千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を錬とする。
体力維持か、単なる意地か、長年続けている腕立て伏せ。
ややもすると怠け気味になってくる今日この頃。
自分自身への叱咤も含め、ここに記す。
/30:梅雨が明ければ /29:東京出張が終わり、ホッとふて寝 /28:明日から1週間の始まり /27:長く切ない一日 /26:読めていないが書き続ける /25:果てなく続く /24:飛来注意 /23:立ち止まり、そしてお辞儀をする /22:ついてる理由に驚く /21:前過ぎる /20:ホッとすると同時に脳裏をかすめる /19:いつも結局こうなる /18:デジカメの本望 /17:拒否なのか /16:思い掛けないシンガポール /15:いきなりの復活 /14:競馬場に行きたくなった /13:保存せずに終了 /12:繋がらない電話 /11:物の言い方一つ /10:週末気分 /9:違和感を覚える /8:枕との決別 /7:支払い難 /6:訪問販売 /5:iPhone /4:新機種発表 /3:新聞を結わえる /2:シャキッとしない /1:久々にウインズへ/
<2008年 6月> ◆腕立伏◆スクワ◆背筋◆腹筋 30(月) 120 100 〔梅雨が明ければ〕 ▼昨日とは打って変わって天気が良い。 どうやら今週は、梅雨の中休みとなりそうだ。 ああ、ありがたいなあ。何をありがたがってるのか良く分からないが、やはり雨より天気の方が良いに決まってるだろう。 ともあれ、あと2週間ほどで梅雨も明けるのだろうが、それから一気に押し寄せるのだろうな、恐怖の猛暑が。 なにしろ昨年のあの地獄図のような暑さを思い出すと、もう少し梅雨のままでいいじゃないかと思ったりもするのだ。 そんなわけで、今年も折り返しである。 29(日) 〔東京出張が終わり、ホッとふて寝〕 ▼朝から雨。 したがって、荷物は傘一つ多い。 そんな鬱陶しい状況の中、東京出張である。 考えてみれば、1年ぶりの東京だ。 地下鉄で本社のある六本木に向かう。 ちょっと何か違うと思ったら、いつの間にか地下鉄のプラットホームに落下防止の柵が施されていたんだな。 今までなかったのが不思議なくらいだ。 ふと廻りを見ると、やけに警官の姿が目につく。 オレ、何かやったか? なんのことはない、洞爺湖サミットの厳戒態勢である。 東京だよな、ここは。と言うことは、今頃、洞爺湖はどうなっているんだ。 まるで落ち着かない湖畔になってやしないかと心配になるのだった。 そんなことよりも会議だ。 会議は10時から夕方までみっちり行われた。 終わるや否や、逃げるようにして新幹線に飛び込み、早速、宝塚記念の見事な撃沈を確認。 そのまま名古屋までふて寝と決め込んだのだった。 28(土) 〔明日から1週間の始まり〕 ▼明日は会議のため東京出張なわけだが、日曜の会議はほんとにイヤだな。 せめて土曜にして欲しいものだ。 なにせ、一日会議で疲れた次の日から一週間の始まりなのだ。 こんなむごい話があるか。 さらに、明日の日曜はイベント満載ときてる。 宝塚記念はあるし、K−1はあるし、これじゃ気もそぞろで会議に挑まなくちゃいけないじゃないか。 因みに宝塚記念は、1着メイショウサムソン、2着アルナスラインからの3連単総流しで購入済みである。 これで上半期G1を締めくくりたいし、なぜか根拠のない自信満々ぶりだ。 ともあれ、明日は是非とも清々しい気分で名古屋に帰還したいものだ。 27(金) 60 100 〔長く切ない一日〕 ▼今日、散々だったと思われるのはK田である。 専門的なトラブルなので詳細は省くが、何しろそのトラブルはかなりのものであり、一日その対応で大わらわであったと言う。 それでもそんな一日は終わり、帰りしなのサービスエリアでホッと一息付こうと、コーヒーを注文したK田。 そして、お金を払おうと財布を取り出したその時である。 思いも掛けない悲劇がK田の身に襲い掛かったのだ。 いったい何ごとなんだ。 財布の中に34円ぽっち。 なんて切ないんだ、34円ぽっちってやつは。 ぽっちと言えば、34点ぽっちも切ないものがあるが、この場合、点数はさして問題ではない。 なにしろ、いま34円ぽっちだ。 見ると、すでにおばちゃんの手には、湯気の立ったコーヒーが握られている。 これは大ピンチである。 コーヒーは150円なのだ。しかも消費税別ときてる。 いまさら、34円に負けてくれとは言えないだろう。しかも消費税込みだ。 泣いて土下座して同情を誘う手もなきにしもあらずだが、コーヒー一杯でそこまでする奴の気が知れないよ。 しかし、足りないことは確かだ。 もうダメだと諦め掛けたその時、九死に一生を得るひらめきをK田は感じたのだ。 K田は恐る恐る、目の前のおばちゃんにこう問い掛けた。 カード使えますか。 たったそんなことかよ。 しかしながら、この様な状況に置かれれば誰だってそうなりかねない、そんな危険をはらんでいるのだ。 こうして、K田の長くて切ない一日は終わったのだった。 26(木) 120 100 〔読めていないが書き続ける〕 ▼このところまったく本が読めてないことに気付く。 忙しいと言いつつも、それでも3月くらいまではそこそこ読めていたような気がする。 しかし、いまだダメだ。 読みかけの本はかなりの数に登るだろう。 そもそも帰宅したらすでに23時を過ぎてるし、それから腕立てして風呂入ってメシ食ったら、あとは日記を書くしかないじゃないか。 日記か… この日記が、ある効果をもたらしていることに気付く。 それは何か。 通常であれば、仕事のストレスをそのまま自宅に引きずるのだろう。 そのため、疲れているのにも関わらず、寝れない者も多いと聞く。 しかしオレは違う。 布団に入れば瞬く間に夢の世界だ。 この脳天気的な神経はどこからくるのか。 日記である。 日記を書くこのひとときが実はストレス解消になっているのではないか。 全神経が日記へと注がれる瞬間、仕事の神経が遮断される。 仕事との決別の瞬間である。 日記、それはオレにとってストレス解消、いや、ストレス回避手段なのである。 25(水) 60 100 〔果てなく続く〕 ▼朝からつゆだくになるほど動いた。 つゆだくは、なんだかイヤだなあ。 このようにまだまだ梅雨の真っ直中だが今日は天候にも恵まれ、思わず張り切ってしまったようだ。 だがしかし、そんな外で張り切っている場合ではない。 すでに月末に入っているではないか。 これから事務処理がたんまり待っているのだ。 今週から来週に掛け、多忙は続くよ、どこまでも。 24(火) 〔飛来注意〕 ▼高速道路を走っていると、少々合点のいかない電光掲示板の表示を見た。 「鳥飛来注意」 どうやら、鳥に注意せよ、と言うことらしいが、いったいどう注意しろと言うのか。 しかも夜である。 夜に飛んでいるものと言えば、虫、もしくはコウモリくらいしかいないのではないか。 仮に鳥が飛んでいたとしよう。しかし、いきなりこちらに向かって来られても、なんとも対処のしようがないよ。 そう言った観点からすると、この電光掲示板の真意はこうなのではないか。 「鳥にぶつかっても僕らのせいじゃないよ」 そんな穿った見方をしてしまうほど、意味のない警告と言えるのではないか。 もし仮にこれが鳥ではなく、こう言うものであったならまた事情が違ってくる。 「未確認飛行物体に注意」 これはただごとではない。 なにしろ、未確認飛行物体だ。一般的には、UFOと言う名で知られるが、そんなものが飛来していると聞けば、是が非でも注意しなければならないだろう。 だがしかし、上ばかり見て走るのは危険だよ。 23(月) 120 100 〔立ち止まり、そしてお辞儀をする〕 ▼10数メートル先をお爺さんが歩いている。 少々腰が曲がっており、歳の頃はお爺さんだ。 そのお爺さんが急に立ち止まった。何かあったのだろうか。 するとどうだろう。そのお爺さんは、深々とお辞儀を始めたのである。 ひとしきりお辞儀が終わると再びてくてくと歩き始めた。 そしてまた、数十歩歩いたところで立ち止まり、やっぱり深々とお辞儀を始めたのだ。 何やってんだ、あの爺さん。何かの儀式なのか。 良く見ると、それはある一定の法則により、なされていることが分かった。 正面から人が歩いてくるとそれに反応しお辞儀をしているようだ。しかしながらその対象となる人間は、こんな人だ。 若い女の人。 どうやら正面から若い女の人が歩いてくると、深々とお辞儀をするのである。 確かに気持ちも分からないでもないが、それにしたって、若い女の人が来る度にお辞儀ってことはないじゃないか。 だってそうだろう。これがもし通勤ラッシュ時だったらどうするつもりなんだ。 さっぱり前に進まない上に、そのまま、ぺこぺことお辞儀をし続け、挙げ句の果てに、ぽっくり逝ってしまう。そんな懸念を感じずにはいられないのだ。 しかし、そんな心配をよそに、お爺さんはお辞儀をする。そこにはさして意味などない。それがお爺さんの確固たるポリシー、ただそれだけなのだ。 22(日) 〔ついてる理由に驚く〕 ▼このところことごとく雨だが、気晴らしに中京競馬場に行って来た。 またかよ。 しかし、中京開催はすでに終わっている。 なのに、競馬場へ行く意味があるのか。 ある。 きっぱり言い切りました。 各地のレースがでかいオーロラビジョンで見られるからな。それだけでも気分が高まると言うものだろう。 14時頃到着し、さっそく阪神9レースの3連複、馬連、ワイドの4頭ボックスを購入。 するとどうだろう。なんと、いきなり馬連とワイドが的中したではないか。 しかも万馬券である。 その後のレースは的中に至らなかったが、それでも大幅なプラス収支である。 思えば、競馬に限ったことであるものの、このところやけについているのではないか。 運がついているのである。 何か心当たりはないだろうか。 思い出してみた。 そう言えば、何か御利益がありそうな根付けを買ったのではなかったか。 「一番馬」と言う、馬の首に1の数字が書かれているやつだ。 それを携帯に付けてからと言うもの、実についているのではないか。 そんな思いを抱きつつ、何気なく肩を触ると、何かが手に付いた。 なんだこりゃぁー! 匂いを嗅ぐと、なんか臭い。 鳥の糞である。 つまり、こう言うことだ。 うんが付いている。 これだったのか、ついてるわけは。 しかし、いくらついていても、つきっぱなしにしておくわけにもいくまい。 なにしろ鳥の糞だからだ。 肩に鳥の糞を乗せながら、気取って歩いている場合ではないだろう。 鳥糞男の異名を取らされたらイヤだからな。 ともあれ、このつきがいつまでも尽きないで欲しいと願うばかりだし、それよりも何よりもその反動がいつ来るか恐いよ。 21(土) 〔前過ぎる〕 ▼映画を見に行く。 前作をせっかく観たし、そろそろ上映も終わりに近いのではと思い、ナルニア国物語カスピアン王子の角笛を観たのだった。 レイトナイトと言うこともありけっこう混んでいて、席は滅法前方となった。ほんとは後ろが良いのだが致し方あるまい。 それにしても前だ。 ひと目で端から端まで見渡せないし、さらに加えて、字幕も見なければならない。 右見て、左見て、下見て、また右見て… なんて忙しいんだ。字幕版って奴は。 だったら、吹き替え版にすればいいじゃないか、と思うのだが、やはり、せっかくの洋画である。重要なのはリアリティだ。したがって、少々無理してでも生の声を聞きたいのである。 DVDはいつも日本語音声にするけどさ。 一貫性のなさは、折り紙付きである。えへへ… さて、内容はと言うと、全知全能のライオン、アスランがやけに大きくなっていたのには驚いたが、考えてみたら1300年も経ってるからな。 月日の経つのは実に早いものである。 20(金) 120 100 〔ホッとすると同時に脳裏をかすめる〕 ▼ひとつ、物件を引き渡し、ちょっとホッとする。 それから帰社するや否や、無我夢中でレポート作成に取り掛かる。 他のことなどかまっちゃいられない。いまはただレポートだ。レポートあるのみ。これだけに専念するのだ。 そんなこんなで、かなり手抜きの甲斐あり、なんとか23時にはレポート作成完了。 何というか、もう目はしょぼしょぼである。 ともあれ、これで週末はゆっくり休める。 ふと、今日はボーナス日だったことを思いだし、おもむろに明細を眺める。 あまりもの予想通りの結果に、さほどの感情も表れず、クールに明細書を引き出しの奥へと閉じ込めた。 瞬間、こんなことが脳裏をかすめた。 いつかまた来るのだろうか、あの栄光の日が。 そんなのないけど。 19(木) 〔いつも結局こうなる〕 ▼ただでさえ日常の業務でてんやわんやなのに、それに加えて余計なのはレポートである。 来週末、会議のため東京本社へ行くのだが、その事前レポートを今週までに提出しなくてはならないのだ。今週までと言うことは、つまり明日までと言うことであり、これはなかなか難しい問題である。なぜならば、まだなにも手を付けていないからな。しかもかなりのボリュームときてる。 実際のところ、この課題を出されてからすでに1ヶ月以上経つのだが、あれよあれよと言う間に日にちは過ぎ、あーら不思議、気が付けばこんなことになっていたと言う次第である。 いままでいったい何をやってたんだ。 別に、ボーっとしてたわけでもないし、かと言って、はちきれんばかりに頭を振っていたわけでもない。 どんな野郎だ、そいつは。 これでも、仕事をしていたつもりである。 なにしろこの様に、オレはいつもギリギリだ。 ギリギリの状態に置かれなければ、まったく動かないと言ってもいいのではないか。 ギリギリになることにより、じんわりとアドレナリンが噴出するのである。 これがギリギリの美学と言う奴か。 そんな格好の良いものじゃないな、絶対。 18(水) 60 100 〔デジカメの本望〕 ▼先日、H川が使っていた会社のデジカメが壊れてしまい、仕方なくオレ個人のカメラを貸してやったのだった。とは言っても、スマートメディアの古い機種だが。 つまり、ちょっと古くて渋い奴だ。 言い換えれば、ちょっとレトロでニヒルな奴である。 そんなことはどうでもいいけど。 なにしろそれでも写りはなかなか良く、いまでもそこそこ使えるデジカメだったのだが、今日、そいつをちょいと見てみると、すでにかなり可哀相なことになっていたのです。 つまりこうだ。 ちょっとべたつきばっちぃ奴。 覚悟はしていたけどな。 ま、こう言うものは、使ってなんぼ、酷使されて本望である。 はたして社員も一緒なのか。 ギンギラギンにさりげなく愚痴である。 愚痴も情けないほどレトロだな。 17(火) 〔拒否なのか〕 ▼今日は一日あちらこちらへと打合せに廻ったせいか、かなり疲れた。 夜の打合せなどは、半ば寝てしまっている状態であり、それは客先のトーンが低いことにも原因があるが、客先の手前、本格的に寝るわけにもいかず、必死に打合せの相手をしていたのだった。 なんだろうな、この春眠曉を覚えず状態は。 すでに春じゃないし。 ややもすると、これは身体の拒否状態なのではないか。 無意識のうちに仕事を拒否しているのだ。 もう少し素直に拒否したらどうなんだ。 素直に拒否すると、とんでもないことになりそうで、我ながらなんだか心配なのだった。 16(月) 120 100 〔思い掛けないシンガポール〕 ▼先週一週間、社員旅行へ行っていたIとTが帰ってきた。 行った先はシンガポールである。 一番の思い出を聞けば、それはいきなり初日のことだったと言う。 旅行会社とのタイアップなのだろう、わけも分からず連れて行かれた先は、ある店だったと言う。さぞかし、エスニックなアクセサリー店でも連れて行かれたのかと思いきや、その店内を見渡す限り列んでいたものは、これだった。 枕。 つまり、ピローだ。 ここシンガポールでは低反発枕は良くないらしく、時代は高反発であることをしきりにアピールしていたようだ。その点なかなか先進的であると思うものの、そもそもシンガポールまで来て、枕ってことはないじゃないか。 そもそもかさばってしょうがないだろう。 それでも、その売り込みは実にしつこく、IとTはなんとか堪えたものの、やはり中にはその口車に屈して買ってしまう輩もいる。 帰国後、その枕を買った者から連絡があったと言う。実に悔しそうな、それでいてちょっと呆れた感じで、やっこさんはこう言った。 近所のデパートでまったく同じものが半額以下で売ってたよ。 そんなものである。 海外へ行くと、人間実に気が大きくなるものなのだ。 さしずめ、オレが競馬場に行ったときのようなもんだな。 いいだろ、それくらい 15(日) 〔いきなりの復活〕 ▼いつの頃からだったろう。 それは突然鳴りを潜め、たまに気にすることはあれど、いつしかすっかりその存在さえ忘れ掛けていた今日この頃、それはいきなり雄叫びを上げた。 ゴオオオーー… なんとも勇ましいこの轟は、トイレの天井換気扇だ。 これはまさに換気扇復活の雄叫びと言えよう。 あまりもの突然のことにオレはこう言わざるを得なかった。 いままでどうしてたんだよ、おまえ。 しかし、やっこさんからはそれに対する返答は一切無く、今までの休みを取り戻すべく、けたたましい音と共にまるで何かに取り憑かれたように、ただただ動き続けるだけなのだった。 なぜ、今またその気になったのかは皆目見当が付かない。 そんな、やっこさんを目の当たりにして、オレは一言こう言うしかなかったのだ。 あまり無理すんなよ。 果たしてそんなオレの気持ちが伝わったかどうかはわからない。 しかし信じるしかないのだ。 なぜなら、オレ自身、何があっても修理する気ゼロだからだ。 そんなことかよ。 14(土) 〔競馬場に行きたくなった〕 ▼これが最後だと思うと無性に行きたくなるのが人間だ。 と言うわけで、競馬場に行って来た。 中京競馬も今週が春競馬最後の開催なのである。 まず、道中で洗車をして清める。 効力の程は分からないが、愛車に馬の名前を付けてる故、なんだかそうでもしなきゃいられないじゃないか。 本日は晴天なり。実に良い競馬日和だ。 競馬場に着くと、すでに6レースまで終わっていた。さっそく、7レースのマークシートに印を付ける。3連複の4頭ボックスと馬連の4頭ボックスの計10点。今日はこの買い方で攻めるつもりだ。 意気込みは凄かったが、結局メインの11レースまで見事な撃沈である。 残るは最終レース12レースのみ。前記の10点に加え、ワイドの3頭ボックスを購入。最後の望みに賭けた。 するとどうだろう。 なんと、3連複、馬連、ワイドの3馬券、すべてが当たったではないか。 つまりこう言うことだ。 イッツ ア パーフェクト。 英語で書けないところが悲しい。 ともあれ、これはかなり配当に期待が持てる。 息を呑んで、結果発表を待った。 やがて、電光掲示板に結果が映し出された。 意外に堅い結果でした。 このレースに限って言えば、かなりの回収率を上げることができたものの、三つの馬券を合計しても、これまでの負け分をカバーしきれなかったのだ。 それでも、的中は的中である。結果的に少々マイナスであったが、天気は良かったし、気持ち良くまったりと競馬観戦を楽しむことができた。 明日の最終日はどうしような。 人間、引き際が大切である。 13(金) 60 100 〔保存せずに終了〕 ▼作ったデータを保存せずに終了させてしまったのは、女子社員のNだ。 なんて素人みたいなことをやってるんだ。 ま、プロじゃないけどな。 4時間に渡る力作だったと言うから、泣くに泣けないだろう。 それにしても驚くべきは、4時間もの間、保存しなかった事実だ。 4時間だよ、4時間。 よくもまあ、その間、保存ボタンを押さずに堪えられたものだ。 4時間もあれば、どんなアクシデントがあるかもわからないじゃないか。 停電があったらどうするんだ。地震があったらどうするんだ。死ね死ね団が攻めてきたらどうするんだ。 どこの団だよ、それ。 そんなことを考えると、普通どんなことがあっても、保存したくなってしょうがないだろう。 この忍耐力はいったいどこから来るんだ。 だがしかし、その忍耐力もたった一つの過ちで無力となる。 なにしろ4時間掛かって仕上げた書類を、指一本で無にしてしまったのだ。 そのガッカリ感ときたら、想像を絶するものがあったに違いない。 それでも、終業のベルと同時にNは帰っていった。 人間、この切替が大事である。 12(木) 120 100 〔繋がらない電話〕 ▼電話が非常に長いことで知られるのは、K田である。 なにしろ、電話が繋がらない。話中率が非常に高いのだ。 しかも、やっと呼び出したと思ったら、今度は出ないときた。 なんてストレスの掛かる奴なんだ。 しかし、本人は我関せず、ひょうひょうとしている。 それでも何とか繋がり、話し始めると、気が付けばそこにいるじゃないか。 いつの間に帰ってきたんだ、おまえ。 移動中、電話しっぱなしかよ。 それもこれもホワイトプランのせいに違いない。 これが仕事の効率を損ねている原因なのだ。 恐るべし、ホワイトプラン。 11(水) 60 100 〔物の言い方一つ〕 ▼物の言い方一つで、相手に与える印象はまったく違う結果となる。 Aは、その点であまり要領の良い方ではない。 そのAが、会社にウイルスを持ち帰ってきた。 デジカメから会社のパソコンに写真を取り込もうとしたところ、ウイルスバスターが反応したのである。 通常、デジカメの中にウイルスなど混入されることはないはずだが、SDカードの中身を確認してみると、明らかに写真データとは関係のないデータが入っているではないか。 おまえが入れたのか?、と問いただすと、どうやら客先にSDカードを預けたらしく、その際、客先から受け取ったデータの中にウイルスが入っていたようだ。 すぐにAはその客先に電話した。 「私が貸したSDカードの中にウイルスが入ってましたよ」 いきなり核心かよ。 仮にも客先である。もう少し、オブラートに包んだ言い方はできないものか。 オレは横で聞きながら少々心配したが、どうだった、と聞くと、激怒してました、と言うではないか。 当たり前だ。決め付けはまずい。この場合、せいぜい忠告程度に留めておくべきだろ。 その加減ができないのが、Aなのである。 しかしながらそれ以上に問題なのは、パソコンにおけるウイルスがどの様なものなのか、Aは知らないのだった。 知らないと言うことは、裏を返せば、恐い物知らずと言うことである。 それが良いかどうかはまた別の問題である。 10(火) 120 100 〔週末気分〕 ▼まだ火曜日だと言うのに、すでに週末の様な気分だ。 週末特有の、ルンルン気分と言うわけではない。むしろ逆だ。 やることが多過ぎて、果たして間に合うのかと言うような、時間的余裕のないせっぱ詰まった状態、強いて言えば、アワアワ気分だ。 なにしろ連日、アワワアワワと慌てることは間違いなく、いまから週末がどの様な状況になっているのか、ちょっと想像するだけで、アワワアワワですよ。 そんな生活から早く抜け出したい、そんなことを思いつつ、夜中に腕立て伏せ120回やるだけ、まだ余力があるのか、もしかして。 だがしかし、ボルテージは下がるいっぽうなのは確かなんだよ。 9(月) 〔違和感を覚える〕 ▼ふと見に入ったものが違和感を覚えることはしばしばあるものだ。 とろとろと走る車がオレの前方を走っていた。必要以上にゆっくり走っており、かなりイライラさせられる。 見ると、どうやら電話をしているようだ。明らかに携帯電話を耳に当てていることから、それがダメな行為であることは明白である。しかもやけに長電話だ。 やがて信号待ちとなり、オレは右折のためその車の横を通り過ぎた。そしてふとその車を見て唖然としたのだ。 名誉のため名は伏せるが、その類、つまり電話会社の車だったのである。 なんだ、この止めどもなく打ち寄せる違和感は。 だってそうだろう。仮にも電話会社だぞ。 もしかして、特別に許可されているのだろうか。 いや、そんなことはあるまい。 パトカーだって、回転灯も回さずにスピード超過はできないはずだ。 だからと言って、回転灯を回せば電話をしてもいいのかと言うと、それはまた違う問題である。 そもそも回転灯回しながら、電話するやつなんかいるかよ。 返って目立っちゃうじゃないか。 ともあれ、自分の立場はもとより、会社の立場を良く考えて行動してもらいたい。オレは己を棚に上げつつ、そう願わずにいられないのだった。 8(日) 60 100 〔枕との決別〕 ▼最近のオレの頭痛の原因が、枕にあることを示してくれたのは知人のHである。 少し前から低反発枕を使い始めたのだが、どうやらこれが原因らしいのだ。 実は、この低反発枕を買ってからすでに4年以上経っている。そのとき使用してみて、どうもしっくりこなかったのだろう。それから使用を差し控えていたのだが、いつの間にか、使用しなくなった理由をすっかり忘れてしまい、ふと見つけたこの枕を再び使用し始めたのである。 Hが言うには、一時話題になったこの低反発枕は、実のところそれほど良くないことが分かったらしいのだ。頭が固定されて寝返りを打てないことで血液の循環などを妨げてしまうと言う。 なるほど納得、目から鱗である。 オレの言うことを聞かないこんな猛反発な低反発枕とはきれいさっぱりおさらばだ。 オレはそう決心し、再びオレの頭には座布団が敷かれることになった。 やはりオレの頭には座布団がお似合いだ。 これ以上のバージョンアップは望めないのだ。 7(土) 〔支払い難〕 ▼先週の大阪出張からなかなか疲れが取れず、かるい頭痛もきたしていたため、今日はゆっくり休もうと心に決めた。11時頃、むっくり起き出し、溜まっていた格闘技のDVDや買い置きしていた映画のDVDなど観賞し過ごした。 いつの間にか夜になっていたので、エネルギー補給のため晩飯を食べに外に出る。 めし屋で腹ごしらえをし、支払いのためレジへ。 この時、オレは予期せぬピンチを迎える。 なんと、小銭入れしかポケットに入っていないではないか。 総支払額は935円。 この非常事態に、なんでこんなに食ってしまったんだ。 恐る恐る小銭入れを覗く。 500円玉が1枚、そして残りの100円玉を数える。 1枚、2枚、3枚、、、 6枚あったぞ。 やった。なんて有り難いんだ、小銭って奴は。 お札の方が有り難いけどな。 こうして無事、飯代を支払うことができた。しかしながらコンビニでの買い出しの金が足りない。 オレはふと思い出した。 こんなときのために我が愛車には千円札を忍ばせてあったはずだ。 サンバイザーの裏ポケットを見ると、それは確かにあった。暗くて良く見えないが、その感触は千円札に間違いない。 いったいいつ頃入れたのだろう。そんなことはどうでもいい。 まさかこんなときに役に立つとは思わなかった。 オレはコンビニで、さきほどポケットに入れた千円札を取り出した。 その千円札を見て、オレは愕然とした。 なんて、まっきっきなんだよ。 とても、現代のお札とは思えないほど変色しちゃってるじゃないか。 長い年月、過酷な環境に置かれた結果だろう。 この千円札をこれからレジに出さなければならないのか。 オレは憂鬱になった。 しかし、千円札には変わりない。ちょっと見た目はニセ札に見えるかも知れないが、列記とした千円札なのだ。 自分自身にそう言い聞かせレジへ向かう。 オレはさりげなく、そしてクールに、まっきっきの千円札を出した。 そして無事、その、まっきっきはチェックを受けることなく、レジを通過することに成功した。 オレはこのとき、非常時のお金、とくに、まっきっきは不用意に使うべきではないことを肝に銘じた。 6(金) 120 100 〔訪問販売〕 ▼夜、8時過ぎに当社にやってきたのは訪問販売である。 なんだこんな遅くに。 得意先からの紹介なので、無碍に追い返すこともできないらしい。 何を持ってきたかと言えば、水道水をすばらしい水に変える機械である。 如何にもありがちな訪問販売だ。 しかしながら、その準備が凄い。 まず、みんなに弁当が振る舞われた。その水で炊いたご飯を使った弁当だと言う。 その弁当を食べながら、説明を聞くのである。 振る舞われたのが、べっこう飴じゃなくて良かったとしみじみ思う。 まるで、紙芝居だよ、そりゃ。 感心するのはそのプレゼンテーションだ。 ビーカーやシリンダーを持ち出し、その中に水やらお茶やらビタミン剤やら入れて、色の変化を見せるのだが、そんな科学的なもの見せられたら信じるしかないじゃないか。 どうですか、なんて言われたら、どう答えたらいいんだよ、まったく。 その水を飲めば、如何にも健康な身体に生まれ変わりそうで、ウキウキしてしまうが、残念ながら、25万も出せないよ、オレには。 なにしろ、2リッターペットボトル1000本分以上である。 それが果たして得なのか損なのかは、この際、深く考えないことにしよう。 5(木) 120 100 〔iPhone〕 ▼昨日、携帯電話の新機種の話をしたばかりだが、その中にあってとりわけ話題なのが、iPhoneである。 くれぐれもipフォンではないし、アイフォンでもない。アイフォーンだ。 なぜ吠えなくちゃいけないんだ。 平たく言えば、iPodの電話版と言えよう。 そのアイフォーンが果たしてどのキャリアから発売されるのか、非常に注目されていたわけだが、このたび、そのアイフォーンがソフトバンクから発売されることとなった。 結局のところ、ソフトバンクかよ。 なんとなくそんな気もしたが、docomo よ、何をやってるんだと言いたい気分だ。 もしかしたら、docomo からと言う期待もあったからだ。 だがしかし、冷静に考えてみれば、果たしてそれほどのものなのか、iPhoneってやつは。 確かに、操作性の斬新さは認めよう。しかし、機能的に言えば、それほど目新しいものはないのではないか。その機能のほとんどは、現在の携帯電話に装備されているものばかりだし、電話として見た場合、必ずしも使い勝手が良いとは言えず、そう言う観点から言えば、日本市場において、必ずしも爆発的な人気になり得るとは言えないのではないか。 だけれども、見て、そして触ったら分からない。 その誘惑に打ち勝つ自信がオレにはないよ。 だからオレは見てみない振りを決め込もうと思う。 4(水) 60 100 〔新機種発表〕 ▼このところ天候がいまいちだと不服に思っていたら、いつの間にか梅雨に入っていたのだった。 今年はやけに早いな。 ▼早いなあ、新機種。 ついこないだ機種変したばかりなのにな。 早くも、携帯各社は新機種を発表したのである。 docomo は906シリーズとなる。 しかしながら、これと言って大きな変更点がないではないか。見たところ、せいぜいワンセグのアンテナが内蔵になったとか、厚さが数ミリ薄くなった程度のことではないか。 906iと言うよりも、905iSと言った方が良いくらいである。 それよりも問題なのは、docomoの相変わらずの平凡さだ。 何なんだ、この地味さ加減は。 まあ、デザインは7シリーズにゆずるとしても、機能的にもまったく遊び心が見えない。 心を鬼にして言う。 もっと斬新な機種を出したらどうなんだ。 それが docomo なんだと言えばそれまでだが、いまのこの苦戦状態が現に物語っているではないか。 ま、あまり極端に変わられても困るけどな。 3(火) 〔新聞を結わえる〕 ▼真夜中、帰宅するや否や新聞を結わえる。 明日は、毎月恒例の新聞を出す日なのである。 それにしても、なんて面倒くさいんだ、新聞をまとめるってやつは。 かつては、わざわざ結わえなくても良かったはずだ。 袋に入れてそのまま出せばそれでOKだったのだ。 それがいまはなんだ。ひもを十字にして結わえろとあるではないか。 いったい誰がそんな掟を決めたんだ。 ひもが苦手なオレの身にもなってみろ。 以前、ひも縛りが得意な女子社員Nから新聞の縛り方を懇切丁寧に習ったオレだが、明くる月にはすっかり忘れてしまったじゃないか。 何だったんだ、あれは。 ともあれ、ろくに読まない新聞を毎月結わえることの、なんと虚しいことよ。 2(月) 120 100 〔シャキッとしない〕 ▼どうもシャキッとしない。 土曜から頭が痛いのだ。 場所は、前頭部のちょうど裏側、つまり、後頭部である。 始めからそう言えよ。 仕事で頭が痛いこともあるにはあるが、肉体的にも痛いのである。 なんだろうな、これは。 後頭部と言っても、どちらかと言えば首の方に近いところから、最近、習慣の腕立て伏せが怠り気味になっているせいかも知れない。 やはりこう言う習慣的なものはきちんと定期的にやらねばならないと言う典型的な例だろう。 念のため、5月の記録をチェックしてみると、なんと13日も休んでいるではないか。 これじゃダメだろ。 体力的な問題と言うよりも、精神力だろ、問題なのは。 しかし、時間がな、肝心の時間がないのだよ。 1(日) 〔久々にウインズへ〕 ▼競馬の祭典、日本ダービーであった。 先立って記したように、PATの口座にすっかり入金し忘れたオレは、残り1000円の資金でなんとか戦い抜こうと思ったものの、どうしても、追加購入したい馬券があり、考えれば考えるほど、その買い目が来るような気がしてならず、そうなるともうダメである。いてもたってもいられない。そんなわけで、久しぶりにウインズへと足を運んだ。 いつの間にかグッズ売場ができていたが、他はさして変わりなかった。 さっそく、馬券を購入。狙いは、2番人気のマイネルチャールズと人気薄のショーナンアルバである。買った馬券はどれも万馬券だ。 自信はある。あり過ぎるくらいだ。いつもだけど。 だがしかし、優勝は1番人気のディープスカイ。2着は人気薄、スマイルジャック。 つまり、こう言うことだ。 見事に外れました。 しかし、強かったな、ディープスカイは。 これで、NHKマイルカップに続き、2冠である。 因みに、あの名馬、ディープインパクトとは何ら関係はない。 ▼ガソリンを入れようと、ガソリンスタンド前まで行き、思わず躊躇した。 見慣れない数字を見てしまったからだ。 180円。 ついに来たか、この時代が。 ついこないだ、120円台で入れていたのがまるで嘘のようである。 なにしろ留まることを知らないガソリン高騰の波。 このままいけば、リッター300円時代もあながち遠い未来ではないのかも知れない。 北海道まで車で行ってる場合じゃないのかもな。 byクムラ〜 |