
千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を錬とする。
体力維持か、単なる意地か、長年続けている腕立て伏せ。
ややもすると怠け気味になってくる今日この頃。
自分自身への叱咤も含め、ここに記す。
/31:靴下は必要である /30:挙動不審なのである /29:実は不調だった /28:被災地へ /27:日本馬の快挙 /26:新刊なのか /25:更新があるのか /24:切に願う /23:休日つれづれ /22:休まらない休日 /21:一区切りである /20:ペーパーがない /19:一息つく /18:少しずつ /17:明日の行方 /16:希望のスタンド /15:ガソリンが必要である /14:混沌としている /13:平常ではない /12:とんでもないことになっている /11:揺れる /10:くたびれ、そして別れ /9:もう少しだ /8:なんでも試す /7:ヤクルトに期待する /6:11時になっていた /5:花粉で眠い /4:洗浄機は何処に行ったのか /3:謎の隣人 /2:いきなりの閉店 /1:お天道さんに頼むしかない/
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<2011年 3月> ◆腕立伏◆スクワ◆背筋◆腹筋 31(木) 120 100 〔靴下は必要である〕 ▼そしてまたNである。 明日から岩手へ出発するわけだが、何やらそわそわしている。 準備は大丈夫なのか、と聞いたら、これから帰ってやりますと言い、服は大目に持って行った方がいいぞ、洗濯できるかどうか分からないからな、とアドバイスしたら、Nはこう言った。 「はい、分かりました。でも、靴下は3足しかありません」 3足、っておまえ。 驚きの少なさである。 ってことは、3日に1度は洗濯しなきゃならないじゃないか。 オレはすぐさま、ユニクロに行くことを勧めた。 そんなオレもうかうかしてはいられない。 そろそろ準備しなきゃな。 30(水) 60 100 〔挙動不審なのである〕 ▼終日社内で仕事。 隣には、若手のNが座るが、相変わらず挙動不審だ。 オレは図面を机に置いたまま席を外した。その図面にはあれこれ書き込みをしていたのだが、席に戻るとその図面がない。 どこかに仕舞ったのかと捜したがなかなかみつからない。 ふと、Nの手元を見ると、ファイリングしているそれは、まさしくオレの図面ではないか。 「おい、それオレの図面じゃないのか」 と言うと、Nは慌ててこう言ったのだ。 「どうりで、なんか落書きしてるから、おかしいと思ったんですよ」 どうやら薄々おかしいと思っていたようだが、オレの書き込みを落書きってことはないじゃないか。 そもそも、書き込みがしてある時点で、誰のかだと思わない方がおかしいのではないか。 だがしかし、これがNなのである。 オレはただ苦笑いするしかないのだった。 そのNは、今週末、岩手に向かう。 29(火) 120 100 〔実は不調だった〕 ▼昨日の夜は、いったいどうしたのかと思うくらいに体調が悪かった。 よくぞ、電車を立ちっぱなしで帰って来れたものだと我ながら感心する。 今朝もその不調を多少引きずっていたものの、電車に揺られながらなんとか回復した。 いまは、あれは何だったのかと言うくらいに快調である。 ▼会社ではいま、大きく分けて、岩手、宮城、福島と3方面へ人員を派遣している。 そして、来週からオレが行くところは、福島である。 なにしろ、岩手、宮城方面は、電気や水に困っているらしく、さらに宿泊するところを捜すのが大変だと言う。それに比べれば、福島は電気も水もほぼ大丈夫らしい。したがって、放射能の件を除けば仕事はやりやすいと言えよう。 来週月曜から乗り込む予定である。 28(月) 〔被災地へ〕 ▼まだ詳しいことははっきり決まっていないが、被災地出張の命令が下った。 たぶん来週始めからになるのだろうが、精一杯頑張るしかないな。 東京の桜が開花したとのこと。 あと一週間もすれば、一面華やかな世界となるのだろう。 しかし、今年の花見はお預けのようだ。 27(日) 〔日本馬の快挙〕 ▼昨晩夜中、眠い目を擦りながら、ドバイワールドカップの発走を待った。 関西放送のサタウマで中継されるのである。 高鳴る気持ちを抑えつつ、パソコンの画面を凝視する。 そして発走。 トランセンドがいつもの様に鼻に立つ。それだけでなんだか満足した気分になった。 そして、ブエナビスタ、ヴィクトワールピサは揃って最後方。 ちょっと後ろ過ぎじゃないかと心配したが、すぐさま外々を煽るようにしてピサが先頭に並んできた。掛かったのではないかとなおさら心配になる。 果たして最後の直線まで持つのか。そのままの体勢でトランセンド、ヴィクトワールピサの両雄が直線に入る。 きっとこれから外国馬は後ろから猛然と襲い掛かるであろう。 しかし、けっして抜かせない日本の2頭。 直線がやけに長く感じる。 そして最後はピサが粘るトランセンドを交わしゴール。 外国馬の猛追もなんのその、日本馬のワンツーと言う快挙を達成した瞬間である。 やった!夜中と言うのにオレは大声を上げてしまった。 嬉しかったなあ、ほんと。 唯一残念だったのは、ブエナビスタの惨敗である。 生涯始めて連対を外してしまい、結果は8着。 何事もなければ良いのだが。 ともあれ精一杯頑張った日本馬は、みな元気に胸を張って戻ってきて欲しい。 かつてこのレースで散ったホクトベガもさぞかし喜んでいることだろう。 奇しくもこのレースの日が、ホクトベガの誕生日だったのである。 26(土) 〔新刊なのか〕 ▼本屋を当てもなく品定めしていると、ふと平積みの本が目に止まった。 「青春の門」 五木寛之の代表作であり、ずいぶん前に全巻読み終えたと思ったのだが、どうしてまたここに平積みなのか。 手に取って見ると、「第七部 挑戦篇」となっており、果たしてこれを読んだのか、読んでないのか、はしりを読んでみても分からないし、既刊の最後の方を読んでみても分からない。 しかし、この文庫自体は新刊に違いないようだ。 帰宅後、蔵書を確認したら、やはりこの巻はなかった。 まさにこれは待ちに待った続編と言うことである。 あの当時、面白くてあっと言う間に読破した本である。心して読もうと思う。 ▼明日は競馬の高松宮記念がある。 いよいよ春のG1が始まるわけだが、今一つ盛り上がりに欠けるのは致し方ないだろう。 そしてその前に海外のビッグレース、ドバイワールドカップがあるのである。 日本からはブエナビスタ、ヴィクトワールピサ、トランセンドと蒼々たるJAPANチャンピオンが参戦である。 これが期待せずにいられましょうか。 発走は今夜中。 見られるかどうかは分からないが、力一杯応援したい。 頑張れ、ニッポン。 25(金) 〔更新があるのか〕 ▼まったく考えていなかったのは、家賃の更新である。 どうやら2年ごとに更新料と言う奴がいるらしいのだ。 名古屋にいたときは、こんなものはなかった。しかし、東京辺りでは当たり前なんだろうな。 どうせなら、毎月の家賃に上乗せして表示してくれた方が分かりやすいと思うのだが。 それにしてもなんだか腑に落ちない。 更新して、2年経たずに退居したら取られ損なのではないか。 なんだか、騙された感をひしひしと感じてしまうのだった。 ▼電車で帰るのは本当に久しぶりのことである。 田園都市線は計画停電のため、各駅停車だ。 結局、最後まで座ることはできなかったが、それでもぎゅうぎゅう詰めじゃないだけいい。 会社から家までドアトゥドアで1時間45分。 こんな風に毎日通う人に頭が下がる。 24(木) 120 100 〔切に願う〕 ▼あれはいったい何だったのか、と言うくらいに、ガソリンスタンドは空いている。 久しぶりに本社へ。 実に正月以来である。 非常に慌ただしい感じがするのは、震災の関係である。 オレのデスクは震災対策スペースの一角となってしまい、オレは隅の方に追いやられたが、ここの方が落ち着いて仕事ができそうだ。 明日で地震から2週間である。 ニュージーランドの地震からあの大地震まで2週間くらいではなかったか。 明日、再び大揺れしないことを切に願う。 23(水) 〔休日つれづれ〕 ▼今日も振休である。 朝方、携帯の地震警報が鳴ったが、そのまま眠り続けた。 まずいな、地震に馴れきってしまっている。 昼近くに起き出し、テレビを付けると水道水から放射性物質が検出されたとかで、騒ぎになっている。 明日頃は、ミネラルウオーターが店から姿を消すかも知れない。 ▼久しぶりに映画でも見に行こうかと思ったら、計画停電のため休館だった。 仕方なく、近所のアピタへ。 讃岐うどんを食べ、スタバでくつろぐ。 その間、仕事関係から電話が何度も来る。 ▼docomo へ行って、スマートフォンの下見。 ぼちぼちラインナップも揃い始め、換え時かも知れないと思っているのである。 いま、いいなと思っているのは、NECカシオの Medias。 スマートフォン最薄と言ううたい文句で、ワンセグ、お財布携帯にも対応している。 店員に、もうあるのかと聞いたら明日発売らしい。予約すればすぐに手に入ると言うが、検討すると返事し、ここを後にした。 最近、エバーノートと言うクラウドサービスの登録をしたのだが、この類の機能を十二分に使いこなすにはやはりスマートフォンが必要のようだ。 まさに満を持しての感がある。 だがしかし、基本はやっぱりHP200LXだ。 この牙城はいまだ揺るがない。 テキスト打ちの快適さ、早さは、このマシンの右に出る者はいないのである。 22(火) 〔休まらない休日〕 ▼平日に休みを取ってもあまり気が休まらないのは、普通に仕事の電話が掛かってくるからである。 やはり、世間が休みの時に一緒に休むのが一番いい。 ま、贅沢は言うまい。 ▼20数年振りに開けた缶の貯金箱の中身を持って郵便局へ行った。 年月の割にたいして入っていなかったが、今のオレにできることはこれくらいしかないのであった。 21(月) 60 100 〔一区切りである〕 ▼本日を持って、仕事が一区切り付いたのだった。 とても晴々とした気分である。 明日と明後日は、振替休日を取ることにした。 ゆっくり身体を休めようと思う。 ▼原発周辺の農作物や牛乳の出荷制限がされた。 発表ではこれらの作物を1年間食べても支障がないとのことだが、だったらなんで出荷制限なんだ。 それもこれも放射性物質の基準値である。 これを元に危険性が判断されているのだが、そもそもこの基準値、低すぎるんじゃないの。 確かに低いに越したことはないのだろうが、あまりに差が開いていると実用的な面から言って意味のないデータになっているのではないか。 良く検討して見直してもらいたいものである。 ▼結局、この地域の計画停電は一度も行われていないし、オレ自身、停電の場に出会したこともない。 まことに有り難い限りであるが、明日は停電がある可能性が大きい。 心して待とうと思う。 20(日) 〔ペーパーがない〕 ▼比較的行列の少ないスタンドがあったので我が愛車スカイラインにガソリンを入れる。ハイオクが160円になっていた。まあ、致し方あるまい。 その足で洗車。綺麗さっぱりしたが、今夜は雨だろう。 いつもの薬局へ日用品の買い出しへ行くも、トイレットペーパーもティッシュペーパーもないじゃないか。 バカ者の買い占めのせいだろう。 オイルショックじゃあるまいし、何十年経っても学習しないのは、ほとほと呆れる。 気晴らしに、本屋でもと思い、蔦屋へ行く。 なんだ、この行列は。 レジの前に4〜50人ほどの長蛇の列である。 この連休、みな自宅で本を読んだり、ビデオを見たりして過ごすことに決めたに違いない。 これもガソリン不足のせいなのだろう。 コメダ珈琲は、比較的空いていた。 いつもの様に、アイスモーニングのガムシロ入りとシロノワールを注文し、腰を落ち着けたのだった。 今週は競馬があったようだが、どうもやる気が起きず、珍しくスルーした。 そんなことだから、JRAの売上もめっきり落ち込んでいることだろう。 何を言ってるんだ、どれだけオレの影響があると言うんだ。 悲しいほどまったくないと言えよう。 19(土) 120 100 〔一息つく〕 ▼今週もやっと終わった。 そしてようやく今の仕事が一息付いた感じである。 来週の月曜で、終着駅に着くことになるであろう。 だと良いけど。 ▼コンビニの品揃えもやっと普通になった気がするのは、今日が土曜日だからか、それとも少しずつ回復してきたのだろうか。 それでもスタンドは長蛇の列である。 明らかに店終いしていても、長蛇の列なのだ。 後方の車はそれが分からずに並んでいるのだから悲惨である。 ▼帰宅して、好きな旅番組を見る。 テレビ東京は何もなかったかの様に通常番組だ。 そう言う局があったっていいじゃないか。 被災地の人達だって、たまには息抜きの番組が見たいはずなのだ。 CMが、すべてACなのも少々やり過ぎな気がする。 この先このCMの音を聞く度に、イヤな記憶がよみがえるのではないか。 ACもとんだイメージダウンである。 18(金) 〔少しずつ〕 ▼結局、被災地へ行くことはなくなった。 半分、行く気になっていたのだが、正直、ホッとしたのも確かである。 そして、あれからもう一週間もたったのだ。 ▼相変わらず、スタンドは長蛇の列。 今日は早めにその列に並んだ。 そして無事、給油完了。 しかも、久しぶりの満タンである。 40分並んだ甲斐があった。 なんだかとても嬉しい気分になったのだった。 少しずつだが、平常に戻りつつあるのか。 いや、まだまだこれからだろう。 17(木) 60 100 〔明日の行方〕 ▼急遽メールが入った。本社で会議があるのだと言う。 せっかく入れたガソリンを消費するのが非常に惜しく、仕事場から電車で行こうか、車で行こうか、考えあぐねていたところ、夕方、上司から連絡が入った。 今日の会議は中止だ。 いきなりどうしたんだ。 聞けば、今日のこの寒さで大規模停電の恐れがあり、電車が止まる可能性があるのだと言う。 電車で移動したら大変なことになっていたかも知れない。 計画停電からついに無計画停電か。 この様に、相変わらず不安定な日々である。 ▼夜、自宅でくつろいでいたら、いきなり新潟のIから電話が入った。 どうやら酔っぱらっているようだ。 どうしたんだ? オレは、てっきりこっちの状況を心配して電話してきたのだと思ったが、どうやら違うようだ。聞けば明日、盛岡へ行くのだと言う。 盛岡って、被災地へ行くのか。やけに急だな。と言ったら、何を他人事の様に言うんだ、と言う。どうやら、オレがそのメンバーに入っていると聞いているらしいのだ。しかし、今日のオレには何の連絡もない。上司からは、今日の会議の中止の連絡があっただけだ。そんなことを何度言っても、やけ酒を浴びているIには無意味だ。 オレは、頑張れよ、と言って電話を切った。 ま、明日にははっきりするだろう。 16(水) 120 100 〔希望のスタンド〕 ▼地震なのか風なのか分からないほど風が強かった。 そんな中、地震があるものだから、なおさら分からないことになっている。 ガソリンスタンドは日中からすでに閉店している。 いよいよダメだ。 半ば諦め加減で帰る途中、いきなり渋滞に出くわした。 これは、、、オレは興奮せずにいられなかった。 きっとこの先にスタンドがあるに違いない。 まさに給油渋滞である。 こんなに嬉しい渋滞があるだろうか。 まず、ないと言えよう。 30分待って念願のガソリンにありつくことができた。 たった15リッターだったが、価値ある15リッターだ。 店員に、明日はあるのか、と聞いたら、分からないと言う。 それでも希望を持って、このスタンドに賭けてみようと思う。 頼むぞ、出光。 15(火) 60 100 〔ガソリンが必要である〕 ▼とにかくガソリンがないのには困った。 電車で来ようにも、その電車が走っていないのだからなんともならない。 このところの道路の渋滞は、そのほとんどが給油渋滞である。 果たして本当に必要なのか、その人。 あまりにも過剰反応しているのではないか。 そして、相変わらずコンビニには食料品が何もない。 弁当はしょうがないにしても、カップラーメンがひとつもないのは、ちょっと異常である。 なんにしても、買いだめはやめろ、と言いたい。 ▼そして、いよいよ停電だ。 そう覚悟を決めたものの、結局今日も停電はなかった。 電気が使えるのはありがたいことはありがたいが、せめて、予定時刻を一定時間過ぎたら停電はなし、と言うような告知はできないものか。 これじゃ落ち着いて風呂にも入れないよ。 風呂くらいで、ガタガタ言うな。 ▼いまだにイルミネーションをやっているバカ者宅を見掛けた。 近隣はいったい何をしてるんだ。 ほとほと呆れるばかりである。 14(月) 120 100 〔混沌としている〕 ▼朝の道路は大渋滞。 いつもは1時間の道程を3時間半掛けて出勤。 この地域は停電の時間帯のはずだが、まだその様子はない。 どうやら延期したようだ。 しかしまたいつ再開するか分からない。 昼を調達しようとコンビニへ行ったが、相変わらず何もない。 そんな中を、いつもは見ない石焼き芋売りが走っていた。 この様に街中は混沌としている。 上司から命令が入った。 被災地へ行ってくれと言う。 いまの仕事が終わったらしばらく休みをもらおうと思ったが、そんなわけにはいかなくなった。 なにしろ、非常時である。 そして午後、再び上司から連絡が入った。 具体的な予定の話かと思ったが、オレが行くかどうかは未定となったとのこと。 せっかくその気になっていたのに、それはないじゃないか。 身の振り方の決心が宙ぶらりんなのだった。 明日は停電があるのだろうか。 ともあれ、急はやめてくれよ。 心の準備とかあるからな。 13(日) 〔平常ではない〕 ▼原発の事故等により、電力不足が考えられるとのことで、今さらながらラジオや懐中電灯用の単一乾電池を買い求めに出たのだった。 しかし、ホームセンターや電気屋、百均までもその様な類はすべて売れ切れとなっていた。みな考えることは同じである。 さらに、ガソリンがますますまずいことになっているようだ。 さっきまで長蛇の列だと思っていたスタンドはガソリンがなくなってしまったのか店終いとなっており、ふと見ると、そこらじゅうのスタンドがそんなことになっている。 仕事用の車のガソリンがそれほど残っていなかったはずだ。 これはまずい。仕事で車が使えないと大変である。 オレは車を乗り換え、慌ててガソリンを探しに出た。 246号沿いで長蛇の列のスタンドを見つけた。 入れてくれるだけでもありがたい。オレは待った。 そして、無事給油完了。20リッター限定だったが、それでもずいぶん助かる。 この様な状況が続けば、そのうち町に車などなくなるのではないか。 いったいこの様な状態がいつまで続くのだろう。 取りも直さず、被災者のことを思うと気の毒で仕方ない。 明日から計画停電が始まる。 たったこれだけを取ってみても、平常の日常ではない。 12(土) 〔とんでもないことになっている〕 ▼一見、いつもと変わらない休日出勤の土曜日だが、日本はとんでもないことになっている。 ラジオやテレビは昨日発生した大地震の情報をひっきりなしに流している。 現地の人々は、どれだけ大変な思いをしていることだろう。 帰り途中、ガソリンを入れようとスタンドに立ち寄るが、売れ切れだったり、店終いだったり、開いているかと思えば、長蛇の列だ。 こんなところにも影響が出るのだ。 この先、いったいどうなることか。 仕事柄、オレ自身忙しくなるかも知れない。 11(金) 〔揺れる〕 ▼本日は終盤の書類作成で必死なのだった。 そんなおり、もの凄い揺れを感じた。 オレは2階にいるのだが仕事場は仮設事務所なので普段から良く揺れる。 てっきり誰かが階段を上がってくるのだと思っていたが、いつまでたっても上がって来ない。 ふと窓から外を見ると、近所の住民がわらわらと外に出てきているではないか。 その時、それが地震であることを知り、それからしばらく余震が続いたのだった。 こんな地震は始めての経験である。 それにしても、これだけ大きな地震をいまだに予知できないのか。 帰りの道路は凄い混み様だった。 さらに歩道は歩いて帰宅する人の行列。 被害が最小限であることを祈るしかない。 10(木) 120 100 〔くたびれ、そして別れ〕 ▼かなりくたびれた一日だった。 なにしろ今日の結果を受けて、やることがなおいっそう増えた。 今週の土曜はややもすれば休めるかもと思ったが、甘かった。 そして今日、オレの下で働いていた派遣の男が去った。 次の仕事はまだ決まっていないと言う。 少々忘れっぽく、禿頭の少々変わり種のオヤジだったが、ずいぶん助かった様に思う。 次の仕事でも頑張って欲しいと思う。 9(水) 〔もう少しだ〕 ▼今やっている仕事の終わりがやっと見えてきた、そんな感じがする。 しかし、気を緩めてはいけない。 まだ何があるか分からないのである。 ▼今日は暖かな一日だったが、いまのところ花粉症の症状は落ち着いている。 やはり、ヤクルト効果なのか。 だとすれば、すげえな、ヤクルト。 8(火) 〔なんでも試す〕 ▼そんなわけでヤクルトを飲み始めたわけだが、心なしか調子が良いのは、単に花粉が飛んでいないからか、それとも本当に効果があったのか。 後者ならとても嬉しいのだが、まだまだ油断はできまい。 だがしかし、期待をしてしまうのだよ、オレは。 そしてまた新たな情報が入った。 べにふうきである。 最初、何を言っているのかと思ったが、べにふうきとはお茶である。 これが効くと言うのだ。 これもまた早速試して見なくてはなるまい。 7(月) 120 100 〔ヤクルトに期待する〕 ▼朝から予報通りの雨。 なかなか止まないな、と思っていたらいつの間にか雪になっていた。 現在の仕事はいよいよ佳境に入っており、そんな状況だからこの雪はけっこう痛かったりする。 それでも終えなければならない。 オレは必死にパソコンに向かい、書類作成に勤しむのだ。 ▼ヤクルトである。 野球チームではない。 花粉症に良いと言う噂を聞いたのだ。 それにしてもヤクルトを飲むのは久し振りな気がする。 ヤクルトと言えば、昔、北海道の実家で取っていたのだが、冬場なんかは、玄関先に取りに行くとすっかり凍っており、その凍ったヤクルトをスプーンの柄の方ですくって食べる、これが好きだったのである。考えてみれば、オレにとってシャーベットと言えば、凍ったヤクルトであった。 ともあれ、果たしてヤクルトがどれだけ効いてくれるか、乞うご期待である。 6(日) 〔11時になっていた〕 ▼起きたら11時。 こんなに寝たのは久しぶりのことだ。 それもこれも、寝る前に飲んだ花粉症の薬のせいである。 鼻炎薬と言うよりも、睡眠薬かよ。 ▼愛車にガソリンを腹一杯飲ませる。 ハイオク151円。 中東情勢がまずいことになっているため、ガソリンがじわじわ上がってきている。 また190円台なんてのは勘弁してくれよ。 ▼昨年の1月に買ったテレビのエコポイントの手続きを今になりやっと始めたのだった。 しかし、なんて面倒なんだ、この書類。 まるで嫌がらせとしか思えない様な複雑さだ。 これじゃ、中には諦める人もいるのではないか。 じいちゃん、ばあちゃんが、こんなものできるわけないじゃないか。 このオレだってやっとの思いで作ったんだぞ。 政府のやることはまったくもって優しさが感じられない。 5(土) 120 100 〔花粉で眠い〕 ▼実に良い天気だ。 だけど休日出勤だ。 さらに困ったことに花粉が調子良く飛んでいる。 朝っぱらからこんな状態では一日思いやられるので、先週買った点鼻スプレーを使用した。 するとどうしたことだろう。 すぐに鼻のむずむず感は治まり、最近の薬はたいしたものだと感心したが、それからと言うもの、眠くて仕事にならないじゃないか。 飲み薬だと眠くなると思い、点鼻薬にしたのにこれじゃ意味がない。 まさか点鼻薬がこんなに眠くなるとは思わなかったなあ。 花粉薬は寝る前に飲むことにしよう、そうしよう。 4(金) 60 100 〔洗浄機は何処に行ったのか〕 ▼仕事場の洗浄機がどこを捜しても見当たらない。 かいつまんで言えば、盗まれたと言うことである。 洗浄機と言っても、それはハイウォッシャーと言って、手でノズルを持って水を吹き付けるものであり、レンタルで借りていたものなのだが、レンタル屋に聞いたら、滅失費は12万5千円だと言う。 これはけっこう痛いな。 保険はないのかと聞いたら、被害届を出せば2万5千円安くなるらしい。 この忙しい時に交番に出向くのは面倒だが、2万5千円は大きい。 それにしてもあんなでかいものを持って行くとは、なかなか手際の良い奴である。 手際の悪いオレとしては見習わねばなるまい。 だがしかし、泥棒はダメだよ。 こんなオレでもけっして泥棒はしない、それがオレのモットーだ。 偉そうに言う事じゃない。 3(木) 120 100 〔謎の隣人〕 ▼しばらく空き室になっていた自宅マンションの隣にどうやら誰か引っ越してきたようだ。 まったく気付かなかったのだが、ふとインターホンを見ると電源が入っていたため判明したのだ。 しかしながら表札が出ていないので当然名前は分からないし、名前が分かったところでどんな人なのか知る由もない。 もしかしたら、留守中に挨拶に来たかも知れないな。 ともあれ、すぐ隣に謎な人間がいると言うことはなんだか落ち着かないものである。 誰だ、顔を合わせたら向こうの方が落ち着かなくなるなんて言う奴は。 ごもっともである。 2(水) 〔いきなりの閉店〕 ▼行き付けの日産ディーラーが閉店。そんなお知らせハガキが届いた。 昨年末に車検に出した時は、そんなこと何も言ってなかったのにな。 そのディーラーは自宅から歩いても行けるところにあり、非常に便利だったのだが、今度の新担当店舗と言うところはとても歩いては行けない。 修理や点検の度に代車はなんだか面倒なのだ。 とても残念な感じだが、それにしても、日産も少しずつ店舗を縮小していくつもりなのだろうか。 今さらながらどこもかしこも厳しい世の中である。 1(火) 60 100 〔お天道さんに頼むしかない〕 ▼仕事はいよいよ大変なことになってきた。 今日一日、客先に振り回されて終わった感じだった。 お陰で、本社から打ち合わせに来たAの相手をまともにすることができず、非常に申し訳なかった。 こんな時に雨まで降り出すものだから、なおいっそう気分は悪くなる。 最近の天気予報は良く当たるな。 思わず感心するばかりだが、頼むからあと一週間、大人しくしてくれよ、お天道さん。 ▼どうやらスカイタワーが600メートルを越え、世界一になったらしいが、この際そんなことはどうでもいい。 なにしろ相手は負けず嫌いの中国だぞ。 ややもすれば、来年の今頃は付け足して抜かれているかも知れない。 byクムラ〜 |
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