◆腕立て日記◆

千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を錬とする。

体力維持か、単なる意地か、長年続けている腕立て伏せ。
ややもすると怠け気味になってくる今日この頃。
自分自身への叱咤も含め、ここに記す。

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<2005年 1月>

     ◆腕立伏◆スクワ◆背筋◆腹筋 ◇時間

31(月)         60 100【22:30】

▼朝から雪がちらつく。どうりで寒いわけだ。
積もるほどのことではないが、今季雪を見るのは初めてである。
花粉が気になる今日この頃だが、これからが冬本番なのである。


30(日) 120 100       【22:30】

▼10年以上愛用している時計の修理が完了した旨の連絡が有り、早速取りに行った。
修理箇所はリューズのバカである。オレもバカに違いないが、時計のバカとは、ちょっとわけが違う。どうわけが違うのかは今回は置いておくことにしておく。恥ずかしいからさ。
その愛用の腕時計はセイコー製で、その当時オートクォーツと言い、今ではキネティクスと言うらしいが、簡単に言って、クォーツでありながら、自動巻の時計である。したがって、3日もはめないでいると止まってしまうのだが、今回、リューズの修理以外にオーバーホールをしてくれたらしく、しかも内蔵電池を最新式に交換してくれたと言うのだ。何が最新式かと言うと、これまでの稼働時間が3日だったのに対し、なんと、30日から120日とあるではないか。なんだ、この大ざっぱさ加減は…
とにかく、これまでに比べ、10倍以上の性能アップである。感無量だ。
10年という年月の技術の進歩に改めて驚かされるとともに、我を振り返り、それに反比例しているのではないかと、ふと心配してしまうのだった。


29(土)         60 100【23:30】

▼知多半島の南端、南知多町と美浜町の合併により生まれた市の名前は、南セントレア市である。
セントレア。
今春の中部国際空港開港にあたり、その愛称にちなんで付けたのだろうが、いったい誰が決めたんだ、こんな名前。
市民がなっとくしていると言うのならまだ許そう。どうやら名前を公募したらしいが、しかし、その中に南セントレアなんてのは、ひとつもなかったらしいではないか。
バカにしているとしか言いようがないだろう。
そもそも、決め方が安直過ぎる。住む方の身にもなって見ろ、と言いたい。
南セントレア市。
油断していると、東や西のセントレア市も出来かねない、そんな心配をしてしまうのだ。

▼回転寿司へ入ったが回転していなかった。回転していない寿司屋はもはや回転寿司とは言えず、こうなったら、自ら回転するしか方法はないだろう。
しかし、自ら回転してたら、食べにくくてしょうがないよ。
やはり、回転寿司は寿司が回転してなんぼのものである。


28(金)               【00:00】

▼やり残した仕事の消化は思いのほか時間が掛かり、気が付けばすでに0時を廻っていた。
頭はボーっとし、半ば仮死状態となりながらも必死に自分自身に活を入れ、なんとかやり遂げる。体調とは裏腹に清々しい気分だ。


27(木) 120 100       【23:00】

▼忙しい日が更に続く。
なにしろ余裕がない。それでも少しずつ先は見えてはいるようだ。後はそれを見失わないよう突き進むだけだ。


26(水)               【23:30】

▼政界では郵政民営化でもめているようだが、そもそも郵政を民営化すると何がどう良いのか。その辺がオレにはいまひとつピンと来ないのだ。
ま、端的に言って、民がやる方が効率が良くて儲かると言うことなのだろう。って、ことは、何かい。管は民に比べてそんなにでくの坊だったのか。まいったなこれは…

▼今日はちょっとばかり疲れてしまった。締め切り間近の物件、そして、手配しなければならない物件、それらがひしめいている。
なんとか乗り切らなくちゃな。


25(火) 200 100       【22:30】

▼ここ最近、昼食は仕出し弁当を取って食べている。手っ取り早く、そして安いのが魅力だ。しかしながらこの仕出し弁当、正体不明のおかずが入っていることがままあり、これはいったい何だろうと思いながら、ついに食べ終わるまで分からなかったなどと言うこともある。
今日のおかずの中にもそんな正体不明があり、食べてみると大福だった。いきなりである。
大福。
デザートとしてならまだその存在を認めることもできるだろう。しかし、大根やちくわと並んで大福はないじゃないか。
そんな大福に向かって、こう言うしかないだろう。
「おい、おまえ、どうしたんだ、こんなところで」
まるで不意を付かれたような、そんな気分だ。
この様に、仕出し弁当はお得である。


24(月)         60 100【22:20】

▼この時期の路面は思わぬ場所で凍結している場合があり、したがって冬場の運転はよりいっそうの慎重さが要求される。
しかしながらその慎重さの欠片もないのがAであり、案の定、Aが運転する車はスピンしたと言うし、スピンしたあげくに突っ込んだのは民家の車庫だった。
車庫の柱は折れ、さらに屋根が落ち、その屋根は車の屋根の上に載っている。
まるで、映画のスタントさながらである。
そう言えば聞こえはいいが、つまるところ、いまだに車は車庫に突っ込んだままである。
保険屋の調べが残っているゆえ仕方がないと言えば仕方ないが、困ったことは、人がここを通り掛かるたびに通報することである。
こんな状態で車があるのだから、気持ちも分からないでもないが、それにしたって、何度も同じ現場へ来てしまう警察官が不憫でならない。
となれば対策が必要なのではないか。
有効な手段は看板であろう。
看板に一言書いて立てておくのだ。
「この車は僕のです」
誰だ、僕ってのは。
しかし、これだけでも何かわけがあるに違いないと、人は通報を控えるだろう。これで警察も一安心である。
こんなことを言えるほど、本人はピンピンしているし、それが何より不幸中の幸いなのだった。


23(日) 120 100       【22:00】

▼けっして見るつもりではなかったのだが、結局のところ、大河ドラマ「義経」を見てしまっている。オレはそれほど、源氏平家に関しては詳しいわけでなく、義経に関しても、ほとんど素人である。こうなったらこれを機に知るしかないだろう。だったら取りあえず小説である。歴史を知る上での基本である。そして歴史小説と言えば司馬遼太郎だ。
新選組も司馬遼太郎から教わったのである。
▼それにしても、よくぞこれだけの歴史小説を世に出したものだ。まさに超人と言うしかないだろう。オレもできれば超人になりたい。けっして猿人にはなりたくないのです。


22(土)         60 100【23:50】

▼形あるものはいつか壊れる、とは言うものの、実際にその現象を目の当たりにすると、非常に寂しい気持ちになるものである。
愛車スカイラインもすでに6回の車検を通した。まだまだ元気だと思っていたものの、今回の車検ではかなりの部品交換があった。知らぬ間に目に見えない部分の老化が起きていたのだろう。やだやだ、老化ってやつは。
そしてここへ来て、目に見える部分にもその兆候が現れてきた。
数年前から、エアロパーツの塗装が剥がれかかってはきていたが、ついにその他の部分にも影響は出始めたのだ。
「窓枠」
窓枠には、黒い樹脂のコーティングがされているのだが、この部分が剥がれかかってきているのだ。こんなところが剥がれるなんて誰が思うだろう。しかし、剥がれるものなのだ。
一大事である。
はたして、修理できるものなのだろうか、そんな心配をするほどの不具合なのである。しかし、安心しろ。
なせばなる、とオレは自信を持って言いたい。
ドアまるごと交換。
なかば強引な方法ではあるが、これで万事解決だ。
やってできないことはないのである。


21(金) 200 100       【22:30】

▼かなり寒いに違いないが、雪が降るまでのことではない。
考えてみれば、今シーズンはまだ雪を見ていないのではないか。雪が降ったときのことを思えば、この寒さはまだまだ甘いと言えよう。

▼日本という国はわけが分からない。
救助活動のためのインドネシア自衛隊派遣はいいとして、人道支援と言ってまで、アメリカのフンドシ担ぎのためにイラクへ自衛隊を派遣する日本。そこまでする国なのに、なんだ、難民に対するこの冷たさは。
これじゃ、人のためだ、と言って行っている活動はすべて表向きのもので、実のところすべて、見返り目当ての打算あっての活動だと思われても仕方ないのではないか。
10年近くも日本で暮らしてきたクルド人一家に対する仕打ちは、どう見たって非人道的であり、日本人として情けない気持ちでいっぱいである。
なんとかしてあげろよ、一家族くらい。
誰に矛先を向けたら良いのか分からないわけだけれども。


20(木)         60 100【22:30】

▼今年、この地方の最大イベントと言えば、愛知万博、通称「愛・地球博」である。
オレは半年ほど前から会場内を出入りしているのだが、開幕まであと2ヶ月余りとなったいま、中はどんな状況になっているかと言うと、一言で言って、凄いことになっている。
中でも各パビリオンの内部工事は突貫工事の何ものでもないし、中にはいまだ手つかずの建物も見受けられる。ほんとに間に合うのか。
きっと間に合うのだろう。何とかしてしまうのが、この世界なのである。

19(水) 200 100       【22:30】

▼そろそろ対策を講じねばならないのが杉花粉だろう。
まだ症状は出ていないが、出てからでは遅いし、出てからやるのは、ちっとも対策じゃないよ。
なにしろ今年の花粉の量は過去最大級だと言うし、覚悟は必要であるものの、やはりできるだけのことはしたいものである。これまで様々な対策を行ったが、ここ数年は花粉の量が少ないこともあり、それがほんとに効果のあることなのか、いまひとつ実感がもてないのである。したがって、必要なのはもっと安心できる何かである。
そこで、ふとラジオで耳にしたのが、杉花粉エキスなるのもである。
なんだ、その杉花粉エキスってのは。
まさか、杉花粉そのもののエキスじゃないだろうな。
そのまさかである。
症状の出る前に、杉花粉を体内に入れ、少しずつ慣れさせていくと言う作戦らしいのだ。
ほんとに大丈夫なのか、その作戦。
一度、杉花粉と言うものを味わってみたい、怖いながらもそう思うのだった。


18(火)         60 100【22:30】

▼北海道のほぼ全域に震度を表す数字の羅列。
ついさっき、北海道で地震があったとの速報が入る。
震度は5強。
少し前には新潟でも震度4の揺れがあったという。
このところ揺れに対して少々慣れ気味になっているようにも思えるが、それにしたって多すぎやしないか。
こうなったら、いつここに来るか、の気構えでその時を待つしかないのだろうし、その時必要なのは、最善の覚悟に違いないのだ。


17(月) 120 100       【23:30】

▼新聞に先日の大学入試センター試験問題が載っていた。一目見れば、それがまるで次元の違う世界であることは一目瞭然である。まるでやる意欲が沸かないくらいにちんぷんかんぷんなのだ。
その中で目を引いたのは、コンピュータープログラムの問題である。その言語がBASICなのである。数学にこんな問題が出題されているとは思いもよらなかった。そもそも、いまさらなぜBASICなのか。自分が趣味でBASICを囓っていたのは、すでに20年近くも前のことではなかったか。
やはり、プログラムの基本は、BASICだと言うことなのだろうか。
それよりも何よりも、ここまで守備範囲が広いのか、いまの受験生は。
ただただ感心するばかりなのである。


16(日)         60 100【22:00】

▼ひげ剃りは手動式に限る、と言う固定観念でT字式の剃刀を使っている。
親父も決まって、貝印のお徳用T字剃刀を使っていたことを思い出す。
念のため言って置くが、オレのはお徳用じゃない。刃が3枚も付いたやつだ。
いま現在、4枚刃なるものも存在する様だが、この分だとあと20年もすれば、10枚刃くらいは出てもおかしくはないだろう。
多けりゃいいのかよ?
しかしながら、この手動式剃刀の場合、ちょっと気を抜けば出血すると言う欠点を持っている。朝の忙しい時に顔面血だらけは、ちょっと困りものである。
そこで今回、電気剃刀を導入することにした。
某電気量販店へ行き、物色。
あまりにも様々な種類があるため、どれがどう良いのか決めかねていたところ、店のおっさんが近寄ってきた。
「キレが良いのはこれです」と言って、指し示したのは、ロータリーシェーバーだった。ロータリーと言えば、マツダである。
それは車のエンジンじゃないか。エンジン式の剃刀はちょっと豪快すぎやしませんか。そもそも、うるさいよ、うるさい。
くれぐれも電気剃刀である。
ロータリーと言えば、どうやらHITACHI の専売特許らしく、通常の刃よりも長持ちするらしい。しかしながら電気剃刀と言ってまず思い浮かべるのは「ブラウン」ではないだろうか。
「これはどうなんだろう?」オレはブラウンの電気剃刀を指し示し、おっさんにそれとなく聞いた。
おっさんは言う。
「ブラウンは名前です。名前で売れてるんですよ。キレが良いのはこれです」
指を指したのは、やはりロータリーシェーバーである。
どうしても、ロータリーシェーバーを勧めたいらしい。
確かに、ロータリーと言う響きが、何か得体の知れない性能の良さを感じさせる。
結局オレは、それに決めた。
見ると、そのおっさんの胸にはこう書かれた札が下がっていた。
「HITACHI」
決しておっさんにそそのかされたわけではない。オレは自主的にそう決めたのだ。
そう言わずにはいられないじゃないか。


15(土) 120 100       【21:30】

▼会議とは、言ってみれば睡魔との戦いである。
その戦いを挑むべく大阪へ遠征した。
案の定、その戦いは過酷であり、それも8時間も過ぎればすでにオレの身体はすっかりグロッギーぎみである。
しかし、それも終わってみれば、この爽快感はいったい何だ。
ただただホッとしたと言う、開放感に他ならないのだった。


14(金)         60 100【22:20】

▼世の中には「慌て者」と言った類の人種が存在することは良く知られたことだ。
業者のKもまた慌て者の類であり、おまけにいつも焦っている風なのだ。
その慌て振りは、こちらも見ていて気の毒になるくらいの慌て振りである。
例えば、オレが貸した鍵を返して貰おうとKに言う。
「昨日貸した鍵、返してくれるか」
その瞬間、Kの慌て者スイッチが入る。
「あ、あ、すいません…」
Kは鍵を入れたであろう防寒着のポケットのファスナーに手を掛ける。
ファスナーであることに一抹の不安を覚えた。そして、その不安は現実のものとなる。
ファスナーが防寒着の布に噛んでしまったのだ。
「あ、あ、、、」
Kは必死にファスナーを引っ張るが、焦れば焦るほどファスナーの食い込みはひどくなってくる。
「おいおい、そんなに焦らなくてもいいぞ」
しかし、もう何を言ってもダメだ。見ればこの寒いのに汗だくではないか。
慌て者スイッチが入ったとたん、Kの思考回路は停止する仕組みになっているのだ。
なんてイライラする仕組みなんだ。
そうこうしているうちに、何とかファスナーは復旧し、ポケットが開いた。
そして、Kは言う。
「なんでしたっけ?」
「慌て者」以上の何かを感じさせるよ、あんた。


13(木) 200 100       【23:00】

▼なんだか分からないうちに過ぎてしまった一日。気が付けば夜だった。
なにしろ忙しい。
一日が30時間あって欲しいと一瞬思うが、さらに6時間仕事が増えるのは、やなこった。


12(水)         60 100【22:10】

▼いままで聞いたこともなかったものが、いきなり流行し始めることはしばしばあるもので、それが疾病だと、なかなかやっかいである。
ノロウイルス。
たぶん、ノロさんが発見したウイルスだと思われるが、そんなウイルスはこれまで聞いたことがなかったよ。
ここへ来て、いま大流行であり、連日ニュースではその話題でもちきりである。
それにしても、いきなり、なぜノロウイルスなのか。
確かに人間は、様々な要因に影響を受けやすい生物であることは分かっているものの、それにしたって連鎖反応にもほどがあるのではないか。
なにしろ、あっと言う間に日本全国ノロウイルスである。
何か臭い。
言っとくが臭いのはオレではない。
これでも毎日風呂には入ってるからさ。

何か陰謀めいたものを感じるのは、オレの考えすぎだろうか。


11(火) 200 100       【22:00】

▼いつの間にかすっかり冬本番の寒さである。
今にも雪が降りそうな空気の冷たさであるが、降りそうで降らない。いっそのこと降ってくれれば諦めも付くのだろうが、それはそれで困る。
いったいどっちなんだ。


10(月)         60 100【21:30】

▼岡崎と言えば、岡崎城だろう。
と言うことで、岡崎城へ登ってみた。
登ったと言っても、塀をよじ登るのは得策ではないため、普通に階段で登った。
当たり前だけど。
城と言っても名古屋城なんかと同じくここもやはり鉄筋コンクリート造であるのだが、徳川家康誕生の地と言うだけあって、その事実だけで何か厳かな雰囲気を感じさせる。
冷静に見れば、ただの資料館だけど。
しかし、たまにはこう言う場へ足を向け、歴史に思いを馳せるのも良いものである。


▼R1号を帰る途中、目に止まったのが知立名物の大あん巻であり、そこへ立ち寄った。
大あん巻きにこれほどの種類があるとは思いもよらなかった。これも時代の流れなのだろう。


 9(日) 120 100       【22:30】

▼念願の床屋へ行く。さっぱりして感無量だが、それよりも何よりも襟足が寒いよ。

▼パソコンの部品を調達に大須アメ横へ。
相変わらず、賑やかで活気のある街である。しかし長居は無用だ。
駐車料金がバカにならないんだよ、ここは。


▼今日こそは久々に腕立て200回と思ったが、ダメだ。
首が痛い。
それもこれも床屋のせいであることは疑いようもなく、2時間以上も同じ姿勢でいれば、おかしくならないわけがないじゃないか。
だからオレは床屋が嫌いなのだ。


 8(土)         60 100【22:00】

▼パソコンにおいて問題視されることの一つに騒音問題がある。
オレのマシンも然りである。なにしろ我がマシンにはファンが5機付いている。CPUファンと電源にファンが付いているのは当たり前だが、その他に大小3機のファンがケースに搭載されているのだ。
それが実にうるさいったらない。しかも、足下はこのファンによる風でかなり寒いときている。できるならファンなんてない方がいいだろう。しかしながら、パソコン内部の熱は相当なものであり、この熱によって、時にはマシンが暴走すると言うこともあり得るのだ。
したがってファンは確かにうるさいが、重要な役割を果たしていると言えよう。
なんて不憫なんだ、ファンって奴は。
それでも少しでも騒音は抑えたいと思い、ファンコントローラーを組み込んだ。
ファンの速度を自由に調整できる代物なのである。




 7(金) 120 100       【23:00】

▼世の中に鬱陶しいものは数多くあれど、伸びた頭ほど鬱陶しいものはないだろう。
伸びた頭と言っても、頭の形が細長くなったわけではない。そんなことになったら帽子が被りにくいったらないだろうし、そんな頭を見て、人々は口々にこう言うだろう。
あの人の頭、ちょっと見ない間にすっかり、トンガリコーンだね。
そう言われて喜ぶ奴はいないだろう。
だって、トンガリコーンだよ、トンガリコーン。
食べる分には美味しいが、頭の形がトンガリコーンじゃ、おいそれと外を歩けないなあ。
この様に、頭が伸びるとろくなことがないのである。
すっかり話がそれてしまったじゃないか。
伸びたのは頭の形ではなく、髪の毛である。
すなわちすっかり髪の毛が伸びてしまったのである。気が付けば前回の散髪からすでに3ヶ月を過ぎている。できればもう一ヶ月は辛抱したいところだが、ここは往生際良く、床屋へ行きたいと思うのみなのだ。


 6(木)               【23:00】

▼体の具合が思わしくない。
人はそれを体調不良と言う。
風邪だろうか。それとも何か悪い思い違いだろうか。
なにしろこのところ身体が弱っているような気がしてならないのだ。
ダメだ。そんなことじゃ。
昔から言うだろう。
弱気はそんき。強気は、いのき、って…
いま考えたんだけど。

とにかく明日は復活したいと願うのみ。


 5(水)         60 100【22:00】

▼正月休暇ですっかりリズムが崩れてしまったのか、昨晩はなかなか寝付けず、もがいているうち、ふと気付くと朝になっていた。

▼そして仕事始めの今日、ことごとく皆、風邪を引いている。
皆もリズムを崩しているようだ。
したがって、リズムを整えねばなるまい。
だったら、これしかないだろう。
カスタネット。
楽器と言えば、これしかできないんだよ、オレは…


 4(火) 120 100       【22:30】

▼正月休みも今日が最後である。
休み中の愛車スカイラインの汚れを落とした後、マンガ喫茶へ。
マンガ喫茶だが、つい、SASUKEを見てしまう。しかも最初から最後までだ。
マンガ喫茶でSASUKEを見る。
その意味合いはなんなんだ。自宅で見ちゃダメなのか。深く考えてはいけない。
ただひとつ言えること、それは、
SASUKEを見るためにマンガ喫茶へ入っちゃった。
その事実だけである。
万事、そんないい加減さで、明日からの仕事に挑むのだ。


 3(月)         60 100【23:00】

▼青春の門全巻読了。
もうこれ以上の青春の門はない、となると、なんだか寂しい。そう思えるほど面白い小説だった。
すべて読み終えたところで、何か情報はないかと、サイトで検索していたら思い掛けない情報が目に入った。
春からドラマが始まると言うではないか。
そう言った場合、心配になるのはそのキャスティングである。
まだ最終決定していないのか、詳細までは載っていなかったが、ここ最近の傾向から危惧されるのは、ジャニーズの存在に他ならないだろう。
視聴率あってのものゆえ、それも致し方ないところだが、是非ともイメージを壊さないで頂きたいと願うのみなのである。
だがしかし、元来あまりドラマなど見ないオレである。
忘れるよ、きっと。


 2(日) 120 100       【23:00】

▼正月は油断をするとつい、ボサッとしてしまうものである。
これではいけないと、愛車スカイランを走らせる。
向かったのは渥美半島。
なぜ渥美半島なんだ。
意味は、ありそうで、実はちっともない。
ただ、長いこと愛知県にいて、渥美半島へ行くのは初めてであると言うことだ。
渥美半島の突端、伊良湖岬を目指して走った。さぞかし綺麗な夕日が見れるに違いない。
が、到着した頃にはすっかり日が沈んでいました。
無計画も甚だしい。いつものことである。
結局、ただ単に一日中掛けて渥美半島を一周しただけなのだった。



 1(土)         60 100【21:50】

▼まったく正月と言う気分がしない。
正月らしいことを何一つしていないからだろうし、外へ出ても何ら正月らしい風景を見掛けないのだ。
正月らしい風景。それは凧上げかも知れないし、コマ回しかも知れない。
凧の一つくらい、上げたらどうなんだ。
都会でそんな風景を望むこと自体、どだい無理な話なのかもしれない。だからと言って、自らその風景を作るほどの勇気はない。
いい歳して無我夢中のコマ回しはないじゃないか。
コマ回しをバカにしているわけでない。
▼それよりも何よりもオレにとって、もっとも正月の風景として必要な物。それは何を置いても雪である。
雪のない正月は、クリープの入れないコーヒー以上に、らしくない風景なのだ。
そう思いつつ、懐かしい故郷の正月を思い浮かべるのだった。



byクムラ〜





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