千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を錬とする。
体力維持か、単なる意地か、長年続けている腕立て伏せ。
ややもすると怠け気味になってくる今日この頃。
自分自身への叱咤も含め、ここに記す。
<2004年 9月> ◆腕立伏◆スクワ◆背筋◆腹筋◇時間 30(木) 60 90【22:30】 ▼断水である。 断水とは、断固として水の出ない様を言うらしく、なるほど、蛇口を引こうが押そうが、水は一滴も出てこない。 なにしろいきなりのことであり、こうなるともう不便なことこの上ない。 風呂はポリタンクである。体を一通り洗うには、20リッターポリタンク2ヶでも足りないと言うことが分かったが、それよりも何よりも、冷たいよ冷たい。 オレは修行僧かよ。 分かっているつもりでも、つい蛇口をひねってしまう。 つくづく、水の有り難みが身に沁みるのだった。 29(水) 【23:30】 ▼台風の影響で雨が凄いことになっているし、それ以上に、仕事がなかなかひどい忙しさになっている。 期末と言うこともあるが、それにしてもうまくいかないことだらけである。 つくづく、体が2つ欲しいと思うのだが、2つあったらあったで、今度は3つ欲しいと思うのが関の山だろう。 とにかく、この局面をなんとか脱出しなくてはならないのだ。 28(火) 200 100 【22:20】 ▼まったく気にも止めていなかった台風が、気が付けばこっちへ向かっている。 つい先日まで、まったく違う方向を向いていたのだが、何を思ったのか、まるで思い出したかの様に右へ振り向いたのである。 どうした風の吹き回しなんだ。 これが、台風の吹き回しなのか。 もう一度、考え直して欲しいと願うのだった。 27(月) 60 90【22:00】 ▼甘い物は大丈夫ですか。と、後輩が出してきたものは、最中(もなか)の菓子折である。 確かに甘い物は大丈夫なオレだが、さすがに最中となると3個が限界であり、後輩が言うには3個でもかなりなものらしい。 だがしかし、果たして最中3個で甘党と言えるだろうか。 ダメだ。最中3個じゃ、甘党として、これほど情けないものはないのではないか。 最中はなんとも不甲斐ない結果に終わってしまったが、これならどうだ。 おはぎ。 時として、ぼた餅とも言う、おはぎである。 先立ってオレが食べたおはぎの数は6個だ。 これならば、甘党の初段くらいはいけるのではないでしょうか。 だからどうしたと言われそうだけど。 26(日) 120 100 【22:00】 ▼愛車スカイライン。走りはまだまだ元気だが、老齢化は確実に進んでおり、となれば、いつ何のトラブルに見舞われるか分からない。 そして今日、それは突然やってきた。 暑いよ、暑い。 冷房を付けていたつもりが、知らぬ間に暖房になっている。 いくら冷房にしようとスイッチを押そうが、念じようが、吹き出し口から出てくる風は温風である。 どうしてへそを曲げたのかは分からないが、頑としてスカイラインは言うことを聞いてくれない。 おまけに外は雨だ。これじゃ、窓を開けるわけにもいかないじゃないか。 ▼エアコンの修理代は高い。一度、コンプレッサーを交換しており、確か、10万は軽く掛かったはずだ。 憂鬱な気分で帰宅し、駐車場に車を停めた。エアコンのスイッチを入れてみる。 出てきたよ、涼しい風が。 からかってるのか、おまえ。 しかし、遅かれ早かれ、覚悟しなくちゃな。 25(土) 60 90【23:00】 ▼今日は、あちこちで運動会が開催されていたらしい。 昨日の悪天とは打って代わり、素晴らしい運動会日和だったのではないか。 まったく気配はなかったけど。 ▼運動会と言えば思い出すことがある。 オレが小学校の頃の話である。 その当時、運動会において、最初に争われたのは陣地取りであった。 しかし、プログラムのどこを見てもそんな競技は見あたらない。当たり前である。単なる親の座席取りだからだ。 そこで親父の登場である。 うちの親父はイベントが大好きである。人混みの中へ入ると、どうやら気分がハイになるらしく、見ているこちらもハラハラするくらいの行動力を発揮するのである。 その行動力は、陣地取りにも発揮されたらしく、我が家のござはしっかりと特等席に陣取られていた。さすが親父である。 しかし、感心しているのもつかの間、このあと思いもかけない事態が起こった。 こちらへ向かって歩いてくるのは見ず知らずの男だ。その表情はなぜか怒りに満ち満ちている。 何か言いたそうだが、あまりもの怒りに言葉にならないようである。それでも我が家に向かい必死に言葉を発した。 「こ、こ、ここ、、、」 ニワトリか、おまえは。 やはり何が言いたいのか分からない。 そうこうしているうちにその男はうちらが座っているござをいきなりはがしたではないか。 なんて強引な奴なんだ。 しかし、次の瞬間、その意味が分かった。 はがしたござの下には、明らかにうちの名前とは異なる名前が書かれていた。 そうである。我が親父はこともあろうに、人が取った陣地に自分のござを敷いたのだ。 怒るのも無理はないだろう。 この様に、うちの親父は、ちょっとどうかと思うほどの、ちゃっかりものであった。 24(金) 120 100 【23:00】 ▼このところ、毎日のように来るのがスパイウェアーである。 来るなりウイルスバスターが瞬時に察知するので被害はないのだが、それにしても毎日である。 これだけひっきりなしに来られたのでは、それがすでに被害じゃないか。 なんとか根底から駆除して頂きたいと願うのです。 23(木) 60 90【22:30】 ▼古本屋へ行くと取りあえず探す本はあるもので、しかしながらなかなか目的の本は見つからないものである。 ふらっとブックオフへ。 そこで、いまや幻とも言うべき本が見つかったのだ。 HP200LXバイエル。 いったい何の本だ。 読んで字のごとし、HP200LXのバイエルである。 長年オレの相棒として活躍している愛機200LXの入門書とも言うべき本であり、オレは昔、知人から借りて読んだことはあったのだが、それ以来の再会である。 実に懐かしい。 見つけたとたん、オレは小躍りした。その場でスキップでも踏みそうな非常に危険な状態であった。 105円。 安いよ。 オレに取っては、この何十倍も価値のある本なのだ。 22(水) 200 100 【22:40】 ▼まだまだ水筒が大活躍の毎日である。 今年は水筒導入のお陰でかなりのお茶を摂取したのではないか。 その効果は思わぬところで現れた。 血圧である。 健康診断ではいつも高血圧気味の指摘を受けるのだが、いまや血圧は正常そのものであり、むしろ低いくらいなのではないかと心配になるほどである。 果たしてそれがお茶のせいなのか。 それとも、毎日イヤになるほど歩いているせいなのか。 どちらにせよ、疲れている割に、とても健康的なのだった。 21(火) 60 90【22:00】 ▼意外なと言うか、いまや当たり前になってしまっている事実なのかも知れないが、多くの小学生が天動説を信じていると言うし、驚くべきは、太陽が昇る方角をも知らないと言う。 お日様が上る方角を覚える方法として、現在考えられる最良の方法は、天才バカボンである。 ♪西から昇ったおひさまが ひがし〜に し〜ず〜むぅ〜♪ この逆である。 この様に天才バカボンの主題歌を口ずさめば、たちどころに太陽の昇る方角と沈む方角を知ることができるのだ。 これほどためになるアニメがあっただろうか。 この功績を考えれば、アルプスのハイジもフランダースの犬も、足下にも及ばないだろう。 だからこそ、いま、バカボンなのだ。 方程式や三角関数の前にいまの小学生は天才バカボンを見なければいけないのだ。 20(月) 120 100 【21:30】 ▼先立っての接触事故処理のため警察署へ。 運転していた後輩はさすがに落ち込んでいる。わざわざ来て貰った被害者の方は、さぞかしご立腹かと思ったが、とても良い人だった。 それだけでもありがたい。 ▼こういうことは、なぜか連鎖反応するものである。特に今週一週間は要注意週間である。 特にオレの場合はそうだ。 いつもより、10キロ減で走行することをここに宣言したい。 19(日) 60 90【23:00】 ▼プロボクシングの世界において5階級を制覇した人間は3人おり、6階級を制覇した人間はと言うと、そのうちのたった一人である。その一人はいまだ現役チャンピオンとして君臨する、オスカー・デラ・ホーヤ、その人である。 そして今日、デラ・ホーヤは、4団体タイトルの統一を賭けてリングにあがった。 相手は、バーナード・ポプキンス。 その風貌は明らかに悪役であるが、そのキャッチコピーを聞いて驚くな。 「死刑執行人」 風貌そのままである。 とにもかくにも、強豪選手である。 結果は、無惨にもデラ・ホーヤのKO負け。 生涯初のKOによる敗北である。 これまで6階級をまたいで戦ってきたのである。体重を増加させつつ調整してきたとは言え、やはり体格の差は歴然としており、パワーの差も大きく左右したのだろう。 この敗北により、デラ・ホーヤの時代の終焉は確実に近付いている。 18(土) 120 100 【22:40】 ▼ETCは高速道路を停止することなく通過することのできる実に便利な機械である。そのETCを我がスカイラインに導入してから、早2ヶ月。さぞかし優越感に浸る毎日だろう。 1回使っただけだよ。 私用で高速道路を使うことはめったにないからである。 ▼本日、久しぶりにETCの出番が来た。 止まることなく通過できるとは言え、やはり何か不安が付きまとう。もし、ゲートが開かなかったら… つい、そんな良からぬことを想像してしまうのだ。 しかし、この文明の発達した世の中、そんなことはめったにあることではない。まったくの取り越し苦労だろう。 颯爽と、インターチェンジへ。一般ゲートは待ちの車でいっぱいである。優越感に浸りながらETC専用ゲートへ突入だ。 開かないんですけど…ゲート なんなんだ。オレがいったい何をしたって言うんだ。その瞬間、オレは頭が真っ白になり、目は宙をさまようだけであった。 しばらく、ETCの呪縛から逃れられそうもないよ。 17(金) 60 90【22:40】 ▼できればあいたくないと言うものは色々あるだろうが、「会いたくない」ではなく、「遭いたくない」とくれば、それはもう事故に他ならず、今朝、同乗していた車が接触事故を起こしてしまった。幸いにして、双方とも怪我はなく、車の傷もそれほどではなかったものの、事故は事故に変わりなく、それ相当の手続きが必要になる。 どちらかと言えば、こちらが加害者なのだが、事故証明を取るには被害者にも警察出頭をしてもらわねばならず、被害者に取ってはまさに踏んだり蹴ったりだろう。 こうなるともう、まことに申し訳ない旨を表現するしかなく、それはもう精神的にかなり苦痛なものである。 くれぐれも気を付けようと、肝に銘じるのだった。 16(木) 120 100 【22:50】 ▼終日、東京へ。 ▼たいていの場合、東京への出張は会議のためであり、また会議は通常、土曜か日曜である。したがって、今回の様に平日東京の店へ行くことは珍しく、一歩中へ入れば実に懐かしい面々との再会であった。 ▼できれば一泊したいところであったが、明日もしっかり仕事が入っているのだった。 15(水) 60 90【21:30】 ▼朝、久しぶりに会社に出勤。 改めて気付いたことだが、社内は実に平和である。 そんな中で、新規パソコンのセッティング。OAリーダーの職務であるが、なにしろリーダーである。誰もやりたいと言ったわけでもないのに気が付けばOAリーダーだ。しかも、リーダーと言うのに、部下がいないのはどういう了見だ。 なんとも孤独なリーダーなのである。 それを人は、ロンリーダーと言う。 いま考えたんだけど。 ▼明日は東京出張である。 14(火) 200 100 【22:00】 ▼あっちを立てれば、こっちが立たず。 一方で頼まれたことを引き受けることにより、もう一方がおざなりになると言うことはあるもので、そうなるともう、身動きが取れないのである。 まさに板挟み状態であり、取りあえず、なるようになるまでじっと我慢するしかないのだろうか。 精神衛生上良くない。 13(月) 60 90【22:00】 ▼小池百合子環境大臣がオレの前を車で通り過ぎた。 後から聞いたんだけど。 先に言ってくれよ、と言いたい。 だがしかし、小池百合子と聞いて、一瞬分からなかったけどさ。 12(日) 120 100 【21:30】 ▼週一の休みとなれば実に貴重な休みであるが、そんなことは微塵も感じさせない、まったりとした休日であった。 ▼いつの間にか相撲が始まっている。 今場所も朝青龍の優勝は堅そうであるが、注目すべき力士は琴欧州である。 今場所が新入幕であるのだが、四股名から分かるように日本人ではない。ブルガリア出身である。身長は実に2メートル4センチ。力士にするのがもったいないくらいである。 じゃあ、何だったらいいんだ。2メートルを越える力士がいたっていいじゃないか。 誰も文句言ってないけど。 ▼他にも注目力士はいるものの、どれもこれも外国力士なのはどういう分けだ。 このままでは幕内力士の大半が外国力士と言うことにもなりかねないのではないか。 そんなのダメだ。なんとしてでも国技を守らねばなるまい。 いま、日本人力士にないのは、ハングリーに他ならず、だからと言って飯も食わずに相撲取りが勤まるか! ハングリー違いだよ、それ。 いったいどうしたら、ハングリー精神を持たせることができるのだろう。 いまの日本じゃ、無理かもな。 11(土) 60 90【22:30】 ▼残暑厳しく、休日出勤。 ▼今週も無事仕事は終わり、ホッとした勢いで映画を見に行った。 アイ・ロボット。 ロボット好きとして、この手の映画は見逃せないのである。 それは、西暦2035年の人間とロボットが共存し始めた世界。 見ているうち思い出すのは、手塚治虫の火の鳥、未来編だったし、ロボットが夢を見る場面などは、小説「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」であった。 それにしても、30年後である。 たったの30年後なのである。果たしてここまでに至っているのだろうか。 確認せねばなるまい。したがって、30年後まで生きていなければならないのだ。 大変だ。 10(金) 200 100 【22:30】 ▼体調の悪い次の日は、やけに調子がいい。 どうやらオレのバイオリズムは普通の曲線ではないようだ。では、どんな曲線かと問われれたならば、強いて言わせてもらえば、竹を割ったような曲線とでも言いましょうか。 曲線なのか、それ。 ▼取りあえず、今週のプロ野球ストライキは中止。 なんとなく予想のできたことであり、当事者に取っても、筋書き通りなのではないか。 結局、「あの騒ぎはなんだったんだ」と言うような虚しい結果になりそうである。 9(木) 【ーー:ーー】 ▼久々に調子が悪い。 別段、何をやった分けでもないのに、ほとほと疲れてしまっている。 これが、バイオリズムと言うものなのか。 今日は早く寝よう。 8(水) 200 100 【22:30】 ▼昨日の台風はついに北海道まで到達し、しかも北海道史上最大の風速を記録したらしく、これは一大事と実家に電話し状況を聞いてみた。やはり、よほど凄かったとのことで、一日停電だったらしく、そうなると情報源は限られてくるだろう。 オレが昔使っていたと言う携帯ラジオでほそぼそとニュースを聞き、息を潜めて台風が行き過ぎるのを待っていたと言うが、いまだにあるのか、オレのラジオ。 まさか、こんなところで出番が来るとは思いもしなかっただろう。 そんなことはどうでもいいが、とにかく、北海道では考えられないほどの風だったらしく、近所の樹木や物置など、そこかしこで倒れていたとのこと。 実家は、幸運にも被害はなかったと言うが、北大のポプラ並木は軒並み倒れてしまったらしい。 一刻も早く、起こしてやって欲しいものである。 なにしろ、今回の台風は日本列島を総なめである。 ▼そうこうしているうち、また地震である。 最近、どうなってるんだ、いったい。 7(火) 60 90【21:30】 ▼プロ野球のストライキが避けられない状況になっているらしく、こうなったら球団と選手会の根比べである。お互い、相手が引くことを期待しているのだろうが、どうやらその期待も虚しく、ストライキ突入となりそうなのである。 なんでも、日本プロ野球界に取って初めてのストライキらしいのだが、果たして、ちゃんとできるのか、ストライキ。 中には、ストライキの意味が分からない選手もいるのではないか。オレは、それが心配なのである。 「ストライキ バッターアウト」だけは、避けて貰いたいものである。 何だか分からないけど。 6(月) 200 100 【22:00】 ▼残暑はまだまだ厳しく、昨日の雨も相まって、蒸し暑いことこの上ない。 ▼台風が確実に近付いている。すでに沖縄は凄いことになっている。 テレビのレポーターは台風の真っ直中であり、風に飛ばされそうになりながら、必死の形相でレポートしているが、おまえは、いったい何をやってるんだ。 この期に及んで、海岸にまで出ている始末だ。 必死とは言え、外を歩く姿を見れば、きっと「オレだって」と、のこのこ出歩くバカがいるに違いないのだ。 見ていると、なんだか無性に腹が立ってくるのだった。 5(日) 60 90【21:00】 ▼雨が凄いし、雷も凄い。 ここまで凄いと、気持ちいいくらいである。 そんな中、本屋へ行き、買いもしない本を立ち読みする。 すると突然めまいが… このオレがめまいなんて、と思ったが、どうやらそれは地震であった。 とんだ思い違いである。オレはホッと尻を撫で下ろした。 尻かよ。 揺れは、けっこう長く続き、読んでいた本から顔を上げると、さっきまであれほどいた客がいつの間にかすっかりいなくなっていた。 皆、慌て者である。 ▼また台風が近付いている。この前と同じ経路であり、さらにでかいときている。 油断ならない週の始めとなりそうなのである。 4(土) 120 100 【21:00】 ▼シーンと静まり返った会社で、ひとり仕事。 なんとも寂しいのである。 土曜日なのだからそれはそれでしょうがないが、回りに雑音がまったくない中での仕事は、何かもの足りなさを感じる。そんな違和感を感じつつも、いつしか仕事はしっかりはかどった。効率の良い仕事は孤独に限る。 3(金) 60 90【23:00】 ▼WindowsUpDateは、パソコンのシステムを常に最新かつ最適な状態に保つ機能であり、自動で更新されるように設定している人もいるだろう。このオレもそうだ。 ところがどうだ。WindowsUpDate しちゃまずい事態もある得るのである。 WindowsXP SP2 である。今月から配布されるらしいのだが、売りは強固なセキュリティであり、それならば更に安心と言って、導入するのが普通だろう。しかし、これがくせ者で、あまりにもセキュリティを強化したが故に、ネットトラブルが発生する可能性もまた大きいらしいのだ。こりゃまずい。オレは早速、WindowsUpDate の自動更新を切った。 これでひとまず一安心である。 なんなんだ、このなんとも言えない変な気分は。 2(木) 200 100 【22:30】 ▼ニフティに入会して、11周年。そんなメールが来た。 そうか、もう11年なのか。 その頃は、まだインターネットなるものの存在はなく、パソコン通信と言う、ビジュアル的なものなどまったくない、文字ベースでやり取りする世界だった。 それでも、それはそれで楽しいものであった。なにしろ、通常の生活では絶対に出会うことのできない人達とコミュニケートできるのである。 ▼現在、インターネットの技術は飛躍的に発展したが、それに反し、使う人間のモラルは次第に低下しているのではないか。 これから10年先のインターネットのことを思うと、果たして、インターネットができる生活をしているのだろうか。 まず、自分の今後の生活が心配でならないのだ。 1(水) 60 90【22:30】 ▼「いらないか? 犬。ゴールデンレトリバーだが、30頭いるんだけど」 いきなりの話である。 確かにオレは犬が好きである。だがしかし、30頭、っておまえ。 30頭のゴールデンレトリバーがいきなり来ても見たまえ。 どうやって、名前と顔を覚えりゃいいんだ。 どうやら、一頭でいいらしいが、考えてみればマンション住まいのオレには無理である。 30頭のゴールデンレトリバーの行く末が心配なのだった。 byクムラ〜 |