◆腕立て日記◆

千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を錬とする。

体力維持か、単なる意地か、長年続けている腕立て伏せ。
ややもすると怠け気味になってくる今日この頃。
自分自身への叱咤も含め、ここに記す。

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<2003年10月>

     ◆腕立伏◆スクワ◆背筋◆腹筋◇時間

31(金)         60 85【23:30】

▼Aの車が壊れる。昨日、Aの車を見て、「たまには洗車してやれよ」と言ったばかりである。
それほどAの車は小汚く、みすぼらしかったのだ。きっと拗ねたに違いない。車も労りが必要なのだ。

▼いよいよ明日から11月である。今年もあと2ヶ月。2ヶ月前が9月だったことを思えば、それこそ正月まで、あっちゅう間だろう。しかし、正月気分にはまだ早い。年内中にやらねばならないことはまだ沢山あるのだ。まずは今年こそ早めに年賀状だ。
無理だけど。


30(木) 200 100      【23:00】

▼あんまり暖かいので、なんとなく日に灼けた感さえある。そんな1日。

▼どうやら太陽が爆発したらしいが、ちょっと見た目には分からないし、それがこの気温と関係しているのかどうかも分からない。
爆発と言っても、太陽が吹っ飛んでしまうような爆発ではない。いきなり太陽がなくなってしまったことを考えてもみなさい。世の中、真っ暗だよ、真っ暗。
真っ暗は厭だなあ。
それは誰しも思うことだろう。
今回の爆発はそんな大事ではない。当たり前だけど…
太陽には周期的に黒点が大きくなる時期があるらしく、ちょうどその頃、その周辺で爆発が起きるらしいのだ。その爆発によって地球表面の磁気が乱れ、それが磁気嵐となり、電波や電気に影響を及ぼすらしいのだ。
なんにせよ、太陽さん、長生きしてくれよ。


29(水)         60 85【22:40】

▼何かが起こりそうな、そんな予感のする今日この頃のこの陽気さ加減はなんだ。
誰に言ってるのか皆目分からないわけだけれども、それにしても暖かい。昨年の今頃はどうだったかと日記を読み返せば、どうやら寒かったらしく、やはりちょっとおかしいのではと思うが、おかしいのはオレの頭だと突っ込まれそうなので、これ以上深く言及はしない。
▼そうなると、紅葉もまた遅れるのじゃないかと思うわけだが、紅葉の名所である香嵐渓のライトアップは有無を言わせず今週から始まるのだった。


28(火) 200 100      【22:00】

▼高知競馬で大人気の馬がいる。
「ハルウララ」
なんとも眠気を誘うような、そんな名前の7歳牝馬なのだが、通常、人気の馬と言えば、強い馬であり、馬券の対象になる馬であるのが普通であろう。しかし、この馬の場合は、ちょっと違う。
それは、彼女のその負けっぷりである。
97連敗。
9敗や10敗どころの話ではない。100敗にまもなく届きそうな97連敗なのである。
いままでこんな馬はいなかっただろうし、普通これほど負け続けるまで走らせてはくれないだろう。しかし、いまだに走っている。これもまあ馬主の胸三寸ひとつなのだろうが、それはまた、この馬の人気の凄さにもある。
この馬が出走すると言うだけで、馬券の売上が倍増すると言うのだ。競馬場の入場者数も増えるのだろう。こうなれば、高知競馬場としても、ハルウララさまさまなのではないか。
ファンとしては、なんとかハルウララの初勝利をこの目で拝みたい。そんな思いで競馬場へ足を運ぶのだろう。
高知競馬場では、このハルウララ人気を受けて、特別レースまで開催する始末だ。
「ハルウララを応援する特別」
「ハルウララお誕生日特別」
なんとも地方競馬らしい、ほほえましさである。NHKでは100連敗に向けて特番の製作もしているらしい。
競馬場での人気グッズは交通安全のお守りである。絶対に当たりませんように、と言うことなのだろう。
経営の厳しい地方競馬にあって、こういうのも有りなのではないか。

▼社員Sの見舞いに行く。顔色は以外と良かった。しかし、ここ1週間は何も食べていないらしく、腕には仰々しく、点滴が繋がれており、そこから唯一のエネルギーが補給されていた。
仕事を忘れないうちに復帰できればいいのだが…


27(月)         60 85【22:30】

▼10月も終わりというのに、異様に暖かい一日。確かに異様に思うかも知れないが、こんな日は、ちょくちょくあることで、取り立てて珍しいことでもないのだろう。

▼珍しいと言えば、今年の日本シリーズ。今日、最終戦を迎え、ダイエーが阪神に4勝3敗とし、優勝となった。別にダイエーの優勝が珍しいわけではない。むしろ珍しいのは阪神のリーグ優勝の方だろう。
それは、その勝ち星にある。ダイエーの4勝はすべてホームでのものである。阪神の3勝もホームでのものであり、これは史上初めてのことであると言う。応援の効果を証明することになるのだろうか。それとも、日本人のプレッシャーの弱さを垣間見たと言うことなのだろうか。

▼サリンジャーを読むのは初めてである。
「ナイン・ストーリーズ」
九つの短編の入った小説なのだが、どうにもオレには理解不能なのである。意味が分からないと言うわけではない。面白さが感じられないのだ。短編集だから、と言うのは理由にならないだろう。短編には短編の確固たる起承転結があり、それ特有の面白さがあるのだから。しかし、サリンジャーの小説の、どれもこれも読み終わった後に来るそのわだかまり感と言ったら、なにか消化不良でも起こしかねないような、一言で言えば、焦点が定まらない、そんな小説なのだ。何か見落としているのではないか、そんな不安を抱えながら読まねばならないのだ。
例えて言えば、母親は子供を寝かしつけるために昔話をするだろう。
「むか〜し、むか〜し、あるところに、おじいさんと、おばあさんがおりましたとさ、おわ〜り」
その瞬間、子供の顔が曇る。そして言うのだ。
「ふざけるのも、ほどほどにしてくれたまえ」
確かにその気持ちも分かるだろう。これからと言うときに、話は唐突に終わってしまうのだから。
もしかしたらそこにサリンジャー作品の奥の深さがあるのかも知れない。噛めば噛むほどのだ。しかし、オレは厭だなあ、そう言うの。やはり掛け値なしに面白いのが好きなのである。


26(日) 120 100      【22:15】

▼菊花賞、ネオユニバースの三冠ならず、馬券は撃沈。
ややもすればと、1000倍の馬券など狙ってみたりもしたが、そんなラッキーなことがそうそう起こるわけもなく、ただの無謀な夢であった。しかし、無謀だからこそ、夢だ。容易な夢など、夢として認められるものか。
容易に越したことはないのである。

▼特典に釣られ、ターミネーター3のDVDを予約。ついでに、マトリックスの前売り券を購入。500円も安いなんて、なんてお得なんだ。

▼ポール・オースターのムーン・パレス読了。
三世代に渡り、偶然が偶然を呼ぶ物語。読んで良かったと思える小説だった。

▼本屋へ行き、ふと本棚を見ると、池上遼一の漫画が目に付いた。オレは池上遼一の漫画が好きなのである。あの絵の巧さ、そして登場人物のかっこよさは絶品である。
その漫画は「信長」。こんな漫画を描いていたのか。現在5巻まで出ているようだ。買おうと思い手に取ったが、1巻がないではないか。本棚の下を見ても上を見ても、引き出しを開けて見ても、どこにもない。2巻から見てもいいじゃないかと一瞬思ったが、そんな器用な頭がオレのどこにあるんだ。
今回は諦めた。


25(土)         60 85【22:00】

▼休日出勤だった。
すこぶる良い天候の中での仕事。

▼北海道物産展。この見出しをチラシに見れば、つい足が向いてしまう。近所のデパートへ。そして、待望のウニ丼である。決まって、おたる政寿司に赴き、ウニ丼を食べるのだ。
ワンダフル!ウニ丼。

▼さあ、見よう、先週の武蔵を…


24(金) 220 100      【22:10】

▼朝は暖房、昼は冷房。一粒で二度美味しい、そんな初秋である。

▼先週の日曜、コンサートへ行ったせいで、大河ドラマ、武蔵をすっかり見そびれてしまっている。まずいな、これは。
ただでさえ、「武蔵を語る」のアップが遅れ気味だと言うのに、これはかなりまずい状態であると言えるだろう。なんとか挽回しなくてはならない。
しかし、つい、ビデオよりも本の方に目が行ってしまうのだった。


23(木)         60 85【22:50】

▼新入社員が休んでしまっている。胃の調子が悪いという。ストレスに他ならないだろう。社会人になっていきなり慣れないことを連日やっているのだから無理もないのかも知れない。オレにもそんな時期があったはずだ。いまではすっかりその辺の神経が鈍くなっているようだが。
▼元々日本人はプレッシャーに弱い民族である。スポーツにしてもそうだ。技術は一流なのに、本番ではその半分も発揮できない。それを人は、根性が足りないからだと精神論を上げ、それを克服するため更に無闇やたらと稽古する。逆効果である。これでは気が休まらない。プレッシャーは増す一方なのである。
これでは良い結果は生まれないだろう。やはり適度の気分転換が必要なのではないか。
しかし、油断すると、気が付いたら気分転換ばかりなのだった。
人に悟られず、気分転換しなくてはならない。
難しいなあ、それ。

▼日本では日本シリーズ、アメリカではワールドシリーズで盛り上がっている。阪神が2対2とタイに持ち込み、松井のヤンキースは2対2とタイに持ち込まれた。
ちょっと出来過ぎてやしないか、ってんだ。
オレはそれより、今週の菊花賞が気になるのだった。


22(水) 200 100      【23:00】

▼営業のHと1枚の見取り図を元にある場所を探す。しかしなかなか見つからない。それもそのはず、なにしろ頼りはその1枚の紙だけであり、その紙に記されているのはその場所の限られた範囲の情報だけなのである。
なんて難しいんだ。鉄腕ダッシュかよ。
結局探し当てた場所は、見当違いも甚だしいところであった。
気が付いたら、名古屋城のお堀を1周廻っていたのだった。


21(火) 120          【24:20】

▼上期の打ち上げだった。焼き肉屋である。やけに空いている。雨のせいだろうか。
オレに向かって、Iが言う。
「普段、粗食ですよね」
オレって粗食? いつの間に、Iがオレをそう判断していたか知らないが、もしかして、もしかすると、それ、少食の間違いじゃないのか?
オレは、やけになり、肉を完膚無きまで食いまくった。
オレはいつもハングリーでありたいのだ。
したがって、朝食は食わない。
これって、長生きしますか?


20(月) 200 100      【21:40】

▼早朝から静岡へ。静岡と行ってもそこは山奥であり、携帯電話も繋がらない。いまだにあるのか、こんなところが。
音信不通で静かな落ち着かない一日であった。


19(日)         60 85【22:30】

▼コンサートへ行った。安全地帯のコンサートである。
何年振りだろうか。ほんとに久し振りのことである。前回行ったコンサートも確か安全地帯、若しくは、玉置浩二ではなかったか。もしかしたら、チャゲ&飛鳥かも知れない。なにしろ久し振りなのである。
入り口で並ぶ客層を見れば、かなり年齢が上である。それがちょっとショックだったりしたわけだが、確かに昔からの安全地帯ファンがそのままファンを続ければ、当然こうのような結果になることは分かり切ったことであり、玉置浩二の白髪頭を見れば、厭がおうにも納得させられるよ。
往年の名曲「ワインレッドの心」から始まり、節々に新曲を織り交ぜながらコンサートは進む。それにしても玉置はうまい。歌手なのだから当たり前じゃないかと思うかも知れないが、生でこのうまさは、やはり特筆すべきなのではないか。
さらにファンを続けようと思った、そんなコンサートであった。

▼G1は、秋華賞。注目は史上2頭目の三冠馬を狙うスティルインラブ。
そして見事優勝。三冠馬の誕生である。オレの馬券も的中し、めでたいばかりなのだった。たいした儲けじゃないけど。
次週の菊花賞は、ネオユニバースが三冠を狙う。

▼明日は静岡方面である。4時半起きだ。今夜は早めに寝るべきである。


18(土) 120 100      【22:10】

▼心なしか夜の街が閑散としている。いつもならなかなか停められない道路脇も今日は悠々と停めることができた。なんだこれは…
不吉な予感がオレの研ぎ澄まされた脳裏に貫いた。
罠だ!誰かがオレを陥れようと企んでいるに違いない。
何を言ってるんだ、オレは…
今日から日本シリーズなのだった。
過去にこれと似たような状況があったのではないか。
サッカーワールドカップである。
大一番に街は閑散とする。
因みにオレの大一番は明日だ。明日の秋華賞なのだ。しかし、競馬で街は閑散としないだろう。そんなギャンブルに満ちた街は厭なのである。
帰宅すると、9回裏の攻防が展開されていた。そして、王監督の喜びに満ちた万歳。ダイエーの先勝で日本シリーズは始まった。

▼先日借りた本を読了する。札幌を舞台とした探偵モノのハードボイルド小説。良く知った土地だけに、リアルに楽しく読むことができた。
次が楽しみと思えるような小説、それが「探偵はバーにいる」だった。


17(金)         60 85【23:20】

▼待ちに待った、HP200LXが来た。
先だってオークションで落札した200LXである。
3台目の200LX。3台とも少しずつ性能が違う。どれをメインに使おうか、迷うのであった。


16(木) 200 100      【22:40】

▼「これ面白いから」と言って、本を貸してくれた。ハードボイルドものの小説である。
しかし、読みたいのは山々なのだが、時間がない。それよりもまずは書かねばならない。書くことが色々あるのだ。まずはそれが優先なのである。


15(水)         60 85【22:20】

▼昨日とは一転して天気が良い。
しかし、その暖かさも夜になると陰を潜める。昼はそこそこ暑いが、夜は半袖でギリギリである。ちょうど夏、8月の始めに北海道に帰省した頃の感じと言ったらいいだろうか。
したがってこちらは2ヶ月以上遅れを取っている。しかし追いつくことはないだろう。相手が悪いからだ。
▼関東で震度4の地震。次第に近づいているのではないか。締めて掛からねばなるまい。


14(火) 200 100      【22:40】

▼まとまった雨。そんな中での仕事。けっこう濡れた。気合いで乾かす。

▼客先と話をしていたら、住居は千葉県の野田市だという。懐かしい。以前、3年ほど住んでいたことがあるからだ。今の野田を色々と教えてもらい、確実に時が経っていることを思い知る。ふと数えれば、実に10年以上前のことである。


13(月)         60 85【21:30】

▼あれこれ立ち読みしたあげく、本を三冊買う。
その本屋は一風変わった本屋であり、キャッチフレーズは遊べる本屋である。遊べると言っても、そこでビー玉やメンコをするわけではない。なんだその比喩の古さ加減は…
その店内には、本以外に様々な雑貨がところ狭しと並べられている。あまりにも多すぎて店内はほんとに狭い。人とすれ違うのもやっとである。しかし、その狭さ加減がいいのだろう。モノ好きにはたまらない店なのではないだろうか。ずっと前にここでヌンチャク買ったよなあ、確か。そんなものまで置いてあるのだ。
一角に店長お勧めの本がでんと詰まれているコーナーがある。店長のコメント付きで各本が置かれている。お勧めだけあってなかなか興味をくすぐる本が多く、つい手に取って見入ってしまう。今日買った本は、その中から選んだ。
まずは本を読む時間を作らなくてはならない。


12(日) 120 100      【24:30】

▼よせばいいのに、つい馬券を買ってしまい惨敗。今週はG1が休みだと言うのに、気分はなにぶんG1気分だからしょうがない。このまま年末まで惨敗街道まっしぐらなのか。やだなあ、そんな街道は…
惨敗の原因のひとつに、ファインモーションの惨敗がある。まさか、あそこまで負けることはないじゃないか。オレの期待が重すぎたようである。

▼そんなこんなで、大河ドラマ武蔵を見られなかった。明日が休みで良かった。


11(土)         60 85【23:30】

▼寝坊をし、競馬をし、ペットショップを見、立ち読みをし、K−1を見る。非常にまったりとした休日であった。

▼ペットショップには目的がある。そろそろ、ペット欲しい魂が頭をもたげてきたのである。いまオレには注目の動物がいる。
ラットだ。
ラッコではない。そんなものどうやって飼うんだ。
ラットは平たく言えば、ちょっときれいなネズミとでも言おうか。そもそも実験用に使われる動物なのだが、れっきとしたペットとしても売っているのである。しかしいまだラットを見たことがない。ペットとして、まだメジャーになっていないのだろう。しかしアメリカではかなり人気のペットらしく、ハムスターに比べても、かなり頭がいいらしい。
今日行ったペットショップにも、ラットはいなかった。しかしそこには心惹かれる動物が…
「テグー」と書いてある。
なかなか愛嬌のある奴である。さっそく帰って検索してみた。
トカゲが出てきた。
どうやらそれは、テグーではなく、デグーだったようだ。それほど知られていないペットなのだが、それにしても気になる奴が出てきてしまった。


10(金) 120 100      【23:00】

▼終日、事務所で仕事。まったくもって息が詰まる。だから今日は非常に疲れた。

▼ネットオークションで200LXを落札した。小さいDOSパソコンである。ネットオークションは久し振りのことである。前回は2年前だったか。この時落札した商品は、200LXである。同じじゃないか。そうである。また200LXである。なにしろ、生産打ち切りとなってからすでに久しい。だったらつい欲しくなってしまうのだ。これで3台目だ。一生大丈夫だろう。そこまで使うのか。使うよ、LX。


 9(木)         60 85【22:30】

▼朝から滋賀県へ。滋賀県までの道中は名神高速なので集中工事は免れた。

▼会社の車が新車になった。これで、高速走行時の車体のぶれに悩まされなくて済む。
新車の匂いはいつ嗅いでもいいものである。しかし、いつまでも嗅いでる分けにもいくまい。いくら嗅いでも車は進まないからだ。


 8(水) 240 100      【22:30】

▼同僚と二人で朝から静岡へ向かう。東名高速は集中工事である。覚悟を決め、高速に乗る。乗るなり渋滞である。しかし渋滞は最初の合流までであり、その後はあっけないほど順調に進んだ。予定の1時間以上前に到着。なんだか得した気分である。
だが、そんな気分はそれまでであった。帰りは大渋滞である。本来の集中工事はこうである。そんなに甘いものではないのだ。
そんなとき、ほんのちょっとしたことで気分は害される。問題は前方の車両である。必要以上に車間距離を空けるのだ。これほどイライラすることがあるだろうか。なぜそこまで車間距離を空けるんだ。しかし考えて見れば、いま渋滞である。少しくらい車間距離を空けたくらいではそれほど問題となることではないのではないか。
何を言ってるんだ。良く前の車の運転手を見たまえ。
オヤジの禿げた後頭部が見えます。
それはそうだが、もっと重要なことがあるだろう。
車が止まる度に禿げ頭を上下させており、それに連れて肩も微妙に揺れている。
さらに良く見ると、右手に何やら棒状のものが二本…

弁当を食っている。

パン、または、おにぎりならまだ許そう。
だがしかし、車を運転しながら弁当はないじゃないか。
そのオヤジに取って、渋滞は、絶好のランチタイムとなる。

▼明日は滋賀県を廻る。


 7(火)         60 85【22:30】

▼今日は朝からバタバタし、大層疲れた。
バタバタしてたと言っても、別に飛んでいた分けではない。どうせ飛ぶなら、悠々と飛びたいのだ。

▼明日は困ったことに遠出である。場所は静岡。通常であればそれほど困るほどのことでもないのだが、寄りによって今、東名の集中工事である。集中工事の高速道路は、それはもう最悪である。なにしろ時間が読めない。いつ目的地に着くのか考えるのも嫌になるのだ。
明日は覚悟の一日である。


 6(月) 220 100      【21:40】

▼ひさしぶりの雨。

▼どこの誰から聞きつけたか知らないが、社内では地震の噂で持ちきりである。大地震の噂である。話によるとそれは9日に起こるとも言われ、そうなるともう3日後のことであり、それはかなり急な話で用意も何もしていないのだった。
▼大地震と月の関連は科学的な確固たる証拠はないにせよ、過去のデータからけっして無視できないことであり、特に満月と新月は要注意であると言う。因みに次の満月は10日前後である。ますます緊張感が高まるのだった。実際はほとほと呑気だけれど…


 5(日)         60 85【21:20】

▼昨日行ったドンキホーテで低反発マクラなるものを購入。低反発であることから、それが実に素直なマクラであることが想像できるだろう。しかし、マクラが素直ってことはないじゃないか。
マクラはマクラとしての機能を実直に果たしてくれればそれでいいのだが、やはり少しでも気持ちよく眠れるマクラを欲するのは人間の常である。
さっそく、そのマクラを使用。
しかし、どれほど違うと言うんだ、相撲柄の座布団と比べて…

▼北海道帯広では初霜が降りたというではないか。そんなオレはいまだにTシャツ一枚だ。念のため言っておくが、取り立てて貧乏という分けではない。


 4(土) 200 100      【22:40】

▼行き当たりばったりに愛車を走らせる。行き当たりばったりはいつものことである。
半田で行き当たりばったりに彼岸花を眺め、蒲郡で行き当たりばったりに海を眺める。行き当たりばったりで食べたのは、イクラ丼だ。最後は行き当たりばったりに、名古屋で最近オープンしたと言うディスカウントショップ、ドンキホーテへ。夜も遅いと言うのになかなかの賑わいである。それもそのはずで、朝5時まで営業していると言うではないか。名古屋では考えられないことである。それだけに新鮮なのだ。しかしながら、オレにはそのディスカウント振りが分からなかった。


 3(金)         60 85【22:30】

▼一日、事務所で仕事。
朝から晩まで机に向かっていると、とてつもなく疲れる。特に目だ。オレの場合、疲れはまず目に来る。どんな感じに疲れるかと言うと、どよ〜ん、と言うか、だぼ〜ん、と言うか、とにかく濁音と長音が入り交じったような、そんな感じの疲れだ。
明日は、スキッと爽快な朝を迎えたいものである。


 2(木) 220 100      【21:45】

▼夕方会社に戻ると女子社員の様子がおかしい。どうやら貧血のようである。次第に呼吸の乱れが激しくなってきたため、慌てて病院へ連れていった。
しかし、慌てて病院へ連れていった甲斐もなく、待合いではすっかり元気を取り戻していた。それでも油断は禁物である。いつまたあの様な状態になるとも限らないのだ。
テレビのニュースを見ながら待つ。16歳少女の焼死体発見。なんてことするんだ。肉食魚アリゲーターガーの捕獲。勝手に放すな。しかもなんだ、その、ガーって言うのは。
そんなことはどうだっていい。いま重要なのは女子社員の貧血である。
「ここって、内科だけなのかな?」
ふと思い、診療予定の掲示を見る。
「皮膚科」「形成外科」…
内科が…ない。
貧血だと言って病院を問い合わせたはずなのに、ここには皮膚科、形成外科しかないじゃないか。
いや、もしかしたら、こっそり内科もやっているのかも知れない。
やがて呼ばれ、女子社員は診察室へ入っていった。
あっと言う間に戻ってきた。
診察室に入るなり、医師はこう言ったそうだ。
「う〜ん、どうしようかなあ…」
やはりここは内科ではない。それでも血液検査はしてもらったようだ。
検査結果が心配である。皮膚科だからだ。
「花粉症でした」ってことはないだろうな。

▼宮部みゆきの蒲生邸事件を読み終えた。タイムトラベルを通して、たいへん2.26事件の勉強になった。


 1(水)         60 85【22:30】

▼今日から10月である。企業で言うところの下期の始まりである。
今年もあと残り3ヶ月、だとすれば、早い人はぼちぼち年賀状の準備を始める時期なのではないか。そんな気の早い人は誰だ。少なくともオレの廻りにはいないし、オレはどうせギリギリだよ、いつも。

▼今日からJRのダイヤも改正されたらしく、新幹線品川駅が開業となった。とても便利である。なにしろ品川から東京まで新幹線で行けちゃうのである。何分の短縮になるのかは分からないが、誰がそんな乗り方するんだ。







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