◆腕立て日記◆

千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を錬とする。

体力維持か、単なる意地か、長年続けている腕立て伏せ。
ややもすると怠け気味になってくる今日この頃。
自分自身への叱咤も含め、ここに記す。

|めっせ〜じ| 

/31:懐かしのグッズ /30:水入らずである /29:帰省する /28:目標到達点、青森 /27:何かの暗示なのか /26:無性に行きたい /25:打ち上げ /24:くどい様だが敢えて言おう /23:それぞれに抱えている /22:イヤホンジャックとは言わない /21:悲しい夢 /20:終わった /19:一区切り /18:これが信条 /17:どこにもない /16:容赦のない夏 /15:気兼ねのない休日 /14:計り知れない影響 /13:それぞれの興味 /12:お互いの使命 /11:旅番組が好きである /10:今日もなのか /9:そんなんじゃ伝わらない /8:マニュアル同志 /7:オンラインバックアップは得なのか /6:一週間が勝負 /5:久しぶりの連絡 /4:この暑さで出たもの /3:初帰省を思い出す /2:一日が早い /1:薬師池公園/

<2010年 8月>

     ◆腕立伏◆スクワ◆背筋◆腹筋

31(火) 

〔懐かしのグッズ〕

▼今日も実家でまったりである。
引き続き暑い北海道だ。
父さんの犬の散歩の日課に付き合ったり、庭で昔のマンガを引っ張り出して読んだりして過ごした。

実家に戻る度に懐かしいグッズを発見する。
すでにまったく記憶がないが、オレが小学校5年の時に買ってきたと言って母さんが見せるのはサボテンである。
見ればいまだに元気なのには驚くばかりだ。

棚から降ろした箱から、とてつもなく懐かしいグッズを見つけた。
サングラスである。
オレに取ってはただのサングラスではない。
その昔、フィンガーファイブに憧れ、ボーカルの晃がしているサングラスと同じ物が欲しくて、探し回りやっと見つけたサングラスだ。
実際にはサングラスをするには年齢不相応だったため、人前でそのサングラスをしたことはなかったが、その当時の想いがはっきりと蘇る、そんな一品である。
それにしても、我ながら恐ろしく昔の話だ。

地元の温泉、ゆ〜りん館に行ってきた。
明るいうちから行ったのは始めてだったが、太陽を眺めながら入る風呂はまた格別だった。


30(月) 

〔水入らずである〕

▼ここは北海道なのか。そう思うほど暑い。
実家にはエアコンがないからなおさら暑く感じる。
そんな中、今日は一日実家でまったりと過ごした。
庭を眺めたり、飼い犬と戯れたり、家の周辺を散歩したりと、英気を養うには十分な時を過ごした。
毎年、妹一家も大挙して押し寄せるのだが、今年は時期がずれている。
それはそれで残念だが、父母とゆっくりと過ごせたのは、考えてみればいままでなかなかなかったことである。
それだけに、貴重な一日だった様に思う。


29(日) 

〔帰省する〕

▼昨年からフェリーもスマートチェックインと言って、携帯をかざすだけで乗船手続きが出来る様になっている。
今回乗るフェリーの名は、ブルードルフィン。
あまり聞いたことのない船だなと思ったら、今年デビューしたばかりなのだった。
車を置くスペースにも余裕があるし、エスカレーターなんかも付いている。さらにドッグバルコニーまであって、けっこう豪華な船だ。
それよりも何よりも、空いてるのがいい。
足を伸ばそうが、広げようが、一切人を気にせず寝られるのだ。
お盆休みなら、こうはいくまい。

定刻通りに函館に着いた。
取りあえず、朝市のどんぶり横丁で腹ごしらえ。ウニイクラ丼を食べ、実家に向かった。
高速道路の入口は毎年、1区間ずつ延びている。
昨年は、八雲からだったが、今年は落部から乗れる。
途中、有珠山と岩見沢のSAで休憩を取り、実家の美唄に着いたのが20時。
どうしてもこれくらい掛かってしまう。
父さんと母さんの変わらぬ笑顔を見て、ホッと一安心し、爆睡したのだった。


28(土) 

〔目標到達点、青森〕

▼自宅を10時半に出発。
愛車スカイラインで高速道路をひた走る。
今日の目標到達点は青森である。
ときどき渋滞に出くわしたものの、お盆時期に比べれば容易いものだ。
非常に快適なドライブである。
しかし、外は非常に暑い。
ひとたび車から出れば、そこはまるで別世界の様に空気が重い。
山形くらいまでは、気温37度を指していたが、青森辺りになると流石に涼しくなってきた。
2回ほどサービスエリアで休憩を取り、そして20時、無事青森に到着。
2回目のガソリンを入れ、ガストで腹ごしらえをする。
見れば、今年も愛車は虫だらけの洗礼を受けているのだった。
明日は、いよいよ北海道上陸である。


27(金) 

〔何かの暗示なのか〕

▼社有車ADバンの警告ランプが点灯。
原因はオイルである。
考えてみたらもうすぐ1年点検の時期であるが、日数云々よりも距離を走っているのだった。
そうこうしているうちに、気のせいだろうか、エンジンから異音がし始めたような気がする。
それからと言うもの、オレの全神経はエンジンに集中した。急発進急加速はもってのほかであり、渋滞のさなかはいつかエンジンがストップするのではないか、と気が気ではなかった。
それでも、なんとか目的地に到着し、一通りの段取りが済んで一段落したところで、近くのオートバックに車を乗り入れ、オイル交換をしたのだった。
その結果、エンジンはまるで滑るかの如く回るようになり、警告ランプは目出度く形を潜めた。
やはり、オイルは車に取って肝心要である。
果たしてこれは何かの暗示か、それとも戒めなのか。
と言うことで、オレは明日から遅い夏休みである。
十分用心し、日本列島を横断したい。


26(木) 120 100

〔無性に行きたい〕

▼昨日の打ち上げで午前様がたたったか、朝起きたら非常に喉が痛かった。
ついにオレも風邪っぴきか、と思ったが、昼頃には何事もなかったかの様に治まっていた。
相変わらずの現金な肉体である。

▼夜、テレビを見ていたら、無性に行きたくなったのだよ、知床半島へ。
昔、合宿で襟裳岬には行ったし、昨年は宗谷岬まで足を延ばしたが、知床半島へは、一度も行っていないはずだ。
なにしろそこは、世界自然遺産である。
そんな大自然の真っ直中を、愛車で突っ切りたい。オレは心底そう思うのだった。


25(水) 

〔打ち上げ〕

▼オレとKとWとで今回の仕事の打ち上げなのだった。
Wの地元、墨田区まで行き、同級生がやっていると言う寿司屋へ足を運んだ。
ここで腹ごしらえをした後、錦糸町のスナックに場所を移す。
スナックも久々だが、錦糸町でなんて飲んだのは始めてではないか。
3人で店の女の子をからかいながら大いに盛り上がったが、ふと時計を見るとすでに終電にぎりぎりではないか。
慌てて帰り支度をし、地元のWとここで別れ、Kと共に錦糸町駅まで猛ダッシュでした。
こんなに走ったのは久々である。
オレより数段若いKは息切れがひどい。これだから煙草をやめなきゃと思うんですけどねえ、と肩で息をしながら言うK。
その甲斐あって、なんとか終電に間に合い、帰路に着くことができたのだった。


24(火)         60 100

〔くどい様だが敢えて言おう〕

▼毎日、同じ事を言う様でくどいと思われるかも知れないが、敢えて言おう。
今日も妙に暑いですな。
35度はあるだろう。外を歩いていても空気が非常に重たく感じられ、黙っていても汗が額から流れ落ちる。
まだ汗が出るならいいだろう。これが出なくなったら事である。
喉が乾く前に水分補給。
これが最近、専ら流行の合い言葉だ。
それでも、夏バテはしていない。
体調は快調そのものだ。
しかしながら、最近走る気が失せている。
これじゃダメだ。
ま、あと半月もすれば、その気も復活するだろう。
オレはそう願いたい。


23(月) 120 100

〔それぞれに抱えている〕

▼8月も終わりに近付いており、残暑とは言え、なんだかやたらと暑い一日だった。
そんな一日だったが、先週で仕事も一区切り付いたので、気分的には非常に軽い。
そんな気分で昼から久しぶりに本社に戻った。
相変わらず、事務所の中は平和然としている。
しかしそれは表向きだけの話で、その実、それぞれに問題を抱えているのである。
隣の席のMも、なんだか非常に余裕がなさそうだ。
そんなMにオレは持ちかける。
今度、オレも大井競馬場に連れていってくれよ。
先立って、Mが会社の連中数人と行ったことをオレは聞いていたのである。
しかも、ナイターである。
オレは、ナイター競馬に行ったことがないのだ。
だからなおさら行きたいのだよ、大井競馬場に。
力を込めてオレは訴えたが、どうやらMはそんな気分になる状況ではないらしい。


22(日) 

〔イヤホンジャックとは言わない〕

▼先立って、会社の新しい携帯にイヤホンジャックがないことに嘆いたわけだが、電気屋に行って見て見ると、そのイヤホンジャックと言うのは実のところ、外部接続端子と言うやつらしく、むしろ今はこっちに接続するイヤホンの方が多いくらいなのだった。
知らなかったなあ。
こんなところにも時代の流れは確実に起きているのだ。
ともあれ、これで目出度くハンズフリーできるぞ、ホイサッサ。



21(土) 

〔悲しい夢〕

▼休みだと言うのに、朝7時に起きてしまった。
それには深い理由があるようで、ない。
実は、とても悲しい夢を見てしまったのである。
それは、こんな夢だ。
オレは、愛車スカイラインで高速を走っていた。
すると突然、エンジンが止まった。またいつかの様に、ファンベルトが切れたのだろうか。オレは側道に車を寄せ、そして確認のため、車を降りた。
すると、車の前部から火が出ているではないか。
なんてことだ。
近くに水を捜したが、こんなところにあるわけもなく、慌てふためいたオレは苦肉の策として、この様な行動に出たのだ。
ふぅふぅする。
この様な状況下においては、至極適正な対処と言えるだろう。
これが功を奏し、一時火は治まったかの様に見えた。しかし、再び出火。そうかと思えば、見ると、運転席のハンドル辺りがすでに燃え始めているではないか。
もうダメだ。
このときのオレの悲しさ、そして落胆と言ったらなかったな。
その瞬間、オレは目が覚めたのである。
これほど、夢で良かったと思う夢を見たのは久し振りのことである。
こうして、愛車が無事である今の幸せをいっそう噛みしめるオレなのであった。


20(金) 120 100

〔終わった〕

▼ついに終わった。
ホッとした瞬間のなんと晴れやかなことか。
明日は久しぶりの連休である。
さて、何をしようか。
取りあえずゆっくりしたいし、洗車もしたいし、映画も見たい。
オレの夏休みはこれからだ。


19(木)         60 100

〔一区切り〕

▼明日で一区切り付く。
ようやく、ここまでこぎ着けた感じである。
しかしながら、あまりに気を緩め過ぎて腑抜けにならぬよう気を付けねばなるまい。
それでも、ちょっとは腑抜けになりたい。
少しぐらいいいじゃないか、腑抜けになったって。
オレは、抜けたその「腑」と言う奴を是非とも見て見たいのだ。


18(水) 120 100

〔これが信条〕

▼昨日の気分と今日の気分はまったく違う。
最大の問題と思われていた問題が解決したからだ。
ああ、なんて気分がいいんだ。
まったくもってついてるぜ、おいら。
おいらと言えば、ドラマーじゃないか。
かつては、やくざなドラマーだったはずだが、今は、やんちゃなドラマーに変貌しているのはなぜだ。
話を反らしている場合ではない。
なにしろ、いまの仕事の山はなんとか越えたようだ。
「結局、万事うまくゆく」
これがオレの信条である。
オレはいつもこれを頭の中で繰り返すのだ。


17(火)         60 100

〔どこにもない〕

▼会社から新しい携帯が配布された。
新しいのは嬉しいことだが、それ以上に困ったことがある。
ブルートゥースが対応していないのだ。
したがって、これまで使っていたハンズフリーが使えなくなってしまい、仕方がないので、イヤホンを繋ごうとジャックを捜したが、驚いたことにどこにもないじゃないか。
どれだけシンプルな携帯なんだよ。
テレビが見れなくてもいい、音楽だって聴けなくてもいいんだ。
せめて、イヤホンくらいは使えてもいいじゃないか。
運転中の通話はハンズフリーでさえダメだと言うのか。
これじゃ、こっちから掛ける電話が増える一方で、かえって電話料金が嵩むのではないか。
そんなことを考えながら携帯を眺める。
横を見ても、裏を見ても、イヤホンジャックはない。あるのは、充電器用のジャックだけだ。
もしかして、ここに繋ぐイヤホンでもあると言うのか。
オレは可能性を求め、イヤホン探しの旅に出ようと思う。


16(月) 120 100

〔容赦のない夏〕

▼まだ夏休みの陣が多いのだろうか、今日の朝も仕事場までの道路は空いていた。
それにしても、今日の忙しさと言ったらなかったな。
訪問者も多く、さらに客先への打合せもあり、なかなか濃密な週始めであった。
しかしながら、確実に終わりに近付いている。
もう一息だ。
そうは言っても、今日の暑さは尋常じゃないぞ。
太陽の照り返しが、まだまだ夏はこれからだと、オレの体を容赦なく攻め付けるのだった。


15(日) 

〔気兼ねのない休日〕

▼久しぶりに気兼ねなく休める日曜だった。
気分が良かったので、近くに見晴らしの良いところはないかと、小山田緑地公園へ行ってみた。
それほど遠くではないのだが、どこか遠くへ来てしまったかと錯覚するほど自然の真っ直中である。
蒸し暑い山間路を歩いて登ってゆくと、眼前に広場が現れた。
こんなところにサッカーゴールのあるグランドがあったりなんかする。
ここの高台からの眺めはなかなかのもので、条件が良ければ富士山なんかも望めるらしいが、今日は残念ながらもやが掛かっていて見ることができなかった。
山を眺めながら、ベンチで一日ボケーッとするには格好の場所と言えるだろう。
なかなか良いところを見つけた。

▼世間は今日で盆休みも終わりのようだ。
今頃きっと、みな憂鬱な気分でまったりとしているのだろう。
オレはいつもと同じ日曜だ。
だからそんな憂鬱な気分もない。
なんだか得した気分なのだった。


14(土) 

〔計り知れない影響〕

▼朝、仕事場に行く道路は気持ち良いくらいに空いていた。
さぞかし、いま、お盆、真っ直中なのだろう。
それに比べて、高速道路はとんでもなく渋滞しているようだ。
それもこれも、土日の1000円割引が影響していることは間違いない。
社会実験と言うことだが、そんなことは分かり切っていたことではないか。
期間限定にするからこんなことになるのだ。
人は、限定に弱い生き物なのである。
期間限定にするなら、せめてお盆期間くらいは週末だけではなく、すべての曜日を割引適用とすれば、まだ渋滞の分散を図れたのではないか。
まったくもって、行き当たりバッタリ的な政策の様な気がして仕方ない。
オレに言われたくないと思うけど。
なにしろ、高速料金が元に戻った時の影響は計り知れないものがある。
特にオレは。


13(金)         60 100

〔それぞれの興味〕

▼役所へ書類を届けに行ってきた。
担当者はAと言う女性なのだが、この人がなかなかのほほんとした雰囲気を醸し出しているのだ。
チェックしている間、オレは「雨が降ってきましたよ」と軽く話し掛けた。
すると、驚くべき返答が、このAさんから発せられたのだ。
「え、本当ですか。あ、そう言えば、台風来てるんでしたよね」
何をあんたは言ってるんだ。台風は近付いているんじゃなくて、昨日、行ってしまったんじゃないか。
そのことを指摘すると、「そうだったんですか。私に関係ないと思うと、全然興味が湧かなくて」と言い出す始末だ。
どうやら、Aさんは、自分に直にふり掛かることしか眼中にないようだ。
取りあえず、Aさんの目下の興味は、来月の親不知抜歯である。
「痛いんですかねえ…」
そんなの知るかよ。


12(木) 120 100

〔お互いの使命〕

▼夏休みのはずなのに、ふらっとやってきたのは、副校長である。
さしずめ、廻りからいろいろと要望が出てきたのだろう。
オレの机の横で、副校長がじっと座っている。
何かを言いたそうだが、言いにくそうだ。
そりゃそうだろう。なぜならオレは無視して仕事をしていたからだ。
それにしても、いつまでも横にいられるのは鬱陶しいことこの上ない。
それでもオレは横目を振らずに仕事を続けた。
すると、業を煮やしたように副校長はこんなことを言ってきたのだ。
「土曜日は何人くらい来ますか」
いったいどういう意味なんだ。
予想外の質問だったが、オレは、30人くらいですかね、と答え、さらに、どうしてですか、と質問を返した。
すると、副校長はこう言ったのだ。
「いや、差し入れでも持って来ようかと思って…」
どうした風の吹き回しなんだ。
なんだか、気持ち悪いくらいに気を使っているのである。
これは非常に危険な匂いがする。
この後に来る要望がどれほどのものなのか、オレはなんとかそれを阻止しなければならないだろう。それがオレの使命なのだ。
副校長の使命もさぞかし辛いのだろうな。


11(水)         60 100

〔旅番組が好きである〕

▼録りためて、ちびちび見ていた「気ままに寄り道バイク旅」を見終わってしまい、なんだか寂しいのだった。
また北海道編から見ようかな、なんて思ったりもしている。
なにしろオレは、旅番組が好きである。
他にも、「いい旅夢気分」なんかも良く見る番組である。
ついつい見てしまう気軽性もいいのかも知れない。
この様な番組を、ボケーッと見ていると、なんだか愉快な気分になるのである。
きっと、自分の中で、旅のシュミレーションをしているのかも知れない。
そんなことを考えていたら、ますます、愛車で遠くへ飛び出したい気分に駆られるのだった。


10(火) 

〔今日もなのか〕

▼のっけから非常に忙しい。
さらに、朝から雨ときた。
オレがいったい何をしたんだ。
けっして、雨乞いをした覚えはないし、その方法も詳しく知らないのだった。
その雨は午前中いっぱい降り続き、時折、激しく降ったりもした。
これにはけっこうまいった。
その雨も昼にはすっかり上がり、嘘のように晴れ上がって、それからと言うもの、とてつもない蒸し暑さに襲われた。
そんなわけで今日はくたくたである。


 9(月) 120 100

〔そんなんじゃ伝わらない〕

▼朝、家を出ると予想外の雨が降っており、ガッカリした。
そんな気分で仕事場に向かう。
道路は極めて空いている。さすが盆休みだ。
快調な気分で仕事に取り掛かった。

▼今日は比較的涼しい一日だったが、ニュースは相変わらず熱中症の話題。
しかしながら、報道には少々落ち度があるのではないか。
熱中症になるとどうしてやばいのか、具体的にどんな不具合が出るのかと言う説明がさっぱりないのだ。
熱中症による症状、予防方法などの説明は確かにある。しかし、それだけでは、その重大性は伝わらない。
脳味噌が沸騰するとか、筋肉が融けるとか、どうしてそんな説明をしてくれないんだ。
そこまでして初めて、人々は気付き、そしてこう言うのだ。
これは、ただ事じゃないじゃないか。
危険予知は、大袈裟なくらいがちょうど良い。


 8(日) 

〔マニュアル同志〕

▼すでに4ヶ月近くも経ってるじゃないか、もう限界だ。
と言うことで、床屋に行きました。
担当したスタッフとふとしたことから車談義に花が咲いてしまい、あまりに夢中になって喋るものだから、オレの髪型は大丈夫なのかと心配になったりもした。
そのスタッフが乗っている車は、インテグラRであり、当然マニュアル車である。
なんて久し振りなんだ、マニュアル車所有者と話をするのは。
オレの車もマニュアル車であることから、すっかり気分はマニュアル同志となっていたのだった。
若者の車離れが進む中、しかもマニュアル車とは、いまどきなかなか珍しい若者である。
現在、3回目の車検に出している最中らしく、次の車検までには車を買い換えたいと言っていた。それがオレとは根本的に違うところだ。
ちょっと待てよ。よく考えてみれば、オレが若かりし頃、乗っていたZは、5年しか乗らなかったのではないか。
どうやら、若者は飽きっぽい生き物らしい。


 7(土) 

〔オンラインバックアップは得なのか〕

▼さしずめ、みな高速道路へと向かったのだろう。
朝、仕事場へ行く道路は驚くほど空いていた。
今日も夏本番のうだるような暑さ。
どうもやる気が起きない。

▼ネットをぶらついていると、オンラインバックアップなるものを見つけた。調べてみると、容量無制限とあるではないか。これなら、すべてのバックアップをローカルのハードディスクに保存する必要はないし、当然バックアップ先のクラッシュも心配ない。さらに出先でのデータ利用も容易にできる。これはなかなか良いそ、と思い、半ば購入気分満々だったのだが、よくよく見て見ると、1年毎の更新が必要なのだった。
そりゃそうだよな、と納得し、導入を諦めたのだが、年間 7、980円で容量無制限と言うのはもしかしたら得なのかも知れない。バックアップ用のハードディスクを購入する必要がないからだ。
もう少し検討の余地はあるようだ。


 6(金) 120 100

〔一週間が勝負〕

▼朝から目まぐるしく忙しい一日だった。
ちょっとした問題点が勃発したのでなおさらだが、バタバタしてたらいつの間にかすっかり夜になっていた。
世間は一般的に明日からお盆休みに入るのだろう。
しかし、オレはこの一週間が勝負だ。
今夜から帰省ラッシュが始まるのかも知れない。
今年は高見の渋滞見物といこうじゃないか。
今年の夏は、長いんだか短いんだか分からない夏となりそうな予感である。


 5(木)         60 100

〔久しぶりの連絡〕

▼久しぶりに名古屋のY氏から連絡があった。
開口一番、Y氏はこう切り出した。
「まさかまだあの車に乗っているんじゃないだろうな」
あの車とは、愛車スカイラインHCR32である。
オレは当然の様に、乗ってますよ、と答え、Y氏も半ば、やっぱりかと言うような、そんな反応を示したのだった。
なにしろ、Y氏はオレがこの愛車を購入する際、ディーラーに同行した一人であり、言わば、生き証人である。
どれだけ古い話なんだよ。
あれからもう20年近くも経つのかあ、などと、遠い目をしながら、二人は近況を交換し合うのだった。


 4(水) 

〔この暑さで出たもの〕

▼今日の暑さはなかなかのものだったと言えるのではないか。
それが証拠に、つい油断してチョコレートを食べたら鼻血が出ました。
暑さによる、のぼせとノー天気の相乗効果であると思われる。
ともあれ、いつまでも鼻につっぺをしているわけにはいくまい。
つっぺ状態で仕事の打ち合わせをしても、なんら説得力がないからだ。
いくら、真剣に話をしても、ただなんとなく微笑ましい人になってしまうのである。
これは非常にいただけない。
よってオレは真剣に鼻血を止める処置を行った。
処置と言っても、おまじないみたいなものだけど。
だがオレは真剣だ。なんとかしなければならないと言うオレの喉からこんなメロディが奏でられた。
「♪幻で かまわ〜ない 鼻血よぉ とま〜れ〜 いのちぃのぉ めま〜い〜の なかで〜♪」
知っての通り本歌は、「時間よ止まれ」である。
その甲斐あって目出度く鼻血は治まり、なんとかオレが鼻血男であることを皆にばれずに済んだのだった。
人間、やる気になればなんとかなるものである。


 3(火) 120 100

〔初帰省を思い出す〕

▼同郷の新入社員Kは週末から帰省するとのことだ。
晴れの凱旋である。
いきなり凱旋はないか。
それでも、意気揚々と帰るはずだ。
自分の初帰省のことを思い出す。
たった半年しか東京に住んでいないのに、なんだか都会人になったつもりで帰ったのではなかったか。
おもっきり背伸びしてそれらしき服を着て帰ったのだが、今にして思えばださいったらなかったな。
口には出さなかったが、それを見た家族は、きっと嘆いたに違いない。
やはり自然体が一番である。
それからすでにかなりの年月が経っているが、はっきり言えること、それは、オレの根底はもはや覆し様のないほど、美唄人だと言うことだ。
だがしかし、名古屋弁がなかなか抜けないのは困りものである。


 2(月)         60 100

〔一日が早い〕

▼今日は昼から上司が二人来たのだが、まったく相手にできないほどてんやわんやな一日だった。
そんな日は、とてつもなく一日が早い。
気が付けば、夜になっている始末だ。
色々と手配するものの、考えてみれば来週はお盆週間に突入であり、したがって世間は一般的に夏休みとなり、思うように手配ができないじゃないか。
この1週間は大きい。
なにしろ、最後の大詰めのまた大詰めだからだ。
さしずめ来週の今頃は、大詰めの大詰めの大詰め、と言って呆けているに違いない。


 1(日) 120 100

〔薬師池公園〕

▼薬師池公園へ行った。
比較的近くにある公園なのだが、来るのは今回が初めてである。
ここでは、四季折々の草花が楽しめる。いま見頃なのは蓮だ。
しかしながら、いま真っ昼間であり、したがって、蓮はみなつぼみなのだった。
朝早くこなきゃ見られないのが、蓮の花なのである。
それでも、眼前に広がる蓮の大群は壮観だった。
薬師池へと歩いて行くと、アヒルや鯉やカメなどが実に涼しそうな顔で水の中を漂っていた。
それにしても今日は暑い。
たまらず、近くのコメダ珈琲に飛び込み、かき氷をかき込んだのだった。
もう少し涼しくなったらにしよう。薬師池公園の隅まで廻るのは。




byクムラ〜




昨日 今日


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