだと言う。
自然に積もった雪はすでに160センチを越えており、雪はねだけで1日のほとんどが費やされるのだ。
さぞかし疲れていることだろう。
だがしかし、思えば、昔は常にそれくらい降ったのではないか。
朝起きて、玄関の戸を開けたら雪が背まで積もって外に出られないといったことが、たびたびあった記憶があるし、学校へ行くのにも、道路脇に積もった1m以上もある雪の上を歩いて向かったのではなかったか。
それはそれで楽しかったりする。
ともあれ、雪が降れば除雪だ。
ほっとけば、どうなるか、火を見るより明らかだ。
もう故郷には住めないな、こりゃ。


17(火) 

〔まず己だ〕

▼新卒の内定者10人が本社の人間に連れられ、見学に来たのだった。
如何にも今風の若者たちであり、見ればそのうちの6人が女性ではないか。
果たして、こんなむさ苦しい仕事場を見る意味があるのだろうか。
ひとしきり説明し、何か質問はないかと聞いても、なかなか出てこない。
明らかに、何が分からないのか分からないパターンだ。
ま、それも無理もないだろう。
オレもそうだったからな。
果たしてこのうち何人が残るのだろうか。
そんな心配をするより、自分の心配をせよだ。


16(月) 120 100

〔それさえあれば〕

▼これまでにそんなことはあっただろうか。記憶にないくらいなことをしたのだった。
いったい何をしたと言うんだ。
サイフを忘れたのです。
オレとしたことがいったいどうしてしまったんだ。
気が付いたときにはすでに車に乗っており、高速の上を走っていた。
こうなったらしょうがない。今日は一日サイフなしだ。
ただ、サイフにはお金の他に、免許証からクレジットカードと、あらゆる大事なものが入っている。したがって、絶対に警察に捕まることは許されないし、飲みに行くなんてもってのほかだ。
けっしてツケでは飲まない。それがオレのモットーだ。
普通だけど、それ。
そう考えるとやはりサイフの重要性を再認識する。
そこで効力を発揮するのは、おサイフ携帯である。
取りあえず、携帯さえあれば、コンビニで困ることはなく、したがって飢え死にすることもまずないだろう。
凄いもんだなあ、携帯って。
これに免許証さえ登録できれば、鬼に金棒だ。
なくしたら、とんでもないことになるけどな。


15(日) 

〔カフェの好み〕

▼日曜夕方のカフェは混んでいる。
スタバが外の席まで溢れていたので、TULLY'Sへ行った。
ここには駐車場がないので、近くのコインパーキングへ。
少々贅沢なティータイムとなった。
オレはどちらかと言うと、スタバ派である。
たいてい注文するのは、ホワイトモカかキャラメルマキアートだ。
そのどちらもTULLY'Sにはないし、なんとなくではあるが、スタバの方が量が多いように感じるのだ。
それとなんと言っても、TULLY'Sには駐車場のない店が多い。
普段、車で移動するオレに取っては不便この上ないのだ。
かと言って、TULLY'Sが嫌いと言っているのではない。
店員の対応もしっかりしているし、なんとなくお洒落っぽいのはTULLY'Sの方だ。
別にスタバの対応が悪いと言っているのではない。
いったい何を取り留めのない話をしているんだ、オレは。
結局のところ一番無難なのは、コメダ珈琲である。


14(土) 120 100

〔今頃気が付く〕

▼昨年末、映画リアル・スティールで久しぶりにヒュー・ジャックマンを見たな、と思ったわけだが、その前と言えば、ソード・フィッシュで見たきりであり、オレはその映画が大好きですでに4回以上も見ている。
この映画を見ると、なぜかキーボードを打ちたくなるのだ。
そして新たな発見があった。
あのX−MENのウルヴァリン役は、ヒュー・ジャックマンと言うではないか。
今さらである。しかし、あのもみ上げ髪型じゃ、気付かないよ、まったく。
そして、思い出した様にX−MENのDVDを借りてきた。
3本を一気に見た。
いやあ、なかなか面白かった。
それにしても、その能力たるや凄いな。
プロフェッサーが操る、すべての人間、ミュータントと精神的に繋がると言うセレブロは、まるでアカシックレコードだし、ストームなんか、天候を自在に操っちゃってるし、もうこれは神の領域じゃないか。
オレも飛躍的な進化を遂げたいと、つくづく思ったのだった。
その実、退化するばかりだけどさ。


13(金) 

〔今年最初の〕

▼これが果たして新年会と言えるのかどうかはわからない。
新年会と銘打っているわけではないので、新年会ではないかも知れない。
しかし、今年最初の飲み会なので新年会かも知れない。
そんなことはどうでもいい。
なにしろ、そんなわけで今年最初の午前様だ。
今日中に帰ろうと皆で決めたはずなのに、結局、この体たらくである。
ま、うすうす予想はできていたわけだが。


12(木) 120 100

〔さらに増設する〕

▼仕事用のパソコンもすでに6年を越えており、ぼちぼち日常業務の荷が重くなってきた感がある。
たびたびブルースクリーンになるし、よく見れば、液晶画面は縦に2本すじが入っている始末だ。
どれだけ酷使しているかと言うことである。
思えば、当初の搭載メモリーは 256MB だった。
これではなんとも心許ないので、その後、さらに 256MB を増設した。
これにより、かなりの違いが体感できたわけだが、それからさらに数年たったいま、さらに負担の掛かる作業をしているためか、ときおりメモリー不足の事態に陥り、画面が固まってしまうこともしばしばだ。
そこで、さらにメモリー増設を考えた。
今さらの感は否めないが、今だからメモリー増設だ。
この時代のメモリーは、きっと安くなっているに違いない。
よく、秋葉原に行くという仕事場のWが行ってくれると言うので、メモリーを調達してきてもらった。
512GB×2枚で、1、940円。
これでパソコンに体力が付くと思えば安いものだ。
装着し、無事認識完了。
これでまた少しの間、戦うことができる。


11(水) 

〔狭く、寒い〕

▼本日、事務所の引越しをした。
仕事場からほど近いマンションの一室である。
それにしても狭い。
2DKに6人分の机と書類の山は、かなり無理があると言えよう。
それも致し方あるまい。
あるだけましと言うものだ
さらに困難なことは、寒いと言うことだ。
この狭さだからストーブなど置くスペースもなく、暖房はエアコンひとつのみだ。
悪いことに今日は特別寒いときた。
千葉の方は雪がちらついていたと言うではないか。
そして、帰宅。
結局、今日も風呂に浸かることができなかった。
不動産屋が休みだったのである。
ともあれ、誰も出ないとはどういうことだ。
緊急のとき、どうするつもりなんだ。
日常がうまく流れないと、気分もスムーズに流れないものだ。


10(火) 

〔この時期つらい〕

▼この時期としては非常に厳しい問題が勃発した。
厳しいと言うだけあって、そう簡単には解決できる問題ではない。
なんなんだ、その問題と言うのは。
風呂の釜が壊れる。
それが意味することは何かと言えば、これである。
寒い。
つまり、風呂が沸かないと言うことだ。
困るなあ、風呂に入れないのは。
前日までなんの異常もなかったと言うのに、いったいどうしたと言うんだ。
明日、なんとしても直して貰わねばなるまい。
いくらオレでも、この時期の水風呂は自信がないのだ。


 9(月) 120 100

〔回転寿司で注文する〕

▼昼時、回転寿司へ行った。
郡山にいたとき以来だから、かなり久し振りになる。
混んでいるのではと覚悟して行ったが、意外と空いている。
だからか、回転している寿司も少な目である。
となれば、好きなのを注文した方がいいだろう。
目の前にいる寿司職人に3品注文した。
ありがとうございます、と威勢良く言って寿司を握り始めた。
まもなく、1品目が来て、ほどなく2品目も来た。
だがしかし、最後の3品目がなかなか来ないのだ。
催促すると、すいませんと言って最後の3品目の寿司が出て来た。
そしてまたオレは3品同時に注文した。
再び、威勢良く寿司を握り始める寿司職人。
なんとなくいやな予感がしたが、やっぱり3品目が来なかった。
因みに3品目はオレの好物、つぶ貝だったが、忘れているようであり、どうやら2品が限界のようだ。
ま、いいやと思い、オレは敢えて催促せず、次の寿司を注文した。
しかし、3品は注文しない、2品だ。
なんて、やさしいんだ、オレって。
そんなこんなでお腹もいっぱいになってきた。
そろそろお勘定と思ったそのとき、予想しなかった事態がオレを待ち受けていたのだ。
「つぶ貝、おまちどう!」
威勢良くオレの目の前に寿司が出て来たが、おもっきり序盤に注文した寿司だぞ、それ。


 8(日) 

〔水族園である〕

▼意外と初めてシリーズ第二弾は、葛西臨海公園水族園である。
ここで注意しなければならないのは、水族館ではなく、水族園であると言うことだ。
確かに考えてみれば、動物園を動物館なんて言い方しないよな。
そう言った観点から言えば、そもそも生物に対して、「館」なんて失礼じゃないか。
したがって、水族園と言うのが正解なのかも知れない。
ちょっと違和感あるけど。
なにしろ今日はここへ行ってきた。
高速が空いていれば、自宅からものの40分で到着する。
公園内は、出店や、大道芸などで賑わっている。
その一角に水族館はある。
入場料は700円と安い。
都がやっているからだろうな。
エスカレーターを降りると、いきなりサメの大水槽だ。
同じ水槽の中に、まさに食べて下さいと言わんばかりのアジの大群が泳いでいる。
しかし、なぜ食べられないのかが不思議なのだ。
いや、内心、ひやひやもんで泳いでいるのかも知れないけど。
あと目玉と思われるのが、ペンギンだろう。
ちょうどエサやりの時間に出くわし、ペンギンのエサの食べるさまをじっくりと見させてもらった。
普通なら他人にメシを食ってるところを見られていれば落ち着かないものだが、ペンギンにその心配はないようだ。
なにしろ、エサに対する集中力が凄い。
どれもこれも必死なのだ。
本能と言うものは凄いもんだな。
そんなこんなで久しぶりの水族館はなかなか面白いものだった。


 7(土) 

〔氷川丸を見る〕

▼こんなに近くなのに不思議と行ったことがなかった。
氷川丸。
ここへ行ってきた。
山下公園へは、何度か行ったことはあるものの、その傍らに、まるで港の主の様に鎮座する氷川丸にはいままで一度も入ったことがなかったのだ。
確か昔はビアガーデンで有名だったはずだが、いまはやっていないようだ。
入場料200円を払い、中に入る。
200円では申し訳ないくらいにじっくり見て廻った。
ふと気付いたことがある。
この船を作ったのは、日本郵船である。
日本郵船と言えば、あの海援隊の経理担当だった三菱の創業者、岩崎弥太郎が作った会社ではないか。
凄い凄いとは思っていたが、改めて岩崎弥太郎の威力に感服した次第です。


 6(金) 120 100

〔まだ抜けない気分〕

▼ほんとうなら新年会と言いたいところだが、仕事始め2日目とは思えないほど、多忙な一日だった。
なにしろ午後からみっちり消防署の中間検査があったのだった。
そもそも、この時期での検査は少々早いのだが、年末に消防署へ問い合わせたら1月は非常に忙しいらしく、この日しか空いていないと言うのだ。
その理由はと言えば、あれである。
スカイタワー。
この注目のタワーが、いよいよ春にオープンとなるわけだが、その竣工に向けての検査の応援で非常に多忙だと言うのだ。
確かにスカイタワーに掛かっちゃかなわないけどな。
だったらちょっとは大目に見て貰っても良さそうなもんじゃないか。
なのになんだ。
まったく手加減なしのガチンコ検査なのだった。
こうなったら、明日から3連休取ってやる。
仕事始めからたった2日で3連休とは如何なものか。
まだまだ微妙な正月気分が抜けなさそうである。


 5(木) 120 100

〔盗られる〕

▼仕事始めである。
いつもの様に本社に出勤し、写真撮影。
そして、急いで仕事場へ向かった。
なぜ急ぐのか。
仕事場から連絡があったのである。
どうやら、仕事場が荒らされたらしいのだ。
なんだったんだ、あの毎日の警備は。
行くと、警察の取り調べが始まっていた。
いろいろと盗られたようだし、あちこちに落書きしているところを見ると、どうやらガキンチョの仕業のようだ。
それにしても困ったのは、警察への説明である。
盗られたものが専門的な道具がほとんどだったため、その名称を言っても分かるはずもなく、しかしながら、警察としては詳細に記録しなければならず、それをいちいち説明するのがなんとも、まどろっこしいったらありゃしないじゃないか。
ともあれ、まず犯人が見つかることはないだろう。
取りあえず、これに味を占め、再び来襲しないことを祈りたい。


 4(水) RUN5km 25:05 

〔何事もなく〕

▼正月休みは今日で終わり。
連日の、夜更かし朝寝坊のため、果たして今夜、まともに寝られるのかわからない。
だから走る。
それこそ疲れれば、ぐっすり眠れるのではないか。
どうだ、妙案だろう。
ランニングハイが少々心配ではあるけどな。
本年の走り初めである。

▼休み中の仕事場は、警備会社に1日2回の巡回を依頼している。
何かあれば、オレに連絡が入ることになっているのだ。
これまで連絡がないと言うことは、無事だと言うことだろう。
だがしかし、夕方、突然警備員から電話が入ったのだ。
すわ、何かあったのか。
オレは覚悟して電話に出た。
「どうした、何かあったのか?」
オレは恐る恐る聞いた。
すると警備員はこう言ったのだ。
「最初に言えば良かったんですが…」
オレは息を呑み、次の言葉を待った。
「蛇口から水滴が落ちてます」
だったら、蛇口を締めないかーっ!
オレは声を大にして言いたかったが、「了解しました」と、冷静にひとこと言うしかなかったのだった。
なにしろ、何事もなく休みは終わった。


 3(火) 

〔弟と会う〕

▼弟宅からほど近い居酒屋で、予定通り、弟一家と会う。
娘ふたりにお決まりのお年玉をあげ、昨日買った誕生石のネックレスを一人一人に渡した。なんとなく喜んでもらえてるような、そうでもないような。
弟はいつの間にかすっかり酔っぱらっている。
その勢いで大昔の頃の話を次々としてくるのだ。
その中にはすでにオレの記憶から飛んでしまっていることも多くあったが、オレが小学生の頃、近くのガキに自分が描いた連載漫画を無理矢理押しつけていた話を今頃するやつがあるか。
オレもすっかり忘れていたが、蘇ったよ、あの頃オレが何をライフワークとしていたかを。
確かに、熱心に描いていたからなあ、マンガ。
それにしたって、小学生がライフワークってことはないじゃないか。
ともあれ、オレが描いていたと言うマンガの題名はこれである。
「リンチマン」
この頃からセンスがなかったという事実に納得せざる得なかったのである。
そんなこんなで、久しぶりの弟一家との団らんは、なかなか楽しく過ごすことができた。


 2(月) 

〔手土産を考える〕

▼今年の正月は、ほんとに何をするでもない正月だ。
ま、たまにはこんな正月もいいだろう。

▼明日、弟一家と会うことになり、子ども達への土産を買いに、近くのアウトレットモールへ行った。
さて、何にしようかと思案する。
しかし、なかなか良い案が思い浮かばない。
こんなときは、誕生日に限る。
困ったときの誕生日グッズだ。
弟にそれとなく家族の誕生日をメールで聞き出し、誕生石のネックレスを買い求めた。
確か、北海道の土産もこの作戦を使ったはずだ。
いいだろう、別の家族なんだから。
子ども達へのお年玉を、ポチ袋に入れる。果たして昨年いくら入れたか覚えていないが、まあいいだろう。
弟にネックレスじゃ、豚に真珠もいいとこなので、ビールでも買って行こうかと思う。


 1(日) 120 100

〔新年である〕

▼新年明けましておめでとうございます。
取りあえず、お決まりの挨拶をし、さっそくポストから年賀状を取り出す。
出していないのに来てしまった年賀状をチェック。
思い掛けない人から2枚来ていた。
すぐに作成。

▼北海道の実家に電話。
妹かと思ったら、2番目の娘だった。
声も似てくるもんだなあ。
妹からある驚きのニュースを聞き、しばし話し込んだあと、親父とおふくろに替わる。
今季は雪が多いらしい。
さぞかし雪かきに疲れていることだろう。
しかし、声はいつもの様に元気いっぱいである。

▼夜、横濱の弟から電話があった。
相変わらず、愛想のない弟だが、休み中に弟一家と会うことになった。
前回あったのが、やっぱり正月だったから、1年振りである。
近くに住んでいるからと言って、茶飯事会うわけじゃないんだよな。



byクムラ〜




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