◆腕立て日記◆

千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を錬とする。

体力維持か、単なる意地か、長年続けている腕立て伏せ。
ややもすると怠け気味になってくる今日この頃。
自分自身への叱咤も含め、ここに記す。

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<2004年 2月>

     ◆腕立伏◆スクワ◆背筋◆腹筋◇時間

29(日)         60 90【22:00】

▼ロード・オブ・ザ・リングも今回が最終章。1も2も観たがかなり忘れている。しかし今回の3が一番面白かったのではないか。3だけ観てもしょうがないけどさ。
▼それは指輪の物語。ただの指輪ではない。呪われた指輪である。しかしながらゴラムに言わせれば、「愛しいしと」である。
愛しい”しと”
こんな地の果てとも言えるような異国の地で、江戸っ子はないじゃないか。
やだなあ、こんな奇怪な江戸っ子は。
▼3時間20分という長丁場だったが、なにしろ寝る間もないほどの手に汗握る展開。そしてそのスケールのでかさは圧巻である。
予想に反する終わり方ではあったが、なかなか満足できる映画だった。
できれば、もう一度1から通して観たいものだ。


28(土) 200 100      【21:30】

▼休日出勤。天気が良い。
どうやらついに花粉がオレの鼻を刺激し始めたようだ。今年初めて薬を飲む。薬を飲んだらなんとも眠くたまらなかった。

▼子母澤寛著「新選組物語」読了。
先立って、同じく子母澤寛著の「新選組始末記」を読んだが、これに比べるとずいぶん読みやすい小説だった。
それにしても、この小説のなんとリアルなことか。
著者が聞き取り調査などして、書いた物であるからなおさらなのだろうが、そのリアルさ、それはドラマにはけっしてない、なまなましさである。
▼新選組の隊則は厳しい。それに背いた者は切腹、若しくは首切りなのであるが、ひとくちに切腹と言ってもその罰の重さによって4段階あったそうだ。
まず第一に、
座ったとたんに介錯人が首を切る。
これはもう、いきなり首を切られる分けだから、痛いもくそもないのである。
もっとも楽ちんな罰と言えよう。
次に、本人がまず自分で自分の腹を刺し、いっとき待って介錯人が首を切る。
これはちょっと痛い。なにしろ自分で自分の腹を刺すのだから、その時の苦しさと言ったらないだろう。首を切ればお終いなのだが、じらされればじらせれるほど痛い。その苦しさが、罰の重さなのである。
そして、、、
本人任せ。
つまり、すべて本人の手による切腹である。
これはもう大変である。なにしろ、全て自分の手で行わなくてはならないのだ。
中途半端に切ってしまったらどうなるだろう。最後の一太刀を浴びせる力が残っていない。これはかなり困るのではないか。その間の痛さといったら、これはもう死んだ方がましだと思うより他ないのだ。
そして、もっとも重い切腹はこれである。
親戚や知人が手助けをする。
通常、手助けと言ったら文字通り助けてあげることなのだが、この場合の手助けはかなり複雑な手助けである。なにしろ腹を切る手助けをするのだから、普通は手助けして欲しくないし、手助けもしたくないのである。しかし、これは罰だ。
頼まれた方もたまったもんじゃないよ。
こんな時代に生まれなくて良かったと、ホッと胸をなで下ろすのだった。


27(金)         60 90【22:00】

▼オウム真理教、麻原被告に一審判決が出た。死刑である。
この分かり切った結果が出るまでの、なんと長いことか。
あれからもう10年になろうとしている。実に長い10年。
奴のために天へと旅立った27人。そして今も後遺症の残る人達。
さぞ無念だろう。オレも無念である。
彼らはきっとこう思っているに違いない。
一言詫びたらどうだ。
だが、それは無理な注文らしい。なにしろ一切語ろうとしない。それは人間の姿をした鬼畜。何がこんな人間を生み出したのか。
二度とこの様な生物を出現させてはいけないし、そんな世の中であってはいけないのだ。


26(木) 200 100      【22:00】

▼ぼちぼちと転勤を気にする者が出始める。気が付けば、もうそんな時期である。
うちの会社は人事発表が三月一日なのだ。と言うことは、本人への内示はそろそろあってもよさそうな頃である。
自分が名古屋に来てから、すでに名古屋支店の支店長も5人目であり、いつしか支店最古参となってしまった。
まだまだ名古屋に厄介になりそうなオレなのである。


25(水)         60 90【22:15】

▼ほんとうに暖かい一日だった。
となれば、不安なことと言えばこれだろう。
頭がポケーッとする。
確かにそれもそうかも知れないが、人をバカにしちゃいけない。
いま、オレが危惧していることは、花粉に他ならないのだ。
昨年の今頃は確かマスクをしていたはずなのだが、しかし今年はまだ大丈夫だ。
いま行っている対策と言えば、凍頂ウーロン茶を飲むことぐらいである。これが効いているのだろうか。
しかし、花粉はこれからだ。くれぐれも油断はできない。
そのためにもまず止めなければならないこと、それはチョコレートだ。刺激物が花粉症に悪いのは承知しているが、チョコレートを食えないのはなんとも寂しい限りだよ。
刺激のないチョコレート、無刺激チョコ。こういったものは、ないのだろうか。
売れそうもないけど。


24(火) 200 100      【21:00】

▼夜は、テレビでK−1MAX観戦。K−1MAXとはK−1の中量級の大会である。
面白い。
どれもスピード感溢れる、白熱した試合だった。
4月に行われる決勝トーナメントの日本代表を決める大会だったのだが、中に一人だけトルコ人がいた。これがまた強く、決勝まで進んでしまった。
日本代表決定戦にトルコ人はまずいよなあ。
一抹の不安を感じながら見ていたのだが、なんとか日本人、小比類巻が優勝。
はっきり言って、どの選手も実力は僅差である。その予想し難さが、K−1MAXの面白さだろう。


23(月)         60 90【22:40】

▼昨日のこむら返りで、まだ少しふくらはぎが痛い。
こういう物は、得てして癖になるものなので注意せねばならない。
▼癖になると言えば、昔、良く膝の脱臼をしていたのを思い出す。脱臼と言ってもたぶん亜脱臼と言うものなのだろうが、ちょっとした弾みに外れるのである。それはもう、なんと言ったらいいか、こむら返りどころの痛さではない。ガクンと来たと思ったら、しばし悶絶である。しかし、そのままでは何の解決にもならない分けで、七転八倒しながらもなんとか自力ではめた。そんなことを何度か繰り返すうち、コツをつかみ始める。外れたら、ああやって、こうやって、膝をはめる。
中学生くらいまで、そんなことをしていたように思うが、そんな苦労もいつしか忘れるくらいに遠い昔のことになってしまった。


22(日) 200 100      【21:00】

▼今日の目覚ましは少々スペシャルであった。
こむら返り。
単刀直入に言えば、足がつったのである。
これはもう、何と言ったらいいのでしょう。
拷問です。
正確に言えば、足がつって目が覚めるのではなく、足がつる直前に予感がし、目が覚めるのだ。運が良ければ、足がつる前に何とかできるかも知れないが、たいていの場合、予感がしたときには時すでに遅く、悶絶となるのだった。

▼今日は今年初のG1、フェブラリーSの日である。
であるから、競馬場へ行った。
であるからと言っても、中京競馬場は開催されている分けでもなく、単に馬券を買いに行ったというだけのことである。
競馬場へ行けば、つい余計なレースまで買ってしまう。競馬場へ行くという行為が、そのまま馬券を買うと言う行為に他ならないからだ。
そしてたいていの場合、競馬場へ行けば玉砕となる。
しかし、今日は違った。いきなり万馬券的中である。メインレースは外れたものの、最終レースにおいても6千なにがしの配当レースを的中した。
久しぶりに気分の良い競馬だった。
そしてこれがまた、競馬地獄の始まりにほかならないのだ。


21(土)         60 90【21:30】

▼休日出勤であった。
ますます暑い日中である。

▼明日は久々の競馬である。今年初のG1なのである。これからじっくり検討することにしよう。しかし、いくらじっくり検討したところで、当たらない時は当たらない。いや、むしろ当たらないことの方が多く、けっして予想の力加減と的中率は比例しないと言えよう。
そう言う意味において、オレに取っての競馬は、馬券を取ることが目的なのではなく、予想すること事態が目的なのではないか、オレはそう強がってみたりなんかするのだ。


20(金) 240 100      【22:30】

▼昨夜はサーバー障害で日記をアップできなかった。NIFTYにしては珍しい。

▼とうとう汗ばむくらいの陽気になってしまった。これじゃまるで初夏である。
名古屋城の桜も勘違いして咲いてしまいそうな陽気だ。

▼久々の240回。体調の良い証拠か。しかし、まだまだ300回復帰の道は遠い。
そう決めつけるのが一番いけないのだ。


19(木)         60 90【22:30】

▼まさに春を思わせる、ほんとに暖かい一日だった。

▼ネットゲームの面白さを熱弁するF氏。どうやら、それは戦争シュミレーションらしいのだが、本当に楽しそうに話す。そして、それをオレに勧めるF氏。しかし、ダメである。オレがそんなゲームやったって結果は分かっているのだ。
こてんぱんである。
技術がどうのこうのの話ではない。オレのマシンはゲーム仕様にはできていないのだ。
と言うか、ゲームをやれるだけの能力がないよ、このマシンには…
なにしろパソコンの処理能力を最も必要とするもの、それはゲームに他ならないのだ。


18(水) 220 100      【21:50】

▼サッカーW杯アジア1次予選が始まる。
日本はオマーンに勝ったらしい。
勝つには勝ったが、どうやら辛勝だったらしく、4チームで1位のみが予選通過でなのであるが、こんなところで、こんなゲームをやっていたんじゃ、先が思いやられてしょうがないよ。
どこに落とし穴があるか分からない。油断はくれぐれもダメである。


17(火)         60 90【22:00】

▼社員旅行第2陣が今日出発。
事務所は閑散としている。

▼いま使っているNIFTYのサーバーが廃止されるとのこと。
そうとなれば、引っ越しするしかないのだが、その作業のなんと大変なことか。
なにしろ徐々にやっていくしかないだろう。因みにこの日記はすでに引っ越ししている。さりげなく引っ越しする魂胆なのだ。


16(月) 200 100      【22:00】

▼ラストサムライが相変わらず大ヒット中であるが、かねてから気になっていたことがある。
渡辺謙演じる勝元とはいったい何者なのか。誰をモデルにしたのか、と言う疑問である。
どうやら、それは西郷隆盛ではないかとのことらしい。しかしどうもピンと来ない。オレに取っての西郷隆盛のイメージ、それは、武蔵丸に他ならないからだ。
渡辺謙と武蔵丸の、そのかけ離れ具合は何だ。
何だと言われても、相手が相撲取りでは何とも分が悪い。
何を言ってるんだ、オレは。
なにしろ、西郷隆盛だと言われても、やはり分からない。
知らないからさ、オレは彼のことを。


15(日)         60 90【22:00】

▼のんべんだらりと過ごす一日。
どれだけのんべんだらりかと言えば、ラーメンを食べに行ったことと、フラッと本屋へ行ったくらいの、そんなのんべんだらりだったのだ。
2003年競馬総集編の本にDVDの付録が付いていると言うので買いに行ったがなかった。残念である。
気が付けば、来週はG1である。今年最初の競馬G1、フェブラリーSである。
着実に春は近づいている。


14(土) 120 100      【24:00】

▼東京出張。
朝から大慌てである。寝坊してしまい、6時半に家を出るつもりが、ふと時計を見れば、6時50分のありさまだ。コートを着る間もなく、走ったよ走った。
懸命に走ったかいあって、なんとか新幹線に間に合う。お陰でコートがなくても暑いくらいである。まだ冬だと言うのに、すっかり燃える男になってしまった。
▼終日の会議。
睡魔に襲われつつも、時間が経つのは早かった。
▼終わって、久々に会った連中と飯を食う。
皆、苦労している。自分も我ながら大変だと思ったが、そんなものはお話にならないくらい大変そうな連中ばかりだ。なにしろ、辞表覚悟で仕事をしている。その覚悟はなんと言ったらいいのだろう。一言で言えば、やけっぱちである。
人間、やけっぱちになったとき、真の強さが発揮される。


13(金)         60 90【22:00】

▼疲れた。
▼ロード・オブ・ザ・リングが観たい。シービスケットが観たい。しかし明日は仕事だ。終日、本社で会議なのだ。
今週も、もう一踏ん張りである。


12(木) 200 100      【22:30】

▼ずいぶん暖かくなった。
次第に身体は軽くなる一方で、気分は次第に重くなる。日増しに忙しさが増してきているからだ。おまけに週末は東京出張である。

▼池波正太郎の短編集「上意討ち」の中に新選組の小説がいくつか納められている。その中の「色」を読んだ。
土方歳三の新選組での活躍と、没するまでを非常にコンパクトにまとめられた作品である。
この小説にはヒロインがいる。お房である。
根幹をなすテーマは、お房との出逢い、そして苦悩の別れである。
鬼の土方と呼ばれた男の心の裏に潜む葛藤、それがなにかしら切なさを感じさせるのだ。


11(水)         60 90【23:00】

▼春は確実に近づいているようで、薬局の店頭などに目立って並んでいるのは、花粉症対策用グッズの数々である。中には昨年見られなかった商品も目に付く。その中でもトマトがやけに目を引く。色がいっそうそうさせるのかも知れないが、それにしてもトマトにそんな効用があったとは驚きである。それにも増して驚きなのは、高いよなあ、トマト関連商品。ま、確かにトマト自体、安い野菜ではないので、凝縮すれば、それはなおいっそう高価に感じる。
今オレが取り合えず対策用として飲んでいるのは、凍頂ウーロン茶であるが、これも昨年注目されだした商品で今年は品揃えも多い。
しかし、今年は昨年に比べれば、花粉の飛散量もかなり少ないと言うから、売る側からして見ればさぞかしガッカリだろう。


10(火) 120 100      【24:10】

▼この時期多いのが、冬山登山の遭難のニュース。先日も学生グループが遭難したが、無事救出され、ホッとしたニュースがあった。しかしながら命が助かりホッとするのも束の間である。次に待っているもの、それは、救助費用の支払いである。救助隊は別にボランティアでやっている分けではない。したがって、金もそれなりに掛かる。それなりと言っても、そんじょそこらの、それなりではない。聞くところに寄れば、山の遭難救助の場合、うん千万の請求が来ると言う。なにしろこの類のニュースを聞けば、まずそっちの方が気になってしまうのだった。はたして、登山用の保険なんてものがあるのだろうか。
とにかく、山を甘く見ては行けない。
オレは登らないけど。


 9(月)         60 85【22:00】

▼同僚と雑談。ふと、自分のお金で初めて買ったレコードは何かと言う話になった。そう言われてみればなんだったかなあ、と遥か遠い昔を必死に思い出したのだが、確か、当時大人気でオレも大好きだった、フィンガーファイブだったのではないか。
確かにそうだ、そうに違いない。間違っても、怪傑ライオン丸とは言えないよ。

個人授業、学園天国、恋のダイヤル6700、バンプ天国、恋のアメリカンフットボール、いまでも口ずさめるほどである。
当時シングルレコードは500円だったと思うが、小学生に取ってはけっして楽な買い物ではなかったはずだ。500円が札だったことからも、その価値が分かろうと言うものである。なにしろ新曲が出れば買っていた覚えがある。それほど好きだったのだろう。

近所の友人にラジカセなるものを所有している輩がいて、ほんとに羨ましかった。なにしろ、ラジオから録音すれば、高価なレコードなど買う必要がないのである。いまのパソコンどころの話ではない、まるで魔法のような機械だったのである。

同僚は何を買ったのかと聞けば、オリビア・ニュートン・ジョンとかスプリングティーンとか、言っている。
やはり、怪傑ライオン丸ではないようだ。
それにしても、歌詞の意味、分かったのかよ。そこまで背伸びする奴がいるか。

▼中場利一著、小説「バラガキ」読了。
バラガキとは新選組土方歳三のことである。バラガキ。それは土方の出身地である武州の方言で、とんでもない悪ガキのことを意味する。
この小説の副題は、「土方歳三青春譜」とあり、内容は土方歳三が新選組に入ってから、池田屋事件勃発までを綴った物語である。新選組小説としては、かなり最近の作品であり、子母澤寛とは比べ物にならないくらいに読みやすかった。
さあ、次はどの新選組を読もうか。


 8(日) 120 100      【22:00】

▼新日本紀行。数十年前のNHKの番組である。
子供の頃、うっすらと見ていた記憶があるが、はっきり言って、好きな番組だった。
なんてしぶい番組を見るガキだったんだ、オレは。
なんと言っても、あのテーマソングがいい。冨田勲の曲である。
最近、日曜の夜、たまにやっているのだが、その時間、チャンネルがこの番組を通り過ぎ、目に止まると、つい見てしまうのだ。
自分が住んでいた処ではないのに、なぜか懐かしく思ってしまう。
そんな番組なのだ。


 7(土)         60 85【22:00】

▼一晩寝たら昨日の疲れはふっとんでいた。張り切って仕事へ。

▼延び延びになっていた、「武蔵を語る」の最終回をやっとアップ。
肩の荷が下りた気分である。


 6(金)               【23:30】

▼夜中のことである。すっかり身体は熟睡状態に入っていた。
そこへ、けたたましい非常ベルの音。
なかなかなり止まないため、外へ出てみる。なんてうるさいんだ。
マンション中が非常ベルの音で覆い尽くされている。
しかも真夜中である。その音は近隣にも波及していることだろう。
それにしたって、誰一人出てこないのはどういう了見だ。
まったく鳴り止む気配がないため、管理会社に電話した。
「非常ベルが鳴ってうるさいんだけど…」
「あのぉ、申し訳ないんですが、マンションを一回り見てきてくれませんか」
「え? 自分がですか?」
「はい。火事かも知れませんので」
その時オレは、こう思わずにはいられなかった。
「そりゃそうだ。」
なにしろ非常ベルである。非常に鳴るベルではない。非常の時になるから非常ベルなのである。うるさいことばかりに気を取られ、その根本的事実をすっかり忘れていたのだ。
これじゃ、非常ベルの存在意義がまるでないじゃないか。
まったく不憫なベルなのだった。
こうしちゃいられない。再び外に出て、上から下まで見て回った。しかし、なんの異常もなさそうだ。と言うか、わからんよ、外からじゃ。
そもそも、いつまで経っても誰も出てこないじゃないか。呑気にもほどがあると言えよう。
だんだんバカらしくなってきたため、オレは警報盤を探し、非常ベルのスイッチをブチっと切った。
一瞬にして静寂が蘇る。
見れば、雪が降ってるではないか。格好はパジャマであり、こりゃ寒いはずだよ。
その後、布団に入ってからも、しばらく、非常ベルの音が耳にこだましていた。

▼今日はとことん疲れてしまった。帰りコンビニの駐車場でしばし寝てしまったほどである。早めに寝よう。


 5(木) 200 100      【21:40】

▼どうにもこうにも寒いと思ったら、夜雪がちらついた。
どうにか積もらないで欲しいと願う。

▼明日は健康診断であり、したがって飯は21時までだ。しかし、間に合わなかった。
21時過ぎまで仕事をやっているのだから、どだい無理な話である。


 4(水)         60 85【22:30】

▼いよいよ自衛隊のイラク復興支援が本格化である。
名目は復興支援。しかし、実のところそれは米国への忠誠であり、その根元には将来的な石油確保にある。自衛隊派遣について賛否両論入り乱れているが、確固たる代替案がないのも事実なのではないか。ただ反対するだけではダメなのである。
▼子母澤寛著「新選組始末記」読了。
新選組小説としては、原点とも言える作品である。だったら読まねばならないだろう。しかし、疲れた。昭和初期の作品であるが故どうしても語り口が馴染めない。したがって、読むのにも時間が掛かること掛かること。読み始めれば、まもなく眠気も誘う始末である。
しかしながら、節々に出てくる、当時の関係者の談話などは読んでいておもしろい。特に近藤勇の斬首の場面を目の当たりにした息子の談話は、実にリアリティであり、まったくもって生々しいったらないよ。


 3(火) 120 100      【23:00】

▼世の中は混沌としているが、会社も何やら混沌としている。
なにしろ皆忙しそうである。オレ自身も日増しに忙しくなる一方なのだが、自分の愚痴 などこぼせないほど皆必死である。


 2(月)         60 85【22:450】

▼久し振りの雨。
明日からまたしばらく天気は良いようだが、再び寒さが戻ってくるようだ。

▼どうも何か気になることがあると思ったが、それが何かなかなか思い出せなかった。そうだったのだ。やり残しである。「武蔵を語る」の最終回を書き残しているではないか。
胸のつかえが取れました。
ホッとしている場合ではない。
いったいいつまでほっとくつもりだ。すでに2ヶ月経っている。
それよりも何よりも、果たして、思い出せるのか、オレ。


 1(日) 200 100      【22:30】

▼名古屋の電気街、大須へ。
あんた達はいったい何しに来てるんだ、と言いたくなる様な、かなりの人出である。
オレには目的がある。けっして大須観音へ一ヶ月遅れの初詣に来たわけではない。オレはそこまで呑気ではないのだ。
今日の目的それは、先立って手に入れたiPodの周辺機器調達である。
iPodをカーステとして使う魂胆なのだ。
FMトランスミッター、固定ホルダー、シガライターソケット購入。
だがしかし、問題勃発。シガーライターソケットを差し込む先が、iPodのどこを探しても見あたらないではないか。それもそのはず、そのソケットは旧型iPod用なのであった。またいらない出費をしてしまった。
iPodの周辺機器はどれも高い。
頼むよ、ほんとにもぉ。



byクムラ〜





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