千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を錬とする。
体力維持か、単なる意地か、長年続けている腕立て伏せ。
ややもすると怠け気味になってくる今日この頃。
自分自身への叱咤も含め、ここに記す。
/31:東京モーターショー /30:走ったが /29:メンテ終了 /28:都会を走る /27:熱くなる /26:ようやく出す /25:修理は続く /24:はるばる映画 /23:打ち上げ /22:遥かなるモーターショー /21:原因判明 /20:もうすぐ発売 /19:方針決まる /18:思わぬトラブル /17:秋を探す /16:クライマックス始まる /15:マスクの不安 /14:いま頃の吉報 /13:集中工事である /12:いきなり城を並べてみた /11:松本城へ /10:連休初日は床屋 /9:幻である /8:やっぱり上陸 /7:いよいよ上陸 /6:亀田大毅の再挑戦 /5:台風接近 /4:小田原城へ /3:一致しない /2:気になる開催国 /1:取りに行く/
<2009年10月> ◆腕立伏◆スクワ◆背筋◆腹筋 31(土) 〔東京モーターショー〕 ▼ディーラーからもらったチケットを握りしめ、東京モーターショーへ向かった。 半ば覚悟して車で向かったのだが、驚いたことに、いともあっさりと駐車場に入ることができた。 会場に入る。 意外と空いているのではないか。 人とぶつかることなく歩くことができるのである。 展示している車はと言うと、実に普通の車ばかりだ。 もうすぐ発売になることが分かっている車だったり、予想通り、エコカーは花盛りである。 、 それでも、目玉の車には人だかりとなっている。 ホンダのブースで一際目立つのは、CR−Zだ。 シーアルゼットではない。あくまでも、シーアールズィーである。 会場で知ったんだけど。 オレが見たかったのは、トヨタのFT−86だ。 往年の名車、86レビン、トレノをフューチャーしたとされる車なのだ。 カー雑誌で見たときのその衝撃はけっこうなものであった。 だがしかし、実物見たら、意外と普通だったな。 それと、なんと言っても凄いのは、レクサスのLFAだ。 販売価格は3750万。 家買うんじゃないんだからさ。 V型10気筒がはじき出すその馬力は500馬力以上。最高速は320キロに達すると言う。いったいどこの道、走るんだよ。 ともあれ、この車に掛かっちゃ、GT−Rも霞みそうだな。 そのGT−Rもいまだにしっかり展示してあった。 今回、海外の出展が非常に少なかったわけだが、ロータスのブースで目を見張る車があった。 ロータスステルス。 この車は、かっこ良かったなあ。 なんと言ってもそのボディカラーだ。 艶消しの黒。 渋いったらないな、もう。 それにしても、この艶消しってのは、いったいどうやって手入れするのだろうか。 ワックス塗って艶出したんじゃ、意味ないしな。 危なく見逃すところだった車は、マッハ号だ。 ほんとに動くのかどうかはわからないが、列記とした実物大のマッハ号である。 オレが幼少の頃から憧れだった車であり、こんな車に乗れたらと、思い描いていた夢の車だ。 非常に貴重なものを見させて貰い、幸せな気分に浸った、そんな東京モーターショーであった。 30(金) RUN5km 28:16 重い重すぎる 〔走ったが〕 ▼走った。 今日はなんだかいけそうな気がしたからだ。 だがしかし、その思いは走り初めてまもなく打ち消された。 なんだ、この体の重さは。 まるで、自分の体じゃないみたいじゃないか。 それじゃ、誰の体だ。もしかして、タヌキか。 イヤだなあ、タヌキの体は。 そんなことが、走馬燈のように頭をよぎったが、それよりも何よりも、半袖ハーフパンツで走る季節はもう終わったんじゃないの。 まるで他人事である。 29(木) 120 〔メンテ終了〕 ▼愛車スカイラインのメンテナンスは、今回のイグニッションコイル交換でひとまず一通り完了した。 ディーラーの担当者の話によれば、1発死んでいたことによる微妙な振動もすっかりなくなり、ひときわ調子が良くなったとのことだ。 これでしばらくは元気いっぱいのびのびと走ってくれることだろう。 久々の全開走行が楽しみだ。 あくまでも安全運転の全開走行である。 28(水) 120 〔都会を走る〕 ▼会社に帰る途中、久々に、と言うか、もうほとんど遥か彼方くらい久々に渋谷のど真ん中を走った。 そんな中、信号待ちでオレは唖然とした。 なんなんだ、この人間の多さは。 この状態を一言で表すとすればこうだ。 うじゃうじゃ。 まさに、うじゃうじゃとはこのことを言うのだろう。 なにしろ、見ていて気持ち悪いくらいである。 都会だから当たり前と言えば当たり前なのだが、少しぐらい我が故郷みたいな田舎に行ってくれたっていいもんじゃないか。 とてもそんな無理を聞いてくれそうな人はいそうもないのだった。 ▼そんなわけで、一昨日の発熱はなんだったのかと言うくらいケロッと復活した。 27(火) 〔熱くなる〕 ▼昨日、仕事から帰宅し、なんだか無性に気怠かったので、これはどうしたものかと思ったら、体温が38度6分まで上昇していた。 そんな状態で、K−1など見るものだから、体温共々気分も熱くなり、昨晩は早々にダウンしたのだった。 すわ、インフルエンザか、とも思ったが、朝起きたら熱はすっかり下がっており、なんとか仕事に行くことができた。 それでもやっぱり本調子とは言えず、騙し騙しの一日であった。 それにしても、昨日の寒さに比べて、今日のこの暑さはなんだ。 さしものオレもこの天候に付いていくのがやっとだよ。 26(月) 〔ようやく出す〕 ▼一日中、雨。 そして寒い。 けっこう雨に濡れてしまったと言うこともあるのだろうが、それにしても急に寒くなった。 もうすぐ年賀状が発売になると言う話を聞き、それも頷ける寒さだ。 そんなわけで、昨日やっと出したのだ、引っ越ししましたハガキを。 危なく、年賀状に間に合わないところだったぜ。 25(日) 〔修理は続く〕 ▼ウィルコムのデータ通信カードの調子が悪い。接触が悪いのだろうか、認識がいまいちなのだ。 なので、サービスカウンターまで持って行った。 修理の間、代替え品を貸してくれるとのこと。手続きまで1時間ほど掛かると言うので、近くのTULLY'Sでお茶。 その後、ほどなく代替え品の通信カードを受け取る。 このカードでももしダメだったら、いったいどうしてくれよう。 なるようにしかならない。 ▼今週も先週に引き続き、ディーラーに愛車スカイラインを納車。 今回は、イグニッションコイルの交換である。 取りあえず走るのに支障はないが、1気筒分死んでいると言うこともあり、思い切って全部交換してもらうことにした。費用は約6万円。 こないだのエアフロの分と併せれば約10万の出費となった。 しかし、愛車スカイラインに金の糸目はつけない。 変なところで止まったら大変だからな。 手続きの間、外でオレの車をじっくりと見ているおじさんがいた。 手続きが終わり、外へ出ると、おじさんはこう言った。 「いいよねえ、この車」 いきなりなかなか良いことを言うおやじである。 「でも、もうかなり古いですから」 オレがそう言うと「古くても、良いものは良いよ。カッコはいいし、なんと言ってもエンジンだね。もうこの形式はないからね」 とまあ、我が愛車をべた褒めしてくれるので気分はすっかり良くなってしまったのだった。 ▼そして、日産で申し込んでいた東京モーターショーのチケットが当たってしまい、いよいよ行かねばならなくなった。 実際のところ、当たったのか、くれたのか、分からないのだけど。 ともあれ、幕張まで行くのはそれはそれでけっこう大変である。でも行きたい。 ▼菊花賞は見事に撃沈。 車名馬名の馬はこのところけっこう来ているので注目はしていたが、スリーロールスなんか軸で買えないよ。 アンライバルドはどっか行っちゃうし。 来週は当てるつもりの天皇賞だ。 いつも当てるつもりだけど。 この分じゃ、いっそ当てないつもりで馬券を買った方がいいのだろうか。 そんな弱気にもなる今日この頃なのだった。 24(土) 〔はるばる映画〕 ▼八王子まで映画を見に行った。 なぜわざわざ2時間も掛けて八王子なんだ。 以前から見ようと思っていた「火天の城」が近くの映画館ではすでに終了となっていたからだ。 入った映画館は非常にこじんまりとした映画館だった。 観客は10人ほどいただろうか。映画が始まる際の案内は係の女性が直接口頭で言う形式だ。おまけに隣の女性客はおにぎりを食べだした。 映画が始まり、シーンとした場面では、隣の映画の音が聞こえて来たのには少々驚いた。 こんな映画館だが、映画の内容と相まってゆったりと楽しめた。 たまにはこんな映画鑑賞もいいものだ。 23(金) 〔打ち上げ〕 ▼上期の打ち上げであった。 会場は六本木のいつもの店だ。 相変わらずの異様なテンションで盛り上がる面々たち。 ふだん、ほとんど会話にならないNも、今日はなんだかやけに饒舌である。 会話になってないのは相変わらずだけど。 それにしても、酒が入るとなぜこんなにも大胆になるのだろう。 素面の身にもなってみろと言いたい。 しかし、そんなことに耳を貸すような奴ではないだろう。 なぜなら、酔っぱらいだからだ。 しかも、執拗に絡んでくるから始末が悪い。 あんなことや、こんなことも、明日になればすっかりリセットされ、元のNに戻っているに違いない。 そんな、非日常的なイベントがなんだか楽しいのだ。 22(木) 120 〔遥かなるモーターショー〕 ▼東京モーターショーが始まったらしい。 オレも一度行ったことがあるが、あまりもの人混みで、車を見に行ったのか、人を見に行ったのか分からない状況だったことを思い出す。もう20年も前の話だ。 その時展示されていた最先端の車は、と言えば、確か市販間近の三菱GTOがあった様な気がするし、市販は実現しなかったが、日産のMID4なんかも注目して見ていたのではないか。 ともあれ、もう遥か昔のことである。 東京モーターショーは今年で41回目を迎えたらしいが、今回はかなり寂しいラインナップとなってしまっているようだ。 やっぱり世は不況なのである。 ▼やけに日が短くなった。 夕方5時ですでに真っ暗なのだ。 例年よりも日が落ちるのが早く感じるのは気のせいか。 無理もない。冷静に考えてみれば、ここは名古屋ではない。東京なのだ。 ▼そんなわけで帰りが遅くなってしまい、愛車を取りに行くことができなかった。 土曜に取りに行こう。 21(水) RUN5km 24:57 BEST 〔原因判明〕 ▼帰宅しすぐに走る。 やけに人が少ないと思ったら、クライマックスなのだった。 いよいよ両リーグのチャンピオンが決定する戦いである。 自宅に戻って見ようと思ったが、パリーグはNHKBSでやっているらしく、しかしながらなぜかNHKBSは見られない。WOWOWは見れるのにな。 なかなか歯痒いのであった。 ▼愛車スカイラインを預けているディーラーから連絡が入った。 不調の原因は予想通りエアフロメーターだったらしく、交換したら極めて調子が良くなったとのこと。 なんとも喜ばしいことだ。 しかしながら、喜んでばかりもいられない。 担当者はこう言う。 1発死んでいる。 どうやらイグニッションコイルの不調で1気筒働いていないようなのだ。 したがって、現在5気筒でエンジンが動いていると言うことだ。 これがどの程度の悪影響を及ぼすものなのか、いまいち分からないが、取りあえず走るのに支障はないようだ。 明日、引き取りに行こうと思う。 20(火) 120 〔もうすぐ発売〕 ▼満を持してもうすぐ発売されるのは、Windows7である。 かつてウルトラセブンに憧れたオレとしては、なんとしてでも手に入れたいところだ。 それほど関係ないけど。 だがしかし、いまのマシンではちと荷が重い。 これを機に、新しいマシンを組もうとも考えていたが、如何せん事情が変わった。 そうである。愛車スカイラインの不調だ。 まずは、愛車だ。 愛車あっての、Windows7なのだ。 19(月) 120 〔方針決まる〕 ▼昨日の件で日産から連絡が入った。 やはり、原因が特定できないらしい。 考えられることをすべてやれば良いのかも知れないが、その費用、約18万に及ぶと言う。 それはさすがにきついなあ。 取りあえず、一項目ずつ潰してもらうことにした。 まずは、エアフロメーターである。 これだけでも、約5万だ。 なんとかこれだけで済んで欲しいと願うばかりである。 18(日) 〔思わぬトラブル〕 ▼日産へ行った。 愛車スカイラインのウインドウに撥水コートをするためである。 このところ、なかなか窓の汚れが取れず、したがって、視界が悪いったらなかったのである。 1時間ほどで作業は終わった。 見違えるほどの透明感だ。 まるで窓がないかのようである。 それは言い過ぎか。 ▼視界も良好になったところで、気持ち良くどこかへドライブでもと思ったが、すでに時間も遅い。ちょっと残念だったが、この判断が良かったと思えることがこの後起こった。 買い物を終え、もうすぐ自宅の信号待ちでのことである。 いきなりエンジンがストップしたのだ。 慌ててキーを回すが、またエンジンが止まりそうになる。 どうやらアイドリングが不安定になっているようだ。 アクセルを煽りながら信号待ち。そして騙し騙し走る。 運良く、日産はすぐそこだ。 まさか、もう一度来ることになるとは思わなかったが、もし遠方までドライブに行っていたらと思うと、運が良いと言うしかないよ、まったく。 早速、日産で一通りチェックしてもらったが、はっきりした原因は分からない。 考えられることは3つ。 AACバルブ、イグニッションコイル、エアフロである。 このうちどれか一つかも知れないし、全部かも知れない。 取りあえず、ひとつずつ交換していくしかないのではないか。 明日、じっくり見てくれると言うので、愛車を預けることにした。 そして、作業の方針を決めてもらうのである。 痛い出費になる予感だが、致し方あるまい。 元気に走ってくれることが、何よりなのだ。 17(土) RUN5km 25:23 〔秋を探す〕 ▼仕事から帰るなり、走った。 雨上がりの河川敷は非常に涼しい。 格好が夏と一緒と言うこともあるが、季節は確実に晩秋に向かっている。 そしてふと、紅葉はどこが良いかと考える。 名古屋の紅葉狩りは、毎年、香嵐渓と決まっていた。 もう行けなくなるのかと思うと寂しい限りだが、ここ東京においても、香嵐渓に変わる秋の風景を探さねばなるまい。 さし当たって、これがこの秋の使命である。 16(金) 120 〔クライマックス始まる〕 ▼帰りの車中でクライマックスを聞きながら帰った。 クライマックスである。 くれぐれもマッドマックスではない。 好きな映画だけど。 そんなことはどうでもいいっつうの。 パリーグは、楽天vsソフトバンクの1戦である。 のっけから楽天の打線が爆発し、得点差は7点まで広がった。 ここで帰宅。 さっそくテレビを点けた。 だがしかし、どこにチャンネルを合わせても、野球中継が見当たらないではないか。 つまり、やってないのだ。 なんてこった。 これほど感心がないのか。 考えてみれば、ここは関東なのだった。 無理もないとは言え、やはり野球人気の没落を感じざるを得なかったのである。 15(木) 120 〔マスクの不安〕 ▼打ち合わせに来た電気屋がマスクをしている。 もしかして、おまえ… 「いや、違いますよ、子供がインフルエンザになっちゃって、その予防ですよ」 なんだ、そう言うことか。 驚かせやがって。 それにしても気になるのは、マスクをアゴにしていることだ。 オレは、打ち合わせの最中、そのマスクの意義を問い詰めたい気分でいっぱいなのだった。 14(水) 120 〔いま頃の吉報〕 ▼携帯に見に覚えのない番号が表示された。 一応出てみた。 「ほにゃらら警察ですが」 警察である。 と言うことは… なんかやったか、オレ。 恐る恐る聞いてみた。 すると予想外の答えが返ってきた。 「被害に遭われましたよね」 一瞬、オレは何のことか分からなかった。 しかし、良く聞いてみると、どうやら名古屋で車上荒らしに遭ったときのことを言ってるようだ。 なんだ、そう言うことか、驚かせやがって。 それで、どう言う用件なのか聞いてみると、その犯人が捕まったと言うことだった。 オレの被害は、その犯人が犯した300数十件のうちの一つだったのだ。 良く覚えていたよなあ、その犯人。 ただただ感心するしかないのだった。 13(火) 120 〔集中工事である〕 ▼上司と共に静岡まで行った。 こともあろうに車でである。 通常であれば、それほど苦ではないのだが、現在集中工事中なのである。 よりによって、なぜいまなんだ。 毎年恒例だよ。 なにしろ、いつもの倍の時間を掛けて静岡まで行ったのだ。 現地滞在は2時間。 上司は、車での移動を諦め、新幹線で帰った。 そして、オレはまた4時間掛けて帰る。 厚木から横浜町田インターまで所要時間90分の表示。 オレは迷わず厚木インターで降り、下道を90分掛けて帰った。 そんなことだろうとは思っていたけど、精神的にはこの方が楽なのである。 12(月) 120 〔いきなり城を並べてみた〕 ▼いきなりだが、オレが今までに訪問した城を列記してみようじゃないか。 五稜郭、小田原城、松本城、高遠城址、犬山城、岡崎城、名古屋城、岐阜城、亀山城址、彦根城、二条城、姫路城、岡山城、熊本城、首里城。 この中で、五稜郭と首里城は、この場合の城の意味としては微妙な線だが、ともあれ並べてみると意外に少ない。 まだまだだな。 中でも、広島県には2度行ったのに、広島城には一度も行っていないのが悔しいし、なんであんなに近いのに行かなかったのだろうと今さらながら思う城もある。 焦る必要はない。日本には城と呼べるものが数多くあるのだ。 楽しみはこれからなのである。 11(日) 〔松本城へ〕 ▼せっかくの3連休である。そして今日は中日だ。どこかへ行くとしたら今日しかないだろう。 城を見に行くことにした。 確か、先週も行かなかったか。 そんなことは気にしない。 行った先は、兼ねてから行かねばならないと思っていた松本城である。 ここを制覇すれば、国宝四城制覇なのだ。 現地へ行くと、祭りであった。 またかよ。 先週の小田原城といい、どうもこの時期は祭りと出くわすことが多い。 そのせいかどうか分からないが、やけに混んでいる。 お堀に掛かる赤い橋を渡って天守閣に向かう。 すると、入城する人達で行列ができているではないか。 いままであちこち城へ行ったが、こんなに混んでいるのは初めてである。 ともあれ、せっかく来たのだから見ないわけには行くまい。 列の流れに任せて最上階まで上がった。 意外と狭いし、やけに暗い。 全体的に開口部が少ないのである。 しかも、外に出られないようになっているため、上から風景を眺めるといったことができないことになっている。 なんて、人に媚びることのない質実剛健な城なんだ。 外観はシックでオレ好みである。 なんとなく岡山城に通ずるものがあるのではないか。 ほんとに、なんとなくだけど。 一通り廻って降りてきたら、すでに日が落ち、閉門の時間になっていた。 なにしろ、国宝四城制覇に甚だ自己満足な一日であった。 10(土) 〔連休初日は床屋〕 ▼3連休の初日は床屋へ行って来た。 いつも通り、パーマを掛ける。 2ヶ月半ぶりであるが、最低3ヶ月はもたせたい。 それがオレの希望である。 だったらきつく掛けて貰うしかないだろう。 オレは、前回よりも1段階きつめにと頼んだ。 それでも出来上がりはそれほどのきつめ感はない。 それどころか帰ってよく見たら前髪が少々長いじゃないか。 これじゃ鬱陶しくてしょうがないぞ。 そうは言っても、今さらしょうがない。 そんなにイヤなら、自分で切るしかないな。 次回は、ありったけの希望を言おう。 そう心に誓う連休初日なのだった。 9(金) RUN5km ーー:ーー 幻のBEST 〔幻である〕 ▼一週間振りに走る。 まだ少し走り始めは足が痛いものの、ずいぶん体力に足が付いてくるようになってきた。足の回復力も確実に早くなっている。 この分だと、走ってもなんら足に負担を感じなくなるのも、そう遠くない様な気がする。 そんなわけで今日は非常に調子がいい。 ランニングスタイルも真夏とまったく変わらないのだ。 この季節の出で立ちが分からないだけだけど。 ともあれ、走れば寒さなどまったく感じないのだ。 こうしていつものコースを軽快に走り切った。 だがしかし、ここで思わぬ事態がオレを待ち受けていたのだ。 自宅に戻り、ふと手首のGショックを見ると、なんと、ストップウォッチが止まっていないではないか。 こんな悲しいことがありましょうか。 だってそうだろう。 これだけ調子良く、頑張って走ったのだ。これまでにないタイムが出ているに違いないのだ。 それなのに、ストップウォッチが止まっていないってことはないじゃないか。 単にオレのミスだけど。 こうして、今日のベストタイムは幻となった。 ま、実際、ベストタイムかどうかも分からないわけだけれども。 8(木) 120 〔やっぱり上陸〕 ▼今朝、日本列島に台風が上陸し、午前中はなかなか手強い強風となったが、オレのいる地域は運良く直撃は免れ、ホッと一息と言ったところであった。 しかしながら、台風は三重愛知を通り、元いた名古屋はよほど凄いことになっていると思うものの、ここまでリアルな情報は届かない。 要は、ピンとこないと言うことだ。 聞いたところによると知多半島のある橋が倒壊したとの話。 それを聞いただけでもただ事じゃないと思われ、今頃現地では大わらわになっているのではないか。 オレが心配したところでどうしようもないが、なにしろ今季はこれを最後にしてもらいたい。 なんだか一気に冬になりそうな、そんな台風一過である。 7(水) 120 〔いよいよ上陸〕 ▼いよいよ台風が上陸するようだ。 あれほど言ったのにオレの話など聞く耳をもたない奴だ。 そもそも今頃なんだ。 普通ならばとっくに店仕舞いの時期じゃないのか。 ま、台風に言ってもしょうがないわけだが。 なにしろ、明日は、ある程度の覚悟は必要だろう。 やれることは何もない。ただじっと事態の成り行きを見守るしかないのだ。 なんて無力なんだろうな、人間って奴は。 とにかく、何事もないことを祈る。 6(火) 〔亀田大毅の再挑戦〕 ▼亀田大毅の世界タイトルマッチは、惜しくも判定負け。 内容はそこそこ良かっただけに残念な結果となった。 いったい何が足りなかったのか。 タイミングだろう。 ここで出せよ、と言う場面でパンチが出なかった。 要は、タイミングが一歩遅いのである。 だからクリンチで逃げられたんだよ、まったく。 その原因は、やはり気負いだろう。 気負いによる力みがタイミングを遅らせたのだ。 それにしても、今回は応援してしまったなあ。 これに腐らず、次に繋げて欲しいものだ。 5(月) 120 〔台風接近〕 ▼台風の影響なのだろう。朝から晩まで雨が降り続く。 天気予報を見れば、ずっと傘マークだ。 そのマークが途切れるのは週末である。 と言うことは、台風が来るのは、木曜か金曜あたりか。 なにしろ今回の台風は猛烈だと言う。 もうれつア太郎どころの話しではない。 誰もそんな話は聞きたくない。 ともあれ、ややもすれば、直撃もあり得ると言う話なのだ。 さし当たって願うこと、それは、くれぐれも早めに進路変更して欲しいと言うことだ。 だってそうだろう。 日本にもしもの事があったらどうするんだ。おまえが責任を取ってくれると言うのか。そんなことを、口が酸っぱくなるほど言いたいのだ。 誰に向かって言ってるのか、我ながらよく分からないけど。 4(日) 〔小田原城へ〕 ▼小田原城へ行ったのだった。 高速も空いていたのであっさりと現地に到着することができた。 城の周辺が非常に賑やかなので、何事かと思ったら、どうやら祭りのようだ。 道行く人のその服装、雰囲気から、よさこいソーランかと思ったら違うようだ。 「えっさホイおどり」と言うらしい。 えっさホイと言ったら、お猿のカゴ屋だろう。小田原は、小田原ちょうちんの町なのである。 その、えっさホイ祭りを城の中でやっているのだ。 車を入れた駐車場の張り紙をふと見ると、15時40分から19時まで車は出られません、と書いてある。 なに勝手なこと言ってんだよ、と思ったが、道路を踊りの行列が通るためである。 と言うことは、あと残すところ1時間半だ。 それを逃せば、19時までここにいなければならない羽目になる。 いくら城が好きだと言っても、5時間もいられないよ。 そんな時間までやってないし。 オレは慌てて、祭りの客の間を抜け、天守閣へと向かった。 中は資料館となっている。 しかし、ゆっくり見ている時間はないので、取りあえず、最上階の展望室に向かった。 最上階の4階まで一気に上がる。 ここから、相模灘が一望できる。なかなかの絶景である。 この様な慌ただしい城見学であったが、この目とカメラに小田原城の威風堂々とした姿を納めることができ、満足な一日であった。 近いんだし、またゆっくり来ようと思う。 3(土) 120 〔一致しない〕 ▼顔と名前がなかなか一致しないことは良くあるのではないか。 オレは最近それが顕著だ。 東京へ来てからというもの初対面が余りにも多く、毎日の様に始めましてと言ってる始末だ。 こうなるともうダメだ。 2度目会ったとしても、確かに会ったことはわかるのだが、それが果たしてどこの誰なのか、思い出せないことがままあるのだ。 しかしながら、あからさまに、あんただれ? とも言えないだろう。 したがって、話をしているうちに手掛かりを探り、なんとか思いだそうと試みる。 思い出せばラッキー、そんな今日この頃なのだ。 くれぐれも、ただ単に頭のシナプスが切れかけているんじゃないの、などとは、けっして言わないで欲しい。 オレはオレなりに頑張っているのだ。 2(金) 120 〔気になる開催国〕 ▼一日、まとまった雨。 しばらくこんな日が続くそうだ。 イヤだな。 つくづく、降るなら降るで、程良く降って欲しいと思うのだ。 ▼こんな天気の中、本日決まるのは、2016年のオリンピック開催国だ。 注目は、果たして東京はどうなのかと言うことである。 噂では、少々厳しいと言うことだが、泣いても笑っても今夜半決まるのである。 決定すれば嬉しいが、もし、落選した場合、これで諦めるのか、それとも次の2020年の開催国に再び立候補するのだろうか。今からこんなことを考えてもしょうがないが、諦めずに再チャレンジして欲しいと、他人事ながら願うのである。 1(木) RUN5km 25:25 〔そして、取りに行く〕 ▼昨日の件で警察に電話してみた。 調べてもらうと、やはりあると言う。 いつ取りに来ますか、と言うので、近々行きます、と言ったら、明日までです、と言うではないか。 短すぎるぞ、期限。 明日行ける保証もないので、慌てて向かった。 受付は17時までだ。 なんとか5分前に到着し、滑り込むようにして受付へ。 これですか、と差し出された鍵は、まさしくオレの鍵だ。 愛車の鍵とマンションの鍵と鍵型のツールナイフがぶら下がった、ザクのプロテクターのキーホルダーだ。 こうして我が鍵は奇跡の生還を果たしたのだった。 金輪際、壊れたカラビナは使うまいと心に誓うオレなのである。 byクムラ〜 |
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