◆腕立て日記◆

千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を錬とする。

体力維持か、単なる意地か、長年続けている腕立て伏せ。
ややもすると怠け気味になってくる今日この頃。
自分自身への叱咤も含め、ここに記す。

|めっせ〜じ|

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31

<2006年 1月>

     ◆腕立伏◆スクワ◆背筋◆腹筋 ◇時間

31(火)         60 100【22:50】

▼仕事先のA氏がミニに乗ってきた。
ミニと言っても、ミニカーではないし、ましてや、ミニスカートでもない。
意味がわからない。
先日まで乗ってきていた車はワゴンRだったが、先日当て逃げされ、修理に出し、そのためセカンドカーであるミニに乗ってきたのである。
セカンドカーとは羨ましい限りだが、そのミニが何か凄いことになっている。
エンジンは載せ替えられており、タコメーターが示している通り、1万回転まで回るというし、冷暖房はなし。スピーカーらしきものは付いているが、ダミーだと言う。
これらのことから分かること、それは…
ただ走るだけ。
なんて潔い車なんだ。
でもなあ、これで北海道まで行く自信がないよ。


30(月) 150           【22:40】

▼忙しい毎日に追われながら、いつの間にか忙しい月末になってしまった。
明日で1月も終わりである。となれば、いよいよ2月であり、すぐ目の前に迫って来るのは花粉に他ならないのだ。
くれぐれも気を引き締めなきゃな。


29(日)         60 100【22:00】

▼妙に暖かい一日だった。何事も起こらねば良いが。
何事って、なんだよ。
▼そんな心配をよそに、焼き鳥を食べ、スターバックスでいつものキャラメルマキアートを飲む。そして、「竜馬が行く」を再び読み始めた。
そんな、なんてことない休日であった。


28(土) 200           【23:00】

▼昨年から溜まっていた、大河ドラマ「義経」をやっと見終わる。
報われず世を去る義経は哀れであったが、それでもいまなお日本人の心の中に残っているその事実は、驚異的な義経の人間的魅力であると言えよう。
文庫本が出るのを楽しみに待つことにしよう。
▼NHK大河は「武蔵」「新選組」そして「義経」と3年に渡り見てきたが、取り合えずここで小休止しようと思う。

▼呪文である。
男は呪文を唱えることにより、一夫多妻の地位を築き上げたと言うが、なんなんだ、その呪文って。
「ちちんぷいぷい」なのか、もしくは「アブラカダブラ」なのか。まさか「おっぺけぺー」ではあるまい。
とても気になるところであるが、そもそも、女性はなぜミニスカートなんだ。
これも呪文による効果なのか。
なんにせよ、誰かそろそろ催眠を解いてやったらどうなんだ。
しかしながら、そのときの彼女たちの落胆ぶりを思うと、なんだか気の毒やら、楽しみやら。
何を言ってるんだ、オレは。
一番催眠を解かなくてはならないのは、その男かも知れないな。


27(金)         60 100【22:50】

▼クワガタを飼育していると言うのは、出張で来ているIである。
飼育していると言っても、ペットとして飼っているわけではなく、ましてや食用のためでもない。
どうしたら食えるんだ、クワガタ。
どう料理しても硬そうだなあ。
目的はサイドビジネスである。
飼育しているクワガタは大クワガタと言う種類であり、その数、実に300頭に及ぶと言う。
因みに、クワガタの数の単位は「頭」である。このことからも、単なる虫とは言えない、何か凄みを感じるのではないか。
何が凄いって、その価値である。
高いもので15万で引き取ってくれるという。もっとも、それだけの価値に値する大きさに育てるのが大変なのだが、それにしても話を聞いていると実に簡単に思えてしまうから不思議だ。
そもそも、野生の大クワガタなど一度も見たことがないぞ。
今年の初夏は、いっちょ、大クワガタに挑戦してみるか。
無理だと思うけど。


26(木) 200           【22:30】

▼狂牛病因子が含まれるとされる肉を輸出したことについて、米国の要人はこう言ったという。
「狂牛病になるのは交通事故に遭う確率よりも少ない」
そうか、少ないのか。だがしかし、
そう言う問題じゃないだろ。
確かに交通事故のニュースは毎日の様に見るが、狂牛病が発生したと言うニュースは、たまに見る程度である。しかしこうも言えないだろうか。
「狂牛病になる確率は宝くじに当たる確率よりも多い」
なんとなく確率が多いような気もしないでもないが、冷静に考えれば、まったく説得力ないよ、これじゃ。
それにしたって、交通事故を持ち出すのは如何なものか。
狂牛病が発生すれば、単に、交通事故にプラスして狂牛病の悲劇が増えるだけのことなのではないか。
まさに、開いた口が牛、とは、このことである。
やだなあ、そんな口は。


25(水)         60 100【22:30】

▼現在、オレは携帯電話の他にPHSを所有している。docomoであり、通信専用として使用しているのだが、docomo のPHS撤退が決まって久しく、たぶんサービス終了も時間の問題だろう。となれば、その後どうしようかと思案中である。そのまま解約してもいいのだが、やはりモバイル通信用にひとつ欲しいのである。
▼現在、PHSと言えば、ウィルコムである。
魅力はその料金設定だろう。月2900円でウィルコムどうしなら通話し放題だと言うし、通話料自体も携帯電話に比べ、かなり安価な設定となっている。
だが、データ通信用となればそれなりの料金設定だし、それだけのために携帯を2台持ち歩くのも如何なものか。だったら、ウィルコム一本でいったらどうだと言う節もあるが、問題はやはり通話エリアだろう。山奥へ行ったり、辺境の地へ行ったり、どこへ飛び回るかも知れない自分に取っては、これはかなりのウイークポイントであると言える。
そもそも電話番号が変わるのはやはりいけない。11月からナンバーポータビリティが実施されると言うが、たぶんPHSは対象外なのではないか。
▼それにしても気が付けば、様々な選択肢が増えたものである。
モバイル端末で通信をするため、グレ電を探し回った頃が懐かしいよ。


24(火) 220           【22:30】

▼エレベーターに乗り合わせた若い女性がオレに背中を向けたまま、いきなりしゃべり始めた。あくまでも背中を向けたままであり、したがって何を言っているのか、いまひとつ聞き取れない。どうにも釈然としなかったが、そんなことはお構いなしに階を示す数字は加算されていく。
ふと、その女性の手元を見ると何かを持っているようだ。
缶コーヒーである。
良かったよ、包丁じゃなくて。
どうやら、缶コーヒーに書かれていた文字を読んでいたようだ。
二人きりのエレベーターに、これはいったいどう言うことだ。
読み聴かせである。

▼腕立て伏せ220回。
ほんとに久々のことであり、検索してみると昨年は一度もやっていない事実に驚いた。ほぼ1年半振りである。
まだまだがんばらなきゃな。


23(月)         60 100【22:30】

▼今日は朝から寒かった。日中もその寒さは留まるところを知らず、いつ雪が降ってもおかしくない状況であった。だからどうしたと言う気がしないでもないが、そんな悪条件の中、頑張って仕事したのですよ。
▼仕事が終わってカーラジオから流れるニュースを聴けば、ホリエモン逮捕の話題で色めき立っている。意外なほど早かったな、逮捕。
これだけ早いと、やはり思うのは裏の力である。敵に回してはいけない相手を敵にしてしまったのではないか、と勘ぐってしまうのは考えすぎだろうか。
そんなことを考えてる場合ではない。オレに取ってはどうでも良いことなのだ。
まずは明日をどう乗り切るか、さし当たってオレが考えることはこれしかないよ。


22(日) 200           【21:30】

▼まったりとした休日は戦艦大和を作る。そして大和とくれば、次にするのは競馬だ。
何の関係があるんだ。
撃沈である。
▼おもむろに外に飛び出し、ケンタッキーフライドチキンを頬張る。肉はそれほど好きな食物ではないが、このフライドチキンはたまに食べたくなる。これも強いてはカーネルサンダースの魔術なのだろうか。
手品師かよ、サンダース。


21(土)         60 100【22:00】

▼昨年撮ってあった本田美奈子の追悼番組を見た。今更ながら、つい感動してしまう。
こんなわけの分からない男にまで感動を与えるのだから、ある意味幸せだったのではないか。しかし、やはり死よりも生である。なまではない、せいだ。分かってると思うけど。
その日が来るまで全力で生きる、それが大切なのだと彼女は教えてくれたような気がする。


20(金) 120           【23:00】

▼雪が降りそうで降らない、そんな煮え切らない一日だったが、取り合えず降らなくて良かったよ。

▼すっかり滞ってしまっているのは、小説「竜馬が行く」である。5巻目途中で中断し、いまは戦艦大和である。忘れないうちに復帰しなければならないだろう。
それとともに、スクワットも中断してしまっている。膝の具合があまり良くなく、しばらく休んでいるのだが、どうも足が弱ってきている様な気がしてしょうがない。
しかしスクワットは、膝を酷使する。あまり身体に良い運動とは言えないのではないか。
いまさらだけど。


19(木)         60 100【22:00】

▼このところ暖かい穏やかな日が続いていたのでつい油断していたが、急に冷え込み始めた。天気予報を見れば、金土日と雪マークが付いているではないか。くれぐれも穏便に願いたいものだ。誰に言ってるんだ、オレは。


18(水) 160           【22:30】

▼昨年、一人退職した上に、今週から一人社員旅行へ行ってしまったため、業務はかなり手薄なことになってしまっており、はっきり言えば、てんやわんやである。
さらに、大変なのは3人の女の子である。連日、遅くまで残業なのだ。
原因はおびただしい書類作成であり、またほとんどが初めての経験のため、五里霧中、途方に暮れる毎日なのだ。
願わくば、ほどほどに耐えて欲しい、そんな中途半端なことしかオレには言えないよ。


17(火)         60 100【22:30】

▼つい、聞き捨てならないことを知ってしまった。
新車登録後13年経った車の自動車税が10%アップになったと言うではないか。
愛車スカイラインは今年で15年目である。と言うことは、しっかりこの規定に当てはまってしまっている。
何ということだ。いったいオレが何をしたと言うんだ。永く使えば、それだけ廃棄物の発生を抑止できるのではないか。いわゆる、「もったいない」の精神だ。
いまさら何を言っても始まらない。ま、オレが言ったくらいじゃ、なんともならんわけだけれど。

▼あの阪神淡路大震災から今日で11年も経ってしまったし、ホリエモンの終末を予感させるライブドアへの強制捜査もあった。さらに耐震偽造ヒューザー社長のなんら意味のない証人喚問。そして、宮崎被告の最高裁判決。
日本で様々な動きのあった今日一日だった。


16(月)               【ーー:ーー】

▼いきなり暖かい一日となった。
しかし、風邪はまだ治りきっていないようだ。頭がボーっとしている。いつもだけど。


15(日) 150           【22:30】

▼相撲中継をつけると、ゲストに意外な人物が出ていた。
デーモン小暮閣下である。
兼ねてから相撲ファンであることは知ってはいたが、実際にNHKの相撲中継に出演している姿を見ると、何かしら違和感を感じぜずにはいられない。なにしろ、その風貌、格好ときたら、とても古式ゆかしき大相撲にマッチしているとは思えないからだ。
しかし、それがいまの大相撲を物語っているのではないか。少し前の大相撲であれば、絶対にデーモン小暮など出演させることはしなかっただろう。だがしかし、いまのこの現状を打破するには、古い風習云々など言っている場合ではないのである。
だがしかし、エスカレートもいけない。頼むから、細木数子はやめてくれ、レーザーラモンHGもやめてくれ。
なんだか違った番組になっちゃうから。


14(土)         60 100【22:00】

▼戦艦大和の模型を組み立てる。コンビニにあるやつなので、まあ、前後をドッキングさせる程度のものだろうと思ったが、さにあらず。その部品の細かさは半端ではない。
中には2ミリに満たないものまである始末だ。ここまでパーツにする必要があるのかと、ひとしきりクレームを付けたい気分である。
なにしろ砲塔をひとつ付けるのにも一苦労であり、やっと付いたかと思い、よく見れば、砲身の方が差し込まれちゃってるじゃないか。
ひさしぶりだな、こんなとほほな気分は。

大和模型部品 大和模型

13(金) 150           【23:30】

▼人の名前を書かねばならない事態になったとき困るのは、それが難しい漢字であった場合である。ワープロ全盛となった現在、分からない漢字があれば、変換すればいいではないかと思うかもしれないが、そう単純なものではない。
一目見て、ああそうだった、と思い出すくらいの漢字ならいいだろう。しかし、あまりにも複雑な漢字は、いくらワープロで変換し、それを真似て書こうとしたところで、その真似自体ができないのだ。
例えば、「わたなべ」さんの名前を書くとしよう。問題は、「わたなべ」の「なべ」である。一般的には「渡辺」である。しかしひとたびこれが「渡邉」とか「渡邊」とかいったら、この「なべ」の字がいったいどういう具合になっているのか、いくら見たって分かったもんじゃないぞ。そもそも「しんにょう」になぜ点が二つ付いてるんだ。まったく不可解極まりないのだった。
因みに、新潟の「潟」の字もきらいである。


12(木)         60 100【22:40】

▼オートバイ事故のせいで、シュワルツェネガー州知事の無免許が発覚したのには笑ったが、それにしてもこのレベルの低さはなんなんだろう。
大雑把に言えば、シュワは免許がいるとは思わなかったらしい。何を言ってるんだ、あんた。
確信犯であることはまず間違いなく、内心、無免許であることの後ろめたさがあったはずだ。だがしかし、いまさら免許を取ろうなんて考えても無理だ。だってそうだろう。いままでターミネーターとして散々オートバイを乗り回して来たのだ。どの顔して免許を取りに行けばいいと言うのだ。まさか、ターミネーターの顔して取りにはいけないだろう。当たり前だけど。
こうなったらとぼけるしかない、そうするしかなかったのだ。
しかし、いつしか、自分がおとぼけであることを忘れてしまう。おとぼけがどころか、州知事にまでなってしまったから、なおいっそうとぼけるしかないよなあ。

▼喉が痛い。どうやら風邪を引いてしまったようだ。こんなことじゃダメだ。まだしばらく寒い日が続くのである。だったら強引に治すしかないだろう。


11(水) 150           【23:00】

▼昨夜降った雨が凍ったのか、朝、車へ行くと窓ガラスが凍っており、かなりの冷え込みだったことを伺わせ、時間のない中、はっちゃきで氷の除去作業を行なった。
路面も凍結していたと見え、ラジオではスリップ事故の情報が絶えず流れており、そのうちの一台は、なかなか待っても来なかった業者のMであった。
どうやらオカマを掘られたらしく、車は見るも無惨なものであったと言う。本人は至って元気だったことがせめてもの救いである。
気を付けなきゃな、寒い日は。


10(火)         60 100【22:20】

▼この日記も少々改良を加えた。日毎へのリンクを貼ったし、画像付の日記を一覧で見られる様、ページを加えた。この様に少しずつ発展している様にも思えるが、そもそも今はブログじゃないのか。いまや、サイトと言えばブログを指すとまで言えるほどの盛況振りなのである。
日記くらいはブログでも良いのではないかとも思ったが、いや、オレは当面これで行く。安易に流行なんぞに流されるものか。しかし、トラックバックはしたいなあ。


 9(月) 120           【22:00】

▼3連休最終日も休日出勤。
天気も良く、昼からずいぶん暖かくなった。

▼そろそろ花粉症の話題が出始めた。朗報なのは、花粉の量が昨年よりもずいぶん少ないだろうと言うことである。少ないと言っても、昨年の花粉の量は半端ではなかったことから、まあ、例年通りと言ったところか。ぬか喜びである。

▼仙台の乳幼児誘拐事件は、無事赤ちゃんも帰りホッと胸を撫で下ろした。犯人のその短絡的な犯行に半ば呆れはしたが、そうせねばならないほど逼迫していたのだろうと思うと何か世知辛いものを感じたし、それよりも何よりも気掛かりだったのは、事件の舞台となった病院のその名前である。
「光ケ丘スペルマン病院」
よりによって、スペルマンである。
産婦人科にスペルマンはないじゃないか。
名前を付けるときに誰か止める奴はいなかったのか。なかには、何かのヒーローと勘違いし、スペルマンに変身した子どもも何人かはいたはずだ。
だが、断固としてスペルマンである。
きっと、スペルマンでなければならない重要な理由があったのだろう。


 8(日)         60 100【22:00】

▼大須アメ横へ繰り出す。連休とあって、かなりの人でごった返している。
ポータブルDVDなるものを購入。なんだかんだ言って、パソコンやオーディオ類などは大須が一番安い。今回のものは2万3千円ほどだったが、同じ物が某量販店で2万8千円だった。大須は駐車場が有料なのが難点ではあるが、それを補って余りある安さと言えるだろう。
駐車料がもったいないので、買う物買ってとっとと退散したのだった。


 7(土) 120           【23:00】

▼3連休初日は、休日出勤である。
午前中降っていた雪も午後には止み、陽も射す様になった。
これで雪の見納めとなればいいのだが。

▼更に戦艦大和熱に拍車が掛かり、ついにゲームソフトにまで手を出してしまった。しかしながら、ゲームは買っても1回ほどやって終わりと言うのがオレの常であり、まあ今回もそうでしょうね。


 6(金)         60 100【23:10】

▼終日、外回りであった。
かなり寒い。
▼会社に戻ると少々寒気がする。もしや風邪の前兆なのか。
これではいけない。なんとか持ちこたえねばならないな。


 5(木) 120           【23:10】

▼仕事始めの今日は、終日事務所で仕事。
天気は良いが、空気はかなり冷たい。明日からまた雪という予報も出ている。
北海道へ帰省した者の話を聞くと、雪がかなり凄いことになっているらしく、屋根の雪も下ろせないほどだという。
日本の天候はどうかしている。


 4(水)         60 100【22:30】

▼映画「男たちの大和」を見、大和ミュージアム、そしてロケセットを見てからと言うもの、すっかり戦艦大和にのめり込んでしまっている。
相変わらずの影響の受け安さにほとほと呆れるばかりだが、知識の吸収には何事もきっかけが必要なのだと自分への言い訳にする。
▼少しでも大和のことを知ろうと、あれこれ書物を買いあさる。大和について知れば知るほどこの戦艦のもの凄さに驚かされるのだ。
まずそのサイズ。全長263mは、端から端まで全力疾走しようにもいまやできない距離だし、主砲の射程距離40キロなんて言ったら、命中したかどうかなんて確認しようにも億劫になってしまうほどで、装甲の厚さ41センチなんか、いまや水族館の水槽くらいしか思い浮かばないじゃないか。
まさに最強の不沈艦と呼ぶにふさわしいだろう。しかしながら、その真価を発揮できぬまま沈没してしまったことは非常に感慨深いものがある。なんにせよ、あれほどの戦艦は二度と日本で造られることはないだろう。と言うか、造られたら困るけど。

そんな正月の浮かれ気分も今日で終わりだ。明日が仕事始めである。


 3(火) 120           【23:00】

▼朝方までなかなか寝付けなかった。長距離ドライブをした後は良くあることである。いわゆるドライビングハイと言う奴だ。
▼ちょっと外へ出てみると、風が冷たくかなり寒い。街は初売り目当ての客で賑やかである。道路もそこかしこで渋滞している。
しかし、これと言って特別正月らしさはない。
▼故郷の北海道にいた頃、元旦は商店街もパチンコ屋も休みであり、したがって家で過ごすしかなく、家族で双六をしたり、花札などしたものだ。
たいていの場合、初売りは2日からで、それが楽しみでしょうがなかったのである。
そしてどこの家も初売りと言えば、福袋であり、真っ白な雪の上を、福袋を載せたボプスレーを引っ張る人々の姿、それが正月の風景だったことを思い出す。
いかにも昔の風景のようでもあるが、いまでもそんな気がしてしょうがないのだ。


 2(月)               【00:00】

▼昨日は夜だったため気付かなかったが、呉の街は実に立体的である。街自体が山間にあるため住宅なども斜面のそこかしこにある。しかも海に面しているので多種多様の土地の表情を見ることができるのだ。

▼9時の開館に合わせ大和ミュージアムへ。
一般駐車場はすでに満車になっており、臨時駐車場へ車を停める。この時間にしてこの混み様である。まさに映画「男たちの大和」の影響だろう。ま、オレもその影響を受けたわけだけど。
入館料は500円。駐車場は無料だし、かなりのやる気を感じる。
圧巻なのは、入場していきなり目に入る10分の1スケールの戦艦大和である。実に良くできているし、もの凄い迫力である。これで10分の1だと思うと、実物のその巨大さは想像するに絶する。

大和模型

展示内容もなかなか充実しており、映像などもかなりの数、設置されている。
ゆっくり見ていれば一日掛けられるだろうが、そんな悠長なことも言っていられない。今日はこれから尾道へ行かねばならないのだ。気が付けば、周りはいつの間にかもの凄い人になっている。昼にはここを後にし、尾道へと向かった。
▼大和ミュージアムでの想像以上の大和フィーバーに、尾道のロケセット見学もかなりの人出なのだろうと、半ば覚悟し向かった。
山陽道、尾道インターを降り、バイパスしまなみ街道を通って向島に降りると、すぐに渋滞である。すべて大和見学であることは明かだ。このときすでに13時半。見学時間が16時までであることを考えると、なんとか15時にはたどり着きたいところである。
もし間に合わなければ、もう一泊とも考えていたが、なんとか15時、会場である日立造船所跡地に入ることができた。駐車場からロケセット見学地までバスで移動する。
▼目的地到着、もの凄い人の列である。以前のオレであれば、これですっかりめげてしまうところであるが、いまのオレは違う。すっかり万博慣れしているからだ。あのとき、3時間もの長時間耐えたことを思えば、こんなものはなんのことはない。実に忍耐力が付いたものだと我ながら感心するのだ。
▼そしてついに念願の実物大戦艦大和が目の前に現れた。
実際に作られたのは、全長263mのうちの前部190mなのだが、やはりでかいよ、でかい。この巨大な船が時速50キロで走っていたのかと思うと、もの凄いと言うしかないだろう。

大和ロケセット

ロケセットの大和は実に良くできている。しかしながらこぶしでコンコンと叩くと、ほとんどがベニヤであることが分かる。そりゃそうだろう。あくまでもロケセットである。しかし、戦艦大和を体験するには十分すぎるほどのリアル感である。

大和ロケセット

▼大満足して尾道を後にした。高速道路を夜中掛けて走ったため、渋滞もなく帰路に着くことができた。
総走行距離1170キロ也。


 1(日)               【00:00】

▼広島県へ向け出発。目的は戦艦大和である。呉の大和ミュージアムと尾道の大和実物大ロケセットを見に行くのだ。
東名、阪神、山陽道へとひた走る。スカGの足は快調である。
山陽道を走るのは初めてだ。殊の外トンネルが多い。今日のところは取り合えず、呉までたどり着く。名古屋から約5時間。渋滞もなく順調であった。
明日は朝から大和ミュージアムへ足を運ぶ。



byクムラ〜





|Home|