千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を錬とする。
体力維持か、単なる意地か、長年続けている腕立て伏せ。
ややもすると怠け気味になってくる今日この頃。
自分自身への叱咤も含め、ここに記す。
<2005年 5月> ◆腕立伏◆スクワ◆背筋◆腹筋◇時間 31(火) 60 100【22:40】 ▼インナーロック、すなわち、鍵を付けたままドアロックをしてしまったお間抜けは、同僚のIである。 場所は寄りによって飛騨の山奥である。こんなところでJAFを呼んだところでいつ来るやも知れないし、そもそも携帯のバリは一本も立っていないじゃないか。ぼやぼやしてれば、熊が出てこないとも限らない。まさに大ピンチである。 よほど必死だったに違いない。辛うじて開いているほんの少しの窓の隙間から、拾ってきた針金を差し込んで、鍵を取ろうともがき続けるI。 改めてここで言う必要があるかどうかは定かではないが、Iは角刈りである。 この様な状況を踏まえて冷静に考えたとき、これほど、怪しい行為はないのではないか。 だってそうだろう。角刈りの男が挙動不審に車をいじってるんだよ。 つくづく、飛騨の山奥で良かったと思うのだった。 30(月) 200 100 【22:40】 ▼帰宅しテレビのニュースを見て驚いた。 元大関貴ノ花、二子山親方の死去である。 様態はけっして良くないとは聞いていたが、こうなるとやはり何とも言えない気分になる。 その当時、オレの親父は貴ノ花の大ファンだった。したがって、貴ノ花が負けると機嫌がとたんに悪くなる。 子供心に憂鬱になるひとときだった。 それよりさらに親父の機嫌が悪くなるのはプロレスである。 昔、プロレスは生中継だった。よりによって生中継である。 試合中に放送が終わっても見なさい。 それまで揺らしていた親父の身体はまるで火が消えるように意気消沈し、それからあとは言わずもがなである。 毎週、オレは祈るような気持ちで、親父とプロレス中継を見ていたのだった。 29(日) 60 100【22:30】 ▼ダービーは競馬界における最高峰のレースであり、今年デビューした9000頭と言う馬の中から、このレースに出られるだけでもたいしたものなのであるが、そんなダービーに伝説的名馬が生まれた。 その名は、ディープインパクト。 その強さは半端じゃなかった。無敗のまま、皐月賞、そして今日のダービーを連覇したのである。あとは、このまま無事に、と祈るばかりである。 ▼愛車スカイラインのタイヤを履き替えた。実に久し振りである。 前回替えたのが、タイヤをアルミごと盗まれたときであるから、実に7年振りのことである。よくぞここまでパンクひとつせずに頑張ってくれたものである。 しかし、さすがに、雨の日などは滑ってけつを振ることが多くなり、それが当たり前と思い始めてきたことに気づき、今回交換と相成ったのである。 行きつけのオートバックスでタイヤを選ぶ。まさにピンキリで非常に迷う。店員から説明を受ける。最もリーズナブルなのは、2万6千円。なんて安いんだ。オレは感動したが、ふとメーカーの名前を見てやめた。 「クムホ」 なんだか、やけに親近感が湧くじゃないか。 しかし、聞いたこともないよ、こんな名前。 結局、ヨコハマタイヤのDNAなんとかと言うタイヤを選んだ。CMでやってるしな。 これからの走り込みが楽しみだ。 28(土) 120 100 【22:40】 ▼今週は万博へは行かなかった。なんとも寂しいことである。 替わりにと言ってはなんだが、イタリア村である。 この間、オフ会で行ったばかりだが、その日、駐車場を出る際、料金を多めに入れたのにも関わらず、なぜかお釣りが出てこなく、半ばキレかかっていたら、機械の中から何やらカタカタと紙が出てきた。見るとそこには、「預り金」と書いて有るではないか。 「誰がお釣りを預けると言ったんだ」 オレは叫んだが、相手が機械ではなかなか返答は返ってこない。仕方なく、その場は納め、本日、そのお釣りを返してもらいに行った次第です。 300円だけど。 27(金) 60 100【22:30】 ▼今週も無事終わったものの、かなりやり残した仕事があり、明日、少しでもやれば来週は楽になるところだが、すでにそんな気分はすっかり失せている。 月曜の苦労を選択し、明日からまったりとする意気込みである。 ▼そして明後日はいよいよダービーであり、注目はなんと言っても無敗の皐月賞馬、ディープインパクトである。クラシック3冠王者の権利を持つ唯一の馬であるのは当たり前だが、それよりも何よりも、いま、競馬界はスターホースに飢えている。 したがって、是が非ともディープインパクトには勝って貰いたいはずだし、競馬ファンもきっとそう思っているに違いない。 だがしかし、そこがギャンブルの落とし穴でもあるのだ。 ディープ買っても、さっぱり儲からないからな。 26(木) 200 100 【22:30】 ▼このところ、事務所にこもる毎日が続いている。当初は身体に不具合をきたすくらいに拒否反応を示していたが、それもいつしかずいぶん慣れてきたようで、それまで長く感じられた一日も、短く感じられるようになった。 明日は少し外に出ようと思う。 ▼このところ、上の階へ行くと、やたらと暇そうにたむろって一服している連中がいる。いつ行っても、そんな連中がいるのだ。鬱陶しいと感じつつも、何かおかしいと思っていたが、どうやらその階の会社が倒産してしまったらしい。 いままでしていた仕事もいきなりなくなってしまったのだろう。となれば暇なわけである。 ふとそんな状況になったときの自分を想像するが、頭に浮かぶオレは、ただ取り憑かれたように腕立て伏せをする姿だ。 まだ、がんばらなくちゃな、仕事。 25(水) 60 100【22:30】 ▼ある開所式に行った同僚が持って帰ってきたのは饅頭である。 それは巷で言うところの紅白饅頭であり、まあ、とても普通なのだが、よくよく見てみると、なんてでかいんだ。 とてもひとりで食べられる代物ではない。まるで、夢にでも出てきそうな、そんな迫力だ。何かしら丸かじりしなければならないような、そんな威厳を感じるのである。 しかし、その手に乗ってはいけない。 食ったら食ったで、身体に支障をきたすのだ、きっと。 要は、同じあんこでも、饅頭よりおはぎが好きなんだよ、オレは。 24(火) 【00:00】 ▼会社で使っているパソコンは、すでに5年を経過しようとしているが、それにしても動きが悪く、起動に5分以上も掛かるほどで、これはきっと一度もやっていないデフラグが原因ではないかと言う疑念が沸き、思い切ってやってみた。 思い切るほど大袈裟なものかと思うかも知れないが、それほどのものである。なにしろ時間が掛かることは間違いなく、案の定、2時間たっても半分にも至っていないのだ。 まめにやれば、もう少し時間短縮になるのかも知れないが、ものの4ギガバイトごときにこれだけ時間が掛かっていてはダメなのではないか。 なにしろ仕事そっちのけで、意味もなく、処理の状況を凝視してしまうではないか。 ちなみに自宅のパソコンもやったことないよ、デフラグ。 たまにはやらなきゃな。 23(月) 200 100 【22:00】 ▼朝、家を出て500メートルほど離れた駐車場へ行き車に乗り込むと、腰に付けていたはずの携帯電話がないことに気付いた。ここに来るまで間、落としたに違いない。すぐに通った道を引き返し捜したが見つからず、もしかしたら家にまだあるかも知れないと思い、戻ってみたがやはりない。あの携帯ともこれでおさらばかと半ば諦め、念のため家から携帯へ電話を掛け、再び車へ戻って見ると、着メロが鳴っているではないか。 ちなみに着メロは、前田日明の入場曲キャプチュードである。知らないと思うけど。 とにかく、あれほど車の中を捜したはずなのにと、ふと見ると、あったよあった。携帯ケースのマジックテープのベロクロがボディバックの肩掛けにくっついてぶら下がっているではないか。 ホッと一安心である。 それにしても、ぶら下がっているのがバックの肩掛けだったから良かったものの、これがこと、ズボンのお尻だったり、後頭部だったりすると事は重大である。なにしろ、お尻と後頭部である。そんなところに携帯がぶら下がっていては、とても自力では捜しようがないのではないか。 これがマジックテープのマジックたる所以であるし、恐ろしさでもあるのだ。 くれぐれもマジックテープには気を付けなくちゃな。 22(日) 60 100【22:00】 ▼入場券をもらったこともあり本来は花フェスタへ行くべきなのだろうが、まったくそんな気も起きないくらい雨の一日となり、今日は大人しく、焼き鳥を食いに行ったのは言うまでもない。 因果関係あるのか、花フェスタと、焼き鳥。 ないと言えばない。あると言えばない。結局ない。 ▼今週はもう、月末である。 いろいろと忙しくなりそうだな、一週間。 21(土) 120 100 【22:30】 ▼久しぶりに万博へ行った。今週行ったけどね、仕事で。 今回は、日本企業館を攻めることにした。しかし、案の定、どこも凄い人だかりであり、特にトヨタ館、日立館などは、すでに3時間の行列が出来ており、行列と言うよりも、みなすっかり座り込んでおり、ほとんどくつろいでるよ、あんたたち。 しかし、顔はみな、げっそりしている。 そこまで吹っ切れないと見られないのだろう。 それでも、中には1時間ほどで見られるパビリオンもあり、そんなところを3つ4つ見て廻った。 ▼夜は、こいの池で行われるナイトショー、スノーモンキーを見る。 池から現れいでたるその猿のでかさは、迫力と言うよりも、何かこう異様な感じもし、その醸し出す雰囲気で、半狂乱の様に泣き出す子供もいる始末だ。 ▼今日は実に良く並んだし、良く歩いた。 確かに、人気のあるパビリオンは凝った作りであるし出来もいいのだろうが、それよりも、空いているパビリオンをブラブラとのんびり見て歩く方がなんとなく楽しい気もするし、韓国館の立体アニメ「Tree Robo」を越えるものがいまだないのですよ、オレ的には。 20(金) 60 100【22:30】 ▼社内の女性Nは、そのときの気分により鼻歌を奏でる。 例えば、気分がノってるときに出る鼻歌があり、それはこうである。 ♪チャラチャラチャンチャン チャンチャンチャ〜ン♪ すなわち、ゲーム四川省のテーマである。 まあ、ちょっと古いがその軽やかなリズムは、その気分をよく表していると言えよう。 そしてまた、ピンチのときに奏でる鼻歌も当然あり、聞けば確かに分からないでもない、と言うか、曲名を知ればあまりにも単刀直入な歌である。 「こまっちゃうな」 確かに一世を風靡した山本リンダのデビュー曲であり、曲名が如何にもそれだが、それにしたって、今のこの時代に、「こまっちゃうな」はないじゃないか。 しかも、ご丁寧にイントロから鼻歌は如何なものか。 そもそもいったいどれだけの人間が知ってるんだ、この歌。 うちにあったけどね、このレコード。 なにしろどうのこうの言っても無意識に出るのだからしょうがない。それが、鼻歌と言う感情表現なのである。 19(木) 200 100 【22:00】 ▼書類がないと言って騒ぎ始めたのはIである。聞けばかなり重要な書類である。そのうち見つかるだろうと周りの連中はへらへら笑いながら楽観視していたが、そのへらへらも次第に消え、いつしか総動員で捜し始める始末だ。 しかしどうしても見つからず、Iを見ればすっかり弱り顔であるし、ヘアースタイルは角刈りだ。関係ないけど。 結局、今日のところは見つからず仕舞い。いつか見つかることを信じてまた明日も捜索するのだろう。 18(水) 60 100【22:30】 ▼日々の話題の中で血液型の話題が出るのはいつの時代も共通であり、特に人の血液型を予想することはなかなか盛り上がるものである。 オレの場合、何度言ってもいつの間にか、O型と言うことになってしまう。 実のところ、オレはA型であり、日本人には最も一般的な血液型である。 しかし、他人から見ると、どうにもオレのA型は納得がいかないらしく、どうしてもO型がいいと言うのである。 O型が果たして嬉しい血液型なのかどうか詳しくは知らないが、その言いぶりからすると、とても良い部分を示して言っているとは思えない。 だったらA型と言うのはどうなのかと聞けば、一般的に緻密な性格が多いらしく、だったらオレはなんだ。A型だと言うのに、大雑把だと言うのか。 確かにそう言う気もしてきたよ。 17(火) 120 100 【22:00】 ▼平日だと言うのに万博へ行く。しかも朝からであり、さらに開場前に入場するってことは、端的に言って、仕事です。 仕事で入場する場合、車ごと関係者専用入口から入ることができるので非常に楽であるが、その反面、気分はまったく仕事である。当たり前だけど。 ▼朝っぱらから、ぞろぞろと集団が移動している。見れば、皆、元気いっぱいな、おばちゃん達ではないか。その気迫は、何やら凄みさえ感じる。 それにしても、なんだ、この人達は。 氷川きよしである。 なんとなく予感はしたものの、それを目の当たりにすると、つくづく氷川きよしの微妙な胸の内を察するのだった。 16(月) 60 100【22:00】 ▼終日、事務所で仕事。 たびたび異様な眠気感に襲われる、そんな一日。 ▼花粉の季節も去り、マスクを手放して、はや2週間を過ぎているのではないか。 マスクのない生活は実に快適である。しかし、何かおかしい。ときおり発するそのむずむず感はなんだ。別に発情しているわけではない。 どうやら花粉は杉やヒノキだけではないらしく、イネやブタクサなども原因となるらしいのだ。オレはその事実を知ったとき、思わずこうつぶやいた。 なんてこった。 将来のためにも、何としてでも持ちこたえねばなるまい。 15(日) 120 100 【23:00】 ▼まったりした日曜を過ごす。万博へも行かなかった。 前提になってるぞ、万博が。 ▼万博の代わりと言ってはなんだが、本屋へ足を運んだ。そろそろ、北方謙三が読み終わる頃なので次の本を探しに行ったのだ。 その本屋は最近できた店なのだが、そこにはプリペイドカードがある。一万円のカードで千円お得なのである。しょっちゅう本を買うオレに取ってこれほどお得な話はないじゃないか。 オレはさっそくカードを購入するや否や、三島由紀夫の短編集を買った。 ▼いつもの喫茶店でいつものアイスモーニングを注文する。通称アイモと言うのだが、ときおり、アイガモと言い間違えそうになるのが難点である。 モーニングとあるが、夜になれば、アイスイブニングになるかと言えばそうでもない。不思議なことに朝昼晩いつでもアイスモーニングである。 他の喫茶店でアイスモーニングと言って注文してもダメである。下手をすれば、アイスの山でも出て来かねん、そんな紛らわしい名称である。 どんな飲み物なのか、平たく言えば、コーヒー牛乳のアメリカンと言ったところか。 常日頃、コーヒーに砂糖とミルクをありったけ入れるオレに取っては、実にジャストマッチした飲み物なのである。 たかだか、アイモごときに、こんなに語ってしまったよ。 それほど好きなのである。 14(土) 60 100【23:00】 ▼朝6時40分の新幹線に乗り、大阪へ。 予想通り、眠いったらない。 このまま熟睡できたら、どれだけ幸せだろう。そんなことを思い続ける一日だった。 そんな辛い一日も、終わってみれば充実感でいっぱいである。 それは明日が休みだからである。 取りあえず明日の予定は、爆睡である。 13(金) 120 100 【23:00】 ▼今日も終日事務所にこもってパソコンとにらめっこであった。 自宅で向かい合うパソコンは、何時間でも苦にならないが、なぜか仕事で向かい合うパソコンは憎たらしく思える。 だからか、会社のパソコンが調子悪いのは。 機械も愛を持って接しなくてはならない。 ▼なんだか暇なようでいて、その実、忙しい。 明日は始発で大阪出張である。 12(木) 60 100【22:20】 ▼オレが使用しているアンチウイルスソフトはウィルスバスターである。トレンドマイクロの先だっての不手際によりかなり株は落ちたのだろうが、お陰で1ヶ月使用期限が延長されたのはラッキーである。 このソフトと双璧をなすのは、ノートンアンチウィルスだろう。 この両者の共通して言えることは、バスターしかり、ノートンしかり、やはりその名前の力強さにあるのではないか。 しかし、いくら意味合いは同じだろうからと言って、「ウィルスコロリン」はちょっとどうかと思うし、ちょっぴりフレンドリーにと、「ウィルスおてもやん」ではいったい何のことだか分からない。「ボットンアンチウィルス」に至っては、何やら触るのも気が引けるから不思議だ。 それほど、ネーミングは重要なものなので、どうかお気をつけ願いたい。 11(水) 120 100 【22:00】 ▼早朝から男3人、静岡県佐久間町へ向かう。 山奥であるが、懸念されていた花粉はすっかりなりを潜めてしまったようだ。 それにしても眠い。春ウララ真っ直中である故、それも致し方ないだろうが、車の助手席がこれまたいけない。運転手に申し訳ないと思いつつも、気が付けばいつの間にやら船を漕いでいる始末だ。 この眠さをバネにオレは今夜熟睡する所存である。 何を言ってるんだ、オレは。 春である。 10(火) 60 100【22:00】 ▼そろそろまた万博へ行きたい気分が高揚し始めたが、今週はなかなか多忙に予定が入っており、行けるかどうか分からない。 これまでに4日間行ったわけだが、いまだ日本企業館へは行っていないし、外国パビリオンにしても、6つあるコモンのうち、まだコモン2へ足を踏み入れていない。このように、まだまだこれからなのである。 ▼先週、同僚の奥さんが会場へ行ったおり、オレが強く勧めていた韓国パビリオンの立体アニメ、TREE RoBoを見たらしく、激しく感激したと言う旨の報告を聞き、なんだか嬉しい気分になってしまったのだった。 ヨン様はどうでもいいが、あれは、ほんとうにお勧めであり、オレなんか二回も見たよ。威張るわけじゃないが。 万博終了後には、是非ともビデオの発売を願いたいと思うのだ。 もちろん、立体メガネ付で。 9(月) 200 100 【22:00】 ▼終日、事務所にこもって仕事。 実に眠い一日だった。それもそのはずで、昨晩はなかなか寝付けなく、気が付いたら朝だったと言う状態であった。どうやら、変則的な連休で、すっかり生活のリズムが崩れてしまったようである。 今週は土曜の大阪出張まで目一杯仕事である。気長に乗り切るしかないだろう。 8(日) 60 100【22:30】 ▼床屋へ行く。実に4ヶ月振りである。 これだけの期間、間が空くと、使用前使用後の違いが歴然である。 またしばらくは、極道と言われるのだろう。 ▼北海道の実家に電話する。 父母に変わりはなく、カラスのガーコも相変わらず訪問しているらしい。 横浜の弟に転勤があったらしく、単身赴任しているとのこと。そう言えば、1年近く連絡を取っていないことに気付く。 7(土) 120 100 【23:00】 ▼オフ会はイタリア村でとり行われた。 それは同郷の集まりであり、とは言ってもめったに顔を合わせることはなく、特にオレなんかは非常に薄情な輩であるため実に2年振りの顔合わせであった。 なにしろオフ会である。オレ以外は女性二人だけど。 ▼現地でオレは二人を発見し近付いて言ったが、向こうはまったくオレに気が付いてくれない。 しかたなく声を掛けるも、それでもなかなか気が付いてくれない。どうやら怪しい人間に見えたらしいが、ようやく気が付いてくれたときには、ホッとし、聞いたところによると、以前のイメージとずいぶん違ってしまったらしい。 若くなったと言うのは嬉しい一言だったが、ヘアースタイルがひとつの要因かも知れず、だがしかし、オレはもともとパンチパーマじゃないですから。 髪の毛も4ヶ月もほっとけばどうしたわけか見かけも若返るらしく、だがしかし、ぼそっと一言オレに向かって、爽やかな極道はないじゃないか。 オレはいまだかつて、そんな極道を見たことがないよ。 そうしてオレは、まるで二人の用心棒のように、イタリアの街の中を闊歩したのだった。 6(金) 60 100【23:00】 ▼雨である。 さすがに今日は万博へは行かない。けっして雨だからではない。平日だからだ。 平日、それは仕事の日だ。当たり前である。 ▼同僚の奥さんはお母さんと子供と連れ添って行ったらしい。この雨の中、さぞかし大変だったことだろう。 なにしろ万博は雨に弱いのではないか。なぜなら屋根が非常に少ないからである。通路の脇に、ちらほらあるとは言え、ほんとにちらほらであり、ほんの日除け程度のものである。しかも、食事と言えば、外で食べるわけにもいかず、ただでさえ混み合うレストランは、よりいっそう凄いことになってそうである。 ▼しかしながら、雨の日である。 そんな日の遊園地はたいていの場合、空いていることになっている。 昔行った、雨の日のディズニーランドがオレの脳裏をよぎる。 人気アトラクションのビッグサンダーマウンテンを待ち時間なしで、まるでドナルドにでも取り憑かれたように何度も乗った、そんな土砂降りの昼下がり。 そのくらい、雨の日の遊園地は幸運かつバカな気分になれる。 万博はどうなんだ。 いまのオレは、雨の日に行く気が起きない。 そんな年頃です。 5(木) 120 100 【22:20】 ▼いま話題のリニモに乗った。初めての体験である。 リニモとはリニアモーターカーのことであり、磁気の浮力により走行する、実に未来的な乗り物のことである。だがしかし、実際のところ、乗った感じはまったく浮いている感じがしない。当たり前である。1mも2mも浮いているわけではないのだ。そんなに浮いても見なさい。すでにそれはリニアモーターカーではなく、強いて言うならば、リニアプカプカーである。 名前は間抜けだが、なんだか凄そうだぞ、それ。 ▼そのリニモに乗り、オレはいったいどこへ行ったのだろう。 ここだけの話にしてもらいたいが、 万博へ行きました。 なんとなく予感してた人もいることだろう。 これだけ連日行ってれば誰でもわかるよ。呆れるばかりだ。 今日は、夕方から、ちょこっと顔を出してきた、と言う軽いノリで行ってきたのである。 なにしろ時間制限が3時間である。 なんだ、その3時間ってのは。 あるショッピングセンター駐車場の無料駐車制限時間である。 現在考えられる、もっとも安上がりなアクセス方法なのではないか。 かなり慌ただしいけど。 こうして、オレのゴールデンウィークは、万博に始まり、万博で終わった。 4(水) 60 100【24:00】 ▼あまり大きな声では言えないが、 万博に行って来た。 やることなけりゃ万博。その鉄則を見事に守り抜くその心意気を分かって欲しい。 なにしろ、ちょっと気が向けば行けてしまうその距離感と、前日の疲れなど、あくる日になればコロッと忘れてしまう、その現金な肉体がものの見事に災いしてると言えよう。 今日もまた、入場者記録を更新したとのこと。 どうやらオレは、人混みが好きらしい。 3(火) 120 100 【24:00】 ▼万博である。 なんともお気楽に、また行ってしまった。 今日は、コモン3と4を集中的に攻めた。しかし、行列が凄いところは敢えて避けさせてもらいました。はっきり言わせてもらえば、怖じ気付いたのである。 それでも最終的に数えてみれば、実に22ヶ所のパビリオンを廻った。 どうりで疲れるわけである。しかも今日は異様に人出が良かったのではないか。 まさかとは思ったが、そのまさかで、ふたを開けてみれば、本日、開幕後最高入場者数14万人を越えました。 何もこんなときにとは思うものの、明日、更に多くならないとは誰が言えましょう。 さあ、次はいつ行こうか。 まだ、人気パビリオンへはひとつも行ってないのである。 2(月) 60 100【24:00】 ▼GW狭間の平日。 社内で事務処理であった。 一日中、室内にいることの、なんと苦痛なことか。 いまにも爆発しそうな、そんな危うさを秘めた一日だった。 明日からまた3連休である。かと言って、特別目的が有るわけでもなく、したがって、なんとなく万博の予感がするのだった。 1(日) 120 100 【24:00】 ▼終日の雨。 ▼気が付けば、花粉もすっかり峠を越したようだ。 昨日は念のためマスクをして万博へ行くも、入場口でマスクのヒモがぶち切れてしまい、仕方なく、無防備状態で一日歩いたが、何の症状も現れなかった。 室に喜ばしい限りである。 ▼天皇賞はまた荒れた。荒れるのが分かっていても、どうしたって、スズカマンボは買えない。 だって、マンボだよ、マンボ。 普通のレースならまだしも、由緒ある天皇賞馬が、マンボってことはないじゃないか。 それでも納得させられてしまうのは、鞍乗がアンカツであると言うことなのだった。 byクムラ〜 |