◆腕立て日記◆

千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を錬とする。

体力維持か、単なる意地か、長年続けている腕立て伏せ。
ややもすると怠け気味になってくる今日この頃。
自分自身への叱咤も含め、ここに記す。

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<2005年 9月>

     ◆腕立伏◆スクワ◆背筋◆腹筋 ◇時間

30(金) 200 100       【22:40】

▼外出するタイミングがなかなか取れず、結局、終日事務所に篭もりっぱなしだった。
篭もりっぱなしはどうもいけない。なぜなら座りっぱなしだからだ。たまには動くことをしないと身体がどうにかなってしまいそうである。
しかし、今日はそれができなかった。なにしろ決算月である。みなも実に忙しくしている。この忙しさを一言で表すとしたならば。
「ヤだよ、もう」
もう、って言われてもなあ。
それほどの忙しさなのである。

▼このところ、外に出ることがずいぶん少なくなってきたため、携帯電話の使用頻度もかなり減っており、2ヶ月持ち越しできるからと油断をしていたら、その2ヶ月前の通話料さえも使い切れずに気が付いたら月が変わっていた。
早いなあ、1ヶ月は。
こんなことなら北海道の実家にでも電話すれば良かったと悔やむものの、このオレが特に用事もないのに電話をしたとなれば、裏に何かあるに違いないと、怪しまれるに違いないだろう。
「裏と表のある男」、それがオレの実体なのか。そんな格好の良いものではないと思うが、だったら「上と下のある男」ってのは、どうだ。
大威張りされても困ると思うけど。


29(木)         60 100【22:30】

▼大ざるである。でかい猿ではない。そんなもの食べたくないのである。
つまり、ざるそばの大盛りである。昼、会社近くのそば屋で食べた。
大ざるだけあって、かなりの大ざる振りを発揮しており、見たところ優に3人前はあるのではないか。
なにしろ、食べても食べても減らない。こんなに食べきれないほどのざるそばは、オレのざるそば人生の中でもちょっと記憶にない。おまけにそば湯まで出る始末だ。
ソバのその味の単調さがさらにその大量さ加減に拍車を掛ける。延々と続くそばの味に、もう勘弁してくれと、懇願したい気分になってしまうのははたしてオレだけか。オレだけである。
せめてつゆだけでも3種類ほどの味を用意してくれまいか。懇願したってダメである。それがソバ本来の姿だからだ。
ソバにはなんの罪はない。すべて大ざるを注文したオレが悪いのだ。
ソバの量はほどほどが良いと、改めて思い知った次第です。


28(水) 200 100       【22:00】

▼ひつこいほどしきりに、いま気になっていることは何か、と問いかけてくるのは、会社の女子IMである。どうやらあるところに作文を提出しなければならない事態になっているらしく、そのテーマが「いま気になるニュース」だと言うのだ。
オレの場合、気になるニュースと言えば、ぎくしゃくする外交問題、憲法改正問題、北方領土問題、月の裏側の実体、ディープインパクトは3冠を取れるか、届かない背中を如何に掻くか、など多岐に渡るが、まったくもって支離滅裂である。
とにかく、こういうことは人に聞いてもダメである。興味のないことを無理矢理書いても、ボロが出るのは明らかだからだ。
取りあえず書くことだ。そこから取り留めもなく飛躍していけばいいのだ。まずはひとことこう書こうじゃないか。
「妖怪」
いきなりきたか。
しかし、このひとことから無限の可能性が始まる。
オレはいやだけど。


27(火)         60 100【22:30】

▼終日、事務所内で仕事だった。
▼別の階では、入社試験が行われていたようだが、その実体はまったく分からない。どうやら来年の新卒者の入社試験らしいが、もうこんな時期にやってるのか。
10月1日には仮入社式と言うものをやるらしい。これによって有能な社員をキープするつもりなのだろう。
卒業までまだよほどある。はたして大丈夫なのか。
人の心配をしてる場合ではないのだった。


26(月) 150 100       【23:00】

▼日中はまだまだ暑いとは言え、朝晩はずいぶん涼しくなった。いよいよ秋の到来である。
▼昼は4人でラーメン屋へ行った。運転手は業者のSである。そのSの行きつけの店だ。
昼時真っ直中であったため、やはりかなり混んでいる。
「ラッキー、オレ専用の特等席が空いていたぞ」
「それは良かった。S専用の特等席があるなんて、なかなかだねえ」
オレは取り留めもない返事をしたが、しかし、S専用ではないことは明かである。
その特等スペースを目がけバックする、S氏。
ガガッ…
なんか鈍い音がした。
ドアを開けてみると、そこは明らかに駐車スペースじゃないですから。
リアバンパーがおもっきり縁石に乗り上げている。
そこは本来置くべき場所のすぐ横の三角スペースであり、したがって奥に行くに連れ、狭くなっている。
いったい誰がこんなところに車を停めるんだ。
しかし、そこがSの特等席である。誰も文句を言う筋合いのものではないのだ。


25(日)         60 100【23:00】

▼無敗の2冠馬、ディープインパクトが今日の神戸新聞杯から始動。なにしろこれだけのスターホースの出現は久々であり、したがってこの馬への人々の注目度はかなり高い。
レースは圧勝だった。普通に走ってこれだけ強いのだから、まったくもって計り知れない底力を感じるのだ。
今年の3歳馬のレベルはけっして低くないと言う。むしろ高いレベルらしい。その中にあってこの実力差は、開いた口がふさがらないほど呆れている。
次走、菊花賞を勝ち3冠を奪取する可能性は、極めて高いと言えるだろう。

さあ、来週から秋G1戦線が始まる。となれば一気に年末へと駆け進む気分だ。したがって、何かしら無性に焦り始める。
早いよなあ、一年は。

▼半年間続いた愛・地球博も本日ついに閉幕。
これで終わりかと思うと、何だか寂しい気分がこみ上げてくるが、いつまでも万博バカというわけにもいかないだろう。モリゾー&キッコロも森へ帰ると言うし、いっそのこと、オレも付いて行こうか。無視されるのはイヤだなあ。

▼万博期間中の車中は、いつも万博情報番組FMラバーがBGMだった。それも今日の夜中で終了である。万博の余韻を楽しむがごとく、放送終了まで聞くことにしよう。


24(土) 150 100       【23:00】

▼いつまでもサンダルでは心許ないので、靴を買いに行った。2年振りである。
何気なく選んだ靴は、偶然にも前回と同じメーカーのものだった。そう簡単に嗜好は変わらないものらしい。例えば、回転寿司へ行き、気が付けば貝づくしと言った具合にだ。

▼喫茶店へ入ると、目に付いたのがパソコンである。あちこちでパソコンを開いて作業しているのだ。少々異様にも感じたが、いまや驚くべきことでもないだろう。むしろ、この様な輩が多くなったことから、パソコン禁止を掲げた店もあるくらいである。
パソコンがダメなら携帯はどうなんだと言う気もしないでもないが、まあそんなことはどうでもいい。
かくいうオレは、8年も前から喫茶店でパソコンを広げているのではないか。しかし、ノートパソコンではないし、かと言って、ディスクトップでもない。どこにいるんだ、そんなものかついで店に入る力持ちは。
愛機200LXである。
端から見れば、LXはパソコンには見えないだろうな。それが、LXの利点でもあるが、しかし、いまやパソコンと言うにはあまりにもおこがましいスーパーマシンなのだった。

▼かなり久し振りに横浜の弟に電話した。久し振りではあるが積もる話はない。男兄弟とはそんなものである。


23(金)         60 100【23:30】

▼満を持して床屋へ。実に4ヶ月半振りである。まるで我慢比べでもあるかのようであるが、まあ一言で言うならば、ずぼら比べである。
いったい誰と比べてるんだよ。

▼頭もさっぱりしたところで、ふと、頭に浮かんだ。
行くなら今日しかないだろう。
万博である。
万博も今日を入れてあと3日間。3連休の中日が混むのは当たり前だし、最終日に至っては、もうどんな凄いことになっているかも想像できない。だとしたら今日しかないだろう。
思い切って行ってみたのである。
駐車場はすんなり入れたし、ゲートの待ち時間もほとんどなく入場することができた。この時期は夕方から行くに限る。

まだ見ていなかった、大地の塔を100分並んで見た。世界最大の万華鏡らしいが、みんなそろって口をぽかーんと開け天井を見上げるその様は、なんともいたたまれない気持ちになる。しかしこれが平和の姿なのだ。そうに違いない。

本日はこれ一本であった。帰りの混雑を恐れ、早めに会場を脱出したのだ。
お陰で9時からのK−1にも間に合った。まったくそつのない行動をやってのけたと、ひとりほくそ笑んだのだった。
ほんとに質素な自己満足である。


22(木) 150 100       【22:00】

▼昨日オレはこう言ってのけた。
「万博が人々の生活にすっかり根付いている」
しかし、冷静に考えてみれば、根付いているのはごく一部の地域限定なのだった。
そう言えば、北海道に行ったおりには、万博などまるで別世界の出来事でもあるかのような、そんな人々の意識のなさだったのではないか。
モリゾーキッコロと何度連呼したところで、なんの反応も示さないばかりか、まるで人を変わり者扱いだ。
日本国内ですらこれである。前回の万博がどこであったかなど知る由もないし、知る気も起きない。次回は上海で行われるらしいが、果たしてそのときどれくらいの日本人が、さあ上海万博だ、などと言って盛り上がるのだろう。
盛り上がる人間の気が知れない、そうとまで言い切れるのではないか。

オリンピックは他国で開催しても盛り上がる。世界でテレビ放映され、人々はそれを見て歓声をあげ、そして感動するのだ。果たして万博はどうか。
長蛇の列がテレビ画面に映し出される。人々はそれを見てこう言うのだ。
「長いなあ…」
やはり万博は、自分のこの目で見、そして聞き、感じ取ると言う体験型娯楽なのだ。
だから、バカに混むんだよ。


21(水)         60 100【22:00】

▼気付いてみれば、万博もあと4日間なのだった。
来週の今頃はもうやっていないのかと思うと、何かピンとこないし、そう思うほど、すっかり万博という存在が人々の生活に根付いてしまったようである。
総入場者数も2100万人を越えたと言うし、その利益たるや100億円という膨大なものである。どうするんだ、そんなにいっぱいのお金。
ここはひとつ、みんな平等に分けてはくれまいか。
その平等さ加減がいちばん平等になりそうもないよ。

▼もう来ないだろうと、高をくくっていた台風が次第に近付いて来ている。
みな、声を大にして、「あっちいけ」と言いたいところだろうが、なかなか聞き入れてくれる相手でもなく、こうなったらただ、「こっちくるな」と願うばかりなのである。


20(火) 200 100       【22:00】

▼ついうっかりしていたが、長いこと床屋に行っていないのだった。
かれこれもう4ヶ月半である。よくぞここまで頑張ったと言いたいところだが、そんなことは誰も誉めちゃくれない。なぜなら、ただのずぼらだよ、そりゃ。
今週は行くぞ、と決心するも、オレの決心ほど当てにならないものはない。
ほっといてくれ、オレの勝手だろ。
今宵もまた逆ギレである。


19(月)         60 100【22:00】

▼連休最終日は洗車である。考えてみれば夏休み以来やっていない。汗だくになって、昨日の金沢往復の汚れをすっかり落とした。

▼別段取り立てて語るほどの休日ではなかったが、強いて言えば夕食はガストへ行ったことであり、喜ぶべきはメニューに和膳定食がずいぶん増えたことである。和食の好きなオレにとっては歓迎すべきことである。そこでオレは、カキフライ定食を注文した。
果たしてカキフライ定食が和食と言えるだろうか。
オレはカキフライが好きなんだからいいじゃないか。
逆ギレである。

喜んでばかりもいられない。
なぜなら、ドリンクバーのアイスココアが品切れだったからだ。
こんなことがあっていいのか。もし、アイスココア目当てに全身全霊をかけて来た者のことを思えば、そう簡単に済ましていい問題ではないはずだ。
しかもアイスココアはないのに、ホットココアはあるという、なんともつじつまの合わないことになっているではないか。
そんな悩める人達にオレは言いたい。
ホットココアに氷を入れよ、と。
みんなそんなことはどうでも良いようである。


18(日)               【00:00】

▼お見舞いのため、金沢へ。
朝出発し、昼到着。
金沢は名古屋と変わらないほど暑い一日だった。
そして、夜、金沢を発ち、夜、名古屋帰還。
お盆どきと比べて、なんて近いんだ、金沢ってやつは。
初めてだよ、金沢を日帰りは。


17(土) 150 100       【22:30】

▼愛車スカイラインのエンジンに火を入れる。週末の儀式だ。
火を入れると言っても、たいまつで火を点けるわけではない。
危ないからね、それすごく。

キーを差し込み、指先に力を入れ、そしてひねる。
ガ、ガ、ガ…
掛からない、エンジンが。
なんてことだ。先週まであれだけ元気が良かったのに、どうしたって言うんだよぉ。
オレは海に向かって走り出したくなるくらい悲しくなったが、なんのことはない。どうやらバッテリーが弱っていたようだ。
考えてみれば、このバッテリーも5年使っている。すでに寿命を迎えてもなんらおかしくないだろう。むしろよくここまで長生きしてくれたとバッテリーさんに感謝したい気分だ。
取りあえずなんとかエンジンは掛かったものの、またいつエンストするかも分からない。
もし渋滞の真っ直中でエンストしたらと思うと、夜も寝ていられない。
おまえはいまどこにいるんだよ。

というわけで、急遽、オートバックスへ直行した。
少々困るのは、このスカイラインに装着されているバッテリーのその大きさである。
でかいよ、でかい。
したがって通常のバッテリーに比べやけに高いったらないのである。
なぜ普通のにしなかったのだろう。謎は深まるばかりだが、それほど大袈裟なことではない。
寒冷地仕様である。
この車を買ったときに、転勤のためいつか北海道に帰るときがあるかも知れないと思い、寒冷地仕様にしたのだ。
だがしかし…
まったくの取り越し苦労だったよ。
なにしろその恩恵をいまだ受けたことなどなく、ただ、普通より高価なバッテリーを買う弊害だけが残ったと言えよう。

急な出費はちょっときつかったが、スカイラインはすっかり以前の元気を取り戻し、まるで跳ね馬のごとく、水を得た魚の様に、支離滅裂にかっ跳んだのだった。

▼長いこと躊躇していた Windows をついに SP2 にアップグレードした。
ウイルスバスターの警告があまりに鬱陶しかったからだ。
だいじょうぶなんだろうな、本当に。


16(金)         60 100【22:30】

▼会社のKUが警備員に道を尋ねたと言う。行き先はあるマンションのモデルルームである。
「○○マンションのモデルルームはどこですか?」
間髪入れず、その警備員は答えたと言う。
「さあ?」
いくら警備員でも知らない場所があるのは致し方ないだろう。
KUは諦め、自力で目的の場所へとたどり着いた。

さっきの警備員がいました。

駐車場の警備をしていたと言うが、いま自分が働いている場所くらい認識してくれよ、あんた。
KUの呆れ顔が目に浮かぶようであるが、それ以上に普段、呆れさせてくれるのも、KUなのである。


15(木) 150 100       【22:00】

▼朝礼で上の人間の檄が飛ぶ。いまひとつ業績がパッとしない昨今、それも致し方ないだろう。
それによれば、会社の善し悪しを決めるのは営業だと言う。まあ、そうだろうな。
とりわけ重要なことは営業とはどうあるべきか、如何にしてものを売るか、と言うことだ。まあ、確かにそれが営業の腕の見せ所なのだろう。
例えばこういうものまで売れるようになりなさいと言う。
「死んだ猫」
死んだ猫って、あんた。
動物愛護協会が聞いたら卒倒するだろうし、そもそも、詐欺じゃないの、それ。
それくらいの気概がなければこの時代、生き残れないのか。
ほんとに厳しい世の中だ。
やだなあ、こんな社会は。


14(水)         60 100【22:30】

▼この暑さもどうやら今日までらしく、夕方雨が降ってからというもの、とたんに涼しくなった。
そもそも9月も半ばだと言うのに、気温34度と言うこと自体、異常である。毎年言ってるような気もするけど。

▼読書の秋。「竜馬が行く」は、やっと3巻目である。


13(火) 200 100       【22:00】

▼スタミナの付く食べ物と言えば何を思い浮かべるだろうか。たいていの場合、思い浮かべるのはこれではないか。
スタミナ定食。
ああ、確かにそうだよな、そうだとも。
今日の昼食は、このスタミナ定食だった。場所は高速のサービスエリアである。
この定食の内容はと言えば、何のことはない、生姜焼き定食である。
しかしながら特筆すべきは、この肉がバカにでかいことであり、したがってお得なことこの上ないと、ひとりほくそ笑んだことは言うまでもない。
しかし、喜んだのも束の間だった。
なんて硬いんだ、この肉の塊ってやつは。
食いちぎろうにもなかなか食いちぎれない。半ばやけになり、頭を振り乱しながら食いかじるその姿は、まるで百獣の王ライオンである。ちょっと格好良く比喩してみたが、どうなんだ、百獣の王が食堂でちょこんと座ってるのは。
どうでもいいけど。
なにしろ、食べ終わるのにどれだけ苦労しただろう。疲労困憊である。
ここでやっと気付いたのだ。これがまさに”スタミナ”定食なのだと。


12(月)         60 100【21:00】

▼毎夜、楽しみにしていた世界柔道も今日が最終日である。
司会は三宅アナと藤原紀香、そして加藤晴彦であるが、注目すべきは、日本人選手が勝って皆が拍手喝采で喜んでいるにも関わらず、ただひとり微動だにしない、解説者の元日本代表、篠原である。
少しくらいにこりとでもしたらどうだと思うだろうが、そのとき篠原はこう考えてるに違いない。
次、なんて言おうかな…
なにしろ篠原のその余裕のない解説振りは、見ているこっちとしても得も言われぬ不安感に襲われるし、本人の緊張と言ったら、それはもうどうしようもないに違いなく、次に自分に振られたときに言うコメントが頭の中を常にぐるぐる駆けめぐっていたのだろう。
オレは一言、お疲れさん、と言いたいが、それにつけても、でかい、でかすぎるぞ、篠原の顔。
隣の藤原紀香が、まるで遥か遠くにいるかのようではないか。
このように、ほんとに楽しい放送だった。

▼いつの間にか、始まっていたんだな、相撲。


11(日) 120 100       【22:30】

▼選挙の投票を済まし、名古屋ドームへ。
コンサートに行ってきた。B'zである。かねてからファンではあったが、コンサートは今回が初めてである。
ドームへ入るともの凄い人である。当たり前だけど。
ともあれ、たった二人のために、これだけの人が集まるのだから、やっぱりたいしたもんだよ、B'zは。

のっけから我を忘れてライブに没頭する観客たち。
B'zがそこにいるという実感がいまひとつ湧かないのは、これだけ広くて、遠いのだからしょうがないよなあ。
ちょっとした合間にも観客は黙っていない。どこからともなく起きるウェーブ。
いったい誰なんだ、音頭を取ってるやつは。
そう思いつつも、くればついやってしまうのが、ウェーブである。

それにしても、歌うだけでも大変だと言うのに、あれだけ跳んだり、走ったり、回ったり、稲葉のその体力に感服する次第である。
2時間以上の立ちっぱなしは、見てる方もなかなか体力いるけどね。


10(土)               【00:00】

▼意を決し、万博へ。
なんとも大袈裟と思われるかも知れないが、そう言わずにいられないほど昨今の万博会場は混みようがひどい。なにしろパーク&ライド駐車場の人の列からして普通じゃない。いったい何百メートルあるのか、中には諦めて離脱する人達もちらほらいるほどである。普通ならば、オレもとっくに諦めていたかも知れないが、それを思いとどまらせたのは、もしかしたら万博へ来られるのも今日が最後ではないかと言う思いがあったからに他ならないし、だいいち、1ヶ月前に予約したパビリオンがあったんだよぉ。
結局、駐車場から会場入りするまで3時間掛かった。ドアtoゲートで45分だった頃がなんとも懐かしいし、そんなときがほんとにあったのかと疑いたくなるほど、いまの会場内は様相が変わってしまっている。
とにかくどこを見ても人、人、人の塊。つくづく、予約しておいて良かったと思うのだった。
マンモスを見て、NEDOパビリオンを見て、入場者数過去最高25万人越えを果たした万博会場を後にした。


 9(金) 150 100       【22:30】

▼時期的にあれだが、歓迎会だった。
女性二人を迎える会である。他に客は見当たらず、まるで貸し切り状態の店内で、皆の笑い声がこだまする。
出逢いがあれば、別れもある。そんなことをいったい何度繰り返したのだろう。
いち、にぃ、さん、しぃ、ごぉ、ろくぅ…
オレはなぜ数えてるんだろう。
ただちょっと数えてみたい気分になったのではないか。
誰に答えてるんだ、オレは。


 8(木)         60 100【22:00】

▼今月は嬉しいことに格闘技月刊である。昨夜のHERO’sを始め、K−1グランプリ、PRIDE武士道、そして今日から始まる柔道世界選手権と、まさに格闘技ファンに取っては嬉しいばかりの月なのではないか。オレだけか、こんなに喜んでいるのは。


 7(水) 120 100       【21:00】

▼女子社員Iは万博開幕前から誰よりも早く入場券を買ったのである。にも関わらず、非常に問題なのは結局いまだに行ってないと言うことであり、このままではどうなるものか他人事ながら懸念していたのだが、このたびついに決心したらしく、今週の土曜、めでたく入場する運びとなった。しかし、残念ながら入場できるかどうかは定かではない。なぜならいま17万人の壁があり、それ以上は入場ゲート前で門前払いされると言うのだ。これほど悲しい事態はないだろう。だってそうだろう。渋滞の中をなんとか駐車場に車を入れ、駐車料金を払い、バス待ちの大縦列に並び、現地に着くも、手荷物検査待ちで散々待たされた挙げ句、いよいよゲート通過といったところで、もう入れません、はないじゃないか。
しかし、文句は言えまい。そう言う決まりだからさ。
だからあれほど早く行けよと言ったのだ。
なにしろ、運良く入場できたとすれば、まずは、希望のマンモスへ直行し、何時間と待つよりほかはないだろう。それが、唯一、Iに残された万博への道なのである。
今週は、オレもよほど気合いを入れて行かなくちゃな。

▼夜はテレビで格闘技観戦で盛り上がったわけだが、総合格闘技ミドル級世界最強トーナメントと言ってるわりに外人選手がたったの二人と言うのは、ちょっと誇大広告過ぎやしないか。せめて半分は外人にしろよな、谷川さん。


 6(火)         60 100【22:00】

▼午前中は、中部国際空港セントレアへ。
廻りは海だけあって風がかなり凄い。さすがにカツラを飛ばす人は見掛けなかったが、歩いていた女性が、持っていた袋を飛ばしていた。それほどの風である。しかし、名古屋市内は静かなものだった。ほんの30分ほどの違いでこれほど違うのである。


 5(月) 150 100       【22:00】

▼次第に近付く台風。
このままいけば九州直撃は免れない状況である。せめてそのまま北へ直進し、日本海を抜けてくれればまだ良いが、上陸後、東に向きを変えられると、かなりまずいことになりそうであり、こうなるともう、こう言わずにはいられないだろう。
「こっち来るな」

そんな状況の中、今日は一日、事務所で仕事だった。


 4(日)         60 100【22:30】

▼アメリカはハリケーンで大変なことになっており、もし、そんなハリケーン級の台風が日本に上陸したとしたら、それはもう計り知れない被害が及ぶことは明らかだろう。いままた台風が近付いていると言うし、けっして油断などせぬよう、きっちりとした対策をしたいものだ。

▼そのハリケーンの名は、カトリーヌと言う。
なんとも可憐な女性の名だが、これだけ甚大な被害をもたらしたハリケーンである。確かに分からないでもないが、それにしたってこんな凶暴なハリケーンにカトリーヌってことはないじゃないか。
どれだけのカトリーヌさんが肩身の狭い思いをしているのか、考えただけでも不憫この上ないのである。
事前に規模の大小、強弱を予測して、それに見合った名前は付けられないものか。せめて今回は、カトリーヌ改め、カトリーヌラリヒョンとでもしたらどうだろう。
効果のほどはわからない。


 3(土) 120 100       【22:30】

▼万博も今月限りで閉幕となり、となれば、できる限り行かねばならないと考えるのが、万博バカのサガだろう。
のこのこといつもの駐車場へ向かう。のこのこ気分はいつも通りだが、何か様相が違う。
なんだ、この車の列は。
満車である。
しかも、ちょっとどころの満車ではない。テコでも動かないと言った風の満車だ。それでも待てばそのうち入れるだろうと高をくくっていたが、まったく呆れるばかりの混みようである。こんなことは初めてではないか。駐車場のおじさんは言う。
「もしかしたら、入場制限があるかも知れません」
その一言でオレの腹は決まった。
やめた。
万博は、いま、のんびり気分で行ってる場合ではない。
真剣勝負である。その志をもって行かねば、きっと会場へ入ることもままならないだろう。
よし、来週は真剣勝負だ。

▼代わりにと言ってはなんだが、万博ささしまサテライト会場へ行ってみた。
ここは、万博と言うよりも、むしろ、ポケモン博だよ。


 2(金)         60 100【22:40】

▼このところ実に気力が失せているのではないか。
腕立て伏せである。
なかなか回数が伸びない。伸びないと言うのは、体力的なものもあるかとは思うが、多分に精神的なものなのではないか。なにしろここ最近は、最低回数と決めている120回止まりである。はなからそう決め込んでいるのだからそれ以上できるわけもなく、つくづく自分の意志の弱さを感じたわけである。
なんとかしなくてはいけない。涼しい秋をきっかけに変えるのだ。秋は食欲の秋、読書の秋である。関係ないけど。
しかし、何がきっかけになるかわからない。とにかく行動することだ。例えば、ただ黙って歩くのではなく、どうせ歩くのなら、お尻を振って歩こうじゃないか。お尻がイヤだと言うのなら、百歩譲って、頭を振ってもいいだろう。
きっと誰も寄りつかないに違いない。しかし、それがチャンスに繋がるのだ。
人生とはそう言うものである。
そうかなあ。


 1(木) 120 100       【23:50】

▼8月は夏休みもあったせいか、携帯の通話料がことのほか余ってしまい、通話料を消費させようと必死になったのが、着メロのダウンロードである。
こんなに沢山の着メロどうするんだと言いたいところだが、他に通話料を消費するすべを知らないオレは、ただ、ただ、そうするしかないのだ。

▼皆で焼き鳥を食べに行く。
時間を忘れ、大いに盛り上がったのではないか。
Kは相変わらず、ネクタイがぼろいだの、ズボンが擦れてシースルーだの、何を言われても、ニヤニヤ頷いているだけである。それでいいのだと、皆は納得している、そんないつもの風景なのである。



byクムラ〜





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