◆腕立て日記◆

千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を錬とする。

体力維持か、単なる意地か、長年続けている腕立て伏せ。
ややもすると怠け気味になってくる今日この頃。
自分自身への叱咤も含め、ここに記す。

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<2004年 3月>

     ◆腕立伏◆スクワ◆背筋◆腹筋◇時間

31(水) 200 100      【22:00】

▼雨上がりの風で名古屋城の桜が元気に咲き乱れている。





▼帰宅すると、ワールドカップ予選、日本vsシンガポールはすでに後半だった。
日本が1点リードである。
安心し風呂に入る。
風呂から上がり、見れば、いつの間にか同点じゃないか。
それからは、気が気ではない。
なんとか、1点を追加し、勝利を上げることができたものの、この先のことを思えば、どの試合もけっして油断はできない。
だからこそ、サッカーなのか。


30(火)         60 90【22:40】

▼終日の雨。
その雨に必死に耐え忍んでいるかのような桜の風情。
けっして満開前に散ってはいけないのだ。なにとぞ、頑張って欲しいとエールを送る。
聞いちゃいないだろうけど。
▼物件の引き渡しも無事終わり、ひとつ肩の荷がおりた気分である。
気付けば3月も明日で終わりである。


29(月) 120 100      【22:30】

▼名古屋城の桜はすでに7分咲きである。
それほど暖かい一日だった。

▼今日はかなり疲れてしまった。
明日は、いよいよ物件の引き渡しである。

▼今週はきっと、床屋に行こう。


28(日)         60 90【22:40】

▼昼まで熟睡。競馬は撃沈。

▼近所にある三越の北海道物産展へ行き、ラーメンを食べる。
オレの場合、ラーメンは基本的に醤油である。味噌も捨てがたいが、味噌は当たり外れが非常に多い。したがって、外れたときのショックを思えば、どうしてもリスクの少ない醤油となるのだ。
その考えを覆すだけの味噌ラーメンに出くわしたいものである。


27(土) 200 100      【21:40】

▼五分咲きの桜を眺めながらの休日出勤。

▼「そこを掃除せよ」と指示し、見れば、壁は汚れたままである。どうやら、土間を掃いただけらしい。
「まさか、これで終わりじゃないだろうな」と問えば、「まだありますか?」などと戯けたことを言うので、「雑巾で拭け!」と叱る。
拭き始めた。
確かに、雑巾で拭いている。拭いているのは良いが、見れば、さっき掃いていた土間じゃないか。
「土間を雑巾で拭いてどうする!」

壁を拭き始めた。
そして… なかなか戻ってこない。すでに2時間である。何かあったのだろうかと、見に行った。
2時間前と同じところを拭いている。
これは何と言ったらいいのだろう。
単刀直入に言えば、
かたくなに融通が利かない。
ここまでくれば、本物である。
何かこう、神髄を見た、と言う思いである。
やだなあ、こんな神髄は…


26(金)         60 90【23:20】

▼桜である。
ついに咲き始めた。

▼いまの仕事は次第に収束に向かっているが、それと共にいよいよ残業が激しくなってきた。明日も当然、休日出勤だし、準備せねばならぬ書類もまだまだ多くある。
▼それでも、暇さえ有れば本を読んでいる。
司馬遼太郎「北斗の人」を読了。
北斗の人とは、剣豪「千葉周作」その人である。
幕末の剣客であり、史上最強の剣豪と言えば、宮本武蔵らと共に必ず名が上がる剣士である。名は知ってはいたものの、改めてその生涯を読めば、それはまさに感動するしかないのだ。


25(木) 200 100      【22:20】

▼名古屋城周辺はいつの間にか花見の準備がされている。
出店が並び始めたのである。しかし、まだ花見にはほど遠い風情である。

▼愛知万博まであと1年であり、にわかにその話題で賑わい始めた。
見所は様々にあるようだが、その目玉のひとつは、マンモスである。それを聞いたとき、疑惑の念を感じざるを得なかったのだが、どうやら、現在発掘中らしい。
もし発掘が成功したならば、それはまさに、まるごとマンモスである。
だがしかし、どうやらそのマンモスには、ちょっとした欠陥があるらしい。
ちょっとした、と言うよりも、かなり深刻な問題かも知れない。
その問題とは何か。
ちっちゃい。
そうである。そのマンモスは、象よりも小さいらしいのだ。
かなり困った問題である。
なにしろマンモスと言えば、でかいのが当たり前である。
象より小さいマンモスなど、マンモスと名乗るのもおこがましいのではないか。
言ってみれば、せいぜい、センモスくらいが良いところではないだろうか。
だからと言って、ふくらますなどというインチキはくれぐれも止めて貰いたい。
そう願わずにはいられないのだ。
余計なお世話かも知れないけど。


24(水)         60 90【22:10】

▼思ったよりも雨は降らなかった。
今週は、なんとか保ちそうである。

▼気が付けば、まもなくニュースステーションの最終回である。
ニュースステーションと言えば、久米宏であり、久米宏の降板と共に番組は終了するのだ。
とにかく長寿番組であり、思えば、物心付いた頃からやっていたような、そんな気がする。
物心が遅すぎるよ、おい。
▼最終回は金曜日であるから、きっとその回はスペシャルなのだろう。したがって、明日の番組が実質的な最終回なのではないか。
心して見たいと思う。


23(火) 220 100      【22:15】

▼ぼやぼやしているうちに、いつの間にか開花宣言が出されていた。
しかし、名古屋城の桜はまだまだである。そう思って油断していると、満開になっているのだろう。
▼仕事は相変わらず大詰めだし、今日は天気が良かったものの、明日はまた悪くなると言い、ここへ来ての天候不順は意地悪と言うしかないじゃないか。


22(月)         60 90【22:00】

▼これだけのまとまった雨は久しぶりのことである。
しかも寒いと来ている。桜は遠のいたかも知れない。

▼105連敗中のハルウララ、本日注目のレースである。なにしろ鞍乗は武豊だ。だとすれば、期待しないわけにはいかないだろう。
そして結果は…
10着だった。
残念と言う思いとは裏腹に、安堵感もまたある。
武豊が乗って、勝ったときのことを思えば、それまで乗っていた騎手はいったい何だったんだ、と言う話になり、武の株が上がるのとは裏腹に、その騎手の騎手人生は、奈落の底に落とされるに違いないのだ。
ハルウララはその辺の事情を知っていたに違いない。それが今のハルウララが出来得る、最大の孝行に他ならないのだ。
▼それにしても、何だろうな、あのコース。雨で重馬場なのは、まあ分かるとしても、まるで田んぼだよ、あれは。
それは、まさしく地方競馬の現実そのものなのだった。


21(日) 120 100      【22:40】

▼急遽、仕事場へ。
思わぬトラブルが発生し、その連絡を受け行った分けだが、呼び付けた業者も急なことだった分けで、動物園から駆け付けたのだった。見れば、奥さんと子供二人を従え、したがって、一家勢揃いである。何だか申し訳ない気分なのだった。

▼久しぶりに本屋へ行き、本を調達。
司馬遼太郎の「北斗の人」。そして、三好徹の「土方歳三 戦士の賦」
まったくもって最近は歴史小説ばかりである。しかも、いまだに新選組から抜けきれないのだ。面白いんだからしょうがない。好きにさせてくれ。いったい誰に言ってるんだ。


20(土)         60 90【21:40】

▼春分の休日出勤。
祝日であるが故、名古屋城見物の往来が多い。そのすぐ脇で仕事である。
天気は良いが、なかなかに身が引き締まる寒さ。
▼来週がいよいよスパートの週である。これを思えば、ますます気が引き締まるのだった。


19(金) 220 100      【21:40】

▼いまの仕事もいよいよ大詰めを迎えている。なにしろ今月いっぱいだ。それまでにやり残したことは数多くある。やり残したことと言えば、床屋もそうだ。思えばすでに4ヶ月経っている。しかし、どうも行く気になれない。仕事を終えずして、さっぱりした気分には到底なれないのだ。
それにしても、鬱陶しいなあ、この髪。


18(木)         60 90【22:00】

▼昨日とは雲泥の差の寒さ。
身体の切り替えが忙しいし、仕事もいよいよ忙しい。

▼日本サッカー、UAE戦を制し、オリンピック出場を決めた。
テレビでは大喜びの人々。まるで自分のことの様に一喜一憂するその様を見るのが面白い。それを見ると、つくづく日本の平和を感じるのだ。


17(水) 200 100      【22:00】

▼無性に暖かい。いや、暖かいと言うよりもむしろ暑い。そう言った方が良いくらいの陽気であった。
▼今年はいまだ花粉用のマスクは非着用だ。
この時期のマスクは苦痛である。なにしろ暑いことこの上ないからである。今年の花粉はほんとにありがたい。よって、感謝状を贈りたいと思う。
ないけど。


16(火)         60 90【22:30】

▼ここのところまた急に増えてきたのが、ウィルスメールである。1日、5、6通は来るのではないだろうか。
しかしながら、それほど苦にしていないのは、メールの受信はWindowsマシンではなく、HP200LXで行っているからである。
LXはDOSマシンであり、したがってウィルスなど感染しようがないのだ。
ま、単に相手にされてないだけだけど。


15(月) 220 100      【22:00】

▼高橋尚子落選である。
昨日、なんだかんだ言って、高橋ではないかと書いたばかりだが、予想外の結果となった。確かに選考レースの結果を見れば、こうなって当然であろう。しかしながら、本番のオリンピックを走ることを考えれば、必ずしも選考レースで良い結果を残したとしても、それがそのまま実力として発揮できるかと言えば、それはないと言えるだろう。特に昨日、激走の上、優勝し代表を勝ち取った土佐礼子などは、本番までの期間の短さから、100パーセントの力は発揮できないのではないか。
すなわち、激走した後、人気となり、凡走する。
これを俗に、2走ボケと言う。
馬と一緒かよ。
とにかく高橋は代表から漏れ、補欠に廻ればまだ望みがあると思っていたのだが、それさえもダメだったと言う。
第三候補は高橋と坂本の争いだったらしいが、補欠が千葉なのは謎である。
なんにせよ、これにて高橋のマラソン人生は終焉を迎えたと言っていいだろう。

▼司馬遼太郎著「新選組血風録」読了。
新選組局長、近藤勇の刀が虎徹であることは有名だが、実は当初、近藤勇が使っていたのは虎徹ではなかったらしい。それは近藤さえも知らなかったことで、近藤自身はその偽物を虎徹と信じて疑わず使っていたのだ。
その後、それが偽物だと分かり、本物の虎徹を手に入れるのだが、どうした分けか、いままで使っていた偽物の虎徹よりも切れ味が悪いのだ。
近藤は決めた。
「この偽虎徹を虎徹と言うことにしよう」
どうしても虎徹の名にはこだわりたかったらしい。


14(日)         60 90【23:20】

▼名古屋国際女子マラソンは感動のレースだった。
なにしろ土佐礼子のその走りはアテネへの執念に他ならず、田中めぐみに離されたときにはこれで決まったかと思われたものの、その追い上げは通常ならば考えられないほどのものであり、見れば、まるで泣きながら走っているようでもある。
ゴールテープを切りつつ、そのまま泣き崩れていたことからも、やはり泣いていたのだろう。
レースが終わった後の土佐礼子のその姿は、まるで老婆を思わせるようなへたり様である。それがまた感動を呼んだ分けだが、レース後、土佐礼子にそろそろと近寄る爺さんがいる。手には何やら緑色の物体を持っている様だが、どうやらそれは優勝者に被せる月桂冠らしく、おぼつかない手つきで爺さんは土佐礼子にその月桂冠を被せた。少々嫌な予感がしたが、その予想は見事的中し、土佐の頭に乗せたはずの月桂冠は、乗せていると言うよりも、むしろぶら下がっているといった風である。土佐はその異変に気付き、何度も頭に乗せ直そうとするが、それはすぐにずり落ち、良く見れば、前後ろ逆じゃないか。
優勝インタビューどころではない。それが気になってしょうがないのだった。
誰だ、こんな月桂冠考えた奴は。

▼見事逆転優勝を決めた土佐礼子だが、タイムも2時間24分を切り、それは選考レース中最高タイムである。となれば、俄然オリンピック代表の有力候補だろうが、3つの枠のうち残る枠は2つ。まあ、土佐の代表入りは堅いだろう。問題は高橋尚子である。
昨年の選考レースでよもやの惨敗。しかしながら、実績は最上位であり、なんだかんだ言って高橋の代表入りは間違いないのではないか。
やっぱり人気あるからさ。

▼K−1で盛り上がっている間、その裏では日本が負けていた。サッカーオリンピック予選である。あと2戦、いよいよ後がなくなった。


13(土) 120 100      【22:10】

▼なんらいつもと変わらない休日出勤。
やっと一週間が終わったと言う思い。
▼どうも身体が重い。
明日は一日まったりで決まりだろう。


12(金)         60 90【22:20】

▼知人が浮かぬ顔をしている。
ある物の購入を迫られていると言う。どうやらそれはマルチ商法らしい。
マルチと言えば、ものがマルチなだけに、凄く素敵なニュアンスを感じさせるが、実のところインチキである。
だったらきっぱり断れば良いじゃないかと思うところだが、相手は日頃世話になっている人らしく、無碍にできないとのことなのだ。
すでに当人は買う買わないと言うことよりも、買った後にどうするかと言う段階に入っている様である。
くれぐれもそんな人間と関わり合いを持つことにならぬ様、願うばかりだし、肝に銘じねばならないだろう。


11(木) 220 100      【22:10】

▼毎日の様に報道される長島さんの状況。
その説明はちょっとどうかと思うほど詳細である。
なんとか安心させようとしているのは分かるが、それはかえって裏目に出ているのではないか。しばらくそっとしておいてあげたらどうだ。
音沙汰がなくなったらなくなったで、かなりまずそうだけど。


10(水)         60 90【22:00】

▼暖かい。今度こそ春なのか。いや、まだ油断はできないだろう。

▼起こるかもしれない不安が実際に起こるのは1割だろう。
しかし、その不安が実際に起これば、その負担は大変なものである。
仮に、運良くその不安が起こらなかったとしても、残り9割は不安という代償となる。したがって、起こり得る1割のために、9割の不安解消をせねばならないのだ。不安解消とは安心に他ならず、その安心のためには何をおいても行動である。
行動なくては、何も始まらないのだ。
だからって、ただうろうろするのは鬱陶しいだけなので止めたまえ。


 9(火) 220 100      【22:30】

▼ずいぶん寒さも和らいできたように思われる。
▼花粉症の症状もなく体調は万全である。体調は万全だが、仕事は日増しに多忙を極めてきた。いや、まだ序の口だろう。これからが辛抱のしどころなのである。
数週間後には晴れやかな気持ちで桜を見たいものである。


 8(月)         60 90【22:20】

▼次第に焦り始める。なにしろ今月は年度末である。週が変わり、あと残すところ3週間だ。それまでにやらねばならぬことが山のようにある。
いい加減、床屋も行かなきゃなあ。

▼鳥インフルエンザが巷を騒がせているが、カラスにインフルエンザである。これはかなりまずいのではないか。ニワトリもまずいことには変わりがないが、たいていの場合、ニワトリは飛べない。したがって、比較的、拡大は食い止めやすいとも言える。しかし、カラスの場合そうはいかない。なにしろカラスは自由気ままだ。なんとも羨ましい限りである。
とにかくカラスがウィルスをまき散らすことにより、また新たな動物に感染しないとも限らない。犬、猫、ねずみ。そんなことになったら、考えただけで大変なことである。
そもそもこんなイレギュラーなインフルエンザを撒いた奴はいったい誰だ。
そう勘ぐりたくもなる、そんな混沌とした世の中なのである。


 7(日) 200 100      【22:30】

▼起きたら12時。非常にもったりした休日。

▼その名はコスモバルク。北海道の地方競馬からやってきた凄い奴である。
なぜ凄いのか。地方の馬にあって中央の馬を蹴散らしちゃっているからである。
今日は弥生賞に出走。皐月賞トライアルである。
そして、勝った。
今年の注目馬である。


 6(土)         60 90【22:30】

▼今日も寒い一日だった。そんな中での休日出勤。
▼どうも最近、創作意欲が出ない。原因は頭に余裕がないからだろう。しばらく床屋に行っていないことも原因のひとつかも知れないがオレはそうは思わない。当たり前だけど。
なにしろ、バカらしいことが思い浮かばないのだ。
こんなことではダメだ。もっと、バカにならねばならない。
言って置くが、バカである。けっしてアホではない。その違いをオレは説明できないのだ。


 5(金) 220 100      【22:00】

▼朝は車のフロントガラスが凍っているほどの寒さ。
しかし、天気は良く、気持ちが良い一日。

▼サッカーオリンピック予選である。
普段、Jリーグは見ない。しかし、国際試合は違う。日本の威信を賭けた勝負は、見なくてはいけないのだ。
第3戦はUAE戦。ここで負ければ、お先真っ暗である。
なんともヤキモキする試合展開。しかも適地での試合であり、応援も一種異様な雰囲気を醸し出している。なにしろ観客席は真っ白だ。まばゆいばかりのその白さで、目をも眩ます魂胆なのか。
そんな不利な状況の中、日本は勝った。
今夜は気分良く、寝られそうである。


 4(木)         60 90【22:30】

▼桜の開花予想が発表された。名古屋は25日である。
それにしたって寒すぎる。ついこないだまでは、このまま春に突入かとも思われるほどの陽気だったが、やはり少々甘かったようだ。
そのお陰で花粉症が楽な分けだが。


 3(水) 200 100      【22:30】

▼3月3日と言えばたいていの場合、雛祭りだが、中には、耳の日を思い浮かべる人もいるだろうし、また中には、さんざんな日と言う人もいるかも知れない。
あまり聞かないけど。
▼なにしろ今日は雛祭りであるのだが、そんなことはまったくオレの頭になかった。
気が付かないのも無理はないだろう。祝日じゃないからだ。
女の子にしてみれば、端午の節句が祝日で、なぜ雛祭りが祝日じゃないのか、不公平じゃないかと目をひんむいてクレームを付けたくなるところだろう。その気持ちは痛いほど分かる。しかしながら、端午の節句は子供の日であり、別段、男の子に限定した祝日ではないのではないか。その観点から言えば、もし雛祭りを祝日にしたとしよう。すると今度は女の子に有利になるのではないか。
何の有利だ、それ。
なにしろ、これもまた問題となるのかも知れないが、だがしかし、男として女の子は敬わなくてはいけない。
したがって、雛祭りは祝日にすべきだ。
何を言ってるんだ、オレは。


 2(火)         60 90【22:30】

▼寒い。また春が遠のいたようである。

▼南原幹雄著「新選組情婦伝」読了。
それは新選組隊士の今で言うところの彼女達の物語である。
あくまでも彼女であり、けっして夫婦ではない。そんな男と女の物語である。
女達からの視線で見る新選組は、また違った一面を見せる。
▼命を張って生きる隊士の彼女は、やはり命を張って生きていかねばならない。隊士も過酷だが、彼女達もかなり過酷である。と言うか、とんでもなく大変だよ、昔の女性は。
▼6人の隊士の彼女について書かれているが、この6人の中に近藤と土方はいない。
小説にするにはそれほどややこしい女性関係だったのだろうか。
▼なにしろお子様には少々刺激の強い小説なのだった。


 1(月) 220 100      【21:50】

▼昨日の花粉の酷さに比べ、今日はそれほどでもなかった。

▼人事異動の発表。やはり今年も転勤はない。引き続き、尾張名古屋の地にご厄介だ。

▼アカデミー賞の発表である。注目された日本の渡辺謙、そして、たそがれ清兵衛、どちらもダメだった。なんとなくそんな気もしないでもなかったが、それは日本人の引け目か。
▼受賞した映画はどれもすばらしい作品である。しかし、知らない映画ばっかりだよ。
マトリックスはどうしたんだ。ターミネーター3はどこいっちまったんだ。日本でのヒットとアカデミー賞は別物らしい。



byクムラ〜





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