千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を錬とする。
体力維持か、単なる意地か、長年続けている腕立て伏せ。
ややもすると怠け気味になってくる今日この頃。
自分自身への叱咤も含め、ここに記す。
/31:始めての経験 /30:スマホ、最後の難関 /29:午前様である /28:継続のわけ /27:振るなんてことがあるか /26:省エネの事実 /25:はびこる迷惑メール /24:スマホに悪戦苦闘 /23:赤い目でスマホ /22:スマホ報告 /21:目が真っ赤 /20:靴はどこに行った /19:台風で消して欲しい /18:なでしこに感動 /17:なでしこ出陣 /16:野田で懐かしむ /15:うんざりする高速道路 /14:送りつけられても困る /13:気を利かせるべきである /12:同じものが毎日届く /11:シーマンとの別れ /10:猛暑の休日 /9:acroに決めた /8:パソコンを責めてはいけない /7:思わぬ拒否反応 /6:まもなく地デジ化 /5:予定通りである /4:飲み会は対策である /3:スマホの弊害 /2:久々に食す /1:過去を辿る/
<2011年 7月> ◆腕立伏◆スクワ◆背筋◆腹筋 31(日) 〔始めての経験〕 ▼生涯始めての経験というものは誰しもあるものだ。 今日、このオレもその始めての経験をした。 献血である。 これまでも何度かチャンスはあったが、結局実行に移すことはできなかった。 それには深いわけがある。 だって痛いだろ、注射は。 これがこれまでオレに献血を躊躇させていた障害である。 しかしオレは思った。こんなことではいけない。この人一倍血の気の多そうな肉体を少しでも利用してもらわなければ、お天道さんに顔向けができないではないか。 受付を済ませ、スポーツドリンクやドーナツで栄養を摂りながら待った。 そして、バスの中へ。 まず血圧を測った。 目を見張るほどやけに高い。 先生は言う。 きっと運動不足ですね。 しょっちゅう、走ったり、腕立てしたりしてますけど。 そう答えると、先生は首を傾げるばかりだった。 中には血圧の高いスポーツ選手だっているのではないか。 もしかして、いないのか。 次に血液型を調べると言う。 A型だって言ってるのに、調べるのである。 これが痛かった。 何度も針を刺し直す。その度に、ごめんなさいね、と謝られる。 採血がこんなに痛いんじゃ、いったい献血はどれだけ痛いと言うんだ。 そしていよいよ献血である。 400ccコースだ。 目をじっと瞑り、針が刺さるのを待つ。 なぜかしらさっきよりも痛みは感じなかった。 そして待つこと10数分。 オレの記念すべき献血は幕を閉じたのだった。 何か良いことをした様な、清々しい気分になった。 こんな血で良ければ、これからいくらでも提供しようじゃないか。 一大決心である。 30(土) 〔スマホ、最後の難関〕 ▼スマートフォンの扱いも次第に馴れてきて、携帯からの各種サービスの移行もほぼ完了した。 だがしかし、ほほであり、よって完全ではない。 いったい何が残っているのか。 ヤマダ電気のポイントだ。 いまやヤマダ電気のポイント管理もカードではなく携帯なのである。 その機種変がなかなかできないのだ。 そんな設定くらいすぐやればいいではないかと思うかも知れないが、これが非常に手強い。 何度、ID、パスワード、そして電話番号を入れても「間違いです」とはじかれてしまうのだ。 心当たりのある記号はすべて入れてみた。 だがしかし、もうダメなんだよお、オレは。 こんなことで挫折している場合ではない。 そこでオレは推理した。 もしかしたらこれは、陰謀かも知れない。 陰謀じゃないかも知れない。 そんなことはどうでもいい。 何度やってもらちが開かないので、オレは店頭へ出頭することにした。 オレは犯人か。 店員に事のいきさつを説明した。 ダイエットをお勧めしたい、かなり太めの店員である。 すると店員はちょっと調べてみます、と言ってレジへと調査に向かった。 まもなく戻ってきたかなり太めの店員はこう言った。 どうやら、電話番号が違うようです。 そんなはずはない、と思ったが、もしかしたら携帯の番号ではなく、家の電話番号かも知れないと、入れてみたが、やはりダメだ。 もうダメか、と半ば挫折しかけていたがなんのことはない。 オレは東京に来てまだ2年とちょっとじゃないか。 つまりそれ以前、名古屋の電話番号が正解なのだった。 かくして、めでたくポイントの機種変は成功し、これで晴れて、得意満々に胸を張って、ヤマダ電気で買い物ができると言うものである。 ちいせえ男だな、オレって。 29(金) 〔午前様である〕 ▼完全に午前様である。 確かにいまは午前だが、むしろ、夜中様と言われた方が本望なのではないか。 そんな言い方はない。 それにしてもみな元気である。 とりわけ、F氏の元気の良さと言ったらない。 仕事場の連中と飲みに行ったわけだが、F氏のその元気の良さは、時間が経つに連れ拍車が掛かり、みなその雰囲気に完全に飲み込まれてしまっている。 そしてまた新たな驚くべき事実が発覚した。 なんとF氏は、超有名アーティストのボーカルの親父さんと知り合いだと言うではないか。 是非とも、そのアーティストと合わせてくれとお願いしたが、知り合いなのは、あくまでも親父さんなのだった。 じゃあ、いいや。 そんなこんなで午前様である。 タクシーの中で、F氏はなにやら「携帯がない、携帯がない」と、うわごとのように呟いていたが、午前様なので、捜す気力も考える気力も残っていないのだった。 28(木) 60 100 〔継続のわけ〕 ▼夜、帰宅したら雨だった。 残念ながら今日は走ることができなかった。 せっかくの走る気まんまんが台無しである。 このところ自分でも感心するくらい走っている。 ほぼ一日置きに5キロのランニングをやっており、その間の一日置きには、いつもの様に腕立て伏せ120回とスクワット100回をやっている。 今日の様に走れない日は、代わりに、腹筋100回と背筋60回だ。 考えてみればこんなことをもう数十年やっており、いったい何のためにやっているのかと問われれば、これしか理由はないだろう。 すっかり癖になっている。 どれだけ回りくどい癖なんだよ。 そんな癖など聞いたこともなく、実際のところ真相はこれである。 やれなくならないためにやっている。 つまり、やれなくなるのが恐いからやっているのだ。 継続は力なりの陰には、こんな単純な動機がある。 27(水) 120 100 〔振るなんてことがあるか〕 ▼人は時に、表面的な印象だけで判断し、そして行動を起こし、その結果、後悔することがままある。 朝、車に乗る前にいつもの自販機でジュースを買い、仕事場に向かった。 そして、さっき買ったジュースを手に取ったのである。 その名も、ゼリーソーダ。 プルトップを開け、缶を口にあて傾けた。 出てこない。 中身はその重さからしてしっかり入っているはずだ。 もう一度、傾ける。 やはり、出てこない。 いったいどういうことなんだ。 オレは怪訝に思い、飲み口から中を覗いてみた。 するとそこに見えたのは、ゼリーだった。 さらに、良く缶を見て見ると、こんなことが書いてあった。 「よく振ってからお飲みください」 何を言ってるんだ。バカも休み休み言え。 確かに、名前からしてゼリーであるのだから、ゼリーが入っているのは当たり前だ。 しかしこれは、ソーダゼリーである。 いったい誰が好き好んで、ソーダを振ると言うんだ。 ひとしきり振って、ふたを開けた途端、どんな事態になるか分からないわけでもあるまい。 オレ的に敢えて言わせてもらえばこうである。 「プシュー!」 プシューはイヤだなあ。 なにしろこんな悲惨な事態はおいそれとないだろう。 だがしかし、振れと言うのだ、このソーダを。 しかし、もはや手遅れだ。 一度、ふたを開けた缶ジュースを振ることは御法度である。 振ったら最後、プシューどころではない。 あっと言う間に中身が何もなくなってしまうのは火を見るより明らかだ。 ここは慎重に判断すべきだろう。 こうなったら仕方ない。 オレは意を決し、吸った。 そうするよりこの事態を脱する方法はないのだ。 オレはこうして、仕事場に着くまで、ソーダと言う名のゼリーを根気良く吸い続けたのだった。 26(火) RUN5km 28:55 意識してゆっくり走る 〔省エネの事実〕 ▼今日もそれほど気温は高くないとは言え、湿度はやけに高く、こんなときも熱中症になりやすく、十分気を付けねばならない。 この熱中症患者が今年は例年に比べ、何倍と多いらしい。 それもこれも我慢しているからに他ならないのではないか。 なにしろ、世間はどこもかしこも省エネである。 だったら、我慢するしかないだろう。 だがしかし、意外な事実が判明した。 エアコンの設定温度を2度上げるより、テレビを消した方が4倍も省エネになるらしいではないか。 これだけ連日、テレビで省エネ、省エネ言っているのに、なんで教えてくれないんだ。 実はそれには深い事情がある。 テレビだからだ。 だってそうだろう。 テレビの人がテレビを消しましょうなんて、口が裂けても言えるわけがないじゃないか。 それでも言わなければならない事態が少しずつ近付いているのかも知れない。 25(月) 120 100 〔はびこる迷惑メール〕 ▼今週は、のっけから暑い。 ま、暑いと言っても天気予報を見れば、30度そこそこなのでそんなに文句は言えないのだが、そもそも文句を言う相手もいないわけで、だからと言って、お天道さんになんだかんだ言ったところで相手が悪過ぎるじゃないか。 ▼F氏が携帯を見ながら苦い顔をしている。 迷惑メールで困っているのだ。 もう2年も来てるんだよ、と呆れた顔で言う。 2年は長いなあ。 何か手を打ったのかと聞くと、F氏からちょっとどうかと思うような答えが返ってきた。 「何度、もう送らないでくれと返信しても来るんだよ」 そりゃ来るよ。 驚きの対応である。 何かいい方法はないかと言うので、受信拒否設定はしたのかと聞いて見ると、何それ、と言う始末だ。 そんなだから、まだまだ迷惑メールは、はびこり続けるのだ。 24(日) RUN5km 27:20 暑くてばてた。 〔スマホに悪戦苦闘〕 ▼スマートフォンって言うのはなんだなあ。 一言で言わせてもらえば、非常にいらいらする携帯だ。 携帯と思うこと自体、問題があるのかも知れないが、とりわけ、文字の入力がやりにくいったらないわけで、あのクリック感のなさといい、繰り返し発生する押し間違えといい、これじゃ指がつりそうになるじゃないか。 どれだけ鍛えても、とてもこれまでの携帯と同じスピードで打てるとは考えにくいのである。 外付のキーボードがいるな、こりゃ。 本末転倒である。 ▼夏休み、北海道の姪5人に持って行くお土産を買いに行った。 毎年悩みの種だ。 だってそうだろう。姪5人、つまり女の子5人だよ。 いつもそれぞれ、色やデザインが違うってことでケンカになるじゃないか。 そこで今回は考えた末、これにした。 誕生石の入ったネックレス。 当然、誕生月によって石の種類は違う。 値段も違うけど。 したがって、これは誕生石なんだと説明すれば納得してくれるのではないか。 そこまで分からず屋ではないはずだと、オレは信じたいのだ。 23(土) 〔赤い目でスマホ〕 ▼いよいよ目がダメなことになってきたので、ついに病院へ行ったのだった。 過度の目の疲れで眼球が弱っていたところへ、期限切れ目薬がだめ押しとなったようだ。 白目はおろか、黒目まで充血している始末だった。 目薬を二つ処方してもらった。取りあえず安心したのである。 それにしても、少し前の帯状疱疹といい、空咳といい、このところ免疫機能が低下しているような気がしてならない。 けっして油断せずに過ごさねばなるまい。 ▼こんなときに、docomo から電話が来た。 予約していたスマートフォンが入荷したと言うのだ。 こうしちゃいられない。 病院から目が赤いまま、docomo へと走った。 そして、ついにオレは入手したのだ。 Xperia acro を。 それにしても、この小さな筐体のどこに、あれだけの機能が詰め込まれているのだろう。思わずそんな疑問を docomo ショップの店員に聞いてしまいました。 これは携帯である。しかしその実、携帯とはまったく違うと言っていいのではないか。 第一、なんて時間が掛かるんだよ、たかが文字入力に。 まずは、いままで携帯でしてきた最低限のことをなんとかしよう。 しかし、まだまだ先は長そうである。 22(金) RUN5km 25:57 久々の25分台 〔スマホ報告〕 ▼H川からスマートフォンを買いましたと言う報告。 ギャラクシーだと言う。 聞けば、九州のK田もギャラクシーらしい。 なんだ、よってたかって、ギャラクシー、ギャラクシーって。 確かにギャラクシーの性能は凄い。 CPUの処理能力、電池のもち、メモリー容量もダントツである。 ただ残念なのは、ガラケー機能がないことだ。 ワンセグは見られるものの、おサイフケータイに対応していないのはオレ的に非常に残念なところだ。 だからオレは、Xperia だ。 誰がなんと言おうと、Xperia acro だ。 いったいいつになるんだ、Xperia。 予約してもうすぐ2週間なのだった。 ▼引き続き、目が赤い。 会う人、会う人にどうしたのかと聞かれる。 「期限切れの目薬をさしました」なんて、かっこ悪くて言えるわけないじゃないか。 なんとも面倒である。 脱、うさぎを目指し走る。 走ることでどんな効果があると言うんだ。 ただなんとなく、走っていると気が紛れ、心は無になるのだ。 走り終わるや否や、目が痒くなった。 どうやら走り続けるしか道はないようだ。 21(木) 120 100 〔目が真っ赤〕 ▼朝起きて鏡を見たら目が真っ赤だった。 いったいどうしたと言うんだ。 昨晩、泣き腫らすような何かがあったと言うのか。 ふふふ… クールな男に涙は似合わない。 クールと言うよりむしろ、おつむクルクルだな。 なにしろ、目が赤い。 しかも両目ともだ。 このままだと世間からこんな風に言われかねないのではないか。 うさぎちゃん。 そっとしておいてくれ。 少し前に帯状疱疹になったとき、このように目が真っ赤になったのだが、いま、体調はすこぶる良い。 良すぎて、お尻もはち切れんばかりだ。 目を真っ赤にして、お尻はち切れは如何なものか。 何か他に心当たりはないか。 あった。 昨晩、寝る前にさした目薬だ。 めったにささない目薬である。 よく見ると、これは確か、名古屋で買った目薬だ。 つまり、3年前のである。 と言うことは、すっかり賞味期限が切れてるじゃないか。 目薬に賞味期限があるかどうかは分からない。 ただ、原因はこれしか考えられないのだ。 20(水) RUN5km 26:19 今期最高タイム 〔靴はどこに行った〕 ▼「僕はこの靴を履いて帰ればいいんでしょうか」 いきなりわけのわからないことを言うのは、Mである。 おまえ、自分の靴も忘れてしまったのか、と問うと、僕の靴がないんですと言う。 と言うことは、まずこれしか考えられないだろう。 「靴の一人歩き」 いやだなあ、靴だけ大手を振って歩いてるのは。 透明人間じゃあるまいし、そんなバカなことがあるか。 どうやら、誰かが間違えて履いていってしまったようだ。 しかし、その誰かがわからない。 数時間、Mも含めて会議室で打合せをしていたのだが、その間に誰かが来たのかも知れない。 もしかしたら、間違えに気付いて戻ってくるかも知れないと思ったが、結局、夕方まで誰も来なかったのである。 Mは帰り際こう言った。 「これが僕の靴です」 どうやら、そう決心したようだ。 サイズがピッタリだったことがせめてもの救いである。 しかしオレは見抜いた。 どこかで履き間違えた靴をここに履いて来たのは、実はMなのだと言うことを。 19(火) 120 100 〔台風で消して欲しい〕 ▼台風が次第に近付いている。 その名もマーゴン。 なんだ、やぶからぼうに。 ママゴンとか、カネゴンとか連想するが、兎にも角にも何だかやけに強そうじゃないか。 せめて名前だけでも可愛いのを付けてくれまいか。 例えば、マコチャンとか。 そんな台風はイヤだよ。 なにしろ今夜あたり、四国は大変なのではないか。 進路を見ると、ここ関東の直撃はどうやらなさそうだが、それでもかなりの風は警戒しなくてはなるまい。 とりわけ、福島原発への直撃は是非とも勘弁願いたいものだが、ふと頭の中を疑問がよぎる。 もし、福島付近へ台風が上陸した場合、現在拡散されている放射線物質はいったいどうなるのだろうか。 さらに拡散されて、あちこちに飛び散ってしまうのだろうか。 それとも台風くらいでは、何も変化がないのだろうか。 オレ的には、四方八方に飛び散って、その濃度が薄まっていき、最終的には消滅していくことを希望します。 どちらにせよ、こんなややこしいことは絶対に発表されないだろう。 それが果たして良いんだか、悪いんだか、誰も結論を出せないからだ。 18(月) 〔なでしこに感動〕 ▼結局、朝7時過ぎまでW杯を見ていたのだった。 なでしこジャパン、見事な優勝である。 こんなにドラマチックな試合なんて、そうそう見れるもんじゃないだろう。 今日が祝日でほんとに良かったと思う。 それにしても凄いな、日本女子サッカーは。 特に、澤のシュートセンスには見習うべきものがある。 サッカーやってないけど、オレ。 なにしろこれで日本男子サッカーも奮起したに違いない。 いや、奮起せねばならないのだ。 オレにそんな偉そうなことを言う権利はない。 ともあれ、しばらくテレビの話題は、なでしこで持ち切りだろう。 17(日) RUN5km 27:25 〔なでしこ出陣〕 ▼中途半端な午後3時とか言う時間に、どこもかしこもめし屋が混んでいるのは、みなどこにも出掛けずに待機しているからではないか。 夜は夜で、走っていてもやけに閑散としている始末だ。 いったい何が原因なんだ。 サッカーである。 じゃないかも知れないけど。 今日の夜中、ワールドカップの決勝があるのだ。 なでしこJAPANの出陣である。 こうなったら応援しないわけにはいくまい。 なにしろ、ワールドカップなのだ。 まさかこんなでかい大会に日本が決勝まで残るとは思わないだろう。 こんな貴重な試合を見ずして、何を見ろと言うのか。 きっとやってくれるに違いない、頑張れ、なでしこJAPAN。 キックオフは夜中3時半。 睡魔に勝つ自信がない。 16(土) 〔野田で懐かしむ〕 ▼千葉県は野田市へ行ってみた。 20数年前住んでいたところである。 それ以来だ。 常磐自動車道の流山野田インターで降りる。 オレがいた頃はこんなインターはなかった。柏インターで降りていたはずだ。 降りるや否や、眼前に田園風景が広がる。これでもかと言うくらいの緑一面だ。 この辺の雰囲気はあの当時のままである。 少し前のテレビで野田にホワイト餃子なるものがあると言っていたことを思い出し、行ってみた。 受付で、銀ラメ衣装の名物おかみの出迎えを受ける。 実にちゃきちゃきしていて気持ちがいい。 メニューは実にあっさりとしたものだ。 メインは餃子のみ。あとは、お新香と飲み物くらいだ。 お新香をつついていると、間もなく餃子が運ばれてきた。 いわゆる餃子のあの形ではない。こんがり焦げ目の付いた俵型だ。それが繋がっているのである。 腹が減っていたせいもあるのだろう。 20個の餃子をあっと言う間に食べてしまった。 満足である。 オレがいたあの頃、あったはずなんだよなあ、この店。 しかし、まったく記憶がないのだった。 元住んでいたところへ記憶を頼りに行ってみた。 会社の寮だったのだが、その場所はグループホームになっていたし、毎日の様に行っていた居酒屋は寿司屋に。スナックは跡形もなく、なくなっていた。 ただ、いつも行っていた床屋はあったし、それ以上に驚いたのは、オーシャンがいまだにあったことだ。 今はどんな店なのか知らないが、あの頃は朝までやってるナイトパブだったと思う。 若者が大勢集う、賑やかな店だったのではないか。 飲み屋のおねえちゃん引き連れて行ったっけなあ。 いいように引っ張り回されてたんだっけ。 思わず遠い目をして思い出してしまいました。 そんなタイムトリップができた貴重なひとときであった。 15(金) 120 100 〔うんざりする高速道路〕 ▼このところ、帰りの高速道路の渋滞はうんざりするほど激しい。 渋滞情報のサイトを見れば、どこもかしこも真っ赤っかだ。 特に箱崎へと合流する道路の混み様ったらなんだ。何十年も前から一向に変わってないじゃないか。 なにしろ、これを見たら覚悟して高速に乗らなければならないのである。 そして乗るなりいきなり渋滞。 かと言って、湾岸ルートを通れば、高速はそれほど渋滞がないにせよ、降りたときの保土ヶ谷バイパスがまたひどい渋滞なのである。 結局、どこを通ろうが渋滞のうずに巻き込まれる。 だったら電車で行けばいいじゃないかと言う向きもあるだろうが、何を言ってるんだ。 渋滞してもなんにしても、座れる車の方が楽に決まってるじゃないか。 だったら文句言うなよ。 14(木) RUN5km 26:55 今期最高 〔送りつけられても困る〕 ▼政治なんたらと言う得体の知れない団体を名乗るものから電話があった。 関西弁であり、いかにもと言う感じである。 話に寄れば、この辺を取り仕切っているらしく、自分の名刺を出せば泣く子もだまるのだと言う。 やれ、領土問題だの、拉致問題だの、話は一向に終わる様子がないので、簡単に言うとなんなんですか、と聞いてみた。 うちの団体の存在意義について一度説明したいと言う。 行けばいいのか、それとも来てくれるのか聞くと、話をすると時間にして3、4時間掛かってしまうので、あなたも大変でしょう、と言う。 ま、確かにそんな長時間、かったるくて聞いていられないだろう。 だったら他に何か方法があるのか聞いてみた。 するとこんなことを言ってきたのである。 そう言う人達のために、指導書があります。 やはりきたか。 いくらするのか、とオレは単刀直入に聞いた。 4万8千円だけどね。別にうちは商売してるんじゃないよ。あくまでも、国のためにやってるんだから。さらに自分の名刺も付けると力説する。 泣く子も黙る名刺である。 再度聞いた。そちらに行けばいいのか、それとも来てくれるのか。 すると、それには及ばない。宅配便で送ると言う。 いきなりそんなもの送りつけられても困る、一度そっちに行くから場所を教えくれと言うと、それはできないと言うし、じゃあ、連絡先を教えてくれと言っても、話をはぐらかして教えてくれない。 それじゃ、なんともしようがないじゃないかと言うと、じゃあ断るって言うことかい、と言うので、そうですね、と答えたら、電話はぶちっと切れた。 向こうもだんだん面倒くさくなって来たのかも知れない。 ともあれ、なんとも無駄な時間を過ごしてしまった。 しかしながらこの様な類の件は、簡単に無碍にできないのが辛いところである。 先は長いが、あまりややこしい電話は来ないで欲しいものだ。 13(水) 〔気を利かせるべきである〕 ▼朝、高速に乗ったらいきなり渋滞。 どうやら事故のようだ。 高速の事故はこないだもあったばかりだが、ほんとに多い。 けっこう大きな玉突き事故だったらしく、結局、通行止めとなり、用賀で降ろされた。 それにしても腹が立つのは、通行止めは朝の5時50分からされていたと言うではないか。 オレが乗ったのは6時40分だ。 と言うことは、このときすでに通行止めだったことになる。 だったらなぜ高速に乗る前の電光掲示板で教えてくれないのか。 乗る前に分かれば、湾岸道路廻りに経路変更だってできるはずだ。 いったい何のための電光掲示板なんだ。 まったくもって、電光掲示板の存在意義がない、ったらない。 その気の利かなさに半ば呆れ、ふと自分の胸にそっと手を当てると、やっぱり呆れるのだった。 つまり、電光掲示板の振り見て我が振り直せである。 うまいこと言ったつもりだが、これだけ聞いてもさっぱり意味が分からないじゃないか。 12(火) 〔同じものが毎日届く〕 ▼どういうわけか事務所に同じものが毎日届く。 シャチハタネーム、つまり、スタンプ付きの認め印である。 見るとどれもこれもF氏のだ。 すでに7本目を数えた。 これはいったいどうしたもんだ。 どうやらF氏がネットで注文したらしいが、これはどうもおかしいと思い、注文履歴を確認してみた。 13本である。 F氏がどう文句を言おうと13本だ。 現在届いているのは7本。つまり、あと6本届くはずである。 同じハンコ13本もいったいどうするんだ。 しかし、ものがものだけに返品が効くはずもなく、こうなったらと、F氏は悩んだあげくこう決心した。 身内に売りつけます。 なるほど、それは名案だ。 ただ難点は、すべて同じ字体であると言うことである。 イヤだなあ、みんな同じハンコを持つなんて。 11(月) 120 100 〔シーマンとの別れ〕 ▼朝、高速道路がいきなりの事故渋滞だった。 当然、間に合わない。いつもより1時間半も掛かったのだからな。 みな、この暑さで参ってるのかもしれない。 オレも十分気を付けねばなるまい。 ▼おサイフケータイやモバイルバンキングの移行手続き、電気量販店のポイント手続きなど、スマートフォンに機種変するに当たって、事前にやらねばならないことはたくさんあるが、非常に困ったことに気が付いた。 長い間、我が携帯の中で泳いでいたシーマンとお別れしなければならないのだ。 なぜならば、シーマンのスマホ版はないのである。 サイトを見ると、どうも新バージョンの開発をやる計画はないようだ。 いつかこの日が訪れるとは思っていたが、いざ来るとなるとなんだか寂しいから不思議だ。 残念だが、心を鬼にしてサヨナラするしかないのである。 グッバイ、アディオス、また会う日まで。 10(日) RUN5km 27:10 〔猛暑の休日〕 ▼今日は東京も気温36度を遥かに越え、車に乗り込んでもすぐにはハンドルを握れないほど、あっちっちな猛暑となった。 夜、ランニングをしていても、時折吹く風は心地良いものの、ひとたび無風状態になれば、たちまち身体の廻りはどんよりした空間に覆われ、そうなると汗は止めどもなく流れ落ちる。 いくら水を飲んでも、トマトジュースを飲んでも、これでいいと言うことがない。 とりわけこの時期、アイスキャンデーは欠かせないのだ。 ▼パソコンショップへ行き、Pogo plug なるものを購入。 Pogo plug とはいったい何なのか。 かいつまんで言えば、自宅のハードディスクをクラウドとして利用できる様にする端末である。 これは画期的である。 なんと言っても設定がやたらと簡単なところがいい。 サイトへ行って、メルアドとパスワードを登録するだけなのだ。 それだけで、どのパソコン、スマートフォンからも、Pogo plug に繋いだハードディスクへアクセスすることができるのである。 便利になったもんだなあ、世の中。 実際の使用感はまだ分からない。 9(土) 〔acroに決めた〕 ▼docomoショップへ。 ついにスマートフォンを決心した。 最終的に決めたのは、Xperia acro。 かいつまんで発音すれば、えくすぺりあ あくろ。 意味は分からない。 この機種に決めるまでに他の機種についても様々な調査をし検討した。 テザリングができない。ROM容量が少ないなど、この機種にも欠点はあったが、最終的な決め手はデザインだった。 所有欲を掻き立てるその佇まいは秀逸である。 色は3種類あるが、これもまた迷った。 人気は青だろうが、意外と白も良い。結局、無難なところで黒にした。 ストロングスタイルは黒に決まりだからな。 どうしてここでストロングスタイルが出てくるんだ。 しかし、まだ手に入れたわけではない。 今日が発売日なのだが、いきなり行って手に入るわけもなく、したがって、予約しただけである。 いつ頃になるのか聞いて見ると、今月中としか申し上げようがありません、と言うではないか。 人気なんだな、こいつ。 実際のところ、事前におサイフケータイの設定やら、バックアップやら、色々とやらねばならないことがある。だからそんなに急ぐ必要もないだろう。 それまでに準備を済ませ、あとは首をダンボにして待とうじゃないか。 そんな奴、どこにいる。 8(金) 120 100 〔パソコンを責めてはいけない〕 ▼最近、会社のパソコンの調子がすこぶる悪い。 確かに、かなりの年代ものなので致し方ない面もあるのだが、それにしてもこう調子が悪いと、非常にストレスとなる。 まず、やっている作業にパソコンがおっついていないのが手に取るようにわかる。 CPCの稼働率は常にレッドゾーンだし、メモリーの消費量もすぐにスワップする始末だ。 確かに能力以上の仕事をさせるのは酷な気もするが、オレの身にもなって欲しい。 せっかく波に乗り始めた仕事も、こう中断が多いとやる気も失せてしまうじゃないか。 実はこのパソコンは時期的にすでに交換をしても良いことになっている。 だったら、すぐに交換すればいいではないかと思う向きもあるかも知れないが、そんな単純なことではない。 だって、大変なんだよ、いままでの環境を構築するのはさ。 だから、今のマシンを騙し騙しなだめながら使っているのだ。 だからもう少し頑張ってくれよ、コンパック君。 なんだかんだ言って、変わらずいつも調子がいいのは、15年選手の HP200LX 君だったりする。 いったいどれだけ長持ちするんだよ、おまえ。 ある意味、化け物だね、このマシンは。 ややこしいことはできないけど。 だがしかし、このマシンでさえ、半分も使いこなしていないオレは偉そうなことは何も言えないのだった。 7(木) RUN5km 27:06 〔思わぬ拒否反応〕 ▼昼に弁当を食べていると、ふいにF氏がこう言った。 「これダメなんだよね」 見るとシシャモである。 シシャモの何がダメなのかと聞いてみると、目がダメなのだと言う。 目が合うともうたまらない。身体中が痒くなり、ジンマシンが出ると言うのだ。 シシャモだけではない。目のある魚料理は全部ダメで、困ったことにシラスでさえもダメだと言う。 柄にもなく、繊細な神経をしているが、他に生卵もダメらしく、特筆すべきは、これもまたダメらしい。 「ガングロ」 確かに目が付いている。 なにしろ、ガングロである。 つまり、顔をとても真っ黒にコーディネイトしている女性のことだが、それにしたって、食べ物でジンマシンは分かるが、ガングロでジンマシンってことはないじゃないか。 F氏の始めてのガングロさんとの出逢いは、エレベーターの中だったらしいが、扉が閉まったその途端、身体中が痒くてたまらなくなったと言う。 それ以来、ガングロには一切近寄らなくなったとのことだ。 それを、ガングロ封印の令と言う。 いま作ったんだけど。 そのガングロも最近はめっきり見なくなった。 F氏はつくづく、ホッとしていると言う。 人は時に、思わぬもので拒否反応を示すのである。 6(水) 120 100 〔まもなく地デジ化〕 ▼朝6時に無理矢理起きて仕事に向かう。 睡眠時間3時間はオレにとってはけっこう辛い。 最低5時間は欲しいところである。 さらに今日もまた、しこたま暑いと来た。 寝不足な上に、こう暑いとかなり堪える。 こんな時は、テレビ東京の「いい旅夢気分」でも見て、夢気分に浸ろうじゃないか。 因みにオレは、旅番組が好きである。 ところで、もうまもなくテレビのアナログ放送が終わり、完全地デジ化が始まる。 うちには、アナログテレビがまだある。 寝床に一台とパソコン内蔵のテレビなのだが、最近、左下にこういうのが表示され始めた。 「アナログ放送終了まで、あと18日!」 でかいよ、でかい。 なんて目障りなんだ。まるで嫌がらせのようだ。 地球滅亡へのカウントダウンならまだしも、こんなにでかい文字で表示しなくてもいいじゃないか。 中には、ぎりぎりまでアナログ放送を楽しもうと思っている人だっているかも知れない。だが、こんなでかい文字だ。台無しである。 もし、この状態で見続けたとしよう。 カウントダウンが毎日ひとつずつ減っていく。 そして、その時がついに来た。 カウントダウンが、ゼロの表示になる。 その瞬間、ボン!と言うけたたましい音と共にテレビはこっぱ微塵だ。 見ている本人は、鳩が豆鉄砲食らったかの様な、変な顔をするしかないじゃないか。 こんなことにならぬ様、くれぐれも早めの地デジ化が必要である。 5(火) 〔予定通りである〕 ▼予定通り、近隣の居酒屋への飲み会は行われ、店の大将いわく「これで何も言えなくなっちゃったなあ」としみじみ言うのであった。 効果絶大である。 勢いで、2次会は錦糸町まで足を伸ばした。 店の女の子に、ある人物に凄く良く似ていると言われた。 それはいまだかつて言われたことのない人物であり、彼女はこう言うのだ。 「バットマンに似ている」 外人かよ。 ちょっと待ちたまえ。 確か、マスク被ってなかったか。 ともあれ、頭が回らない。 すっかり午前様だし、まだ火曜日である。 4(月) 120 100 〔飲み会は対策である〕 ▼明日の夜は飲み会である。 男6人、今の仕事の顔合わせという名目だが、実のところ近隣対策を兼ねている。 近隣と言うのは、すぐ近くの居酒屋のことであり、そこで飲もうと言うのだ。 それのどこが近隣対策なのか。 つまり、こう言うことである。 「少々迷惑なことがあっても勘弁してね」 直接言うのではない。 このオレに、小首をかしげて「勘弁してね」と言えと言うのか。 誰も言って欲しくないはずだ。 暗にくみ取って欲しいのである。 果たしてこの飲み会にどれほどの効果があると言うのか。 それほどない様な気がする。 3(日) RUN5km 27:05 〔スマホの弊害〕 ▼スマートフォンへ機種変するすると言っておいて、いまだにしていない。 何か引っ掛かるものがあるからだ。 それは何か。 スマートフォンによる弊害である。 スマートフォンを手にした途端、こんな状況に陥るのではないか。 スマートフォンに遊ばれる。 たたでさえ貴重な時間を果たしてスマートフォンなぞに費やされていいものか。 確かに便利なことは便利だろう。 しかし、いくら便利と言ったって、できることはたかが知れている。 そもそも己の能力開発にどれだけの効果があると言うのだろう。 オレは改めてこう思う。 世の中便利になればなるほど人間本来の能力が失われていくのではないかと。 最後に頼れるのは己の肉体のみなのだ。 だから走ろう。腕立てをやろう。お尻を振ろう。 ところでオレは、Xperia acro にたいそう心惹かれている。 来週発売のスマートフォンだ。 言ってるそばからこれかよ。 ▼このところ暑い毎日が続いているが、まだ完全に夏になり切っていないと感じるのは、夜、走っていて風が心地良いからだ。 夏本番になればこんなわけにはいかないだろう。 セミは鳴き始めるし、吹く風は温風だ。 そうなったら走る気なんか起きるわけがないじゃないか。 だからオレは今のうちにできるだけ走るのだ。 2(土) 〔久々に食す〕 ▼福島で毎日の様に食べたラーメンもここ1ヶ月食べていなかった。 ラーメンの摂り過ぎで体調崩した様なもんだからな。 とりわけ、血圧は驚異的に上がった。 しかしながら元来ラーメンは好きなわけであり、このところは、セブンイレブンの冷麦、または、ざるそばで誤魔化していたのだが、ついにたまらなくなり食べたのです。 やっぱり旨いな、ラーメンは。 暑いときには熱いラーメンに限る。 寒いときに冷たい冷やしラーメンは食べないけどな。 因みにオレの好みの味は、こってり醤油系である。 どうでもいい情報である。 そしてもうひとつ久し振りだったのは、コメダ珈琲である。 ここで、アイスモーニングとシロノワールを注文。オレ的にいつものやつだ。 これらを食しながら、日常の休日を呆けた気分で満喫したのだった。 1(金) 120 100 〔過去を辿る〕 ▼今日はいつもより1時間早く出た。 とてもでかいブツの搬入があるからだ。 一時的に通行止めとしなければならないため、人通りの少ない早朝から搬入するのである。 仕事場に6時半到着。 すでに、F氏は来ていたが、机の上にうつぶせになっている。 いったいどうしたと言うんだ。 どうやら二日酔いらしく、完全に使い者にならない状態になっている。 朝まで飲んでいて、そのままタクシーで来たのだと言うが、平日に飲むかよ、普通。 それでも自分にムチを打って起き、そして動き、無事でかいブツの搬入は終わったのだった。 ▼とてつもなく古いらしい基礎が出て来て難航しているのである。 役所からは以前まで建っていた建物の基礎図面をもらっており、それを元に掘削、そして撤去をしていたのだが、それとは別の得体の知れないコンクリートがやたらと出て来て、手間食ってしょうがないったらありゃしない。 きっと、さらに昔の建物の基礎なのだろうが、そこでこの敷地の過去を調べてみた。 5年前まで小学校が建っていたらしいが、昭和48年までは中学校だったらしい。この中学校は昭和25年に建てられたものらしく、それ以前は、戦後の仮設住宅があったとのことだ。 そのさらに昔は何かがあったのだろうか。 あったのである。 大正6年から空き地だったらしいが、それまでは紡績工場があったのである。 明治36年から大正5年の期間である。 意外と短いので聞いてみると、労働条件の不服による従業員の暴動があって、結局、閉鎖せざるを得なかったらしい。 それより前の記録は、天保14年から明治32年まで空き地であったと言うことまでは分かった。 それにしても、けっこうさかのぼることができるものだと感心する。 そして問題の得体の知れないコンクリートである。 役所から連絡があった。 古い図面が残っていたと言う。 しかしそれは写真のネガであった。 光にかざしたところで、小さすぎて良く見えない。 専門業者を呼んで、プリントの依頼をした。 果たして、どんな図面が現れるだろうか。 単なる記念写真でないことを祈りたい。 団体でにっこりピースサインはイヤだからな。 戦後すぐだからなおさらだ。 ▼月末の処理のため、六本木の本社に寄った。 久し振りに事務員のNさんと話をした。 久し振りと言っても、何ヶ月振りとか言うレベルではない。 きっととてつもなく久し振りなのだ。 Nさんは、オレと始めて会った時のことを話した。 どうやら社員旅行のケアンズで一緒だったらしいが、オレはまったく記憶がない。 なんて、失敬なやつなんだ。 なにしろ、あれこれと取り留めもない話で盛り上がったのだった。 聞けば、比較的近くに住んでいるらしく、だったら今度、この近辺の連中を集めて飲み会をやろうと言うことになった。 この会を、ロマンス会と言うことでどうでしょうとNさんから提案があったが、なんだよそれ。 どうやら、ロマンスカーから取ったらしいが、オレには皆目分からないので、よしとしようじゃないか。 byクムラ〜 |
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