◆腕立て日記◆

千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を錬とする。

体力維持か、単なる意地か、長年続けている腕立て伏せ。
ややもすると怠け気味になってくる今日この頃。
自分自身への叱咤も含め、ここに記す。

|めっせ〜じ| 

/31:接続する /30:せずにはおられない /29:ぼちぼち気になる /28:新たな事実 /27:愛車のランキング /26:腑に落ちない目玉親父 /25:テレビ来る /24:今年初映画 /23:ETCについて訂正 /22:ETCの新たな事実 /21:振り返るとそこは /20:出身を見破る /19:まさかの渋滞 /18:体で覚えてしまう /17:久々に食べた /16:通じ合う /15:愛機の故障 /14:複雑な事情を聞く /13:雪だるま、作らずにいられない /12:慌て過ぎである /11:ついに購入 /10:テレビを見に行く /9:年度代表馬 /8:運んでトラブル /7:ついに買うか /6:年内完結 /5:食ってない /4:仕事が始まる /3:大掃除をし発掘する /2:城ヶ島へ /1:新年を戦艦で/

<2010年 1月>

     ◆腕立伏◆スクワ◆背筋◆腹筋

31(日) 

〔接続する〕

▼REGZAに外付ハードディスク接続完了。
これでようやく録画できる様になった。
次にすべきはREGZAでDVDを見ることだ。
よって、ビデオを接続せねばなるまい。
引っ越ししてきてからしばし眠っていたハードディスクビデオを引っ張り出し、接続。
まずはこれで、大好きな映画、マッドマックスを見るのだ。
いや、こうなったら見ると言うよりも観賞だ。
誰だ、マッドマックスなんて、なんて言ってるやつは。
インターセプターを見たいならマッドマックスをおいて他にないじゃないか。
「謎の円盤UFO」でも見れるけどね。
車じゃないだろ、それ。
やはり映画は大画面で観るのに尽きる。
改めて、マッドマックスの良さを再認識したオレなのだった。


30(土) 

〔せずにはおられない〕

▼愛車スカイラインがもの凄いことになっている。
汚いったらないのだ。
元々汚れていた上に、こないだの中途半端な雨のせいで、ボディは埃でまだら模様だ。
こうなったら洗車をせねばなるまい。せずにはおられないのだ。
そう言えば、今年はまだしてなかったな、洗車。

▼洗車の前にコメダ珈琲でお茶。
この周辺にコメダ珈琲は数軒あるが、どこもかしこもいつも混んでいる。
思うに、他に喫茶店がないからではないか。
コメダ珈琲ができる前は皆いったいどうしていたのだろう。
なんとも不思議に思うが、さしずめファミレスに行くしかなかったのではないか。
そもそも名古屋と違い、こっちでは喫茶店で時間を潰すと言う習慣がないのである。
そしていまようやく、喫茶店という文化の良さが、ここ関東の人々にも受け入れられ、根付いてきたのではないか。

▼近くの洗車場はいっぱいである。
きっと、みな同じ思いで洗車場に来ているに違いない。
人類皆兄弟だ。
仕方ないので、少し離れた洗車場へと向かった。
道路はひどく混んでいる。
まさか、みんな洗車場に行くんじゃないだろうな。
そんなわけはない。
洗車場に到着した頃には、すでに辺りは薄暗くなっていた。
ここはいつも、ドレスアップカーや走り屋仕様車など、マニアックな車が多い。
中にはベンツのスポーツカータイプなんかもあって、なんだか場違いな気もしたが、自分で洗わないと気が済まないのだろうな。
確かに、自分で手を掛けないと、細かい傷など発見することはできない。
そしてオレは300円の水洗車コースで我が愛車を綺麗さっぱり男前にしたのだった。


29(金) 120 100

〔ぼちぼち気になる〕

▼この時期になると、ぼちぼち話題になり、気にもなってくるのが、花粉である。
昨年はどんな対策を行ったのかすぐには思い出せないが、何にも増して効果的なのは、マスクに他ならないだろう。
とは言え、インフルエンザ予防のため、今季はすでにマスク装着率が高い。
もはや、1年の大半をマスクで過ごしていると言う状況なのだ。
いまの時期はまだいいが、真夏に、花粉やインフルエンザがなくて良かったとひとしきり思う。
真夏のマスクは地獄だよ、ありゃ。
しかし、マスクがなけりゃ数段上の地獄が待っているのだ。


28(木) 120 100

〔新たな事実〕

▼偶然に、同郷でしかも高校が同じ人間と、現在同じ仕事場にいると言う話をしたのは、1月20日の日記で書いた。
その人はオレの2年先輩に当たるのだが、実際にはその当時会ったことはない。
妻帯者とのことであり、奥さんも同郷であると言い、念のため旧姓を聞いてみた。
なんと驚いたことに、聞き覚えのある名前じゃないか。
年齢的に言って、もしかするとオレと同級生なのではないか。
オレの拙い記憶に寄れば、確かその名前の女の子は、小学校の5、6年で一緒のクラスだったはずだ。
しかし、確定はできない。なぜならうん十年前のうろ覚えだからだ。
ともあれ、なんて狭いんだろうな、世間ってやつは。


27(水) 120 100

〔愛車のランキング〕

▼コンビニでベストカーを立ち読みしていたら、復活させて欲しい車ランキングに、我が愛車、スカイラインHCR32が上位に入っていたので、つい嬉しくなってしまい買ってしまったのだった。
特筆すべきは、R32型は32型でも、GT−Rじゃないところがいいじゃないか。
記事に寄れば、もしこの車をいま復活させるとすると、開発費云々で、100億ほど掛かると言う。
100億だよ、100億。
思いっきり胸を張っていいんだぜ、おまえ。

因みに1位はホンダビート、2位は初代セリカ、3位がハコスカGT−R、そして我が愛車R32スカイラインGTS-tタイプMは、7位であった。


26(火) 120 100

〔腑に落ちない目玉親父〕

▼先日、鬼太郎の目玉親父役、田の中勇さんが亡くなった。
かれこれ40年以上もやっていたと言う。
また一人貴重な名優を失ったと言う思いである。
ところで、その目玉親父についてかねてから腑に落ちないことがあったのだった。
せっかくなので、その腑に落ちないことを滔々と述べてみたいと思う。
目玉親父って、つまるところ鬼太郎の目玉なんだよな。
だがしかし、ちょっとおかしいとは思わないか。
親父の目が子供と言うのならまだ分かる。
その子供が親父になり、その目玉がまた子供になると言うことだからだ。
しかし驚くなかれ、子供の目が親父と言うではないか。
だとしたら、鬼太郎自身はいったいどこから生まれてきたんだ。
今は亡き、お母さんなのか。
普通にお母さんのお腹から生まれてきて、その揚げ句、鬼太郎の目玉からお父さんが生まれる。
ちょっと待て、お母さんから子供とお父さんが同時に生まれてくるってことはないじゃないか。
だとしたら、目玉親父はいったいどこから生まれ出てきたと言うのか。やはり、目玉親父の親、つまり鬼太郎のお爺さんの目玉からなのか。
そもそもお母さんの存在など見たこともないぞ。
なんだか、どうでもいい気分になるのだった。


25(月) 120 100

〔テレビ来る〕

▼待望のテレビが我が家にやってきた。
東芝REGZA37型である。
当然液晶であり、ついに脱ブラウン管の記念すべき日となったのである。
それにしても、37型ってのはこんなにでかいのか。
15型とはわけが違うな。
しかも、なんて綺麗なんだよ。
ブラウン管とはわけが違うな。
しかしながら唖然とするのはその操作の難しさだ。
真空管とはわけが違うな。
いったいいつの時代の話だよ。
ともあれ、パソコンより難しいんじゃないの、これ。
しばらくは、新しい発見の連続で楽しめそうである。


24(日) 

〔今年初映画〕

▼昨年見た映画は6本であった。
まあ、例年並と言ったところか。
そして今日、今年初めての映画を見た。
いま話題になっているのはアバターである。
中でも注目なのは3D映像だが、3Dメガネは重い上に、上映時間2時間半と、とても疲れるらしいではないか。
それを聞いてちょっと躊躇し、だったらアバターは今回やめにして、これを見たのだった。
サロゲート。
オレの好きな、ロボットものである。
近未来の話かとも思ったが、どうやら現代のようにも思える。
なぜならば、プリウスが走っているからだ。
だがしかし、人間と見分けが付かないほど精巧なロボットを見ると、とても現代とは思えない。
いったいどんな設定なんだよ。
それはそれほど問題ではない。
テーマは他にあるからだ。
それはロボットに依存しすぎた末の人間の悲劇である。
そんな未来がどれくらい先に来るのかは分からないが、それまでにオレはロボットに負けない様、頑張る所存であります。


23(土) 120 100

〔ETCについて訂正〕

▼いきなりだが、訂正がある。
昨日のETCの件だが、それまでに溜まったポイントは、カードを変更しても変更手続きさえすれば引き継いでくれるらしい。
一件落着である。
それにしても、ややこしいことには変わりはない。

▼休日出勤。
天気はすこぶる良かったが、すこぶる寒かった。
しかしながら、このところ雨が降らないのは、すこぶる助かる。


22(金) 

〔ETCの新たな事実〕

▼ETCのカードを変更すると、ポイント還元サービスの登録変更を行わなければ、そのカードでポイントは付かない。これを知らなかったために、もの凄く落胆したのは昨年の今頃だったか。
なにしろ、その間、北海道へは行ったし、九州へ行ったし、だったのです。
そしてまた、ETCに関し新たな事実が判明した。
溜まったポイントを使う際は、そのポイントが付いたカードでなければ、ポイントを使えないと言うのだ。
これはまた迂闊だった。
と言うことは、新しいETCカードを使えば、それ以前のポイントは使えないし、古いETCカードを使えば、ポイントは使えるが、ポイントは付かないし。
いったいどうすりゃいいんだよ。
ひとつ言えることは、無闇に変更しない方が良かったと言うことだろう。
なんにせよ、こう言ったシステムは単純明快にして欲しいものだ。


21(木) 120 100

〔振り返るとそこは〕

▼気持ち悪いくらいに暖かい朝。
何かが起こるのではないかと心配になるほどだ。
しかしながら、夜になるとその暖かさは急降下し、まるでおちょくられてる様なそんな陽気なのだ。
おてんとうさんにあっては、もうちょっと落ち着いて欲しいと思う。

▼仕事場で掃除機を掛けていたら、突然後ろから、どうしたんですかーっ、と言うでかい声がオレに向かって発せられた。
いったい何事かと振り返るとオレは愕然とした。
部屋の中が真っ白。
まるでバルサンでも炊いたかのようなのだ。
いったいどうしたものかとふと掃除機を見ると、なんと、ゴミを吸い込んだ先から出ちゃってるじゃないか。
ほこりがまるで煙の様にもんもんと噴出しているのだ。
どうやら、フィルターが付いていなかったようだ。
没頭していたので気が付かなかったぜ、まったく。


20(水) 120 100

〔出身を見破る〕

▼いま一緒に仕事をしている業者の番頭Wが話をしているのを傍らで聞いていたオレは、即座に出身が北海道であることに気付いた。
イントネーションがまさに懐かしいそれだし、方言のこれが出ては、もう隠し立てはできないだろう。
「ちょす」
北海道弁で触ると言う意味であり、久々に聞いちまったなあ、ちょす。
ともあれ、オレがすでに北海道を離れてかなりの時が経ってるがゆえ、北海道弁であることを判別できるのであり、悲しいかな、北海道の中にいては北海道弁が方言であることは認識できない。
オレもかつてはてっきり北海道は標準語だと思ってたしな。

そしてオレも実は北海道出身であると言うことを明かし、試しにW氏が北海道のどこ出身なのか聞いてみたら、驚いたことに、美唄だった。
まさかこんなところで同郷に会うとは思わなかったし、更に驚いたのは、出身高校が同じだったことだ。歳を聞いたら、オレよりも二つ上とのこと。と言うことは、同じ時期に同じ学校にいたと言うことではないか。
まさに奇遇である。

実のところW氏は、まさかオレが北海道出身であるとは思っても見なかったらしく、どうやら、オレの廻りにいる者達も、オレを関西人だと思っていたようだ。
確かにいまのオレは、ふだん中途半端な名古屋弁で語っている。がしかし関西弁ではない。
東京の人間にしてみれば、名古屋弁も関西弁もそう大差はないのだろう。
それにしても、無意識に名古屋弁だ。
厳密に言えば、たぶん北海道弁と名古屋弁の、ハーフアンドハーフだろう。
これが功を奏しているのかどうかは皆目分からないが、ともあれ今しばらくは抜けそうもない。
東京弁に変化するまで、予定だと20年は掛かるな、こりゃ。


19(火) 120 100

〔まさかの渋滞〕

▼ただでさえ混む自宅前の某M街道で工事をやっていた。
そのせいで、昨晩の帰宅の際など笑っちゃうほど渋滞していた。
しかし、今日は笑ってはいられない。
なぜならば、朝だからだ。
オレは思わず叫ばずにはいられなかった。
まだやってんのかよ。
まさか、朝までやっているとは思わなかったし、しかも予告らしきものも見当たらないものだから、裏道に反れる間もなく、渋滞の真っ直中に突入しました。
この時点でオレは遅刻決定を認識したのである。
2時間近くの通勤時間だから、なんとか頑張れば少しは縮められると思ったが、予想通りの時間で遅刻した。
それにしても、なぜ今あそこで道路工事なのか、疑問視するのはオレだけなのか。誰か答えてくれ。
ともあれ、明日はないことを祈りたい。
アーメン、ラーメン、げっこうかめん。


18(月) 120 100

〔体で覚えてしまう〕

▼仕事を終え、自宅のマンションに戻ってまずすること、それは、ポストの中のものを取り出すことだ。
ポストは階段の入口にある。ダイヤル式の鍵が付いており、右へ何回まわして何番、左に何回まわして何番とか言って解錠するのだが、この行為はすでに何十回何百回となくやっており、したがって体で覚えてしまっている。
だがしかし、この、体で覚えていると言うことが思わぬ落とし穴となっているのではないか。
いつもの様にポストのダイヤルを回す。
この時思わぬ事態がオレの身に降り掛かった。
手元が狂い、ダイヤルを回し損ねてしまったのである。
だったらまたやり直せばいいじゃないかと思うだろう。しかし、事態はそんなに簡単ではなかった。
やり直そうにも、いったいどうやって解錠するのか、さっぱり分からなくなってしまったのだ。
最初に回すは右か左か、その後の数字もついぞ思い出せない。
どうしちまったんだよ、オレの頭は。
それは取りも直さず、体で覚えているからである。
ともあれ、何とかしてポストを開けなくてならない。
こうなったら奥の手を使うしかない。
もう一度マンションに入るところからやり直しました。
つまり、リセットである。
パソコンでもゲームでも不具合が出たら、基本はまずリセットだ。
オレもついにパソコン並になったか。


17(日) 

〔久々に食べた〕

▼真鱈のしらこを食べた。
ファミレスの「とんでん」でである。
まさか、こんなところで食べられるとは思わなかったな。
北海道ではけっこう当たり前に出てくるしらこだが、こちらではめったに食べる機会はない。
実際のところ北海道にいた頃はさして旨いとも思わなかったのだが、食べられないとなると話は別だ。
見掛ければつい嬉しくなってしまい、手が出てしまうのである。


16(土) 

〔通じ合う〕

▼3ヶ月振りに床屋に行った。
いつもの様に車で30分ほど掛かる店である。
床屋ではたいてい最後の仕上げの際、店員は、何か付けますか、と聞いてくるのだが、この時きまってオレは思い出せない事態となっている。
ムースである。
自分でもなぜだか分からないが、この段になるとどうしてもその、ムースと言う名前が出てこないのだ。
あ〜情けない。
だからと言って苦し紛れに、びんづけ油をお願いします、とも言えないだろう。
相撲取りじゃないんだからさ。
それでも何とか伝えなくてはならない。
仕方なく最後の手段で言うこと、それはこれである。
泡の奴でお願いします。
一瞬、きょとんとされるが、それでも何とか分かってくれる。
人間、心を通じ合えば何とかなるものである。
オレはなに人だよ。


15(金) 120 100

〔愛機の故障〕

▼非常にマニアックな話になってしまうが、愛用の手のひらパソコンHP200LXのヒンジが割れてしまったのだった。
前にも一度あり、接着剤で修理したのだが、今回はまた別の部分が割れてしまったのである。
ヒンジ部分は非常に荷重が掛かる部分であるため、通常の接着剤では無理だし、だったら瞬間接着剤だと言うことになるのだろうが、実際のところ瞬間接着剤はダメである。
確かに瞬間的にはくっつくが、まさに瞬間であり、長期的使用には耐えないのである。
この場合有効な接着剤は、プラリペアと言うプラスチック専用の接着剤と言うことになるのだろうが、どちらにせよ、すぐには使えそうにもない。
しかしながら、使えないと困る。
この日記もスケジュールも仕事のデータも、ほとんどすべてこのマシンでまかなっているのだ。
どうやら、久々に予備機の稼動となるようだ。
実のところ同じマシンが3台あるのだが、しかしながら、もう1台はキーボードの不良をまだ直しておらず、となると残り1台、いわゆる初号機の出動となる。
因みに初号機は、クロックアップもメモリー増設もしてない、どノーマル機であり、たまに使うとそのもっさり感に少々イライラしたりするのがまたおつだったりする。


14(木) 120 100

〔複雑な事情を聞く〕

▼いま一緒に仕事をしている業者のS氏は、いつも浮かぬ顔をしている。
元気ないな、なんかあったのかと声を掛けると、いつも、大丈夫です、と素っ気ない返事だ。
今日もいつにも増して元気がないので聞いてみると、ついにその事情を話し始めた。
どうやら複雑な事情があったようだ。その複雑な事情とは。
奥さんが帰ってこない。
そりゃ大変だ。
ここ2ヶ月ほど家を空けているらしく、行き先は実家らしいのだが、連絡はないのかと聞くと、あると言う。
なんだか変な話だが、よくよく聞くと、奥さんの実家はフィリピンだ。
とどのつまり奥さんは、フィリピン人なのである。
国へ帰省したのは良いが、なかなか帰ってくる気配がないと言うのだ。
奥さんの実家へは行ったことはないのかと聞くと、ないらしく、それも変な話だが、どうやら奥さんが来るなと言うらしい。
その理由が、なかなか凄い。
たかられるから。
きっと、家へ入るなり、家族みんなは手を差し出すに違いない。
だったら差し上げるしかないだろう。
しかし、それは際限なく続くに違いないのだ。
それを奥さんは心配しているのである。
それが、奥さんの精一杯の愛情なのだ。
しかし、帰ってこないのは困る。


13(水) 120 100

〔雪だるま、作らずにいられない〕

▼雪は降らないまでも、なかなかに寒い一日だった。
どうやら日本列島が猛寒波に覆われているらしく、九州なんかは気持ち良いほどに雪景色となっているようだ。
となれば気になることはこれだ。
いったい何個の雪だるまが作られたのか。
なにしろ滅多に降らない雪だ。いったいいつまたお目に掛かれるか分からない。
そう考えれば、雪だるまを作らずにはいられないじゃないか。

ところで、雪だるま作成において、注意すべきことがあるのをご存じだろうか。
オレも昔良く失敗したのだが、それは一言で言うと、気分良く転がし過ぎるべからずだ。
人はつい調子に乗ってでかくするきらいがある。するとどう言うことが起こるか、もうお分かりだろう。
頭が載せられないよ。
それでも載せようとすれば、やけに頭の小さい雪だるまとなる。
そんなバランスの悪い雪だるまは正式には認められない。
胴体と頭の比率は、10対7が基本だ。
オレがいま決めました。

さらに、この地域の雪だるまには難点がある。
それは、汚いことだ。
わくわくしながら転がしていくと、いつの間にか路面は泥に達しており、ややもすれば見るに堪えないものになっている。それはもはや雪だるまではない。強いて言えばこうだろう。
泥だるま。
それでも、人々は雪が降れば雪だるまを作る。
それがたとえ、泥雪だるまだとしてもだ。
オレは、そんな雪だるまはイヤだ。


12(火) 120 100

〔慌て過ぎである〕

▼やけに寒いと思ったら、昼くらいから雪が降り始めたのだった。
こっちに来て初めての雪である。
路面凍結を危惧したが、帰りはすっかり雨になっていた。
口ほどにもない雪である。

▼部下のNの慌て振りはいつももの凄いものがある。
もう少し落ち着いて対処すればいいものの、いつも、あわわ、あわわなのだ。
業者への連絡を指示した。
しかしながら、番号を押し間違えているのだろう、何度も間違い電話をしており、その都度謝っている。
きっと、自分でも何を言っているのか分からなくなっているに違いない。
3度目の正直でもやはり相手は目的の相手ではなかったらしく、Nは大慌てで電話口の相手にこう言ったのだ。
「すいません。そちらの手違いです」
いきなり人のせいかよ。
これを聞いた相手の顔が見たいものだが、如何せん電話である。
ま、見たところで、ただ呆れてるだけだと思うけど。
いっぽう当の本人は、自分の言い間違えにまったく気付いていない様子だ。
なんにせよ、Nのこんなが、今後大きな問題にならなければいいが、と少々先行き不安なのだった。


11(月) 

〔ついに購入〕

▼成人の日。
オレには関係ない。
当たり前だけど。

▼結局、テレビは量販店で買うことにしたのだった。
故障したときのことを考えると、ネットショップだとけっこう大変だと思ったからだ。
昨日とは違うY電気へ行ってみた。
同じ電気屋なのかと思うくらいに、こっちは対応が良い。
しかも、値段を聞いたら5千円も安いし、さらに 500GB のハードディスクまでおまけに付けてくれると言うではないか。
これだけやる気が感じられるのだから、買わないわけにはいくまい。
納品まで2週間掛かると言うが、それほど急いでいるわけでもないからまあいいだろう。
これでついに脱ブラウン管だ。
まるで、うちに初めてテレビが来るが如く、楽しみなのである。


10(日) 

〔テレビを見に行く〕

▼休日の今日、さっそくテレビを見に行った。
ますは、Y電気。
いつもならテレビ売場をうろうろしていればすぐに店員が声を掛けてくるのだが、今日に限って誰も来ない。そんなものである。
店員を掴まえ、現金値引きでいくらになるのか聞いてみた。
すると、電卓の様な機械を持ち出し、チェックしている。
そしてこう言った。
「13万8千円になりますね」
やけに自信満々である。
それ以上は無理なのかと聞いたら無理ですね、とやけにそっけない返事。
だったらいいわ、と次の電気屋へ。
K電気だ。
ここも店員がなかなか来ない。
掴まえた店員にさっきと同じく聞いた。
現金値引きならここは安いはずだ。
ここの店員は専用の端末ではなく、電卓を叩いている。
そしてすぐさま結果が出た。
電卓で値段がすぐに出ると言うことは、だいたいにおいて一律に値引きできる掛け率が決まっているのではないか。オレはそう勘ぐりました。
そしてその店員が出した値段はこうだ。
「14万4千8百円ですね」
Y電気よりも5千円も高いではないか。
それ以上は無理なのかと聞いたら、はい、とあっさりとした返事。
これじゃ、交渉もなにもやる気が起きないじゃないか。
と言うか、やけに強気である。
きっとこの商品は売れ筋なのかも知れない。
さすがは、REGZAである。
黙ってても売れると言うやつだ。
ともあれ、どちらの電気屋も満足の行く金額の提示はなかった。
C電気にも行こうと思ったが、きっとそう変わりはないだろう。
こうなったら、ネットだな。
価格ドットコムに寄れば、最安値が11万台からあったはずだ。
保証だってちゃんとあるだろう。きっと配送もしてくれるだろうしな。
配送してくれなきゃ困るよ、あんた。
ただ、エコポイントのシステムがよく分からない。
大丈夫なんだろうな、ネットショップでも。
結局、電気屋で買っても同じだったよ、なんてオチは、オレらしくていやなのである。


 9(土)     RUN5km 26:08 

〔年度代表馬〕

▼休日出勤なのだった。
それでも3連休なので、明日明後日と連休となるのが嬉しいのだ。
競馬は3日連続開催なんだな。
ま、メインだけちょこっとやるとするか。
そう言えば、09年度の年度代表馬が発表になったのだった。
大方の予想通り、ウオッカが2年連続の受賞となった。
牝馬としては史上初の快挙である。
これを聞いて何人もの人がこう言ったに違いない。
「ウオッカで乾杯!」
べたな洒落である。
それにしてもまったくもって凄い馬になったものだ。
と言うか、だらしないな、男馬たちは。
来年の春でウオッカも引退が決まっているし、ぼとぼち次世代のエースが出てきてもらわなくては困るだろう。
オレは困らないけど。
ともあれ、競馬を盛り上げるためにも必要なことであることは間違いない。
そう言うことでいまから、皐月賞、ダービーが楽しみなのだ。


 8(金) 120 100

〔運んでトラブル〕

▼事務所を少々移動したのだった。
少々と言ってもけっこう荷物が多いので、荷物運び要員を頼んだ。
無事、移動は済んだ。しかし、移動した先でいざコピー機を使おうと思ったら使えない。
自力で何とかしようと思ったが、何ともならないので、サービスマンを呼んだ。
すぐに来た。たいしたもんである。
しかし、サービスマンでもその問題は何ともならなかった。
どうやら、あまりにも重いものだから上と下をばらした時に、配線ごとぶち切ってしまったらしい。
聞きたくなかったが、聞いたところに寄れば、基盤ごと交換する必要があるようだ。
いったいいくら掛かるのは分からないが、痛い出費だろう。
自腹じゃないけど。

▼部下のNが冷蔵庫を開け、あ〜あ〜言って悩んでいる。
どうしたんだ、と言って見て見ると、冷蔵庫の中が凄いことになっていた。
コーヒーだらけだ。
Nが飲みかけのコーヒーを入れたまま、冷蔵庫を運んだのが原因である。
オレは、Nに向かいこう言った。
バカ野郎。缶コーヒーを残すやつがあるか。男は男らしく、缶コーヒーは一気に飲むもんだ。
Nは落ち込みながら冷蔵庫を掃除していました。
やっぱり、引っ越しの類は大変である。

▼安全地帯が数年振りに復活するらしく、なんだか嬉しいのだった。


 7(木) 120 100

〔ついに買うか〕

▼やっと部屋が片付いてきたのでそろそろ買おうかと思っているもの、それはテレビだ。
いま使っているテレビは何を隠そうブラウン管であり、しかもサイズは15型。いまどきこんなテレビをメインにしている家はなかなかないだろう。
ブラウン管はブラウン管でけっこう便利なんだけどな。物置けるし。
だがしかし、時代の流れから言えば、テレビは液晶、もしくはプラズマである。
そして、オレがいま狙っているのは、東芝のREGZAだ。
このテレビはなかなか素晴らしい。
何が素晴らしいかって言えば、外付ハードディスクを接続できることである。
これにより、容量不足の心配は皆無であるし、こうなるとわざわざDVDに焼くこともないだろう。
週末、物色に行こうと思っている。


 6(水) 120 100

〔年内完結〕

▼宮本武蔵「バガボンド」が年内完結と聞いた。
その時、何かしらの違和感をオレは覚えた。
なぜそんなことをわざわざ宣言しなければいけないんだ。
自然に終わるに任せればいいじゃないか。
いや待てよ。もしかすると、自分に言い聞かせているのかも知れない。
それは、こう言うことだろう。
このままではいったいいつまで続くか分からない漠然とした不安。
いや、オレの早合点かも知れない。
そもそも、オレはこのところめっきりバガボンドから遠ざかってしまっており、したがって、現在、物語がどの辺を行っているのか、まったく分かってないのだ。
もしかしたら、年内完結の目処の付くところまで来ているのかも知れない。
もしくは、こう言うことなのか。
そろそろ飽きてきたし、他のジャンルもやりたいし。
そんなわけはないだろう。
とにかく、これだけヒットしたマンガだ。
絶対に中途半端な状態で終わらせて欲しくないと願うばかりだ。
例えば、あの「JIN−仁−」の様なのはまっぴらごめんなのである。


 5(火) 120 100

〔食ってない〕

▼そんなわけで、本日より本格的に仕事が始まったのだった。
まるで年を越したとは思えないほど、いつも通りの一日である。
しかし、今日は確かに1月だ。2010年の1月5日であることは、誰の目にも明らかだ。
そんな力を入れて言うほどのものでもないけど。
それにしてもなんだなあ。
考えてみれば、正月らしいものは何一つ食べていないのではないか。
第一、餅を食ってないぞ。
餅と言えば、雑煮だ。
どこか雑煮を食べさせてくれる店はないものか。
名古屋にいた頃は、いわゆる甘味処の店で食べることができたのだが、如何せん、ここいら辺は未開拓だ。
ふと、実家でついた餅を死ぬほど食っていた頃が懐かしく思い出され、そして、なんて贅沢だったのだろうと今さらながら思うのだった。


 4(月) 120 100

〔仕事が始まる〕

▼正月三が日も終わり、今日が仕事始めであった。
朝、気合いを入れて早めに出たら、思いのほか高速道路は空いており、7時前に会社に着いてしまった。あまりに早いものだから入口はまだ鍵が掛かっており、困っていたらちょうど掃除業者の人が来て開けてもらったのだった。
8時から社長の一言を聞き、写真撮影。
その後、部署のみんなで明治神宮に繰り出した。
明治神宮はとてつもなく久し振りである。
何か変わったかなと注意して見ていたら、オーロラビジョンが現れた。
そこにCMが流れていた。つまりスポンサー付きである。さすが東京だ。
それにしても、1月4日にしてこの人の多さはなんだ。
予約してあったと言うのにけっこう待たされ、座敷に上がれば、その人数600人と言うではないか。
ひとお祓いが600人である。
なんだか御利益が薄くなりそうな、そんな心配さえしてしまうのだった。
さあ、明日から本格的な仕事が始まる。
鬼が笑ったって構わない。来年の正月のその日まで、指折り数えて頑張るとしよう。


 3(日) 120 100

〔大掃除をし、発掘する〕

▼満を持して大掃除をする。
年末にやっとけよ。
気分が大掃除モードにならなかったのだからしょうがない。
それにしても改めて思うこと、それは。
モノが多すぎるよ、まったく。
居間に置いてあった段ボールを納戸に詰め込もうにも、すでに限界に来ている。
捨てれば良いのだろうが、その整理さえなかなかやる気が起きないのだ。
どうにかならんもんかな、この整理下手。
しかも、段ボールの中をいったん開けようものなら、その中のモノをじっくり見てしまう。これじゃいくら時間があっても足りないのではないか。
そんなことをやっていたら、大昔のテープが出てきた。
たぶんオレは12歳頃か。ラジカセを買って貰ってよほど嬉しかったのだろう。
手当たり次第に録音したと見え、そのテープには、家族が順番に歌を歌っている様子が録られている。母さん、そして弟、妹だ。
オレは録音係だったので歌っていないと思いきや、しっかり歌っていた。
さらに、やれ早く歌えだの、そっち静かにしれだの、指示するオレの声が入っている。
親父の歌は残念ながら入っていないが、得意なハーモニカでも演奏してもらえば良かったと、今さらながら悔やむ。
ともあれ、これは自分的にはかなり貴重なものである。
さっそく、デジタル化するしかあるまい。
そして、CDにし、家族みんなに配るのだ。
それを聞く皆のことを想像しただけでなんだか嬉しいのだった。


 2(土) 

〔城ヶ島へ〕

▼今日も三浦半島方面へ足を延ばした。
三浦半島最突端に位置する城ヶ島へ行ったのである。
城ヶ島大橋を渡ると、公園に行き着いた。
城ヶ島公園である。
公園内を数百メートル歩いて行くと、まもなく突き当たる。
なぜ突き当たったんだ。
海だからである。
ここから海岸を見下ろすと、遥か向こうに灯台が見えた。
安房崎灯台である。
ここから階段で岩場に降りる。
一種異様に切り立った岩の風景はなかなか壮観である。
ここでしばらく岸壁に打ち寄せる波を眺めて過ごした。
いくら見ても見飽きないな、波ってやつは。
何も考えず、一日ぼっーと波を見ていてもいいくらいだ。
しかし、勘違いされてもいけないので、2時間ほどでここを後にした。

安房岬

せっかくここまで来たので、マグロを食べに行った。
マグロとウニの2色丼、イカの刺身は新鮮で旨かったし、イカの肝は初めて食べたが、蟹味噌の様で非常に美味であった。
帰り際、店の裏に回るとまさに夕陽が沈むところであった。その右に目を向けると富士山が颯爽とそびえ立っていた。
それだけでなんだか凄く目出度い気分になったのだった。

城ヶ島の夕陽


 1(金) 

〔新年を戦艦で〕

▼新年あけましておめでとうございます。
今年もまたいつもと変わらずこの日記を更新していく腹づもりであるので、宜しくお願い致します。

▼元旦ではあるが、いつもの休日となんら変わりのない目覚めであった。
しかし、年賀状はしっかりと届いていた。これが唯一の正月らしさだろうか。
年賀状をチェックし、さくっと未提出分を作成し、家を出る。
元旦とは言え、休みはもう残り少ない。
横須賀に向かった。
どうやらそこには、戦艦「三笠」があるらしい。
三笠と言えば、あの「坂の上の雲」の主人公、秋山真之が指揮を取った戦艦である。
まさかこんな近くにあるとは、しかも現存しているとは思わなんだ。
ま、ちょっと前まで興味を示さなかったんだろうけどさ。
それもこれも、ドラマの影響であり、読み始めた、司馬遼太郎の「坂の上の雲」の影響でもある。
この戦艦は現在、記念艦「三笠」として、資料館になっている。
この時期の日本は、日清戦争に勝ち、日露戦争にも奇跡の勝利をおさめ、まさに絶好調の時代であった。
そんな歴史があるものだから第二次世界大戦でも、誰も日本が負けるとは思ってなかったんだろうな。
過去の出来事が今もなお様々に影響していることを実感する。
それにしてもなんて展示物が多いんだ、ここは。
ゆっくり見ていたら半日では足りないほどであり、途中、「正岡子規と秋山真之」と言う映像を40分まるまる見たらますます時間がなくなってしまい、16時半の閉館までけっこう駆け足で見て廻った。
近いので、またゆっくり見に来たいと思う。

戦艦三笠

戦艦三笠



byクムラ〜




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