◆腕立て日記◆

千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を錬とする。

体力維持か、単なる意地か、長年続けている腕立て伏せ。
ややもすると怠け気味になってくる今日この頃。
自分自身への叱咤も含め、ここに記す。

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<2003年07月>

     ◆腕立伏◆スクワ◆背筋◆腹筋◇時間

31(木)         60 80【22:40】

▼1日、事務所内での仕事。
▼1日中、机の前に座っていると、尻が痛くなりはしないか。それだけではない。目も痛くなる。目が痛くなれば、当然、頭もと言うことになるだろう。頭が痛くなれば、もうどうしようもないことになる。まるで、頭が悪くなったかのようなのだ。
良いわけじゃないけど。
なにしろこれほど体に毒なことはないだろう。
やはり、人間、動かなきゃな。
▼そんなことを考えていたら、いつの間にか明日から8月なのである。


30(水) 120 100      【23:15】

▼まだ梅雨は続く。
▼そんな雨の中、三重県から岐阜県へと長距離ドライブである。
少々疲れたのか、頭が痛い。
だめだな、こんなことでは…


29(火)         60 80【22:50】

▼デジカメの選択にあれこれ迷っていた今日この頃だったが、結局のところ、携帯電話が新しくなった。
いま話題のメガピクセル携帯と言う奴だ。
それにしても、機種が変わるだけで、こんなにも使い勝手が変わるものなのか。
さっぱり指がおぼつかないのである。
しばらく、この分厚い虎の巻で楽しめそうである。


28(月) 200 100      【23:00】

▼宮城が凄いことになっている。
地震である。
震度6クラスの余震が頻発しているのである。
しかしながら、果たしてどれだけの人間がこの事態を重く見ているのだろうか。
同じ日本で起きていることなのだが、まるでそれがどこか遠くの出来事のように感じてはいないだろうか。かく言うオレ自信も、ピンときていないのだから困り者である。
これはちょっとまずいのではないか。直接自分に降り掛かって来ない限りは他人事なのである。

今回の地震でかなりの被害が出たようだが、死者がゼロと言うのは幸いだったと言えるだろう。
それがかえって危機意識を薄いものにしなければ良いが。

予測できる台風でさえかなりの被害が出るのだ。まして、地震はいまだに予測ができないのである。
なにしろ油断はいけないし、少なくとも心の準備だけはしておきたいと思うのである。
持ち出し袋の行方が分からないけど。


27(日)         60 80【21:30】

▼目薬と間違えて、ハッカ水をさしてしまい悶絶。

▼あちこち電気屋めぐり。目的はデジカメである。
当初、ちょい撮りカメラをと思い、物色していたが、見ているうちに次第に欲が出てくる。より高性能のデジカメが欲しくなってしまうのだ。
それもこれも、ひと昔前に比べれば、デジカメはほんとに安くなったと思えるからであり、しかも小型軽量ときてる。そうなるともう、小型で高性能のものの方に目が行ってしまうのも無理はないだろう。
それにしても迷う。100パーセント自分の要望に叶うものがないだけになおさらである。
小型軽量、ズーム付、乾電池使用可。この3拍子揃った機種は、いまのところないのではないか。しかし、2拍子揃ったものはけっこうある。どれかを犠牲にしなくてはならない。迷うなあ。
迷っているうちにも、次々と新製品が現れる。まったくもって切りがないのであった。


26(土) 120 100      【24:30】

▼大阪は、ことのほか涼しかった。
▼終日、会議である。なにしろ、睡魔との戦い。
帰りの新幹線では案の定、すぐ寝てしまったが、熟睡する間もなく名古屋帰還である。それほど、名古屋、大阪間の距離は中途半端なのである。
そう言った点で言えば、名古屋、東京間は一眠りするには程良い距離と言えるのかも知れない。しかしながら、眠るために新幹線に乗ってる分けじゃないのだ。その辺をなにとぞ勘違いしないで欲しい。
誰も勘違いしないと思うけど。


25(金)         60 80【22:10】

▼愛知県では2年後にビックイベントがある。
愛知万博である。
しかしながら、全国的にその知名度はかなり低いらしい。このままでは失敗に終わるのは目に見えているだろう。しかし、ここへ来てその打開策となるべくプロジェクトが発表された。
マンモスの発掘である。
しかも、それは骨とか化石の類ではない。氷漬けになったマンモスそのものなのである。当然、成功すれば史上初のことであり、万博最大の目玉商品になることは間違いないだろう。
果たしてほんとに成功するのだろうか。
かなりの自信があるようだが、もし、発掘して出てきたマンモスがこんなだったらどうだろう。
子マンモス
人々は、口々に言う。
「こんなのマンモスじゃないやい」
マンモスに違いないのであるが、なにしろ、ちっこいのであり、マンモスっぽくないのである。
もし、苦労して発掘し、こんなのが出てきたら、そのショックは計り知れないのではないか。
やはり、マンモスは、マンモスだけに、でかいに限るのだ。
成功を祈る。


24(木) 220 100      【22:20】

▼久しぶりに1日、事務所内での仕事だった。
1日室内にいると、ちょっとまずいことになりはしないか。
確かにエアコンが効いていて快適である。しかしながら、外気と遮断された生活は次第に皮膚の感覚を鈍らせ、強いては四季の感覚さえも鈍らせることになる。そんな生活を仮に1ヶ月も続けて見たまえ。
爬虫類になっちゃうよ。
意味が分からない。

▼このように、事務所にいると、スパイのメイドを夢見る女子社員の相手もしなければならない。彼女は何かを心配しているようだ。
「地震が起きたら大変だ」
どうやら、この先起こるかも知れないと言われている、東海地震のことを危惧しているようだが、更に彼女は言う。
「それが、もし夜中だったりなんかしたら、とんでもないことになってしまう」
一体どういうことなのだろう。スパイを目指すだけあって、それは何かとてつもないことを意味しているに違いない。
とんでもないことって、いったい何なんだ?
「だって、寝るとき着てるTシャツの横が破けてるんだもん」
だもん、ってあんた。
どうやら、彼女は家から逃げ出たときの格好を危惧しているらしい。
やはり、スパイはちょっと違う。


23(水)         60 80【22:10】

▼ここのところ続いていた天気も、今日は朝から雨である。
結局、1日降り続いた。

▼先々週、急遽中止になり喜んでいたのが、大阪での会議である。
そして、今度は、急遽開催かよ。
今週の土曜である。なんだか、休みの度に会議へ行ってるような気がするのである。
これじゃあ、迂闊に予定も立てられないのだ。


22(火) 200 100      【22:20】

▼昨夜は世界水泳でも横になって見ようかと思い、横になり、気付いたら朝だった。
見ると、世界新記録である。
▼世界水泳と言えば、日本人では北島だし、外国人ではイアン・ソープだろう。
しかしながら、そんなものは目ではないとばかり、いっそう際だつ存在感を示すものがいる。
ピーター・ファンデンホーヘンバンド。
ふざけるのもいい加減にしろ。
どこに、こんな長い名前を付けるやつがいるんだ。
なにしろ、覚えるのが大変なのである。
しかし、何かしら、ピーターファンデンホーヘンバンドは、声に出すと心地よいのである。


21(月)         60 80【22:00】

▼今日は休日。
▼特別何もしない、まったりとした1日を過ごす。
▼まったりと言えば、焼き鳥だろう。明日からの力を蓄えるために、焼き鳥を食した。
店内は連休最終日だと言うのに大にぎわいである。やはり皆、力を蓄えるには焼き鳥であると言うこと気が付いたのだろう。
しかしながら、オレが言いたいこと、それは、焼き鳥は塩だ。塩に限るということなのだ。
くれぐれも、塩分の取り過ぎには気を付けねばならない。


20(日) 120 100      【24:00】

▼会議のため、東京出張である。
前回、2月に来た頃と比べ、会社周辺はすっかり変わってしまっている。
六本木ヒルズだらけ。
だらけ、ってこともないけど。
とにかく、休日と言うこともあるのかも知れないが、賑やかだ。
六本木もあか抜けたものである。
オレは、いつになったらあか抜けるんだ。
毎日風呂に入ってるってのに…


19(土)         60 80【22:00】

▼兼ねてから念願だった床屋へ行った。3ヶ月振りである。
なんとか、「頭ボーボー男」は回避することができた。
▼オレは、そのメンテナンス性の良さから、かなり以前からパーマを掛けている分けだが、兼ねがね口が酸っぱくなるくらいに言っているように、、、
パンチじゃないってば。
確かに前回の様に、ちょっときつめにパーマが掛かってしまうと、そう見られないとも限らないのかも知れない。それは、その注文の仕方に問題があるのかも知れない。確か前回の頼み方はこうだった。
「やや強めにお願いします」
これだと、一般的に見れば、かなりパンチに見えるらしい。
したがって、今回は少々趣向を凝らした。
「普通よりも、ちょっと強めにお願いします」
一見、どこがどう違うんだと思うかも知れない。
オレにもその違いが分からない。
だがしかし、実際のところ違っていたのだ。それも、ちょっと違うどころか、かなり違うのだ。
どう違ったのか。
以前は、カットしてから巻いたのだが、今回は違う。巻いてからカットしたのだ。
その差は歴然である。
なにしろ、ほどよい巻き加減である。
しかし、その巻き加減は、オレにしか分からない。
だから、パンチじゃないってば…

この頭で明日は東京だ。連休のど真ん中に出張なのだ。


18(金) 240 100      【21:50】

▼先だって、ターミネーター3を見に行ったおり、つい買ってしまったのが、ターミネーター2のDVDである。
せっかく買ったのだから見ようかと、パッケージを開けた。
愕然とした。
入っていたのは、ターミネーター3の割引チケットである。
なんてことだ。
と言うことは、割引チケットを手にし、ターミネーター3を見たと言うことである。
なんて贅沢な映画鑑賞なんだ。
悔しいったらないのであった。


17(木)         60 80【22:30】

▼冷静に落ち着いて考えて見れば、すでに床屋の時期が近づいている。
ヘアースタイルも限界にきているのだ。
このままいけば、こんなレッテルを貼られるのは、ほぼ間違いないだろう。
「頭ボーボー男」
まるで、髪が燃えてるようにも受け取れるが、夏なのでそれも致し方ない。
なにしろ暑苦しいことこの上ないので、早急に散髪だ。


16(水) 220 100      【22:10】

▼世の中には、得な気分にさせてくれるものが数多くあれど、これほど得な気分にさせてくれるものはないのではないか。
「お得なチケット」
コンビニでくれる割引チケットである。
なにしろ、お得なチケットである。お得と言うだけあって、さぞかしお得に違いないのだろう。
だがしかし、ちょっと待てそこの君。
ここで安心してはいけない。
なぜか忘れてしまうのだ、チケットの存在を…
いつもレジの前で思い出すのだ。
このままでは期限切れである。これではまずい。今度こそはとチケットを握りしめ、さっそうとお得なチケットを店員に出す。
「使えません」
そんなバカな話があるか。
コンビニが違ったらしい。
このように、ことごとく損な気分にさせられてしまう、それがお得なチケットの本質なのだ。


15(火)         60 80【22:40】

▼梅雨の中休み。貴重な天気である。
何をする分けでもないけど。

▼昨年、愛知県に進出したセブンイレブンがようやく近くにできた。
関東に住んでいた頃は、コンビニと言えばセブンイレブンだった。
その理由の一つに、弁当がうまかったと言うことがあげられるだろう。
なぜうまかったのだろう。
なにしろ、あのテーマソングが耳から離れなかったのである。
そして、久々のセブンイレブン入店である。
やはり、他のコンビニとは少し違う。
なんと驚いたことに、カップ味噌汁がセブンイレブンオリジナルじゃないか。
おそるべし、セブンイレブン。
味は一緒だけど…


14(月) 200 100      【21:50】

▼今日も1日激しく降る雨。

▼昨晩は、K−1のフィリョの試合を見て凹んだ。
ダメだな、あれじゃ。
やる方の身にもなって見ろと言うかも知れないが、やはりプロなのである。だったら、なんらかの感動を客に与えなければならないだろう。
自分のためであるのと同時に、客のためにも戦わねばならないのだ。
それが、K−1と言う仕事であり、使命なのである。


13(日)         60 80【21:50】

▼名古屋場所中日8日目を観戦に行く。
ろくに予習もせずに行った。したがって、どの力士がリードしてるのかも分からない。しかし、いま話題の力士は分かる。
高見盛である。
この力士の人気は強さにあるのではない。キャラクターである。
そのぎこちのない動きがなんともロボット的でコミカルなのだ。名古屋のご当地力士であることから、なおいっそうこの名古屋場所では人気がある。

今日の結びの一番は、横綱、朝青龍vs高見盛である。
時間一杯で、その盛り上がりは最高潮に達する。
そして、高見盛のパフォーマンスが始まる。
そのパフォーマンスとは、気合いである。
なんて気合いの入れ方するんだ、あんた。
あれは気合いなんてもんじゃない。言っちゃ悪いが、逝っちゃってるのである。完全にトリップしているのだ。あの目を見れば、それは明かだろう。


スポーツニュースを見て、それを再確認した次第です。
いま、大相撲人気を担っているのは、まさしく、高見盛だろう。

そして、その注目の一番、なんと、勝っちゃったのである。高見盛が…
場内はこの世とは思えないほどの盛り上がり様である。
眼前に、紫色の座布団がまるでフリスビーの様に舞う。
弓取り式が始まっていると言うのに、まだ座布団が舞っている始末だ。
オレも座布団投げをしたかったが、できなかった。
椅子席なもんで…ずっと、後ろの。
しかし、上から見る座布団乱舞はなかなか壮観な眺めだった。


▼土砂降りの中、ずぶぬれになって帰ったのだった。


12(土) 200 100      【23:00】

▼爆睡の休日。
▼なにしろ急な休日である。したがって特に予定もなく、そうとなれば差し当たってやることと言えばこれしかないだろう。
映画鑑賞。
おもっきりオーソドックスな、休日の過ごし方なのである。
▼観たのは今日から封切りのターミネーター3だ。
よほど混んでいると思ったが、気が抜けるくらいの空き様である。いったいどうしたことだろう。いまだにマトリックスが人気なのだろうか。映画館自体もそれほど混んでいた分けではなかった。お陰であっさりチケットを購入することができた。
▼久々のシュワルツェネガーである。なかなかの健在振りだった。この手の映画は理屈抜きである。最後まで飽きることなく観ることができた。
しかし、客の中には飽きた者もいたようで、そりゃまあ、人それぞれ映画の嗜好も違う分けだからしょうがないと言えばしょうがないのだが、それにしたって、ぐ〜ぐ〜イビキはないじゃないか。
爆破シーンが終わったとたん、気になってしょうがなかったのである。

それにしても、ターミネーター、どうもロボコップとだぶるなあ。
一度、対決してもらいたいものである。
なんの意味があるんだ。


11(金)         60 80【22:40】

▼朝は天気が良かった。午後になると、とんでもない豪雨。
なんとも落ち着きのない天気模様だった。
こんな天候も来週一杯だろうか。

▼降って湧いたような二連休である。
明日の会議が中止となったのだ。
こんなにお得なことがあっていいものだろうか。
そう思ったとたん、急に眠気が襲ってきた。


10(木) 220 100      【22:40】

▼いつものようにカーステ、正しくは助手席に置いたラジカセを聴きながらふと思う。
いつまで聴き込む気なんだ、杉山清貴。
最近、セルフカバーアルバムなるものが出たらしいが、そんな甘いものではない。オレがいま聴いているのは、デビューアルバムだ。
ほとほと呆れるばかりである。
ここまでくれば、すでにオールデイズの域に達しているのではないか。
そんなテープがいまだに車にゴロゴロしているのだ。
伸びきってるよ、テープ。


 9(水)         60 80【22:40】

▼夜中に地震があったようだが、それが現実だったのか、夢の中だったのか、ボーっとした意識のまま仕事である。
それよりも、ほんとに雨ばかりだ。梅雨らしいと言えばそれまでだが、今年は水不足に悩まされることはないだろう。
そんなことを考えながら、行方不明になった持ち出し袋に思いをはせる。


 8(火) 200 100      【22:15】

▼朝から眠いったらない、の1日。
なぜこれほどまでに眠いのだろう。春眠暁を覚えずはとっくに過ぎているし、昨晩、カップヤキソバを食ったことともそれほど関連があるとは思えない。
単に連日の夜更かしだよ。
やはり人間、1時には寝なければならない。それがまっとうな人間の生活なのだ。
人それぞれだけど。


 7(月)         60 80【22:30】

▼女子社員から常識外れ呼ばわりだ。
分からなかったのだ、封筒に何円の切手を貼れば良いのかを…
それほどまでにオレは常識外れだったのか。内心愕然としたが、冷静にオレはそれに対処した。
「いまはメールの時代だろ」
これほど的を射た返答はないだろう。だがしかし、、、
「ふっ!」と鼻で笑われちゃいました。
「じゃあ何かい? 夢はスパイのメイドです、ってのは常識なのか?」
そう喉から足が出るほど言いたかったが、オレは大人だ。グッとこらえた。
ちょうどうまい具合に引き出しの奥に切手があった。
62円切手だ。
なんて中途半端な切手なんだ。
消費税が3%の時代のものであることが、まる分かりだ。
オレはそれを2枚封筒に貼った。
そしてオレはクールにこう呟いた。
「釣りはいらねぇぜ」


 6(日) 120 100      【23:00】

▼久しぶりに北海道の実家に電話した。
母さんの元気な声は変わらない。夏休みの帰省について話をするが、なにやらいま、はまり掛けているものがあるらしい。
パークゴルフ。
なんだそれ。
わざわざゲートボールをかっこ付けて言うことはないじゃないか。
だがしかし、よく聞いて見ると違うらしい。
どうやらいま北海道では大流行のスポーツらしいのだが、知らんかったぞ、そんなゴルフ。
自分の知らない場所で知らない何かが生まれ続けている。

▼そして、妹に女の子が産まれたことを聞く。
また、女の子である。
まあ、4女までは許そう。
だがしかし、5女って、おまえ…
「ごじょ」、、、あまり聞き慣れない言葉である。
なにしろ、とことん女の子なのである。


 5(土)         60 80【23:10】

▼梅雨の中休みか。すこぶる天気がよい。そんな中での仕事は最高だ。
休みなら更に最高だけど。

▼知らなかった。と言うか、気付かなかったと言うべきか。
現在オレは、携帯電話とPHSを所有しているのだが、この二つをファミリー割引できると言うのだ。携帯同士なら当然できるだろうと言うことは薄々気付いていた。しかし、まさか携帯とPHSとで、それができるとは…
しかも、ファミリーでなくとも、個人でOKなのだ。そんなバカな話があったのか。それを知らずに、3年間過ごしてきた。なんてオレはバカ者なんだ。
それにしたって、教えてくれたっていいじゃないか、NTTのやつ。


 4(金) 220 100      【22:30】

▼職人K氏は阪神の大ファンである。
いつも挨拶は決まって、「昨日、阪神勝ったか?」だ。
分かっているのに、わざわざ聞いてくるのだ。その笑顔は、幸せに満ち満ちている。
なにしろ、これだけ阪神が強いと、K氏の機嫌はすこぶる良い。みんなに缶コーヒーの大盤振舞である。
したがって、その大盤振舞は毎日の様に続く。
K氏にとって、強い阪神は何の得があると言うんだろう。


 3(木)         60 80【22:40】

▼弁当の試食である。
業者が弁当を取って貰いたいがために無料で配るのだ。
たいていの場合、試食用の弁当は豪華である。なぜならば、沢庵と梅干しだけの弁当を、誰が注文したいと思うんだ。
実際に来た弁当は、やはりおかずも種類が多く豪華だった。そもそも、これでたったの350円ってのは、破格ではないか。通常、そこら辺でランチでも食えば、この倍は軽くいくだろう。
だがやはり、疑って掛かってしまう。この豪華さは試食だけではないのか、と。
いつからこんなに疑り深くなってしまったんだ、オレ。


 2(水) 200 100      【22:40】

▼朝から疲れたのである。
その原因は寝坊である。
そもそも、坊やでもないのに、寝坊ってどういうことだ。

なにしろ起きた時点で、いつも家を出る時間を過ぎていた。
かなり慌てたことは言うまでもないだろう。
この場合、打開策はこれしかない。
通常、起床から家を出るまで15分のところ、5分で出る。
3分の1の時間短縮である。
この負担はかなりのものである。
したがって、1日眠いったらなかったよ。

▼夜は夜で、先だって外したエアコンの運搬である。
4階から下まで階段で運ぶのだ。
室内機はまだいい、問題は室外機だ。
重量は40キロほどだろうか。しかしながら、その重さ以上に重さを感じる。
それは、その形にあるのではないか。持ちにくいのはもとより、なんだ、この重量のアンバランスさは…
右と左で、重さがまったく違うのだ。
これでは片方の腕にばかり負担が掛かる。不公平このうえないではないか。
人生は、得てしてこんなものである。


 1(火)         60 80【23:10】

▼おもっきり梅雨な1日。

▼いつもヘトヘトな男がいる。電話の声は、いつもとぎれとぎれで息も乱れがちだ。
その声を聞けば、一瞬、不幸でもあったのではと勘違いをしてしまうほどである。
なにしろ、そんな声で電話に出られたら、頼むものも頼めなくなるのだ。
しかし、実際会うと、そうでもないのである。
電話が、彼をそうさせるのだろう。
電話を手にした瞬間、彼は、ヘトヘトになるのだ。







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